JP4034753B2 - 無線受信装置 - Google Patents

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本発明は、例えば無線LANなどに用いられる無線受信装置に係り、特に単一のA/D変換器を用いてディジタル変調信号やスペクトル拡散変調信号の受信復調を行う無線受信装置に関する。
例えば、無線LANにおいてPSK信号のようなディジタル変調信号を受信する無線受信装置では、一般に受信されたディジタル変調信号を直交復調器により復調することによって、互いに直交する二つのベースバンド信号(I軸成分及びQ軸成分)を生成する。こうして生成されるI軸成分及びQ軸成分をそれぞれ個別のA/D変換器によってディジタル信号に変換した後、復調を行う。
一般に、A/D変換器は集積回路内での占有面積が大きく消費電力も大きいため、できるだけ少ないことが望まれる。そこで、特許文献1(特開平6−205064号公報)では、I信号とQ信号を時分割で交互に生成して一つのA/D変換器によりディジタル信号に変換する無線受信装置を提案している。具体的には、ディジタル変調信号は一つのミキサに入力される。このミキサに90°位相の異なる二つのローカル信号がスイッチで切り替えられて交互に供給されることによって、ミキサからI軸成分及びQ軸成分が交互に取り出される。こうして時分割で取り出されるI軸成分及びQ軸成分は共通のA/D変換器に交互に入力され、ディジタル信号に変換される。
(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−205064号公報
特許文献1で開示された技術においては、90°位相の異なる二つのローカル信号を高速に切り替えるスイッチが必要である。例えば、ディジタル変調信号の伝送速度が10Mbpsであるとすると、ローカル信号を切り替えるスイッチは40〜100MHz程度で高速スイッチングを行う必要がある。しかし、このようにアナログ回路部で高速スイッチングを行うとスイッチングノイズが発生し、ベースバンド信号にノイズが混入してしまう。このようなスイッチングノイズの影響のため、正しい復調を行うことは非常に難しく、実用には適さないと考えられる。
本発明の目的は、アナログ回路部での高速スイッチングを必要とすることなく、単一のA/D変換器を用いて安定した復調を行う無線受信装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の一つの観点によると互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有する変調信号を受信するアンテナと、受信された変調信号を第1位相軸成分のみを有する単一のベースバンド信号に変換する変換部と、前記ベースバンド信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有する複数の複素信号点候補を保持する保持部と、前記ディジタル信号から前記変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を検出する誤差検出部と、前記複素信号点候補から前記誤差が最小となる複素信号点を選択する選択部と、選択された複素信号点のデータを復調する復調部とを具備する無線受信装置を提供する。
本発明のより具体的な他の観点によると、互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有するディジタル変調信号を受信するアンテナと、受信されたディジタル変調信号を第1位相軸成分のみを有する単一のベースバンド信号に変換する変換部と、前記ベースバンド信号をオーバサンプリングして前記ディジタル変調信号のシンボル毎に少なくとも第1サンプル値及び第2サンプル値を有するディジタル信号に変換するA/D変換器と、前記ディジタル信号から送受間の周波数オフセットを推定して周波数オフセット推定値を出力する推定部と、互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有する複数の複素信号点候補を保持する保持部と、前記ディジタル信号から前記周波数オフセット推定値を用いて前記ディジタル変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を検出する誤差検出部と、前記複素信号点候補から前記誤差が最小となる複素信号点を選択する選択部と、選択された複素信号点のデータを復調する復調部とを具備する無線受信装置を提供する。
