JP4702572B2 - 低電力多ビットセンス増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的にはメモリデバイスに関し、特に、本発明はフラッシュメモリデバイスにおけるセンス増幅器に関する。
[関連する出願]
本出願は、一般に指定された、“低電力多ビットセンス増幅器”と題され、2005年7月4日に提出されたイタリアの特許出願番号RM2005A000353に対する優先権を主張する。
メモリデバイスは、典型的には、コンピュータ或いは他の電子デバイスにおいて、内部の、半導体、集積回路として提供される。ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)及びフラッシュメモリを含む、多くの異なるタイプのメモリが存在する。
フラッシュメモリは、一度に1バイトの代わりにブロックで消去され、再プログラムされうるタイプのメモリである。典型的なフラッシュメモリは、多数のメモリセルを含んでいるメモリアレイを含む。それぞれのメモリセルは、電荷を保持することのできる、浮遊ゲート電界効果トランジスタを含んでいる。セルは、一般的にブロックにグループ化される。ブロック内のそれぞれのセルは、浮遊ゲートを帯電させることによって電気的にランダムにプログラムされうる。セル内のデータは、浮遊ゲート内の電荷の存在或いは欠如によって決定される。電荷は、ブロックの消去動作によって浮遊ゲートから除去されうる。
フラッシュメモリデバイスは、メモリアレイ内のメモリセルの状態を読み出す或いはベリファイするため、多様なセンス増幅器を使用する。不揮発性メモリセルのベリファイは、ベリファイされるべきセルの制御ゲートに電圧を印加し、続いて、参照セルからの既知の電流と、セルによって発生する電流とを比較するセンス増幅器を使用することによって達成される。この参照セルは、既知のゲート電圧に応じて特定の参照電流を発生するようにメモリの製造者によって設置され、或いは設定された、あらかじめ定義された電荷を有する、不揮発性のメモリセル或いはビットである。センス増幅器は、ベリファイされるべきメモリセルが、参照電流より多い或いは少ない電流を流すかどうかを判定する。センス増幅器は、このようにしてメモリセルがプログラム状態か或いは消去状態かを決定する。
センス増幅器は、様々な問題を経験しうる。例えば、フラッシュメモリデバイスをバッテリーで動作するデバイスとより互換性のあるものにするため、メモリデバイスの製造者は、フラッシュメモリデバイスの供給電圧を減少させている。このことは、より低い供給電圧において、アナログ回路が適切に動作しないことから、センス増幅回路における問題を引き起こしうる。センス増幅器は、典型的には、20から50μAの直流バイアス電流を必要でもある。このことによって、特に多数のセンス増幅器(典型的には64或いは128)が同時に動作可能にされた場合には、読み出し及びベリファイ動作の間に相当の電力を消費する結果になりうる。このことは、ページ、及び/或いはバースト読み出しアクセスを使用するメモリデバイスにおいての事例であろう。
更に、多値セル(MLC)メモリにおいては、それぞれのセンス増幅器は、関連する回路と3つ以上の参照セルの組を必要とする。このことは、回路に必要なダイのシリコン面積と同様に、システム全体の電力消費も増加させうる。多数の参照セルは、製造時のプログラミングのために更なる時間も必要とし、より長いテスト時間及び製造コストの追加という結果をもたらす。
他の問題が、多値セルの最近の導入とともに発生している。それぞれのセルは、多ビットの情報の格納が可能である。それぞれのメモリセルに格納されたNビットのそれぞれの読み出し動作は、N回続くメモリアクセスを必要とする。したがって、メモリアクセス時間は、セル毎のビットの数に比例して増加する。
上述された理由のため、及び、本明細書を読み、理解することで、当業者にとって明らかになるであろう、以下に記述された他の理由のために、より高い性能のメモリデバイスにおける使用のため、改良されたセンス増幅回路のための技術が必要である。
不揮発性メモリデバイスの消去に伴う上述された問題及び他の問題は、本発明によって扱われ、以下の明細書を読み、考慮することによって理解されるであろう。
本発明は、それぞれが多ビットを格納することができるメモリセルのアレイのプログラム状態を検知する、センス増幅回路を包含している。センス増幅器は、ランプ電圧信号を発生させる電圧ランプ発生器を含む。参照センス増幅器は、ランプ電圧信号から発生するランプ電流と入力参照電流とを比較する。ランプ電圧信号が参照電流よりも大きいとき、出力ラッチ信号がトグルされる。センス増幅器は、閾値と入力ビット線電流とを比較し、ビット線電流が閾値を上回るとき、論理的なロウを出力する。センス増幅器の出力は、ラッチ信号によって決定される時間に、3つのデジタルラッチのうちの1つにラッチされる。エンコーダは、3つのデジタルラッチからのデータを、2ビットの出力データへとエンコードする。
