JP4554698B2 - Ofdm信号復調装置 - Google Patents

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本発明はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multi plexing直交周波数分割多重)変調方式によるOFDM信号の復調装置に関し、特にOFDM伝送における伝送路周波数特性の観測を可能にする観測用信号変換部を有するOFDM信号復調装置に係わる。
電波によってデータ伝送を行う場合、障害物等からの反射波が受信されて特定周波数の信号の受信電力が大きく落ち込んでしまう周波数選択性フェージングの影響で、BER(誤り率)特性等が劣化してしまうことがある。この場合、受信信号の復調中にリアルタイムで伝搬路の周波数特性を観測できれば、周波数選択性フェージング発生の有無やその影響を知ることができて有効である。
近年、研究開発が進められているOFDM変調方式において、シンボル変調方式としてBPSK,QPSKなどの位相変調を用いた場合、OFDMでは各サブキャリアの振幅が同じレベルで送信される特徴があり、この特徴を利用すれば、伝搬路の周波数特性を観測することができる。
図9はOFDM信号復調装置において、リアルタイムで伝搬路の周波数特性を観測するための従来技術を示す。同図において、1は公知のOFDM信号復調装置(たとえば、電子情報通信学会誌 Vol.79,No.8 831頁〜834頁1996年8月参照)で、2はRF増幅器、周波数変換器、IF増幅器等から成るIF部、3はAD変換器、4はFFF(フーリエ変換)回路、5はデータ復号器、6はタイミング回路等を備えている。上記構成のOFDM信号復調装置1に対し、伝搬路の周波数特性を観測するため、掃引型スペクトラムアナライザー7が設けられている。
而して周知のように上記掃引型スペクトラムアナライザー7は、受信信号を周波数軸で掃引しながら周波数特性を測定する機能を有するものである。そこでこれをOFDM信号復調装置に適用した場合、OFDM信号のシンボル毎の周波数特性を測定することは上記機能から見て困難なことは明らかで、観測は不充分なものとならざるを得ない。しかも掃引型スペクトラムアナライザー自体は大変高価なものであり、OFDM信号復調装置に併設するのは実用的でない。
本発明の目的は高価な掃引型スペクトラムアナライザーを用いることなく、OFDM信号のシンボル毎の周波数特性をリアルタイムで測定することができるOFDM信号復調装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のOFDM信号復調装置は、OFDM信号復調部と、観測用信号変換部と、を備え、該観測用信号変換部は、上記OFDM信号復調部のFFT出力信号からサブキャリアの振幅値を演算する振幅演算手段と、上記サブキャリアの振幅値を記憶する記憶手段と、該記憶手段から所定の順番でサブキャリアの振幅値を読み出す読み出し手段と、から成ることを要旨とする。
本発明において、前記サブキャリアの振幅値の読み出しの順番が、OFDM信号のベースバンドの周波数の昇順となるように設定するようにしてもよい。
また、本発明において、下記(i)〜(iii)のような各構成をとるようにしてもよい。
(i)前記観測用信号変換部が、前記記憶手段の記憶動作を制御するための記憶動作切り替え信号を発生する切り替え信号発生手段を有し、前記記憶手段は、上記記憶動作切り替え信号に応答して、受信したOFDM信号の毎シンボルのサブキャリアの振幅値又は受信したOFDM信号の1シンボルのサブキャリアの振幅値を選択して記憶するように構成される。
(ii)前記観測用信号変換部が、前記読み出し手段より供給される前記サブキャリアの振幅値のデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタルアナログ変換手段を備える。
(iii)前記読み出し手段が、OFDM信号のベースバンドの周波数が最も低いサブキャリアの振幅値の読み出しタイミングに同期して表示同期のためのトリガ用パルスを発生するように構成される。
以上説明した所から明らかなように本発明によれば、OFDM信号復調装置において、高価な掃引型スペクトラムアナライザーを用いることなく、リアルタイムで伝搬路の周波数特性を観測することができる。
本発明の伝搬路の周波数特性観測の原理を説明するため、例えば、OFDMのパラメータの一部を下記のように定める。
p :FFT(フーリエ変換)/IFFT(逆フーリエ変換)ポイントの数 64
s :サブキャリアの数 52
s :シンボル間隔 4μs
T :FFT/IFFT期間 3.2μs
上述のようにFFT期間3.2μsにFFTポイント数が64であるので、FFTサンプリング周波数FsはFs=Np/T=64/(3.2×10-6)=20×106[Hz]で20MHzとなる。このOFDM信号のサブキャリア周波数間隔f0はFFTの性質により、
0=Fs/Np=20×106/64=312.5×103[Hz]
で312.5KHzとなり、ベースバンドでのサブキャリア周波数配置は図1のようになる。図1で、A0,A1,……A51はサブキャリア番号を示す。
OFDM変調方式をとる送信機はこのベースバンド信号で5GHz帯の搬送波を変調して送信する。サブキャリア変調方式としてPSKが使用される場合、52のサブキャリアの振幅は送信側では図2に示すように同じレベルである特徴がある。そして電波伝搬路の周波数特性によって受信側で復調されるサブキャリアの振幅は図2のように変化する。そこで受信側で復調されたサブキャリアの振幅レベルをサブキャリア番号の順番に表示する手段を設ければ伝搬路の周波数特性を観測することができる。
図3は本発明のOFDM信号復調装置の一実施形態を示す。同図において、10はOFDM信号復調部、20は観測用信号変換部で、OFDM信号復調部10は図9と同様の公知の構成であって、AD変換機器11、FFT回路12、データ復号器13等から成る。
観測用信号変換部20は、サブキャリア振幅演算回路21、記憶回路22、書き込み回路23、DA変換器24、読み出し回路25から成る。
FFT回路12は入力されたOFDM信号の時間域の離散信号を周波数域の離散スペクトルに変換し、各サブキャリアのコンスタレーションを出力する。出力は周波数が0、f0、2×f0、…、62×f0、63×f0に対応するデータの順番となる。離散フーリエ変換の性質により、ベースバンドで周波数が−32×f0、−31×f0、…、−2×f0、−1×f0のサブキャリアのコンスタレーションデータは、それぞれ順に32×f0、33×f0、…、62×f0、63×f0の周波数のデータとして結果が得られるので、FFT回路12からの出力データは図2のサブキャリア番号に対応させるとDC、A26、A27、…、A51、A0、A1、…、A25の順となる。また、A51とA0のデータの間には11の未使用サブキャリアに対応するデータが出力される。
観測用信号変換部20の動作は次のようになる。
演算回路21は、FFT回路12から出力される各サブキャリアのコンスタレーションX,Yと原点の距離√(X2+Y2)つまりサブキャリアの振幅値を求める。記憶回路22は、書き込み回路23の書き込み動作によりDCサブキャリアのものから順に64のサブキャリアの振幅値をメモリする。一方、記憶回路22からの読み出しは、読み出し回路25の読み出し動作により周波数の低いサブキャリアに対応するデータから順に行い、A0,A1,…,A25,DC,A26,A27,…,A51の順でサブキャリアの振幅値を出力する。
DA変換器24は周波数の低い順に並び替えられて読み出された振幅値データをアナログ値に変換して観測用信号をF OUTとして出力する。このF OUTをオシロスコープで表示すれば受信側での周波数特性が観測できる。また、記憶回路22からA0サブキャリアの振幅値が出力されるタイミングに同期したトリガパルスTRIG OUTを読み出し回路25から出力してこのトリガパルスでオシロスコープの表示を同期させれば、ジッタの少ないきれいな観測を行うことができる。
記憶回路22にサブキャリア振幅値を書き込み読み出しする時の動作モードとして次の2つを設けておけば更に利用価値の高い観測を行うことができる。
(i)リアルタイムモード
バッファリングを毎シンボルで行う。リアルタイムで伝搬路の周波数特性を観測することが可能。
(ii)ワンシンボルモード
バッファリングを1シンボルについてのみ行う。ある瞬間の伝搬路の周波数特性を観測することが可能。
どちらのモードでも記憶回路22からの読み出し動作は一定の周期で行う。ワンシンボルモードでの動作タイミングは、例えば、基板上にプッシュスイッチを設けてスイッチが押されたタイミングとしても良いし、外部から入力しても良い。
図4に上記動作のタイミング例を示す。図4において、AD変換器11の出力ADC I,Q OUT波形中の数字はそのタイミングで出力されているデータに対応するAD変換器のサンプルポイント番号を、その他の波形中の数字はそのタイミングで出力されているデータに対応するフーリエ変換FFTのポイント番号を示す。
記憶回路22の入力つまり演算回路21の出力√(X2+Y2)演算OUTまでは、データはFFTポイント番号の順番に並んでいるが、記憶回路22の出力では出力するデータの順番を制御し並び替えているためベースバンドのサブキャリア周波数配置において周波数の低いサブキャリアに対応するデータから順に出力されている。
