JP4686320B2 - 紙葉類の結束装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣などの紙葉類を判別して区分処理する紙葉類処理装置の結束装置に関し、特に、施封された紙葉類の把を積層して結束帯で熱接着する際、加熱された糊の固着を早めるため冷却するようにした紙葉類の結束装置に関する。
紙葉類処理装置は、搬送される紙葉類を判別して区分集積し、100枚毎に紙帯(以下、小帯と称する。)で施封して把を放出する。結束装置は、この放出された把を10把積層して(以下、10把積層された把を束と称する。)、結束帯(以下、大帯と称する。)で十文字に巻きつけて結束する。この結束方法として、束に大帯を巻きつけ、巻き付けた大帯の重ね合わされた部分にヒータを押し付け、大帯に塗布された糊が熱によって溶けて相手側の大帯に浸透し、冷却されることによって接着力が生じる方法が知られている。
また、この冷却方法に関して、ヒータを大帯に押し付けた後、ヒータを後退させて時間をおき、自然に冷却させるか、又は冷却風を直接接合面に当てることで帯を冷却して接着していた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−193209号公報 (第1頁、図15)
しかしながら、特許文献1記載の紙葉類結束装置では、ヒータの押し付け後、ヒータを後退させたとき、大帯同士を押し付ける力がなくなるため、この状態で大帯を冷却させても十分な接着がおこなわれないという課題があった。さらに、冷却風による大帯の冷却は、短時間に均一な冷却ができないため、その冷却効果が十分でないという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、大帯の重なり部分をずれないように押圧し、この押圧した近傍をヒータで加熱・圧着した後、冷却部材で冷却することによって、束を安定して結束できるようにした紙葉類の結束装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の紙葉類の結束装置は、紙葉類を結束帯で巻回し、当該結束帯の重なり部分をヒータで加熱・圧着することによって前記紙葉類を結束する紙葉類の結束装置であって、前記結束帯の重なり部分をずれないように押圧する押圧手段と、この押圧手段によって押圧された部分の近傍を加熱・圧着するヒータと、このヒータによる加熱・圧着後、当該加熱・圧着部分に面接触して、当該加熱部分の熱を吸熱する吸熱手段と、この吸熱手段で吸熱した熱を放熱する放熱手段と、を備え、前記押圧手段は、前記結束帯の重なり部分を押圧する押さえ部材と、この押さえ部材を初期位置から移動する移動手段と、を有し、前記ヒータは、前記押さえ部材が押圧する近傍を均等に加熱・圧着する加熱部と、この加熱部を初期位置から移動する移動手段と、を有し、前記吸熱手段は、熱伝導性を有する材質で構成され、前記ヒータが加熱・圧着した部分に面接触する吸熱接触部と、この吸熱接触部を初期位置から移動する移動手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、結束帯同士を接着する部分を押さえ部材で押さえ、かつ、ヒータで加熱した後を冷却部材で冷却することによって、束を安定して結束できる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例による結束装置の概略図である。紙葉類処理装置及び結束装置は、特許文献1に記載されているため、詳細な説明を省略し、本発明に係る主要な特徴を説明する。大帯1の重なり部分Pは、この重なり部分をヒータ4で加熱・圧着することによって大帯1が接着され、束Sを結束することができる。この図では、わかりやすくするため、大帯1と束Sの間に隙間を設けて図示してある。
本実施例の結束装置は、フィーダ部2、フラッパ3、ヒータ4、冷やし金(吸熱手段)5、キャッチャ部6、及び後述するヒートシンク(放熱手段)を有しており、供給された大帯1によって束Sを結束する。
フィーダ部2は、大帯(結束帯)1をキャッチャ部6に送る。キャッチャ部6は、フィーダ部2から送られてきた大帯1をキャッチし、10把積層された束の周囲を図示した7の軌道にそって1回転しながら結束する。
図2は、大帯1の重なり部分Pを説明するための拡大図である。本実施例では、大帯1を束Sに巻きつけたとき、その巻き始めと巻き終わりが図示した重なり部分Pを有して重なる。
図3は、押圧手段、ヒータ4、吸熱手段、及び大帯1の位置関係を示す詳細図である。図3(1)は側面図で、図3(2)は平面図である。
押圧手段は、巻回された大帯1の重なり部分Pの略中央部と面接触して押圧する押圧面を有するであるフラッパ(押さえ部材)3と、このフラッパ3を移動する移動手段(図示しない)で構成される。また、このフラッパ3は、移動手段によってホームポジション(初期位置)から所定の位置まで移動し、大帯1の重なり部分Pをずれないように押圧する。
ヒータ4は、大帯1の重なり部分Pを加熱・圧着するもので、フラッパ3で押圧する押圧位置の近傍から大帯の両端部方向と面接触し、当該面接触部分を均等に加熱・圧着する2箇所の加熱部4A、4Bで構成される。この加熱部4A、4Bは、大帯1が結束中に搬送方向と直行する方向にずれる場合があるため、図示したように大帯1の両端部より外側まで過熱できるように構成されている。また、このヒータ4は、移動手段(図示しない)によってホームポジション(初期位置)から図示矢印A1で示す所定の位置まで移動する。すなわち、ヒータ4を図示矢印A1の方向に下降して大帯1を加熱・圧着し、大帯1に塗布されている糊を粘着状態にし、上下の大帯1を接着する。