本発明に係る更なる実施形態は、変化する範囲の方法及び装置を含んでいる。
以下の本発明に係る詳細な説明においては、言及は本明細書の一部を構成する添付図面に対してなされ、例示によってそこに示され、本発明が実施される、特定の実施形態に対してなされる。図面においては、同一の符号は、幾つかの図面を通じて、ほぼ類似した構成要素を説明する。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施するうえで十分詳細に記述される。他の実施形態が使用され、本発明の範囲から離れることなく、構造的、論理的、及び電気的な変更がなされてもよい。したがって、以下の詳細な説明は、限定する意図でなされるのではなく、本発明の範囲は付随する請求項及びその均等物によってのみ定義される。
図1は、本発明に係るNANDフラッシュメモリアレイの一実施形態の簡略化された概要図を示している。この図は説明の目的のためであって、本発明はいかなるアレイ構造にも限定されない。例えば、本発明に係るセンス増幅器の実施形態を使用しうる、可能性のある他のアレイ構造は、NOR及びAND構造を含んでいる。
図1のメモリアレイは、簡略化するため、メモリアレイにおいて典型的に必要とされる全ての構成要素を示してはいない。例えば、実際に必要とされるビット線の数はメモリ密度に依存するが、3つのビット線のみ(BL1、BL2及びBL3)が示されている。それぞれのメモリブロックは、何千ものビット線を有しうる。
アレイは、連続した列103、104、105に配列された浮遊ゲートセルのアレイ101を含む。それぞれの浮遊ゲートセル101は、それぞれの連続ストリング103、104、105に、ドレインからソースへと接続されている。多数の連続ストリング103、104、105を横切るワード線(WL0−WL31)はその動作を制御するため、行においてそれぞれの浮遊ゲートセルの制御ゲートに接続されている。ビット線(BL1−BL3)は、それぞれのセルの状態を検知する(示されていない)センス増幅器にやがては接続される。
動作において、ワード線(WL0−WL31)は、書き込まれる或いは読み出されるべき連続ストリング103、104、105において個々の浮遊ゲートメモリセルを選択し、それぞれの連続ストリング103、104、105の残りの浮遊ゲートメモリセルをパススルーモードにおいて動作させる。浮遊ゲートメモリセルのそれぞれの連続ストリング103、104、105は、ソース選択ゲート115、116、117によってソース線106へと接続され、ドレイン選択ゲート111、112、113によって個々のビット線(BL1−BL3)へと接続される。ソース選択ゲート115、116、117はその制御ゲートに接続されたソース選択ゲート制御線SG(S)418によって制御される。ドレイン選択ゲート111、112、113は、ドレイン選択ゲート制御線SG(D)114によって制御される。
それぞれのセルは、1セルにつき単一のビット(すなわち、二値(単一レベル)セルーSLC)として、或いは1セルにつき、多ビット(すなわち多値(多レベル)セルーMLC)として、プログラムされうる。それぞれのセルの閾値電圧(Vt)はセル内に格納されたデータを決定する。例えば、1セルにつき単一のビットにおいて、0.5VのVtはプログラムされたセルを示し、一方で−0.5VのVtは消去されたセルを示す。多値セルは、それぞれが異なる状態を示す多数のVtウインドウを有してもよい。多値セルは、セルに格納される特定の電圧範囲へビットパターンを割り当てることによって、従来のフラッシュセルのアナログ特性を利用する。この技術は、セルに割り当てられた電圧範囲の数に依存して、セルにつき二つ以上のビットを格納することを許容する。
従来技術の典型的なプログラミング動作の間、プログラムされるべきフラッシュメモリセルのため選択されたワード線は、所定の電圧(例えば、約16V)で開始し、セルがプログラムされるか或いは最大のプログラム電圧に到達するまで増加する一連のプログラミングパルスによってバイアスされる。
図2は、本発明に係るセンス増幅回路の一実施形態を示している。回路は、センス増幅器へと時間によって変化する電圧を発生させる電圧ランプ発生器を使用する。
センス増幅回路は、N個のセンス増幅器SA[0]−SA[N−1]201、220を含む。センス増幅器201、220はそれぞれ、メモリアレイ200のビット線BL[0]−BL[N−1]に接続された入力を有する。アレイのそれぞれのビット線はセンス増幅器に接続されるため、必要とされるセンス増幅器の数は、メモリアレイ密度に依存する。したがって、N本のビット線はN個のセンス増幅器を必要とする。センス増幅器は、以下に図3に関して、より詳細に説明される。