TRIG OUTとして出力されるパルスは、A0サブキャリアつまり38番目のFFTポイントに対応するデータが記憶回路22に出力されるタイミングで発生する。このTRIG OUT信号をオシロスコープのトリガとして使用しDA変換器24の出力F OUTを観測することで、リアルタイムモードではシンボル伝送時の伝搬路の周波数特性が次々と更新されて表示されるので、文字通りリアルタイムで特性が分かる。またワンシンボルモードでは、トリガ入力の直後に受信したシンボルのデータを記憶回路22から繰り返し出力するので、シンボル伝送時における伝搬路の周波数特性をオシロスコープ上に表示し保持することが可能となる。
図5は上述した本発明の実施形態に基づく一実施例を示す。同図において、OFDM信号復調部10は、AD変換器101、FFT回路102、データ復号器104等から成る。観測用信号変換部20において、サブキャリア振幅演算回路は振幅演算器105から成り、書き込み読み出し回路はタイミング回路103、データコントローラ106、プッシュスイッチ112、モード設定レジスタ108で構成され、記憶回路メモリは109,110から成る。
タイミング回路103は、AD変換器101でデジタルデータ化されたベースバンド信号307から、受信したOFDMシンボルの有効シンボル期間の信号を取り込むためのシンボル同期信号301を生成する。
FFT回路102は、シンボル同期信号301に同期して1OFDMシンボルずつの入力ベースバンド信号307に対してFFT演算を行い各サブキャリアの情報点信号308を出力する。
データ復号器104は、前記情報点信号308より、シンボル識別を行い、伝送された情報が復調されデータ出力313として出力される。一方、FFT回路102で生成された情報点信号308は、振幅演算器105へも供給される。振幅演算器105は、I信号およびQ信号からなる前記情報点信号308から、振幅を計算した結果の振幅信号304を出力する。
タイミング回路103は、シンボル同期信号301を、FFT回路102でのFFT演算遅延時間と、振幅演算器105での振幅演算遅延時間を加えた時間だけ遅らせた、シンボル振幅同期信号302を生成する。モード設定レジスタ108は、前記2つのモードを切り替えるための切り替え信号303を出力する。
データコントローラ106は、切替え信号303によって、以下の2種類の動作を行う。
まず、切替え信号303が、受信した毎シンボルのサブキャリアの振幅値を記憶する動作モード(リアルタイムモード(i))を示す値であるときは、以下の動作を行う。
データコントローラ106は、シンボル振幅同期信号302に同期して入力される、周波数が0である0番目のサブキャリアの振幅データから、31番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番にメモリ109に格納する。
データコントローラ106は、引き続き入力される32番目のサブキャリアの振幅データから、63番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番に振幅信号305としてDA変換器107へ出力する。
データコントローラ106は、38番目のサブキャリアの振幅データを出力するタイミングに同期して、トリガ用パルスをトリガ出力312へ出力する。
データコントローラ106は、前記63番目のサブキャリアの振幅データを出力した後、メモリ109に格納しておいた、0番目のサブキャリアの振幅データから、31番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番に振幅信号305としてDA変換器107へ出力する。
データコントローラ106は、前記0番目のサブキャリアの振幅データから、31番目のサブキャリアの振幅データまでを出力しているタイミングにおいて、次のOFDMシンボルの振幅信号に対応する振幅同期信号302が入力されると、当該OFDMシンボルについて、振幅同期信号302に同期して入力される、周波数が0である0番目のサブキャリアの振幅データから、31番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番にメモリ110に格納する。
データコントローラ106は、引き続き入力される32番目のサブキャリアの振幅データから、63番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番に振幅信号305としてDA変換器107へ出力する。
データコントローラ106は、前記32番目のサブキャリアの振幅データを出力するタイミングに同期して、トリガ用パルスをトリガ出力312へ出力する。