ここで、前記誤差検出部は、例えば前記第1サンプル値と前記複素信号点候補の第1位相軸成分との間の第1誤差を算出する第1誤差算出部と、前記周波数オフセット推定値に従って前記複素信号点候補の位相を回転させたオフセット複素信号点を算出するオフセット複素信号点算出部と、前記第2サンプル値と前記オフセット複素信号点の第1位相軸成分との間の第2誤差を算出する第2誤差算出部と、前記第1誤差及び第2誤差を加算して前記ディジタル変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を求める誤差加算部とを含む。
本発明のより具体的なもう一つの観点によると、互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有するスペクトル拡散変調信号を受信するアンテナと、受信されたスペクトル拡散変調信号を第1位相軸成分のみを有する単一のベースバンド信号に変換する変換部と、前記ベースバンド信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、複数の複素信号点候補を保持する保持部と、前記ディジタル信号から前記スペクトル拡散変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を検出する誤差検出部と、前記複素信号点候補から前記誤差が最小となる複素信号点を選択する選択部と、選択された複素信号点のデータを復調する復調部とを具備する無線受信装置を提供する。
ここで、前記誤差検出部は、例えば前記ディジタル信号中の前記スペクトル拡散変調信号の第1チップの第1位相軸成分と前記複素信号点候補の第1位相軸成分との間の誤差を算出する第1誤差算出部と、前記周波数オフセット推定値と前記拡散符号に基づいて基準複素信号点の位相を回転させたオフセット複素信号点を算出するオフセット複素信号点算出部と、前記ディジタル信号中の前記スペクトル拡散変調信号の第2チップの第1位相軸成分と前記オフセット複素信号点の第1位相軸成分との間の誤差を算出する第2誤差算出部と、前記第1誤差及び第2誤差を加算して前記スペクトル拡散変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を求める誤差加算部とを含む。
本発明に係る無線受信装置では、互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有する変調信号の変調信号を第1位相軸成分のみを有する単一のベースバンド信号に変換し、該ベースバンド信号を単一のA/D変換器によりディジタル信号に変換する。次に、該ディジタル信号から変調信号の複素信号点と複素信号点候補との間の誤差を検出し、複素信号点候補から誤差が最小となる複素信号点を選択して復調を行う。
従って、本発明によると特許文献1に見られるようなアナログ回路部での高速スイッチングを必要とすることなく、単一のA/D変換器を用いる低消費電力の構成で安定した復調を行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態では、保持している複素信号点候補の中からA/D変換された単一のベースバンド信号(例えば、I軸成分)との間の誤差が最小となる一つの複素信号点を選択する際に、周波数オフセットによる位相回転を利用する。
ここでは、例として受信されるディジタル変調信号がPSK信号、例えばBPSK信号の場合について説明するが、PSK信号以外のディジタル変調信号、例えばQAM信号など他のディジタル変調方式の変調信号に対しても適用が可能である。ディジタル変調信号は周知のように、互いに直交する二つの位相軸成分、すなわちI軸成分とQ軸成分を有し、I軸とQ軸からなる複素空間に送信すべき情報を表す複数のシンボルが配置され、BPSK信号の場合は2つのシンボルが配置される。
図1を参照すると、RF信号であるディジタル変調信号がアンテナ11により受信される。アンテナ11から出力される受信信号は、低雑音増幅器(LNA)12より増幅された後、周波数変換部13によりベースバンド信号に変換される。
周波数変換器13では、例えば図2に示すようにLNA12からの出力信号が第1ミキサ31に入力され、第1ローカル信号源32からのローカル信号によって中間周波信号に変換される。ミキサ31からの中間周波信号は不要成分を除去するためのフィルタ33を介して第2ミキサ34に入力され、第2ローカル信号源35からのローカル信号によってベースバンド信号に変換される。
