JP2007199872A - 情報機器電源管理システム、情報機器電源管理装置、及び、情報機器電源管理方法 - Google Patents

情報機器電源管理システム、情報機器電源管理装置、及び、情報機器電源管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各情報機器の重要度の位置づけを活用してサービスの向上と安定確保を図る情報機器電源管理システムを提供する。
【解決手段】電源インフラ手段40と、電源インフラ手段40から電力供給を受ける複数の情報機器IT1〜IT3と、電源インフラ手段40からその状態信号を受けて、情報機器IT1〜IT3へのシャットダウン信号を出力する情報機器電源管理装置10とを含み、情報機器電源管理装置10が、電源インフラ手段40の使用可能な残り時間に応じて、情報機器IT1〜IT3へのシャットダウン信号SO3を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、情報機器への電力供給を管理する情報機器電源管理システム、情報機器電源管理装置、及び、情報機器への電力供給を管理する情報機器電源管理方法に関する。
従来、複数のサーバに無停電電源装置から電源供給を行っている場合に、停電発生時に、無停電電源装置がネットワークを介して、サーバにシャットダウン指令を送出するシステムが開示されている(特許文献1参照)。また、複数のサーバに無停電電源装置から電源供給を行っている場合に、各サーバが、個別に無停電電源装置にアクセスしてその無停電電源装置の状態情報を取得し、その状態情報に基づいて自ら自己のシャットダウンなどを行うことができる無停電電源装置の管理・制御方法が開示されている(特許文献2参照)。
特開2000−78224号公報(段落0019、0020、図1) 特開2004−171511号公報(段落0011、図1)
しかしながら、各サーバなどの情報機器には、その現場での基本的動作に不可欠のもの、停止しても全体機能には影響しないものなどさまざまな重要度の位置づけができるが、上記の従来例では、このような区別への配慮はされていない。したがって、本発明の課題は、各情報機器の重要度の位置づけを活用してサービスの向上と安定確保を図ることのできる情報機器への電力供給を管理する情報機器電源管理システム、情報機器電源管理装置、及び、情報機器電源管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、電源インフラ手段と、該電源インフラ手段から電力供給を受ける複数の情報機器と、前記電源インフラ手段からその状態信号を受けて、前記情報機器へのシャットダウン信号を出力する情報機器電源管理装置とを含む情報機器電源管理システムであって、前記情報機器電源管理装置が、前記電源インフラ手段の使用可能な残り時間に応じて、前記情報機器へのシャットダウン信号を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力する情報機器電源管理システムとする。これによって、優先順位を設定して選択的に情報機器のシャットダウンを行うことにより、停電時等の非常時にはバックアップ蓄電池の延命が可能となる。また、ITサービスの安定確保が可能となる。
ここで、「使用可能な残り時間」は、残りの給電可能容量を、電源インフラのうち例えばUPS、整流装置などと組み合わせて使用する蓄電池などの残容量(Ah)によって計算するか、或いは、例えば、非常用エンジンの燃料残容量(リットル)から計算し、情報機器(IT機器)の消費電力を配慮して、あと何時間使用できるかとして算出されたものである。
また、前記情報機器へのシャットダウン信号の前記予め設定される優先順位を、優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位中の停止しても全体の機能に影響の無い又は縮退運転の可能な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位最終の残りの情報機器へのシャットダウン信号、として構成する情報機器電源管理システムとすれば、停電時等の非常時にバックアップ蓄電池の延命を効率的に達成することが可能となる。また、一層安定したITサービスの確保が可能となる。
また、前記情報機器電源管理装置が、前記電源インフラ手段からその状態信号を受けてその状態を判定し保持するインフラ状態認識手段と、このインフラ状態認識手段からの情報に基づき電源供給可能な残り時間を算出する電源供給可能残時間計算手段と、設定手段からのシャットダウン信号とその優先順位を記憶する設定記憶手段と、前記電源供給可能残時間計算手段からの電源供給可能な残り時間と前記設定記憶手段のシャットダウン信号とその優先順位を比較し判定してシャットダウン信号を発するシャットダウン判定手段とを含む情報機器電源管理システムとすれば、優先順位を設定して選択的に情報機器のシャットダウンを行うことにより、停電時等の非常時にはバックアップ蓄電池の延命が可能となる。また、ITサービスの安定確保が可能となる。
また、前記電源インフラ手段と、該電源インフラ手段から電力供給を受けるそれぞれの情報機器との間に、配線用遮断器を設け、それぞれの情報機器が前記シャットダウン信号を受けた後シャットダウンした段階で、それぞれの配線用遮断器を閉止する情報機器電源管理システムとすれば、それぞれの情報機器に必要なシャットダウン時間を確保して停止することができる。
また、通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制には、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号を用いる情報機器電源管理システムとすれば、通常時の電力消費量レベルを抑制できる。
また、通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制には、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号と空調の負荷低減を合わせて用いる情報機器電源管理システムとすれば、情報機器を停止させるのに伴い空調負荷も合わせてオフィス環境の悪化を最小限に抑制しつつ電力消費低減を可能とできる。
また、停電もしくは入力電源断が解消した際に、前記電源インフラ手段からその状態信号を受けてその状態を判定し保持するインフラ状態認識手段と、該インフラ状態認識手段で取得した情報を基に、電源復旧までの経過時間を算出する電源復旧時間計算手段と、前記電源復旧時間計算手段で求めた復旧経過時間と前記設定記憶手段に設定されていたリスタート関連情報とを比較しリスタート信号を発出するリスタート判定手段とを含む情報機器電源管理システムとすれば、復旧経過時間に合わせ、リスタート信号を適切なタイミングで発出することができ、情報機器電源管理システムの安定した復旧を可能とできる。
また、前記リスタート信号は、シャットダウンの優先順位最終に対応するリスタート信号、次にシャットダウンの優先順位中に対応するリスタート信号、シャットダウンの優先順位低に対応するリスタート信号、の順で発出される情報機器電源管理システムとすれば、リスタート信号を適切な順序で発出することができ、情報機器電源管理システムの安定した復旧を可能とできる。
また、複数の情報機器に電力供給する電源インフラ手段からの信号を受けて、その使用可能な残り時間に応じて、前記情報機器へのシャットダウン信号を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力する情報機器電源管理装置とする。これによって、優先順位を設定して選択的に情報機器のシャットダウンを行うことにより、停電時等の非常時にはバックアップ蓄電池の延命が可能となる。また、ITサービスの安定確保が可能となる。
また、前記情報機器へのシャットダウン信号の前記予め設定される優先順位が、優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位中の停止しても全体の機能に影響の無い又は縮退運転の可能な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位最終の残りの情報機器へのシャットダウン信号、として構成される情報機器電源管理装置とすれば、停電時等の非常時にバックアップ蓄電池の延命を効率的に達成することが可能となる。また、一層安定したITサービスの確保が可能となる。
また、前記電源インフラ手段からその状態信号を受けてその状態を判定し保持するインフラ状態認識手段と、このインフラ状態認識手段からの情報に基づき電源供給可能な残り時間を算出する電源供給可能残時間計算手段と、設定手段からのシャットダウン信号とその優先順位を記憶する設定記憶手段と、前記電源供給可能残時間計算手段からの電源供給可能な残り時間と前記設定記憶手段のシャットダウン信号とその優先順位を比較し判定してシャットダウン信号を発するシャットダウン判定手段とを含む情報機器電源管理装置とすれば、優先順位を設定して選択的に情報機器のシャットダウンを行うことにより、停電時等の非常時にはバックアップ蓄電池の延命が可能となる。また、ITサービスの安定確保が可能となる。
また、前記電源インフラ手段と、該電源インフラ手段から電力供給を受けるそれぞれの情報機器との間に設けた配線用遮断器を、それぞれの情報機器が前記シャットダウン信号を受けた後シャットダウンした段階で、それぞれの配線用遮断器を閉止する信号を発出する情報機器電源管理装置とすれば、それぞれの情報機器に必要なシャットダウン時間を確保して停止することができる。
また、通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制に、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号を用いる情報機器電源管理装置とすれば、通常時の電力消費量レベルを抑制できる。
また、通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制に、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号と空調の負荷低減を合わせて用いる情報機器電源管理装置とすれば、情報機器を停止させるのに伴い空調負荷も合わせてオフィス環境の悪化を最小限に抑制しつつ電力消費低減を可能とできる。
また、停電もしくは入力電源断が解消した際に、前記電源インフラ手段からその状態信号を受けてその状態を判定し保持するインフラ状態認識手段と、該インフラ状態認識手段で取得した情報を基に、電源復旧までの経過時間を算出する電源復旧時間計算手段と、前記電源復旧時間計算手段で求めた復旧経過時間と前記設定記憶手段に設定されていたリスタート関連情報とを比較しリスタート信号を発出するリスタート判定手段とを含む情報機器電源管理装置とすれば、復旧経過時間に合わせ、リスタート信号を適切なタイミングで発出することができ、情報機器電源管理システムの安定した復旧を可能とできる。
また、前記リスタート信号が、シャットダウンの優先順位最終に対応するリスタート信号、次にシャットダウンの優先順位中に対応するリスタート信号、シャットダウンの優先順位低に対応するリスタート信号、の順で発出される情報機器電源管理装置とすれば、リスタート信号を適切な順序で発出することができ、情報機器電源管理システムの安定した復旧を可能とできる。
