JP4688112B2 - Ict機器とファシリティの連係制御システム及び連係制御方法 - Google Patents

Ict機器とファシリティの連係制御システム及び連係制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4688112B2
JP4688112B2 JP2008309271A JP2008309271A JP4688112B2 JP 4688112 B2 JP4688112 B2 JP 4688112B2 JP 2008309271 A JP2008309271 A JP 2008309271A JP 2008309271 A JP2008309271 A JP 2008309271A JP 4688112 B2 JP4688112 B2 JP 4688112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
ict
data processing
quality
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008309271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010133625A (ja
Inventor
至誠 藁谷
常雄 植草
周正 手島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Facilities Inc
Original Assignee
NTT Facilities Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Facilities Inc filed Critical NTT Facilities Inc
Priority to JP2008309271A priority Critical patent/JP4688112B2/ja
Publication of JP2010133625A publication Critical patent/JP2010133625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4688112B2 publication Critical patent/JP4688112B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Description

本発明はICT機器と空調設備及び電力供給設備を含むファシリティの連係制御システムに係り、特に、情報通信機械室(データセンタ)におけるファシリティ制御として好適なICT機器とファシリティの連係制御システムに関する。
近年、社会のIT化の進展に伴い、情報通信機器・装置(以下、ICT機器と総称)の高速化、大容量化、高密度化が急速に進んでいる。これらの機器は、米国IEA規格に準ずる19インチサーバラックに格納され、情報通信機械室(データセンタ)に収容されるのが一般的である。サーバラックは前面から冷気を吸込み、上面又は背面から排気するタイプが多く、各ラックは同方向を向けて横一列に配置される。機械室内にはこのようなラック列が、隣接する列の吸気面と吸気面、排気面と排気面とを対向させて、複数列配置される。このような機械室の空調は、ラック列を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに空調機を配置してゾーン単位に制御するケースがある(例えば、特許文献1)。
一方、ICT機器に対する電力供給品質(信頼度)の設計については、従来、データセンタのサービスグレードに応じて行われている。図10は、従来のデータセンタにおけるICT機器及び空調機に対する電力供給(給電)系統例を示す図である。同図において、高レベルの信頼度が要求されるサービスを提供するゾーン(Z11−Z13)については、無停電電源設備(UPS)101a−101cが設置されている。各UPSの容量(バックアップ時間)は、要求信頼度に応じて異なる時間に設計されており、非常用エンジン102の起動失敗を考慮すべきゾーン(Z13、Z12)については、比較的長時間(ここでは、それぞれ3時間、1時間)のバックアップを確保している。非常用エンジン起動を前提としたゾーン(Z11)では、起動に要する必要最小限(ここでは15分)のバックアップ時間の確保としている。また、サービス一時停止が許されるゾーン(Z14)には、UPSは設置されていない。さらに、空調設備としてのゾーン空調機105a−105dについては、同図に示すようにUPSが付設されることは稀であり、非常用エンジン102のみの給電バックアップが一般的である。
特表2008−502082号公報
このような従来の給電系統では、各ゾーン内においての実際の情報処理量や処理信頼度の変化に対応して、データ処理中に給電品質をダイナミックに変更することは困難である。このため、停電時等に品質(信頼度)要求の高いゾーンがサービス停止となる一方、品質要求の低いゾーンが延命されるという、サービスレベルの逆転現象を招くことも起こりうる。この場合、全てのゾーンの給電品質を上げることにより問題は解消するが、コスト負担が過大となり現実的でない。