一実施形態においては、センス増幅器回路は3個の参照センス増幅器209−211を含んでいる。他の実施形態は、他の多数の参照増幅器209−211を使用してもよい。参照浮遊ゲートなだれ降伏注入金属酸化膜半導体(FAMOS)セル220−222は、ビット線デコーディング構造BL_REF0からBL_REF2を介して、それぞれ参照増幅器209−211へと接続される。参照セル220−222は、専用の参照ワード線WLREF及び、メモリアレイ200で使用されるものとほぼ類似した行デコーディング回路へと接続される。
電圧ランプ発生器回路207は、参照センス増幅器209−211及びセンス増幅器201,220へと接続される。電圧ランプ発生器207は、時間によって変化する参照電流を発生するために参照センス増幅器209−211によって使用される、時間によって変化する電圧を発生させる。時間によって変化する参照電流は、それぞれのセルに格納されたデータ値を決定するため、メモリセルの電流が属する電流範囲を決定するために使用される。センス増幅器はメモリセル電流が参照電流より小さいか大きいかの識別のみをしなければならないため、典型的な従来技術のセンス増幅器は、一定の電流のみを利用する。電圧ランプ発生器207は、以下に図6に関してより詳細に説明される。
それぞれのセンス増幅器201、220の出力は、多数のD型ラッチDL0−DL2、202−204へと接続される。参照センス増幅器209−211からの出力信号SL0−SL2は、それぞれDL0−DL3、202−204の動作を制御するために使用される。Dラッチの数は、参照センス増幅器の数に依存する。DL0−DL2の構成及び動作は、図3に関して以下に記述される。
エンコーダ回路205は、DL0−DL2、202−204の出力に接続される。それぞれのエンコーダ205はメモリデバイスのDQ出力へとデータビットを出力する。この実施形態においては、DQ0[0]及びその補数DQ0[1]が出力される。なお、DQ0[0]及びDQ0[1]は論理的な補数ではなく、以下の表によるセンス増幅器のデジタル出力であることに注意されたい。他のデータビットのためにセンス増幅器に接続された他のエンコーダは、DQ1−DQNを出力する。エンコーダ205の構成及び動作は、図3に関して以下に記述される。
動作において、選択されたビット線からの電流Icell[0]−Icell[N−1]は、それぞれのセンス増幅器SA[0]−SA[N−1]へと入力される。参照センス増幅器209−211は、参照セル220−222からの参照電流I0−I2を、ランプ発生器207からのランプ電流と比較する。ランプ電流が参照電流と等しいか或いは高くなると、対応する参照増幅器出力S1[i]がトグルする。
デジタルラッチ202−204は参照センス増幅器209−211によって決定される時点において、センス増幅器201の出力値をサンプリングする。サンプリング時間は、ラッチ202−204へのSL0−SL2信号のトグルによって決定される。
ラッチ202−204からの出力DL0−DL2は、エンコーダ回路205へと入力される。これらの値は続いて、以下に記述される表を利用して、デジタル出力信号DQ[i]へとエンコードされる。
図3は、図2のセンス増幅器SA[0]201、DL0−DL2データラッチ202−204、及びエンコーダ205の一実施形態の概要図を示している。残りのSA[1]−SA[N−1]センス増幅器及び周辺回路は、図3に示された回路にほぼ類似している。
センス増幅器201は、列選択信号GBL及びLBLによって動作可能にされる列デコーダ300を含んでいる。列選択信号は、2個のnチャネルトランジスタ301、302の制御ゲートへと接続される。これらの信号の両方における論理的にハイの信号は、ほぼ同時にそれらをオン状態にし、センス増幅器201を選択されたFAMOSセルのドレインへと接続する。
カスコードnチャネルトランジスタ303は、センス動作の間、最大のビット線電圧を制御する。センス増幅器の入力ノードINがVccにプレチャージされるとき、カスコードトランジスタ303はビット線及び、したがって、セルドレイン電圧をVBLsense=VSABIAS−VgsNCASへと制限する。ここで、VSABIASはゲートバイアスであり、VgsNCASはトランジスタ303のゲートからソースへの電圧である。
センス増幅器を動作可能にする信号SAENBは、スタンバイモードの間、PCHG=GBL=LBL=0Vのとき、センス増幅器を使用不可にするために使用される。SAENB及びプレチャージを可能にする信号PCHGは、一実施形態においては、図6に関して後に説明されるメモリデバイスにおけるメモリコントローラによって発生する。
センス動作は、2つの段階:プレチャージ段階及びディスチャージ段階において実施される。プレチャージトランジスタ305は、PCHG信号によって活性化される。この信号は、読み出しサイクルのプレチャージ段階の間、Vccに設定される。プレチャージ段階の間の論理的なハイは、インバータ306によってロウに反転され、トランジスタ305をオン状態にする。この段階の間、センス増幅器の入力及び選択されたビット線はそれぞれ、Vcc及びVBLsenseへと充電される。