さらに、複数の情報機器に電力供給する電源インフラ手段からの信号を情報機器電源管
理装置が受けて、その使用可能な残り時間を把握するステップと、その使用可能な残り時間に応じて、前記情報機器電源管理装置が前記情報機器へのシャットダウン信号を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力するステップを含む情報機器電源管理方法とする。これによって、優先順位を設定して選択的に情報機器のシャットダウンを行うことにより、停電時等の非常時にはバックアップ蓄電池の延命が可能となる。また、ITサービスの安定確保が可能となる。
また、前記情報機器へのシャットダウン信号の前記予め設定される優先順位が、優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位中の停止しても全体の機能に影響の無い又は縮退運転の可能な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位最終の残りの情報機器へのシャットダウン信号、として構成される情報機器電源管理方法とすれば、停電時等の非常時にバックアップ蓄電池の延命を効率的に達成することが可能となる。また、一層安定したITサービスの確保が可能となる。
また、前記情報機器電源管理装置において、前記電源インフラ手段からインフラ状態認識手段がその状態信号を受けてその状態を判定し保持するステップと、前記インフラ状態認識手段からの情報に基き電源供給可能残時間計算手段が電源供給可能な残り時間を算出するステップと、シャットダウン判定手段が、前記電源供給可能残時間計算手段からの電源供給可能な残り時間と、設定手段から設定記憶手段に記憶されたシャットダウン信号とその優先順位を、比較し判定してシャットダウン信号を発するステップと、を含む情報機器電源管理方法とすれば、優先順位を設定して選択的に情報機器のシャットダウンを行うことにより、停電時等の非常時にはバックアップ蓄電池の延命が可能となる。また、ITサービスの安定確保が可能となる。
また、前記情報機器電源管理装置が、前記電源インフラ手段と該電源インフラ手段から電力供給を受けるそれぞれの情報機器との間に設けた配線用遮断器を、それぞれの情報機器が前記シャットダウン信号を受けた後シャットダウンした段階で、それぞれの配線用遮断器を閉止する信号を発出するステップを含む情報機器電源管理方法とすれば、それぞれの情報機器に必要なシャットダウン時間を確保して停止することができる。
また、前記情報機器電源管理装置において、通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制に、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号を用いるステップを含む情報機器電源管理方法とすれば、通常時の電力消費量レベルを抑制できる。
また、前記情報機器電源管理装置において、通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制に、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号と空調の負荷低減を合わせて用いるステップを含む情報機器電源管理方法とすれば、情報機器を停止させるのに伴い空調負荷も合わせてオフィス環境の悪化を最小限に抑制しつつ電力消費低減を可能とできる。
また、前記情報機器電源管理装置において、停電もしくは入力電源断が解消した際に、前記電源インフラ手段からインフラ状態認識手段がその状態信号を受けてその状態を判定し保持するステップと、該インフラ状態認識手段で取得した情報を基に、電源復旧時間計算手段が電源復旧までの経過時間を算出するステップと、該電源復旧時間計算手段で求めた復旧経過時間と前記設定記憶手段に設定されていたリスタート関連情報とを比較しリスタート判定手段がリスタート信号を発出するステップを含む情報機器電源管理方法とすれば、復旧経過時間に合わせ、リスタート信号を適切なタイミングで発出することができ、情報機器電源管理システムの安定した復旧を可能とできる。
また、前記リスタート信号を、シャットダウンの優先順位最終に対応するリスタート信号、次にシャットダウンの優先順位中に対応するリスタート信号、シャットダウンの優先順位低に対応するリスタート信号、の順で発出する情報機器電源管理方法とすれば、リスタート信号を適切な順序で発出することができ、情報機器電源管理システムの安定した復旧を可能とできる。
本発明によれば、情報機器電源管理装置が、電源インフラ手段の使用可能な残り時間に応じて、情報機器へのシャットダウン信号を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力する情報機器電源管理システムとすることによって、優先順位を設定して選択的に情報機器のシャットダウンを行い、停電時等の非常時にはバックアップ蓄電池の延命が可能となる。また、ITサービスの安定確保が可能となる。また、本発明によれば、複数の情報機器に電力供給する電源インフラ手段からの信号を受けて、その使用可能な残り時間に応じて、情報機器へのシャットダウン信号を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力する情報機器電源管理装置とすることによって、優先順位を設定して選択的に情報機器のシャットダウンを行い、停電時等の非常時にはバックアップ蓄電池の延命が可能となる。また、ITサービスの安定確保が可能となる。また、本発明によれば、複数の情報機器に電力供給する電源インフラ手段からの信号を情報機器電源管理装置が受けて、その使用可能な残り時間を把握するステップと、その使用可能な残り時間に応じて、情報機器電源管理装置が情報機器へのシャットダウン信号を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力するステップを含む情報機器電源管理方法とすることによって、優先順位を設定して選択的に情報機器のシャットダウンを行い、停電時等の非常時にはバックアップ蓄電池の延命が可能となる。また、ITサービスの安定確保が可能となる。