さらに、上述のようにICT機器と空調設備の給電品質が異なるため、停電時等にICT機器が稼動継続しても、空調機の運転停止により室温が上昇し、システムダウンするという事例もある。このことは、ICT機器をUPSに接続する意義を損うものである。しかしながら全ての空調設備を無停電化することは、コスト負担が過大となる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであって、サービスすべき情報処理量又は品質に応じた給電品質、空調品質を担保する連係制御技術を提供する。
本発明は以下の内容をその要旨とする。すなわち、本発明に係るICT機器とファシリティの連係制御システムは、
(1)情報通信機械室内において、一以上の空調機の運転制御と、各空調機が分担する複数の空調ゾーンに属する一以上のICT機器のデータ処理制御と、商用電源及び非常用電源を含んで構成されICT機器群及び空調機に給電する給電系統制御と、を連係させて制御するICT機器とファシリティの連係制御システムであって、与えられたデータ処理負荷について、処理品質レベルに従い空調ゾーン数に分類したデータ処理負荷を、対応する各空調ゾーンに属するICT機器群に分担する手段と、各空調ゾーンの給電品質を、該処理品質レベルに対応させる給電品質対応手段と、を備えて成ることを特徴とする。
本発明において、「ICT機器」とは、サーバ、ストレージ、ルータ等の情報通信機器・装置を含む。
「処理品質」とは、データ処理中にサービス停止を発生させない信頼度をいう。
「給電品質」とは、停電等の商用電源遮断時におけるバックアップレベルをいう。
(2)上記(1)において、給電品質が、商用電源系統と非常用発電装置系統の組み合わせ、商用電源系統と非常用発電装置系統と無停電電源装置(UPS)系統の組み合わせ、のいずれかであることを特徴とする。
(3)上記各発明において、UPS系統は、異なるバックアップ時間を有する複数のUPS系統を備えて成ることを特徴とする。
(4)上記各発明において、給電品質対応手段が、無瞬断で給電品質を切り替える給電系統切替手段であることを特徴とする。
また、本発明に係るICT機器とファシリティの連係制御方法は、
(5)情報通信機械室内において、一以上の空調機の運転制御と、各空調機が分担する複数の空調ゾーンに属する一以上のICT機器(以下、対象ICT機器群という)のデータ処理制御と、商用電源及び非常用電源を含んで構成されICT機器群及び空調機に給電する給電系統制御と、を連係させて制御するICT機器とファシリティの連係制御方法であって、与えられたデータ処理負荷を処理品質レベルに応じて空調ゾーン数に分類するステップと、分類されたデータ処理負荷を、対応する各空調ゾーンに属するICT機器群に分担するステップと、空調ゾーンの給電品質を、無瞬断で該処理品質レベルに対応させるステップと、を備えて成ることを特徴とする。
(6)情報通信機械室内において、対象ICT機器群のデータ処理制御と、商用電源及び非常用電源を含んで構成されICT機器群及び空調機に給電する給電系統制御と、を連係させて制御するICT機器とファシリティの連係制御方法であって、与えられたデータ処理負荷において停電により空調機が全停止した場合に、当該ゾーンの再給電猶予時間を推定するステップと、再給電猶予時間を考慮したときに処理品質レベル以上となるように、空調ゾーンの給電品質を無瞬断で変更するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明は、ICT機器側が無停電電源バックアップされている場合において、空調機側の給電品質をICT機器側とはリンクさせないシステムを想定しており、停電時に非常用発電装置(エンジン)起動までの間、室温の許容限界温度以下を保証するためのものである。具体的には、停電時の空調機全停止を想定して室温上昇予測を行ったうえで、空調システム側の給電品質を選択(例えば無停電電源レス、エンジン起動を想定した15分UPSバックアップ、etc.)する。
ここに「再給電猶予時間」とは、ICT機器側が無停電バックアップされているゾーンにおいて、与えられたデータ処理負荷(∝消費電力)にときに空調機が全停止した場合に、当該ゾーンが許容限界温度に達するまでの時間をいう。
本発明によれば、データセンタにおけるデータ処理サービスの処理品質(信頼度)を、要求通りにダイナミックに制御することが可能になる。
また、ICT機器と空調設備の給電品質を同一にするため、ICT機器と空調機の稼動を同調させることが可能になる。
また、必要最小限の設備により要求品質に応じたデータ処理が可能となるため、コストパフォーマンスに優れる。
以下、本発明の各実施形態について、図1乃至8を参照してさらに詳細に説明する。重複説明を避けるため、各図において同一構成には同一符号を用いている。なお、本発明の範囲は特許請求の範囲記載のものであって、以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係るICT機器と空調設備及び電力供給設備を含むファシリティとの連係制御システム(以下、連係制御システム)1の全体構成を示す図である。
図2は、連係制御システム1の給電系統の構成を示す図である。
図3は、本実施形態における給電系統切り替え状態を示す図である。
図4は、本実施形態における連係制御フローを示す図である。
