JPH09297166A - バッテリ残量表示機能付き電子機器及びバッテリ残量の表示方法 - Google Patents

バッテリ残量表示機能付き電子機器及びバッテリ残量の表示方法

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JPH09297166A
JPH09297166A JP8309696A JP30969696A JPH09297166A JP H09297166 A JPH09297166 A JP H09297166A JP 8309696 A JP8309696 A JP 8309696A JP 30969696 A JP30969696 A JP 30969696A JP H09297166 A JPH09297166 A JP H09297166A
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賀也 樋口
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直樹 永野
Youichi Tsusue
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリセルの種類や将来のバッテリセルへ
対応でき、バッテリの使用可能な残時間残を知ることが
でき、さらに表示の精度も高くする。 【解決手段】 ビデオカメラ60は、バッテリ残容量情
報と充放電電流検出情報とバッテリセル電圧検出情報と
を少なくとも出力するバッテリパック1が装着され、バ
ッテリパック1からの各情報を受信する通信回路65
と、通信回路65により受信されたバッテリパック1か
らの各情報に基づいて現在のバッテリ残量を計算する計
算回路66と、計算回路66の計算結果に基づいて表示
信号を生成する表示制御回路67とを少なくとも備える
マイコン63と、マイコン63の計算回路66における
計算結果に応じた表示信号が供給され、この表示信号か
らバッテリ残量を表示する表示デバイス64とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ、携
帯用電話機、あるいはパーソナルコンピュータ等電子機
器の電源として使用されるバッテリパックの使用可能な
残時間等を表示するバッテリ残量表示機能付き電子機器
及びバッテリ残量の表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、リチウムイオン電池、NiC
d電池、ニッケル水素電池等の2次電池で構成されたバ
ッテリパックは周知である。
【0003】この周知のバッテリパックには、例えば、
バッテリの残量計算や当該バッテリを電源とする電子機
器との間の通信を行うためのマイクロコンピュータ(い
わゆるマイコン)と、このマイコンの周辺回路、さらに
当該マイコンにてバッテリの残量計算等を行うために必
要な、バッテリセルの状態検出回路等が内蔵されている
ことが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、上述したような
バッテリパックが装填される各種電子機器には、バッテ
リの残容量を表示可能な表示デバイスを有することがあ
る。このような表示デバイスを有する従来の電子機器で
は、例えばバッテリ電源の端子電圧(バッテリパックの
端子電圧)からバッテリ残容量を計算して表示すること
が多い。
【0005】しかし、このようにバッテリ残容量をバッ
テリ電源の端子電圧から計算する方法だと、以下のよう
な問題点がある。
【0006】すなわち、第1に、バッテリセルの種類に
より、放電特性(バッテリ端子電圧−放電電圧)が異な
る場合、端子電圧からバッテリ残容量への変換式をバッ
テリセル毎に持つ必要があり、将来のバッテリセルへの
対応が困難である。
【0007】第2に、バッテリ残容量表示は、あくまで
バッテリを満充電したときの容量を100とした場合の
割合(すなわち%)を示すものであって、ビデオカメラ
等の電子機器の使用可能な残時間を知ることはできな
い。
【0008】第3に、上記表示は、放電特性から大まか
なレベル(例えば4段階等)での精度で示すことしかな
されていないのが現状である。
【0009】そこで、本発明は上述したことを考慮して
なされたものであり、バッテリセルの種類や将来のバッ
テリセルへの対応ができ、また、バッテリの使用可能な
残時間を知ることができ、さらに表示の精度も高いバッ
テリ残量表示機能付き電子機器及びバッテリ残量の表示
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のバッテリ残量表
示機能付き電子機器及びバッテリ残量の表示方法では、
バッテリパックからのバッテリ残容量情報と充放電電流
検出情報とバッテリセル電圧検出情報とを受信し、この
受信した各情報に基づいて現在のバッテリ残量を計算
し、その計算結果に基づいてバッテリ残量を表示するこ
とにより、上述の課題を解決する。
【0011】すなわち、本発明によれば、バッテリパッ
クから電子機器に対してバッテリ残容量情報と充放電電
流検出情報とバッテリセル電圧検出情報を送信し、電子
機器側ではこれら情報に基づいてバッテリ残量を計算し
て表示するようにしているため、バッテリセルの種類や
将来のバッテリセルへの対応ができ、また、バッテリの
使用可能な残時間を知ることができ、さらに表示の精度
も高くすることが可能となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0013】図1には、本発明のバッテリパック1とこ
のバッテリパック1が装填されるバッテリ残量表示機能
付きの電子機器の一例としてのカメラ一体型ビデオテー
プレコーダ(以下ビデオカメラ60とする)とからなる
システムの一構成例を示す。
【0014】この図1において、上記ビデオカメラ60
は、バッテリ残容量情報と充放電電流検出情報とバッテ
リセル電圧検出情報とを少なくとも出力するバッテリパ
ック1が装着され、上記バッテリパック1からの上記各
情報を受信する通信回路65と、上記通信回路65によ
り受信された上記バッテリパック1からの上記各情報に
基づいて現在のバッテリ残量を計算する計算回路66
と、上記計算回路66の計算結果に基づいて表示信号を
生成する表示制御回路67とを少なくとも備えるマイク
ロコンピュータ(以下、マイコンと言う)63と、マイ