データコントローラ106は、前記63番目のサブキャリアの振幅データを出力した後、メモリ110に格納しておいた、0番目のサブキャリアの振幅データから、31番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番に振幅信号305としてDA変換器107へ出力する。
以上のように、データコントローラ106は、メモリ109とメモリ110を交互に振幅データの一時的なバッファとして使用しながら、振幅データの並び替えを行い、ベースバンドにおいて周波数の低いサブキャリアの振幅データから順番に出力する。
次に、切り替え信号303が、受信した1シンボルのサブキャリアの振幅値を記憶する動作モード(ワンシンボルモード(ii))を示す値であるときは、以下の動作を行う。
プッシュスイッチ112は、スイッチが押下されるとデータ格納用パルスを生成し、データ格納信号306に出力する。
データコントローラ106は、前記データ格納用パルスを検出すると、その直後のシンボル振幅同期信号302、に同期して入力される、周波数が0である0番目のサブキャリアの振幅データから、31番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番にメモリ109に格納する。
引き続き入力される32番目のサブキャリアの振幅データから、63番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番にメモリ110に格納する。
データコントローラ106は、前記格納動作後、一定の周期で、メモリ110に格納しておいた、32番目のサブキャリアの振幅データから、63番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番に振幅信号305としてDA変換器107へ出力する。
データコントローラ106は、前記32番目のサブキャリアの振幅データを出力するタイミングに同期して、トリガ用パルスをトリガ出力312へ出力する。
データコントローラ106は、前記63番目のサブキャリアの振幅データを出力した後、メモリ109に格納しておいた、0番目のサブキャリアの振幅データから、31番目のサブキャリアの振幅データまでを、順番に振幅信号305としてDA変換器107へ出力する。
データコントローラ106による振幅信号の出力動作は、次にデータ格納用パルスを検出するまで、前記一定の周期で、繰り返し行われる。また、次にデータ格納用パルスを検出したあとは、前記の一連の動作を繰り返す。
DA変換器107は、入力されるデジタル値の振幅信号305を、アナログ値に変換し、周波数特性出力311として出力する。
図6に上述した実施例の動作タイミング例を示す。
図7は本発明の他の実施例を示す。同図において、OFDM信号復調部10は、AD変換器201、FFT回路202、データ復号器204から成る。観測用信号変換部20において、サブキャリア振幅演算回路は振幅演算器205から成り、書き込み回路はタイミング回路203、アドレスコントローラ206、モード設定レジスタ207、プッシュスイッチ211で構成される。また記憶回路はデュアルポートメモリ208から成り、読み出し回路はアドレスコントローラ210から成る。
タイミング回路203は、AD変換器201でデジタルデータ化されたベースバンド信号413から、受信したOFDMシンボルの有効シンボル期間の信号を取り込むためのシンボル同期信号401を生成する。
FFT202は、シンボル同期信号401に同期して1OFDMシンボルずつの入力ベースバンド信号413に対してFFT演算を行い各サブキャリアの情報点信号414を出力する。
データ復号器204は、前記情報点信号414より、シンボル識別を行い、伝送された情報が復調されデータ出力410として出力される。
一方、FFT回路202で生成された情報点信号414は、振幅演算器205へも供給される。
振幅演算器205は、I信号およびQ信号からなる前記情報点信号414から、振幅を計算した結果の振幅信号404を出力する。
タイミング回路203は、シンボル同期信号401を、FFT回路202でのFFT演算遅延時間と、振幅演算器205での振幅演算遅延時間を加えた時間だけ遅らせた、シンボル振幅同期信号402を生成する。
モード設定レジスタ207は、2つのモードを切り替えるための切り替え信号403を出力する。
アドレスコントローラ206は、切り替え信号403によって、以下の2種類の動作を行う。
まず、切り替え信号403が、受信した毎シンボルのサブキャリアの振幅値を記憶する動作モードを示す値であるときは、以下の動作を行う。
アドレスコントローラ206は、シンボル振幅同期信号402に同期して、周波数が0である0番目のサブキャリアの振幅データを格納するアドレスから、63番目のサブキャリアの振幅データ格納するアドレスまでを生成し、順番に書き込みアドレス信号406として出力する。