図5において以下に説明され、図2の電圧ランプ発生器207によって発生する、電圧ランプ信号VRAMPは、ディスチャージ段階の間、ランプ回路トランジスタ308のゲートに印加される。pチャネルトランジスタ310のソースに接続されたRC回路309は、センス増幅器インバータ312の動作を妨げうる電源ノイズを取り除く。このインバータは、pチャネルトランジスタ310及びnチャネルトランジスタ311を含んでいる。
いったん回路が動作可能(すなわちSAENB=0)となり、扱われるメモリセルが選択される(GBL=LBL=4.5V)と、ビット線のプレチャージ段階を開始するため、プレチャージ信号PCHGは、Vccに設定される。結果として、センス増幅器の入力IN及びビット線BLは、Vcc及びVBLsenseへとそれぞれ前述されたようにプレチャージされる。プレチャージ段階の間、トランジスタ308が一定電流IR0を供給するため、ランプ回路トランジスタ308のゲートは、一定電圧VRAMPminへとバイアスされる。この電流は、FAMOS参照セル電流Iの最大レベルよりも約30%高い。
いったん、BLの容量がVBLsenseへと完全にプレチャージされると、VRAMPがその初期固定値VRAMPminから上昇し始める一方で、プレチャージ信号PCHGは0Vへ設定される。この状態は、センス増幅器の入力ノードIN及びビット線BLの電圧がランプ回路トランジスタ308の電流によって上昇し、ほぼ同時にFAMOSセルの電流によってディスチャージされる、センス段階を開始する。
センス段階の開始において、センス増幅器の入力INがVccを維持するよう、電圧を上昇させる電流はセル電流よりも高い。電圧を上昇させる電流がセル電流よりも小さくなると、後者はBL容量、結果としてセンス増幅器の入力ノードのディスチャージを開始する。センス増幅器の入力電圧がセンス増幅器インバータ312の閾値より低くなるとすぐに、センス増幅器の出力ノードSAOUTBはVccから接地状態へトグルする。
0オーダーの近似として、ランプ回路トランジスタ308によって流れる電流IrampはスルーレートSRで時間tとともに線形に変化すると仮定される。その場合、Iramp=Irmax−SR・tである。このことは、この時点で当業者にとってよく知られており、センス増幅器の出力ノードSAOUTBをVccから接地状態に切替えるためにかかるΔTは、次のように与えられる。
ここで、IcellはFAMOSセル電流、Cは、入力ノードINの容量、及びVtripはセンシングインバータ312の切替え閾値電圧である。結果として、センス増幅器は、FAMOSセル電流を持続時間ΔTの電圧パルスへと変換する、電流―時間変換回路として動作する。
動作の一例として、それぞれの参照センス増幅器に接続された3個の参照セルは、以下の電流レベルを有すると仮定する。I=30μA、I=20μA、及びI=10μAで、SR=1μA/ns、Vcc=1.8V、Imax=40μA、C=10fF及びVtrip=0.8Vと仮定すると、ΔT=14ns、ΔT=24ns、及びΔT=34nsである。したがって、本発明に係るセンス回路は等しく間隔を置かれた入力電流に応じて、等しく間隔を置かれた時間パルスを提供する。
図2の3個の参照センス増幅器220−222は、3個のデータラッチ信号SL0、SL1及びSL2を発生させる。これらの信号は、それぞれのセンス増幅器の出力に接続された3個のデータラッチDL0、DL1、及びDL2を制御する。通常のセンス増幅器の出力は電圧パルスΔTcellである。その持続時間は、上記のΔTの式によるとセル電流Icellに依存する。したがって、センス動作の終了において、3個のラッチDL2−DL0に格納されたデータD[2,0]は以下の表のように示される。
3個のビットD[2]、D[1]、及びD[0]は、続いて、図2のエンコーダ205によって、2ビットの出力データDQ[1,0]に変換される。本発明に係るそれぞれの物理的なメモリセルは、したがって、4個のアナログ値を表す2デジタルビットを格納しうる。
図4は、図2の電圧ランプ発生器207のための一実施形態の概要図を示している。この回路は、前述されたようにVRAMP信号を発生させる。
電源及び温度に依存しない電圧Vrefは、演算トランスコンダクタンス増幅器(OTA)401の非反転入力に供給される。OTA401の出力はnチャネルトランジスタ403、MN1のゲートを駆動する。MN1のソースは、抵抗ネットワークRref405を介して回路の接地へと接続される。
refネットワーク405は、制御トランジスタ407−409のゲートを駆動するデジタル信号の組TRref0、TRref1及びTRref2を介して調節可能である。デジタル信号は、電流Irefを調整するためにそれぞれのトランジスタ407−409をオン状態にする。3個の抵抗及びその制御トランジスタがRrefネットワーク405に示されているが、実際の抵抗及び制御トランジスタの数は、所望の調整可能範囲及び粗さによって他の実施形態において変化しうる。一実施形態においては、調整デジタル信号TRref0、TRref1、TRref2は、専用のオンチップ不揮発性ラッチに格納され回路に書き込まれうる。
OTA401は、トランジスタMN1、403のソース電圧をVrefと等しくさせ、したがって、IrefはIref=Vref/Rrefによって与えられる。ノードSABIASの電圧は、その場合VSABIAS=Vref+VgsMN1となり、ここで、VgsMN1はドレイン電流がIrefと等しいときのトランジスタMN1、403のゲートからソースへの電圧である。回路ノードSABIASは、トランジスタMN2、410のゲートに接続される。
トランジスタMN2、410のソースは抵抗ネットワークRimax411及びトランジスタMN11、413を介して接地状態に接続される。トランジスタMN11、413はSAENがハイレベルにアサートされるとき、オン状態になる。Rimaxの値は、前述されたものとほぼ類似した方法によってRrefへ調節可能である。デジタル信号Tirmax0、Tirmax2、及びTirmax2は電流Isabiasを調整するために制御トランジスタ420−422のゲートへ入力される。3個の抵抗及びその制御トランジスタがRimaxネットワーク411に示されているが、実際の抵抗及び制御トランジスタの数は、所望の調整可能範囲及び粗さによって他の実施形態において変化しうる。一実施形態においては、調整デジタル信号Tirmax0、Tirmax1、Tirmax2は、専用のオンチップ不揮発性ラッチに格納され回路に書き込まれうる。
トランジスタMN2、410は、Isabias=(VSABIAS−VgsMN2)/Rimaxによって与えられる、ドレイン電流Isabiasを媒介する。上記からVSABIASを代入することによって、Isabias=(Vref+VgsMN1−VgsMN2)/Rimaxである。トランジスタMN1、403がトランジスタMN2、410と同一の寸法及び形状で製造されるとすると、及び、Rref及びRimaxの調整信号を適切に設定することによって、IrefがIsabiasに等しくなるようにすると、その場合、VgsMN1=VgsMN2となり、Isabias=Vref/Rimaxとなる。OTAの反転入力がトランジスタMN2、410のソースに接続されるとすると、ネットワークRref405及びトランジスタMN1、403の必要なく、同じ結果が得られうる。この回路は、フラッシュメモリデバイスの出力データの妥当な仕様に合わせるために使用される。
典型的なフラッシュメモリデバイスは、100ns以下のアクセスタイム以内で出力データを妥当にするべきである。アクセスされないとき、メモリチップは、供給電流の消費が50μA以下であることによって特徴づけられるスタンバイモードにある。センス回路がこのような短い時間で応答するために、OTA401はメモリアクセス時間内に準備されないため、電圧SABIASは,チップの始動から永遠に存在しなければならない。一方、OTA401の電力消費は、スタンバイでの電力特性を損なわないよう小さくなければならない。したがって、トランジスタMN1、403及び抵抗ネットワークRref405を加えることによって、メモリへのアクセスが求められるとき、SABIASが既に存在することを確実にするために、OTA401及びIrefを常にオン状態に維持しておくことが可能となる。スタンバイでの電力要求を保証するため、RrefはRimaxよりも非常に大きくされうる。上記の式を真に維持するため必要とされるVgsMN1=VgsMN2という状態は、トランジスタMN1、403及びトランジスタMN2、410が同じチャネル電流密度を有しているとき、トランジスタMN2、410の長さに対する幅の比率がMN1の比率のK倍大きくされるという条件で、Rref=KxRimaxのときに満足される。Rimaxは、メモリアクセスがSAEN信号によって開始されるとき、所望の素早い応答時間を保証するため、このように十分に小さくされうる。
再び図4に関して、電流Isabiasは、トランジスタMP1、430及びMP2、431によって形成されるカレントミラーに供給される。トランジスタMP2、431のドレイン電流、IrmaxはトランジスタMN3、432、トランジスタMN4、434、トランジスタMN5、435、及びトランジスタMN9、436を含むカレントミラー回路に供給される。トランジスタMN4、434のドレイン電流は、Irmaxにほぼ等しい。トランジスタMN5のドレイン電流Ir1は、トランジスタMN5、435及びMN3、432の長さに対する幅の比率(W/L)を適切に選択することによって、Irmaxの比とほぼ等しくされる。一実施形態においては、Ir1/Irmax=2/3が、深いサブミクロン技術ノードにおけるNOR型メモリデバイス技術の状態で必要とされるタイミングの一例である。トランジスタMN9、436のドレイン電流は、Irmaxそれ自体にほぼ等しい。
