JP5026149B2 - 無線通信装置および送信制御方法 - Google Patents

無線通信装置および送信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を採用した無線通信装置および送信制御方法に関するものである。
通信速度の向上を図った無線通信システムとして、複数のサブキャリアで構成するマルチキャリアを使用するOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を変調方式として採用するものが知られている。また、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers:電気電子学会)802.16e−2005の標準規格では、多元接続方式としてOFDMをベースとするOFDMAが採用されており、より高速な無線通信が可能となっている。
上記の標準規格には、OFDMAにおけるサブキャリア配置方式として、アダプティブ・アンテナ・システム(AAS:Adaptive Antenna System)による空間分割多元接続(SDMA:Spatial Division Multiple Access)を実現するために、図17に示すように、連続的なサブキャリアを束ねる連続配置方式(AMC permutation)と、図18に示すように、不連続のサブキャリアを束ねる不連続配置方式(PUSC permutation)とが定義されており、モビリティやスループットなどのバランスから最適な配置方式が選択できるようになっている。なお、図17および図18において、(a)は論理サブキャリアの配列を示しており、(b)は物理サブキャリアの配列を示している。
また、上記の標準規格には、図19に示すような、OFDMAのフレーム構造が示されている。このフレーム構造は、1フレームを、ダウンリンク(Down link)のサブフレームと、アップリンク(Up link)のサブフレームとに時間分割したTDD(Time Division Duplexing)を採用している。なお、図19において、横軸は時間を、縦軸は周波数をそれぞれ示しており、時間軸方向のkは、OFDMAのシンボル番号(symbol number)を示し、周波数軸方向のNは、複数のサブキャリアからなる論理サブチャネル(logical subchannel)を示している。
ダウンリンクサブフレームは、基地局からユーザ端末に対する送信フレームで、ブロードキャスト情報領域と、それに続くバーストデータ領域とからなっている。ブロードキャスト情報領域には、プリアンブル(Preamble)、フレーム制御ヘッダ(FCH:Frame Control Header)、ユーザ端末へ送信するバーストデータの割り当て情報を割り当てる下り回線割り当て情報(DL−MAP:Downlink Map)、基地局へ送信するバーストデータの割り当て情報を割り当てる上り回線割り当て情報(UL−MAP:Uplink Map)等が含まれており、バーストデータ領域には、各々のユーザ端末への転送データであるバーストデータが割り当てられている。なお、図19は、サブチャネルをフルに使用して、7台のユーザ端末#1〜#7が基地局と通信している場合を示しており、バーストデータ領域には、7台のユーザ端末#1〜#7に対するバーストデータであるDL burst#1〜#7が割り当てられている。
アップリンクサブフレームは、ユーザ端末から基地局に対する送信フレームで、バーストデータ領域からなっており、このバーストデータ領域には、各々のユーザ端末から基地局への転送データであるバーストデータ(図19では、5台のユーザ端末#1〜#5からのバーストデータであるUL burst#1〜#5)や、測距用サブチャネル(Ranging Subchannel)が割り当てられている。
ここで、ダウンリンクサブフレームにおけるDL−MAPおよびUL−MAPを含むブロードキャスト情報領域が第1領域に対応し、ダウンリンクサブフレームにおけるバーストデータ領域およびアップリンクサブフレームにおけるバーストデータ領域が第2領域に対応している。なお、AMC配置方式の場合も同様で、ダウンリンクサブフレームにおけるDL−MAPおよびUL−MAPを含むブロードキャスト情報領域が第1領域に対応し、ダウンリンクサブフレームにおけるバーストデータ領域およびアップリンクサブフレームにおけるバーストデータ領域が第2領域に対応する。
なお、ダウンリンクサブフレームは、基地局からユーザ端末に対する送信フレームであり、アップリンクサブフレームは、ユーザ端末から基地局に対する送信フレームであるが、ダウンリンクサブフレームは、ユーザ端末から見れば、基地局から受信する受信フレームであり、アップリンクサブフレームは、基地局から見れば、ユーザ端末から受信する受信フレームである。
次に、図20に示すOFDMAのフレーム構造の例を用いて、受信の際の基地局およびユーザ端末の動作について説明する。フレーム構造そのものは図19で説明したものと同じであるが、この例では、3台のユーザ端末#1〜#3が基地局と通信している場合を示しており、ダウンリンクサブフレームのバーストデータ領域には、3台のユーザ端末#1〜#3に対するバーストデータであるDL burst#1〜#3が割り当てられており、アップリンクサブフレームのバーストデータ領域にも、3台のユーザ端末#1〜#3に対するバーストデータであるUL burst#1〜#3が割り当てられている。
ダウンリンクサブフレームでは、ユーザ端末は、基地局から送信される第1領域のブロードキャスト情報に引き続き第2領域のバーストデータを受信し、またアップリンクサブフレームでは、基地局が、各ユーザ端末から送信される第2領域のバーストデータを受信する。
図21は、OFDMAを採用する従来の無線通信装置である基地局やユーザ端末の送信部の構成を示す機能ブロック図である。送信部101は、直並列変換回路(S/P)102、逆高速フーリエ変換回路(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)103、並直列変換回路(P/S)104、フィルタ回路105およびD/A変換回路106を有している。
この送信部101では、図示しないモデム部で変調された信号を、直並列変換回路102でサブキャリア単位に並列に変換した後、逆高速フーリエ変換回路103でIFFT処理して、周波数領域の信号からサブキャリア数の時間領域の信号に変換し、さらに、並直列変換回路104で直列の信号に変換している。その後、フィルタ回路105でDUC(Digital Up Converter)等によるフィルタ処理を行った後、D/A変換回路106でアナログ信号に変換し、そのアナログ信号を無線回路部(RF)107で増幅してアンテナ108から出力するようにしている。
なお、アダプティブ・アンテナ・システムを採用する基地局のように、複数のアンテナを有する場合には、各アンテナに対応して送信部101および無線回路部107が設けられる。このように、複数のアンテナに対応する複数の送信部および無線回路部を設ける場合は、その分だけ消費電力は大きくなる傾向にある。