図1を参照して、連係制御システム1は、情報通信機械室2内のサーバラック(以下、ラック)4に格納される複数のICT機器・装置(以下、ICT機器と総称)4aと、ICT機器群を冷却するためのゾーン空調機(空調機5-1乃至5-4)と、ICT機器群へのデータ処理分配、給電系統の切り替え、及び空調機運転を相互に連係させて統合的に制御する連係制御装置7と、これらの装置に電力供給する電源部11と、を主要構成として備えている。
横一列に並んだ同一モジュールの複数のラック4により、ラック列6が構成されている。ラック4内には複数のICT機器・装置(以下、ICT機器と総称)4aが積層されており、各ICT機器4aはそれぞれ冷却ファン4bを備えている。これにより、ラック全体として前面から冷気を吸込み、機器内部を冷却したのち高温空気を背面から排気するように構成されている。
各ラック4は、隣接する列の吸気面と吸気面、排気面と排気面が対向するように配置されており、これにより、吸気面側にはコールドアイル9が、排気面側にはホットアイル10が形成されている。
各ラック列6において、内部発熱の大きなICT機器を格納するラック近傍には、ゾーン空調機として空調機5-1乃至5-4が配置されている。空調機5-1を例にとると、蒸発器5e、送風機5b、制御部5dを主要構成として備えた室内機5aと、いずれも不図示の圧縮機、凝縮器を主要構成として備えた室外機(図示せず)と、これらを接続する冷媒配管5cを備えている。空調機5-2乃至5-4についても同様である。
コールドアイル9内には、空調機5-1乃至5-4がそれぞれ分担する冷却対象ゾーンZ1乃至Z4が設定されている。各空調機は、分担する制御対象空間の冷熱・風量バランスを維持するように冷気を供給する。
次に図2を参照して、連係制御システム1の給電系統は、商用電源12、非常用エンジン発電機14、系統連係装置13を備えた電源部11と、無停電電源装置(UPS)16a−16cと、給電系統切替機構15と、これらと各ゾーンの空調機、ICT機器及び連係制御装置7とを接続する電力ラインE1−E17により構成されている。
各UPSは、いずれも不図示のバッテリー、整流器、インバータを主要構成として備え、商用電源遮断時にバッテリー給電に切り替え可能に構成されている。各UPSは、それぞれ異なるバックアップ可能時間(UPS16aは3時間、UPS16bは1時間、UPS16cは15分)のバッテリー容量を備えている。
給電系統切替機構15は、電力ラインE6−E9を介して供給される電力供給を、電力ラインE10−E17のいずれかに適宜切り替える機能を有する。なお、連係制御装置7の電力は、常に最長のバックアップ容量を備えたUPS16aを介して供給されるように構成されている。
次に連係制御装置7は、ICT機器管理サーバ7a、給電管理サーバ7b、及びこれらを連係させるための連係制御サーバ7cにより構成されている。
以上の構成により、連係制御装置7はホストコンピュータ(図示せず)から指令されるデータ処理負荷について、処理データごとに予め定められている要求処理品質(データ処理中にサービス停止を発生させない信頼度)に基づいて各空調ゾーンの給電系統を設定する。
次に図3、4を参照して、本実施形態における連係制御方法について説明する。ホストコンピュータから一定量のデータ処理負荷が指令されると、連係制御装置7は、処理データごとに予め設定されているサービス品質(信頼性)に応じて4段階(A〜Dランク)に分類する(S101)。次いで、同等サービス品質の処理データを同一空調ゾーンのICT機器群に移送する(S102)。ここでは、Aランクの処理負荷についてはゾーンZ3、Bランクの処理負荷についてはゾーンZ1、Cランクの処理負荷についてはゾーンZ4、Dランクの処理負荷についてはゾーンZ2のICT機器群に移送されるものとする。
次いで給電系統切替機構15により、各ゾーンの処理品質に対応する給電系統に無瞬断で切り替えられる(S103)。その後、データ処理が実行される(S104)。
以上の制御により、データ処理サービス中に停電等により商用電源12が遮断したとしても、要求品質の高いゾーンZ3、Z1、Z4については、無瞬断でバッテリー給電に切り替えられる。さらに、非常用エンジン発電機14の起動後は、これによる電力供給に切り替えられる。さらに、万一、エンジン発電機14の起動失敗があったとしても、各ゾーンの要求品質に応じたバックアップが確保されるため、データ処理停止リスクを最小限に抑えることができる。
(第二の実施形態)
次に図5を参照して、本発明の他の実施形態について説明する。同図は、第二の実施形態に係る連係制御システム20の給電系統の構成を示す図である。
本実施形態の構成が上述の実施形態と異なる点は、連係制御システム1については給電系統切替機構15により、各ゾーンの給電系統を任意に選択可能に構成されているのに対して、連係制御システム20についてはゾーン給電系統が固定されており、より単純なシステム構成となっていることである。すなわち、ゾーンZ1の空調機5-1及びICT機器群4-1は、常にUPS16cを介して電力供給を受ける。同様に、ゾーンZ2、3についてはそれぞれUPS16b、16aを介して電力供給を受ける。また、ゾーンZ4については、UPSを介すことなく直接、電源部11から電力供給を受けるように構成されている。
なお、連係制御装置7は、上述の実施形態と同様、処理すべきデータが要求する品質ランクに対応するICT機器群に、当該データ処理を分配する機能を備えている。その他の構成は上述の実施形態と同一であるので、重複説明を省略する。