以下本発明の実施の形態を図を参照しつつ説明する。
図1は、本発明による一実施の形態としての、情報機器電源管理装置を中心とした情報機器電源管理システムの構成ブロック図である。図2は、図1の情報機器電源管理システムの全体構成図である。
図1と図2において、情報機器電源管理システム(IPMS)1は、情報機器電源管理装置(IPMD)10を中心に、これと接続される電源インフラ40と電源インフラ40から電力供給を受ける複数の情報機器(IT機器)IT1〜IT3と、を含んで構成される。情報機器電源管理装置(IPMD)10は、基本的に電源インフラ40からその状態信号、例えば、計測データSI1、警報信号SI2を受けて、情報機器IT1〜IT3へのシャットダウン信号SO3を出力するものである。
図1において、情報機器電源管理装置(IPMD)10では、受信手段11で電源インフラ40からの状態信号である計測データSI1、警報信号SI2を受け取り、これらの信号をインフラ状態認識手段12に伝達する。図2に示すように、インフラ状態認識手段12は、各電源装置(商用電源41、非常用エンジン42、蓄電池43など)からの「電圧」「電流」等の計測値である計測データSI1−1、SI1−2、SI1−3と警報信号SI2に基づき、「給電中」「停電中」「電圧低下」等の電源インフラの状態を判定し、その状態信号および計測データを保持する。また、設定記憶手段13は、設定手段20により外部から設定される設定データSI3を入出力および記憶する。設定データSI3は、電源インフラの構成(例えば、設置されている無停電電源装置(UPS)、容量、蓄電池の個数や容量等)と、情報機器情報(例えば、情報機器の名前、IPアドレス、OS等)、シャットダウン関連情報(例えば、シャットダウンコマンド、優先順位等)、リスタート関連情報(例えば、優先順位、リスタート時間等)である。
インフラ状態認識手段12は、計測データSI1、警報信号SI2、電源インフラ40の状態信号(計測データSI1、警報信号SI2)、警報発出判定手段14、状態表示処理手段15、電源供給可能残時間計算手段16、電源復旧時間計算手段18に伝達する。また、設定記憶手段13は、シャットダウン関連情報をシャットダウン判定手段17に伝達、リスタート関連情報をリスタート判定手段19に伝達する。
警報発出判定手段14は、インフラ状態認識手段12で取得した情報を基に、「停電発生」「電圧低下」「装置故障」等の警報と計測データを含む計測データ警報信号情報SO1を、外部のネットワーク30などに送出するかを判定し、必要と判定すれば警報を送出する。状態表示処理手段15は、インフラ状態認識手段12で取得した情報を基に、「給電中」「停電中」等の電源インフラの状態や「電圧」「電流」等の計測データを含む状態表示信号SO2を、外部ネットワーク30などに送出する。カスタマーセンター31は、外部のネットワーク30を介して上記の計測データ警報信号情報SO1、状態表示信号SO2を受け取り遠隔監視を行うと共に、これらの情報をカスタマー33,33に流す。あるいは、カスタマー33,33は、これらの情報を外部のネットワーク30を介して直接受け取ることとしてもよい。
電源供給可能残時間計算手段16は、停電もしくは入力電源断が発生した際、インフラ状態認識手段12で取得した情報を基に、残りの給電可能容量を、電源インフラ40のうち例えば無停電電源装置(UPS)44、整流装置などと組み合わせて使用する蓄電池43などの残容量(Ah)によって計算するか、或いは、例えば、非常用エンジン42の燃料残容量(リットル)から計算し、情報機器(IT機器)IT1〜IT3の消費電力を配慮して、電源供給可能な残り時間を算出する。
例えば、蓄電池の使用可能な残時間について説明する。蓄電池による供給は蓄電池電圧が放電終止電圧となるまで続けられ、蓄電池電圧を計測することにより判定する。供給した蓄電池放電電流を積算することにより放電容量[Ah]が求められ、それを設置されている蓄電池容量から引き算することにより、残容量[Ah]が算出される。この残容量を放電電流で割り算することにより、残時間が得られる。
シャットダウン判定手段17は、設定記憶手段13に設定されていた「シャットダウン関連情報」と、電源供給可能時間計算手段16で求めた「電源供給可能な残り時間」とを比較し、シャットダウン信号を発出するかを判定し、必要な場合にはこの信号を発出する。電源復旧時間計算手段18は、停電もしくは入力電源断が解消した際、インフラ状態認識手段12で取得した情報を基に、電源復旧後の経過時間を算出、例えば、インフラ状態認識手段12からの復電信号受信後、或は、UPS44の入力電源復旧を受けた後、経過時間を積算する。リスタート判定手段19は、設定記憶手段13に設定されていた「リスタート関連情報」と、電源復旧時間計算手段18で求めた「復旧経過時間」とを比較し、リスタート信号SO4を発出するか判定し、必要な場合にこの信号を発出する。上記のように「シャットダウン関連情報」と「リスタート関連情報」とは、それぞれ、各情報機器(IT機器)IT1〜IT3の優先順位を含んでおり、この設定されたそれぞれの優先順位に従って、それぞれのシャットダウン、それぞれのリスタートが行われる。
