JP6373706B2 - 空調システム - Google Patents
空調システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6373706B2 JP6373706B2 JP2014199704A JP2014199704A JP6373706B2 JP 6373706 B2 JP6373706 B2 JP 6373706B2 JP 2014199704 A JP2014199704 A JP 2014199704A JP 2014199704 A JP2014199704 A JP 2014199704A JP 6373706 B2 JP6373706 B2 JP 6373706B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- air conditioning
- conditioning system
- cold water
- cooling water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 title claims description 48
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 74
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 45
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 34
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 4
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 description 6
- 239000011232 storage material Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 208000015778 Undifferentiated pleomorphic sarcoma Diseases 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
- 238000004402 ultra-violet photoelectron spectroscopy Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
また、高レベルの信頼度が要求されるICT装置については、要求信頼度に応じた容量(バックアップ時間)の無停電電源設備(UPS)が設置されている。
また、データセンターにおける非常用発電装置立ち上がりまでの間の最小限度の空調を確保を図るシステムとして、例えば潜熱蓄熱材を利用する技術が提案されている(特許文献1)。
また、潜熱蓄熱材を二重床等に設置するシステムについても、設備コスト、維持コストが大となるという問題がある。
(1)熱源機で製造した冷水を、冷水循環配管を介して冷房対象空間に供給して、該冷房対象空間を冷房する空調システムにおいて、
非常用電源として、水冷式エンジン発電装置を備え、
該エンジン発電装置は、エンジン冷却水を循環供給するための冷却水漕を備え、かつ、
所定のシステム稼働条件において、該冷却水漕貯水の蓄冷熱を該冷房対象空間に供給可能に構成した、
ことを特徴とする。
本実施形態は、停電発生時におけるサーバー室冷房維持の態様に関する。
<空調システム構成>
図1(a)を参照して、空調システム1は、冷水を製造する熱源機(チラー)2と、サーバー室7内に配置され、熱源機2から冷水の供給を受けてサーバラック6に収容される複数のICT装置6aを冷却する空調機(AHU)5と、停電時に熱源機2及びICT装置6aに電力供給する非常用エンジン発電装置3と、エンジン発電装置3に冷却水を循環供給するための冷却水槽4を主要構成として備えている。
漕内の冷水は、循環ポンプP2及び冷水配管W3,W4を介して冷水配管W1,W2に合流し、停電時において後述の制御に従い、エンジン発電装置3の安定運転までの間、空調機5に供給可能に構成されている。
図1(b)を参照して、通常運転時において熱源機2で作られた冷水は、冷水配管W1を経由して空調機5に供給され、サーバー室7の冷却が行われる。サーバー室7からの回収排熱は、冷水配管W2を経由して熱源機2に戻され、外気との熱交換により大気中に捨てられる。
空調機5は、機内に戻入される高温排気を熱交換器5a内で冷水と熱交換して冷気とし、送風ファン5bにより二重床7a空間に送出する。二重床7a空間を経てサーバー室7に送出される冷気は各サーバラック6に吸込まれ、各ICT装置6aを冷却して高温排気となり、再び空調機5に戻される。
図2を参照して、空調システム1の給電系統は、商用電源8、非常用エンジン発電装置3、無停電電源装置(UPS)9、停電時に熱源機2等への給電をエンジン発電装置3側に切り替える系統連係装置8a、同じくICT装置6a等への給電をUPS9側に切り替える給電系統切替装置9a、これら各装置間を結ぶ電力ラインE1−E10、により構成されている。
一方、熱源機2、冷却水槽4等については、系統連係装置8aにより通常時は商用電源8側から給電を受け、停電時にはエンジン発電装置3側から給電を受けるように構成されている。
空調システム1の停電時の給電制御は不図示の制御部の指令により行われ、後述するように停電時には温度センサS1,S2の計測値に基づき循環ポンプP2を稼働させて、エンジン発電装置3安定運転に至るまでの間の、サーバー室7冷房を可能とするよう構成されている。
<停電時の冷水供給制御>
図3を参照して、通常運転時には商用電源により全ての機器・装置に対して給電が行われている(S101)。停電発生があった場合(S102においてY)、エンジン発電装置3が起動する(S103)。この場合の給電系統は図4のように示される。
