JP4692441B2 - タンク用開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料通路を通じて、燃料タンクへ給油するためのタンク用開閉装置に関し、詳しくは燃料通路を開閉する機構に関する。
自動車に給油するための給油ノズルは、一般に、ガソリンと軽油とを区別するためにガソリン用のノズル径が20mm、軽油用のノズル径が25mmと違っている。こうしたノズル径を異にした油種の違いに対応するための給油装置として、特許文献1の技術が知られている。すなわち、給油装置は、給油口を形成するタンク開口形成部材と、タンク開口形成部材の内壁に一端部で回動可能に支持されたフラップバルブと、給油ノズルで押されたときにフラップバルブを開閉可能にするラッチ機構とを備えている。ラッチ機構は、軽油用のノズルには係合するが、それより小さいガソリン用の給油ノズルには係合しないように配置されている。そして、軽油用の給油ノズルが挿入されたときにラッチ機構に係合し、ラッチ機構とフラップバルブとの係合を解除し、さらに給油ノズルを挿入することでフラップバルブを開き、給油可能な状態となる。
しかし、この従来の技術によると、軽油用の給油ノズルの先端外周部がラッチ機構に直接当たってラッチ機構を起動するが、軽油用の給油ノズルより細いガソリン用の給油ノズルを誤って挿入し該給油ノズルが僅かに振れた場合にもラッチ機構に当たってしまい、ラッチ機構の誤動作に至りやすいという問題があった。
また、他の従来の技術として、開閉部材を開くためにリンク機構やギヤ機構などを用いる構成も知られている(特許文献2)。しかし、この技術によると、リンク機構やギヤ機構が複雑になるという問題があった。
米国特許第6,968,874号 米国特許出願公開第2006/32552号
本発明は、上記従来の技術の問題を解決することを踏まえ、異なる油種の給油を防止するとともに、簡単な構成のタンク用開閉装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、
燃料タンクへ燃料を供給する注入口を開閉するタンク用開閉装置において、
給油ノズルを挿入するための開口部と、該開口部を通じて給油ノズルから供給される燃料を燃料タンクへ導く燃料通路とを有するタンク開口形成部材と、
上記タンク開口形成部材に取り付けられ上記開口部を開閉する開閉部材を有するシャッタ機構と、
上記開口部に臨んで配置され、上記開閉部材が開口部を閉じている状態に上記開閉部材をロックするロック位置と上記開閉部材が開口部を開くことを許容する非ロック位置とを切り換えるロック機構と、
を備え、
上記ロック機構は、
給油ノズルの先端の内径よりも僅かに小さい外径を有し、給油ノズルのノズル口に突入することで、給油ノズルを位置決めする内径位置決め部を有するノズルガイド部と、
上記内径位置決め部の外周側に配置され、該内径位置決め部で位置決めされた上記給油ノズルの先端で押圧されるロック解除起動部と、
上記ロック解除起動部に連動して上記ロック位置から上記非ロック位置に移行させるロック部材と、
を備えていることを特徴とする。
本発明にかかるタンク用開閉装置では、給油するために、給油ノズルをノズルガイド部に向けて移動すると、ノズルガイド部の内径位置決め部が給油ノズルのノズル口に挿入される。内径位置決め部は、給油ノズルを位置決めするとともに、給油ノズルをロック解除起動部へ導く。給油ノズルの先端がロック解除起動部を押すと、ロック部材が連動してロック位置から非ロック位置へ移行することにより、開閉部材が開口部を開くことができる。すなわち、内径位置決め部は、給油ノズルのノズル口に入り込むときには、該内径位置決め部の外径より僅かに大きい内径を有する給油ノズルしか位置決めをせず、ロック解除起動部を押圧するように導かないから、所定の給油ノズル以外によってロック解除起動部の押圧動作をさせない。したがって、給油ノズルの内径の大きさによって、燃料の種類が異なる場合に、給油ノズルを誤って挿入しても、開閉部材が開き動作をしないから、間違った種類の燃料を供給することもない。
また、本発明の好適な態様として、上記ノズルガイド部は、上記内径位置決め部の外周側に、給油ノズルのノズル口の外周部を位置決めする外径位置決め部と、内径位置決め部と外径位置決め部との間に形成され上記ロック解除起動部を配置した挿入溝とを備えている構成をとることができる。この構成によると、ノズルガイド部の外径位置決め部が給油ノズルの外周部も位置決めするから、一層、給油ノズルの種類の選択性を高めることができる。
さらに、上記ロック解除起動部の好適な態様として、内径位置決め部の中心を囲むように同心円上に複数個配置されている構成をとることができる。この構成により、給油ノズルの先端がロック解除起動部に片当たりすることなく、均等な力でロック部材を移動させることができる。
また、本発明の好適な態様として、上記開閉部材は、上記ロック解除起動部を上記給油ノズルの挿入方向に移動可能に支持するとともに、該挿入方向に移動したロック解除起動部に連動して上記ロック部材を径方向にスライド可能に支持する収納室を備えている構成をとることができる。この構成により開閉部材にロック機構を一体的に組み付けることができ、構成をコンパクトにすることができる。
さらに、上記ロック機構の好適な構成として、上記タンク開口形成部材に設けられ上記ロック部材と係合することで上記ロック部材をロック位置に設定するストッパを備えている構成をとることにより、ロック機構の構成を簡単にできる。
また、上記シャッタ機構は、上記開閉部材の一端がタンク開口形成部材に回動可能に支持された回動支持部と、開閉部材に閉弁方向に付勢するスプリングとを有するフラップバルブ機構である構成をとることができる。この構成により、シャッタ機構をロック機構と一体に簡単に組み付けることができる。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
A.第1実施例
(1) タンク用開閉装置の概略構成
図1は本発明の第1実施例に係るディーゼルエンジンを搭載した自動車の後部を示し、給油蓋を開いた状態を示す斜視図である。自動車の車体の後部には、燃料(軽油)を給油するための給油蓋FLが開閉可能に支持されている。給油蓋FLは、車体の外板に倣った蓋本体FLaがヒンジFLbを介して車体の外板に開閉可能に支持されている。給油蓋FLを開いたスペースは、給油室FRになっており、この給油室FR内に、基板BPに支持されたタンク用開閉装置10が配置されている。タンク用開閉装置10は、燃料キャップを用いないで、燃料タンクに燃料を供給するための機構であり、給油蓋FLを開いた後に、給油ノズルからの外力で燃料通路を開閉することで、給油ノズルから燃料タンクへ燃料を供給することができる機構である。以下、燃料タンクの給油装置の詳細な構成について説明する。
(2) 各部の構成および動作
図2はタンク用開閉装置10の平面図、図3は図2の図3−3線に沿った断面図である。図3において、タンク用開閉装置10は、燃料タンクに接続される燃料通路11Pを有するタンク開口形成部材11と、燃料通路11Pを開閉する開閉機構20とを備えている。
(2)−1 タンク開口形成部材11
タンク開口形成部材11は、燃料通路11Pを有する管体であり、燃料タンクに接続される接続管12と、接続管12の上端部に接続されるパイプ本体14と、パイプ本体14の上部に固定された開口形成部材16とを備えている。接続管12は、パイプ本体14の燃料タンク側を徐々に縮径した縮径部12aと、縮径部12aに接続された直管部12bとを備え、これらを一体に形成している。
パイプ本体14は、縮径部12aの上部に接続されている。パイプ本体14の上部は、上壁14aが一体に固定されている。上壁14aには、燃料通路11Pの一部を構成する注入口14Pになっている。また、パイプ本体14の内側の燃料通路11P内に支持壁14cが固定されている。支持壁14cには、貫通孔14dが形成されている。
開口形成部材16は、パイプ本体14の上部に装着され、円筒状の側壁部16aと、上壁部16bとを備えており、その下部の係合穴16cにパイプ本体14の上部に形成された係合爪14eを係合することによりパイプ本体14に装着されている。開口形成部材16の上壁部16bは、平面部16dと、傾斜面16eから構成されている。傾斜面16eは、中心部が凹み、導入口16fから開口部16gに繋がり、かつ給油ノズルを導くように形成されている。
(2)−2 開閉機構20
図4はタンク用開閉装置10を分解した斜視図である。開閉機構20は、シャッタ機構30と、ロック機構40と、弁開閉機構50と、リンク機構60とを備えており、給油時に、給油蓋を開き、給油ノズルなどでシャッタ機構30を押し開けると、ロック機構40をロック位置から非ロック位置に移行させて、シャッタ機構30に連動してリンク機構60を介して弁開閉機構50を開き、燃料通路11Pを通じて給油する機構である。
(2)−3−1 シャッタ機構30
図3および図4において、シャッタ機構30は、給油ノズルの挿入に連動して開口部16gを開閉するためのフラップバルブ機構であり、開口形成部材16に固定されている。シャッタ機構30は、開閉部材31と、スプリング35とを備えている。開閉部材31は、開口部16gを開閉する円板部32と、円板部32の端部に一体形成された回動支持部33とを備えている。回動支持部33は、開口形成部材16の内壁に平行に形成された支持体17(図4は一方を示す)の軸穴17aに軸34を介して軸支されている。スプリング35は、コイルスプリングであり、回動支持部33と支持体17の係合穴17bとの間に掛け渡されて、開閉部材31を閉じる方向に付勢している。図3に示すように開閉部材31は、上部材31aと、下部材31bとを重ね合わせることで、ロック機構40を収納する収納室31cを形成している。
(2)−3−2 ロック機構40
図5はタンク用開閉装置10の上部を示す斜視図、図6は図5の6−6線に沿った断面図、図7はロック機構を分解した斜視図、図8はロック機構40の非ロック位置を説明する説明図である。ロック機構40は、軽油用の給油ノズルの先端で押されることにより開閉部材31が開口部16gを開くことを許容する機構である。図7に示すようにロック機構40は、開閉部材31の上面に形成されたノズルガイド部42と、開閉部材31の収納室31cに配置されたロック部材44,44およびスプリング46と、開口形成部材16の内壁から突設され下部に傾斜面48aを有するストッパ48とを備えている。
ノズルガイド部42は、内径位置決め部42aと、外径位置決め部42bと、挿入溝42cと、内径位置決め部42aの一部を斜面とするガイド面42dとを備えている。内径位置決め部42aは、円形の台座であり、その外周部に挿入溝42cを隔てて外径位置決め部42bにより囲まれている。収納室31cは、上部材31aおよび下部材31bにより形成され、スライド可能にロック部材44を収納するとともにスプリングを収納しており、ロック部材44の一部を出没させるために、上開口31dが挿入溝42cに、下開口31eが開閉部材31の側部に形成されている。
ロック部材44,44は、収納室31c内に同一形状の2つが対向して配置されており、その間にスプリング46が配置されている。ロック部材44は、細い板状のロック部材本体44aと、ロック部材本体44aの一端部から上方へ突設された起立部44bと、起立部44bの上部に形成されたロック解除起動部44cと、ロック部材本体44aの他端に形成されストッパ48に係脱する係合片44dと、起立部44bの側部に形成されスプリング46の一端を支持するスプリング支持部44eとを備え、これらが一体に形成されている。ロック解除起動部44cは、上開口31dを通じて挿入溝42cに露出しており、軸方向に傾斜した傾斜面44fを備えている。傾斜面44fは、給油ノズルの先端で押されたときにロック部材44を径方向へ移動する力に変換する面である。また、係合片44dの上部にもストッパ48の傾斜面48aと当たる傾斜面44gが形成されている。
図9は給油ノズルとノズルガイド部42との関係を説明する説明図である。ノズルガイド部42は、給油ノズルとの寸法関係において、軽油用の給油ノズルFZ(z)の先端でロック部材44,44のロック解除起動部44cを押せるように形成されている。図9(A)において、ノズルガイド部42の内径位置決め部42aの外径をD1、外径位置決め部42bの内径をD2、挿入溝42cの幅をW1(D2−D1)としている。また、図9(B)および図9(C)に示すように、軽油用の給油ノズルFZ(z)の先端の内径をDz1、外径をDz2、ガソリン用の給油ノズルFZ(g)の内径をDg1、外径をDg2とすると、Dz1>Dg1、Dz2>Dg2であり、つまり軽油用の給油ノズルFZ(z)がガソリン用の給油ノズルFZ(g)より太い。この場合において、図9(B)に示すように、Dz1>D1かつD2>Dz2の関係に設定されているから、つまり軽油用の給油ノズルFZ(z)の内径Dz1が内径位置決め部42aの外径D1より大きく、外径Dz2が外径位置決め部42bの内径D2より小さいから、給油ノズルFZ(z)は、内径位置決め部42aに乗り上げないで、挿入溝42c内に入ってロック解除起動部44cを押すことができる。一方、図9(C)に示すように、Dg1<D1の関係にあるから、つまりガソリン用の給油ノズルFZ(g)の内径Dg1が内径位置決め部42aの外径D1より小さいから、給油ノズルFZ(g)の先端の斜線で示す部分が内径位置決め部42aに乗り上げて、挿入溝42c内に入らず、ロック解除起動部44cを押すことができない。なお、給油ノズルFZの規格は、軽油用の給油ノズルFZ(z)の内径Dz1が20.0〜21.0mm、外径Dz2が25.0〜26.0mmであり、ガソリン用の給油ノズルFZ(g)の内径Dg1が15.0〜17.0mm、その外径Dg2が20.0〜21.0mm、であることから、D1が18〜20mm、D2が26〜28mmに設定することができる。
こうしたノズルガイド部42と給油ノズルFZの寸法関係を踏まえて、シャッタ機構30の動作について説明する。図6に示すように給油ノズルFZを開口形成部材16の導入口16fから挿入すると、給油ノズルFZの先端がノズルガイド部42の挿入溝42cに入り込んでロック部材44のロック解除起動部44cの傾斜面44fに当たる。傾斜面44fは、給油ノズルFZによる軸方向の力を径方向への力に変換するから、図8に示すようにロック部材44がスプリング46の付勢力に抗して中心軸へ移動する。これにより、ロック部材44の係合片44dがストッパ48に対して後退して、ストッパ48との係合を解除して、ロック位置から非ロック位置になる。そして、給油ノズルFZで開閉部材31を押すと、スプリング35(図3)のスプリング力に抗して開閉部材31が開き動作をし、開口部16gが開く。