また、図示しないが、OFDMAを採用する従来の無線通信装置である基地局やユーザ端末の受信部も、図21の送信部とほぼ同様で逆の構成になっている。すなわち、受信部は、A/D変換回路、フィルタ回路、直並列変換回路(S/P)、高速フーリエ変換回路(FFT:Fast Fourier Transform)、および並直列変換回路(P/S)を有している。
受信部側では、アンテナから入力されるアナログ信号を、無線回路部を経て受信し、A/D変換回路でデジタル信号に変換した後、フィルタ回路でDDC(Digital Down Converter)等によるフィルタ処理を行う。その後、このデジタル信号を、直並列変換回路でサンプル時間単位(A/D変換回路がアンテナから入力されたアナログ信号を、無線回路部を経て取得するときの取得時間に起因するもの)に並列に変換した後、高速フーリエ変換回路でFFT処理して、サブキャリア数の時間領域の信号から周波数領域の信号に変換し、さらに、並直列変換回路で直列の信号に変換して、モデム部に送信するようにしている。
ところが、上述した従来の基地局では、送信の際に、接続しているユーザ端末が少なく、例えば、図22に示すように、ユーザ端末#2のみが接続されて、基地局からサブキャリアの一部のみを使用してシンボル番号8〜13でDL burst#2を送信する場合であっても、逆高速フーリエ変換回路103は、ダウンリンクサブフレームにおけるバーストデータ領域(シンボル番号8〜22)の全期間において、全サブキャリアのIFFT処理を行うようにしている。
また、ユーザ端末は、ダウンリンクサブフレームのUL−MAPで割り当てられた上り回線に対応するサブキャリアを使用してUL burstを送信するが、従来のユーザ端末にあっては、基地局の場合と同様に、アップリンクサブフレームにおけるバーストデータ領域の全期間(シンボル番号25〜34)において、逆高速フーリエ変換回路103により全サブキャリアのIFFT処理を行うようにしている。
さらに、基地局およびユーザ端末において、バーストデータの受信を行う際にも、同様の問題が生じる。すなわち、例えば前述の図20の場合において、ダウンリンクサブフレームで、例えばユーザ端末#2が基地局からのバーストデータDL burst#2を受信する際には、ダウンリンクサブフレームにおけるバーストデータ領域の全期間において、全サブキャリアのFFT処理を行うようにしている。
また、アップリンクサブフレームにおいて、基地局が、各ユーザ端末からのバーストデータおよび測距用サブチャネル(Ranging Subchannel)を受信する際においても、全サブキャリアについてバーストデータ領域の全期間にてFFT処理を行っている。
このため、基地局およびユーザ端末においては、有効データ送信および受信領域以外でも回路が動作することとなって、不要な電力を消費するという問題がある。特に、OFDMA変調方式のようなマルチキャリア通信方式の場合には、キャリア帯域幅が大きくなるためにより多くの処理能力が要求され、基地局およびユーザ端末の双方共に回路の消費電力は大きくなる傾向にある。したがって、特に、ユーザ端末がバッテリ駆動される移動端末の場合においては、消費電力が大きくなって、長時間動作ができなくなるという問題がある。
このような問題を解決するものとして、例えば、送信部の逆高速フーリエ変換回路のIFFT点数を、2のべき乗単位で可変に構成するとともに、この逆高速フーリエ変換回路の前段に、直並列変換回路で変換された並列信号を2のべき乗間隔に並び替えてサブキャリアの割り当てを行う並び替え手段を設け、伝送する情報量の増減に応じて、並べ替え手段により、使用するサブキャリアの間隔を2のべき乗の間隔に変更することにより、伝送する情報量が少ない場合に、逆高速フーリエ変換回路におけるIFFT点数を削減したり、受信においても同様に、受信する情報量が少ない場合に、高速フーリエ変換回路におけるFFT点数を削減したりして、総演算量を低減し、これにより低消費電力化を図った無線通信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−346203号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の無線通信装置にあっては、送信においては、直並列変換回路と逆高速フーリエ変換回路との間に、新たに、サブキャリアの割り当てを行う並び替え手段を設ける必要があるとともに、逆高速フーリエ変換回路のIFFT点数、および逆高速フーリエ変換回路の後段に配置される並直列変換回路のサンプル数を、2のべき乗単位で可変に構成する必要がある。
このため、回路構成が複雑になるとともに、コストアップになることが懸念される。また、送信の際、直並列変換回路で変換された並列信号を2のべき乗間隔に並び替えてサブキャリアの割り当てを行うため、不連続のサブキャリアを束ねるPUSC配置方式には適用できず、汎用性に欠けることが懸念される。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、簡単かつ安価にできて、低消費電力化が図れ、しかも汎用性に優れた無線通信装置および送信制御方法を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る無線通信装置の発明は、
相手側に送信するバーストデータの割り当て情報を割り当てる第1領域と、前記バーストデータを割り当てる第2領域とを有するフレーム構造を用いる直交周波数分割多元接続を採用して、前記バーストデータを送信する無線通信装置であって、
前記バーストデータを送信するための送信手段と、
前記第1領域における前記バーストデータの割り当て情報に基づいて、対応するバーストデータの前記第2領域における送信領域を把握するバーストデータ領域把握手段と、
該バーストデータ領域把握手段で把握された前記送信領域に基づいて、前記送信手段の動作を制御する制御手段と、
を有することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の無線通信装置において、
前記バーストデータ領域把握手段は、前記第2領域におけるサブキャリア配置方式を把握し、
前記制御手段は、前記バーストデータ領域把握手段で把握された前記送信領域および前記サブキャリア配置方式に基づいて、前記送信手段の動作を制御する、ことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の無線通信装置において、
前記制御手段は、前記第2領域についてのみ、前記送信手段の動作を制御する、ことを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
前記送信手段は、使用可能なサブキャリア数に応じた逆高速フーリエ変換処理ポイント数を有する逆高速フーリエ変換回路を有し、
前記制御手段は、フレームの時間軸方向におけるシンボル数を計数するシンボルカウンタを有し、該シンボルカウンタの計数値と、前記バーストデータ領域把握手段で把握された前記送信領域のシンボル番号との比較に基づいて、前記送信領域に対応するサブキャリアのみ逆高速フーリエ変換を行うように前記逆高速フーリエ変換回路の動作を制御する、ことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
