JP2002315203A - 携帯式小型電気機器 - Google Patents

携帯式小型電気機器

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JP2002315203A
JP2002315203A JP2001114091A JP2001114091A JP2002315203A JP 2002315203 A JP2002315203 A JP 2002315203A JP 2001114091 A JP2001114091 A JP 2001114091A JP 2001114091 A JP2001114091 A JP 2001114091A JP 2002315203 A JP2002315203 A JP 2002315203A
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Masaru Hasuda
大 蓮田
Yoshinari Aoshima
芳成 青嶋
Masahito Suzuki
雅人 鈴木
Takashi Takeuchi
崇 竹内
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Hitachi Maxell Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次電池11を駆動用電源として使用した携
帯電話の様な小型電気機器4にあって、二次電池11の
電池性能をフルに活用でき、データのダウンロード操作
の様な中断をきらう機能にあっても、電気機器4の使用
中に電源が切れるといった不測の事態が発生するのを未
然に防止可能とする。 【解決手段】 電池容量検出手段2を備えて二次電池1
1の現在容量をリアルタイムに把握するとともに、その
機器が備える機能毎に、その時点での残容量で使用可能
な時間を演算手段6で算出し、表示手段4において文字
や音響などを用いて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機の様
な携帯式の小型電気機器であって、特に二次電池の残量
表示を可能としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種小型電気機器における電池の
残量表示は、電源として備えた二次電池の電池電圧を検
出し、その電池電圧の大小に対応させて電池の現在容量
を複数の段階表示するものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
電池残量の表示方法にあっては、単に電池容量が充分あ
るか僅少な状態かが漠然と把握できるだけであった。従
来の携帯電話機であれば、その実現できる機能は通話と
その付随するものでしかなかったために上記した様な残
量表示でも不都合が少なかったが、近年多機能化する傾
向にあり、その機能によって消費電力が大きく異なる結
果、どのくらいの時間持続して選択した機能を使用でき
るのか把握が難しく、充分な電池残容量があると安心し
て機能の動作を開始しても、動作途中で電池切れをきた
す問題があった。
【0004】本発明はかかる不都合に鑑みてなされたも
のであって、使用形態別に具体的な使用時間を表示可能
とすることにより、電池性能をフル活用でき、機器の使
用中に電源が切れるといった不測の事態が未然に防止で
きる携帯式小型電気機器を提供することを目的とする。
【0005】本発明は更に、電池容量の検出対象となっ
ている小型電気機器と連動して動作する他の外部機器に
対して、電池の残容量情報を報知するように構成するこ
とによって、外部機器側で携帯電話機の使用時間を把握
でき電源管理が行える小型電気機器を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる携帯式の
小型電気機器4は、図1にその全体的な構成を概略的に
示す如く、二次電池11を駆動電源とし、例えば充放電
制御手段3により制御しながら、携帯電話の様な機能を
始めとする複数の機能手段5a・5b・5cに給電して
動作可能とする。
【0007】更に、二次電池11の残容量を検出可能と
する電池容量検出手段2と、その電池容量検出手段2で
検出された残容量で前記各機能手段5を駆動した場合に
おける駆動可能量を算出可能とする演算手段6とを備
え、演算手段6における演算結果を含む情報7を報知可
能としたことを特徴とする。
【0008】前記した報知情報7には、電池容量検出手