このような構成により、常にAランクの処理負荷についてはゾーンZ3、Bランクの処理負荷についてはゾーンZ2、Cランクの処理負荷についてはゾーンZ1、Dランクの処理負荷についてはゾーンZ4のICT機器群に分配されることになる。
なお、本実施形態における連係制御方法については、給電系統の切り替えを除いて第一の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
(第三の実施形態)
さらに、本発明の他の実施形態について説明する。図6は、第三の実施形態に係わる連係制御システム30の給電系統を示す図である。図7は、本実施形態の連係制御フローを示す図である。図8は、ゾーン処理負荷と許容限界温度に達するまでの時間(再給電猶予時間)の関係テーブルを模式的に示す図である。図9は、再給電猶予時間を考慮した空調ゾーン給電系統切り替え を模式的に示す図である。
図6を参照して、本実施形態の構成が第一の実施形態と異なる点は、以下の通りである。連係制御システム1については、各ゾーンの給電系統をICT機器群及び空調機をセットで選択するように構成されている。これに対して連係システム30については、ICT機器群と空調機の給電系統を別個に選択するように構成されている。すなわち、ICT機器群4-1〜4-4については非常用エンジン14の起動を前提として、停電からエンジン起動までのデータ処理継続を保証する給電系統(ここでは、バックアップ時間30分)としている。一方、空調機5-1〜5-4側については、UPS31a−31c又は無停電電源なし、を給電系統切替機構15により選択可能としている(ここでは、各UPSのバックアップ時間は、20分、10分、5分としている)。さらに、連係制御装置7は、再給電猶予時間関係テーブル(図8)を備えている。かかる構成により、以下に示すように再給電猶予時間を考慮したとき、ICT機器側のバックアップ時間内に合わせることができる。
その他の構成は上述の実施形態と同一であるので、重複説明を省略する。
次に、図7乃至9を参照して、連係制御システム30における給電系統切替制御フローについて説明する。図7を参照して、S201,S202については、第一の実施形態のS101,S102と同一である。次いで、図8のテーブルにより各ゾーンの再給電猶予時間が演算される(S203)。ここでは、図9に示すようにゾーンZ1−Z4の再給電猶予時間が、それぞれt1,t2,t3,t4であるとする。この場合、ICT機器群のバックアップ時間(30分)以上とするためには、給電系統をゾーンZ1:UPS31b(10分)、ゾーンZ1:UPS31a(20分)、ゾーンZ1:UPSなし、ゾーンZ4:UPS31c(5分)に切り替えればよいことになる。切り替え終了後、データ処理が実行される(S204)。
なお、各UPSのバックアップ時間等は例示であって、実態に応じたUPS容量を選択することができる。
本発明は、情報通信機械室(データセンタ)のみならず、ICT機器と空調設備及び電力供給設備を備えた施設等の連係制御システムとして広く適用可能である。
第一の実施形態に係る連係制御システム1の全体構成を示す図である。 連係制御システム1の給電系統を示す図である。 第一の実施形態における給電系統切り替え状態を示す図である。 第一の実施形態の連係制御フローを示す図である。 第二の実施形態に係る連係制御システム20の給電系統を示す図である。 第三の実施形態に係る連係制御システム30の給電系統を示す図である。 連係制御システム30の連係制御フローを示す図である。 ゾーン処理負荷と再給電猶予時間の関係テーブルを示す図である。 再給電猶予時間を考慮した空調ゾーン給電系統選択方法を示す図である。 従来の従来のデータセンタにおけるICT機器及び空調機の給電系統例を示す図である。
符号の説明
1、20、30・・・・連係制御システム
2・・・・情報通信機械室
4・・・・サーバラック
4a・・・ICT機器
5-1〜5-4・・・・空調機
6・・・・ラック列
7・・・・連係制御装置
9・・・・コールドアイル
10・・・ホットアイル
11・・・電源部
12・・・商用電源
13・・・系統連係装置
14・・・非常用エンジン発電機
15・・・給電系統切替機構
16a−16c、31a−31d・・・無停電電源装置(UPS)
E1−E17、E30−E34・・・電力ライン
Z1〜Z4・・・冷却対象ゾーン

Claims (6)

  1. 情報通信機械室内において、一以上の空調機の運転制御と、各空調機が分担する複数の空調ゾーンに属する一以上のICT機器(以下、対象ICT機器群という)のデータ処理制御と、商用電源及び非常用電源を含んで構成されICT機器群及び空調機に給電する給電系統制御と、を連係させて制御するICT機器とファシリティの連係制御システムであって、
    与えられたデータ処理負荷について、データ処理中にサービス停止を発生させない信頼度である処理品質レベルに従い空調ゾーン数に分類したデータ処理負荷を、対応する各空調ゾーンに属するICT機器群に分担する手段と、
    各空調ゾーンの停電等の商用電源遮断時におけるバックアップレベルである給電品質を、該処理品質レベルに対応させる給電品質対応手段と、
    を備えて成ることを特徴とするICT機器とファシリティの連係制御システム。
  2. 前記給電品質が、商用電源系統と非常用発電装置系統の組み合わせ、商用電源系統と非常用発電装置系統と無停電電源装置(UPS)系統の組み合わせ、のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のICT機器とファシリティの連係制御システム。
