JP4682730B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、金融機関等に設置され、顧客との取引を自動で行う現金自動預払機等の自動取引装置に関する。
従来の現金自動預払機は、取引カードの挿入または受取等の取引媒体を入出する操作(取引媒体入出操作という。)を要する取引段階のときに、顧客操作部の画面に取引画面、例えばカード挿入依頼画面を表示するときに、現金自動預払機の上半分の画像に取引カードの挿入動作を示す動画を表示してその取引段階の取引媒体入出操作の動作を顧客に伝えている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−105782号公報(主に第4頁段落0007および第7頁段落0043、第5図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、顧客操作部の画面に現金自動預払機の上半分の画像に取引カードの挿入動作等の取引媒体入出操作を示す動画を表示した取引画面を表示しているため、通常比較的小さい画面で構成される顧客操作部の画面ではカード挿入口や取引カード等が小さく表示されてしまい、高齢者や弱視者等の視力の弱い顧客にとっては視認が困難になるという問題がある。
このため、カード挿入口等の近傍のみを大きく表示すると、現金自動預払機におけるカード挿入口等の操作口の部位を特定することが困難になるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、現金自動預払機における操作口の部位の特定を容易にすると共に、視力の弱い顧客であっても容易に取引媒体入出操作の動作を視認することができる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、自動取引装置が、取引媒体の取引媒体入出操作を促す入出操作依頼画面の画面データと、当該機種の全体画像の画像データと、取引媒体の取引媒体入出操作の動作を示す取引媒体動画の動画データとを格納する手段と、取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、当該取引媒体の入出操作依頼画面の画面データと、当該機種の全体画像の画像データと、当該取引媒体の取引媒体動画の動画データとを読出す手段と、該読出した当該取引媒体の入出操作依頼画面の画面データに、当該機種の全体画像の画像データを合成する手段と、前記合成した全体画像を表示した入出操作依頼画面を表示する手段と、前記全体画像の当該取引媒体の操作口の中央部付近を拡大画像中心として認識する手段と、該認識した拡大画像中心が中心となるように拡大した拡大画像データを生成する拡大画像データ生成手段と、該拡大画像データ生成手段により順次に倍率を高めた拡大画像データを、前記入出操作依頼画面の画面データに合成しながら、その拡大画像を表示した入出操作依頼画面を表示する手段と、該拡大画像が所定の倍率になったときに、前記読出した当該取引媒体の取引媒体動画を当該取引媒体の操作口の拡大画像に重ねて表示する手段とを備えることを特徴とする。
また、自動取引装置が、取引媒体の取引媒体入出操作を促す入出操作依頼画面の画面データと、当該機種の全体画像の画像データと、取引媒体を操作する操作口を拡大した操作口拡大画像の画像データと、前記全体画像の操作口を指し示すためのポインタ画像の画像データと、前記操作口拡大画像に合わせて拡大した取引媒体の取引媒体入出操作の動作を示す拡大取引媒体動画の動画データとを格納する手段と、取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、当該取引媒体の入出操作依頼画面の画面データと、当該機種の全体画像の画像データと、当該取引媒体の操作口拡大画像の画像データと、ポインタ画像の画像データと、当該取引媒体の拡大取引媒体動画の動画データとを読出す手段と、該読出した当該取引媒体の入出操作依頼画面の画面データに、当該機種の全体画像の画像データと、当該取引媒体の操作口拡大画像の画像データと、前記操作口を指し示すポインタ画像の画像データとを合成する手段と、前記合成した全体画像と操作口拡大画像とポインタ画像とを表示した入出操作依頼画面を表示する手段と、該入出操作依頼画面を表示したときから所定の時間の経過後に、前記読出した当該取引媒体の拡大取引媒体動画を、当該取引媒体の操作口拡大画像に重ねて表示する手段とを備えることを特徴とする。