さらに給電系統切替装置9aにより、ICT装置6aについては無瞬断でUPS9側からの給電に切り替えられる。循環ポンプP1、送風ファン5bについても同様である(S104)。これによりデータ処理は継続され、さらに冷水配管W1内の畜冷熱により応急的にサーバー室冷房が維持される。この場合の給電系統は図5のように示される。
S105においてN、すなわちTr≦Tcの場合には、冷却水槽4内の冷水を用いることが効果的ではないため、冷水配管W1内の畜冷熱による冷房を継続する。
その後、電源復旧に至るまではエンジン給電が継続され(S110においてN)、電源復旧した場合には(S110においてY)、商用電源8による給電に戻される(S111)。
以下の各実施形態においても同様である。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図8を参照して、本実施形態に係る空調システム20の構成が上述の空調システム1と異なる点は、エンジン冷却水槽の冷却機構である。すなわち、空調システム20ではエンジン排熱を冷却塔により冷却するのではなく、熱源機2から循環供給される冷水との熱交換により冷却するものである。
すなわち、空調システム20の冷却水槽21は内部に熱交換器21aを、及び、冷水配管W1、W2と分岐・合流するW20,W21を備えている。このような構成により、エンジン排熱を回収し、さらに水漕内温度を所定温度以下に常時予冷可能としている。
その他の構成は上述の空調システム1と同様であるので、重複説明を省略する。
S208以降のフローは上述の実施形態における図3のS108以降と同様である。
さらに、本発明の他の実施形態について説明する。図10を参照して、本実施形態に係る空調システム30の構成が上述の空調システム1,20と異なる点は、エンジン冷却水槽の冷却機構である。すなわち、空調システム30の冷却水槽31は内部に熱交換器32を備えており、冷水配管W3,W4に接続している。その他の構成は上述の空調システム1と同様であるので、重複説明を省略する。
このような構成により、停電発生等の非常時において、冷却水槽31の水を直接循環させることなく、熱交換器32を介して間接的に冷水配管W1,W2内の水と熱交換させるものである。
本方式の採用により、エンジン冷却水槽貯水の水質を冷水配管W1,W2内を流れる循環冷水と必ずしも同等に保つ必要がなく、直接循環供給方式と比較してメンテナンス・コスト面のメリットがある。
また、本方式では配管系統が密閉となるので、配管系統が開放される直接循環供給方式と比較して、搬送動力が少なくて済むというメリットもある。
さらに、本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態は通常運転時にエンジン冷却水槽内の冷却水温度に対応して、冷水循環経路を変化させる態様に関する。
図11(a)を参照して、本実施形態に係る空調システム40の構成が上述の空調システム1等と異なる点は、エンジン冷却水槽4と戻り側冷水配管W2を結ぶ配管W41を、冷水配管W4に加えさらに備えていることである。配管W41経路中には開閉弁V41が介装されている。また、配管W4経路中には開閉弁V42、循環ポンプP42が介装されている。さらに、冷水配管W2の配管W4、配管W41の接続点45,46の間に、開閉弁V43が介装されている。
その他の構成は上述の空調システム1と同様であるので、重複説明を省略する。
図11(b)を参照して、水温Tcが所定の閾値(Th)以下の場合には(Tc≦Th)、開閉弁V41,V42閉、V43開、循環ポンプ41停止となる。これにより、熱源機2で製造された冷水は、同図太線の経路を循環する。この場合、冷却水槽4には戻り側冷水は通過しない。
このような制御により、冷却水槽内温度を一定以下の低温に維持することができ、停電時にエンジン発電装置3が安定運転に至るまでの間のサーバー室7冷房維持能力のさらなる向上が可能となる。
2・・・・熱源機
3・・・・非常用エンジン発電装置
4、21、31・・・・エンジン冷却水槽
5・・・・空調機
5a・・・熱交換器
5b・・・送風ファン
6a・・・ICT装置
7・・・・サーバー室
8・・・・商用電源
E1〜E10・・・・電力ライン
P1,P2、P42・・・・循環ポンプ
S1,S2・・・・温度センサ
V41〜V43・・・・開閉弁
Claims (5)
- 熱源機で製造した冷水を、冷水循環配管を介して冷房対象空間に供給して、該冷房対象空間を冷房する空調システムにおいて、
非常用電源として、水冷式エンジン発電装置を備え、
該エンジン発電装置は、エンジン冷却水を循環供給するための冷却水漕を備え、かつ、
所定のシステム稼働条件において、該冷却水漕貯水の蓄冷熱を該冷房対象空間に供給可能に構成した、
ことを特徴とする空調システム。 - 非常用バッテリー(UPS)を、さらに備え、
前記所定のシステム稼働条件が、停電時であって、かつ、前記エンジン発電装置の起動から安定運転に至るまでの間、であることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。 - 前記所定のシステム稼働条件が、デマンドカット要求時であることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
- 前記冷水循環配管の冷水温度(Tr)が、前記冷却水漕貯水温度(Tc)より高い場合に、冷却水漕貯水の蓄冷熱を前記冷房対象空間に供給するように構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空調システム。
- 通常運転時に、前記熱源機により前記冷却水漕内貯水を冷却可能に構成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014199704A JP6373706B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014199704A JP6373706B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 空調システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016070579A JP2016070579A (ja) | 2016-05-09 |