コン63の上記計算回路66における計算結果に応じた
表示信号が供給され、この表示信号から上記バッテリ残
量を表示する表示デバイス64とを有するものである。
なお、ビデオカメラ60は、撮影のための構成や撮影し
た映像信号を記録/再生するための各種構成を有する
が、図1の例では本発明の主要構成要素としてマイコン
63と表示デバイス64等を図示している。
【0015】一方、バッテリパック1には、上記マイコ
ン10と、バッテリセル20と、充放電電流を検出する
充放電電流検出回路80と、バッテリセル20の端子間
電圧を検出する電圧検出回路18と、バッテリセル20
の温度を検出する温度センサ19とを少なくとも有して
なる。上記マイコン10には、ビデオカメラ60との間
で通信を行うための通信回路72と、このバッテリパッ
ク1の状態を示す情報を生成する情報生成回路71とが
内蔵されている。この構成例の情報生成回路71では、
上記バッテリパック1の状態を示す情報として、上記バ
ッテリ残容量情報と充放電電流検出情報とバッテリセル
電圧検出情報と共に温度検出情報を生成する。この情報
生成回路71からのバッテリ残容量等の情報は、通信回
路72を介してビデオカメラ60に送られる。このバッ
テリパック1の詳細な構成については後述する。
【0016】上記バッテリパック1のプラス端子はビデ
オカメラ60のプラス端子と接続され、バッテリパック
1のマイナス端子はビデオカメラ60のマイナス端子と
接続され、これらプラス端子とマイナス端子を介してバ
ッテリパック1からビデオカメラ60に対して電源が供
給される。また、バッテリパック1とビデオカメラ60
との間の情報の通信はコントロール端子(C)を介して
行われる。なお、バッテリパック1のマイコン10とビ
デオカメラ60との間のコントロール端子(C)を用い
た通信は、バッテリパック1側ではバッファアンプ11
及び12とを介し、ビデオカメラ60側ではバッファア
ンプ61,62を介して行われる。
【0017】上記ビデオカメラ60は、上記コントロー
ル端子を介してバッテリパック1から送信されてきた当
該バッテリパック1の状態を示す情報(本構成例では後
述するバッテリ残容量等を示す情報)を受信し、マイコ
ン63に取り込む。
【0018】マイコン63の通信回路65を介して受信
された情報は、計算回路66に送られ、ここで上記バッ
テリ残容量等の情報から例えば当該ビデオカメラ60が
使用可能な残時間(言い換えればバッテリの使用可能な
残時間)等を求めるための各種の計算が行われる。な
お、このビデオカメラ60の使用可能な残時間として
は、例えば撮影した映像信号をテープ等の記録媒体に記
録する際の残記録時間や再生する場合の残再生時間、す
なわち記録や再生時におけるビデオカメラ60の動作可
能時間等を挙げることができる。
【0019】表示制御回路67は、上記計算回路66に
て求めた例えばバッテリ残時間情報に基づいて、いわゆ
るオンスクリーンディスプレイ(OSD)表示、或いは
ビデオカメラ60本体の表示デバイス64の表示手段上
に表示するバッテリ残時間表示信号を生成する。
【0020】当該表示デバイス64は、上記表示手段と
して例えばビューファインダ(EVF)102や液晶パ
ネル101等を有してなるものであり、これら表示手段
の表示画面上に上記表示制御回路67から供給されたバ
ッテリ残時間表示信号に基づいた表示を行う。当該表示
手段上に表示されるバッテリ残時間の具体例としては、
例えば図2に示すような表示例を挙げることができる。
すなわちこの図2においては、バッテリ残時間の数字に
よる時間表示122(図2の例では例えば40分、英語
表記の場合は40minとなる)と、バッテリ満充電状
態のレベルを100%とした場合の現在のバッテリ残時
間の割合を直感的に分かり易く視覚化するためのレベル
表示121とを、表示手段の表示画面120上に表示し
た例を示している。なお、上記レベル表示121では、
バッテリ残時間に応じて例えば4段階、或いはそれ以
上、さらには無段階にレベルを変化させることが可能で
ある。この表示デバイス64のより詳細な構成及び動作
については後述する。
【0021】このように本実施例システムにおいては、
ビデオカメラ60の表示デバイス64の表示手段の表示
画面上にバッテリ残時間を表示することで、当該ビデオ
カメラ60の使用者にバッテリの使用可能な残時間(す
なわちビデオカメラ60の動作可能時間)を知らせるこ
とが可能となる。また、本実施例においては、上記バッ
テリ残時間の表示手法として、上記レベル表示121に
よるバッテリ残量表示手法を用いることで直感的で分か
り易い表示を可能とし、上記時間表示122のような時
間の分単位の表示によるバッテリ残量表示手法とを用い
ることでバッテリ残量表示精度を向上させている。この
ようなことから、当該ビデオカメラ60の使用者は、撮
影時間や再生時間等の管理が容易となる。
【0022】本実施例システムでは、以下に述べるバッ
テリ特性に基づいて、上述したようなバッテリ残時間の
計算を行うようにしている。
【0023】例えばバッテリを一定消費電力で放電した
場合において、放電時間に対する放電電流の積算量は、
図3に示すグラフのように略々時間に比例している。こ
こで、ビデオカメラ60の使用可能な最低電圧(バッテ
リ終止電圧)を定めた場合、図3においてバッテリ終止
電圧の点は、放電開始と完全放電(バッテリセル20内
のエネルギが無い状態)の間に存在している。
【0024】また、放電時間に対する完全放電までの放
電電流積算量の残量は、図4に示すグラフのようにな
る。この図4のグラフにおいて、バッテリ終止を原点に
とり、座標軸をひくと、縦軸がバッテリ終止までの放電
電流積算残量となり、横軸がバッテリ終止までの残時間
となる。したがって、バッテリ終止までの放電電流積算
残量がわかれば、一意的にバッテリ残時間を求めること
が可能になる。
【0025】さらに、ビデオカメラ60の消費電力が例
えば大きい場合には、放電電流も大きくなるので、この
場合の放電特性は図5に示すグラフのようになる。この
図5のグラフからは、前記図4のように消費電力が小さ
い場合に比べて、同じ放電電流積算残量に対する残時間
の割合が小さくなることがわかる。バッテリ終止時から
完全放電までの放電電流積算残量に関しても、消費電力
が大きい場合は、バッテリセル20の内部インピーダン
スの影響により変化する。
【0026】このことを数式で表すと、以下の式(1)