段2において検出された二次電池11中に残存する容量
に関する情報と、機能選択手段1で選択され演算手段6
において算出された機能手段5毎の駆動可能量に関する
情報とが含まれる。
【0009】前記した報知情報7は、文字や画像あるい
は音響による所定の表示手段4を介して操作者に対して
直接報知することも可能であるし、機能手段5と連動し
て動作する他の外部電気機器に対してデータ伝送して報
知することもできる。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記の如く、携帯電話の様な携
帯式の小型電気機器にあって、使用機能別に具体的な使
用時間を表示可能とすることにより、電池性能をフル活
用でき、機器の使用中に電源が切れるといった不測の事
態が未然に防止できる。
【0011】更に、電池容量の検出対象となっている小
型電気機器と連動して動作する他の外部機器に対して、
電池の残容量情報を報知するように構成することによっ
て、外部機器側で使用時間を把握でき、遠隔状態で電源
管理が行える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる携帯式小型
電気機器を図2〜図4に示す携帯電話10に実施した一
例を示すがこれに限らず、ポケットタイプのパソコンな
ど、二次電池を駆動電源として使用した各種の携帯式情
報端末に対しても略同様に実施できることは勿論であ
る。
【0013】携帯電話10は、図2にその外観形状を示
す如く、扁平な矩形箱状の本体ケース12の正面側に、
液晶表示板による表示画面13およびスピーカ14から
なる表示部15と、キーボード33およびマイク34か
らなる操作部17とを備える。更に裏面側には、二次電
池11を内蔵した電池ケース18を、電極35を介して
着脱自在に取り付けるとともに、本体ケース12の内部
に電子回路16を収納している。
【0014】図3は、本体ケース12に内蔵する電子回
路16がハードウェアとして備える機能を模式的に示し
たものであって、携帯電話としての基本的な送受機能を
備えた送受信部19に加え、1チップマイコンを制御の
中心に備えた制御部20および記憶部21に格納された
ソフトウェアを利用した制御動作によって、後記する各
種の機能を実現している。なお、携帯電話としての基本
的な回路構成は従来の多機能電話と略同様なので、詳細
な説明は省略する。
【0015】本実施例にあっては更に、二次電池11の
残量監視部22を備えて二次電池11における残容量を
リアルタイムで正確に把握可能とする一方、検出した電
池残容量に関するデータに基づいて、後記する各種の制
御動作を実行可能とする。
【0016】ここで図4は、電池残量監視部22の構成
を明確にするため、電池ケース18内の二次電池11に
対する充放電に関する構成を中心に表したブロック図で
ある。二次電池11からの出力電圧は、制御回路23で
その動作が制御される放電回路24を介して上記した各
部に印加されることにより、通常は二次電池11を駆動
電源として電子回路16は動作する。
【0017】また、商用交流電源25から出力される1
00〜200Vの商用交流電圧は、AC−DCコンバー
タ26により低圧の直流電圧に変換されたのち、本体ケ
ース12の下面に備えた着脱自在なコネクタ27を介
し、本体ケース12内の電子回路16に印加される。
【0018】この本体ケース12の外部から送られる直
流電圧は、二次電池11に代えて電子回路16の各部に
駆動電力を供給可能とすると同時に、制御回路23で制
御される充電回路28によって充電電圧および充電電流
を制御しながら二次電池11に印加することにより、上
記した放電回路24と連動して二次電池11における正
確な電池残容量を把握しながら、所定の充電率まで二次
電池11を充放電可能とする。
【0019】電池残量監視部22は、充電電流の大きさ
を検出可能とする充電電流センサ29を充電回路28
に、放電電流の大きさを検出可能とする放電電流センサ
30を放電回路24に各々備え、各センサ29・30に
よる検出値に基づいて二次電池11に対する充放電量を
制御すると同時に、検出した充放電電流を積算すること
により、現在の電池残容量をリアルタイムで算出可能と
する。
【0020】本実施例にあっては更に、電池ケース18
内に記憶回路31と温度センサ32を一体に内蔵し、記
憶回路31に備えた電池の特性情報と、温度センサ32
による電池表面における温度変化情報に基づき、前記し