さらに、図2の情報機器電源管理システム1の全体構成図を参照しつつ、情報機器電源管理装置(IPMD)10周囲の具体的構成例と接続状態とを説明する。電源インフラ40は、この例では、商用電源41、燃料タンクを伴う非常用エンジン42、蓄電池43、無停電電源装置(UPS)44を含んでいる。情報機器電源管理装置(IPMD)10に対し、商用電源41からは、停電信号、負荷容量(IT機器等の総合的な消費電力量、受電している機器の使用電力)のデータSI1−1が、非常用エンジン42からは、エンジン運転状態、運転時間、付加容量、燃料残量のデータSI1−2が、蓄電池43、無停電電源装置(UPS)44からは、出力電流、出力電圧、蓄電池電圧、蓄電池放電量などのデータSI1−3が、また、分電盤46からは、電流データSI1−4が、さらに、空調47の、運転状態のデータSI4が、伝達される。商用電源41が停電すると、商用電源41から非常用エンジン42へ電源を切り替える切替スイッチ45があり、無停電電源装置(UPS)44は、この切替スイッチ45を介して商用電源41、非常用エンジン42と接続されている。無停電電源装置(UPS)44は、分電盤46内の配線用遮断器(MCCB)A0,A1,B1,B2,C1を介して、それぞれがIT機器AIT1−1、IT機器B1IT2−1、IT機器B2IT2−2、IT機器CIT3−1と接続されている(図2の右端参照)。上記の配線用遮断器(MCCB)は、例えば、JIS規格C8370に規定されたものなどが使用できる。なお、配線用遮断器(MCCB)A0,A1は、それぞれがIT機器AIT1−1の「0系(通常用)」、「1系(バックアップ用)」に接続されていることを例示したものである。
情報機器電源管理装置(IPMD)10、無停電電源装置(UPS)44、監視モニタ35、各IT機器は、LAN50でつながれている。情報機器電源管理装置(IPMD)10からは、点線矢印で示すように、シャットダウン信号SO3、リスタート信号(復旧信号)SO4が、各IT機器に配信される。また、配線用遮断器(MCCB)A0,A1,B1,B2,C1を動作させる信号SO5(B1に対してのみの信号を点線で例示しているが、他も同様)が伝達される。
次に、設定記憶手段13内に設定され記憶される優先順位管理プログラムについて、説明する。このプログラムには設定手段20により外部から設定データSI3を入出力および記憶する。上述のように、設定データSI3は、電源インフラの構成(例えば、設置されている無停電電源装置(UPS)、容量、蓄電池の個数や容量等)と、情報機器情報(例えば、情報機器の名前、IPアドレス、OS等)、シャットダウン関連情報(例えば、シャットダウンコマンド、優先順位等)、リスタート関連情報(例えば、優先順位、リスタート時間等)である。
優先順位管理プログラムは、例えば、シャットダウン要請の優先順位について低、中、最終の三段階に設定する。
図5に基づいて、このシャットダウン要請の優先順位に付き説明すると、まず、シャットダウン要請の優先順位「低」では、停止してもITサービスに影響のないIT機器、例えば、バックアップ系IT装置、を対象に停電等非常時に、不要なIT機器を停止させる。シャットダウンタイミングは、電源供給可能時間計算手段16で求めた「電源供給可能な残り時間」(使用可能な残り時間)すなわち、バックアップ残り時間を基にシャットダウン判定手段17で判定される。この例の場合は、停電検出後速やかに行うものとされる。後述するように、通常時にも、デマンド検出時にこのシャットダウン要請の優先順位「低」の状況をとることがある。
シャットダウン要請の優先順位「中」では、停電が継続した場合に、停止しても全体の機能には影響のない、もしくは縮退運転が可能となるIT機器を停止させる。特に、冗長構成、二重化設備の片系等が対象となる。シャットダウンタイミングは、電源供給可能時間計算手段16で求めた「電源供給可能な残り時間」すなわち、バックアップ残り時間を基にシャットダウン判定手段17で判定される、例えば、15分前、10分前等とされる。この場合におけるシャットダウンタイミングは、「停止可能な優先度が高いもの」「シャットダウン時間が長いもの」「電源容量の大きいもの」から優先して行われる。
シャットダウン要請の優先順位「最終」では、すべてのIT機器をシャットダウンする。シャットダウンタイミングは、電源供給可能時間計算手段16で求めた「電源供給可能な残り時間」すなわち、バックアップ残り時間を基にシャットダウン判定手段17で判定される、バックアップ残り時間が、例えば、5分など、使用状況に応じ設定する。その後の全IT機器の停止後、USP44もシャットダウンする。シャットダウン要請の優先順位「非常時対応」では、緊急ですべてのIT機器を順にシャットダウンし、情報機器電源管理システム(IPMS)停止を行う。
図5に示したように、上記のシャットダウン要請の優先順位は、次に説明するシャットダウン動作に対応させ、シャットダウン要請の優先順位「低」を「第1ステップ」ST1と、シャットダウン要請の優先順位「中」を「第2ステップ」ST2と、シャットダウン要請の優先順位「最終」を、「最終ステップ」STFと、さらに、シャットダウン要請の優先順位「非常時対応」を「非常時ステップ」STUとこの例では呼ぶ。
電源供給可能残時間計算手段16は、停電もしくは入力電源断が発生した際、インフラ状態認識手段12で取得した情報を基に、電源供給可能な残り時間(使用可能な残り時間)を算出する。シャットダウン判定手段17は、設定記憶手段13に設定されている上記の優先順位を含む「シャットダウン関連情報」と、電源供給可能時間計算手段16で求めた「電源供給可能な残り時間」とを比較し、どのシャットダウン信号を発出するか判定し、必要な場合にはそのシャットダウン信号を発出する。