アドレスコントローラ206は、前記アドレス信号の出力に合わせて、メモリ書き込み信号109を生成し出力する。
アドレスコントローラ206が生成する、前記書き込みアドレスは、N番目のサブキャリアについて、Nが0以上31以下の時N+33とし、Nが32以上63以下の時N−31とする。
アドレスコントローラ206は、シンボル振幅同期信号402を検出する毎に、上記の動作を繰り返し行う。
次に切り替え信号403が、受信した1シンボルのサブキャリアの振幅値を記憶する動作モードを示す値であるときは、以下の動作を行う。
プッシュスイッチ211は、スイッチが押下されるとデータ格納用パルスを生成し、データ格納信号408に出力する。
アドレスコントローラ206は、前記データ格納用パルスを検出すると、その直後のシンボル振幅同期信号402、に同期して入力される、周波数が0である0番目のサブキャリアの振幅データを格納するアドレスから、63番目のサブキャリアの振幅データ格納するアドレスまでを生成し、順番に書き込みアドレス信号406として出力する。
アドレスコントローラ206は、前記アドレス信号の出力に合わせて、メモリ書き込み信号409を生成し出力する。
アドレスコントローラ206が生成する、前記書き込みアドレスは、N番目のサブキャリアについて、Nが0以上31以下の時N+33とし、Nが32以上63以下の時N−31とする。
アドレスコントローラ206は、データ格納用パルスを検出する毎に、上記の動作を繰り返し行う。
アドレスコントローラ210は、一定の周期で、読み出しアドレス信号407を生成して出力するとともに、前記アドレスの出力に合わせて、メモリ読み出し信号410を生成し出力する。
アドレスコントローラ210が生成する、前記読み出しアドレスは、アドレスコントローラ206が生成する書き込みアドレスが前記の例に従う場合は、1から順番に64まで、とする。
アドレスコントローラ210は、読み出しアドレス信号407に7を出力するタイミングに合わせて、トリガ出力412にトリガパルスを出力する。
デュアルポートメモリ208は、メモリ書き込み信号409が入力されると、書き込みアドレス信号406で示されるメモリの記憶領域に、振幅信号404に入力される値を記憶する。
デュアルポートメモリ208は、メモリ読み出し信号410が入力されると、読み出しアドレス信号407で示されるメモリの記憶領域に記憶されている値を読み出し、振幅信号405へ出力する。
DA変換器209は、入力されるデジタル値の振幅信号405を、アナログ値に変換し、周波数特性出力411として出力する。
図8に上述した実施例の動作タイミング例を示す。
OFDM信号のベースバンドでのサブキャリア周波数配置を示す図である。 OFDM信号の周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。 図3の動作タイミング例を示す図である。 本発明の一実施例を示すブロック図である。 図5の動作タイミング例を示す図である。 本発明の他の実施例を示すブロック図である。 図7の動作タイミング例を示す図である。 従来のOFDM信号復調装置を示すブロック図である。
符号の説明
10 OFDM信号復調部
11 AD変換器
12 FFT回路
13 データ復号器
20 観測用信号変換部
21 サプキャリア振幅演算回路
22 記憶回路
23 書き込み回路
24 DA変換回路
25 読み出し回路

Claims (2)

  1. OFDM信号復調部と、
    観測用信号変換部と、を備え、
    該観測用信号変換部は、上記OFDM信号復調部のFFT出力信号からサブキャリアの振幅値を演算する振幅演算手段と、上記サブキャリアの振幅値を記憶する記憶手段と、該記憶手段から所定の順番でサブキャリアの振幅値を読み出す読み出し手段と、から成り、
    前記観測用信号変換部が、前記記憶手段の記憶動作を制御するための記憶動作切り替え信号を発生する切り替え信号発生手段を有し、
    前記記憶手段は、上記記憶動作切り替え信号に応答して、受信したOFDM信号の毎シンボルのサブキャリアの振幅値又は受信したOFDM信号の1シンボルのサブキャリアの振幅値を選択して記憶するように構成されたことを特徴とするOFDM信号復調装置。
  2. 前記読み出し手段がOFDM信号のベースバンドの周波数の昇順となるように読み出したサブキャリアの振幅値を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のOFDM信号復調装置。
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