た積算による電池残量を補正可能とする。
【0021】ここで記憶回路31は、フラッシュメモリ
あるいは電池でバックアップされたRAMの様な書き換
え可能な記憶素子を備え、その記憶素子に対するデータ
の書き込みおよび読み出しを可能とする必要最小限に抑
制された回路構成をとる。更に記憶回路31内には、内
蔵する二次電池11を構成する素電池の負荷特性、温度
特性あるいは劣化特性の様な充放電量を計算するの必要
な電池の特性情報や、充放電中における電池残量および
その時点の時刻の様に、充放電中は勿論、電池ケース1
8を本体ケース12から取り外したのちも電池の残容量
の変化を推測するのに必要な情報が含まれるが、記憶回
路31の構成および記憶内容は限定されるものではな
い。
【0022】一方、本体ケース12側の制御回路23に
は、電池の電池残量を検出するためのアルゴリズムが格
納されている。かかるアルゴリズムとしては、電池電圧
が下限値を下回った完全放電時にその残容量を0%と
し、満充電の検出時にその残容量を100%に絶対補正
するとともに、その間における残容量は充放電量を積算
して行くことにより算出されるが、その電池残量の検出
方法は限定されるものではない。
【0023】なお、満充電時の検出方法としては、例え
ば、電池温度の時間変化率がある設定値以上になった時
点とする方法、電池電圧が上昇後下降に転じて更にある
設定値以上降下した時点とする方法、電池電圧の時間に
対する二次微分が充電量100%に近い領域で正から負
に変化した時点とする方法など、そのシステムに最適な
アルゴリズムが採用される。
【0024】更に、電池ケース18中の記憶回路31に
格納した電池特性情報を利用し、前記した満充電の検出
と充放電量の積算動作を、実際に使用している二次電池
11に対応させて行わせる。また、算出された電池残容
量とその時刻は絶えず記憶回路31中に記憶されてお
り、例えば電池ケース18を本体ケース12から一旦外
して再度取り付けた場合にあっては、取り外し中の経過
時間と放電特性とから自己放電量を推測し、電池ケース
18の取り外し前の電池残容量から自己放電量を引いて
現在容量の補正を行う。
【0025】次に、ソフトウェアを使用して実現される
機能としては、通常の携帯電話10としての送受話機能
に加えて、次の様なものが用意されている。例えば、イ
ンターネット回線に接続して情報を検索する機能、音楽
・映像あるいはプログラムの様な各種情報を記憶部21
にダウンロードする機能、記憶部21にダウンロードし
た情報を実行する機能、商品の購入や銀行取引の様な所
定の商行為をする機能であるが、その機能の内容は限定
されるものではない。
【0026】ところで携帯電話10は一般的に、上記し
た様に待ち受け受信や音声による通話といった携帯電話
としての基本的な機能に加えて、インターネット回線へ
接続したデータ通信動作、データのダウンロード、音楽
の記録再生、画像の記録再生、ゲーム等のプログラム実
行の様な付加機能が設けられているが、各機能の実行時
に動作する回路部分あるいはCPUの使用率等が異なっ
ているために、選択した機能を実行するのに必要な単位
時間当りの電力量も異なる。
【0027】しかしながら、使用する機能が特定されれ
ば単位時間当たりに必要な電力量が決まり、その時の電
池残量から該当の機能を実行可能な時間も推測できる。
また、音楽や映像であれば1つの曲の様な単位となる時
間が、データのダウンロードであれば、通信速度とデー
タのバイト数からダウンロードするのに必要な時間が予
測される。
【0028】そこで本発明を実施した携帯電話10にあ
っては更に、前記した各機能を実行する際に、図5の様
に、上記した電池残量監視部22で把握される二次電池
11の残容量と連動させた以下の様な各モードに対応さ
せた動作を、手動あるいは自動的にさせる様に構成して
いる。なお以下の各モードは、単独に実行することも可
能であるし、関連する動作を互いに連動して行うことも
できる。
【0029】第1のモードとしては、上記した各種の機
能について、現在の電池残容量であればどの程度の時間
継続して実行できるかを報知可能とする「報知モード」
であって、本発明はかかる構成に特徴を有する。その
際、音楽や映像の再生であれば、使用可能時間に加え
て、再生可能な曲数の様な直感的に判りやすい方法でも
表示される。もし単位となるデータの一部しか実行でき
ないことが判断される場合であれば、その旨の警告表示
も同時になされる。
【0030】第2のモードとしては、選択した機能を全