吸熱手段は、ヒータ4で加熱した大帯1の重なり部分P(接着面)を冷却するもので、熱伝道性のよい金属などの材質で構成され、上記ヒータ4が過熱・圧着した部分に面接触する吸熱接触部5Aを有する冷やし金5と、この冷やし金5をホームポジション(初期位置)から所定の位置まで移動する移動手段(図示しない)で構成される。このように構成された冷やし金がヒータによって加熱・圧着された部分の熱を吸熱することによって、接着面の固着が促進される。
図4は、冷やし金5及びヒートシンク8の詳細図である。
ヒートシンク8は、冷やし金5がホームポジションにあるときに、この冷やし金5と接触して冷やし金5を冷却するもので、上記吸熱接触部5Aと面接触する放熱接触部8Aを有する。また、この放熱接触部8Aが蓄積した熱を放熱する放熱部8Bを有しており、この放熱部8Bを、例えば送風するなどの方法によって、冷却することにより、間接的にヒータ4で過熱した接着面を冷却することができる。この放熱部8Bの面積を大きくすることによって冷却効果が大きくなることは当然である。
図5は、本実施例の結束装置の動作を説明する図である。
図5(1)は、束Sの周りに大帯1を巻回し、フラッパ3で大帯1の重なり部分Pを押圧し、図示しないカッタで大帯をカットした状態である。次に、大帯1の重なり部分Pがフラッパ3で固定されているため、ヒータ4を図示矢印A1方向に下降して、重なり部分Pを加熱しながら押圧する。この結果、大帯1に塗布されている糊が粘着状態になり、上下の大帯1の加熱された部分が接着する。
図5(2)は、大帯1を加熱したヒータ4が図示矢印A2方向に上昇し、続けて、冷やし金5が図示矢印A3方向に移動して、加熱部分を冷却する様子を図示してある。この冷却によって、粘着状態の糊の固着が促進される。
図5(3)は、大帯で結束された束が、図示矢印A4方向に移動して放出される様子を図示してある。
図5(4)は、冷やし金5及びフラッパ3がホームポジションである図示矢印A5の方向に移動して、次の束の大帯結束処理のために待機する様子を図示してある。冷やし金5はこのホームポジションで待機している間、ヒートシンク8に接触することによって、冷却される。
以上述べたように本発明によれば、ヒータによって加熱した後に冷やし金によって冷却することにより、接着面の固着を促進することができるため、ヒータによる加熱・接着後、短時間で固着させる効果が得られる。その結果、ヒータ上昇時の結束不良を低減することができる。
またフラッパによって大帯の接着面を押圧し、動かないようにした状態でヒータによって加熱・接着するため、ヒータ上昇時にヒータによる接着面の押圧がなくなっても、大帯がずれることによる結束不良を防ぐことができる。
以上の方法は、従来のヒータによる加熱・接着方法にフラッパ又は冷やし金の何れか一方を用いても結束不良を防止する効果がえら得られる。なお、本実施例で説明したように、両方を用いることによって、より大きな結束不良防止効果が得られるのはいうまでもない。
本発明の実施例による結束装置の概略図。 大帯の接着部分を説明するための拡大図。 フラッパ、ヒータ、及び冷やし金の詳細図。 冷やし金及びヒートシンクの詳細図。 結束装置の動作を説明する図。
符号の説明
1 大帯
2 フィーダ部
3 フラッパ
4 ヒータ
5 冷やし金
8 ヒートシンク
H 把
S 束

Claims (3)

  1. 紙葉類を結束帯で巻回し、当該結束帯の重なり部分をヒータで加熱・圧着することによって前記紙葉類を結束する紙葉類の結束装置であって、
    前記結束帯の重なり部分をずれないように押圧する押圧手段と、
    この押圧手段によって押圧された部分の近傍を加熱・圧着するヒータと、
    このヒータによる加熱・圧着後、当該加熱・圧着部分に面接触して、当該加熱部分の熱を
    吸熱する吸熱手段と、
    この吸熱手段で吸熱した熱を放熱する放熱手段と、
    を備え、
    前記押圧手段は、
    前記結束帯の重なり部分を押圧する押さえ部材と、
    この押さえ部材を初期位置から移動する移動手段と、
    を有し、
    前記ヒータは、
    前記押さえ部材が押圧する近傍を均等に加熱・圧着する加熱部と、
    この加熱部を初期位置から移動する移動手段と、
    を有し、
    前記吸熱手段は、
    熱伝導性を有する材質で構成され、前記ヒータが加熱・圧着した部分に面接触する吸熱接触部と、
    この吸熱接触部を初期位置から移動する移動手段と、
    を有することを特徴とする紙葉類の結束装置。
  2. 前記放熱手段は、
    前記吸熱手段の吸熱接触部と面接触する放熱接触部と、
    この放熱接触部が蓄積した熱を放熱する放熱部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の紙葉類の結束装置。
  3. 前記結束帯の重なり部分を押圧した前記押さえ部材と、前記ヒータが加熱・圧着した部分に面接触した前記吸熱接触部を、同時に前記初期位置に移動し、当該吸熱接触部で吸熱した熱を前記放熱手段により放熱するようにしたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類の結束装置。
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