JPH0622473A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JPH0622473A
JPH0622473A JP4175414A JP17541492A JPH0622473A JP H0622473 A JPH0622473 A JP H0622473A JP 4175414 A JP4175414 A JP 4175414A JP 17541492 A JP17541492 A JP 17541492A JP H0622473 A JPH0622473 A JP H0622473A
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JP
Japan
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unit
power
power supply
electric
capacity
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JP4175414A
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English (en)
Inventor
Takashi Okamoto
隆司 岡本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器を運転中に突発的な停電事故が起き
た際に、電気機器に対し引き続き電力を供給することが
でき、かつ電気機器ユーザがあとどのくらいの時間、電
力供給を受けることができるかが分かる無停電電源装置
を得る。 【構成】 交流を直流に整流する整流回路2と、前記整
流された直流を蓄電器4に充電する充電回路3と、前記
直流を交流に変換するインバータ5とを備えた無停電電
源装置1に、前記電気機器の消費電力を計測する電力計
測部12と、前記電気機器の運転に必要な電圧又は電流
を記録した記録部14と、前記蓄電器4の容量を計測す
る容量計測部13と、残存電力供給時間を計算する計算
部15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運転中の電気機器に
停電事故が発生しても、電力を供給する無停電電源装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発明の便宜上、以下電気機器が計算機シ
ステムの場合を例にとって述べる。図15は、例えば特
開平1−287722号公報に示された従来の無停電電
源装置の構成図である。図15において、1は計算機シ
ステムに接続された無停電電源装置、2は商用電源から
の供給電圧を直流電圧に変換する整流回路、3は変換さ
れた直流電圧を充電する充電回路、4は直流電圧を蓄電
する蓄電器、5は直流を交流に変換するインバータ、6
は電力供給を受ける計算機システム、7は計算機システ
ム6から送られてくるデータに応じて変化する予告設定
電圧10を出力する予告信号設定部、8は蓄電器4から
のバックアップ電圧9と予告信号設定部7から出力され
た可変の予告設定電圧10とを比較し、バックアップ電
圧9が予告設定電圧10以下になったときに予告信号1
1を計算機システム6に出力する予告信号発生部であ
る。また、充電回路3には商用電源の停電時に蓄電器4
に蓄電されたバックアップ電圧をインバータ5へ送出す
るダイオードが設けられている。
【0003】従来の無停電電源装置は、商用電源がまだ
停電していない正常時においては、商用電源からの供給
電圧は整流回路2で直流電圧に整流され、さらにインバ
ータ5で再度交流電圧に変換されて計算機システム6に
供給される。この商用電源から計算機システム6への電
力供給時、整流回路2から出力された直流電圧は充電回
路3を介して蓄電器4に蓄電される。また、商用電源が
停電した場合においては、図示されていない停電検知部
が停電を検知し、図示されていない電力供給スイッチを
商用電源側から蓄電器側に切り替えることにより、蓄電
器4からのバックアップ電圧9がインバータ5を経由
し、計算機システム6に供給されるが、図16に示すよ
うに、バックアップ電圧9が時間の経過とともに予告設
定電圧10以下になった場合、予告信号発生部8は予告
信号11を計算機システム6に出力する。ここで、計算
機システム6は予告信号11を受け取ると停止シーケン
スを実行し、バックアップ不能に陥る前に必要なデータ
を図示しない補助記憶装置に移し変えることによりデー
タ破壊を未然に防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の無停電電源装置
は、バックアップ電圧9がある一定値まで降下し予告設
定電圧10以下になったときに、計算機システム6を停
止させる予告信号11を出すだけであったので、計算機
システムユーザにとってみれば、計算機システム6が停
止することは通知されるが、いつ停止するかが分からな
かった。その結果、計算機システム6が稼働不可能とな
る電圧低下まである程度の時間の余裕がある場合でも計
算機システムユーザはその時点で実行中のプロセスを途
中で中断することを迫られ、余裕をもって停止処理を行
なうことが困難であった。
【0005】また従来の装置では、1台の接続のみを考
慮しており、複数の計算機システムを接続する場合は、
全計算機システムを同じ時期に停止する以外に方法が存
在しなかった。従って、計算機システムユーザによる停
止命令入力から計算機システムが停止するまでのいわゆ
る停止処理時間が異なる複数の計算機システムを接続し
た場合、それぞれの計算機システムが実行しているプロ
セスを区切りのよい段階で終了することができず、接続
された複数の計算機システムの中で停止処理時間が最長
のものに合わせて停止しなければならず、蓄電器を有効
に利用できなかった。そのため、電力供給の必要度合の
高い計算機システムも低い計算機システムも同じ時間に
停止させなければならないという問題もあった。さら
に、停止予告信号発生後の計算機システムの停止に伴う
蓄電器の電圧変動に対処できなかった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであって、電気機器ユーザにとってみれ
ば、あとどれくらいの時間使用できるかが明確となる、
また、蓄電器から電力供給されている電気機器群の中で
ある電気機器が停止した際に蓄電器に生ずる電圧変動に
対処できる、また、必要な電気機器のみを優先的に通電
することが可能となり、さらに、自動的に停止命令を送
って電気機器を停止することができ、蓄電器の有効利用
が可能となる無停電電源装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る無停電
電源装置は、電気機器の消費電力を計測する電力計測部
と、前記電気機器の運転必要電圧または運転必要電流を
記録する記録部と、無停電電源装置の蓄電器の残存容量
を計測する容量計測部と、前記電力計側部と前記記録部
と前記容量計測部の各結果に基づいて残存電力の供給時
間を計算する計算部を有したものである。
【0008】また、第2の発明に係る無停電電源装置
は、複数の電気機器が接続されている場合に、電気機器
の個々の消費電力を計測する電力計測部と、前記電気機
器の個々の運転必要電圧または運転必要電流を記録する
記録部と、無停電電源装置の蓄電器の残存容量を計測す
る容量計測部と、前記電力計測部と前記記録部と前記容
量計測部の各結果に基づいて残存電力の供給時間を求め
る計算部を有し、残存電力供給時間を繰り返し計算する
ものである。
【0009】また、第3の発明に係る無停電電源装置
は、複数の電気機器が接続されている場合に、電気機器
の個々の消費電力を計測する電力計測部と、前記電気機
器の個々の運転必要電圧または運転必要電流を記録する
記録部と、無停電電源装置の蓄電器の残存容量を計測す
る容量計測部と、前記電力計側部と前記記録部と前記容
量計測部の各結果に基づいて残存電力の供給時間を計算
する計算部と、前記電気機器の運転停止状態を検知する
運転停止調査部を有したものである。
【0010】また、第4の発明に係る無停電電源装置
は、第1の発明ないし第3の発明に係る無停電電源装置
にさらに、計算した残存電力供給時間を電気機器へ通知
する通信部を有したものである。
【0011】また、第5の発明に係る無停電電源装置
は、第1の発明ないし第3の発明に係る無停電電源装置
にさらに、複数の電気機器の停止順位を記録した停止順
位記録部を設け、前記停止順位記録部の記録結果に従
い、前記停止順に前記複数の電気機器に停止命令を発す
る停止命令制御部を有したものである。
【0012】また、第6の発明に係る無停電電源装置
は、複数の電気機器が接続されている場合に、電気機器
の個々の消費電力を計測する電力計測部と、前記電気機
器の個々の運転必要電圧または運転必要電流を記録する
記録部と、無停電電源装置の蓄電器の残存容量を計測す
る容量計測部と、前記電気機器の運転の優先順位及び前
記電気機器の運転を維持すべき時間を記録した運転優先
順位記録部と、前記運転優先順位記録部と前記電力計測
部と前記容量計測部と前記記録部の各結果に基づき、蓄
電器の容量の範囲内で運転を優先する電気機器に電力を
供給する電力制御部を有したものである。
【0013】
【作用】上記のように構成された無停電電源装置は、電
力計測部と容量計測部と記録部の各結果に基づいて、計
算部において、停電発生時に現在の時刻からあとどれ位
の時間蓄電器から電力が供給されるか、又は蓄電器がい
つまで電力を供給することが可能かということを計算す
る。
【0014】また、複数の接続された電気機器のうち、
一部の電気機器が途中で運転を停止し蓄電器の電圧降下
の様子が変化した場合においても、繰り返し計算を行な
うことにより、停電発生時に現在の時刻からあとどれ位
の時間蓄電器から電力が供給されるか、又は蓄電器がい
つまで電力を供給することが可能かということを計算す
る。
【0015】また、複数の接続された電気機器のうち、
一部の電気機器が途中で運転を停止した場合において
も、運転停止調査部が運転停止を検知して、再計算を行
なうことにより、残りの運転中の電気機器に現在の時刻
からあとどれくらいの時間蓄電器から電力が供給される
か、又は蓄電器がいつまで電力を供給することが可能か
ということを計算する。
【0016】また、停電発生時に現在の時刻からあとど
れ位の時間蓄電器から電力が供給されるか、又は蓄電器
がいつまで電力を供給することが可能かということを、
通信部を介して電気機器に通知する。
【0017】また、電気機器ユーザが多数の電気機器を
運転中に突発的な停電事故が起こった場合に、停止順位
記録部の記録結果に基づいて停止命令制御部が停止命令
を送信する。
【0018】また、電力計測部と容量計測部と記録部と
運転優先順位記録部の各結果に基づいて、電力制御部に
おいて蓄電器の容量の範囲内で運転を維持したい電気機
器の運転を必要時間維持できる電力容量の優先確保を行
う。
【0019】
【実施例】
実施例1 図1は本発明にかかる実施例1の構成を示す図であり、
図2は停電発生時における蓄電器の電圧降下の様子をタ
イムチャートとして示した図、図3は停電時における実
行手順をフローチャートとして示した図である。図1に
おいて、1〜6は前記従来装置と同等のものである。1
2は計算機システム6の消費電力を計測する電力計測
部、13は蓄電器4の残存容量を計測する容量計測部、
14は計算機システム6の運転に必要な最低電圧を予め
記録してある記録部、15は残存電力の供給時間を計算
する計算部である。
【0020】本実施例における無停電電源装置は、商用
電源がまだ停電していない正常時においては、前記特開
平1−287722号公報に示された従来の無停電電源
装置と同様な動作を行なう。商用電源が停電した状態に
おいては、図3に示す流れで処理を行なう。すなわち、
まず運転最低電圧調査ステップ16を行なう。これは図
1において、計算機システム6の運転に必要な最低電圧
が予め記録部14に記録されているので、その記録内容
を残存電力の供給時間の計算を行う計算部15へ送信す
ることである。次に蓄電器容量計測ステップ17を行な
う。これは図1において、停電時に蓄電器4からインバ
ータ5を介して計算機システム6へ電力を供給すること
により、時間を経るにしたがって蓄電器4の電圧は降下
していくので、蓄電器4の電圧を容量計測部13で計測
を行ない、その結果を計算部15へ送信することであ
る。さらに、計算機消費電力計測ステップ18を行な
う。これは図1において、電力供給中の計算機システム
6の消費電力を電力計測部12で計測し、その結果を計
算部15へ送信することである。そしてこれら3つの結
果から、電力供給時間計算19を行なう。これは図1に
おいて、計算部15で、上記3つの送信された結果に基
づいてあとどれ位の時間で記録部14に記録された電圧
に降下するかを計算する。例えば、停電時に電力供給中
の蓄電器4は、図2に示すような時々刻々の電圧降下の
様子を示す。図2において、停電発生時の蓄電器4のバ
ックアップ電圧から計算機運転最低電圧に降下するまで
の時間は、蓄電器4に蓄電されたバックアップ電圧と計
算機運転最低電圧までの電圧降下(計算機システム6の
消費電力)により算出できるので、蓄電器4の電力供給
時間がわかる。
【0021】前記のように構成された無停電電源装置に
おいては、電力計測部12、容量計測部13、記録部1
4、計算部15を設けることにより、停電発生時に現在
の時刻からあとどれ位の時間、蓄電器4から電力供給さ
れるかということが計算できる。計算部15に改良を加
えることによって、電力供給中の蓄電器4が電力供給を
停止する時刻を算出することができるということはいう
までもない。
【0022】実施例2 図4は本発明にかかる実施例2の構成を示す図であり、
図5は停電発生時における蓄電器の電圧降下の様子をタ
イムチャートとして示した図、図6は停電時における実
行手順をフローチャートとして示した図である。本実施
例では、例えば2台の計算機システムに接続した場合の
実施例を示す。無停電電源装置の停電発生前の正常時の
動作、停電発生後の動作は実施例1と同様であり、構成
も実施例1と同様である。本実施例に示した無停電電源
装置は、停電発生時においては図6に示すように、運転
最低電圧調査ステップ16から電力供給時間計算19ス
テップまで図3と同様な動作をするが、その動作を繰り
返し実施している。
【0023】このように、繰り返し計算を行うことによ
り、停電発生中に現在の時刻からあとどれ位の時間、蓄
電器4から電力供給されるかということがリアルタイム
で計算できるので、図5に示すように途中で計算機シス
テムのうちの1台が停止し、蓄電器4の電圧降下の傾き
が変化しても、残りの計算機システムの消費電力を計測
することにより、電力供給時間を計算することができ
る。
【0024】前記のように構成された無停電電源装置
は、図6に示した処理フローを行うことにより、停電発
生中に現在の時刻からあとどれ位の時間、蓄電器4から
電力供給されるかということがリアルタイムで計算でき
るので、複数の接続された計算機システムのうち、一部
の計算機システムが途中で運転を停止した場合において
も、引き続き計算を行うことができる。本実施例におい
ても、計算部15に改良を加えることによって、電力供
給中の蓄電器4が電力供給を停止する時刻を算出するこ
とができるということはいうまでもない。
【0025】実施例3 図7は本発明にかかる実施例3の構成を示す図であり、
基本構成は前記実施例2と同様である。ただし、本実施
例では図7に示すように、電力計測部12と6の計算機
システムA、Bの間に運転停止調査部20を設けている
点が異なる。本実施例に示す無停電電源装置は、停電発
生当初においては接続されている6の計算機システム
A、B双方に電力を供給し、図3に示す処理フローと同
様な処理を行う。すなわち、図3において、運転最低電
圧調査ステップ16で接続された計算機システム6の運
転に必要な最低電圧を調べ、蓄電器容量計測17におい
てその時点での蓄電器4の容量を調べ、計算機消費電力
計測ステップ18において接続されている計算機システ
ム6の消費電力を調べ、最後に電力供給時間計算ステッ
プ19においてこれら3つの結果からあとどれ位の時間
蓄電器4は電力を供給するかを計算して終了する。そし
て、この電力供給の最中に停止した計算機システムがあ
ると、図7の運転停止調査部20は停止を検知し、再度
図3に示す処理フローと同様な処理を行い、電力供給時
間を計算する。この図3に示す操作を、図7の運転停止
調査部20が接続された計算機システムの中で運転を停
止したものが現れる度に行い、電力供給時間を計算す
る。
【0026】前記のように構成された無停電電源装置に
おいては、運転停止調査部20を設けることにより、複
数の計算機システム6に電力供給を行っている場合にお
いても、その中の一部が運転を停止した際の時刻を検知