トランジスタMP1、430のゲートは、バイナリで付加された電流の組であるIsr0、2・Isr0及び4・Isr0を発生させるために、トランジスタMP3、440、MP4、441、及びMP5、442のゲートにも接続される。これらの電流は、トランジスタMP3、443、MP4a、444、及びMP5a、445のゲートにそれぞれ適用される3ビットのデジタルワードTsri(I=2、1、0)に従って結合される。以下で分かるように、これが、電圧ランプスルーレートSRを決定する電流Isrを決定する。ここで、
である。調整ビットTsriの量は、所望の調整可能範囲及び粗さに依存して変更されうる。
図4の電圧ランプ発生器回路のタイミングは、図5に示されている。時刻T0において、動作可能にする信号SAENはハイにアサ−トされる。短い遅延の後、時刻T1において、プレチャージ段階が信号PCHGのアサートによって開始される。時刻T1において、ノードVRAMPの電圧は、VCCの電圧に近い値である。T1において、図4のトランジスタMP7、455及びMP8、456のドレイン電流はほぼ0であり、PCHGが論理的にハイであり、PCHGBが論理的にロウであるため、トランジスタMN8、457及びMP10、459はオン状態である。トランジスタMN9、458は、ノードVRAMPの容量CVrampのディスチャージを開始する。トランジスタMP7、455及びMP8、456のドレイン電流は0に近いため、インバータINV1、451及びINV2、450の入力はそれぞれトランジスタMN5、435及びMN4、434によって接地状態(論理的0)へとされる。したがって、トランタジスMN6、452及びMN7、453はオン状態となり、それらのドレイン電流は、素早くCVrampを接地状態までディスチャージする一因となる。Irmaxだけでは、所望のPCHGパルス持続時間TWPCHG(例えば、数十ナノ秒)以内に、VRAMPノードの電圧が所望のVRAMPMIN値に到達するのに十分ではないため、このことが必要とされる。VRAMPの電圧が降下すると、トランジスタMP7、455及びMP8、456のドレイン電流は徐々に増加する。時刻T2において、これらの電流がIr1<Irmaxとなると、INV1、451の入力はハイとなり、MN6、452がオフ状態となり、CVRAMPのディスチャージ速度は減少する。このことはVRAMPの電圧がVVRAMPMINの値以下にアンダーシュートするのを防ぐのに有用である。VRAMPの電圧は、トランジスタMP7、455及びMP8、456のドレイン電流がほぼIrmaxに等しくなるまで、より低い速度で減少し続ける。この時刻(例えば図5における時刻T3)において、インバータINV2、450の入力はハイとなり、トランジスタMN7、453はオフ状態となり、VRAMPの電圧はVRAMPMIN値を維持する。ここで、VVRAMPMIN=Vcc−Irmax・RS−VgsMP9で与えられ、VgsMP9はトランジスタMP9、454のソースからゲートへの電圧を示している。
VRAMPの電圧は、信号PCHGが図5の時刻T4において、逆にアサートされるまでVRAMPMINを維持している。時刻T4において、PCHGがロウとなりPCHGBがハイとなるため、トランジスタMP10、459及びMN8、457はオフ状態となり、トランジスタMP6,460はオン状態となる。このことは、上述した式で示された電流IsrがVRAMPノードの容量を再び充電し始めることを許容する。VRAMPの電圧は、VRAMPMAX値に到達するまで、時間とともに線形に増加する。ここで、VRAMPMAX=Vcc−VgsMP9で与えられる。なお、VRAMPの電圧が増加し、その結果として、トランジスタMP7、455及びMP8、456のドレイン電流が減少し、トランジスタMN10、461がPCHGの逆のアサートによってオフ状態にされ、このようにして、トランジスタMN6、452及びMN7、453からのドレイン電流がVRAMPのスルーレート(SR)を変化させるのを防いでいる。SRは、したがって、Isr及びCVRAMPにのみ依存する。次の式は図5の時刻T4からT5の間の時間の電圧ランプに適用される。CVRAMP=Isr・ΔT/ΔV 電圧ランプスルーレートは、したがって、SR=ΔV/ΔT=Isr/CVRAMPによって与えられる。
信号VRAMPは、電流発生器のゲートに与えられるとき、それぞれRに一致する一連の抵抗及びMP9に一致するトランジスタによって形成され、それらにIrmaxから0へと線形に変化する電流を供給させる。ソース電流は、前述されたように、メモリセルアレイから情報を読み出すため、センス増幅器バンクにおいて使用される。
図6は、プロセッサ610に接続された、本発明に係る一実施形態のメモリデバイス600の機能的ブロック図を示している。プロセッサ610は、マイクロプロセッサ、プロセッサ、或いは他のタイプの制御回路でもよい。メモリデバイス600及びプロセッサ610は、電子的システム620の一部を形成している。メモリデバイス600は、本発明を理解する上で役立つような、メモリの特徴に焦点を当てるために簡略化されている。
メモリデバイスは、メモリセルのアレイ630を含んでいる。一実施形態においては、メモリセルは、不揮発性浮遊ゲートメモリセルであり、メモリアレイ630は、行及び列のバンクで配列されている。
アドレスバッファ回路640は、アドレス入力接続A0−Ax、642に供給されるアドレス信号をラッチするために提供される。アドレス信号は、メモリアレイ630にアクセスするため、受信されて、行デコーダ644及び列デコーダ646によってデコードされる。当業者にとって、本発明に係る利益とともに、アドレス入力接続の数は、メモリアレイ630の密度及び構造に依存することが理解されるであろう。すなわち、メモリセルの数が増加するとともに、及び、バンク及びブロックの数が増加するとともにアドレスの数は増加する。
上述された実施形態は、NAND構造のメモリアレイに焦点を合わせられている。しかしながら、本発明はこの構造に限定されるものではない。本発明に係るメモリブロックの消去方法の実施形態は、メモリデバイスのいかなる構造(例えば、NAND、NOR、AND)においても利用されうる。
メモリデバイス600は、センス/ラッチ回路650を使用して、メモリアレイ列における電圧或いは電流の変化を検知することによって、メモリアレイ630内のデータを読み出す。センス/ラッチ回路は、一実施形態においては、メモリアレイ630からデータの列を読み出してラッチするために接続されている。データ入力及び出力バッファ回路660は、複数のデータ接続662によってコントローラ610と双方向のデータ通信を行うために含まれている。書き込み回路655は、メモリアレイへデータを書き込むために提供される。
制御回路670はプロセッサ610から制御接続672に提供される信号をデコードする。これらの信号は、データ読み出し、データ書き込み、及び消去動作を含む、メモリアレイ630の動作を制御するために利用される。一実施形態においては、制御回路670は、本発明に係るセンス機構の実施形態の動作を制御する。制御回路670は、ステートマシン、シーケンサ、或いは他のタイプのコントローラでもよい。
図6に示されたフラッシュメモリデバイスは、メモリの特徴の基本的な理解を容易にするために簡略化されている。フラッシュメモリの内部回路及び機能のより詳細な理解は、当業者にとって、周知である。
[結論]
要約すると、本発明に係るセンス増幅器回路は、低電力消費とともに低電圧動作を提供する。さらに、ICダイに必要とされるシリコンの面積は従来のセンス増幅器よりも減少する。多ビット読み出し動作のためのアクセス時間は増加するが、参照セルプログラミング時間は、有意に減少する。
本明細書においては、特定の実施形態が説明され、記述されてきたが、当業者にとって、同一の目的を達成するためになされるいかなる変更でも示された特定の実施形態の代用とされてもよいことが理解されるであろう。本発明に係る多くの適用は、当業者にとって明らかであろう。したがって、本出願は、本発明に係るいかなる適用或いは変更をも含むよう意図される。本発明は付随する請求項及びその均等物によってのみ限定されることを明確に意図される。
図1は、本発明に係るNANDフラッシュメモリアレイの一実施形態の簡略化された概要図を示す。 図2は、本発明に係るセンス増幅回路の一実施形態の概要図を示す。 図3は、図2の回路どおりのセンス増幅器の一実施形態の概要図を示す。 図4は、図2の回路どおりの電圧ランプ発生器回路の一実施形態の概要図を示す。 図5は、図4どおりの電圧ランプ発生器回路のタイミング図を示す。 図6は、本発明に係る電子的システムの一実施形態のブロック図を示す。

Claims (11)

  1. 複数のメモリセルのプログラム状態を検知するためのセンス増幅器回路であって、前記センス増幅器回路は、
    時間によって変化する信号を発生させるためのランプ発生器回路と、
    前記複数のメモリセルの異なる組からの電流信号にそれぞれ接続された複数のセンス増幅器であって、前記電流信号に応じて、デジタル出力信号を発生させるそれぞれの前記複数のセンス増幅器と、
    複数のラッチであって、前記複数のセンス増幅器のデジタル出力信号に接続されたそれぞれのラッチであり、前記時間によって変化する信号のレベルに応じてトグルするラッチ信号に応じて前記デジタル出力信号をラッチするラッチと、
    それぞれが、複数の前記異なる入力参照信号を発生させる複数の参照メモリセル、を含
    それぞれの参照信号はメモリセル参照電流であり、
    前記時間によって変化する信号は、ランプ電流信号であり、複数の第一の参照センス増幅器からの前記ラッチ信号は、前記ランプ電流信号が前記第一の参照センス増幅器に入力される前記メモリセル参照電流を超えるとき、トグルする、
    ことを特徴とするセンス増幅器回路。
  2. 前記複数のメモリセルは、NAND構造で配列されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンス増幅器回路。
  3. 前記時間によって変化する信号はランプ電圧に応じて発生するランプ電流である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンス増幅器回路。
  4. 前記デジタル出力信号は、前記電流信号が所定の閾値電流を超えて増加するとき、論理的なハイから論理的なロウへとトグルする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンス増幅器回路。
  5. それぞれが前記複数のラッチの一組に接続される複数のエンコーダ回路を更に含み、それぞれのエンコーダ回路は複数のラッチ信号に応じて所定のデータ信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンス増幅器回路。
  6. 複数の前記ラッチ信号が、異なる複数の時刻において、前記複数の参照電流のうちの一つにほぼ等しい、或いはそれよりも大きい前記ランプ電流信号に応じて、前記センス増幅器の出力をラッチするように、それぞれのセンス増幅器は複数のラッチに接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンス増幅器回路。
  7. フラッシュメモリデバイスであって、
    複数の列及び複数の行で配列されるフラッシュメモリアレイであって、それぞれの列はビット線に接続された一連の複数の多値メモリセルを含み、それぞれのビット線はビット線電流を有する、フラッシュメモリアレイと、
    前記複数の多値メモリセルの複数のプログラム状態を検知するためのセンス増幅器回路と、を含み、前記回路は、
    複数の参照電流を発生させるための参照電流発生回路と、
    時間によって変化する電圧を発生させるためのランプ発生器回路と、
    前記複数の参照電流のうちの異なる参照電流と前記ランプ発生器回路とにそれぞれ接続される複数の参照センス増幅器であって、それぞれの参照センス増幅器は、前記時間によって変化する電圧から発生する、時間によって変化する電流信号と、それぞれの入力参照電流とを比較し、前記時間によって変化する電流信号が前記入力参照電流より大きいとき、ラッチ信号をトグルする、複数の参照センス増幅器と、
    それぞれが異なるビット線電流に接続された複数のセンス増幅器であって、それぞれの前記複数のセンス増幅器は、所定の閾値と前記ビット線電流との比較に応じて、デジタル出力信号を発生させる、複数のセンス増幅器と、
    複数のラッチの複数の集合であって、それぞれの集合は異なるデジタル出力信号に接続され、前記ラッチは前記ラッチ信号の前記トグルに応じて、前記デジタル出力信号の状態を格納する、複数のラッチの複数の集合、を含む、
    ことを特徴とするデバイス。
  8. 前記時間によって変化する電流信号は、期間にわたっての振幅とともに増加する、
    ことを特徴とする請求項に記載のフラッシュメモリデバイス。
  9. 前記参照電流発生回路は、それぞれが異なる参照電流を発生させる、複数の参照フラッシュメモリセルを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載のフラッシュメモリデバイス。
  10. ビット線電流を有するビット線によって接続される、複数の多値メモリセルを検知するための方法であって、前記方法は、
    複数の参照電流を発生させるステップと、
    時間によって変化する電流信号を発生させるステップと、
    前記時間によって変化する信号と、前記時間によって変化する信号と入力参照信号とを比較する複数の参照センス増幅器によって発生する前記複数の参照信号との比較に応じて、所定の閾値と前記ビット線電流との比較によって発生する複数のデジタル信号を前記時間によって変化する信号のレベルに応じてトグルするラッチ信号に応じてラッチするステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする方法。
  11. 前記ラッチされた複数のデジタル信号を所定のデータへエンコードするステップを更に含む、
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
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