に示すようになる。
【0027】 R=Qd×f(W) =(Q−g(W))×f(W) (1) なお、この式(1)中のRはバッテリ終止までの時間
(残時間)を示し、Qdはバッテリ終止までの放電電流
積算量を、Wはセット(ビデオカメラ60)の消費電力
を、f(W)は係数(電力依存)を、Qは放電電流積算
残量を、g(W)はバッテリ終止時残量(電力依存)を
示す。
【0028】この式(1)において、f(W)は放電電
流積算残量を残時間に変換する係数であり、消費電力に
依存している。また、g(W)はバッテリ終止から完全
放電までの放電電流積算残量であり、消費電力に依存し
ている。
【0029】また、バッテリセル20の温度変化を考慮
すると、上記式(1)は式(2)に示すような計算式と
なる。
【0030】 R=Qd×f(W)×h1(T) =(Q−g(W)×h2(T))×f(W)×h1(T) (2) なお、この式(2)中のTはバッテリセルの温度を、h
1(T)とh2(T)はバッテリセルの温度依存係数を示
し、Q,h1(T),h2(T)はバッテリパック1が保
有し、f(W),g(W)はビデオカメラ60が保有し
ている。
【0031】この式(2)からは、f(W)とh(W)
にそれぞれ温度依存係数h1(T),h2(T)を乗じた
形をとっていることがわかる。
【0032】また、この温度依存係数h1(T),h
2(T)は、バッテリセルの種類によって異なる値をと
る。これにより、バッテリセルの違いによる数式の違い
を吸収することが可能となる。
【0033】さらに、上記式(1)や式(2)におい
て、ビデオカメラ60の使用状況によっては、上記消費
電力Wが変化することになる。例えば消費電力がW1
あるときのバッテリ終止までの時間R1や、消費電力W2
(W1≠W2)であるときのバッテリ終止までの時間R2
は、式(3),式(4)や式(5),式(6)に示すよ
うになる。なお、式(3)及び式(4)は式(1)に対
応し、式(5)及び式(6)は式(2)に対応してい
る。
【0034】 R1=(Q−g(W1))×f(W1) (3) R2=(Q−g(W2))×f(W2) (4) R1=(Q−g(W1)×h2(T))×f(W1)×h1(T) (5) R2=(Q−g(W2)×h2(T))×f(W2)×h1(T) (6) これら式(3)〜式(6)のように、ビデオカメラ60
の消費電力Wが変化した場合にも、本実施例システムで
は当該消費電力変化に応じてバッテリ残量が計算される
ため、ビデオカメラ60の使用状況の変化に対応したバ
ッテリ残時間表示が可能となる。
【0035】すなわち言い換えると、本実施例システム
では、ビデオカメラ60の使用状況の種類(内容)に関
係なく、消費電力のみを用いてバッテリ残時間を計算し
ており、当該バッテリ残時間の計算のためにビデオカメ
ラ60の使用状況を示す特別なパラメータを必要として
いないことがわかる。このことは、上記バッテリ残時間
の計算方法がビデオカメラ60の種類に依存しない汎用
性のある方法であることを示している。なお、上述した
ようにビデオカメラ60の使用状況によって消費電力が
変化する具体例については後述する。
【0036】次に、上記ビデオカメラ60のマイコン6
3が上記バッテリパック1からのバッテリ残容量等の情
報に基づいてバッテリ残時間を計算する場合におけるデ
ータの受信及び残量計算の手順について、図6のフロー
チャートを用いて説明する。
【0037】この図6において、ステップST31では
電源投入がなされたか否かの判断を行い、電源投入がな
されていないときには当該ステップST31の判断を繰
り返し、電源が投入されたときにはステップST32に
進む。
【0038】ステップST32では、バッテリパック1
に対して通信可能か否かを判断し、通信できないときに
は処理を終了し、通信可能であるときにはステップST
33に進む。
【0039】ステップST33では、残量計算に必要な
データとして、電流Iと電圧Vと放電電流積算残量Qと
温度依存係数h1(T)及びh2(T)の各データをバッ
テリパック1から受信する。
【0040】次のステップST34では消費電力Wの計
算を行い、ステップST35ではf(W)及びg(W)
を計算し、ステップST36では前記式(2)や式
(5),式(6)(温度変化を考慮しない場合には式
(1)や式(3),式(4))を用いて、バッテリ終止
までの残時間Rを計算する。
【0041】その後、ステップST36では残量表示が
可能か否かを判断し、残量表示できないときにはステッ
プST32に戻り、残量表示できるときにはステップS
T38にて表示デバイス64に残量表示(バッテリ残時
間の表示)を行う。すなわち、上記残量表示としては、
前述したようにバッテリパック1の使用可能時間(ビデ
オカメラ60の使用可能時間)や、バッテリパック1の
残容量(例えば前記バッテリ終止点までの残容量等)を
表示する。
【0042】上述したようなに、図1のシステムによれ
ば、バッテリパック1のバッテリセル20による放電特
性の違いを補正する係数を、残量の計算に用いることに
より、残量計算のアルゴリズムがバッテリセルに依存せ
ず、アルゴリズムを統一できる。また、バッテリ残容量
を時間単位で表示するようにしているため、ユーザによ
る撮影時間の管理が可能となる。さらに、バッテリ残時
間表示として、例えば4段階の前記レベル表示121だ
けでなく、例えば時間の分単位の時間表示122にて行
うことにより、バッテリ残量表示の精度を向上させるこ
とも可能にしている。
【0043】次に、上記バッテリパック1の具体的構成
例を図7に示す。
【0044】この図7において、上記バッテリセル20
の正極は当該バッテリパック1のプラス端子TM+に、
またバッテリセル20の負極は電流検出抵抗R7を介し
て当該バッテリパック1のマイナス端子TM-に接続さ
れている。
【0045】当該バッテリパック1に内蔵されるマイコ
ン10には、シリーズレギュレータやリセット回路等を
含むマイコン電源16からの電源が供給され、当該マイ
コン10はこのマイコン電源16から供給される電源に
より動作する。このマイコン10の充電電流検出入力端
子DI1は充電電流検出用に設けられているオペアンプ
13の出力端子と接続され、放電電流検出入力端子DI
2は放電電流検出用に設けられたオペアンプ14の出力
端子と接続されている。また、マイコン10の割り込み
入力端子は、オペアンプ13と14の各出力端子が2つ