て実行するのに電池の残容量が不足すると判断された場
合に、その機能を実行するのに重要度が低いと思われる
機能から順番に停止あるいは能力を落として節電を図る
「節電モード」である。
【0031】例えば、音楽の再生中やダウンロード中に
あっては表示部15における画像表示は基本的には必要
ない。そこで、液晶表示板のバックライトの様な表示に
不要な動作の内で重要度の低いものから順番に停止ある
いは機能を低下させることによって省電力化を図り、動
作可能時間の延長を可能とするのである。
【0032】第3のモードとしては、選択した機能の最
小単位を完了しない前に二次電池11の残量不足でその
動作継続が不能となった場合に、二次電池11を取り替
え或いは充電を行った後に、中断した部分から再開して
完了させる「継続モード」である。
【0033】例えばデータのダウンロード途中に中断し
た場合にあっては、最初からダウンロードを行わせるの
ではなく、残りのデータのみをダウンロードし、既にダ
ウンロード済みのデータと結合可能とする。
【0034】第4のモードとしては、外出等する場合に
あって、動作を必要とする機能を全うするのに二次電池
11の残容量が不足することが上記した「報知モード」
により判定された場合、その機能を実行するのに不足す
る充電量に対応させた充電制御を可能とする「充電量制
御モード」である。
【0035】次に上記した第1〜第4の各モードについ
て、更に詳細に説明する。先ず第1の「報知モード」
は、次に実行させようとする機能を選択する前に、その
機能に関する情報を積極的に得る目的で操作者が意識的
に入る場合と、所定の機能を実行しようとした場合に、
自動的にそのモードに入って警告等の報知動作が行われ
る場合と、他の外部機器と連動した動作を行わせるため
にその外部機器側に自動的に報知される場合とがある。
なお報知される情報は、上記した特定の機能の動作可能
時間に加えて、二次電池11の残容量や充電率の様な二
次電池11の充電状態に関する情報など適宜増減して実
施できるものであり、またその報知形式も限定されるも
のではない。
【0036】ここで操作者が明示的に「報知モード」に
入った場合にあっては、実行可能な機能のリストが表示
画面13上で一覧表示され、更に現在の電池残容量を用
いて各機能を実行できる時間が算出表示される。この場
合、ダウンロードされるデータや再生される音楽のファ
イルサイズが特定されていないので、概略値として表示
される。
【0037】一方、自動的に「報知モード」に入った場
合にあっては、実行すべき機能選択がなされて具体的な
動作条件が決定しているのが一般的である。そこで、例
えば必要なファイルをすべてダウンロードするのには電
池の残容量が不足することが判定されると、その旨の警
告表示がなされ、それでもダウンロードを実行するか否
かの判断が求められる。
【0038】この時に充分な電池残容量がある場合には
逆に、動作可能な時間に関する情報を表示しないか、安
心してその機能を実行できることを、マーク等をもって
表示することができる。また不足することはないが、十
分でもない場合にあっては、例えば音楽の再生の場合に
あっては、その曲であればあと何曲分あるいは何分の再
生が可能かといった、該当の機能を継続して実行できる
具体的な時間等の情報が表示されると同時に、次の「節
電モード」に入るか否かの判断が求められる。
【0039】また、携帯電話10をパソコン装置や携帯
式通信端末の様な他の外部機器と連動して動作させる場
合にあっては、有線あるいは無線状態でその外部機器側
に上記した情報がデータ伝送される。するとその情報を
受け取った外部機器側では、例えば携帯電話10側にお
ける二次電池11の電池容量が減少していることを判断
すると、データの保存処理等の必要な動作が連動して行
われるのである。
【0040】次に第2のモードである「節電モード」
は、電池の残容量の不足に起因する動作時間の不足を補
うため、実施しようとする機能に関係が小さい動作を停
止または実施能力を強制的に低下させることにより消費
電力を減少させるものである。
【0041】このモードに入る条件および入った後の動
作内容は、システムとして基本的な設定が予めなされて
いるが、初期設定時に操作者自らがその内容を設定変更
することも可能とする。
【0042】ここで「節電モード」に入るための具体的
な条件としては、二次電池11の残容量が例えば満充電
時の10%程度の下限値を下回った場合の様に、実行さ
せる機能にかかわりなく、一律に決定することもでき