することができ、その停止した時刻から蓄電器4があと
どれ位の時間電力を供給することができるかを算出する
ことができるので、計算機ユーザはその間、必要な退避
処理、プロセス終了等の操作を余裕を持って行うことが
できる。本実施例においても、計算部15に改良を加え
ることによって、電力供給中の蓄電器4が電力供給を停
止する時刻を算出することができることはいうまでもな
い。
【0027】実施例4 前記実施例1〜3によれば、無停電電源装置と計算機シ
ステムが互いに比較的近い場所にある場合には、突発的
な停電事故が起こっても計算機システムユーザは事故発
生、電力供給時間を知って、必要な処理を行うための各
種の操作を行うことができる。しかし、無停電電源装置
と計算機システムが互いに比較的遠い場所にある場合に
は、突発的な停電事故が起こった際には計算機システム
ユーザは事故発生、電力供給時間を知ることができず、
必要な処理を行うための各種の操作が遅れてしまうこと
がある。実施例4はかかる事態を回避することを目的と
する。
【0028】図8は本発明にかかる実施例4の構成を示
す図である。本実施例の基本構成は実施例1と同様であ
るが、計算部15と計算機システム6との間に通信部2
1を設けている点が異なる。無停電電源装置の停電発生
前の正常時の動作、停電発生後の動作は実施例1と同様
である。ただし、本実施例においては、図8において通
信部21を設けているため、計算部15で計算した結果
がただちに通信部21を介して計算機システム6へ通知
されるという特徴がある。
【0029】前記のように構成された無停電電源装置
は、図8に示すように通信部21を設けることにより、
無停電電源装置1と計算機システム6が互いに比較的遠
い場所にある場合に、突発的な停電事故が起こった際に
おいても、現在の時刻からあとどれ位の時間、蓄電器4
から給電されるかということが計算機システム6に通知
されるので、計算機システムユーザは必要な処理を行う
ための各種の操作が遅れてしまうということはない。本
実施例においても、計算部15に改良を加えることによ
って、電力供給中の蓄電器4が電力供給を停止する時刻
を算出することができるので、その時刻を通知すること
も可能であることはいうまでもない。
【0030】実施例5 例えば、計算機システムユーザが多数の計算機システム
を同時に運転している最中に突発的な停電事故が発生し
た場合、計算機システムユーザは多数の計算機システム
を急いで停止させるべく、迅速な対応を求められる。実
施例5はかかる事態において、計算機システムユーザを
支援することを目的とする。図9は本発明にかかる実施
例5の構成を示す図であり、図10は本実施例の実行手
順を示したフローチャートである。本実施例では、従来
の無停電電源装置に図9に示すように、停止させる計算
機システムの停止に要する時間、すなわち停止命令入力
から実際に停止するまでの時間及び停止の順を記録した
停止順位記録部22と、前記停止順位記録部22の結果
に基づき、停止に要する時間を遡って停止順に停止命令
を発する停止命令制御部23を有する。
【0031】本実施例においては、図10において、停
止必要時間・停止順記録調査ステップ24が行われる。
これは図9において、停止順位記録部22には予め、停
止させる計算機システムの、停止命令入力から実際に停
止するまでの停止に要する時間及び停止順が記録されて
いるので、その結果を停止命令制御部23に取り込むこ
とである。そして、次に停止命令制御ステップ25を行
う。これは図9において、停止順位記録部22の情報か
ら、停止命令制御部23において停止に要する必要時間
を遡って停止命令を発することである。停止命令を受け
取った計算機システムは、順次停止処理を開始して停止
する。
【0032】前記のように構成された無停電電源装置に
おいては、停止順位記録部22、停止命令制御部23を
設けることにより、計算機システムの停止順に従い、停
止に要する時間を遡って計算機システムに停止命令を送
って停止させるので、計算機システムユーザが多数の計
算機システムを運転中に突発的な停電電故が起こった際
にも、計算機システムユーザは多数の計算機システムの
停止処理に戸惑わされることなく、自動的に停止させる