の入力端子に接続された2入力NANDゲート15の出
力端子と接続され、さらにこの2入力NANDゲート1
5の出力端子は例えばプルアップ用の抵抗R8を介して
電源端子と接続されている。また、マイコン10の温度
検出入力端子はバッテリセル20の周辺温度を検出する
温度センサ19の出力端子と接続され、電圧検出入力端
子はバッテリセル20の端子電圧を検出する電圧検出回
路18の出力端子と接続され、サイクルデータ入力端子
は後述する不揮発性メモリ17の出力端子と、グランド
端子はバッテリセル20の負極と、ビデオカメラ60と
の通信用の入力端子(SIN端子)及び出力端子(SO
UT端子)はバッファアンプ11,12と接続されてい
る。なお、上記充電電流検出入力端子DI1及び放電電
流検出入力端子DI2や温度検出入力端子,電圧検出入
力端子等のアナログ入力がなされる端子は、全てA/D
入力ポートであり、したがって、当該マイコン10内に
はこれらアナログ入力をディジタル変換するA/Dコン
バータが内蔵されている。
【0046】電圧検出回路18は、抵抗R9及びR10
からなる分圧抵抗であり、この分圧抵抗によりバッテリ
セル20の端子間電圧を検出する。この電圧検出回路1
8からの電圧検出値が、マイコン10の上記電圧検出入
力端子に供給されている。したがって、当該マイコン1
0は上記電圧検出入力端子に供給された電圧検出回路1
8からの電圧検出値に基づいて、バッテリセル20の端
子間電圧を知ることができる。
【0047】また、温度センサ19は、例えば温度検出
用サーミスタ等からなり、バッテリセル20に近傍或い
は接して配置されており、この温度センサ19の温度検
出値が上記マイコン10の温度検出入力端子に供給され
るようになっている。したがって、当該マイコン10
は、上記温度検出入力端子に供給された温度検出値に基
づいて、バッテリセル20の温度を知ることができる。
【0048】次に、上記オペアンプ13の非反転入力端
子は抵抗R3及び電流電圧検出用の抵抗R7を介してバ
ッテリセル20の負極と接続され、反転入力端子は増幅
率設定用の負帰還抵抗R2並びに抵抗R1と接続されて
いる。したがって、当該オペアンプ13の出力端子から
は、当該バッテリパック1内に流れる電流値(充電時に
流れる電流値)を上記抵抗R1とR2の抵抗値の比(R
2/R1)に応じて増幅した電圧値が出力されることに
なる。一方、オペアンプ14の非反転入力端子は抵抗R
6及び電流電圧検出用の抵抗R7を介してバッテリセル
20の負極と接続され、反転入力端子は負帰還抵抗R5
並びに抵抗R4と接続されている。したがって、当該オ
ペアンプ14の出力端子からは、当該バッテリパック1
内に流れる電流値(放電時に流れる電流値)を上記抵抗
R4とR5の抵抗値の比(R5/R4)に応じて増幅し
た電圧値が出力されることになる。
【0049】トランジスタスイッチTr1は例えば電界
効果トランジスタからなり、ゲートがマイコン10のス
イッチング制御出力端子SW1と接続され、ドレインと
ソース間に上記抵抗R1が接続されている。したがっ
て、マイコン10のスイッチング制御出力端子SW1か
らの信号レベルが例えばハイ(H)レベルとなったとき
には、上記トランジスタスイッチTr1がONし、これ
により上記抵抗R1による抵抗値は略々0(トランジス
タスイッチTr1の内部抵抗のみとなる)となり、上記
抵抗R1とR2の抵抗値の比(R2/R1)に応じて増
幅率が設定されるオペアンプ13の当該増幅率(アンプ
ゲイン)は大となる。一方、マイコン10のスイッチン
グ制御出力端子SW1からの信号レベルが例えばロー
(L)レベルとなったときには、上記トランジスタスイ
ッチTr1はOFFし、これにより上記オペアンプ13
の増幅率は上記抵抗R1とR2の抵抗値の比(R2/R
1)に応じた増幅率、すなわちトランジスタスイッチT
r1がONしているときよりも小さい増幅率(アンプゲ
イン)となる。同様に、トランジスタスイッチTr2も
例えば電界効果トランジスタからなり、ゲートがマイコ
ン10のスイッチング制御出力端子SW2と接続され、
ドレインとソース間に上記抵抗R4が接続されている。
したがって、マイコン10のスイッチング制御出力端子
SW2からの信号レベルが例えばハイ(H)レベルとな
ったときには上記トランジスタスイッチTr2がON
し、これにより上記抵抗R4による抵抗値は略々0(ト
ランジスタスイッチTr2の内部抵抗のみとなる)とな
り、オペアンプ14の増幅率(アンプゲイン)は大とな
る。一方、マイコン10のスイッチング制御出力端子S
W2からの信号レベルが例えばロー(L)レベルになっ
たときには上記トランジスタスイッチTr2はOFF
し、これによりオペアンプ14の増幅率(アンプゲイ
ン)は小となる。
【0050】ここで、上記マイコン10は、通常動作モ
ード時(Run時)には常に充電電流検出入力端子DI
1と放電電流検出入力端子DI2のレベルを監視してお
り、これら端子DI1,DI2のレベルが一定レベル以
上になっているときには、上記スイッチング制御出力端
子SW1及びSW2の信号レベルを共にローレベルとな
す。これにより、上記トランジスタスイッチTr1及び
Tr2は共にOFFとなり、オペアンプ13及び14の
アンプゲインは小となる。したがって、通常動作モード
時(Run時)のマイコン10は、アンプゲインが小と
なされたオペアンプ13及び14からの出力値を用い
て、当該バッテリパック1内に流れる電流値(充電時に
流れる電流値又は放電時に流れる電流値)を測定可能と
なる。したがって、例えば充放電時に流れる電流値がわ
かれば、充放電電流積算値が計算できる。
【0051】これに対し、上記通常動作モード時(Ru
n時)にあるときに、当該バッテリパック1内に流れる
充放電電流値が上記所定値以下の微少電流値になると、
上記アンプゲインが小となされているオペアンプ13及
び14からの出力値も小さくなる。すなわち上記充電電
流検出入力端子DI1と放電電流検出入力端子DI2の
レベルも小さくなる。このとき上記マイコン10は、上
記端子DI1,DI2のレベルが一定レベル以下にな
り、この状態が一定時間続いたならば、無負荷状態であ
ると判断して省電力モード(スリープモード)に移行す
る。この省電力モード時には、上記通常動作モード時に
比べて消費電力が小さくなり、したがって、回路の省エ
ネルギ化が可能となる。
【0052】この省電力モード(スリープモード)にな
ったときのマイコン10は、上記スイッチング制御出力
端子SW1及びSW2の信号レベルを共にハイレベルと
なす。これにより、上記トランジスタスイッチTr1及
びTr2は共にONになり、オペアンプ13及び14の
アンプゲインは大となる。したがって、当該省電力モー
ド(スリープモード)のマイコン10は、アンプゲイン
が大となされたオペアンプ13及び14からの出力値を
用いて、当該バッテリパック1内に流れる微少電流値
(充電時に流れる微少電流値又は放電時に流れる微少電
流値)を測定可能となる。
【0053】ここで、当該省電力モードになっていると
きに、当該バッテリパック1内に流れる充放電電流値が
上記所定値以上の電流値になると、上記アンプゲインが
小となされているオペアンプ13及び14からの出力値
も共に大きくなる。すなわち、上記2入力NANDゲー
ト15の2つの入力端子のレベルは共にハイレベルとな
り、したがって、当該2入力NANDゲート15の出力
はローレベルとなる。このように、割り込み入力端子に
供給されている上記2入力NANDゲート15の出力レ
ベルがローレベルになると、上記マイコン10は、上記
省電力モードを解除して通常動作モードに移行する。
【0054】上述のように、図7の構成によれば、省電
力モード時には通常動作モード時に比べて消費電力が小
さいため、回路の省エネルギ化を図ることができる。ま
た、図7の構成によれば、マイコン10がスイッチング
制御出力SW1,SW2にてトランジスタTr1,Tr
2をON/OFF制御することにより、オペアンプ1
3,14のアンプゲインを切り換え可能となし、これに
より、省電力モード時の微少電流値の検出と、通常動作
モード時の電流値の測定を、上記構成で兼用可能となし
ている。
【0055】次に、不揮発性メモリ17は、上記バッテ
リセル20の使用可能な最大充放電サイクル回数のデー
タ(サイクルデータ)を少なくとも記憶する例えばEE
P−ROMからなっている。マイコン10は、当該不揮
発性メモリ17からの最大充放電サイクル回数のデータ
(サイクルデータ)と前記電圧検出回路18からの検出
電圧に基づいて、上記バッテリセル20の充放電サイク
ル回数を計測し、バッテリセル20の充放電サイクル回
数が上記最大充放電サイクル回数に達したときに、その
旨のフラグを上記ビデオカメラ60に送信するようにな
されている。
【0056】ビデオカメラ60は、上記バッテリパック
1から伝送されてきた上記フラグを受信すると、例えば
バッテリパック1の交換をユーザに促すための表示を表
示デバイス64に対して行う。なお、この表示例として
は、例えば「このバッテリは古くなりました、取りかえ
て下さい」というような表示を行う。これにより、ユー
ザ等は簡単にバッテリパック1の寿命を知ることが可能
となる。
【0057】次に、前述したようにビデオカメラ60の
使用状況によって消費電力が変化する場合としては、以
下のような使用状況を例に挙げることができる。
【0058】本実施例のビデオカメラ60は、図8〜図
10に示すように、前記表示デバイス64として、小型
の陰極線管からなるビューファインダ102と、バック
ライト付きの液晶パネル(液晶ディスプレイ)101と
を備えてなるものである。上記ビューファインダ102
は、通常のビデオカメラに設けられているものと同様の
ものであり、撮影している映像或いはビデオテープから
再生している映像等を表示するものである。また、液晶
パネル101も基本的には上記ビューファインダ102
と同様に、撮影している映像や再生映像等を表示する目
的で設けられているものである。
【0059】ただし、本実施例ビデオカメラ60に設け
られている液晶パネル101は、図8に示すようにビデ
オカメラ60本体に収納された状態と、図9に示すよう
にビデオカメラ60本体から図中矢印111に示す方向
に例えば手前90度まで開閉可能な状態と、図中矢印1
10に示す方向に前方向に210度まで回転可能な状態
と、を取り得るようになされている。上記液晶パネル1
01を図9の開状態から前方向に180度回転させた状
態が図10に示されている状態であり、以下、液晶パネ
ル101をこの図10の状態に変化させることをパネル
反転と呼ぶことにする。また、図8のように液晶パネル
101をビデオカメラ60の本体に収納した状態をパネ
ル閉状態と呼び、図9のように液晶パネル101を図中
矢印111に示し方向に開いた状態をパネル閉状態と呼
ぶことにする。本実施例のビデオカメラ60では、上述
したように液晶パネル101を開閉でき、また前方向へ
の回転させることができるため、ビューファインダ10
2を見なくても例えば撮影中の映像を見ることができ、
また、ビデオカメラ60の使用の際に様々な使用の仕方
を実現することができる。なお、当該液晶パネル101
の開閉及び回転機構の具体的な構成については本発明と
直接関係ないため、それらの詳細な説明については省略
する。
【0060】本実施例のビデオカメラ60は、上述した
ように表示デバイス64としてビューファインダ102
と液晶パネル101とを備えており、当該ビデオカメラ
60の使用状況によっては、例えば上記ビューファイン
ダ102と液晶パネル101の両方を同時に使用した
り、一方のみを使用したり、或いは両方とも使用しなか
ったりする場合がある。すなわち、本実施例のビデオカ
メラ60においては、使用状況によって上記ビューファ
インダ102と液晶パネル101を使用したりしなかっ
たりするため、消費電力が変化することになる。
【0061】本実施例のシステムでは、このようにビデ
オカメラ60の使用状況によって消費電力が変化したと
しても、前述したように消費電力の変化に応じてバッテ
リ残量が計算されるため、ビデオカメラ60の使用状況
の変化に対応したバッテリ残時間表示が可能となってい
る。
【0062】なお、本実施例のビデオカメラ60におけ
る上記ビューファインダ102と液晶パネル101の使
用状況のパターンとしては、例えば図11に示すような
各種のパターンがある。すなわち本実施例のビデオカメ
ラ60は、消費電力を節約するためのパワーセーブモー
ドを有しており、当該パワーセーブモードのON/OF
Fによって、上記ビューファインダ102と液晶パネル
101の使用/不使用(ON/OFF)を図11に示す
ように制御している。
【0063】この図11において、パワーセーブモード
OFFのとき、上記液晶パネル101を開いたパネル開
状態では当該液晶パネル101をONすると共にビュー