JP6373706B2 true JP6373706B2 (ja) | 2018-08-15 |
Family
ID=55866575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014199704A Active JP6373706B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6373706B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019080334A1 (zh) * | 2017-10-24 | 2019-05-02 | 新奥泛能网络科技股份有限公司 | 数据中心供能系统和方法 |
CN108488969A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-09-04 | 北京百度网讯科技有限公司 | 用于冷水机组的控制方法和控制装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08338648A (ja) * | 1995-06-14 | 1996-12-24 | Toshiba Eng & Constr Co Ltd | 冷却水供給システム |
JP3999874B2 (ja) * | 1998-03-27 | 2007-10-31 | 三洋電機株式会社 | 空気調和システム |
JP5523180B2 (ja) * | 2010-04-15 | 2014-06-18 | 株式会社フジクラ | データセンタの補助用冷却装置 |
JP3182633U (ja) * | 2013-01-22 | 2013-04-04 | 株式会社 ユーリカ エンジニアリング | 建物のエネルギープラント |
-
2014
- 2014-09-30 JP JP2014199704A patent/JP6373706B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016070579A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4630356B2 (ja) | 空調設備とict機器の連係制御方法 | |
US9313931B2 (en) | Multi-level redundant cooling method for continuous cooling of an electronic system(s) | |
US20130205822A1 (en) | System and method for cooling a computer system | |
US10939590B2 (en) | Computer cabinet with liquid cooling modules | |
JP4180589B2 (ja) | 空気調和システム及びその非常用電源給電時における運転方法 | |
US11083111B2 (en) | Compact liquid cooling module for computer server | |
JP2005167248A (ja) | 電子サブシステムを液冷するためのシステムと方法 | |
JP5341383B2 (ja) | ラック空調システム | |
JP2005167248A5 (ja) | ||
CN106679020B (zh) | 空气调节系统及其控制方法 | |
JP4931965B2 (ja) | 情報通信機械室における空調機制御方法 | |
US10243397B2 (en) | Data center power distribution | |
JP6373706B2 (ja) | 空調システム | |
Garday et al. | Thermal storage system provides emergency data center cooling | |
JP2019533873A (ja) | コンピュータサーバ用の複数の液体冷却モジュールの間の通信のためのプロトコル | |
JP2010133626A (ja) | 空調設備とict機器の連係制御方法 | |
JP4905992B2 (ja) | ラック型空調機及びその運転方法 | |
JP4688112B2 (ja) | Ict機器とファシリティの連係制御システム及び連係制御方法 | |
JP6118065B2 (ja) | 水冷式空調システム及びその運転制御方法 | |
JP2012078056A (ja) | サーバ室用空調システム | |
JP2010218330A (ja) | 電子機器冷却システム | |
WO2013161052A1 (ja) | 冷却装置及び冷却システム | |
CN114076341A (zh) | 数据中心热回收系统 | |
JP5631768B2 (ja) | 二次冷媒空調システム及びその運転方法 | |
JP5123875B2 (ja) | 水冷式空調システム、空調機及びその運転方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180620 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180710 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180718 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6373706 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |