JP5337366B2 - 電池製造方法及び電池 - Google Patents

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Description

本発明は、電池製造方法及び電池の改良に関するものである。
従来の電池、特に、シート状の正電極、負電極をセパレータと共に巻くことで形成されたロール状の電極組立体を備えたものでは、正電極、負電極を製造するときに、電極活物質が塗布された部分と塗布されていない部分との伸びの差に起因する正電極、負電極の変形が発生する。この詳細を図14で説明する。
図14は従来の電極の製造要領を示す説明図である。
電極活物質200が塗布された塗布部分201と、電極活物質200が塗布されていない未塗布部分202,202を有する電極用シート203を圧延することで塗布部分201を所定の厚さに形成した後には、電極用シート203の未塗装部分202,202は、その断面(a−a線断面)を見ると、平坦であり塑性変形しておらず、塗布部分201は、その断面(b−b線断面)を見ると、塑性変形して伸びが発生している。
この状態で、電極用シート203を幅の中央で長手方向に切断すると、切断によって出来た正電極205,205(又は負電極206,206)は、幅方向に湾曲して扇型に近い形状になる。なお、c−c線断面は未塗装部分202の断面、d−d線断面は塗布部分201の断面を示している。
このような電極の変形を防ぐように製造方法を考慮したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−357840公報
特許文献1の図1を以下の図15で説明する。なお、符号は振り直した。
図15は従来の電極シート加工装置の説明図であり、加工装置210は、一部を除き電極活物質が塗布されて塗工領域が形成された電極シート211を巻き出す巻出し機構212と、巻き出された電極シート211の電極活物質が塗布されていない非塗工領域に塑性変形により伸び分を折り曲げ波形加工する折り曲げ加工機構213と、非塗工領域が折り曲げ波形加工された電極シート211にテンションを与えながら圧延処理を施す2つのテンション付与機構214,216と、圧延処理された電極シート211を裁断する裁断機構217とから構成されている。
上記特許文献の電極シート211は、非塗工領域が折り曲げ波形加工されて伸ばされるとともに、塗工領域も圧延処理によって伸ばされるため、電極シート211の全体が長手方向に伸ばされるため、電極シート211が薄くなり、電極シート211が引張りに対して弱くなる場合があり、例えば、裁断された後の工程で、正・負側の電極シートがセパレータと共に巻かれる際に破断したり、更なる伸びが発生するおそれがある。
また一般に、電池用電極シートのプレス・スリット・捲回の各工程では、電極シートのエッジを加工するものもあり、エッジが波形になると、電極シートの位置決めが困難になり、加工精度が低下する。
本発明の目的は、電極用シートの厚さの変化を小さくすることが可能であり、また、電極用シートの加工精度の低下を防止できる電池製造方法及び電池を提供することにある。
請求項1に係る発明は、箔の一辺に活物質が塗布された塗布部分と活物質が塗布されていない未塗布部分とを設けて正・負側のシート電極をそれぞれ形成し、これらの正・負側のシート電極間にセパレータを介在させて電極組立体を構成し、この電極組立体の端部に露出した未塗布部分に正・負側の集電板を接続する形式の電池の製造方法であって、活物質が塗布されて出来た電極用シートの塗布部分に、電極用シートの長手方向にうねりを形成する工程と、うねりが形成された電極用シートをロールプレスする工程と、を備えることを特徴とする。
電極用シートをロールプレスすると、電極用シート上に塗布された活物質と、活物質が塗布された箔の部分とが圧延され、箔に伸びが生じ、活物質が塗布されていない未塗布部分、即ち、箔の部分は、塗布部分よりも薄いために圧延されず、伸びが生じない。
従って、電極用シートの長手方向にうねりを形成した後に、電極用シートをロールプレスすることで、塗布部分の箔に生じた伸びがうねりに吸収され、電極用シートの活物質の塗布部分と未塗布部分との伸びの差に起因する残留応力が発生しないから、電極用シートを長手方向に切断したときに、電極シートが幅方向に湾曲しない。
電極シートの未塗布部分にはほとんど伸びが発生しないから、電極シートの厚さが変化しない。
また、電極用シートは、従来のように未塗装部分のエッジを加工するものではないので、加工精度が低下することがない。
請求項2に係る発明は、電極用シートをロールプレスする際に、ロールプレスするローラの前後の電極用シートに張力を与えることで、電極用シートにうねりを形成することを特徴とする。
電極用シートがローラの後方から前方へ送られるときに、例えば、電極用シートをローラの前方へ引っ張ることでローラの前後の電極用シートに張力を与える。この結果、電極用シートの塗布部分はローラに挟まれて拘束され、電極用シートのローラより後方の未塗布部分は塗布部分よりも薄いのでローラに拘束されないため、未塗装部分だけが上記の張力によって電極用シートが送られる方向に移動し、電極用シートにうねりが形成される。うねりは電極用シートに張力を与えるだけで容易に形成される。
請求項3に係る発明は、電極用シートの塗布部分を塑性変形手段を用いて塑性変形させることにより電極用シートにうねりを発生させることを特徴とする。
塑性変形手段を用いて電極用シートの塗布部分を塑性変形させ、塗布部分にうねりを形成する。塑性変形手段を用いることで、うねりが精度よく且つ簡単に形成される。
請求項4に係る発明は、電極シートの塗布部分を加熱した後にうねりを形成することを特徴とする。
電極シートの塗布部分を加熱することで、塗布部分の活物質及び箔が塑性変形しやすくなり、うねりの形成が容易になる。
請求項5に係る発明は、箔の一辺に活物質が塗布された塗布部分と活物質が塗布されていない未塗布部分とを設けて正・負側のシート電極をそれぞれ形成し、これらの正・負側のシート電極間にセパレータを介在させて電極組立体を形成し、この電極組立体の端部に露出した未塗布部分に正・負側の集電板を接続する形式の電池において、電極用シートが、長手方向に張力が与えられて活性物質塗布部分にうねりが形成された状態でロールプレスされ、電極組立体と正・負側の集電板とを電解液と共にケースに挿入して密封することを特徴とする。
作用として、電極用シートをロールプレスすると、電極用シート上に塗布された活物質と、活物質が塗布された箔の部分とが圧延され、箔に伸びが生じ、活物質が塗布されていない未塗布部分、即ち、箔の部分は、塗布部分よりも薄いために圧延されず、伸びが生じない。
従って、電極用シートの長手方向にうねりを形成した後に、電極用シートをロールプレスすることで、塗布部分の箔に生じた伸びがうねりに吸収され、電極用シートの活物質の塗布部分と未塗布部分との伸びの差に起因する残留応力が発生しないから、電極用シートを長手方向に切断したときに、電極シートが幅方向に湾曲しない。
電極シートの未塗布部分にはほとんど伸びが発生しないから、電極シートの厚さが変化しない。
また、電極用シートは、従来のように未塗装部分のエッジを加工するものではないので、加工精度が低下することがない。
請求項1に係る発明では、活物質が塗布されて出来た電極用シートの塗布部分に、電極用シートの長手方向にうねりを形成する工程と、うねりが形成された電極用シートをロールプレスする工程と、を備えるので、電極用シートの長手方向にうねりを形成してからロールプレスすることにより、ロールプレスによって塗布部分に生じる伸びをうねりに吸収させることができ、電極用シートを幅の中央で長手方向に切断したときに、シート電極の塗布部分と未塗布部分の伸びの差によって発生する幅方向の湾曲を防止ことができるとともに、電極用シート、特に未塗布部分の厚さの変化をより小さくすることができる。また、この電池製造方法は電極用シートのエッジを加工する方法ではないので、加工精度の低下を防ぐことができる。
従って、例えば、電極組立体を構成するときにシート電極の破断や更なる伸びの発生を防止することができ、電池の生産性及び品質を向上させることができる。
請求項2に係る発明では、電極用シートをロールプレスする際に、ロールプレスするローラの前後の電極用シートに張力を与えることで、電極用シートにうねりを形成するので、電極シートに与える張力によって容易にうねりを形成することができる。
請求項3に係る発明では、電極用シートの塗布部分を塑性変形手段を用いて塑性変形させることにより電極用シートにうねりを発生させるので、塑性変形手段によって精度よく且つ容易にうねりを形成することができる。
請求項4に係る発明では、電極シートの塗布部分を加熱した後にうねりを形成するので、電極用シートの塗布部分を加熱した後では、電極用シートが塑性変形しやすくなり、うねりをより一層形成しやすくすることができる。
請求項5に係る発明では、電極用シートが、長手方向に張力が与えられて少なくとも活性物質塗布部分にうねりが形成された状態でロールプレスされ、電極組立体と正・負側の集電板とを電解液と共にケースに挿入して密封するので、電極用シートの長手方向にうねりを形成してからロールプレスすることにより、ロールプレスによって塗布部分に生じる伸びをうねりに吸収させることができ、電極用シートを幅の中央で長手方向に切断したときに、シート電極の塗布部分と未塗布部分の伸びの差によって発生する幅方向の湾曲を防止ことができるとともに、電極用シート、特に未塗布部分の厚さの変化をより小さくすることができる。また、この電池は電極用シートのエッジを加工するものではないので、加工精度の低下を防ぐことができる。
従って、例えば、電極組立体を構成するときにシート電極の破断や更なる伸びの発生を防止することができ、電池の生産性及び品質を向上させることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る電池を示す断面図であり、電池10は、それぞれ両面に活物質が塗布された正側シート電極11及び負側シート電極12と、これら正・負側シート電極11,12間に設けられたセパレータ13,13と、正側シート電極11の上部(後で詳述する未塗布部分)に当てられた集電板14と、負側シート電極12の下部(後で詳述する未塗布部分)に当てられた集電板15と、これら正・負側シート電極11,12、セパレータ13,13及び集電板14,15を収納する導電性を有するケース16と、このケース16の底部に正・負側シート電極11,12、セパレータ13,13及び集電板14,15を押し付ける導電板17と、ケース16の開口部に導電板17と共にガスケット18を介して加締められた蓋19と、ケース16内に注入された電解液21とからなる。
正側シート電極11は、正電極箔11aと、この正電極箔11aの両面に塗布された活物質11b,11bとからなる。
負側シート電極12は、負電極箔12aと、この負電極箔12aの両面に塗布された活物質12b,12bとからなる。
セパレータ13は、正側シート電極11と負側シート電極12との間、及び負側シート電極12とケース16との間を絶縁するものである。
集電板14,15は、同一のもので、それぞれ上下逆に組込んだものであるが、説明の都合上符号を変えている。
ここで、集電板15を用いずに、ケース16に負側シート電極12を直接に当ててもよい。
導電板17は、組付時に撓ませることで押圧力を発生させる押圧部17aを有する。
図2は本発明に係る電池を示す分解斜視図であり、ケース16に、円板状の集電板15と、正側シート電極11の外側にセパレータ13、セパレータ13の外側に負側シート電極12、負側シート電極12の外側にセパレータ13を重ねて巻いた電極組立体23と、円板状の集電板14とを順に挿入し、ケース16の上端の開口部16bにガスケット18に設けた小径部18aを挿入し、ガスケット18に設けた大径部18bの内面に導電板17及び蓋19を挿入することを示す。
電池10は、ケース16の開口部16bに導電板17及び蓋19を挿入した後、図1に示したように、ケース16を径内方へ絞り、ケース16の上部を密閉したものである。
集電板14,15は、複数の放射状突部14a,15aと、中央に凸状に形成された中央凸部14c,15cとを備える。
中央凸部14cは、導電板17の押圧部17aに接続する部分であり、中央凸部15cは、ケース16の底部16a(図1参照)に接続する部分である。
ケース16は、底部16aを除いて外面を電気的に絶縁処理したものである。
図3は本発明に係る正側・負側シート電極を説明する図であり、正側シート電極11は、正電極箔11aの一辺を除いて、両側に活物質11b,11b(塗布部分であり、裏側の活物質11bは不図示。)を塗布したものであり、未塗布部分11c,11c(裏側の11cは不図示。)は、正側シート電極11の上部の一辺に一定の幅に確保された部分である。
負側シート電極12は、負電極箔12aの一辺を除いて、活物質12b,12b(塗布部分であり、裏側の活物質12bは不図示。)を塗布したものであり、未塗布部分12c,12c(裏側の12cは不図示。)は、負側シート電極12の下部の一辺に一定の幅に確保された部分である。
これらの未塗装部分11c,12cは、活物質11b,12bを塗布した部分に比べて導電性が良い。
これらの正側シート電極11及び負側シート電極12を、セパレータ13を介して活物質11b,12b部分が重なるように巻き、未塗装部分11c,12cをロール状の電極組立体23の端部から突出させ、ケース16(図2参照)に収納する。
以上に述べた正側シート電極11及び負側シート電極12の製造装置及び製造方法を次に説明する。
図4は本発明に係るシート電極の製造装置(第1実施形態)を説明する説明図であり、電極製造装置30は、両面に活物質が塗布された電極用シート31を巻き出す巻き出し装置32と、電極用シート31の送り方向を変えるアイドルローラ33と、電極用シート31に送り力を与える入力側駆動ローラ34及び出力側駆動ローラ36と、これらの入力側駆動ローラ34及び出力側駆動ローラ36のそれぞれの間に配置されて電極用シート31の活物質を所定の厚さに圧延する一対のプレスローラ37,38と、これらのプレスローラ37,38を駆動するとともにプレスローラ37,38bの挟持力を発生させるロールプレス装置41と、プレスローラ37,38の両側に配置されて電極用シート31を補助的に支持する補助ローラ42,43と、電極用シート31の送り方向を変えるアイドルローラ44と、電極用シート31を幅の中央で長手方向に切断する切断装置46と、電極用シート31が切断されて出来たシート電極、例えば正側シート電極11,11(又は負側シート電極12,12)を巻き取る巻き取り装置47と、入力側駆動ローラ34及びプレスローラ37,38のそれぞれの間に配置されるとともに電極用シート31を上下に挟むように配置された一対の誘導コイル51,52を備える誘導加熱装置53とからなる。
入力側ローラ34と出力側ローラ36とは、回転速度が異なり、出力側ローラ36を入力側ローラ34よりもわずかに速く回転させることで入力側ローラ34、出力側ローラ36間の電極用シート31に所定の張力を与える。
即ち、入力側ローラ34及び出力側ローラ36は、張力付与装置55を構成するものである。
また、プレスローラ37,38は入力側駆動ローラ34と同じ速度で回転するから、電極用シート31をプレスローラ37,38で圧延中は、入力側駆動ローラ34、プレスローラ37,38間の電極用シート31の張力よりも、プレスローラ37,38、出力側駆動ローラ36間の電極シート31の張力が大きくなる。
上記のプレスローラ37,38及びロールプレス装置41は、圧延装置57を構成するものである。
誘導加熱装置53は、誘導コイル51,52によって電極用シート31に電圧を誘起させて加熱電流を流すものであり、電極用シート31の電気抵抗によりジュール熱を発生させて加熱する。電極用シート31が誘導加熱装置53により加熱されると、電極用シート31は塑性変形しやすくなる。
以上に述べた電極製造装置30の作用として、電極用シート31の製造要領を次に説明する。なお、ここでは、正側シート電極11の製造要領を説明する。負側シート電極12の製造要領については正側シート電極11の製造要領と同一であり、説明は省略する。
電極用シート31を巻き出し装置32から巻き出し、入力側駆動ローラ34と出力側駆動ローラ36とで電極用シート31に張力を与えるととも誘導加熱装置53を駆動させて電極用シート31を加熱しながら回転するプレスローラ37,38で電極用シート31を挟んで圧延する。
プレスローラ37,38で圧延された電極用シート31は、切断装置46により幅方向中央で二分されて巻き取り装置47に巻き取られる。
電極製造装置30の下側には、各工程における電極用シートの平面図が示され、この平面図の下側には活物質の未塗布部分の断面図(即ち、平面図のA−A線断面)、活物質の塗布部分の断面図(即ち、平面図のB−B線断面)が示されている。
入力側駆動ローラ34を通る前の電極用シート31A(電極用シート31と同一であるが、ここでは区別するために符号を変えた。)では、塗布部分11b及び未塗布部分11c,11cはそれぞれ塑性変形していない。
入力側駆動ローラ34とプレスローラ37,38との間の電極用シート31B(電極用シート31と同一であるが、ここでは区別するために符号を変えた。)では、入力側駆動ローラ34及び出力側駆動ローラ36による張力によって電極用シート31にうねり61が発生している。
うねり61は、塗布部分11bのみ、あるいは塗布部分11b及び未塗布部分11c,11cに発生している。以下では塗布部分11bのみにうねり61が発生している状態を説明する。
プレスローラ37,38と出力側駆動ローラ36との間の電極用シート31C(電極用シート31と同一であるが、ここでは区別するために符号を変えた。)では、入力側駆動ローラ34及び出力側駆動ローラ36による張力と、プレスローラ37,38の圧延による塗布部分11b及びこれに接する正電極箔11aの塑性変形(伸び)によって電極用シート31に、うねり62が発生している。未塗布部分11c,11cには塑性変形が発生していない。
うねり62は、うねり61に圧延による伸びが加わる(即ち、伸びがうねり61に吸収される)ことによってうねり61よりも波形の周期が短くなっったものである。
うねり61の波形の周期をT1とし、うねり62の波形の周期をT2とすると、T2<T1となる。
以上に述べた電極用シート31の塑性変形の原理を次に説明する。
図5(a)〜(d)は本発明に係る電極用シートの塑性変形の原理を示す説明図である。
(a)において、電極用シート31をプレスローラ37,38で圧延しているときには、プレスローラ37,38は、それぞれ電極用シート31の塗布部分11bと接しているが、未塗布部分11c、11cは、塗布部分11bよりも薄いためにプレスローラ37,38とは接していない。
(b)において、電極用シート31は、プレスローラ37,38と塗布部分11bでそれぞれ直線状に当たるため、矢印で示すように、電極用シート31に送り方向と同一方向の張力を与えたときに、塗布部分11bはプレスローラ37,38によって拘束され、電極用シート31の送り方向に移動しない。
また、未塗布部分11c,11cはプレスローラ37,38に拘束されていないため、(c)に示すように、未塗布部分11c,11cだけが送り方向に移動するので、プレスローラ37,38で圧延する前の電極用シート31、特に塗布部分11bに、平面視で山又は谷の形状が送り方向と反対の方向に凸状に湾曲するうねり61が発生する。プレスローラ37,38の下流側の電極用シート31にも、うねり61が発生している。
(d)は電極用シート31を、圧延後に幅Wの中央で長手方向に切断することで、それぞれ塗布部分11bと未塗装部分11cとを有する2枚の正側シート電極11,11が形成されたことを示している。
以上の図1、図3、図4、図5に示したように、本発明は、箔としての正電極箔11a、負電極箔12aの一辺に活物質11b,12bが塗布された塗布部分11b,12bと活物質11b,12bが塗布されていない未塗布部分11c,12cとを設けて正側シート電極11、負側シート電極12をそれぞれ形成し、これらの正・負側シート電極11,12間にセパレータ13を介在させて電極組立体23を構成し、この電極組立体23の端部に露出した未塗布部分11c,12cに正・負側の集電板14,15を接続する形式の電池10の製造方法であって、活物質11b,12bが塗布されて出来た電極用シート31の長手方向にうねり61を形成する工程と、うねり61が形成された電極用シート31をロールプレスする工程と、ロールプレス後の電極用シート31を幅Wの中央で長手方向に切断して正・負側シート電極11,12を形成する工程と、を備えるので、電極用シート31の長手方向にうねり61を形成してからロールプレスすることにより、ロールプレスによって塗布部分11b,12bに生じる伸びをうねり61に吸収させることができ、電極用シート31を幅Wの中央で長手方向に切断したときに、正・負側シート電極11,12の塗布部分11b,12bと未塗布部分11c,12cの伸びの差によって発生する幅W方向の湾曲を防止ことができるとともに、電極用シート31、特に未塗布部分11c,12cの厚さの変化をより小さくすることができる。
また、この電池製造方法は電極用シート31のエッジを加工する方法ではないので、加工精度の低下を防ぐことができる。
従って、例えば、電極組立体23を構成するときに正・負側シート電極11,12の破断や更なる伸びの発生を防止することができ、電池10の生産性及び品質を向上させることができる。
また本発明は、電極用シート31をロールプレスする際に、ロールプレスするプレスローラ37,38の前後の電極用シート31に張力を与えることで、電極用シート31にうねり61を形成するので、電極シート31に与える張力によって容易にうねり61を形成することができる。
更に本発明は、電極シート31の塗布部分11b,12bを加熱した後にうねりを形成するので、電極用シート31の塗布部分11b,12bを加熱した後では、電極用シート31が塑性変形しやすくなり、うねりをより一層形成しやすくすることができる。