ファインダ(EVF)102をOFFにし、上記液晶パ
ネル101を閉じたパネル閉状態では当該液晶パネル1
01をOFFすると共にビューファインダ102をON
にし、上記液晶パネル101を回転させたパネル反転状
態では当該液晶パネル101とビューファインダ102
の両方をOFFにする。すなわち、当該パワーセーブモ
ードOFFのとき、パネル開状態では当該ビデオカメラ
60の使用者がビューファインダ102を見ないと考え
て液晶パネル101のみをONにし、パネル閉状態では
液晶パネル101を見ることができないのでビューファ
インダ102のみをONし、パネル反転状態ではビュー
ファインダ102を見る使用者の他に液晶パネル101
を見る他者が存在すると考えて両方ともONにする。
【0064】一方、この図11において、パワーセーブ
モードONのとき、パネル開状態では当該液晶パネル1
01をONすると共にビューファインダ102をOFF
にし、パネル閉状態で且つビューファインダ102に使
用者が接眼しているときには当該液晶パネル101をO
FFすると共にビューファインダ102をONにし、パ
ネル閉状態で且つビューファインダ102に使用者が接
眼していないとき(離眼のとき)には当該液晶パネル1
01とビューファインダ102の両方をOFFにし、パ
ネル反転状態で且つビューファインダ102に使用者が
接眼しているときには当該液晶パネル101とビューフ
ァインダ102を共にONにし、パネル反転状態で且つ
ビューファインダ102に使用者が接眼していないとき
(離眼)には当該液晶パネル101のみをONにする。
すなわち、当該パワーセーブモードONのときには、省
電力化のために、パネル開状態では当該ビデオカメラ6
0の使用者がビューファインダ102を見ないと考えて
液晶パネル101のみをONにし、パネル閉状態で且つ
上記接眼状態では液晶パネル101を見ることができな
いのでビューファインダ102のみをONし、パネル閉
状態で且つ上記離眼状態では液晶パネル101を見るこ
とができないと共にビューファインダ102も見られて
いないと考えて両方ともOFFにし、パネル反転状態で
且つ上記接眼状態ではビューファインダ102を見る使
用者の他に液晶パネル101を見る他者が存在すると考
えて両方ともONにし、パネル反転状態で且つ上記離眼
状態ではビューファインダ102は見られていなくて液
晶パネル101のみが見られていると考えて当該液晶パ
ネル101のみをONにする。
【0065】上記図11に示したようなビデオカメラ6
0の使用状況パターンに応じたビューファインダ102
と液晶パネル101の表示制御は、図12及び図13の
ようなフローチャートに従って行われる。
【0066】ここで、本実施例のビデオカメラ60に
は、図1に示すように、上記液晶パネル101が上記パ
ネル開状態又はパネル閉状態の何れの状態にあるのかを
検出するためのパネル開閉スイッチ79と、上記液晶パ
ネル101が上記パネル反転状態になっているかを検出
するためのパネル反転スイッチ70と、上記ビューファ
インダ102を使用者が見ているか否かを検出するため
の接眼センサ78とが設けられている。
【0067】したがって、図12のフローチャートで
は、先ず、ステップST1において、上記パネル開閉ス
イッチ79の状態がON(パネル開状態)/OFF(パ
ネル閉状態)の何れになっているかを判定する。このス
テップST1において、パネル開閉スイッチ79がON
となっていると判定されたときにはステップST2に進
み、このステップST2にて当該パネル開閉スイッチ7
9がONとなっていることを示す情報としてパネル開フ
ラグの値を”1”に設定する。また、ステップST1に
おいて、パネル開閉スイッチ79がOFFとなっている
と判定されたときにはステップST3に進み、このステ
ップST3にて当該パネル開閉スイッチ79がOFFと
なっていることを示す情報としてパネル開フラグの値
を”0”に設定する。
【0068】次のステップST4では、上記パネル反転
スイッチ70の状態がON(パネル反転状態)/OFF
(パネル非反転状態)の何れになっているかを判定す
る。このステップST4において、パネル反転スイッチ
70がONとなっていると判定されたときにはステップ
ST5に進み、このステップST5にて当該パネル反転
スイッチ70がONとなっていることを示す情報として
パネル反転フラグの値を”1”に設定する。また、ステ
ップST4において、パネル反転スイッチ70がOFF
となっていると判定されたときにはステップST6に進
み、このステップST6にて当該パネル反転スイッチ7
0がOFFとなっていることを示す情報としてパネル反
転フラグの値を”0”に設定する。
【0069】次のステップST7では、上記接眼センサ
78がON(接眼状態)/OFF(離眼状態)の何れに
なっているかを判定する。なお、上記接眼センサ78は
例えばビューファインダ102内部に設けられた赤外線
センサであり、使用者がビューファインダ102に接眼
しているときにはON状態となり、離眼しているときに
はOFF状態となる。このステップST7において、上
記接眼センサ78がONとなっていると判定されたとき
にはステップST8に進み、このステップST8にて当
該接眼センサ78がONとなっていることを示す情報と
して接眼フラグの値を”1”に設定する。また、ステッ
プST7において、接眼センサ78がOFFとなってい
ると判定されたときにはステップST9に進み、このス
テップST9にて当該接眼センサ78がOFFとなって
いることを示す情報として接眼フラグの値を”0”に設
定する。
【0070】上述したようにパネル開フラグとパネル反
転フラグと接眼フラグの各値が設定されると、これら図
1のビデオカメラ60のマイコン63内部に設けられて
いるパネル・EVF制御部68に送られる。
【0071】当該パネル・EVF制御部68は、上記各
フラグに基づいて図13のフローチャートのように各部
を制御する。
【0072】この図13のフローチャートにおいて、先
ず、ステップST11ではパワーセーブモードが前記O
N/OFFの何れのモードに設定されているか否かを判
定する。なお、本実施例システムにおいて、上記パワー
セーブモードを何れのモードに設定するかは、図1に示
すように、例えばビデオカメラ60のソフトキーとして
のモード入力部69によって動作メニュー項目の中から
選択することにより行われ、パワーセーブモードがON