ここで、周波数変換器13は単一のベースバンド信号、例えばI軸成分のみ出力しており、Q軸成分の出力を不要としていることがディジタル変調信号を復調する通常の無線受信装置と大きく異なる。周波数変換器13は、Q軸成分のみを出力しても構わない。周波数変換器13は、図2ではスーパーへテロダイン方式について示しているが、1回の周波数変換によりベースバンド信号を直接生成する、いわゆるダイレクトコンバージョン方式でもよく、周波数変換の方式は特に限定されない。
周波数変換器13から出力される単一のベースバンド信号であるI軸成分は、A/D変換器14によりディジタル信号(以下、簡単のためI軸ディジタル信号と呼ぶ)に変換される。通信用途に用いられるA/D変換器は一般に、オーバサンプリングを行う。オーバサンプリングとは、周知のようにナイキスト周波数の2倍以上のサンプリング周波数によるサンプリングをいう。本実施形態では、A/D変換器14が2倍オーバサンプリングを行う場合を例に説明する。
A/D変換器14が2倍オーバサンプリングを行う場合、A/D変換器14からはディジタル変調信号のシンボル毎に2個のサンプル値(第1サンプル値及び第2サンプル値という)を有するI軸ディジタル信号が出力される。A/D変換器14のオーバサンプリングレートは2に限られず、2以上の任意のオーバサンプリングレートnでよい。n倍オーバサンプリングの場合、A/D変換器14からはディジタル変調信号のシンボル毎にn個のサンプル値を有するディジタル信号が出力されることになる。
A/D変換器14から出力されるI軸ディジタル信号は、周波数オフセット推定部15と振幅調整部16及び最大値推定部17に入力される。周波数オフセット推定部15は、I軸ディジタル信号に基づいて周波数オフセットを推定する。ここで、周波数オフセットとは送受間の周波数差、すなわち無線送信装置と無線受信装置との間のローカル信号の周波数差であり、図1の例では周波数変換部13で用いられるローカル信号と、図示しない無線送信装置内の周波数変換器で用いられるローカル信号との間の周波数差である。
周波数オフセット推定部15は、具体的には図3に示されるように周波数オフセットの方向を表す正負の符号を保持するオフセット方向保持部41と、I軸成分の周期を測定す周期測定部42、及び周波数オフセット方向と周期に基づいて周波数オフセット推定値を算出する周波数オフセット算出部43を有する。
オフセット方向保持部41が保持するオフセット方向は、例えば上位レイヤからの指示により設定される。すなわち、無線LANのような無線通信システムでは一般に、周波数オフセットの方向、つまり送信側におけるローカル信号周波数と受信側におけるローカル信号周波数の高低関係が一定となるように各々のローカル信号周波数が予め定められる。従って、無線受信装置では周波数オフセットの方向が既知であるから、無線LANの階層構造における上位レイヤから周波数オフセットの方向をオフセット方向保持部41に指示することができる。
こうして周波数オフセット推定部15で得られる周波数オフセット推定値は、周波数変換部13から出力されるベースバンド信号であるI軸成分の位相回転量で表される。周波数オフセット推定値、すなわち位相回転量は、後述するようにディジタル変調信号の実際の複素信号点と複数の複素信号点候補との間の誤差を算出する際に用いられる。
一方、振幅調整部16ではA/D変換器14からのI軸ディジタル信号に最大値推定部17により得られる係数を乗算することにより、I軸ディジタル信号の振幅調整を行う。最大値推定部17ではI軸ディジタル信号の最大値を推定し、この最大値と上述の複素信号点候補である基準複素信号点の振幅との差を最小にするような係数を出力する。
振幅調整部16からの振幅調整後のI軸ディジタル信号は、直並列変換部18に入力され、第1サンプル値と第2サンプル値に分割される。第1サンプル値及び第2サンプル値は共にI軸成分であるため、以下では第1サンプルI軸成分及び第2サンプルI軸成分という。図4に、第1サンプルI軸成分a及び第2サンプルI軸成分a’ の例を示す。第1サンプルI軸成分aと第2サンプルI軸成分a’ の振幅は、本来は同じであるべきであるが、周波数オフセットの影響で異なっている。
基準複素信号点保持部19は、上述した複数の複素信号点候補を基準複素信号点として保持している。基準複素信号点は、ディジタル変調信号の複素信号点となり得る候補である。ディジタル変調信号としてBPSK信号を初めとするPSK信号を想定すると、基準複素信号点は単位円状に一定角度間隔、例えば45°間隔で配置される。
基準複素信号点保持部19に保持されている基準複素信号点とディジタル変調信号の複素信号点(本来入力されるべきI,Q両軸の複素信号点)との間の誤差が以下のようにして検出され、誤差が最小となる複素信号点が複素信号点選択部24により選択される。複素信号点選択部24で誤差が最小となる複素信号点を選択するために、第1の実施形態ではA/D変換器14から出力されるI軸ディジタル信号と周波数オフセット推定値を用いている。
まず、オフセット複素信号点算出部20では、周波数オフセット推定部15からの周波数オフセット推定値に基づいて、基準複素信号点の位相を1サンプル分回転させたオフセット複素信号点を算出する。例えば、図5に示されるように基準複素信号点保持部19で保持している基準複素信号点をx1, x2, x3, x4, x5, x6, x7, x8とする。周波数オフセット推定値から求まる1サンプル後の位相回転量θが+20°であるとすると、オフセット複素信号点は図6に示されるように基準複素信号点x1, x2, x3, x4, x5, x6, x7, x8をそれぞれ+20°回転させたx1’, x2’, x3’, x4’, x5’, x6’, x7’, x8’となる。
第1誤差算出部21では、直並列変換部18からの第1サンプルI軸成分と基準複素信号点のI軸成分との間の誤差(第1誤差という)を算出する。例えば、図4に示されるように第1サンプルI軸成分をaとすると、第1誤差は(re{x1}-a)2, (re{x2}-a)2, (re{x3}-a)2, (re{x4}-a)2, (re{x5}-a)2, (re{x6}-a)2, (re{x7}-a)2, (re{x8}-a)2 となる。
一方、第2誤差算出部22では、直並列変換部18からの第2サンプルI軸成分とオフセット複素信号点算出部20で算出されたオフセット複素信号点のI軸成分との間の誤差(第2誤差という)を算出する。例えば、図4に示されるように第2サンプルI軸成分をa’ とすると、第2誤差はそれぞれ(re{x1’}-a’)2, (re{x2’}-a’)2, (re{x3’}-a’)2, (re{x4’}-a’)2, (re{x5’}-a’)2, (re{x6’}-a’)2, (re{x7’}-a’)2, (re{x8’}-a’)2 となる。
誤差加算部23では、第1誤差算出部21で算出された第1誤差と第2誤差算出部22で算出された第2誤差を加算することにより、ディジタル変調信号の複素信号点と基準複素信号点との間の誤差を算出する。例えば、誤差加算部23により算出された誤差がe1, e2, e3, e4, e5, e6, e7, e8であるとすると、ek (k=1〜8) は(re{xk’}-a’)2 +(re{xk’}-a’)2となる。誤差加算部23によって算出された誤差ek は、複素信号点選択部24に与えられる。
複素信号点選択部24では、基準複素信号点x1, x2, x3, x4, x5, x6, x7, x8の中から誤差ek のうちの最小誤差に対応する一つの複素信号点を選択する。例えば、e3 が最小誤差であるとすると、図7に示されるように複素信号点選択部24ではx3 が選択される。選択された複素信号点x3 は復調部25に入力され、複素信号点x3 のデータが復調されることにより、ビット信号26が出力される。
以上述べたように第1の実施形態によると、アンテナ11からの互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有するディジタル変調信号の受信信号を周波数変換部13により第1位相軸成分のみを有する単一のベースバンド信号に変換し、これをA/D変換器14によりディジタル信号に変換する。次に、A/D変換器14より出力されるディジタル信号から、ディジタル変調信号の複素信号点と基準複素信号点保持部19に保持された複数の複素信号点候補である基準複素信号点との間の誤差を検出する。最後に、複素信号点選択部24により複素信号点候補から誤差が最小となる複素信号点を選択し、選択された複素信号点のデータを復調部25によって復調する。
このようにして、単一のA/D変換器14を用いてディジタル変調信号の復調を行うことができ、無線受信装置の消費電力が減少される。この場合、特許文献1のように周波数変換部で90°位相の異なる二つのローカル信号を高速に切り替える必要がないため、ベースバンド信号へのスイッチングノイズの混入がなく、良好な復調を行うことが可能である。
また、第1の実施形態ではA/D変換器14によりオーバサンプリングを行い、第1サンプル値と基準複素信号点との間の誤差を第1誤差算出部21により算出し、第2サンプル値と周波数オフセット推定部15により得られる周波数オフセット推定値に従って基準複素信号点の位相を回転させたオフセット複素信号点との間の第2誤差を第2誤差算出部22により算出して、誤差加算部23により両者を加算することによって、ディジタル変調信号の複素信号点と基準複素信号点との間の誤差を検出している。従って、ディジタル変調信号に周波数オフセットがある場合であって、ディジタル変調信号の複素信号点がQ軸付近にあり、I軸成分が小さい場合でも誤差が感度よく検出されるため、基準複素信号点の中から適切な複素信号点を選択することができる。
さらに、第1の実施形態ではA/D変換器14から出力されるディジタル信号を振幅調整部16によりディジタル信号の最大値と基準複素信号点との差を最小とするように振幅調整し、振幅調整後のディジタル信号を用いてディジタル変調信号の複素信号点と基準複素信号点との間の誤差を検出している。従って誤差検出精度が向上する、基準複素信号点からより誤差を最小とする複素信号点をより確実に選択することができる。
第1の実施形態において、A/D変換器14以降の構成要素はディジタル信号処理によって実現でき、ハードウェア規模を大きくしてしまうことはなく、A/D変換器が1個で済むことの方がメリットは大きい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態は、スペクトル拡散変調信号の受信復調に特化した場合の例である。スペクトル拡散変調はシンボル毎に複数チップの拡散符号を用いて拡散を行う変調方式であり、スペクトル拡散信号は拡散符号の各チップに対応してシンボル毎に複数チップの複素信号点を有する。
図8を参照して説明すると、アンテナ11によりRF信号であるスペクトル拡散変調信号が受信される。アンテナ11から出力される受信信号は、第1の実施形態と同様に低雑音増幅器(LNA)12により増幅された後、周波数変換部13により単一のベースバンド信号、例えばI軸成分のみに変換される。
周波数変換器13から出力される単一のベースバンド信号であるI軸成分は、A/D変換器14によりディジタル信号(以下、I軸ディジタル信号と呼ぶ)に変換される。ここで、A/D変換器14は第1の実施形態のようにオーバサンプリングを行う必要はないが、オーバサンプリングを行っても構わない。A/D変換器14からのI軸ディジタル信号は、1チップ分の遅延時間をそれぞれ有するM個の遅延要素Dを縦続接続してなる直並列変換部50に入力される。直並列変換部50の最終段からスペクトル拡散変調信号の第1チップのタイミングでサンプリングされたI軸成分(第1チップI軸成分)が出力され、最終段の一つ前の段からスペクトル拡散変調信号の第2チップのタイミングでサンプリングされたI軸成分(第2チップI軸成分)が出力される。
拡散符号保持部51は、送信側でスペクトル拡散変調に用いている拡散符号と同一の拡散符号を保持している。第1チップ複素信号点保持部52は、スペクトル拡散変調信号の第1チップの複素信号点候補を基準複素信号点として保持している。
第1チップ複素信号点保持部52に保持されている第1チップの複素信号点候補とスペクトル拡散変調信号の複素信号点(本来入力されるべきI,Q両軸の複素信号点)との間の誤差が以下のようにして検出され、第1チップの複素信号点候補の中から誤差が最小となる複素信号点が複素信号点選択部59により選択される。複素信号点選択部59で複素信号点を選択するために、第1の実施形態と同様にA/D変換器14から出力されるI軸ディジタル信号と、周波数オフセット推定部15により得られる周波数オフセット推定値に加えて、拡散符号保持部51に保持されている拡散符号を用いる。ここでは、拡散符号をc1, c2,…cMとして説明する。
まず、第2チップ複素信号点算出部53では、周波数オフセット推定値に加えて拡散符号に基づいて第1チップ複素信号点候補の位相を1サンプル分回転させ、さらに拡散符号の第2チップを乗じた第2チップ複素信号点候補が算出される。例えば、第1チップ複素信号点保持部52で保持している複素信号点をx1, x2, x3, x4, x5, x6, x7, x8とする。周波数オフセット推定値から1サンプル後の位相回転量が+20°であるとすると、第2チップオフセット複素信号点候補はx1, x2, x3, x4, x5, x6, x7, x8をそれぞれ+20°回転させ、さらに拡散符号の第2チップc2を乗じたx1(2), x2(2), x3(2), x4(2), x5(2), x6(2), x7(2), x8(2)となる。