(2)−3−3 弁開閉機構50
図10および図11は開閉機構20を示す断面図であり、図10が開閉機構20の閉じ状態を、図11が開閉機構20の開き状態をそれぞれ示す。図4および図10において、弁開閉機構50は、注入口14Pを開閉する機構と負圧弁として燃料タンク内の圧力を調整する機構とを兼用している。弁開閉機構50は、弁体52と、弁支持移動体54と、被支持機構56と、スプリング57,57と、スプリング58と、ガスケットGSとを備えている。弁体52は、シート面を形成しガスケットGSに着座・離座する上面部52aと、上面部52aの外周から下方に形成された円筒状の側壁部52bとを備え、上面部52aおよび側壁部52bとにより下方に開放したカップ形状である。上面部52aには、凹所に形成された被押圧部53が形成されている。被押圧部53は、リンク機構60と連動するための曲面53aおよび押圧面53bを有している。
弁支持移動体54は、上方に開放した側壁54aと底壁54bとからなり上方に開放したカップ形状の移動本体54cを備え、その内側スペースが弁体52およびスプリング58を収納する弁収納室54dになっている。弁収納室54dには、スプリング58が収納されており、弁体52を上方に向けて付勢している。移動本体54cの側壁54aには、上ガイドリブ54fおよび下ガイドリブ54gが水平方向にかつ両側から張り出して形成されている。上ガイドリブ54fおよび下ガイドリブ54gは、被支持機構56内に安定した姿勢でスライドするための部位である。上ガイドリブ54fの上面には、上方に向けてガイド突部54hが形成されて、パイプ本体14の上壁14aの下面に対する摺動性を高めている。また、移動本体54cの側面の両側には、被支持機構56によってガイドされるガイド突起54eが径方向に突設されている。図12は弁支持移動体54を下方斜めから見た斜視図である。弁支持移動体54の底壁54bには、片持ちスプリング54jが4箇所形成されている。片持ちスプリング54jは、被支持機構56との摺動抵抗を低減するためのものであり、底壁54bの一部を切欠きしたアーム54kと、アーム54kの先端を下方に突出させた突部54mから形成されている。また、移動本体54cの下面両側には、スプリング57(図4)を押圧するスプリング支持突部54pが突設されている。
図4に戻り、被支持機構56は、パイプ本体14に固定されて、弁支持移動体54をスライド可能に支持するものであり、パイプ本体14の内壁に固定された下支持板56aと、下支持板56aの上面から対向するように突設されたガイド側壁56b,56bとを備えている。各々のガイド側壁56bには、ガイド溝56cおよび挿入用溝56dが形成されている。ガイド溝56cは、水平方向に沿って形成され、弁支持移動体54のガイド突起54eを倣わせることで、弁支持移動体54を水平方向へガイドする。挿入用溝56dは、ガイド突起54eをガイド溝56cに挿入するための溝である。また、ガイド側壁56b,56bの内側には、弁支持移動体54を元の位置に戻すための復帰用のスプリング57,57が配置されている。各々のスプリング57は、下支持板56aの上面両側に形成された収納溝56eに装填されており、弁支持移動体54のスプリング支持突部54pに押されることにより復帰力を蓄積する。
ガスケットGSは、ゴム材料から形成された環状の部材であり、パイプ本体14の注入口14Pの開口周縁部に形成されたシール保持部14fに圧入固定されており、弁体52がスプリング58の付勢力により押圧することでシールした状態で注入口14Pを閉じる。
(2)−3−4 リンク機構60
リンク機構60は、シャッタ機構30の力を、弁開閉機構50に伝達することで弁開閉機構50を開き動作させるものであり、リンク棒62と、作動部材64とを備えている。リンク棒62は、その上端が回動支持部33に回動可能に支持される連結端62aと、他端が二股に分かれて作動部材64の一端に回動可能に連結する連結端62bとを備えている。作動部材64は、リンク棒62に連結されて弁開閉機構50に移動力を加える部材であり、リンク棒62に連結された回動支持部64aと、回動支持部64aに固定された湾曲したアーム64bと、アーム64bの先端に形成された球体としての押圧体64cとを備えている。すなわち、リンク棒62の上端は、軸63aを介して開閉部材31の回動支持部33に連結され、リンク棒62の下端は、作動部材64の回動支持部64aに軸63bを介して回転可能に連結されている。作動部材64は、回動支持部64aで軸65aを介して、支持体17の軸穴17cに回転可能に支持されている。