のときは”1”、パワーセーブモードがOFFのとき
は”0”の値を取るフラグ(以下、パワーセーブフラグ
と呼ぶ)が設定される。したがって、当該ステップST
11では、上記パワーセーブフラグの値が”1”又は”
0”の何れであるかを判定する。このステップST11
の判定において、上記パワーセーブフラグの値が”1”
のときはステップST12の処理に進み、”0”のとき
はステップST21の処理に進む。
【0073】上記パワーセーブフラグが”0”のとき、
すなわちパワーセーブモードがOFFになっているとき
に進むステップST21では、前記パネル開フラグの値
が”1”又は”0”の何れの値をとっているかを判定す
る。このステップST21において、上記パネル開フラ
グの値が”0”と判定されたときにはステップST24
に進み、このステップST24にて前記図11に示した
ように前記液晶パネル102をOFFにすると共に前記
ビューファインダ(EVF)101をONにする。一
方、ステップST21において上記パネル開フラグの値
が”1”と判定されたときにはステップST22に進
む。
【0074】このステップST22では、パネル反転フ
ラグの値が”1”又は”0”の何れの値をとっているか
を判定する。このステップST22において、上記パネ
ル反転フラグの値が”0”と判定されたときにはステッ
プST25に進み、このステップST25にて前記図1
1に示したように前記液晶パネル102をONにすると
共に前記ビューファインダ101をOFFにする。一
方、ステップST22において上記パネル開フラグの値
が”1”と判定されたときにはステップST23に進
み、このステップST23にて前記図11に示したよう
に液晶パネル102とビューファインダ101の両方を
ONにする。
【0075】これに対して、上記ステップST11にて
パワーセーブフラグが”1”であると判定されたとき、
すなわちパワーセーブモードがONになっているときに
進むステップST12では、前記パネル開フラグの値
が”1”又は”0”の何れの値をとっているかを判定す
る。このステップST12において、上記パネル開フラ
グの値が”0”と判定されたときにはステップST16
に進み、”1”と判定されたときにはステップST13
に進む。
【0076】上記ステップST12にてパネル開フラグ
の値が”0”であると判定されたときに進むステップS
T16では、前記接眼フラグの値が”1”又は”0”の
何れの値をとっているかを判定する。このステップST
16において、上記接眼フラグの値が”0”と判定され
たときにはステップST18に進み、このステップST
18にて前記図11に示したように液晶パネル102と
ビューファインダ101の両方をOFFにする。一方、
ステップST16において、上記接眼フラグの値が”
1”と判定されたときにはステップST17に進み、こ
のステップST17にて前記図11に示したように液晶
パネル102をOFFにすると共にビューファインダ1
01をONにする。
【0077】また、上記ステップST12にてパネル開
フラグの値が”1”であると判定されたときに進むステ
ップST13では、前記パネル反転フラグの値が”1”
又は”0”の何れの値をとっているかを判定する。この
ステップST13において、上記パネル反転フラグの値
が”0”と判定されたときにはステップST19に進
み、このステップST19にて前記図11に示したよう
に液晶パネル102をONにすると共にビューファイン
ダ101をOFFにする。一方、ステップST13にお
いて、上記パネル反転フラグの値が”1”と判定された
ときにはステップST14に進む。
【0078】このステップST14では、前記接眼フラ
グの値が”1”又は”0”の何れの値をとっているかを
判定する。このステップST14において、上記接眼フ
ラグの値が”0”と判定されたときにはステップST2
0に進み、このステップST20にて前記図11に示し
たように液晶パネル102をONにすると共にビューフ
ァインダ101をOFFにする。一方、ステップST1
4において、上記接眼フラグの値が”1”と判定された
ときにはステップST15に進み、このステップST1
5にて前記図11に示したように液晶パネル102とビ
ューファインダ101の両方をONにする。
【0079】上述した図11〜図13のように、液晶パ
ネル101とビューファインダ102のON/OFF制
御は、具体的には以下の構成により実現されている。
【0080】図1に戻って、ビデオカメラ60には、前
記表示制御回路67からの表示信号に基づいて前記ビュ
ーファインダ102を駆動するEVF駆動回路73と、
同じく表示制御回路67からの表示信号に基づいて前記
液晶パネル101を駆動するLCD駆動回路74と、前
記プラス端子とマイナス端子に接続され、上記EVF駆
動回路73とLCD駆動回路74に電源供給を行うDC
/DCコンバータ77とを備えると同時に、上記液晶パ
ネル101とビューファインダ102のON/OFF制
御を行うための構成として、上記DC/DCコンバータ
77とEVF駆動回路73との間に設けられる切換スイ
ッチ75と、上記DC/DCコンバータ77と上記LC
D駆動回路74との間に設けられる切換スイッチ75
と、前記図11及び図12,図13のフローチャートに
従って上記切換スイッチ75,76のON/OFF制御
を行う前記パネル・EVF制御部68とをも設けられて
いる。
【0081】すなわち、本実施例のビデオカメラ60で
は、上記パネル・EVF制御部68が、切換スイッチ7
5及び76を前記図11〜図13のようにON/OFF
制御することで、上記液晶パネル101とビューファイ
ンダ102の前述したようなON/OFF制御が実現さ
れている。
【0082】このように液晶パネル101とビューファ
インダ102のON/OFF制御がされることで、当該
ビデオカメラ60の消費電力の変化が起こる。
【0083】なお、上述した説明では、バッテリパック
が装着される電子機器としてビデオカメラを例に挙げた
が、本発明で言う電子機器には上記ビデオカメラに限ら
ず、携帯用電話機やパーソナルコンピュータ等の各種電
子機器であって、前記バッテリ残時間等を表示可能な表
示デバイスを有するものであれば、何れのものであって
もよい。
【0084】
【発明の効果】本発明においては、バッテリパックから
のバッテリ残容量情報と充放電電流検出情報とバッテリ
セル電圧検出情報とを受信し、この受信した各情報に基