同様に、第Mチップ複素信号点算出部54では、周波数オフセット推定値に加えて拡散符号に基づいて第1チップ複素信号点候補の位相をM−1サンプル分回転させ、さらに拡散符号の第Mチップを乗じた第Mチップ複素信号点候補が算出される。例えば、第1チップ複素信号点保持部52で保持している第1複素信号点候補をx1, x2, x3, x4, x5, x6, x7, x8とし、周波数オフセット推定値から1サンプル後の位相回転量が+20°であるとすると、第Mチップオフセット複素信号点候補はx1, x2, x3, x4, x5, x6, x7, x8をそれぞれ+20°×(M−1)回転させ、さらに拡散符号の第MチップcMを乗じたx1(M), x2(M), x3(M), x4(M), x5(M), x6(M), x7(M), x8(M)となる。
第1チップ誤差算出部55では、A/D変換器14からのI軸ディジタル信号のうち、直並列変換部50の最終段から出力される第1チップI軸成分と第1チップ複素信号点候補のI軸成分との間の誤差(第1チップ誤差という)を算出する。例えば、第1チップI軸成分がa(1)であるとすると、第1チップ誤差はそれぞれ(re{x1}-a(1))2, (re{x2}-a(1))2, (re{x3}-a(1))2, (re{x4}-a(1))2, (re{x5}-a(1))2, (re{x6}-a(1))2, (re{x7}-a(1))2, (re{x8}-a(1))2 となる。
第2チップ誤差算出部56では、A/D変換器14からのI軸ディジタル信号のうち、直並列変換部50の最終段の一つ前の段から出力される第2チップI軸成分と第2チップ複素信号点候補のI軸成分との間の誤差(第2チップ誤差という)を算出する。例えば、第2チップI軸成分がa(2)であるとすると、第2チップ誤差はそれぞれ(re{x1(2)}-a(2))2, (re{x2(2)}-a(2))2, (re{x3(2)}-a(2))2, (re{x4(2)}-a(2))2, (re{x5(2)}-a(2))2, (re{x6(2)}-a(2))2, (re{x7(2)}-a(2))2, (re{x8(2)}-a(2))2 となる。
第Mチップ誤差算出部57では、A/D変換器14からのI軸ディジタル信号、すなわち第Mチップのタイミングでサンプリングされた第MチップI軸成分を受け、第MチップI軸成分と第Mチップ複素信号点候補のI軸成分との間の誤差((第Mチップ誤差という)を算出する。例えば、第MチップI軸成分がa(M)であるとすると、第Mチップ誤差はそれぞれ(re{x1(M)}-a(M))2, (re{x2(M)}-a(M))2, (re{x3(M)}-a(M))2, (re{x4(M)}-a(M))2, (re{x5(M)}-a(M))2, (re{x6(M)}-a(M))2, (re{x7(M)}-a(M))2, (re{x8(M)}-a(M))2 となる。
第1チップ誤差算出部55、第2チップ誤差算出部56及び第Mチップ誤差算出部57で算出された第1、第2及び第Mチップ誤差は、チップ誤差加算部58で加算される。例えば、誤差加算部58により算出された誤差がe1, e2, e3, e4, e5, e6, e7, e8であるすると、ek (k=1〜8) は(re{xk}-a)2+(re{xk(2)}-a(2))2+…+(re{xk(M)}-a(M))2 となる。
複素信号点選択部59では、基準複素信号点x1, x2, x3, x4, x5, x6, x7, x8の中から誤差ek のうちの最小誤差に対応する一つの複素信号点を選択する。選択された複素信号点は復調部60に入力され、選択された複素信号点のデータが復調されることにより、ビット信号61が出力される。
以上述べたように第2の実施形態によると、アンテナ11からの互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有するスペクトル拡散変調信号の受信信号を周波数変換部13により第1位相軸成分のみを有する単一のベースバンド信号に変換し、これをA/D変換器14によりディジタル信号に変換する。次に、A/D変換器14より出力されるディジタル信号から、スペクトル拡散変調信号の複素信号点と第1チップ複素信号点保持部52に保持された複数の複素信号点候補との間の誤差を検出する。最後に、複素信号点選択部59により複素信号点候補から誤差が最小となる複素信号点を選択し、選択された複素信号点のデータを復調部60によって復調する。