次に図3に基づき停電時にITサービスを延命するプログラムの機能を説明する。蓄電池43のみによる短時間のUPS44による場合を例にとって示す。また、図3は説明簡素化のため、IT機器それぞれのシャットダウンタイミングの差による変化などは省略して示している。
図3の縦軸は蓄電池電圧、横軸は時間である。IT機器の最低動作電圧レベルを線L4で示す。停電発生時の蓄電池電圧P1は、曲線L1に沿って時間と共に徐々に下がる。情報機器電源管理装置(IPMD)10を用いない場合、曲線L1に沿って電圧P3まで下がって、IT機器IT1〜IT3の完全停止に至る。電圧P2でシャットダウン要請の優先順位「低」に至り、「第1ステップ」ST1の動作のシャットダウンをプログラムは指令する。これによって、蓄電池電圧の減衰曲線L2に沿って減少をはじめる。その後も停電が続くと、蓄電池電圧P4でシャットダウン要請の優先順位「中」に至り、「第2ステップ」ST2の動作のシャットダウンをプログラムは指令する。これによって、蓄電池電圧の減衰曲線L3に沿って減少をはじめる。その後も停電が続くと、蓄電池電圧P5で「最終ステップ」STFに至り、全てのIT機器は、シャットダウンされ、その後の全IT機器の停止後、USP44もシャットダウンされる。情報機器電源管理装置(IPMD)10を用いない場合に比べ、蓄電池の放電時間は矢印BUのように、伸び、その差は矢印SPのサービス延命期間となる。
次に図4に基づき通常時に電力消費を抑制するサービス確保型のデマンド制御についてのプログラムの機能を説明する。図4の縦軸は給電容量(電源インフラ手段40から供給している電力〔kW〕)、横軸は時間である。給電の目標デマンド値をLDとする。IT機器、空調等により需要電力が次第に増加し、給電容量が、目標デマンド値LDを超えようとすると、上記のシャットダウン要請の優先順位「低」の「第1ステップ」ST1の動作を開始する、これと共に、本実施の形態では、空調の負荷も合わせて消費電力を低減(これを図4中ACDで表示)する。この給電容量の低下量を矢印D3,D4で示す。このような繰り返し動作により、目標デマンド値LDに合わせて電力消費を抑制できる。
次に、停電もしくは入力電源断が解消した際の復旧動作に付き説明する。
停電もしくは入力電源断が解消した際には、電源復旧時間計算手段18は、インフラ状態認識手段12で取得した情報を基に、電源復旧後の経過時間を算出する。リスタート判定手段19は、設定記憶手段13に設定されていた「リスタート関連情報」と、電源復旧時間計算手段18で求めた「復旧後の経過時間」とを比較し、リスタート信号SO4を発出するか判定し、必要な場合にこの信号を発出する。この動作は、基本的にシャットダウン動作と逆のステップをたどる。「最終ステップ」STFに対応するリスタートステップがまず行われ、次に「第2ステップ」ST2に対応するリスタートステップが、最後に「第1ステップ」ST1に対応するリスタートステップがおこなわれる。すなわち、シャットダウンの優先順位「最終」に対応するリスタート信号は、ITサービスの基本を司るIT機器のリスタート信号であり、次のシャットダウンの優先順位「中」に対応するリスタート信号は、停止しても全体の機能には影響のない、もしくは縮退運転が可能であるIT機器に対するリスタート信号であり、さらにシャットダウンの優先順位「低」に対応するリスタート信号は、停止してもITサービスに影響のないIT機器に対するリスタート信号であり、この順でリスタート信号が発出される。
以上のように、本発明による情報機器電源管理システム、情報機器電源管理装置、及び、情報機器電源管理方法は、停電発生時などの情報機器への電力供給を管理してサービスの向上と安定確保を図ることのできるものとして産業上の利用可能性は大きい。
本発明による一実施の形態としての、情報機器電源管理装置を中心とした情報機器電源管理システムの構成ブロック図である。 図1の情報機器電源管理システムの全体構成図である。 図1の情報機器電源管理装置の停電時の動作説明図である。 図1の情報機器電源管理装置の通常時の動作説明図である。 図1の情報機器電源管理システムにおける優先順位の設定の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 情報機器電源管理システム(IPMS)、10 情報機器電源管理装置(IPMD)、11 受信手段、12 インフラ状態認識手段、13 設定記憶手段、14 警報発出判定手段、15 状態表示処理手段、16 電源供給可能残時間計算手段、17 シャットダウン判定手段、18 電源復旧時間計算手段、19 リスタート判定手段、20 設定手段、30 外部のネットワーク、31 カスタマーセンター、33 カスタマー、35 監視モニタ、40 電源インフラ、41 商用電源、42 非常用エンジン、43 蓄電池、44 無停電電源装置(UPS)、45 切替スイッチ、46 分電盤、47 空調、50 LAN、A0,A1,B1,B2,C1 配線用遮断器(MCCB)、IT1,IT2,IT3 情報機器(IT機器)、IT1−1 IT機器A、IT2−1 IT機器B1、IT2−2 IT機器B2、IT3−1 IT機器C、SI1 計測データ、SI2 警報信号、SI3 設定データ、SI4 運転状態のデータ、SI1−1,SI1−2,SI1−3,SI4 データ、SI1−4 電流データ、SO1 計測データ警報信号情報、SO2 状態表示信号、SO3 シャットダウン信号、SO4 リスタート信号、SO5 配線用遮断器(MCCB)を動作させる信号、BU 蓄電池の放電時間、L1,L2,L3 曲線、L4 最低動作電圧レベル、LD 目標デマンド値、P1〜P5 電圧、SP サービス延命期間、ST1 「第1ステップ」、ST2 「第2ステップ」、STF 「最終ステップ」、STU 「非常時ステップ」。

Claims (24)

  1. 電源インフラ手段と、該電源インフラ手段から電力供給を受ける複数の情報機器と、前記電源インフラ手段からその状態信号を受けて、前記情報機器へのシャットダウン信号を出力する情報機器電源管理装置とを含む情報機器電源管理システムであって、前記情報機器電源管理装置が、前記電源インフラ手段の使用可能な残り時間に応じて、前記情報機器へのシャットダウン信号を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力することを特徴とする情報機器電源管理システム。
  2. 前記情報機器へのシャットダウン信号の前記予め設定される優先順位は、優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位中の停止しても全体の機能に影響の無い又は縮退運転の可能な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位最終の残りの情報機器へのシャットダウン信号、として構成されることを特徴とする請求項1に記載の情報機器電源管理システム。
  3. 前記情報機器電源管理装置が、前記電源インフラ手段からその状態信号を受けてその状態を判定し保持するインフラ状態認識手段と、このインフラ状態認識手段からの情報に基き電源供給可能な残り時間を算出する電源供給可能残時間計算手段と、設定手段からのシャットダウン信号とその優先順位を記憶する設定記憶手段と、前記電源供給可能残時間計算手段からの電源供給可能な残り時間と前記設定記憶手段のシャットダウン信号とその優先順位を比較し判定してシャットダウン信号を発するシャットダウン判定手段とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報機器電源管理システム。
  4. 前記電源インフラ手段と、該電源インフラ手段から電力供給を受けるそれぞれの情報機器との間に、配線用遮断器を設け、それぞれの情報機器が前記シャットダウン信号を受けた後シャットダウンした段階で、それぞれの配線用遮断器を閉止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報機器電源管理システム。
  5. 通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制には、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号を用いることを特徴とする請求項2に記載の情報機器電源管理システム。
  6. 通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制には、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号と空調の負荷低減を合わせて用いることを特徴とする請求項2に記載の情報機器電源管理システム。
  7. 停電もしくは入力電源断が解消した際に、前記電源インフラ手段からその状態信号を受けてその状態を判定し保持するインフラ状態認識手段と、該インフラ状態認識手段で取得した情報を基に、電源復旧までの経過時間を算出する電源復旧時間計算手段と、前記電源復旧時間計算手段で求めた復旧経過時間と前記設定記憶手段に設定されていたリスタート関連情報とを比較しリスタート信号を発出するリスタート判定手段とを含むことを特徴とする請求請1乃至6のいずれか1項に記載の情報機器電源管理システム。
  8. 前記リスタート信号は、シャットダウンの優先順位最終に対応するリスタート信号、次にシャットダウンの優先順位中に対応するリスタート信号、シャットダウンの優先順位低に対応するリスタート信号、の順で発出されることを特徴とする請求請7に記載の情報機器電源管理システム。
  9. 複数の情報機器に電力供給する電源インフラ手段からの信号を受けて、その使用可能な残り時間に応じて、前記情報機器へのシャットダウン信号を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力することを特徴とする情報機器電源管理装置。
  10. 前記情報機器へのシャットダウン信号の前記予め設定される優先順位は、優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位中の停止しても全体の機能に影響の無い又は縮退運転の可能な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位最終の残りの情報機器へのシャットダウン信号、として構成されることを特徴とする請求項9記載の情報機器電源管理装置。
  11. 前記電源インフラ手段からその状態信号を受けてその状態を判定し保持するインフラ状態認識手段と、このインフラ状態認識手段からの情報に基づき電源供給可能な残り時間を算出する電源供給可能残時間計算手段と、設定手段からのシャットダウン信号とその優先順位を記憶する設定記憶手段と、前記電源供給可能残時間計算手段からの電源供給可能な残り時間と前記設定記憶手段のシャットダウン信号とその優先順位を比較し判定してシャットダウン信号を発するシャットダウン判定手段とを含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の情報機器電源管理装置。
  12. 前記電源インフラ手段と、該電源インフラ手段から電力供給を受けるそれぞれの情報機器との間に設けた配線用遮断器を、それぞれの情報機器が前記シャットダウン信号を受けた後シャットダウンした段階で、それぞれの配線用遮断器を閉止する信号を発出することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の情報機器電源管理装置。
  13. 通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制には、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号を用いることを特徴とする請求項10に記載の情報機器電源管理装置。
  14. 通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制には、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号と空調の負荷低減を合わせて用いることを特徴とする請求項10に記載の情報機器電源管理装置。
  15. 停電もしくは入力電源断が解消した際に、前記電源インフラ手段からその状態信号を受けてその状態を判定し保持するインフラ状態認識手段と、該インフラ状態認識手段で取得した情報を基に、電源復旧までの経過時間を算出する電源復旧時間計算手段と、前記電源復旧時間計算手段で求めた復旧経過時間と前記設定記憶手段に設定されていたリスタート関連情報とを比較しリスタート信号を発出するリスタート判定手段とを含むことを特徴とする請求請9乃至14のいずれか1項に記載の情報機器電源管理装置。
  16. 前記リスタート信号は、シャットダウンの優先順位最終に対応するリスタート信号、次にシャットダウンの優先順位中に対応するリスタート信号、シャットダウンの優先順位低に対応するリスタート信号、の順で発出されることを特徴とする請求請15に記載の情報機器電源管理装置。
  17. 複数の情報機器に電力供給する電源インフラ手段からの信号を情報機器電源管理装置が受けて、その使用可能な残り時間を把握するステップと、その使用可能な残り時間に応じて、前記情報機器電源管理装置が前記情報機器へのシャットダウン信号を、予め設定される優先順位に基づいて順次出力するステップを含むことを特徴とする情報機器電源管理方法。
  18. 前記情報機器へのシャットダウン信号の前記予め設定される優先順位は、優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位中の停止しても全体の機能に影響の無い又は縮退運転の可能な情報機器へのシャットダウン信号、優先順位最終の残りの情報機器へのシャットダウン信号、として構成されることを特徴とする請求項17に記載の情報機器電源管理方法。
  19. 前記情報機器電源管理装置において、前記電源インフラ手段からインフラ状態認識手段がその状態信号を受けてその状態を判定し保持するステップと、前記インフラ状態認識手段からの情報に基き電源供給可能残時間計算手段が電源供給可能な残り時間を算出するステップと、シャットダウン判定手段が、前記電源供給可能残時間計算手段からの電源供給可能な残り時間と、設定手段から設定記憶手段に記憶されたシャットダウン信号とその優先順位を、比較し判定してシャットダウン信号を発するステップと、を含むことを特徴とする請求項17又は18に記載の情報機器電源管理方法。
  20. 前記情報機器電源管理装置が、前記電源インフラ手段と該電源インフラ手段から電力供給を受けるそれぞれの情報機器との間に設けた配線用遮断器を、それぞれの情報機器が前記シャットダウン信号を受けた後シャットダウンした段階で、それぞれの配線用遮断器を閉止する信号を発出するステップを含むことを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に記載の情報機器電源管理方法。
  21. 前記情報機器電源管理装置において、通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制に、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号を用いるステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の情報機器電源管理方法。
  22. 前記情報機器電源管理装置において、通常時の給電容量の目標デマンド値への抑制に、前記優先順位低のとりあえず不要な情報機器へのシャットダウン信号と空調の負荷低減を合わせて用いるステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の情報機器電源管理方法。
  23. 前記情報機器電源管理装置において、停電もしくは入力電源断が解消した際に、前記電源インフラ手段からインフラ状態認識手段がその状態信号を受けてその状態を判定し保持するステップと、該インフラ状態認識手段で取得した情報を基に、電源復旧時間計算手段が電源復旧までの経過時間を算出するステップと、該電源復旧時間計算手段で求めた復旧経過時間と前記設定記憶手段に設定されていたリスタート関連情報とを比較しリスタート判定手段がリスタート信号を発出するステップを含むことを特徴とする請求請17乃至22のいずれか1項に記載の情報機器電源管理方法。
  24. 前記リスタート信号は、シャットダウンの優先順位最終に対応するリスタート信号、次にシャットダウンの優先順位中に対応するリスタート信号、シャットダウンの優先順位低に対応するリスタート信号、の順で発出されることを特徴とする請求請23に記載の情報機器電源管理方法。
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