前記相手側となる他の無線通信装置に関する情報を取得する情報取得手段と、
前記第1領域に割り当てる前記バーストデータの割り当て情報を生成する割り当て情報生成手段とをさらに備え、
前記割り当て情報生成手段は、前記情報取得手段が取得した情報に基づいて、前記相手側に送信するバーストデータの割り当て情報を生成することを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の無線通信装置において、
前記情報取得手段は、前記相手側となる他の無線通信装置の移動を検出することを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項5または6に記載の無線通信装置において、
前記割り当て情報生成手段は、前記情報取得手段が取得した情報に基づいて、前記第2領域に割り当てる前記他の無線通信装置のバーストデータが、前記第2領域にて時間軸方向の後方に配置されるように、前記バーストデータの割り当て情報を選択的に生成することを特徴とするものである。
さらに、請求項8に係る送信制御方法の発明は、
相手側へ送信するバーストデータの割り当て情報を割り当てる第1領域と、前記バーストデータを割り当てる第2領域とを有するフレーム構造を用いる直交周波数分割多元接続を採用して、前記バーストデータを送信する無線通信装置の送信制御方法であって、
前記第1領域における前記バーストデータの割り当て情報に基づいて、対応するバーストデータの前記第2領域における送信領域を把握するステップと、
把握された前記送信領域に基づいて、前記バーストデータの送信を制御するステップと、
を含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、バーストデータの割り当て情報に基づいて、対応するバーストデータの送信領域を把握して、バーストデータの送信を制御するようにしたので、サブキャリアの配置方式に制限されることなく、簡単かつ安価な構成で、送信に必要な回路のみを動作させることが可能となる。したがって、低消費電力化を図ることができるとともに、汎用性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係るOFDMAを採用する無線通信装置の構成を示す機能ブロック図である。この無線通信装置は、複数のアンテナ11−1〜11−mを有する基地局を構成するもので、バスライン12に接続された制御部13、記憶部14、ネットワーク部15およびモデム部16を有しており、モデム部16とアンテナ11−1〜11−mとの間には、送信部17−1〜17−mおよび受信部18−1〜18−mと、無線回路部(RF)19−1〜19−mが接続されている。
制御部13は、基地局の各部を制御し、通信に関わる処理を実行する。記憶部14は、制御部13のワークメモリとして動作するとともに、制御部13によって行われる各種処理に関わるプログラムやパラメータを保持する。ネットワーク部15は、図示しない通信ネットワークに接続されて、通信ネットワークからのデータを受信して制御部13に出力したり、制御部13の指示に従ってデータを通信ネットワークに対して送信したりする。また、モデム部16は、アンテナ11−1〜11−mから無線回路部19−1〜19−mおよび受信部18−1〜18−mを経て受信されたユーザ端末からの信号を復調して、制御部13に出力したり、制御部13から入力される指示に従って、制御部13から入力される信号を変調して、送信部17−1〜17−m、無線回路部19−1〜19−mおよびアンテナ11−1〜11−mを経てユーザ端末に送信したり、といった処理を実行する。したがって、本実施の形態では、送信部17−1〜17−m、無線回路部19−1〜19−mおよびアンテナ11−1〜11−mを含んで、送信手段を構成している。
送信部17−1〜17−mは、同様に構成されており、図2に代表して送信部17−1の機能ブロック図を示すように、直並列変換回路(S/P)21、逆高速フーリエ変換回路(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)22、並直列変換回路(P/S)23、フィルタ回路24およびD/A変換回路25を有している。
この送信部17−1では、モデム部16で変調された信号を、直並列変換回路21でサブキャリア単位に並列に変換した後、逆高速フーリエ変換回路22でIFFT処理して、周波数領域の信号からサブキャリア数の時間領域の信号に変換し、さらに、並直列変換回路23で直列の信号に変換する。その後、フィルタ回路24でDUC(Digital Up Converter)等によるフィルタ処理を行い、さらに、D/A変換回路25でアナログ信号に変換してから、無線回路部19−1で増幅してアンテナ11−1から出力する。
ここで、逆高速フーリエ変換回路22は、サブキャリア数に応じたIFFT処理ポイントを有しているが、本実施の形態では、各IFFT処理ポイントの回路動作を、DL−MAPに基づいて制御部13からのIFFTポイント動作/停止信号により制御する。
次に、本実施の形態による基地局の動作について、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、制御部13は、記憶部14にフレームデータが準備できた時点(ステップS1)で、その第1領域であるブロードキャスト情報領域における送信データのマップ情報(DL−MAP)から、各バーストデータを送信する際に使用する有効なサブキャリアおよびシンボル時間を解析して、第2領域であるバーストデータ領域における各バーストデータの送信領域を把握し、その各バーストデータのバウンダリのテーブル情報(有効サブキャリアが変化するときのシンボルオフセット値)である、バーストバウンダリデータと、バウンダリに対応したバリッドサブキャリアデータとを作成して、記憶部14にサブキャリアテーブルとして書き込む(ステップS2)。
ここで、バリッドサブキャリアデータは、採用するサブキャリア配置方式に応じて準備する。すなわち、PUSC配置方式の場合には、予め定義された変換式に従って、論理サブチャネルから物理サブチャネルへ変換して、サブキャリアを割り当てる。また、AMC配置方式の場合には、論理サブチャネルと物理サブチャネルとが等しいので、論理サブチャネルの情報をそのまま反映する。
これにより、例えば、図4に示すように、1024キャリアを用いる場合において、ユーザ端末#2のみが接続されて、基地局からサブキャリアの一部のみを使用してバーストデータDL burst#2を送信する場合には、フレーム開始前に、DL−MAPのOFDMAシンボルオフセット(OFDMA Symbol offset)およびサブチャネルオフセット(Subchannel offset)と、OFDMAシンボル番号(No. OFDMA Symbols)およびサブチャネル番号(No. Subchannels)とから、DL burst#2の送信領域を把握して、そのバーストバウンダリデータと、バウンダリに対応したバリッドサブキャリアデータとを作成して、サブキャリアテーブルに書き込む。
次に、制御部13に設けられているシンボルカウンタ20をリセットし(ステップS3)、フレームが開始したら(ステップS4)、送信を開始して、シンボルカウンタ20による時間軸方向におけるシンボルの計数を開始する。ここで、フレーム開始直後のデータは、ブロードキャスト情報(プリアンブル、FCH、DL−MAP、UL−MAP)なので、全サブキャリアを使用して送信を開始する。
その後、バーストバウンダリデータのシンボル番号とシンボルカウンタ20の計数値とを比較し(ステップS5)、一致した時(例えば、図22において、シンボル番号8に達した時)は、バリッドサブキャリアデータを読出し、そのデータを制御部13にセットして(ステップS6)、逆高速フーリエ変換回路22の対応するサブキャリアのIFFTポイントの回路だけを動作させて、有効サブキャリアのみIFFT処理を実行する(ステップS7)。
上記のステップS5〜S7の処理を、シンボルカウンタ20の計数値がシンボルエンドに達するまで(図22において、シンボル番号22まで)、シンボルカウンタ20をインクリメントしながら実行する(ステップS8,S9)。また、図22において、シンボルカウンタ20の計数値がシンボル番号14に達した場合、サブキャリアテーブルから以降の送信データが有る場合には、次のバリッドサブキャリアデータをセットし、送信データが無い場合には、全サブキャリアのIFFT回路を停止させる制御を行う。そして、シンボルカウンタ20の計数値がシンボルエンドに達した時点で、逆高速フーリエ変換回路22の全てのIFFT処理を終了して(ステップS10)、ステップS1に移行する。したがって、本実施の形態では、制御部13が、バーストデータ領域把握手段および送信手段の制御手段を構成している。
これにより、例えば、図22に示すように、ユーザ端末#2のみが接続され、基地局からサブキャリアの一部のみを使用してDL burst#2を送信する場合には、逆高速フーリエ変換回路22は、フレーム開始からシンボルカウンタ20の計数値がシンボル番号7までは、全サブキャリアのIFFT処理ポイントにおいてIFFT処理を実行するが、その後のシンボルエンド(シンボル番号22)までは、DL burst#2の送信領域に対応するシンボル番号8からシンボル番号13までにおいて、DL burst#2の送信に対応するサブキャリアのIFFT処理ポイントの回路のみが動作し、他のサブキャリアのIFFT処理ポイントの回路は動作を停止することになる。このような逆高速フーリエ変換回路22におけるIFFT処理が、送信部17−1〜17−mの全てにおいて行われる。
このように、本実施の形態では、基地局の送信部17−1〜17−mの各々の逆高速フーリエ変換回路22を、ダウンリンクサブフレームのバーストデータ領域においては、DL−MAPで把握したバーストデータの送信領域においてのみ、対応するサブキャリアのIFFT処理ポイントの回路のみを動作させるようにしたので、簡単かつ安価な構成で、低消費電力化が図れる。しかも、PUSC配置方式に限らず、AMC配置方式にも適用できるので、汎用性を持たせることができる。
(第2実施の形態)
図5は、本発明の第2実施の形態に係るOFDMAを採用する無線通信装置の構成を示す機能ブロック図である。この無線通信装置は、ユーザ端末を構成するもので、バスライン31に接続された制御部32、記憶部33およびモデム部34を有しており、モデム部34には、送信部35および受信部36を経て無線回路部(RF)37が接続され、さらに無線回路部37にはアンテナ38が接続されている。また、制御部32には、マイク41、スピーカ42、入力部43、表示部44等が接続されている。なお、アンテナダイバーシティを行うために、モデム部34に、さらに、アンテナを含む受信系を接続する場合もある。
制御部32は、入力部43からの入力信号や基地局からの信号等に基づいて、ユーザ端末の各部を制御し、通信に関わる処理を実行する。記憶部33は、制御部32のワークメモリとして動作するとともに、制御部32によって行われる各種処理に関わるプログラムやパラメータを保持する。また、モデム部34は、アンテナ38から無線回路部37および受信部36を経て受信された基地局からの信号を復調して、制御部32を介して、例えばスピーカ42や表示部44に出力したり、制御部32から入力される指示に従って、制御部32から入力される例えばマイク41からの信号を変調して、送信部35、無線回路部37およびアンテナ38を経て基地局に送信したり、といった処理を実行する。したがって、本実施の形態では、送信部35、無線回路部37およびアンテナ38を含んで、送信手段を構成している。
送信部35は、図6に示すように、図2と同様の直並列変換回路(S/P)45、逆高速フーリエ変換回路(IFFT)46、並直列変換回路(P/S)47、フィルタ回路48およびD/A変換回路49を有しており、モデム部34で変調された信号を、直並列変換回路45でサブキャリア単位に並列に変換した後、逆高速フーリエ変換回路46でIFFT処理して、周波数領域の信号からサブキャリア数の時間領域の信号に変換し、さらに、並直列変換回路47で直列の信号に変換する。その後、フィルタ回路48でDUC等によるフィルタ処理を行い、さらに、D/A変換回路49でアナログ信号に変換してから、無線回路部37で増幅してアンテナ38から出力する。
ここで、逆高速フーリエ変換回路46は、サブキャリア数に応じたIFFT処理ポイント数の回路を有しているが、本実施の形態では、各IFFT処理ポイントの回路動作を、UL−MAPに基づいて制御部32からのIFFTポイント動作/停止信号により制御する。
すなわち、本実施の形態では、ダウンリンクサブフレームにおいて基地局から送信された第1領域であるブロードキャスト情報領域における送信データのマップ情報(UL−MAP)に基づいて、第2領域であるアップリンクサブフレームの開始前に、制御部32において、当該ユーザ端末に割り当てられたアップリンクサブフレームにおける送信領域を把握し、その把握結果に基づいてバーストデータを送信する際に使用する有効なサブキャリアおよびシンボル時間を解析して、バーストバウンダリデータと、バウンダリに対応したバリッドサブキャリアデータとを作成し、記憶部33にサブキャリアテーブルとして書き込む。
バリッドサブキャリアデータは、第1実施の形態で説明した基地局の場合と同様に、採用するサブキャリア配置方式に応じて準備する。すなわち、PUSC配置方式の場合には、予め定義された変換式に従って、論理サブチャネルから物理サブチャネルへ変換して、サブキャリアを割り当てる。また、AMC配置方式の場合には、論理サブチャネルと物理サブチャネルとが等しいので、論理サブチャネルの情報をそのまま反映する。
これにより、例えば、図7に示すように、UL−MAPの当該ユーザ端末に対応する所定区間のシンボル数(Duration)に基づいて、当該ユーザ端末が送信するバーストデータUL burst#2の送信領域を把握して、そのバーストバウンダリデータと、バウンダリに対応したバリッドサブキャリアデータとを作成して、サブキャリアテーブルに書き込む。図7は、1024キャリアが使用可能な場合を示している。なお、送信領域の開始位置は、当該フレームのUL−MAPや前のフレームのUL−MAPなどから特定する。