(3) タンク用開閉装置の開閉動作
次にタンク用開閉装置10の動作について説明する。
(3)−1 閉じ状態
図10の弁開閉機構50の閉じ状態において、弁開閉機構50の弁体52に加わっている力の関係、つまり大気圧による開き方向の力とタンク内圧およびスプリング58のスプリングによる閉じ方向への力との関係において、前者が後者を上回る負圧状態になると、弁体52は、スプリング58の付勢力に抗して下方に移動し、ガスケットGSから離れ、その間に通気路を確保する。この通気路を通じて燃料タンクが大気に連通して燃料タンク内の負圧状態が解消する方向へ向かう。そして、弁体52に加わっている差圧がスプリング58の付勢力を下回ると弁体52が閉じる。
(3)−2 開き動作
図1に示すように、給油蓋FLを開けると、給油室FR内に配置されたタンク用開閉装置10が表れる。図8に示すように給油ノズルFZを開口形成部材16の導入口16fから挿入すると、シャッタ機構30のノズルガイド部42にガイドされる。すなわち、図9(B)に示すようにノズルガイド部42は、給油ノズルFZの内径Dz1がノズルガイド部42の内径位置決め部42aの外径D1より大きいから、挿入溝42c内のロック部材44のロック解除起動部44cを押す。ロック部材44は、スプリング46の付勢力に抗して径方向に移動し、ストッパ48から後退して非ロック位置になる。そして、図11に示すように、給油ノズルFZで開閉部材31の円板部32をさらに押すと、回動支持部33の軸34を中心にスプリング35のスプリング力に抗して時計方向d1へ回動する。
このとき、リンク機構60は、回動支持部33が時計方向に回動すると、軸63aを介してリンク棒62が上方d2に移動する。リンク棒62の上方への移動により、軸63bを介して作動部材64の一端を引き上げる。作動部材64は、回動支持部64aの軸65aを中心に時計方向d3に回動する。作動部材64の回動により、アーム64bの先端の押圧体64cが弁体52の被押圧部53内に挿入される。作動部材64の回動に伴って押圧体64cが被押圧部53の押圧面53bを押して、弁体52が弁支持移動体54と一体に円上の方向d4に押されて移動する。弁支持移動体54は、図4に示す上下ガイドリブ54f,54gが被支持機構56のガイド側壁56bに沿ってガイドされ、さらにガイド突起54eがガイド溝56cを倣って水平方向へガイドされる。これと同時に、弁開閉機構50は、弁体52の上面部52aがガスケットGSに対して、円弧の軌跡に沿って斜め下方に移動することで離れて、注入口14Pから待避するように移動する。このとき、弁支持移動体54は、スプリング支持突部54pがスプリング57を弾性変形させることでスプリング力を蓄積する。このように、シャッタ機構30に連動して、弁開閉機構50が水平方向に待避することにより、注入口14Pが開かれ、注入口14Pを通じて給油ノズルFZを挿入して、燃料通路11Pに給油する。すなわち、給油ノズルFZでシャッタ機構30の開閉部材31を押せば、弁開閉機構50が注入口14Pを開くから、給油することができる。
(3)−3 閉じ動作
給油を終えて、給油ノズルFZを注入口14P、開口部16gから抜くと、給油ノズルFZが円板部32を介してスプリング35のスプリング力が開放される。このスプリング力の開放により、円板部32が回動支持部33の軸34を中心に反時計方向へ回動して、リンク棒62を引き下げ、さらに作動部材64を反時計方向へ移動させる。作動部材64が反時計方向へ回動すると、押圧体64cが弁開閉機構50の被押圧部53から外れる。これにより、スプリング57の復元力は、弁開閉機構50の弁支持移動体54および弁体52を一体に水平方向へ移動させ、弁体52が注入口14Pを閉じる。なお、図8に示すように開閉部材31の閉じ動作の際に、ロック部材44の係合片44dの上面の傾斜面44gがストッパ48の傾斜面48aによって押されて、ロック部材44がスプリング46のスプリング力に抗して径方向へ移動して、係合片44dがストッパ48を乗り越えることでロック位置に戻る。
(4) タンク用開閉装置の作用・効果
上記実施例にかかるタンク用開閉装置10により、以下の作用効果を奏する。
(4)−1 ロック機構40のノズルガイド部42は、内径位置決め部42aで給油ノズルFZを位置決めするとともに、給油ノズルFZをロック解除起動部44cへ導く。すなわち、内径位置決め部42aは、給油ノズルFZ(z)のノズル口FZaに入り込むときには、該内径位置決め部42aの外径より僅かに大きい内径を有する給油ノズルFZ(z)しか位置決めをせず、ロック解除起動部44cを押圧するように導かないから、ガソリン用の給油ノズルFZ(g)によってロック解除起動部44cの押圧動作をさせない。したがって、給油ノズルFZの内径の大きさによって、燃料の種類が異なる場合に、給油ノズルFZを誤って挿入しても、開閉部材31が開き動作をしないから、間違った種類の燃料を供給することもない。
