JP4702137B2 - スキャンテスト用フリップフロップ - Google Patents
スキャンテスト用フリップフロップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4702137B2 JP4702137B2 JP2006089503A JP2006089503A JP4702137B2 JP 4702137 B2 JP4702137 B2 JP 4702137B2 JP 2006089503 A JP2006089503 A JP 2006089503A JP 2006089503 A JP2006089503 A JP 2006089503A JP 4702137 B2 JP4702137 B2 JP 4702137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- selector
- signal
- inverter
- scan test
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 title claims description 76
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 3
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/3185—Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
- G01R31/318533—Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
- G01R31/318541—Scan latches or cell details
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Description
図4は、従来のスキャンテスト用FF回路を例示したものであって、セレクタS11,S12,S13と、インバータI11,I12,I13,I14,I15,I16とから概略構成されている。
図4に示されたスキャンテスト用FF回路では、入力端子Din からの実使用時の入力データと、入力端子Sin からのスキャン動作時の入力データとを、セレクタS11においてモード選択信号Sft に応じて切り替えて、実使用時には入力端子Din からの信号を、スキャンテスト時には入力端子Sin からの信号を、セレクタS12,インバータI11,インバータI12からなる保持回路に入力するようにしている。
また、スキャンテスト時に、同相のクロックで動作している前段のFFからの信号を入力端子Sin から入力するが、その際、FFにデータを保持するためのホールドタイムを確保することができず、そのため、ホールドエラーを起こして正しくデータを保持することができないので、スキャンテストを行えない場合があった。そこで、このようなホールドエラーの発生を防止するために、ディレイ補償用の遅延バッファをスキャンパス中に挿入することが行われていたが、このような遅延バッファの挿入と配線の追加によって、LSI(Large Scale Integrated Circuit) の配置性と配線性を悪化させていた。
この場合は図示のように、クロックClk に応じてスキャンデータS0,S1,S2が二段からなるFFを順次シフトしてゆき、図中に示すタイミングAにおいては、前段のFFにおけるc点の出力と、後段のFFにおけるc点の出力として、それぞれS1,S0が出力されている。
この場合は図示のように、下段に示す後段のFFでは、データS0を保持しようとするが、クロックClk の立ち上がり時には、入力端子Sin のデータはS1に変化しているので、データS0ではなくデータS1を保持することになる。そのため、同じタイミングAでは、前段のFFと後段のFFは、ともにc点においてデータS1を保持していることが示されている。
この場合、スキャン用フリップフロップ1では、スキャンデータの取り込みが、時刻t12,t16におけるクロックCLKのローレベルからハイレベルへの変化に同期して行われ、スキャンデータ出力の変化が、時刻t13,t17におけるテスト制御信号SENのハイレベルからローレベルへの変化に同期して行われる。このため、このようなスキャン用フリップフロップ1を縦列接続したスキャンテスト回路では、次段のスキャン用フリップフロップがスキャンデータを取り込んだのちも、スキャンデータ出力を維持するので、データホールド時間を確保できると記載されている。
この回路では、後段のフリップフロップ回路101に入力されるクロック信号CLKが、前段のフリップフロップ回路100に入力されるクロック信号CLKに対して遅延している場合でも、誤動作することがなく、スキャンテスト回路が正常な動作を行うと記載されている。
この場合は、スキャンテスト動作時に、同期信号のエッジが到達するより前に、フリップフロップのD端子の論理値を保持する第1の入力データ保持回路10aを備えていて、第1の入力データ保持回路10aが、D端子の論理値を保持するタイミングを同期信号のスキューに合わせて最適化することによって、ホールドエラーを回避すると記載されている。
また、スキャンテスト時に、同相のクロックで動作する前段FFからの出力を入力端子Sin に入力するが、その際、FFにデータを保持するためのホールドタイムを確保することができず、そのため、ホールドエラーを起こして正しくデータを保持することができないので、正常にスキャンテストを行えない場合があるという問題があった。
これらのうち、セレクタS1,インバータI1,インバータI2はラッチL0を形成し、セレクタS2,セレクタS3,インバータI3,インバータI4はラッチL1を形成し、セレクタS4,インバータI5,インバータI6はラッチL2を形成している。
前段のFFから出力されたスキャンデータは、端子Sin に入力される。図2の(1) のタイミングにおいては、制御入力Sck は論理 "0”なので、セレクタS1は端子Sin のスキャンデータを選択し、a点には端子Sin に印加された信号S0が出力される。
ノーマル動作時は、制御入力Sck を論理 "0”に固定して、ラッチL0を常時ラッチ状態にすることによって、消費電力の増加を抑える。また、反転制御入力 ck* が論理 "1”に固定されるので、セレクタS2において、常時、インバータI4からのデータを選択することによって、従来のスキャンテスト用FFと同様の動作を行う。
1.ノーマル動作時、従来、入力端子Din からの実使用データのパスに挿入されていたセレクタが削除されているので、FF間の遅延時間が増加することがなく、スキャンテスト用FFの性能が向上する。
2.スキャンテスト時、従来、入力端子Sin からのスキャンデータのパスに挿入されていたセレクタが削除されているので、ホールドエラーによるスキャン動作時の誤動作を防止するために、スキャンパス中にディレイ補償用の遅延バッファを挿入し、かつ制御信号を増加させる必要がない。
I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,I8 インバータ
L0,L1,L2 ラッチ
Claims (5)
- 実使用時のデータ入力信号と、スキャンテスト時のデータ入力信号とのいずれか一方をクロック信号のタイミングで取り込んで、縱続に接続されたマスターラッチとスレーブラッチとに順次転送してそれぞれ保持するとともに、前記スレーブラッチに保持したデータを出力するスキャンテスト用フリップフロップであって、
第1の保持回路として機能し、制御入力信号のレベルに応じて、スキャンテスト時のデータ入力信号または前記第1の保持回路としての自回路が保持している信号を択一的に選択して自回路に入力する第1のセレクタとを備えたラッチ手段と、
第2の保持回路として機能し、反転制御入力信号のレベルに応じて、前記ラッチ手段の出力信号または前記第2の保持回路としての自回路が保持している信号を択一的に選択して出力する第2のセレクタと、クロック信号のレベルに応じて実使用時のデータ入力信号または前記第2のセレクタの出力信号を択一的に選択して自回路に入力する第3のセレクタとを備えたマスターラッチと、
第3の保持回路として機能し、反転クロック信号のレベルに応じて、前記マスターラッチの出力信号または前記第3の保持回路としての自回路が保持している信号を択一的に選択して自回路に入力する第4のセレクタとを備えたスレーブラッチとを有して構成されていることを特徴とするスキャンテスト用フリップフロップ。 - 前記第1の保持回路としての前記ラッチ手段が、前記第1のセレクタと、該第1のセレクタの出力信号を該第1のセレクタの入力または前記マスターラッチの第2のセレクタの入力に転送する順次縱続に接続された第1のインバータと第2のインバータとからなるものであることを特徴とする請求項1記載のスキャンテスト用フリップフロップ。
- 前記第2の保持回路としての前記マスターラッチが、前記第2のセレクタと、前記第3のセレクタと、該第3のセレクタの出力信号を前記スレーブラッチの前記第4のセレクタの入力に転送する第3のインバータと、該第4のインバータの出力信号を前記第1のセレクタの入力に転送する第4のインバータとからなるものであることを特徴とする請求項1又は2記載のスキャンテスト用フリップフロップ。
- 前記第3の保持回路としての前記スレーブラッチが、前記第4のセレクタと、該第4のセレクタの出力信号を前記第4のセレクタの入力に転送する順次縱続に接続された第5のインバータと第6のインバータとからなるものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一記載のスキャンテスト用フリップフロップ。
- 前記第4のセレクタの出力から第7のインバータを経て出力信号を取り出し、前記第5のインバータの出力から第8のインバータを経て反転出力信号を取り出すように構成されていることを特徴とする請求項4記載のスキャンテスト用フリップフロップ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006089503A JP4702137B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | スキャンテスト用フリップフロップ |
US11/727,451 US7600167B2 (en) | 2006-03-28 | 2007-03-27 | Flip-flop, shift register, and scan test circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006089503A JP4702137B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | スキャンテスト用フリップフロップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007263756A JP2007263756A (ja) | 2007-10-11 |
JP4702137B2 true JP4702137B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=38606245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006089503A Expired - Fee Related JP4702137B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | スキャンテスト用フリップフロップ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7600167B2 (ja) |
JP (1) | JP4702137B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008059638A1 (fr) * | 2006-11-13 | 2008-05-22 | Panasonic Corporation | Dispositif semi-conducteur |
US8996937B2 (en) * | 2011-12-28 | 2015-03-31 | Stmicroelectronics International N.V. | Apparatus for monitoring operating conditions of a logic circuit |
KR102015505B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2019-08-28 | 에스케이하이닉스 주식회사 | Da 모드시 테스트 효율을 향상시킨 반도체 메모리 장치의 채널 제어 회로 |
JP6828330B2 (ja) * | 2016-09-09 | 2021-02-10 | 富士通株式会社 | フリップフロップ回路および半導体集積回路装置 |
KR102549438B1 (ko) * | 2016-09-27 | 2023-06-29 | 삼성전자주식회사 | 순차 회로, 이를 포함하는 스캔 체인 회로 및 집적 회로 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002062338A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-28 | Sony Corp | 電子装置およびその検査方法 |
JP2002139545A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-17 | Nec Microsystems Ltd | スキャンパス回路 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11174123A (ja) | 1997-12-11 | 1999-07-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 論理回路及びその試験方法 |
JP3699019B2 (ja) | 2001-08-01 | 2005-09-28 | Necマイクロシステム株式会社 | スキャン用フリップフロップおよびスキャンテスト回路 |
JP2004037264A (ja) | 2002-07-03 | 2004-02-05 | Sharp Corp | スキャン機能付きフリップフロップ回路およびスキャンテスト回路 |
-
2006
- 2006-03-28 JP JP2006089503A patent/JP4702137B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-03-27 US US11/727,451 patent/US7600167B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002062338A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-28 | Sony Corp | 電子装置およびその検査方法 |
JP2002139545A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-17 | Nec Microsystems Ltd | スキャンパス回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007263756A (ja) | 2007-10-11 |
US7600167B2 (en) | 2009-10-06 |
US20070245185A1 (en) | 2007-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8717078B2 (en) | Sequential latching device with elements to increase hold times on the diagnostic data path | |
JP2009222644A (ja) | 半導体集積回路、及び設計自動化システム | |
JP4702137B2 (ja) | スキャンテスト用フリップフロップ | |
JP2002202347A (ja) | スキャンフリップフロップ回路 | |
JP4711915B2 (ja) | 電子回路 | |
JP2007170959A (ja) | 半導体集積回路とその設計方法 | |
US8536918B2 (en) | Flip-flop circuit, scan test circuit, and method of controlling scan test circuit | |
JP2005303464A (ja) | フリップフロップ | |
US20090240996A1 (en) | Semiconductor integrated circuit device | |
JP4950458B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
US11519963B2 (en) | Semiconductor integrated circuit having scan chains sequentially supplied with a clock signal | |
JP4748896B2 (ja) | 同期型データ転送処理装置 | |
JP2009080634A (ja) | リセットクロック制御回路 | |
JP2004150933A (ja) | 半導体装置及びその設計方法 | |
US20140298126A1 (en) | Latch circuit, scan test circuit and latch circuit control method | |
JP6988156B2 (ja) | 診断回路及び診断回路の制御方法 | |
JP2008292368A (ja) | スキャンテストポイント回路、及び集積回路 | |
JPH09243705A (ja) | 半導体論理集積回路 | |
JP2013019694A (ja) | スキャンテスト回路およびスキャンテスト回路生成方法 | |
JP5117957B2 (ja) | フリップフロップ回路 | |
JP4684942B2 (ja) | 半導体装置及び観測用フリップフロップの配置方法 | |
JP4416469B2 (ja) | 半導体集積回路およびその設計方法 | |
JP2009175154A (ja) | 半導体集積回路およびその設計方法 | |
JPH10177060A (ja) | スキャン回路 | |
JP2653945B2 (ja) | 半導体集積回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110117 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110221 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |