JP2021012765A - 蓄電池用袋状セパレータの製造方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】袋状セパレータを製造するに当たり、セパレータを正しく二つ折りでき位置ずれが生じない袋状セパレータの製造方法及びその製造装置を提供する。【解決手段】カッターロールとアンビルロールを用いてセパレータシートを切断しその後セパレータを二つ折りしてセパレータの重ねられた両側部を接合して袋状セパレータを製造する方法又は装置においてカッターロールにセパレータシートに折り目を付ける折刃とセパレータシートを切断する切断刃とを取り付け、その折刃と切断刃との間にスポンジを取り付けたカッターロールを用いることにより、切断されたセパレータを二つ折りし重ねられた両側部を接合しても位置ずれのない袋状セパレータを得ることが出来る。【選択図】図1
Description
本発明は、蓄電池の極板をセパレータで覆う袋状セパレータの製造方法及びその装置に関するものである。
鉛蓄電池において、短絡防止を完璧に行うために極板を袋状にしたセパレータで覆うことが行われている。この場合、コイル状に巻かれた帯状の長いセパレータシートを引き出しながら切断したセパレータを、二つ折りにして両側部を接合して袋状セパレータとしているが、二つ折りした時にセパレータが斜めに折り曲げられたりして上手く重ならず、側部がずれてしまい、所定の位置が接合されない場合があり、これを鉛蓄電池に用いた場合は内部短絡する恐れがある。
この位置ずれの問題を解決すべく、セパレータシートを加熱した後矯正してその後切断し二つ折りにすることが提案されている(特許文献1)。
本発明は、セパレータを二つ折りしても位置がずれないものを製造しようとするものであるが、特許文献1に記載のように、加熱したり矯正したりと複数の工程や設備を要し、煩雑であると共に、多くのスペースや価格を要するので、もっと簡単に安価に位置ずれの問題を解消しようとするものである。
本発明は、外周面に切断刃を有するカッターロールとこのカッターロールに対向して設けられたアンビルロールを相対回転させながら、この両ロール間の隙間にセパレータシートを通して切断し、その後切断したセパレータを二つ折りにしてセパレータの重ねられた両側部を接合する蓄電池用袋状セパレータの製造方法において、カッターロールにセパレータシートに折り目を付ける折刃とセパレータシートを切断する切断刃を取り付け、その折刃と切断刃との間にスポンジを取り付けたカッターロールを使用することを特徴とするものである。
また、本発明は、外周面に切断刃を有するタッカーロールとこのカッターロールに対向して設けられたアンビルロールを相対回転させながら、この両ロール間の隙間にセパレータシートを通して切断し、その後切断したセパレータを二つ折りにしてセパレータの重ねられた両側部を接合する蓄電池用セパレータの製造装置において、カッターロールにセパレータシートに折り目を付ける折刃とセパレータシートを切断する切断刃とを取り付け、その折刃と切断刃との間にスポンジを取り付けたカッターロールを使用することを特徴とするものである。
本発明の製造用法及び製造装置によれば、カッターロールに折刃と切断刃を取り付けて、セパレータシートに折り目を付けて切断できるので、その後セパレータを二つ折りしても折り目部分が折り曲がり、従来の様に斜めに折り曲がったりせず、常に正しく二つ折りされ両側部が正しく重ねられ所定の場所を正しく接合できるものである。更に、カッターロールを用いることで折り目を付け切断できるので、工程と設備が少なく簡単である。
図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態を説明するための図である。図面において、1はカッターロール、2はアンビルロールで、カッターロール1と相対向して設けられ、矢印で示すように互いに相対回転させる。カッターロール1には、折り目を付けるための折刃11と切断するための切断刃12とが互いに円形のカッターロール1の相反する側の外面に設けられており、更に、折刃11と切断刃12との間の外面にはそれぞれスポンジ13が取り付けられている。そして、このように配置されたカッターロール1とアンビルロール2の隙間に、図1(a)に図示するように、コイル状に巻かれたセパレータシート3が図示しない装置により引き出されて供給されるのである。そして、図1(b)に図示するように、カッターロール1とアンビルロール2の相対回転によりセパレータシート3が両ロール間を通り、折刃11がセパレータシート3に当接すると折刃11がアンビルロール2を押圧し、セパレータシート3を押しつぶし、結果折り目が形成される。そして更に回転すると切断刃12が当接し切断され、所定長さのセパレータが形成される。その後は従来と同様に扱われ、図示しないが、セパレータ上に極板を載置し、二つ折りして極板を覆い、セパレータの互いに重なった両側部を超音波による溶着やギアシールによる圧着や接着剤による接着等により接合して袋状セパレータが製造されるのである。
実施例として図1に図示する通り、カッターロール1に設けた折り目を付けるための折刃11は断面台形状で先端側を広くしたものとし、切断するための切断刃12は断面三角形として先端が鋭利な凸状としたものを用いた。この折刃11と切断刃12との間にスポンジとして厚さ5mmのEPDM(エチレンプロプレンジエンゴム)発泡体(25%圧縮力:3kPa)を取り付け、厚さ1.5mmのセパレータシート3をカッターロール1とアンビルロール2が相対向している間の隙間に供給し、カッターロール1とアンビルロール2を相対回転してセパレータシートに折り目を付けると共に切断して所定長さのセパレータを形成し、図示しないが搬送パレット部に移載され、一方向に搬送し、そして搬送中に折り目を堺とする一方側の部分の上に極板を載置し、セパレータの一端を持上げ折り目に沿って二つ折りし、セパレータの互いに重なった両側部をギアシールにより圧着して袋状セパレータを製造した。なお、セパレータシート3をカッターロール1とアンビルロール2の隙間に供給したことで、スポンジ13によりセパレータシート3が押圧されることはなく、スポンジ13の方が潰れる。
実施例に記載の方法又は装置により1000個の袋状セパレータを製造した結果、セパレータが斜めに折れて圧着されているものや所定の位置が圧着されていないものなどの位置ずれしている不良品の数を調査した結果、0個であった。比較のために、カッターロールにスポンジを取り付けずに同じように袋状セパレータを製造した結果は、1000個中29個の不良品が存在した。
以上の通り、本発明によればカッターロールにセパレータシートに折り目を付ける折刃とセパレータシートを切断する切断刃を取り付け、その折刃と切断刃との間にスポンジを取り付けたカッターロールを使用したので、セパレータが正しく二つ折りされ両側部が正しく重ねられて所定の場所を正しく接合できた。更に、カッターロールを用いるだけで、セパレータシートに折り目を付け切断できるので、設備が簡単で数も少なくて簡単である効果もある。
1 カッターロール
11 折刃
12 切断刃
13 スポンジ
2 アンビルロール
3 セパレータシート
11 折刃
12 切断刃
13 スポンジ
2 アンビルロール
3 セパレータシート
Claims (2)
- 外周面に切断刃を有するカッターロールとこのカッターロールに対向して設けられたアンビルロールを相対回転させながら、この両ロール間の隙間にセパレータシートを通して切断し、その後切断したセパレータを二つ折りにしてセパレータの重ねられた両側部を接合する蓄電池用袋状セパレータの製造方法において、カッターロールにセパレータシートに折り目を付ける折刃とセパレータシートを切断する切断刃とを取り付け、その折刃と切断刃との間にスポンジを取り付けたカッターロールを使用することを特徴とする蓄電池用袋状セパレータの製造方法。
- 外周面に切断刃を有するタッカーロールとこのカッターロールに対向して設けられたアンビルロールを相対回転させながら、その両ロール間の隙間にセパレータシートを通して切断し、その後切断したセパレータを二つ折りにしてセパレータの重ねられた両側部を接合する蓄電池用袋状セパレータの製造装置において、カッターロールにセパレータシートに折り目を付ける折刃とセパレータシートを切断する切断刃とを取り付け、その折刃と切断刃との間にスポンジを取り付けたカッターロールを使用することを特徴とする蓄電池用袋状セパレータの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019124834A JP2021012765A (ja) | 2019-07-03 | 2019-07-03 | 蓄電池用袋状セパレータの製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019124834A JP2021012765A (ja) | 2019-07-03 | 2019-07-03 | 蓄電池用袋状セパレータの製造方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021012765A true JP2021012765A (ja) | 2021-02-04 |
Family
ID=74227659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019124834A Pending JP2021012765A (ja) | 2019-07-03 | 2019-07-03 | 蓄電池用袋状セパレータの製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021012765A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018533395A (ja) * | 2015-10-29 | 2018-11-15 | レゾーノ オプタルミック エス.アール.エル. | 眼疾患、特にドライアイの治療のための電極システム、装置及び方法 |
-
2019
- 2019-07-03 JP JP2019124834A patent/JP2021012765A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018533395A (ja) * | 2015-10-29 | 2018-11-15 | レゾーノ オプタルミック エス.アール.エル. | 眼疾患、特にドライアイの治療のための電極システム、装置及び方法 |
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