このように、本発明は、自動取引装置の主制御部が、取引媒体の取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、当該取引媒体の入出操作依頼画面に当該機種の全体画像を表示し、その全体画像の当該取引媒体の操作口を順次に倍率を高めて当該操作口の拡大画像を表示すると共に、拡大画像が所定の倍率になったときに、当該取引媒体の取引媒体動画を当該操作口の拡大画像に重ねて表示するようにしたことによって、顧客はズームアップされる自動取引装置における当該操作口によりその部位を容易に特定することができ、拡大された操作口の画像や取引媒体の動画により視力の弱い顧客であっても容易に取引媒体入出操作の動作を視認することができるという効果が得られる。
また、自動取引装置の主制御部が、取引媒体の取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、当該取引媒体の入出操作依頼画面に当該機種の全体画像と当該取引媒体の操作口を指し示すポインタ画像と当該操作口の操作口拡大画像と表示し、所定の時間の経過後に当該取引媒体の拡大取引媒体動画を当該操作口拡大画像に重ねて表示するようにしたことによって、顧客はポインタ画像により示される自動取引装置の全体画像における当該操作口によりその部位を容易に特定することができ、操作口拡大画像や拡大取引媒体動画により視力の弱い顧客であっても容易に取引媒体入出操作の動作を視認することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による現金自動預払機の実施例について説明する。
図1は実施例1の現金自動預払機を示す斜視図、図2は実施例1の現金自動預払機を示すブロック図、図3は実施例1の記憶部の構成を示すブロック図である。
図1、図2において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行等の金融機関や郵政公社等(金融機関等という。)の支店や郵便局、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、顧客との間で現金の取引を自動で行う。
2は金融機関等のセンタに設置された自行ホストコンピュータであり、自行内の店舗に設置されている現金自動預払機1と専用回線や電話回線等の通信回線を介して接続しており、自行の顧客の口座の口座番号やその暗証番号、口座残高等の顧客情報を顧客ファイルとして保有して自行の顧客の口座を管理する他、他行ホストコンピュータ3と専用回線等のホスト回線を介して接続しており、他行に対する振込処理や他行の取引カード等を用いた入出金取引等の清算処理を実行する。
4は現金自動預払機1の主制御部であり、通信部5によって通信回線を介して自行ホストコンピュータ2と接続しており、現金自動預払機1内の各部を制御して取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する。
6は記憶部であり、主制御部4が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部4による処理結果等が格納される。
7は顧客操作部であり、CRTやLCD等の表示画面を備えた表示部8とタッチパネル等の位置信号検出手段を備えた入力部9との組合せで構成されており、表示部8の画面に各種の選択画面や入力画面、取引媒体入出操作を促す画面等の取引画面を表示する他、入力部9により表示部8の画面に表示された選択ボタン等の指触された位置を検出して選択ボタン等による顧客からの入力を受付ける。
10はカード取扱部であり、操作口としてのカード挿入口10aから挿入された顧客のキャッシュカードやクレジットカード等の取引媒体としての取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている顧客の口座情報(口座番号等)等のカード情報を読み書きする機能を有すると共に取引媒体としての明細票等に取引内容等を印刷して排出する機能を有している。