ことができる。また、運転を継続させておくことがあま
り重要でない計算機システムを先に停止させることが可
能となり、蓄電器4を効率よく使用できる。
【0033】実施例6 計算機システム群の中で停電発生時において、どうして
もある時間運転させておきたい計算機システムがある場
合には、蓄電器の容量に余裕がある限り優先的に電力を
供給する必要がある。本実施例はかかる事態において、
必要な計算機システムに対し優先的に電力を供給するこ
とを目的とする。図11は本発明にかかる実施例6の構
成を示す図であり、図12は停電発生時における処理手
順を示したフローチャート、図13は図12中の給電制
御28の内容を示したものである。本実施例の基本構成
は、実施例2と同様である。ただし、本実施例において
は、図11においてインバータ5から電力制御部27を
介して計算機システム6に電力を供給している点、電力
制御部27は電力計測部12、容量計測部13、記録部
14、運転優先順位記録部26の内容に基づいて計算機
システム6に電力を供給する点、計算部15がない点が
異なる。本実施例において、すなわち図12で計算機消
費電力計測18までの段階は実施例2と同様である。本
実施例では、さらに次のような給電制御28の操作が行
われる。
【0034】給電制御ステップ28すなわち、図13の
段階においては、まず、運転を優先する計算機の調査ス
テップ29が行われる。これは図11の運転優先順位記
録部26に、運転を優先させる計算機システムの順とそ
の最低運転維持時間が、例えば図14に示すように予め
記録されているので、その内容を電力制御部27に取り
込むことである。また、さらに消費電力計測部12、容
量計測部13、記録部14のそれぞれの情報が電力制御
部27へ取り込まれた後、電力制御部27において、計
算機の運転維持容量の計算ステップ30で調査された計
算機システム6の最低運転時間分の運転維持に必要な電
力容量を計算する。これは前記最低運転維持時間と前記
電力計測部12の結果から計算できる。
【0035】図13の容量比較ステップ31から次期対
象計算機がある?34までは運転を維持する優先順位第
1位の計算機システムに対して行った後、第2位、第3
位の計算機システムに対しても同様に行う。すなわち、
まず運転優先順位第1位の計算機システムについて、そ
の計算機システムの最低運転維持時間に必要な電力容量
と蓄電器4の電力容量を残存容量比較31で比較し、不
足する?32で蓄電器4の電力容量の方が大きければ、
第1位の計算機システムの電力容量を確保すべく、電力
容量確保ステップ33で、蓄電器4の電力容量から第1
位の計算機システムの最低運転維持時間に必要な電力容
量を差し引く計算を行い、その残った量を蓄電器4の新
たな電力容量とする。一方、不足する?32で蓄電器4
の電力容量の方が小さければ、蓄電器4の電力容量に余
裕がないので、運転の優先順位に沿った蓄電器4に対す
る容量の確保は行わない。第1位の計算機システムに対
して行った後、第2位、第3位、・・・の計算機システ
ムに対しても順に同様な操作を蓄電器4の残存容量に余
裕がある限り順に行い、余裕がなくなった時点でそれ以
下の順位の計算機システムへの電力容量確保は行わず、
電力供給を停止する。
【0036】前記のように構成された無停電電源装置に
おいては、電力制御部27を設けることにより、電力計
測部12と容量計測部13と記録部14と運転優先順位
記録部26の各結果から電力制御部27において、蓄電
器4の容量の範囲内で運転を優先的に維持したい計算機
システムの運転を最低限必要な時間維持できる電力容量
の確保が可能となるので、その間計算機システムユーザ
は、実行中のプロセス終了、ファイルセーブ等の処理を
余裕を持って実行できる。
【0037】
【発明の効果】これらの発明は、以上説明したように構
成されているので、以下に記載されるような効果が得ら
れる。
【0038】第1の発明によれば、電力計測部と容量計
測部と記録部と計算部の各結果に基づき、停電発生時の
時刻から、あとどれ位の時間、又はいつの時刻まで蓄電
器が電力を供給することが可能かを計算することができ
る。
【0039】また、第2の発明によれば、接続された複
数の電気機器のうち、一部の電気機器が途中で運転を停
止した場合においても、繰り返し計算を行うことによ