  3. 前記UPS系統は、異なるバックアップ時間を有する複数のUPS系統を備えて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のICT機器とファシリティの連係制御システム。
  4. 前記給電品質対応手段が、無瞬断で給電品質を切り替える給電系統切替手段であることを特徴とする請求項1乃至3に記載のICT機器とファシリティの連係制御システム。
  5. 情報通信機械室内において、一以上の空調機の運転制御と、各空調機が分担する複数の空調ゾーンに属する一以上のICT機器(以下、対象ICT機器群という)のデータ処理制御と、商用電源及び非常用電源を含んで構成されICT機器群及び空調機に給電する給電系統制御と、を連係させて制御するICT機器とファシリティの連係制御方法であって、
    与えられたデータ処理負荷を、データ処理中にサービス停止を発生させない信頼度である処理品質レベルに応じて空調ゾーン数に分類するステップと、
    分類されたデータ処理負荷を、対応する各空調ゾーンに属するICT機器群に分担するステップと、
    空調ゾーンの停電等の商用電源遮断時におけるバックアップレベルである給電品質を、無瞬断で前記処理品質レベルに対応させるステップと、
    を含むことを特徴とするICT機器とファシリティの連係制御方法。
  6. 情報通信機械室内において、一以上の空調機の運転制御と、対象ICT機器群のデータ処理制御と、商用電源及び非常用電源を含んで構成されICT機器群及び空調機に給電する給電系統制御と、を連係させて制御するICT機器とファシリティの連係制御方法であって、
    与えられたデータ処理負荷において停電により空調機が全停止した場合に、当該ゾーンの再給電猶予時間を推定するステップと、
    再給電猶予時間を考慮したときに、データ処理中にサービス停止を発生させない信頼度である処理品質レベル以上となるように、空調ゾーンの停電等の商用電源遮断時におけるバックアップレベルである給電品質を無瞬断で変更するステップと、
    を含むことを特徴とするICT機器とファシリティの連係制御方法。
JP2008309271A 2008-12-04 2008-12-04 Ict機器とファシリティの連係制御システム及び連係制御方法 Active JP4688112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008309271A JP4688112B2 (ja) 2008-12-04 2008-12-04 Ict機器とファシリティの連係制御システム及び連係制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008309271A JP4688112B2 (ja) 2008-12-04 2008-12-04 Ict機器とファシリティの連係制御システム及び連係制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010133625A JP2010133625A (ja) 2010-06-17
JP4688112B2 true JP4688112B2 (ja) 2011-05-25

Family

ID=42345080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008309271A Active JP4688112B2 (ja) 2008-12-04 2008-12-04 Ict機器とファシリティの連係制御システム及び連係制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4688112B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012211722A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Hitachi Ltd エネルギー管理システム
CN102928716A (zh) * 2012-11-06 2013-02-13 江苏正佰电气股份有限公司 智能型电能质量监测系统
CN107676931A (zh) * 2017-10-23 2018-02-09 大连三增上学教育科技有限公司 室内空气自动调节方法和系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05257573A (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 Mitsubishi Electric Corp データ処理装置の停電処理方式
JP2003337712A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Sony Corp データ処理装置、その方法およびそのプログラム
JP2006208000A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Hewlett-Packard Development Co Lp 熱/電力管理装置
JP2006318420A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Renesas Technology Corp 携帯情報機器用データ処理装置
