JP4694119B2 - 調理器 - Google Patents

調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP4694119B2
JP4694119B2 JP2003343022A JP2003343022A JP4694119B2 JP 4694119 B2 JP4694119 B2 JP 4694119B2 JP 2003343022 A JP2003343022 A JP 2003343022A JP 2003343022 A JP2003343022 A JP 2003343022A JP 4694119 B2 JP4694119 B2 JP 4694119B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
upper plate
protective frame
receiving
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003343022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005106428A (ja
Inventor
薫 曽我
照幸 北田
康克 津本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003343022A priority Critical patent/JP4694119B2/ja
Publication of JP2005106428A publication Critical patent/JP2005106428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4694119B2 publication Critical patent/JP4694119B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は、ガラス天板を用いた調理器の天板の構成に関するものである。
従来のシステムキッチンのカウンターへはめ込む調理器の構成は図6に示すように、キッチンカウンター11に設置されている。そして、ガラスを素材としたガラス天板12は、結晶化ガラスあるいは強化ガラスを主に使用し、その下面にはトップ枠13を配置している。トップ枠13は、アルミダイキャスト引物の組合せまたは、板金で成形し、塗装あるいは、ホーロー等の表面処理を施されたものである。さらに、ガラス天板12とトップ枠13の間には緩衝シート14が数ヶ所載置されてガラス天板12を受け、耐熱性に優れたシリコンよりなる接着剤15でガラス天板12とトップ枠13とを全周で接着固定している。
そして、ガラス天板12の中央部には、鍋等の調理物16を加熱するバーナー等の熱源17を配置するための貫通穴12aが設けられ、貫通穴12aの周囲上面には調理物16を載置するゴトク18が装備されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−139333号公報
しかし、上記従来の構成では、ガラス天板2とトップ枠3とを接合するために接着剤5を塗布しているが、これがカウンター表面にでると、特に接着剤5の塗布の不均一さが目立つので外観上よくないという課題があった。
さらに、ガラス天板2に過度の加重がかかると、天板2、トップ枠3ともに変形し限度を超えると割れるということがあった。下のトップ枠3とは接着剤5で端部にて接着されているだけであり、特に荷重がガラス天板の端面にかかると、かけたり、ひびがはいったり、傷がついたりということも生じかねなかった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、外観上の見栄えもよく、ガラス天板上に大きな荷重が加わる、あるいは衝撃が加わった場合でもガラス天板が割れ難い安全なガラス天板構成をもった調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の調理器は、ガラスからなる上板と、前記上板の端部を除く前記上板の下面を受けて前記上板全体を保持する受け板とを有する機器天板を備え、前記受け板が外周端部において前記上板を受ける面に対して下方に一段下げられて前記上板の下面と前記受け板の略外周上面との間に隙間を有する状態で、断面を略コ
の字に成形した保護枠が前記上板及び前記受け板の外周端部略全周を上下から挟み込み包覆するとともに、前記保護枠の端部を前記上側へ傾斜させ前記上板の上面と前記保護枠との間に隙間を設け、前記隙間に接着剤を挿入して前記上板の上面と前記保護枠とを接合することを特徴とする調理器とした。
これにより、ガラス天板の外周が保護枠で補強され、強度が保てるようになり、かつ外観では保護枠がカウンターとガラスの上板の境界ラインとなり、接着剤が表面に出ないので、見た目がよくなる。
本発明の調理器によれば、接着剤等が表面にはみ出て外観を損ねることがなく、天板面積を見かけ上広くとることが出来て見栄えもよく、天板強度も保てる天板構成の調理器を実現できる。
第1の発明は、ガラスからなる上板と、前記上板の端部を除く前記上板の下面を受けて前記上板全体を保持する受け板とを有する機器天板を備え、前記受け板が外周端部において前記上板を受ける面に対して下方に一段下げられて前記上板の下面と前記受け板の略外周上面との間に隙間を有する状態で、断面を略コの字に成形した保護枠が前記上板及び前記受け板の外周端部略全周を上下から挟み込み包覆するとともに、前記保護枠の端部を前記上側へ傾斜させ前記上板の上面と前記保護枠との間に隙間を設け、前記隙間に接着剤を挿入して前記上板の上面と前記保護枠とを接合することを特徴とする調理器とした。これにより、ガラス天板の外周が保護枠で補強され、強度が保てるようになり、かつ外観では保護枠がカウンターとガラスの上板の境界ラインとなり、保護枠と上板の接合が確実となり、接着剤を塗布しても外表面にはみでることなく隠されるので、見た目がよくなる。また、接着剤が煮こぼれ液の隙間への侵入を防ぐことも可能となる。また、端面の強度がさらに増すことになり、接着剤のはみ出しも確実に予防することもでき、また、保護枠の端面部分が上板側へ曲折しているので、ユーザーがガラス天板を清掃する場合に、端面との接触が避けられるので、安全である。