り、停電発生時に現在の時刻からあとどれ位の時間蓄電
器から電力が供給されるか、又は蓄電器がいつまで電力
を供給することが可能かということを計算することがで
きる。
【0040】また、第3の発明によれば、複数の接続さ
れた電気機器のうち、一部の電気機器が途中で運転を停
止した場合においても、運転停止調査部が運転停止を検
知し、再度計算を行うことにより、残りの運転中の電気
機器に、あとどれ位の時間蓄電器から電力が供給される
か又は蓄電器がいつまで電力を供給することが可能かと
いう時刻を計算することができる。
【0041】また、第4の発明によれば、停電発生時に
現在の時刻からあとどれ位の時間蓄電器から電力が供給
されるか、又は蓄電器がいつまで電力を供給することが
可能かということを通信部を介して電気機器に通知する
ことにより、電気機器ユーザに報告が遅れるということ
がない。
【0042】また、第5の発明によれば、電気機器ユー
ザが多数の電気機器を運転中に突発的に停電事故が起こ
った場合に、停止順位記録部の記録結果に基づいて停止
命令制御部が停止命令を送信することにより、電気機器
ユーザは多数の電気機器の停止処理に戸惑わされること
なく、自動的に停止させることができる。
【0043】また、第6の発明によれば、電力計測部と
容量計測部と記録部と優先順位記録部の各結果に基づ
き、電力制御部において蓄電器の容量の範囲内で運転を
維持したい電気機器の運転を最低限維持できる電力容量
の優先確保が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施例1の無停電電源装置
の構成を示す構成図である。
【図2】図2は、この発明の実施例1の停電発生時にお
ける蓄電器の電圧降下の様子を示したタイムチャート図
である。
【図3】図3は、この発明の実施例1の停電発生時にお
ける処理の手順を示したフローチャート図である。
【図4】図4は、この発明の実施例2の無停電電源装置
の構成を示す構成図である。
【図5】図5は、この発明の実施例2の停電発生時にお
ける蓄電器の電圧降下の様子を示したタイムチャート図
である。
【図6】図6は、この発明の実施例2の停電発生時にお
ける処理の手順を示したフローチャート図である。
【図7】図7は、この発明の実施例3の無停電電源装置
の構成を示す構成図である。
【図8】図8は、この発明の実施例4の無停電電源装置
の構成を示す構成図である。
【図9】図9は、この発明の実施例5の無停電電源装置
の構成を示す構成図である。
【図10】図10は、この発明の実施例5の停電発生時
における処理の手順を示したフローチャート図である。
【図11】図11は、この発明の実施例6の無停電電源
装置の構成を示す構成図である。
【図12】図12は、この発明の実施例6の停電発生時
における処理の手順を示したフローチャート図である。
【図13】図13は、図12中の給電制御28の内容を
示したものである。
【図14】図14は、図11の運転優先順位記録部26
の記録内容の例を示した図である。
【図15】図15は、従来の無停電電源装置の構成を示
す構成図である。
【図16】図16は、従来の無停電電源装置の停電発生
時における処理の手順を示したフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 無停電電源装置 2 整流回路 3 充電回路 4 蓄電器 5 インバータ 6 計算機システム 7 予告信号設定部 8 予告信号発生部 9 バックアップ電圧 10 予告設定電圧 11 予告信号 12 電力計測部 13 容量計測部 14 記録部 15 計算部 16 運転最低電圧調査 17 蓄電器容量計測 18 計算機消費電力計測 19 電力供給時間計算 20 運転停止調査部 21 通信部 22 停止順位記録部 23 停止命令制御部 24 停止必要時間・停止順記録調査 25 停止命令制御 26 優先順位記録部 27 電力制御部 28 給電制御 29 運転を優先する計算機の調査 30 計算機の運転維持容量の計算 31 容量比較 32 不足する? 33 電力容量確保 34 次期対象計算機がある? 35 容量の確保されない計算機への給電停止