このようにして、第1の実施形態と同様にローカル信号の高速スイッチングを行うことなく、単一のA/D変換器14を用いてディジタル変調信号の復調を正しく行うことができ、無線受信装置の消費電力を減少させることが可能となる。
また、第2の実施形態ではA/D変換器14から出力されるディジタル信号の第1チップI軸成分と第1チップ複素信号点候補との間の誤差を第1チップ誤差算出部55により算出し、ディジタル信号の第2チップI軸成分、…第MチップI軸成分と、周波数オフセット推定部15により得られる周波数オフセット推定値に従って第1チップ複素信号点候補の位相を回転させかつ拡散符号の第2チップ、…第Mチップをそれぞれ乗じた第2チップ、第Mチップ複素信号点候補との間の誤差を第2チップ誤差算出部56、…第Mチップ誤差算出部57により算出して、誤差加算部58により各チップ誤差を加算することによって、スペクトル拡散変調信号の複素信号点と基準複素信号点との間の誤差を検出している。従って、スペクトル拡散変調信号に周波数オフセットがある場合であって、複素信号点がQ軸付近にあり、I軸成分が小さい場合でも、基準複素信号点の中から適切な複素信号点を選択することができる。
さらに、第2の実施形態においても第1の実施形態と同様にA/D変換器14から出力されるディジタル信号を振幅調整部16によりディジタル信号の最大値と基準複素信号点との差を最小とするように振幅調整し、振幅調整後のディジタル信号を用いてスペクトル拡散変調信号の複素信号点と基準複素信号点との間の誤差を検出してもよい。このようにすれば、誤差検出精度が向上することによって、基準複素信号点からより誤差を最小とする複素信号点をより確実に選択することができる。
第2の実施形態においても、A/D変換器14以降の構成要素はディジタル信号処理によって容易に実現でき、A/D変換器が1個で済むことの方がメリットは大きい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る無線受信装置の構成を示すブロック図 図1における周波数変換部の具体例を示すブロック図 図1における周波数オフセット推定部の具体例を示すブロック図 図1における直並列変換部18から出力される第1サンプルI軸成分及び第2サンプルI軸成分の例を示す図 図1における基準複素信号点保持部で保持されている基準複素信号点(複素信号点候補)の例を示す図 図1におけるオフセット複素信号点算出部で算出されるオフセット複素信号点の例を示す図 図1における複素信号点選択部で選択される複素信号点の例を示す図 本発明の第2の実施形態に係る無線受信装置の構成を示すブロック図
符号の説明
11…アンテナ;
12…低雑音増幅器;
13…周波数変換部;
14…A/D変換器;
15…周波数オフセット推定部;
16…振幅調整部;
17…最大値測定部;
18…直並列変換部;
19…基準複素信号点保持部;
20…オフセット複素信号点算出部;
21…第1誤差算出部;
22…第2誤差算出部;
23…誤差加算部;
24…複素信号点選択部;
25…復調部;
50…拡散符号保持部;
51…第1チップ複素信号点保持部;
52…第2チップ複素信号点保持部;
54…第Mチップ複素信号点保持部;
55…第1チップ誤差算出部;
56…第2チップ誤差算出部;
57…第Mチップ誤差算出部;
58…チップ誤差加算部;
59…複素信号点選択部;
60…復調部

Claims (7)

  1. 互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有する変調信号を受信するアンテナと、
    受信された変調信号を第1位相軸成分のみを有する単一のベースバンド信号に変換する変換部と、
    前記ベースバンド信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、
    互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有する複数の複素信号点候補を保持する保持部と、
    前記ディジタル信号から前記変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を検出する誤差検出部と、
    前記複素信号点候補から前記誤差が最小となる複素信号点を選択する選択部と、
    選択された複素信号点のデータを復調する復調部とを具備する無線受信装置。
  2. 互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有するディジタル変調信号を受信するアンテナと、
    受信されたディジタル変調信号を第1位相軸成分のみを有する単一のベースバンド信号に変換する変換部と、
    前記ベースバンド信号をオーバサンプリングして前記ディジタル変調信号のシンボル毎に少なくとも第1サンプル値及び第2サンプル値を有するディジタル信号に変換するA/D変換器と、
    前記ディジタル信号から送受間の周波数オフセットを推定して周波数オフセット推定値を出力する推定部と、
    互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有する複数の複素信号点候補を保持する保持部と、
    前記ディジタル信号から前記周波数オフセット推定値を用いて前記ディジタル変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を検出する誤差検出部と、
    前記複素信号点候補から前記誤差が最小となる複素信号点を選択する選択部と、
    選択された複素信号点のデータを復調する復調部とを具備する無線受信装置。
  3. 前記誤差検出部は、
    前記第1サンプル値と前記複素信号点候補の第1位相軸成分との間の第1誤差を算出する第1誤差算出部と、
    前記周波数オフセット推定値に従って前記複素信号点候補の位相を回転させたオフセット複素信号点を算出するオフセット複素信号点算出部と、
    前記第2サンプル値と前記オフセット複素信号点の第1位相軸成分との間の第2誤差を算出する第2誤差算出部と、
    前記第1誤差及び第2誤差を加算して前記ディジタル変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を求める誤差加算部とを含む請求項2記載の無線受信装置。
  4. 互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有するスペクトル拡散変調信号を受信するアンテナと、
    受信されたスペクトル拡散変調信号を第1位相軸成分のみを有する単一のベースバンド信号に変換する変換部と、
    前記ベースバンド信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、
    前記ディジタル信号から送受間の周波数オフセットを推定して周波数オフセット推定値を出力する推定部と、
    互いに直交する第1位相軸成分及び第2位相軸成分を有する複数の複素信号点候補を保持する保持部と、
    第1チップの符号及び第2チップの符号を含む拡散符号を保持する拡散符号保持部と、
    前記ディジタル信号から前記周波数オフセット推定値及び拡散符号を用いて前記スペクトル拡散変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を検出する誤差検出部と、
    前記複素信号点候補から前記誤差が最小となる複素信号点を選択する選択部と、
    選択された複素信号点のデータを復調する復調部とを具備する無線受信装置。
  5. 前記誤差検出部は、
    前記ディジタル信号中の前記スペクトル拡散変調信号の第1チップの第1位相軸成分と前記複素信号点候補の第1位相軸成分との間の誤差を算出する第1誤差算出部と、
    前記周波数オフセット推定値と前記拡散符号に基づいて基準複素信号点の位相を回転させたオフセット複素信号点を算出するオフセット複素信号点算出部と、
    前記ディジタル信号中の前記スペクトル拡散変調信号の第2チップの第1位相軸成分と前記オフセット複素信号点の第1位相軸成分との間の誤差を算出する第2誤差算出部と、
    前記第1誤差及び第2誤差を加算して前記スペクトル拡散変調信号の複素信号点と前記複素信号点候補との間の誤差を求める誤差加算部とを含む請求項4記載の無線受信装置。
  6. 前記推定部は、前記ディジタル信号から前記ベースバンド信号の第1位相軸成分の周期を測定する周期測定部と、前記周波数オフセットの方向を保持するオフセット保持部と、前記周期及び前記周波数オフセット方向に基づいて前記周波数オフセット推定値を算出する算出部とを含む請求項2または4に記載の無線受信装置。
  7. 前記ディジタル信号に対して該ディジタル信号の最大値と前記複素信号点候補の振幅値との差を小さくするように振幅調整を施す振幅調整部をさらに具備し、前記誤差検出部は振幅調整後のディジタル信号から前記複素信号点候補の誤差を検出する請求項2または4に記載の無線受信装置。
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