その後、送信/受信切り替えギャップ(TTG:Transmit/Receive Transition Gap)の終了後に、サブキャリアテーブルに従って、制御部32により逆高速フーリエ変換回路46のIFFTポイントの動作を制御し、これにより当該ユーザ端末が送信するバーストデータの送信領域に対応するサブキャリアのIFFTポイントの回路だけを動作させて、有効サブキャリアのみIFFT処理を実行する。
すなわち、フレームの開始において、制御部32のシンボルカウンタ51により時間軸方向におけるシンボルの計数を開始し、その計数値とバーストバウンダリデータのシンボル番号とが一致したとき(例えば、図22において、シンボル番号25に達したとき)バリッドサブキャリアデータを読出し、そのデータを制御部32にセットして、逆高速フーリエ変換回路46の対応するサブキャリアのIFFTポイントの回路だけを動作させる。
その後、シンボルカウンタ51の計数値がシンボルエンドに達するまで(図22において、シンボル番号34まで)、シンボルカウンタ51をインクリメントしながら、その計数値とバーストバウンダリデータのシンボル番号とを比較し、両者が一致したら、所定シンボル数分(図22においては、シンボル番号25から31までを示す)、逆高速フーリエ変換回路46の対応するIFFTポイントの回路だけを動作させてIFFT処理を実行して、バーストデータを送信する。その後、シンボルカウンタ51の計数値がシンボルエンドに達した時点で、逆高速フーリエ変換回路46の全てのIFFT処理を終了して、次のフレームの処理にそなえる。したがって、本実施の形態では、制御部32が、バーストデータ領域把握手段および送信手段の制御手段を構成している。
これにより、例えば、図22に示すように、ユーザ端末#2がサブキャリアの一部のみを使用してUL burst#2を送信する場合には、逆高速フーリエ変換回路46は、フレーム開始からのシンボルカウンタ51の計数値がUL burst#2の送信領域に対応するシンボル番号25からシンボル番号31までにおいて、UL burst#2の送信に対応するサブキャリアのIFFT処理ポイントの回路のみが動作し、他のサブキャリアのIFFT処理ポイントの回路は動作を停止することになる。
このように、本実施の形態では、ユーザ端末の送信部35の逆高速フーリエ変換回路46を、アップリンクサブフレームのバーストデータ領域においては、UL−MAPで把握したバーストデータの送信領域においてのみ、対応するサブキャリアのIFFT処理ポイントの回路のみを動作させるようにしたので、簡単かつ安価な構成で、低消費電力化が図れる。したがって、特にユーザ端末がバッテリ駆動される移動端末の場合には、長時間動作が期待できる。しかも、PUSC配置方式に限らず、AMC配置方式にも適用できるので、汎用性を持たせることもできる。
(第3実施の形態)
図8は、本発明の第3実施の形態に係るOFDMAを採用する無線通信装置の受信部36の構成を示す機能ブロック図である。この受信部36は、上述した第2実施の形態の図5において説明したユーザ端末の受信部36を表し、同じ機能ブロックには同じ参照番号を付してある。
受信部36は、A/D変換回路52、フィルタ回路53、直並列変換回路(S/P)54、高速フーリエ変換回路(FFT)55、並直列変換回路(P/S)56を有しており、アンテナ38で受信した信号を、無線回路部(RF)37にてRF帯からベースバンド信号に復調し、その後、この信号を、A/D変換回路52でデジタル信号に変換してから、フィルタ回路53でDDC(Digital Down Converter)等によるフィルタ処理を行い、直並列変換回路54でサンプル時間単位(A/D変換回路52がアンテナ38から入力されたアナログ信号を、無線回路部(RF)37を経て取得するときの取得時間に起因するもの)に並列に変換した後、高速フーリエ変換回路55でFFT処理してサブキャリア数の時間領域の信号から周波数領域の信号に変換し、さらに、並直列変換回路56で直列の信号に変換してから、モデム部34に送信する。したがって、本実施の形態では、アンテナ38、無線回路部37および受信部36を含んで、受信手段を構成している。なお、アンテナダイバーシティを行うために、モデム部34に、さらに、アンテナを含む受信系を接続する場合もある。
ここで、高速フーリエ変換回路55は、サブキャリア数に応じたFFT処理ポイント数の回路を有しているが、本実施の形態では、各FFT処理ポイントの回路動作を、DL−MAPに基づいて制御部32からのFFTポイント動作/停止信号により制御する。
次に、本実施の形態によるユーザ端末の動作について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、ユーザ端末は、端末の起動後に基地局をサーチして通信可能なアイドル状態になっているものとし、基地局は、第1実施の形態で説明したように、送信すべきデータが準備できた時点で、マップ情報(DL−MAP/UL−MAP)を生成して、フレーム開始タイミングで送信を開始するものとする。
先ず、ユーザ端末は、基地局からのデータを受信するに際し、制御部32に設けられているシンボルカウンタ51をリセットし(ステップS11)、基地局から送信されたデータのフレームが開始したら(ステップS12)、受信を開始して、シンボルカウンタ51による時間軸方向におけるシンボルの計数を開始する。ここで、フレーム開始直後のデータは、第1領域のブロードキャスト情報(プリアンブル、FCH、DL−MAP、UL−MAP)であり、この情報を、全サブキャリアを使用して受信およびデコードする(ステップS13)。
この時、ユーザ端末の制御部32は、基地局から受信したブロードキャスト情報のうち、受信データのマップ情報(DL−MAP)をデコードすることで、フレーム内の第2領域における当該ユーザ端末宛のバーストデータの配置(シンボルオフセット、サブキャリアオフセット、シンボル数およびサブチャネル数)を把握する。さらに、そのバーストデータのバウンダリのテーブル情報である、使用サブキャリアが変化する際のシンボル数(バーストバウンダリデータ)、およびそのバウンダリに対応した有効FFTポイント情報(バリッドサブキャリアデータ)を作成し、記憶部33にサブキャリアテーブルとして書き込む(ステップS14)。
これにより、例えば図10に示すように、基地局から、バーストデータDL burst#2が多数のサブキャリアのうち一部を使用して送信されてくる場合には、制御部32は、DL−MAPのOFDMAシンボルオフセット(OFDMA Symbol offset)およびサブチャネルオフセット(Subchannel offset)と、OFDMAシンボル番号(No. OFDMA Symbols)およびサブチャネル番号(No. Subchannels)とから、DL burst#2の受信領域を把握できるようになる。なお、この例では、サブチャネルオフセットがゼロであり、サブチャネルがサブチャネル番号ゼロから始まることを示している。