第2の発明は、保護枠は、金属からなり、少なくとも1ヶ所で切れ目を設けて接合された金属製の枠で包覆された構成とした。ガラスの上板と受け板を保護枠で固定する際には、この切れ目部分から、挿入する作業となる。切れ目を設けることで、この組み立て作業が容易にできるという効果がある。切れ目を2箇所以上とすると、部分的な保護枠の固定が必要となるが、相対的に短く分断された保護枠の部分について、ガラス上板にビス固定するなどという構成も考えられる。
の発明は、受け板は端面を前記上板側に前記上板の下面に対して垂直方向に曲折され前記上板の外側に位置する曲折部を有する受け板をし、保護枠前記曲折部を包覆すると共に前記受け板の下面と接合する構成としたことを特徴とした。これにより、ガラスの上板と受け板との固定の際に位置決めしやすくなるので、組み立て作業がより容易になる。
の発明は、保護枠の前記受け板の下面との接合部の外側に、緩衝材を貼り付けたことを特徴とした。これにより、キッチンカウンターとの接触部への衝撃や荷重を吸収して、カウンターの調理器載置部分を傷つけることがない。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施例1の調理器を示したものである。ガスコンロ等の調理器は、キッチンカウンター1に設置されている。そして、ガラスを素材とした上板2は、結晶化ガラスあるいは、強化ガラスを主に使用しており、単一または、複数個の貫通穴2aが設けられている。上板2の下面には受け板3を配置して上板2全体を受けてこれを保持するようにしている。上板2と受け板3を全周で包覆するよう金属製の保護枠4で固定されている。また、保護枠のキッチンカウンター1との接触部となる部分に緩衝材5を塗布している。
上板2、受け板3には、貫通穴2a、3aをそれぞれ設けており、ここからガスバーナなどの熱源7を臨ませている。鍋等の調理物6が、ゴトク8を介してガラス天板の上板2上に載置されるものであり、ガスバーナ等の熱源7は、ガラス天板2に設けて貫通穴2aに位置して前記調理物8を加熱調理するものである。
図2には、上板2と受け板3を保護枠4で固定した状態の断面図を示す。保護枠4の断面は、略コの字状をしており、上板2と受け板3を上下から挟み込むように端部を保護する。
上記した第1の実施の形態の調理器では、ガラス天板2全体を受け板3で保持し、ガラス天板とその受け板を略全周で覆う保護枠を設けているため、ガラス天板外周端面部の割れ、カケ等を保護することができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の第2実施の形態の要部断面を示したものである。上板2と受け板3を全周で包覆するよう金属製の保護枠4で固定している。受け板3の端部は、曲折部3dを設けてあり、保護枠4の上板2との隙間全周にシリコン等の接着剤を施して固定したものである。また、緩衝材5はキッチンカウンターとの接触部に塗布されている。
この構成により、天板の組み立て工程において、上板との組み合わせ時ガラスの上板2の位置決めをしやすくしている。また、接着剤9により保護枠と上板が固定されるので、ガラス天板との隙間を埋め、煮こぼれ汁の侵入を防ぐことができる。接着剤9は保護枠により隠され表面にみられないので、外観を損ねることがない。また、輸送等で万一、振動、落下の異常があった場合でもガラス天板が動かないため、ガラス天板のカケや割れ等を防ぐことができる。
(実施の形態3)
図4は本発明の第3の実施の形態を示したものである。上板2と受け板3を全周で包覆するよう金属製の保護枠4のガラス天板側端部をガラス天板側に曲折して4a部を構成している。そして、できた間隙には、接着剤9を挿入してある。
また、図5(a)には同実施の形態の保護枠の背面図を示した。また、(b)にはその正面図を示した。調理器の後ろ側に位置する2つの場所に切れ目A、Bを設けておりそれぞれ切れ目の部分を固定するためのビス10止めをしている。
この曲折部4aを設けたことで、天板を拭き掃除などするお手入れ時に、金属製の保護枠4の端部に手が触れることなく安全である。また、保護枠の一部を曲折しているため、強度的に強く、変形しにくく、すなわち、ガラス天板との接触部の隙間もなくすことができる。また、曲折部4aを設けることで、生じる間隙には接着剤9を確実に挿入することが出来るし、表面へはみ出すこともなく、外観も非常によい。また、金属製の保護枠4に切れ目A、Bを備えたことで、上板2と受け板3の略外周を保護枠で固定する際の組み立て工程での作業性がよくなる。ビス10止めは必要に応じてそなえるようにすればよく、本実施の形態のように、接着剤9で固定されてしまえば、必要としない場合もある。
上記のように、本発明はガラスを天板とするはめ込み式調理器の天板構成で、保護枠を備えた構成としたので、他のシステムキッチンへのはめ込み部材へ適用することも可能である。
本発明の第1の実施の形態における調理器の要部構成を示す断面図 同実施の形態における調理器の要部断面図 本発明の第2の実施の形態における調理器の要部断面図 本発明の第3の実施の形態における調理器の要部断面図 (a)同実施の形態における調理器の保護枠の背面図(b)同実施の形態における調理器の正面図 従来の調理器の実施例の要部構成を示す断面図
符号の説明
1 キッチンカウンター
2 上板
3 受け板
3d 曲折部
4 保護枠
4a 曲折部
5 緩衝材
9 接着剤
A、B 切れ目