11は通帳取扱部であり、操作口としての通帳挿入口11aから挿入された取引媒体としての通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている顧客の口座情報(口座番号等)等の通帳情報を読み書きする機能を有すると共に取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能を有している。
12は紙幣入出金部であり、操作口としての紙幣入出金口12aによって顧客が投入した取引媒体としての紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、顧客に支払う紙幣を計数して顧客に引渡す機能を有している。
13は硬貨入出金部であり、操作口としての硬貨入出金口13aによって顧客が投入した取引媒体としての硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、顧客に支払う硬貨を計数して顧客に引渡す機能を有している。
14はスピーカであり、主制御部4から送られた音声データを音声に変換して顧客に伝達する機能を有している。
15は顧客検知部であり、光学式等の近接センサを備えており、現金自動預払機1への顧客の接近および退去を検知して主制御部4へその信号を転送する機能を有している。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、予め図3に示す顧客との間で通常の各種の取引を行う機能を有する通常取引処理アプリケーションプログラム(APという。)と、通常の取引画面を生成して表示する機能および取引媒体の取引媒体入出操作を促す取引画面である本実施例の入出操作依頼画面に現金自動預払機1の全体画像を表示し、その当該操作口を徐々に拡大して拡大された当該操作口を合成し、当該取引媒体の動画を重ねて表示する機能を有する取引画面表示AP等からなる業務実行プログラムが格納されており、これらAPと主制御部4とにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各種の機能手段が形成される。
また、記憶部6には、上記の取引画面表示APが用いるデータとして入出操作依頼画面等の取引画面の背景画面に当該取引段階の内容や案内文言等の表題文言を記載した各取引画面の画面データ、「取消」ボタン等の指示ボタンや取引を選択する選択ボタン、金額等入力するテンキーや入力内容を表示する入力内容表示欄等の表示部品のボタン名や表示欄名とその表示枠の形状や表示色等からなる部品イラストデータ、取引画面に当該取引段階の入力方法や注意事項等の補足事項の案内文言を表示するための案内文言データ、表示文言や案内文言、取忘れ時等に注意を喚起するための注意文言等の音声データ、および当該現金自動預払機1の機種の全体画像の画像データ、取引カードの挿入動作や排出動作等の取引媒体入出操作の動作を取引媒体単体の動きで示す取引媒体動画の動画データ等が格納されている。
また、記憶部6には、取引段階の取引段階コードに対応させて予め設定された当該取引段階の取引画面データ、補足事項の案内文言データ、必要な表示部品の部品イラストデータとこれを表示する画面上の座標位置や座標領域、および取引画面が入出操作依頼画面である場合の画像表示部25の座標領域、現金自動預払機1の機種の全体画像データ、全体画像を拡大するときの中心となる拡大画像中心の座標、全体画像の拡大を停止する倍率である最終倍率、全体画像を徐々に拡大しながら表示する回数である分割表示回数、取引媒体動画データ、取引媒体動画の表示を開始するときの倍率である所定の倍率としての動画開始倍率等からなる画面構成をコード等により記した取引画面構成テーブル等が画面ファイルとして格納されている。
上記の構成の作用について説明する。
現金自動預払機1の主制御部4が、取引画面表示APにより通常の取引画面を生成して表示する通常取引画面表示処理の作動は以下のように実行される。