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流を直流に整流する整流回路と、前記
    整流回路からの直流出力により蓄電器を充電する充電回
    路と、前記整流回路の直流出力を交流に変換するインバ
    ータとを備え電気機器へ電力を供給する無停電電源装置
    において、前記電気機器の消費電力を計測する電力計測
    部と、前記電気機器の運転に必要な電圧又は電流を予め
    記録した記録部と、前記蓄電器の残存容量を計測する容
    量計測部と、前記電力計測部の計測結果と前記記録部の
    記録結果と前記容量計測部の計測結果に基づき、停電発
    生時から残存電力供給時間又は残存電力供給可能終了時
    刻を計算する計算部を有することを特徴とする無停電電
    源装置。
  2. 【請求項2】 交流を直流に整流する整流回路と、前記
    整流回路からの直流出力により蓄電器に充電する充電回
    路と、前記整流回路の直流出力を交流に変換するインバ
    ータとを備え複数の電気機器へ電力を供給する無停電電
    源装置において、前記複数の電気機器の消費電力を計測
    する電力計測部と、前記複数の電気機器の運転に必要な
    電圧又は電流を予め記録した記録部と、前記蓄電器の残
    存容量を計測する容量計測部と、前記電力計測部の計測
    結果と前記記録部の計測結果と前記容量計測部の計測結
    果に基づき、停電発生時から残存電力供給時間又は電力
    供給可能終了時刻を繰り返し計算する計算部を有するこ
    とを特徴とする無停電電源装置。
  3. 【請求項3】 交流を直流に整流する整流回路と、前記
    整流回路からの直流出力により蓄電器に充電する充電回
    路と、前記整流回路の直流出力を交流に変換するインバ
    ータとを備え複数の電気機器へ電力を供給する無停電電
    源装置において、前記複数の電気機器の消費電力を計測
    する電力計測部と、前記複数の電気機器の運転に必要な
    電圧又は電流を予め記録した記録部と、前記蓄電器の残
    存容量を計測する容量計測部と、前記複数の電気機器の
    運転停止状態を検知する運転停止調査部を有し、前記電
    力計測部の計測結果と前記記録部の記録結果と前記容量
    計測部の計測結果と前記運転停止調査部の検知結果に基
    づき、前記各電気機器の運転が停止する度に残存電力供
    給時間又は残存電力供給可能終了時刻を計算する計算部
    を有することを特徴とする無停電電源装置。
  4. 【請求項4】 計算部で計算された前記残存電力供給時
    間又は前記電力供給可能終了時刻を前記電気機器へ通知
    する通信部を有することを特徴とする請求項第1項ない
    し第3項のいずれかに記載の無停電電源装置。
  5. 【請求項5】 複数の電気機器の停止順位を記録した停
    止順位記録部と、前記停止順位記録部の記録結果に基づ
    いて前記複数の電気機器へ停止命令を発する停止命令制
    御部を有することを特徴とする請求項第1項ないし第3
    項のいずれかに記載の無停電電源装置。
  6. 【請求項6】 交流を直流に整流する整流回路と、前記
    整流回路からの直流出力により蓄電器に充電する充電回
    路と、前記整流回路の直流出力を交流に変換するインバ
    ータとを備え複数の電気機器へ電力を供給する無停電電
    源装置において、前記複数の電気機器の消費電力を計測
    する電力計測部と、前記複数の電気機器の運転に必要な
    電圧又は電流を予め記録した記録部と、前記蓄電器の残
    存容量を計測する容量計測部と、前記複数の電気機器の
    運転を優先させる順位及び運転を維持すべき時間を記録
    した運転優先順位記録部と、前記電力計測部の計測結果
    と前記記録部の記録結果と前記容量計測部の計測結果と
    前記優先順位記録部の記録結果に基づいて前記蓄電器の
    残存容量の範囲内で運転を優先させる電気機器に電力を
    供給する電力制御部を有することを特徴とする無停電電
    源装置。
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