端末のシンボルカウンタ51は、プリアンブルデータからカウンタのインクリメントを開始し、シンボル時間ごとに使用サブキャリアの変化の有無を判定するため、バーストバウンダリデータのシンボル番号とシンボルカウンタ51の計数値とを比較して(ステップS15)、一致した時(例えば、図11において、シンボル番号26に達した時)は、制御部32は、サブキャリアテーブルから使用するFFTポイントの情報(バリッドサブキャリアデータ)を高速フーリエ変換回路55に設定し(ステップS16)、高速フーリエ変換回路55の対応するサブキャリアのFFTポイントの回路だけを動作させて、有効サブキャリアのみFFT処理を実行する(ステップS17)。ステップS15にて、バーストバウンダリデータのシンボル番号とシンボルカウンタ51の計数値とが一致しない場合には、両者が一致するまで現在の設定を維持する。
上記のステップS15〜17の処理を、シンボルカウンタ51の計数値がダウンリンクサブフレームのシンボルエンドに達するまで(図11において、シンボル番号32まで)、シンボルカウンタ51をインクリメントしながら実行する(ステップS18,S19)。また、図11において、シンボルカウンタ51の計数値がシンボルエンドに達した(図11においてシンボル番号32)場合には、全サブキャリアの、高速フーリエ変換回路55の全てのFFT処理を終了して(ステップS20)、ステップS11に移行する。したがって、本実施の形態では、制御部32が、バーストデータ領域把握手段および受信手段の制御手段を構成している。
これにより、例えば、図11に示すように、ユーザ端末#2が、基地局からのサブキャリアの一部のみを使用したDL burst#2を受信する場合には、高速フーリエ変換回路55は、フレーム開始からシンボルカウンタ51の計数値がシンボル番号5までは、全サブキャリアのFFT処理ポイントにおいてFFT処理を実行するが、その後、シンボル番号6〜25までは全サブキャリアにおいてFFT処理は行わず、さらにその後、DL burst#2の受信領域に対応するシンボル番号26からシンボルエンド(シンボル番号32)までにおいて、DL burst#2の受信に対応するサブキャリアのFFT処理ポイントの回路のみが動作し、他のサブキャリアのFFT処理ポイントの回路は動作を停止することになる。
このように、本実施の形態では、受信部36の各々の高速フーリエ変換回路55を、ダウンリンクサブフレームのバーストデータ領域においては、DL−MAPで把握したバーストデータの受信領域においてのみ、対応するサブキャリアのFFT処理ポイントの回路のみを動作させるようにしたので、簡単かつ安価な構成で、低消費電力化が図れる。さらに、第1実施の形態と同様に、PUSC配置方式に限らず、AMC配置方式にも適用できるので、汎用性を持たせることもできる。
(第4実施の形態)
図12は、本発明の第4実施の形態に係るOFDMAを採用する無線通信装置の受信部18−1の構成を示す機能ブロック図である。この受信部18−1は、上述した第1実施の形態の図1において説明した基地局の受信部18−1を表し、同じ機能ブロックには同じ参照番号を付してある。なお、受信部18−1〜18−mは、同様に構成されており、図12には代表して受信部18−1の機能ブロック図を示す。
受信部18−1は、A/D変換回路26、フィルタ回路27、直並列変換回路(S/P)28、高速フーリエ変換回路(FFT)29、並直列変換回路(P/S)30を有しており、アンテナ11−1で受信した信号を、無線回路部(RF)19−1にてRF帯からベースバンド信号に復調し、その後、この信号を、A/D変換回路26でデジタル信号に変換してから、フィルタ回路27でDDC(Digital Down Converter)等によるフィルタ処理を行い、直並列変換回路28でサンプル時間単位(A/D変換回路26が、アンテナ11−1から入力されたアナログ信号を無線回路部(RF)19−1を経て取得するときの取得時間に起因するもの)に並列に変換した後、高速フーリエ変換回路29でFFT処理してサブキャリア数の時間領域の信号から周波数領域の信号に変換し、さらに、並直列変換回路30で直列の信号に変換してから、モデム部16に送信する。したがって、本実施の形態では、アンテナ11−1〜11−m、無線回路部19−1〜19−mおよび受信部18−1〜18−mを含んで、受信手段を構成している。
ここで、高速フーリエ変換回路29は、サブキャリア数に応じたFFT処理ポイント数の回路を有しているが、本実施の形態では、各FFT処理ポイントの回路動作を、UL−MAPに基づいて制御部13からのFFTポイント動作/停止信号により制御する。
本実施の形態では、基地局にて作成した、ダウンリンクサブフレームの第1領域であるブロードキャスト情報領域における送信データのマップ情報(UL−MAP)に基づいて、第2領域のアップリンクサブフレームの開始前に、制御部13において、各ユーザ端末に割り当てたアップリンクサブフレームにおける受信領域は把握できており、その把握結果に基づいてバーストデータを受信する際に使用する有効なサブキャリアおよびシンボル時間を解析し、バーストバウンダリデータと、バウンダリに対応したバリッドサブキャリアデータとを作成したものが、記憶部14にサブキャリアテーブルとして書き込まれている。
すなわち、例えば図13に示すように、ある1つのユーザ端末のみから、バーストデータUL burst#1が多数のサブキャリアのうち一部を使用して送信されてくる場合には、制御部13は、UL−MAPの各ユーザ端末に対応する所定区間のシンボル数(Duration)に基づいて、例えば図13の例の場合には、当該ユーザ端末から送信されるUL burst#1の受信領域を把握して、そのバーストバウンダリデータと、バウンダリに対応したバリッドサブキャリアデータとを作成し、それらをサブキャリアテーブルに書き込んでおく。なお、受信領域の開始位置は、各フレームのUL−MAPや前のフレームのUL−MAPなどから特定する。
その後、送信/受信切り替えギャップ(TTG:Transmit/Receive Transition Gap)の終了後に、サブキャリアテーブルに従って、制御部13により高速フーリエ変換回路29のFFTポイントの動作を制御し、これにより当該ユーザ端末から送信されるバーストデータの受信領域に対応するサブキャリアのFFTポイントの回路だけを動作させて、有効サブキャリアのみFFT処理を実行する。
すなわち、フレームの開始において、制御部13のシンボルカウンタ20により時間軸方向におけるシンボルの計数を開始し、その計数値とバーストバウンダリデータのシンボル番号とが一致したとき(例えば、図11において、シンボル番号33に達したとき)バリッドサブキャリアデータを読出し、そのデータを制御部13にセットして、高速フーリエ変換回路29の対応するサブキャリアのFFTポイントの回路だけを動作させる。
その後、シンボルカウンタ20の計数値がシンボルエンドに達するまで(図11において、シンボル番号47まで)、シンボルカウンタ20をインクリメントしながら、その計数値とバーストバウンダリデータのシンボル番号とを比較し、両者が一致したら、高速フーリエ変換回路29のFFT処理を終了して、次のフレームの処理にそなえる。したがって、本実施の形態では、制御部13が、バーストデータ領域把握手段および受信手段の制御手段を構成している。