主制御部4は、業務実行プログラムを実行して取引画面(例えば図4に示す暗証番号入力画面)を表示する取引段階となったときは、その現在取引段階を認識し、その取引段階コードを基に記憶部6に格納されている画面ファイルの取引画面構成テーブルを検索して該当する取引画面(暗証番号入力画面)の画面構成を読出し、この画面構成に記された取引画面データと部品イラストデータと補足事項の案内文言データとをそれぞれ画面ファイルから抽出し、取引画面表示APにより、表題文言表示部21に表題文言(「暗証番号を入力してください。」)を記載した取引画面データの操作内容表示領域22に、読出した画面構成に記された座標位置や座標領域に従って、部品イラストデータ(数字をボタン名としたテンキーや「訂正」「取消」をボタン名とした選択ボタンおよび暗証番号の入力内容表示欄等)を配置して取引画面の表示データを生成し、これを表示部8に送ってその画面に当該取引段階の通常の取引画面を表示し、本実施例の通常取引画面表示処理を終了して通常取引処理APのその取引段階の処理に復帰する。
以下に、現金自動預払機1の主制御部4が取引画面表示APにより実行する本実施例の入出操作依頼画面表示処理について説明する。
本実施例の入出操作依頼画面は、図6、図7に示すようにその操作内容表示領域22の略中央部に取引媒体入出操作の動作を示す動画等を表示する画像表示部25が設けられており、入出する取引媒体が1つの場合(取引カードのみの挿入動作等)は図6に示す略正方形の1媒体画像表示部25a、入出する取引媒体が2つの場合(取引カードおよび通帳の排出動作等)は図7に示す横長の長方形の2媒体画像表示部25bの座標領域が当該取引段階の画像表示部25の座標領域として取引画面構成テーブルに記されている。
また、本実施例の現金自動預払機1の全体画像は、図1に示す当該機種の斜視図の全体画像データが格納され、入出する取引媒体が1つの場合の拡大画像中心の座標は、全体画像の該当する操作口(例えばカード挿入口10a)の中央部付近の座標が拡大画像中心の座標として、入出する取引媒体が2つの場合は全体画像の該当する2つの操作口(例えばカード挿入口10aと通帳挿入口11a)を同時に含む領域の中央部付近(例えばカード挿入口10aと通帳挿入口11aとの間の間隔の中央部付近)の座標が拡大画像中心の座標として取引画面構成テーブルに記されている。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の入出操作依頼画面表示処理について、カード挿入依頼画面を例に説明する。
S1、主制御部4は、業務実行プログラムを実行して入出操作依頼画面である図6に示すカード挿入依頼画面を表示する取引段階となったときは、その現在取引段階を認識し、その取引段階コードを基に記憶部6に格納されている画面ファイルの取引画面構成テーブルを検索して該当する入出操作依頼画面(カード挿入依頼画面)の画面構成を読出す。
S2、入出操作依頼画面の画面構成を読出した主制御部4は、この画面構成に記された入出操作依頼画面の取引画面データと部品イラストデータと補足事項の案内文言データ、および全体画像データと取引媒体動画データをそれぞれ画面ファイルから抽出する。
本実施例のカード挿入依頼画面には、部品イラストデータと補足事項の案内文言データの表示は設定されていないので、主制御部4はこの画面構成に記されたカード挿入依頼画面の取引画面データと全体画像データと取引媒体動画データをそれぞれ画面ファイルから抽出する。
S3、全体画像データ等を抽出した主制御部4は、表題文言表示部21に「カードを挿入してください。」等の表題文言を記載したカード挿入依頼画面の画面データの操作内容表示領域22に読出した画面構成に記された画像表示部25の座標領域に従って1媒体画像表示部25aを設定し、抽出した全体画像データの最大幅を設定した座標領域に合わせるために最大幅がこれに対応する1媒体画像表示部25aの幅いっぱいとなるように初期表示倍率を演算し、初期表示倍率に座標変換した全体画像データを1媒体画像表示部25aの座標として書込んで合成したカード挿入依頼画面の表示データを生成する。
S4、カード挿入依頼画面の表示データを生成した主制御部は、生成した表示データを表示部8に送ってその画面に当該取引段階の入出操作依頼画面を表示する。
この場合の1媒体画像表示部25aの全体画像は、図8(a)に示すように全体画像データの最大幅(本図では現金自動預払機1の表示高さ)が1媒体画像表示部25aの幅(本図では縦幅)いっぱいとなるように表示される。
S5、全体画像を合成したカード挿入依頼画面を表示した主制御部4は、読出した画面構成から拡大画像中心の座標、最終倍率、分割表示回数、動画開始倍率をそれぞれ読取ってこれらを認識し、最終倍率から初期表示倍率を減じて分割表示回数で除した倍率増分を算出する。