JP2006330982A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Ntt Facilities Inc 防災支援パッケージ装置、該装置を用いた防災支援システム及び防災支援方法
JP2007199872A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Ntt Facilities Inc 情報機器電源管理システム、情報機器電源管理装置、及び、情報機器電源管理方法
JP2008097650A (ja) * 2003-10-07 2008-04-24 Hewlett-Packard Development Co Lp ラック機器の環境状態を調整するシステムおよび方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05257573A (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 Mitsubishi Electric Corp データ処理装置の停電処理方式
JP2003337712A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Sony Corp データ処理装置、その方法およびそのプログラム
JP2008097650A (ja) * 2003-10-07 2008-04-24 Hewlett-Packard Development Co Lp ラック機器の環境状態を調整するシステムおよび方法
JP2006208000A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Hewlett-Packard Development Co Lp 熱/電力管理装置
JP2006318420A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Renesas Technology Corp 携帯情報機器用データ処理装置
JP2006330982A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Ntt Facilities Inc 防災支援パッケージ装置、該装置を用いた防災支援システム及び防災支援方法
JP2007199872A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Ntt Facilities Inc 情報機器電源管理システム、情報機器電源管理装置、及び、情報機器電源管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010133625A (ja) 2010-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4630356B2 (ja) 空調設備とict機器の連係制御方法
JP5341383B2 (ja) ラック空調システム
JP4180589B2 (ja) 空気調和システム及びその非常用電源給電時における運転方法
JP5268072B2 (ja) 空調制御システム及びその運転方法
JP4503083B2 (ja) 空調機及びその運転方法
US9658662B2 (en) Resource management for data centers
JP4931965B2 (ja) 情報通信機械室における空調機制御方法
CN106679020B (zh) 空气调节系统及其控制方法
JP2011242009A (ja) 空調装置及び空調システム
JP4688112B2 (ja) Ict機器とファシリティの連係制御システム及び連係制御方法
JP5440689B2 (ja) 局所空調システム、その制御装置
JP5648827B2 (ja) サーバ室用空調システム
JP4920027B2 (ja) 空調設備とict機器の連係制御方法
Garday et al. Thermal storage system provides emergency data center cooling
JP6420212B2 (ja) 統合型設備管理システム
JP5283164B2 (ja) データセンタ施設、サーバルームおよび省エネルギー化手法
CN114811854B (zh) 用于控制多联机空调系统的方法、装置及系统、存储介质
JP6859889B2 (ja) サーバシステム及びサーバルーム
JP6373706B2 (ja) 空調システム
JP5811658B2 (ja) データセンタ空調システム及びその管理方法
JP2012078056A (ja) サーバ室用空調システム
JP2009030819A (ja) 熱源制御装置および熱源制御方法
JP6080204B2 (ja) 空調機台数制御方法
JP2009236335A (ja) ラック型空調機及びその運転方法
JP5610992B2 (ja) 空調機とデータ処理分配の連係制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4688112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250