これにより、例えば、図13に示すように、基地局にユーザ端末#1のみが接続され、基地局がサブキャリアの一部のみを使用してUL burst#1を受信する場合には、高速フーリエ変換回路29は、フレーム開始からのシンボルカウンタ20の計数値がUL burst#1の受信領域に対応するシンボル番号(図11においてはシンボル番号33〜39)において、UL burst#1の受信に対応するサブキャリアのFFT処理ポイントの回路のみが動作し、他のサブキャリアのFFT処理ポイントの回路は動作を停止することになる。なお、この場合、Ranging Subchannel領域のFFTは常に有効とする。
このように、本実施の形態では、基地局の受信部18−1の高速フーリエ変換回路29を、アップリンクサブフレームのバーストデータ領域においては、UL−MAPで把握したバーストデータの受信領域においてのみ、対応するサブキャリアのFFT処理ポイントの回路のみを動作させるようにしたので、簡単かつ安価な構成で、低消費電力化が図れる。さらに、PUSC配置方式に限らず、AMC配置方式にも適用できるので、汎用性を持たせることもできる。
(第5実施の形態)
図14は、本発明の第5実施の形態に係るOFDMAを採用する無線通信装置の構成を示す機能ブロック図である。この無線通信装置は、第1実施の形態にて説明した基地局とほぼ同様に構成することができ、前述したのと同じ機能ブロックに対しては同じ参照番号を付してある。
本実施の形態による無線通信装置では、制御部13が、情報取得手段である移動量検出部52を備えている。この移動量検出部52は、各ユーザ端末からアップリンクサブフレームのバーストデータUL burstに含められて送信されるGPS位置情報から、各ユーザ端末本体の移動量を検出することができるように構成する。このようにして検出された移動量が大きいユーザ端末は、データ処理速度が抑制されていることが多い、バッテリにより駆動される移動端末である可能性が高いと推測することができる。
したがって、基地局と通信しているユーザ端末の中で、検出された移動量が大きいユーザ端末が存在する場合には、制御部13は、次以降のフレームのDL−MAPを生成する際に、ダウンリンクサブフレームの第2領域において、移動量の大きいユーザ端末のバーストデータを優先的に時間軸方向の後方から詰める配置となるように割り当て情報を生成する。したがって、本実施の形態では、制御部13は、ユーザ端末に送信するバーストデータの割り当て情報をブロードキャスト情報領域のDL−MAPに割り当てる割り当て情報生成手段を構成している。
すなわち、例えば、ユーザ端末#1〜#3の3端末の移動量が他の端末に比べて大きいと検出された場合、図15に示すように、これら3端末のバーストデータを、優先的にダウンリンクサブフレームの第2領域にて時間軸方向の後方から詰めるような配置(DL burst#1〜#3)となるようにバーストデータ割り当て情報を生成し、このバーストデータ割り当て情報を次のフレームのDL−MAPに含めるようにする。他の(移動量が比較的少ない)端末のバーストデータが存在する場合には、図15のダウンリンクサブフレーム内で空いている所にバーストデータを収めるように配置する。
次に、本実施の形態による基地局およびユーザ端末の動作、ならびにデータの交換について、図16に示す動作シーケンス図を参照しながら説明する。
先ず、基地局は、各ユーザ端末に、位置情報の要求を、ダウンリンクサブフレームに含めて送信する。各ユーザ端末は、この位置情報の要求を受信すると、端末内のGPS位置情報を処理して、得られた位置情報を含めたアップリンクサブフレームデータを生成して基地局に送信する(ULデータ生成処理)。位置情報を受信した基地局は、各ユーザ端末から以前に受信した位置情報と比較するなどして、各ユーザ端末の移動量を検出し、この検出結果に基づいて、次のフレームを構成する際に、移動量の大きいユーザ端末から優先してダウンリンクサブフレーム内にて時間軸方向の後方からバーストデータを詰めるようにデータ配置スケジューリング(バーストデータ割り当て情報の生成)を行ってDL−MAPを作成し、これをダウンリンクサブフレームに含めて各ユーザ端末に送信する。DL−MAPを含むデータを受信した各ユーザ端末は、これをデコードして、そのDL−MAP情報にしたがって、バーストデータを受信する際に、第3実施の形態で説明したFFT処理を行う。
これにより、例えばユーザ端末が高速移動する移動端末の場合であっても、ユーザ端末の受信部36の各々の高速フーリエ変換回路55が、ダウンリンクサブフレームのバーストデータ領域において、DL−MAPで把握したバーストデータの受信領域においてのみ、対応するサブキャリアのFFT処理ポイントの回路のみを動作させる確実性が増し、より一層の低消費電力が期待できる。
すなわち、上述した第3実施の形態においては、基地局から送信されるダウンリンクサブフレームの第1領域におけるDL−MAP情報を各ユーザ端末が受信してデコードする際、高速フーリエ変換回路55によるFFT処理以降の処理は、エラー訂正処理などを行うための時間を必要とする。しかしながら、事前にMAP情報を作成し把握しているため実際にアップリンクサブフレームのバーストデータの受信を開始するまでにサブキャリアテーブルを生成することができる基地局とは異なり、ユーザ端末においては、基地局と通信する各端末によって仕様や用途(固定、ノマディック、モバイルなど)などが異なるためにそれぞれの端末で処理能力に差が生じる場合も考えられ、ユーザ端末によっては、実際にダウンリンクサブフレームのバーストデータの受信を開始するまでに、(第3実施の形態で説明した)FFT処理を必要最小限に低減させるための処理が終了しない恐れもある。
例えば、図20のダウンリンクサブフレームのバーストデータDL burst#1およびDL burst#3を受信するユーザ端末#1および#3は、DL−MAP情報のわずか2シンボル後にそれぞれの端末宛バーストデータの受信を開始することになり、例えばユーザ端末#1および#3が処理能力の低い移動端末である場合には、バーストデータの受信開始までにデコード処理およびテーブル設定などを完了させることができず、そのため、これらの処理が完了するまでは、全てのFFT回路を動作させなければならなくなる。
本実施の形態によれば、このようなユーザ端末を用いて通信を行う際でも、基地局側のスケジューリング制御により、ユーザ端末がデータ処理を行う時間を確保できるようなデータ配置にすることで、バーストデータ受信開始前にテーブル情報の設定を可能にし、必要最小限のFFT処理を行えるようにして、消費電力の低減を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、送信部の逆高速フーリエ変換回路を、バーストデータの送信に有効なサブキャリアに対応するIFFT処理ポイントの回路のみを動作させるように制御したが、この制御に代えて、あるいはこの制御とともに、無線回路部(RF)を、有効なサブキャリアの送信時のみ動作させるように制御することもできる。このように、逆高速フーリエ変換回路の制御に代えて、無線回路部を制御すれば、同様の効果を得ることができ、また、両制御を同時に行うようにすれば、更なる低消費電力化が可能となり、特に、バッテリ駆動される移動端末の場合には、より長時間動作が期待できる。