また更に、本発明は、箔としての正電極箔11a、負電極箔12aの一辺に活物質11b,12bが塗布された塗布部分11b,12bと活物質11b,12bが塗布されていない未塗布部分11c,12cとを設けて正・負側シート電極11,12をそれぞれ形成し、これらの正・負側シート電極11,12間にセパレータ13を介在させて電極組立体23を構成し、この電極組立体23の端部に露出した未塗布部分11c,12cに正・負側の集電板14,15を接続する形式の電池10において、活物質11b,12bが塗布されて出来た電極用シート31の長手方向に張力を与えることで電極用シート31の長手方向にうねりを形成する張力付与手段としての張力付与装置55と、うねり61が形成された電極用シート31をロールプレスする圧延手段としての圧延装置57と、ロールプレス後の電極用シート31を幅Wの中央で長手方向に切断して正・負側シート電極11,12を形成する切断手段としての切断装置46と、を備え、電極組立体23と正・負側の集電板14,15とを電解液21と共にケース16に挿入して密封するので、電極用シート31の長手方向にうねりを形成してからロールプレスすることにより、ロールプレスによって塗布部分11b,12bに生じる伸びをうねり61に吸収させることができ、電極用シート31を幅Wの中央で長手方向に切断したときに、正・負側シート電極11,12の塗布部分11b,12bと未塗布部分11c,12cの伸びの差によって発生する幅W方向の湾曲を防止ことができるとともに、電極用シート31、特に未塗布部分11c,12cの厚さの変化をより小さくすることができる。
また、この電池10は電極用シート31のエッジを加工するものではないので、加工精度の低下を防ぐことができる。
従って、例えば、電極組立体23を構成するときに正・負側シート電極11,12の破断や更なる伸びの発生を防止することができ、電池10の生産性及び品質を向上させることができる。
図6は本発明に係るシート電極の製造装置(第2実施形態)を説明する説明図であり、電極製造装置70は、図4に示された電極製造装置30に対して、補助ロール42,43をアイドルローラ72,73に換えたものであり、電極製造装置30の他の構成は流用している。
電極製造装置70では、プレスローラ37,38より電極用シート31の上流側で電極用シート31の送り方向をアイドルローラ72で変更し、電極用シート31をプレスローラ37,38に逆S字状に巻き付け、プレスローラ37,38より電極用シート31の下流側で電極用シート31の送り方向をアイドルローラ73で変更している。
電極製造装置70によるうねり61,62(図4参照)の形成も電極製造装置30と同様に行われる。
図7は本発明に係るうねりを形成するうねり形成機構(第3実施形態)を示す側面図である。
うねり形成機構81は、電極用シート31を挟むように配置されるとともに、電極用シート31の送り方向にオフセットさせた一対のエア噴射装置82,82からなり、エア噴射装置82,82のそれぞれのエア噴出口82aからエアを前方に送られている電極用シート31に向けて噴射させることで電極用シート31にうねりを形成する。
図8は本発明に係るうねり形成機構(第4実施形態)を示す側面図である。
うねり形成機構84は、電極用シート31を挟むように配置されたうねり形成型85,85からなり、外周面にうねり形状(山部85aと谷部85bが交互に複数形成されている。)が形成されたうねり形成型85,85によって前方に送られている電極用シート31を挟みながら回転させることで、電極用シート31にうねりを形成する。
図9は本発明に係るうねり形成機構(第5実施形態)を示す側面図である。
うねり形成機構87は、電極用シート31を挟むように配置された受け型88と押し型89とからなり、凹部88aが形成された受け型88を固定した状態で凸部89aが形成された押し型89で前方に送られている電極用シート31を受け型88に白抜き矢印で示すように繰返し押し付けることでうねりを形成する。
図10は本発明に係るうねり形成機構(第6実施形態)を示す側面図である。
うねり形成機構91は、電極用シート31を挟むように配置された受け型88と押し型92とからなり、凹部88aが形成された受け型88を固定した状態で丸棒状の押し型92で前方に送られている電極用シート31を受け型88に押し付けることでうねりを形成する。
図11は本発明に係るうねり形成機構(第7実施形態)を示す側面図である。
うねり形成機構94は、電極用シート31を挟むように配置された一対のガイド部材95からなり、2つのガイド部材95のそれぞれの端部にうねり形状95aが形成され、これらのガイド部材95同士を接近させて前方に送られている電極用シート31を挟む、又はガイド部材95同士を離間して電極シート31から遠ざけることを同期させて繰り返すことでうねりを形成する。
図12は本発明に係るうねり形成機構(第8実施形態)を示す側面図である。
うねり形成機構97は、電極用シート31の送り方向に沿って配置された一対の丸棒98からなり、丸棒98、98を共に前方に送られている電極用シート31に押し付けることと、丸棒98,98を電極用シート31から遠ざけることとを同期させて繰り返すことでうねりを形成する。
図13は本発明に係るうねり形成機構(第9実施形態)を示す側面図である。
うねり形成機構101は、振動発生装置102からなり、プレスローラ37,38で圧延される前に電極用シート31に、振動発生装置102により、例えば、超音波を当てることで電極用シート31を振動させてうねりを形成する。
以上の図7〜図13に示したように、本発明は、電極用シート31の塗布部分11b(図5(a)参照),12b(図3参照)を塑性変形手段としてのうねり形成機構81,84,87,91,94,97,101を用いて塑性変形させることにより電極用シート31にうねりを発生させるので、うねり形成機構81,84,87,91,94,97,101によって精度よく且つ容易にうねりを形成することができる。
尚、本実施形態では、図2に示したように、電池10をロール型としたが、これに限らず、積層型(角型、ラミネート型)としてもよい。
本発明の電池製造方法及び電池は、リチウムイオン電池に好適である。
本発明に係る電池を示す断面図である。 本発明に係る電池を示す分解斜視図である。 本発明に係る正側・負側シート電極を説明する図である。 本発明に係るシート電極の製造装置(第1実施形態)を説明する説明図である。 本発明に係る電極用シートの塑性変形の原理を示す説明図である。 本発明に係るシート電極の製造装置(第2実施形態)を説明する説明図である。 本発明に係るうねりを形成するうねり形成機構(第3実施形態)を示す側面図である。 本発明に係るうねり形成機構(第4実施形態)を示す側面図である。 本発明に係るうねり形成機構(第5実施形態)を示す側面図である。 本発明に係るうねり形成機構(第6実施形態)を示す側面図である。 本発明に係るうねり形成機構(第7実施形態)を示す側面図である。 本発明に係るうねり形成機構(第8実施形態)を示す側面図である。 本発明に係るうねり形成機構(第9実施形態)を示す側面図である。 従来の電極の製造要領を示す説明図である。 従来の電極シート加工装置の説明図である。
符号の説明
10…電池、11,12…シート電極(正側シート電極、負側シート電極)、11a,12a…箔(正電極箔、負電極箔)、11b,12b…活物質・塗布部分、11c,12c…未塗布部分、13…セパレータ、14,15…集電板、21…電解液、23…電極組立体、31…電極用シート、37,38…ロールプレスするローラ(プレスローラ)、46…切断手段(切断装置)、55…張力付与手段(張力付与装置)、57…圧延手段(圧延装置)、61,62…うねり、81,84,87,91,94,97,101…塑性変形手段(うねり形成機構)。

Claims (5)

  1. 箔の一辺に活物質が塗布された塗布部分と活物質が塗布されていない未塗布部分とを設けて正・負側のシート電極をそれぞれ形成し、これらの正・負側のシート電極間にセパレータを介在させて電極組立体を構成し、この電極組立体の端部に露出した前記未塗布部分に正・負側の集電板を接続する形式の電池の製造方法であって、
    前記活物質が塗布されて出来た電極用シートの前記塗布部分に、前記電極用シートの長手方向にうねりを形成する工程と、
    前記うねりが形成された前記電極用シートをロールプレスする工程と、
    を備えることを特徴とする電池製造方法。
  2. 前記電極用シートをロールプレスする際に、ロールプレスするローラの前後の電極用シートに張力を与えることで、電極用シートにうねりを形成することを特徴とする請求項1記載の電池製造方法。
  3. 前記電極用シートの前記塗布部分を塑性変形手段を用いて塑性変形させることにより電極用シートにうねりを発生させることを特徴とする請求項1記載の電池製造方法。
  4. 前記電極シートの前記塗布部分を加熱した後にうねりを形成することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の電池製造方法。
  5. 箔の一辺に活物質が塗布された塗布部分と活物質が塗布されていない未塗布部分とを設けて正・負側のシート電極をそれぞれ形成し、これらの正・負側のシート電極間にセパレータを介在させて電極組立体を構成し、この電極組立体の端部に露出した前記未塗布部分に正・負側の集電板を接続する形式の電池において、
    前記電極用シートは、長手方向に張力が与えられて前記活性物質塗布部分にうねりが形成された状態でロールプレスされ、
    前記電極組立体と前記正・負側の集電板とが電解液と共にケースに挿入されて密封されることを特徴とする電池。
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