(4)−2 ガソリン用の給油ノズルFZ(g)を導入口16fに誤って挿入しても、シャッタ機構30で阻止され、弁開閉機構50に直接当たらないから、弁開閉機構50の損傷に至らず、また、このような事態を想定して弁開閉機構50の構成自体も強固にすることを要しない。
(4)−3 ノズルガイド部42は、内径位置決め部42aの外周側に、外径位置決め部42bを設けているので、給油ノズルFZの外周部を位置決めをし、よって一層、給油ノズルFZの種類の選択性を高めることができる。
(4)−4 ロック解除起動部44cは、内径位置決め部42aの中心を囲むように同心円上に2個配置されているから、給油ノズルFZの先端がロック解除起動部44cに片当たりしても、ロック部材44を解除しない。
(4)−5 ロック機構40は、開閉部材31に一体的に組み付けられているから、構成をコンパクトにすることができる。
(4)−6 給油するために、給油ノズルFZ(z)を挿入すると、シャッタ機構30の開閉部材31が開き動作をするとともに、弁開閉機構50の弁体52が注入口14Pも開くから、燃料キャップをネジ式で外すタイプと比べて、給油時に取り外した燃料キャップの置き場に困ることがなく、操作性に優れている。
(4)−7 図4に示す開閉部材31を閉じ方向へ付勢するスプリング35は、図7に示すロック部材44を付勢するスプリング46のスプリング力に抗してロック部材44を元のロック位置に移動させるので、給油ノズルFZが開口部16gから抜かれたときに、スプリング46がロック部材44を元の位置に復帰させ、元の状態への復帰ための機構を簡略化できる。
(4)−8 シャッタ機構30は、ロック部材44のロック解除起動部44cを給油ノズルFZの先端で押せば、開閉部材31の開き操作が可能になるから、開閉操作するための機械的機構や、スイッチやモータなどの駆動機構を設ける必要がなく、構成が簡単である。
(4)−9 シャッタ機構30は、給油時以外にタンク開口形成部材11の開口部16gを閉じているから、開口部16gを通じて弁開閉機構50に達する大気中の塵などを防ぎ、弁開閉機構50のシール性の低下を防止することができる。
(4)−10 シャッタ機構30と弁開閉機構50とを連動させる作動部材64は、シャッタ機構30の閉じ状態にて弁開閉機構50の弁体52から離れており、車両の衝突によりシャッタ機構30に加わる外力を弁開閉機構50に及ぼさないから、弁開閉機構50のシール性の低下を招かない。
B.第2実施例
図13は第2実施例にかかるタンク用開閉装置10Bの上部を示す斜視図、図14は図13の14−14線に沿った断面図である。本実施例は、シャッタ機構30Bをロックするロック機構40Bの構成に特徴を有する。すなわち、ロック機構40Bは、1つのロック部材44Bと、ロック部材44Bにスプリング力を加えるスプリング46Bとを備えている。ロック部材44Bは、ロック部材本体44Baと、ロック解除起動部44Bcとに分割して構成されている。ロック部材本体44Baは、その先端に係合片44Bdを有し、ロック部材本体44Baのスライド動作によってストッパ48Bに係脱する。ロック解除起動部44Bcは、ノズルガイド部42Bの挿入溝42Bcに配置されており、その下部に傾斜面44Bhを有し、ロック部材本体44Baの貫通孔44Biに挿入される。傾斜面44Bhは、貫通孔44Biの端部を押すことにより、ロック解除起動部44Bcが軸方向へ移動する力を、ロック部材本体44Baが径方向へ移動する力に変換する面である。
図14のシャッタ機構30Bの閉じ状態において、給油ノズルFZを開口形成部材16Bの開口部16Bgから挿入すると、図15に示すように給油ノズルFZの先端がロック解除起動部44Bcを押す。ロック解除起動部44Bcは、下方への移動につれて傾斜面44Bhがロック部材本体44Baの貫通孔44Biの開口端を押して、ロック部材本体44Baをスプリング46Bのスプリング力に抗して径方向へ移動させる。これにより、ロック部材本体44Baの係合片44Bdがストッパ48Bに対して後退して、ストッパ48Bとの係合を解除して、ロック位置から非ロック位置になる。そして、給油ノズルFZで開閉部材31Bを押すと、スプリング力に抗して開閉部材31Bが開き動作をし、開口部16Bgが開く。
本実施例のロック機構40Bのように、ロック解除起動部44Bcおよびロック部材本体44Baからなる1つのロック部材44Bで実現することにより、簡単な構成としてもよい。
C.第3実施例