また、上記第5実施の形態では、ユーザ端末の移動量を、GPSの位置情報から検出するようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、基地局においてパイロットシンボルから最大ドップラー周波数を算出することでユーザ端末の移動量を求めることもできる。さらに、アップリンクサブフレームに割り当てられる測距用サブチャネル(Ranging Subchannel)を用いて、基地局とユーザ端末との間の距離を測定することで移動度を算出することもできる。
本発明の第1実施の形態に係る無線通信装置である基地局の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す送信部の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す基地局の送信動作を示すフローチャートである。 図1に示す基地局の送信動作を説明するための図である。 本発明の第2実施の形態に係る無線通信装置であるユーザ端末の構成を示す機能ブロック図である。 図5に示す送信部の構成を示す機能ブロック図である。 図5に示すユーザ端末の送信動作を説明するための図である。 本発明の第3実施の形態に係る、図5に示す受信部の構成を示す機能ブロック図である。 図5に示すユーザ端末の受信動作を示すフローチャートである。 図5に示すユーザ端末の受信動作を説明するための図である。 同じく、図5に示すユーザ端末の受信動作を説明するための図である。 本発明の第4実施の形態に係る、図1に示す受信部の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す基地局の受信動作を説明するための図である。 本発明の第5実施の形態に係る無線通信装置である基地局の構成を示す機能ブロック図である。 図14に示す基地局の送信動作を説明するための図である。 図14に示す基地局とユーザ端末との間の動作を説明するシーケンス図である。 OFDMAにおけるサブキャリアの連続配置方式を示す図である。 OFDMAにおけるサブキャリアの不連続配置方式を示す図である。 OFDMAの一例のフレーム構造を示す図である。 同じく、OFDMAの一例のフレーム構造を示す図である。 従来の無線通信装置の送信部の構成を示す機能ブロック図である。 接続端末数が少ない場合のフレーム構造を示す図である。
符号の説明
11−1〜11−m アンテナ
12,31 バスライン
13,32 制御部
14,33 記憶部
15 ネットワーク部
16,34 モデム部
17−1〜17−m,35 送信部
18−1〜18−m,36 受信部
19−1〜19−m,37 無線回路部(RF)
20,51 シンボルカウンタ
21,28,45,54 直並列変換回路(S/P)
22,46 逆高速フーリエ変換回路(IFFT)
23,30,47,56 並直列変換回路(P/S)
24,27,48,53 フィルタ回路
25,49 D/A変換回路
26,52 A/D変換回路
29,55 高速フーリエ変換回路(FFT)
52 移動量検出部

Claims (5)

  1. 相手側に送信するバーストデータの割り当て情報を割り当てる第1領域と、前記バーストデータを割り当てる第2領域とを有するフレーム構造を用いる直交周波数分割多元接続を採用して、前記バーストデータを送信する無線通信装置であって、
    前記バーストデータを送信するための送信手段と、
    前記相手側となる他の無線通信装置の移動量に関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記第1領域に割り当てる前記バーストデータの割り当て情報を生成する割り当て情報生成手段と、
    前記第1領域における前記バーストデータの割り当て情報に基づいて、対応するバーストデータの前記第2領域における送信領域を把握するバーストデータ領域把握手段と、
    該バーストデータ領域把握手段で把握された前記送信領域に基づいて、前記送信手段の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記割り当て情報生成手段は、前記情報取得手段が取得した情報に基づいて、移動量の大きい前記他の無線通信装置が、前記第1領域で取得する前記割り当て情報を処理する時間を確保するために、当該移動量の大きい前記他の無線通信装置のバーストデータが、前記第2領域にて、前記第1領域から時間軸方向に離れた後方に配置されるように、前記バーストデータの割り当て情報を生成することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記バーストデータ領域把握手段は、前記第2領域におけるサブキャリア配置方式を把握し、
    前記制御手段は、前記バーストデータ領域把握手段で把握された前記送信領域および前記サブキャリア配置方式に基づいて、前記送信手段の動作を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2領域についてのみ、前記送信手段の動作を制御する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記送信手段は、使用可能なサブキャリア数に応じた逆高速フーリエ変換処理ポイント数を有する逆高速フーリエ変換回路を有し、
    前記制御手段は、フレームの時間軸方向におけるシンボル数を計数するシンボルカウンタを有し、該シンボルカウンタの計数値と、前記バーストデータ領域把握手段で把握された前記送信領域のシンボル番号との比較に基づいて、前記送信領域に対応するサブキャリアのみ逆高速フーリエ変換を行うように前記逆高速フーリエ変換回路の動作を制御する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  5. 相手側へ送信するバーストデータの割り当て情報を割り当てる第1領域と、前記バーストデータを割り当てる第2領域とを有するフレーム構造を用いる直交周波数分割多元接続を採用して、前記バーストデータを送信する無線通信装置の送信制御方法であって、
    前記相手側となる他の無線通信装置の移動量に関する情報を取得するステップと、
    前記第1領域に割り当てる前記バーストデータの割り当て情報を、前記取得した情報に基づいて、移動量の大きい前記他の無線通信装置が、前記第1領域で取得する当該割り当て情報を処理する時間を確保するために、当該移動量の大きい前記他の無線通信装置のバーストデータが、前記第2領域にて、前記第1領域から時間軸方向に離れた後方に配置されるように生成するステップと、
    前記第1領域における前記バーストデータの割り当て情報に基づいて、対応するバーストデータの前記第2領域における送信領域を把握するステップと、
    把握された前記送信領域に基づいて、前記バーストデータの送信を制御するステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信装置の送信制御方法。

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