づいて現在のバッテリ残量を計算し、その計算結果に基
づいてバッテリ残量を表示することにより、バッテリセ
ルの種類や将来のバッテリセルであってもバッテリ残量
の表示が可能となり、また、バッテリの使用可能な残時
間をも表示でき、さらにバッテリ残量の表示精度も向上
させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッテリ残量表示機能付き電子機器及
びバッテリ残量の表示方法が適用されるシステムの一構
成例を示すブロック回路図である。
【図2】表示画面上に表示されるバッテリ残時間の一例
を示す図である。
【図3】バッテリの放電電流積算量と時間との関係を示
す図である。
【図4】バッテリの放電電流積算残量と時間との関係を
示す図である。
【図5】高消費電力時のバッテリの放電電流積算残量と
時間との関係を示す図である。
【図6】残量計算のアルゴリズムを示すフローチャート
である。
【図7】バッテリパックの具体的構成例を示す回路図で
ある。
【図8】液晶パネルを閉じた状態のビデオカメラの外観
図である。
【図9】液晶パネルを開いた状態のビデオカメラの外観
図である。
【図10】液晶パネルを反転した状態のビデオカメラの
外観図である。
【図11】液晶パネルとビューファインダのON/OF
F制御の説明に用いる図である。
【図12】フラグの生成フローチャートである。
【図13】液晶パネルとビューファインダのON/OF
F制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 バッテリパック、 10 マイコン、 18 電圧
検出回路 19 温度センサ、 20 バッテリセル、
60 ビデオカメラ、 63 マイコン、64 表示
デバイス、 65 通信回路、 66 計算回路、 6
7 表示制御回路、 68 パネル・EVF制御部、
69 モード入力部、 70 パネル反転スイッチ、
71 情報生成回路、 72 通信回路、 73 EV
F駆動回路、 74 LCD駆動回路、 75,76
切換スイッチ、 79 パネル開閉スイッチ、 78
接眼センサ、 80 充放電電流検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津末 陽一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ残容量情報と、充放電電流検出
    情報と、バッテリセル電圧検出情報とを出力するバッテ
    リパックが装着され、 上記バッテリパックからの上記各情報を受信する通信手
    段と、 上記通信手段により受信された上記バッテリパックから
    の上記各情報に基づいて現在のバッテリ残量を計算する
    演算手段と、 上記演算手段からの上記バッテリ残量を表示する表示手
    段とを有することを特徴とするバッテリ残量表示機能付
    き電子機器。
  2. 【請求項2】 上記バッテリパックからはバッテリ残量
    計算のときの補正係数の情報が出力され、 上記演算手段は、上記補正係数により補正されたバッテ
    リ残量を計算することを特徴とする請求項1記載のバッ
    テリ残量表示機能付き電子機器。
  3. 【請求項3】 上記バッテリパックのバッテリ残容量情
    報は、放電電流積算残量情報であり、上記演算手段によ
    り算出されるバッテリ残量はバッテリ使用の残時間であ
    ることを特徴とする請求項1記載のバッテリ残量表示機
    能付き電子機器。
  4. 【請求項4】 上記表示手段には、使用可能なバッテリ
    残時間を示す数字及び/又はバッテリ満充電状態でのバ
    ッテリ残時間に対する割合を、上記バッテリ残量として
    表示することを特徴とする請求項1記載のバッテリ残量
    表示機能付き電子機器。
  5. 【請求項5】 上記表示手段は、液晶パネル及び/又は
    ビューファインダを有してなることを特徴とする請求項
    1記載のバッテリ残量表示機能付き電子機器。
  6. 【請求項6】 上記表示手段は液晶パネル及びビューフ
    ァインダを有し、 上記液晶パネル又はビューファインダの何れか一方又は
    両方を使用する使用モードの選択を行う選択制御手段を
    設けてなることを特徴とする請求項1記載のバッテリ残
    量表示機能付き電子機器。
  7. 【請求項7】 バッテリパックに内蔵されたバッテリセ
    ルのバッテリ残容量情報と、充放電電流検出情報と、バ
    ッテリセル電圧検出情報とを上記バッテリパックからバ
    ッテリを使用する電子機器側に送信し、 電子機器側では、上記送信されたバッテリ残容量情報
    と、充放電電流検出情報と、バッテリセル電圧検出情報
    とに基づいて、現在のバッテリ残量を計算により求め、 計算されて得られたバッテリ残量を表示手段に表示する
    ことを特徴とするバッテリ残量の表示方法。
  8. 【請求項8】 上記バッテリパックからはバッテリ残量
    計算のときの補正係数の情報が出力され、 上記電子機器側では、上記補正係数により補正されたバ
    ッテリ残量を計算することを特徴とする請求項7記載の
    バッテリ残量の表示方法。
  9. 【請求項9】 上記バッテリパックのバッテリ残容量情
    報は、放電電流積算残量情報であり、上記計算により求
    められるバッテリ残量は上記電子機器によるバッテリ使
    用の残時間であることを特徴とする請求項7記載のバッ
    テリ残量の表示方法。
  10. 【請求項10】 使用可能なバッテリ残時間を示す数字
    及び/又はバッテリ満充電状態でのバッテリ残時間に対
    する割合を、上記バッテリ残量として表示することを特
    徴とする請求項7記載のバッテリ残量の表示方法。
  11. 【請求項11】 上記表示は液晶パネル及び/又はビュ
    ーファインダに対して行うことを特徴とする請求項7記
    載のバッテリ残量の表示方法。
  12. 【請求項12】 上記表示は液晶パネル及び/又はビュ
    ーファインダに対して行い、 上記液晶パネル又はビューファインダの何れか一方又は
    両方を使用する使用モードの選択を行うことを特徴とす
    る請求項7記載のバッテリ残量の表示方法。
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