る。
【0043】しかし、通話や待ち受け受信機能の様に単
位となる区切りがない場合にあっては、その動作可能時
間が下限値として設定される。一方、データのダウンロ
ードや音楽の再生の様に所定の単位が予め設定されてい
る場合にあっては、少なくともその単位となる量の実行
が出来なくなる時点を条件としているが、適宜変更でき
ることは勿論である。
【0044】一方、節電動作として行われる内容は、該
当の機能を実行する内容を分析し、影響が少ないものか
ら順位をつけるとともに、各内容を停止した場合に節電
できる電力量がリストアップされる。そして、不足する
電力量に対応するだけの電力量を賄うのに必要な節電内
容が順次に判断されて実行される。
【0045】例えば音楽の再生時にあっては、画像表示
は基本的に必要ではないので停止できる。またCPUの
能力が実施すべき機能に比して高い場合、CPUの動作
周波数を低下させるなどして消費電力を低下させること
ができる。またスピーカ14から出力される音量を制限
することによっても節電が可能である。その他、節電で
きる内容は機能毎に異なるので、ここでは言及しない。
【0046】次に第3のモードである「継続モード」
は、主としてデータのダウンロード時に有効なモードで
あって、例えば記憶部21上に、ダウンロードの状態を
示す「ダウンロードステータス」と、ダウンロードの対
象となる「データサイズ」と、「ダウンロード済みのデ
ータサイズ」と、ダウンロードされたデータの「インデ
ックス情報」がダウンロード中に記憶される様に構成す
るとともに、図6の流れ図に示す動作が行われる。
【0047】すなわち、図6のステップST1でダウン
ロード処理をスタートさせた場合、まずステップST2
でダウンロードの再開処理であるか否かが判定される。
この判定で再開処理でないことが判定されると、ステッ
プST3でダウンロード元に対してダウンロードすべき
データサイズを問い合わせる。
【0048】次にステップST4において、データサイ
ズとデータ通信可能な速度からダウンロードに必要な時
間を算出する。更にステップST5では、電池の残容量
とダウンロード時に予想される消費電流量から電池の残
り動作時間を算出し、次のステップST6で電池の残容
量がダウンロードに必要な容量を下回っていることが判
定されると、ステップST7において操作者に対してダ
ウンロードを実行するか否かの確認が行われ、ステップ
ST8でダウンロードを行わないことを決定すると、ス
テップST9に移ってダウンロードを終了する。
【0049】ステップST8でダウンロードの実行を選
択すると、ステップST10でダウンロードすべきデー
タサイズと、インデックス情報をメモリに書き込むとと
もに、ステップST11でダウンロードステータスを
「開始」状態にする。
【0050】更に次のステップST12で電池の残容量
を調べ、電池残容量が僅少またはゼロになってないこと
が確認されると、ステップST13で単位量のデータ受
信が行われるとともに、ステップST14でダウンロー
ド済みのデータサイズを更新する。更にステップST1
5で全データを受信したか否かが判定され、受信が完了
した場合はステップST9に移ってダウンロードを終了
するが、完了していない場合はステップST12に戻っ
てデータの受信を続ける。またデータの受信途中で、ス
テップST12の判定により電池容量がゼロになったこ
とが確認されると、その旨を表示してダウンロードを中
断する。
【0051】この様な形でダウンロードを中断した後
に、二次電池11を充電するなどしてダウンロードをス
テップST1から再開すると、ステップST2において
ダウンロードステータスが調べられ、ステップST13
に移ってデータ受信の再開処理がなされるのである。
【0052】なお「継続モード」で再開処理がされる機
能は、上記した様なデータのダウンロード処理に限定さ
れることなく、音楽や画像の再生の様に、中断位置が特
定できるものであれば、略同様に実施できる。
【0053】最後に第4のモードである「充電量制御モ
ード」は、二次電池11の残容量が減少しているために
充電が必要であるが、外出時間が迫っているなどして、
満充電を待つまでの時間的余裕が少ない場合に有効なモ
ードである。
【0054】すなわち、上記した「報知モード」を利用
することによって、実行すべき機能毎に、現在の残容量
で実行可能な時間がわかる。そこでこの「充電量制御モ
ード」では逆に、音楽再生の様な特定の機能をどれだけ
の時間実行したいか入力すると、その実行のために不足
する電池容量が判るので、その不足する電池容量分だけ
を限定的に充電可能とすることによって必要最小限の充
電を行い、充電時間の短縮を図るのである。
【0055】なお、上記の様に二次電池11を充電する
場合ばかりでなく、満充電状態の二次電池11を放電さ
せて任意の残容量に減少させるために使用することもで
きる。例えばリチウムイオン電池は満充電状態で長期保
存すると劣化するが、長期保存に最適な所定容量まで強
制的に放電させる機能は有用である。
【0056】その場合にあっても、携帯電話10の使用
を再開する時のことを考慮し、上記した「報知モード」
を利用して、放電後に維持される二次電池11の残容量
を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の基本的な構成を示す概略図であ
る。
【図2】本発明を携帯電話に実施した一例を示す斜視図
である。
【図3】電子回路の構成を概略的に示すブロック図であ
る。
【図4】電池残量監視部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】電池残量監視部で行われる動作モードを示す説
明図である。
【図6】ダウンロード処理の内容を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 機能選択手段 2 電池容量検出手段 3 充放電制御手段 4 表示手段 5 機能手段 6 演算手段 7 報知情報 10 携帯電話 11 二次電池 12 本体ケース 13 表示画面 14 スピーカ 15 表示部 16 電子回路 17 操作部 18 電池ケース 19 送受信部 20 制御部 21 記憶部 22 電池残量監視部 23 制御回路 24 放電回路 25 商用交流電源 26 AC−DCコンバータ 27 コネクタ 28 充電回路 29 充電電流センサ 30 放電電流センサ 31 記憶回路 32 温度センサ 33 キーボード 34 マイク 35 電極
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 雅人 大阪府茨木市丑寅1丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 竹内 崇 大阪府茨木市丑寅1丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA06 DA13 DC07 EA10 GG03 GG06 GG14 HH02 JA24 5G003 AA01 BA01 CA01 CA11 EA05 GC05 5H030 AS05 AS14 FF41 FF68 5K027 AA11 BB06 CC08 FF14 FF21 GG03 GG04 MM17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池を駆動電源とする複数の機能手
    段を備えた携帯式の小型電気機器であって、 前記二次電池の残容量を検出可能とする電池容量検出手
    段と、 該電池容量検出手段で検出された残容量で前記各機能手
    段を駆動した場合における駆動可能量を算出可能とする
    演算手段とを備え、 該演算手段における演算結果を含む情報を報知可能とし
    たことを特徴とする携帯式小型電気機器。
  2. 【請求項2】 前記報知情報には、 前記電池容量検出手段において検出された二次電池中に
    残存する容量に関する情報と、 前記演算手段において算出された機能手段毎の駆動可能
    量に関する情報とが含まれる請求項1記載の携帯式小型
    電気機器。
  3. 【請求項3】 前記報知情報は、 所定の表示手段を介して操作者に対して直接報知される
    請求項1または2記載の携帯式小型電気機器。
  4. 【請求項4】 前記報知情報は、 前記機能手段と連動して動作する他の外部電気機器に対
    してデータ伝送される請求項1または2記載の携帯式小
    型電気機器。
  5. 【請求項5】 前記機能手段には、少なくとも携帯電話
    としてのデータ通信機能を含む請求項1乃至4の何れか
    に記載の携帯式小型電気機器。
JP2001114091A 2001-04-12 2001-04-12 携帯式小型電気機器 Withdrawn JP2002315203A (ja)

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