図16は第3実施例にかかるシャッタ機構30Cを説明する斜視図である。本実施例は、ロック機構40Cを構成するノズルガイド部42Cの形状に特徴を有する。すなわち、ノズルガイド部42Cの内径位置決め部42Caは、円弧状の突起であり、環状突部42Cbとの間にロック解除起動部44Ccを配置している。内径位置決め部42Caは、給油ノズルFZのノズル口FZaに突入することによって環状突部42Cbとの間に給油ノズルFZの先端部を位置決めし、ロック解除起動部44Ccを押圧動作させることができる。このように、内径位置決め部42Caは、ノズル口FZaに突入することによって、所定の内径の給油ノズルFZだけを位置決めできる形状および配置であれば、特に限定されない。
D.第4実施例
図17は第4実施例にかかるロック機構40Dのノズルガイド部42Dを説明する説明図である。本実施例では、ガソリン用の給油ノズルFZ(g)により給油できるが、軽油用の給油ノズルFZ(z)による給油を阻止した構成に特徴を有する。すなわち、内径位置決め部42Daの外径D1をガソリン用の給油ノズルFZ(g)の内径Dg1より僅かに小さくし、環状突部42Dbの内径D2をガソリン用の給油ノズルFZ(g)外径Dg2より大きくする。この構成により、ガソリン用の給油ノズルFZ(g)の先端は、内径位置決め部42Daにより位置決めされた状態にて、ロック解除起動部44Dcを押すことができるが、図17(B)に示すように、軽油用の給油ノズルFZ(z)の先端は、環状突部42Dbまたは内径位置決め部42Daに乗り上げて、挿入溝42Dcに入らないから、ロック解除起動部44Dcを押せない。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
例えば、上記実施例では、シャッタ機構30にシール性を付与していないが、開口部16gの開口周縁部または開閉部材31の上部などにガスケットを装着して開閉部材が閉じているときにシール性を付与してもよい。これにより弁開閉機構を省略して構成を簡略化することができる。
本発明の第1実施例に係るディーゼルエンジンを搭載した自動車の後部を示し、給油蓋を開いた状態を示す斜視図である。 タンク用開閉装置の平面図である。 図2の図3−3線に沿った断面図である。 タンク用開閉装置を分解した斜視図である。 タンク用開閉装置の上部を示す斜視図である。 図5の6−6線に沿った断面図である。 ロック機構を分解した斜視図である。 ロック機構の動作を説明する説明図である。 給油ノズルとノズルガイド部との関係を説明する説明図である。 開閉機構を示す断面図である。 図10に続く動作を説明する説明図である。 弁支持移動体を下方斜めから見た斜視図である。 第2実施例にかかるタンク用開閉装置の上部を示す斜視図である。 図13の14−14線に沿った断面図である。 図14に続く動作を説明する説明図である。 第3実施例にかかるシャッタ機構を説明する斜視図である。 第4実施例にかかるロック機構のノズルガイド部を説明する説明図である。
符号の説明
10...タンク用開閉装置
10B...タンク用開閉装置
11...タンク開口形成部材
11P...燃料通路
12...接続管
12a...縮径部
12b...直管部
14...パイプ本体
14P...注入口
14a...上壁
14c...支持壁
14d...貫通孔
14e...係合爪
14f...シール保持部
16...開口形成部材
16B...開口形成部材
16a...側壁部
16b...上壁部
16c...係合穴
16d...平面部
16e...傾斜面
16f...導入口
16g...開口部
16Bg...開口部
17...支持体
17a...軸穴
17b...係合穴
17c...軸穴
20...開閉機構
30...シャッタ機構
30B...シャッタ機構
30C...シャッタ機構
31...開閉部材
31B...開閉部材
31a...上部材
31b...下部材
31c...収納室
31d...上開口
31e...下開口
32...円板部
33...回動支持部
34...軸
35...スプリング
40...ロック機構
40B...ロック機構
40C...ロック機構
40D...ロック機構
42...ノズルガイド部
42a...内径位置決め部
42b...外径位置決め部
42c...挿入溝
42d...ガイド面
42B...ノズルガイド部
42Bc...挿入溝
42C...ノズルガイド部
42Ca...内径位置決め部
42Cb...環状突部
42D...ノズルガイド部
42Da...内径位置決め部
42Db...環状突部
42Dc...挿入溝
44...ロック部材
44B...ロック部材
44a...ロック部材本体
44b...起立部
44c...ロック解除起動部
44d...係合片
44e...スプリング支持部
44f...傾斜面
44g...傾斜面
44Ba...ロック部材本体
44Bc...ロック解除起動部
44Bd...係合片