Claims (4)

  1. ガラスからなる上板と、前記上板の端部を除く前記上板の下面を受けて前記上板全体を保持する受け板とを有する機器天板を備え、前記受け板が外周端部において前記上板を受ける面に対して下方に一段下げられて前記上板の下面と前記受け板の略外周上面との間に隙間を有する状態で、断面を略コの字に成形した保護枠が前記上板及び前記受け板の外周端部略全周を上下から挟み込み包覆するとともに、前記保護枠の端部を前記上側へ傾斜させ前記上板の上面と前記保護枠との間に隙間を設け、前記隙間に接着剤を挿入して前記上板の上面と前記保護枠とを接合することを特徴とする調理器。
  2. 保護枠は、金属からなり、少なくとも1ヶ所で切れ目を設けて接合された金属製の枠で包覆された構成の請求項1記載の調理器。
  3. 受け板は端面を上板側に前記上板の下面に対して垂直方向に曲折させて前記上板の外側に位置する曲折部を有し、保護枠は前記曲折部を包覆すると共に前記受け板の下面と接合する請求項1記載の調理器。
  4. 保護枠の前記受け板の下面との接合部の外側に、緩衝材を貼り付けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の調理器。
JP2003343022A 2003-10-01 2003-10-01 調理器 Expired - Fee Related JP4694119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003343022A JP4694119B2 (ja) 2003-10-01 2003-10-01 調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003343022A JP4694119B2 (ja) 2003-10-01 2003-10-01 調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005106428A JP2005106428A (ja) 2005-04-21
JP4694119B2 true JP4694119B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=34537113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003343022A Expired - Fee Related JP4694119B2 (ja) 2003-10-01 2003-10-01 調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4694119B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4812507B2 (ja) * 2006-04-25 2011-11-09 株式会社東芝 誘導加熱調理器
JP4818302B2 (ja) * 2008-03-31 2011-11-16 株式会社東芝 加熱調理器
JP5247581B2 (ja) * 2009-04-28 2013-07-24 三菱電機株式会社 組込型加熱調理器
JP5504790B2 (ja) * 2009-09-25 2014-05-28 パナソニック株式会社 据え置き型の加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005106428A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5045112B2 (ja) 加熱調理器
JP2008101845A (ja) 調理器のトッププレート、これを用いた調理器及び調理器のトッププレートの組立方法
US20080272124A1 (en) Spatter shield
JP4694119B2 (ja) 調理器
JP5372855B2 (ja) 加熱調理器
JP4893443B2 (ja) 加熱調理器
JP4168900B2 (ja) 調理器
JP2014229369A (ja) 組込み式の加熱調理器
JP4816488B2 (ja) 組込み型加熱調理器
JP2008057802A (ja) 加熱調理器
JP4289370B2 (ja) 加熱調理器
JP6189677B2 (ja) 加熱調理器
JP4812507B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2009054437A (ja) 誘導加熱調理器
JP4028568B2 (ja) グリル扉
JP2006292194A (ja) 組込型加熱調理器
JP5062017B2 (ja) 組込み型誘導加熱調理器
JP4864422B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2010113971A (ja) 誘導加熱調理器
EP2110608B1 (en) Cooking hob with a design frame
JP3754013B2 (ja) グリル付きガラストップコンロ
JP6144994B2 (ja) 加熱調理器
JP2006105555A (ja) ドロップイン式コンロ用ガラス天板
JP2973801B2 (ja) 調理器
JP2005344958A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060803

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090902

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090916

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20091113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees