JP4695437B2 - 中空柱を備えた建物 - Google Patents
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Description
前記建物躯体の壁A1と、前記中空柱1の開放された一面とが対向して設けられており、
前記中空柱1の外側および凹部空間1aにはサイディング材が取り付けられていることを特徴とする。
さらに、前記複数の中空柱1が、建物躯体との間に所定の間隔をあけて、かつ、前記バルコニー2の先端に沿って立設されているので、所定の広さの空間を前記バルコニー2の下方に形成することが可能となり、該空間に対して居住者の生活様式に合わせた様々な機能を付与して有効利用することができる。
そして、以上のことから、前記中空柱1およびその付近の空間に、居住者の生活様式に合わせた様々な機能を容易に付与することができるので、居住性が格段に向上して住み心地が良い。
また、前記建物躯体の壁A1と、前記中空柱1の開放された一面とが対向して設けられているので、隣接地等の視線から前記中空柱1の内部を遮蔽することができる。したがって、前記中空柱1付近の外観性を向上することができるとともにプライバシーを保護することが可能となる。
その上、前記建物躯体の壁A1と、前記中空柱1の開放された一面との間に、所定の広さの空間を形成することができるので、該空間に対して居住者の生活様式に合わせた様々な機能を付与して有効利用することが可能となる。
前記中空柱1と前記建物躯体との間に壁5が設けられていることを特徴とする。
前記中空柱1の開放された一面に、該開放された一面を覆う蓋板3a、3bが設けられていることを特徴とする。
前記バルコニーの下方に床部2aが設けられており、この床部2aの床面が、建物A内に設けられた部屋A3、A4、A5の床面とほぼ面一となっており、前記建物Aの外壁に開口部A2が前記床部2a側に面して設けられていることを特徴とする。
また、一面側が開放された複数の中空柱の凹部空間をそれぞれ収納スペースとして利用することができる。
さらに、前記複数の中空柱が、建物躯体との間に所定の間隔をあけて、かつ、前記バルコニーの先端に沿って立設されているので、所定の広さの空間を前記バルコニーの下方に形成することが可能となり、該空間に対して居住者の生活様式に合わせた様々な機能を付与して有効利用することができる。
以上のことから、前記中空柱およびその付近の空間に、居住者の生活様式に合わせた様々な機能を容易に付与することができるので、居住性が格段に向上して住み心地が良い。
すなわち、隣接地等の視線から前記中空柱1の内部を遮蔽することができるので、前記中空柱1付近の外観性を向上することができるとともにプライバシーを保護することが可能となる。その上、前記建物躯体の壁A1と、前記中空柱1の開放された一面との間に、所定の広さの空間を形成することができるので、該空間に対して居住者の生活様式に合わせた様々な機能を付与して有効利用することが可能となっている。
また、図3(b)に示すように、前記中空柱1の開放された一面に、該開放された一面の下半分を覆う蓋板3bを取り付けても良い。この時、上半分には収納棚4を取り付けることにより、前記凹部空間1aを有効利用することができるようになっている。
また、前記バルコニーの下方に床部2aが設けられており、この床部2aの床面が、建物A内に設けられた部屋A3、A4、A5の床面とほぼ面一となっており、前記建物Aの外壁に開口部A2が前記床部2a側に面して設けられている。このような床部2aを設けることによって、前記床部2aを通って部屋A3、A4、A5どうし間を行き来することができるので、物品の搬出入をするにも使い勝手が良く、しかも、前記床部2aが生活における一つの動線ともなるので居住性が格段に向上する。また、前記床部2aの床面と部屋A3、A4、A5の床面とがほぼ面一となっていることによって、前記床部2aを通って部屋A3、A4、A5どうし間を行き来する際の段差が無くなり、建物Aのバリアフリー化を図ることが可能となる。
以下、図面を参照して、居住者の生活様式に合わせた様々な機能を付与した中空柱1およびその付近の利用方法を詳細に説明する。
また、建物Aのコーナー位置に立設された中空柱1の一方の端部と建物躯体との間に壁6aを設け、さらに、前記中空柱1の凹部空間1aには、外部用流し6を設置している。このように外部用流し6を設けることで、庭仕事や庭でのバーベキューの際などに便利である。
一方、前記床部2aの中央位置に立設された中空柱1と、建物躯体に隣接する中空柱1との間の所定の高さ位置に物干し竿8を設け、洗濯物を干すことができるようにしている。また、前記建物躯体に隣接する中空柱1の凹部空間1aには収納棚8aが取り付けられて、洗濯用の道具を収納できるようになっている。
なお、図示はしないが、前記床部2aと建物A内の各部屋A3、A4、A5とを行き来するための開口部A2付近の床をスロープ等で形成することによって、建物Aのバリアフリー化を図ることができるので好ましい。
なお、このように前記中空柱1を建物A内部の要素として立設しても、建物A外部と同様に、居住者の生活様式に合わせた様々な機能を付与して有効利用することができるので、居住性が格段に向上して住み心地が良いことは言うまでもない。
また、一面側が開放された複数の中空柱1の凹部空間1aをそれぞれ収納スペースとして利用することができる。
さらに、前記複数の中空柱1が、建物躯体との間に所定の間隔をあけて、かつ、前記バルコニー2の先端に沿って立設されているので、所定の広さの空間を前記バルコニー2の下方に形成することが可能となり、該空間に対して居住者の生活様式に合わせた様々な機能を付与して有効利用することができる。
そして、以上のことから、前記中空柱1およびその付近の空間に、居住者の生活様式に合わせた様々な機能を容易に付与することができるので、居住性が格段に向上して住み心地が良い。
1 中空柱
1a 凹部空間
2 バルコニー
2a 床部
Claims (4)
- バルコニーの自重を支えるとともに一面側が開放されて凹部空間を有する断面コ字状の中空柱が、建物躯体との間に所定の間隔をあけて、かつ、前記バルコニーの先端に沿って複数立設されており、
前記建物躯体の壁と、前記中空柱の開放された一面とが対向して設けられており、
前記中空柱の外側および凹部空間にはサイディング材が取り付けられていることを特徴とする中空柱を備えた建物。 - 請求項1に記載の中空柱を備えた建物において、
前記中空柱と前記建物躯体との間に壁が設けられていることを特徴とする中空柱を備えた建物。 - 請求項1または2に記載の中空柱を備えた建物において、
前記中空柱の開放された一面に、該開放された一面を覆う蓋板が設けられていることを特徴とする中空柱を備えた建物。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の中空柱を備えた建物において、
前記バルコニーの下方に床部が設けられており、この床部の床面が、建物内に設けられた部屋の床面とほぼ面一となっており、前記建物の外壁に開口部が前記床部側に面して設けられていることを特徴とする中空柱を備えた建物。
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JP2005137161A JP4695437B2 (ja) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | 中空柱を備えた建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005137161A JP4695437B2 (ja) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | 中空柱を備えた建物 |
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JP2006316419A JP2006316419A (ja) | 2006-11-24 |
JP4695437B2 true JP4695437B2 (ja) | 2011-06-08 |
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Family Applications (1)
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPH08135217A (ja) * | 1994-11-08 | 1996-05-28 | Misawa Homes Co Ltd | 住 宅 |
JPH0949278A (ja) * | 1995-08-08 | 1997-02-18 | Sekisui Chem Co Ltd | 袖壁構造 |
JP2002339453A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Tateyama Alum Ind Co Ltd | 根太掛け装置 |
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2005
- 2005-05-10 JP JP2005137161A patent/JP4695437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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JPH08135217A (ja) * | 1994-11-08 | 1996-05-28 | Misawa Homes Co Ltd | 住 宅 |
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JP2002339453A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Tateyama Alum Ind Co Ltd | 根太掛け装置 |
Also Published As
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---|---|
JP2006316419A (ja) | 2006-11-24 |
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