44Cc...ロック解除起動部
44Bh...傾斜面
44Bi...貫通孔
44Dc...ロック解除起動部
46...スプリング
46B...スプリング
48...ストッパ
48B...ストッパ
48a...傾斜面
50...弁開閉機構
52...弁体
52a...上面部
52b...側壁部
53...被押圧部
53a...曲面
53b...押圧面
54...弁支持移動体
54a...側壁
54b...底壁
54c...移動本体
54d...弁収納室
54e...ガイド突起
54f,54g...上下ガイドリブ
54h...ガイド突部
54j...片持ちスプリング
54k...アーム
54m...突部
54p...スプリング支持突部
56...被支持機構
56a...下支持板
56b...ガイド側壁
56c...ガイド溝
56d...挿入用溝
56e...収納溝
57...スプリング
58...スプリング
60...リンク機構
62...リンク棒
62a...連結端
62b...連結端
63a...軸
63b...軸
64...作動部材
64a...回動支持部
64b...アーム
64c...押圧体
65a...軸
BP...基板
FL...給油蓋
FLa...蓋本体
FLb...ヒンジ
FR...給油室
FZ...給油ノズル
FZa...ノズル口
GS...ガスケット

Claims (6)

  1. 燃料タンクへ燃料を供給する注入口(14P)を開閉するタンク用開閉装置において、
    給油ノズルを挿入するための開口部(16g)と、該開口部(16g)を通じて給油ノズルから供給される燃料を燃料タンクへ導く燃料通路(11P)とを有するタンク開口形成部材(11)と、
    上記タンク開口形成部材(11)に取り付けられ上記開口部(16g)を開閉する開閉部材(31)を有するシャッタ機構(30)と、
    上記開口部(16g)に臨んで配置され、上記開閉部材(31)が開口部(16g)を閉じている状態に上記開閉部材(31)をロックするロック位置と上記開閉部材(31)が開口部(16g)を開くことを許容する非ロック位置とを切り換えるロック機構(40)と、
    を備え、
    上記ロック機構(40)は、
    給油ノズルの先端の内径Dz1よりも僅かに小さい外径D1を有し、給油ノズルのノズル口(FZa)に突入することで、給油ノズルを位置決めする内径位置決め部(42a)を有するノズルガイド部(42)と、
    上記内径位置決め部(42a)の外周側に配置され、該内径位置決め部(42a)で位置決めされた上記給油ノズルの先端で押圧されるロック解除起動部(44c)と、
    上記ロック解除起動部(44c)に連動して上記ロック位置から上記非ロック位置に移行させるロック部材(44)と、
    を備えていることを特徴とするタンク用開閉装置。
  2. 請求項1に記載のタンク用開閉装置において、
    上記ノズルガイド部(42)は、上記内径位置決め部(42a)の外周側に、給油ノズルのノズル口(FZa)の外周部を位置決めする外径位置決め部(42b)と、上記内径位置決め部(42a)と上記外径位置決め部(42b)との間に形成され上記ロック解除起動部(44c)を配置した挿入溝(42c)とを備えているタンク用開閉装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のタンク用開閉装置において、
    上記ロック解除起動部(44c)は、上記内径位置決め部(42a)の中心を囲むように同心円上に複数個配置されているタンク用開閉装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のタンク用開閉装置において、
    上記開閉部材(31)は、上記ロック解除起動部(44c)を上記給油ノズルの挿入方向に移動可能に支持するとともに、該挿入方向に移動したロック解除起動部(44c)に連動して上記ロック部材(44)を径方向にスライド可能に支持する収納室(31c)を備えているタンク用開閉装置。
  5. 請求項4に記載のタンク用開閉装置において、
    上記ロック機構(40)は、上記タンク開口形成部材(11)に設けられ、上記ロック部材(44)と係合することで上記ロック部材(44)をロック位置に設定するストッパ(48)を備えているタンク用開閉装置。
  6. 請求項5に記載のタンク用開閉装置において、
    上記シャッタ機構(30)は、上記開閉部材(31)の一端が上記タンク開口形成部材(11)に回動可能に支持された回動支持部(33)と、上記開閉部材(31)に閉弁方向に付勢するスプリング(35)とを有するフラップバルブ機構であるタンク用開閉装置。
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