S6、倍率増分を算出した主制御部4は、表示した全体画像の拡大画像中心の座標と1媒体画像表示部25aの中心の座標とからこれらの中心間の中心間距離を演算してこれを分割表示回数で除した中心移動距離の座標変化量を算出し、全体画像の拡大画像中心の座標に順次に(本説明のステップでは1回目)X−Y方向の座標変化量を加えて、そこに全体画像の拡大画像中心の表示位置を移動させると同時に、初期表示倍率に順次に(本説明のステップでは1回目)倍率増分を加えたズーム倍率に座標変換した全体画像データを演算し、1媒体画像表示部25aの座標領域からはみ出す座標を削除して拡大画像の拡大画像データを生成し、これを1媒体画像表示部25aの座標として書込んで合成した操作口であるカード挿入口10aの拡大画像を表示したカード挿入依頼画面の表示データを生成する。
S7、この時、主制御部4は、ズーム倍率と読取った動画開始倍率を比較し、ズーム倍率が動画開始倍率未満のときはステップS9へ移行する。ズーム倍率が動画開始倍率以上のときはステップS8へ移行する。
S8、ズーム倍率が動画開始倍率以上と判定した主制御部4は、読出した取引媒体動画の動画データを現在のズーム倍率に座標変換した取引媒体動画データを生成し、これを拡大画像データに重ね合わせ、取引媒体である取引カードに隠れるカード挿入口10aの部位を背面処理しながら拡大画像に取引媒体動画を重ねた拡大画像データを生成し、これを1媒体画像表示部25aの座標として書込んで取引媒体動画を重ねた拡大画像を表示したカード挿入依頼画面の表示データを生成する。
S9、拡大画像を表示したカード挿入依頼画面の表示データを生成した主制御部は、生成した表示データを表示部8に送ってその画面に当該取引段階の拡大画像を表示した入出操作依頼画面を表示する。
この場合の1媒体画像表示部25aの画像は、ズーム倍率が動画開始倍率未満の場合は図8(b)に示すようにそのズーム倍率に拡大されたカード挿入口10aがその拡大画像中心を徐々に1媒体画像表示部25aの中心方向に移動させながら表示され、ズーム倍率が動画開始倍率以上の場合は図8(c)に示すように動画開始倍率以上のズーム倍率と同一のズーム倍率で拡大された取引カードが図に矢印Aで示す挿入方向に移動する取引媒体動画が重ねられた状態で表示される。
S10、拡大画像を表示したカード挿入依頼画面を表示した主制御部4は、読取った最終倍率とズーム倍率を比較し、ズーム倍率が最終倍率未満のときはステップS6へ戻って、順次に(本説明のステップでは2回目)座標変化量や倍率増分を加えて拡大画像の拡大画像データを生成しながら徐々に拡大させたカード挿入口10aを表示したカード挿入依頼画面を表示し、ズーム倍率が最終倍率以上になったときにステップS11へ移行する。
S11、主制御部4はズーム倍率を最終倍率にした取引媒体動画を重ねた拡大画像を表示したカード挿入依頼画面を表示する。
S12、主制御部4は、表示部8に最終倍率の取引媒体動画を重ねた拡大画像を表示したカード挿入依頼画面を表示しながら顧客の当該取引段階の取引媒体の取引媒体入出操作(本説明では取引カードの挿入動作)の検知または一定の経過時間の経過等を待って待機し、取引媒体入出操作の検知信号が転送された時または一定の経過時間が経過した時等に表示の終了を判定し、入出操作依頼画面表示処理を終了して通常取引処理APのその取引段階の処理に復帰する。取引媒体入出操作の検知信号が転送されない等の場合はステップS11へ戻って取引媒体動画を重ねた拡大画像を表示したカード挿入依頼画面の表示を継続する。
このようにして本実施例の入出操作依頼画面が表示される。
なお、主制御部4が認識した取引段階の入出操作依頼画面が、入出する取引媒体が2つの場合、例えば図7に示す取引カードおよび通帳の受取動作を促すカード、通帳受取依頼画面の場合は、上記ステップS2において、主制御部4は上記と同様のデータに加えて通帳の取引媒体動画データを画面ファイルから抽出する。
ステップS3においては、主制御部4は上記と同様にして操作内容表示領域22に読出した画面構成に記された画像表示部25の座標領域に従って2媒体画像表示部25bを設定し、初期表示倍率に座標変換した全体画像データを合成したカード挿入依頼画面の表示データを生成する。
ステップS4において表示される2媒体画像表示部25bの全体画像は、図9(a)に示すように全体画像データの最大幅(本図では現金自動預払機1の表示高さ)が2媒体画像表示部25bの幅(本図では縦幅)いっぱいとなるように表示される。
ステップS5においては、主制御部4は上記と同様にして倍率増分を算出する。この場合に拡大画像中心として認識する座標は、読出した画面構成から読取った拡大画像中心の座標、つまり2媒体画像表示部25bに表示する2つの操作口であるカード挿入口10aと通帳挿入口11aを同時に含む領域の中央部付近の座標である。
その他のステップS1およびS6〜S12の作動は上記と同様である。この場合に拡大画像中心の座標は前記の座標が用いられ、ステップS9において2媒体画像表示部25bに表示される画像は、ズーム倍率が動画開始倍率未満の場合は図9(b)に示すようにそのズーム倍率に拡大されたカード挿入口10aおよび通帳挿入口11aがその拡大画像中心を徐々に2媒体画像表示部25bの中心方向に移動させながら表示され、ズーム倍率が動画開始倍率以上の場合は図9(c)に示すように動画開始倍率以上のズーム倍率と同一のズーム倍率で拡大された取引カードおよび通帳が図に矢印Bで示す排出方向に移動する取引媒体動画が重ねられた状態で表示される。
なお、上記ステップS3において、現金自動預払機1の全体画像の画像データを入出操作依頼画面に合成した表示データを生成するときに該当する操作口(上記で説明した1媒体画像表示部25aの場合のカード挿入口10a、または2媒体画像表示部25bの場合のカード挿入口10aと通帳挿入口11a)の表示色を他の操作口(紙幣入出金口12a等)の表示色と異なった表示色として表示データを生成するようにすれば、当該取引段階における操作口の特定をより容易なものとすることができる。
また、本実施例では、動画開始倍率を最終倍率より小さい倍率に設定するとして説明したが、動画開始倍率を最終倍率と同じ倍率に設定してもよい。この場合には取引媒体動画はズームアップされた拡大画像が最終倍率になったとき、つまり上記ステップS11で入出操作依頼画面が表示されるときに表示される。このようにすれば取引媒体動画の拡大に要する主制御部の負荷を軽減することができる。
以下に、図10に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の出金取引処理について説明する。
なお、上記通常取引画面表示処理および入出操作依頼画面表示処理による作動は上記と同様であるので、以下の説明においては詳細な説明を省略する。
金融機関等の係員は、始業時等に電源を投入して現金自動預払機1の各部へ電力を供給する。これにより現金自動預払機1の記憶部6に格納されている業務実行プログラムが自動的に起動する。
SA1、業務実行プログラムが起動すると主制御部4は、現在取引段階を認識し、顧客操作部7の表示部8の画面に通常取引画面表示処理により生成した省エネルギ画面等の初期画面を表示する。
SA2、主制御部4は表示部8に初期画面を表示しながら顧客検知部15が顧客を検知するのを待つ顧客待ち状態での待機を開始し、顧客検知部15から顧客検知信号が転送された時にステップSA3へ移行する。顧客検知信号が転送されない場合は顧客待ち状態での待機を継続する。
SA3、顧客を検知した主制御部4は、現在取引段階を認識し、表示部8の画面に通常取引画面表示処理により生成した図11に示す取引選択画面を表示する。
取引選択画面の表題文言表示部21には選択ボタンの押下を促す旨の表題文言が表示され、操作内容表示領域22には出金取引のための「お引き出し」、入金取引のための「お預け入れ」、振込取引のための「お振り込み」、振替取引のための「お振り替え」、通帳に未記入の取引データを記帳する通帳記入取引のための「通帳記入」および口座残高を照会する残高照会取引のための「残高照会」等をボタン名とした選択ボタンが表示される。
本実施例では、顧客は取引選択画面から出金取引を選択し、「お引き出し」の選択ボタンを押下する。
SA4、顧客の選択した選択ボタンの内容を入力部9のタッチパネルからの位置信号等により出金取引と認識した主制御部4は、現在取引段階を認識し、表示部8の画面に入出操作依頼画面表示処理により生成した図6に示すカード挿入依頼画面を表示する。
カード挿入依頼画面の表題文言表示部21には取引カードの挿入を促す旨の表題文言が表示される。
また、操作内容表示領域22の1媒体画像表示部25aには図8(a)示す当該機種の全体画像(本実施例では全体画像の斜視図)が表示され、そのカード挿入口10aの拡大画像中心が1媒体画像表示部25aのほぼ中心となるように徐々に拡大(ズームアップという。)されて図8(b)示すカード挿入口10aの拡大画像が表示され、動画開始倍率となったときに取引カードの挿入動作を示す取引媒体動画がカード挿入口10aの拡大画像に重ねて表示される。
顧客は、ズームアップされるカード挿入口10aにより取引カードの挿入部位を特定し、取引カードをカード取扱部10のカード挿入口10aに挿入する。
カード取扱部10からの検知信号により取引カードの挿入を認識した主制御部4は、入出操作依頼画面表示処理を終了して通常取引処理APの処理に復帰し、カード取扱部10によって取引カードの磁気ストライプ等に記録されている顧客の口座番号等のカード情報を読取る。
SA5、カード情報を読取った主制御部4は、現在取引段階を認識し、表示部8の画面に通常取引画面表示処理により生成した図4に示す暗証番号入力画面を表示する。
暗証番号入力画面の表題文言表示部21には、暗証番号の入力を促す旨の表題文言が表示され、操作内容表示領域22には暗証番号表示欄とその入力のための数字をボタン名としたテンキーや入力の間違いを訂正するための「訂正」をボタン名とした指示ボタンおよび暗証番号の入力を取り止めることを指示するための「取消」をボタン名とした指示ボタン等が表示される。
顧客はテンキー等によって暗証番号を入力する。
SA6、暗証番号の入力を入力部9により認識した主制御部4は、現在取引段階を認識し、表示部8の画面に入出操作依頼画面表示処理により生成した通帳挿入依頼画面を表示する。
通帳挿入依頼画面の表題文言表示部21には通帳の挿入を促す旨の表題文言が表示される。
また、操作内容表示領域22には通帳不携帯の場合の取扱方法等の案内文言が表示され、1媒体画像表示部25aにはステップSA4と同様にして全体画像の通帳挿入口11aがズームアップされ、その拡大画像に通帳の挿入動作を示す取引媒体動画が重ねて表示される。
顧客は、ズームアップされる通帳挿入口11aにより通帳の挿入部位を特定し、通帳を通帳取扱部11の通帳挿入口11に挿入する。
通帳取扱部11からの検知信号により通帳の挿入を認識した主制御部4は、入出操作依頼画面表示処理を終了して通常取引処理APの処理に復帰し、通帳取扱部11によって通帳の磁気ストライプに記録されている顧客の口座番号等の通帳情報を読取る。
なお、一定の時間を経過しても通帳が挿入されない場合は、通帳記帳の必要がないと判定して入出操作依頼画面表示処理を終了し、通常取引処理APの処理に復帰してステップSA7へ移行する。
本実施例では、顧客は通帳挿入口11aへ通帳を挿入する。
SA7、通帳挿入依頼画面の表示を終えた主制御部4は、現在取引段階を認識し、表示部8の画面に通常取引画面表示処理により生成した出金金額入力画面を表示する。
出金金額入力画面の表題文言表示部21には、出金金額の入力を促す旨の表題文言が表示され、操作内容表示領域22には出金金額表示欄とその入力のための数字をボタン名としたテンキー、金額の単位をボタン名とした「万」キー、「千」キー、「円」キーや入力の間違いを訂正するための「訂正」をボタン名とした指示ボタン、および出金金額の入力終了を指示するための「確認」をボタン名とした指示ボタン等が表示される。
顧客はテンキー等によって出金金額を入力して「確認」ボタンを押下する。
SA8、出金金額の入力を入力部9により認識した主制御部4は、自行ホストコンピュータ2との間で出金取引の交信処理を実行する。
すなわち、主制御部4は現在取引段階を認識し、表示部8の画面に通常取引画面表示処理により生成した表題文言表示部21にしばらくの間の待機を促す旨の表題文言を表示した待機依頼画面を表示すると共に、読取ったカード情報に入力された暗証番号や出金金額等を添付した出金取引の取引電文を作成し、これを通信部5によって通信回線を介して自行ホストコンピュータ2へ送信する。
出金取引の取引電文を受信した自行ホストコンピュータ2は、顧客認証のために取引電文に含まれるカード情報を基に顧客ファイルの顧客情報を検索して該当する顧客情報の暗証番号と取引電文の暗証番号とを照合し、暗証番号が一致した場合は顧客を認証し、口座残高に不足がない場合は取引許可の旨を電文にした取引許可の取引可否電文を作成すると共に該当する顧客情報の口座残高を更新する。暗証番号が一致しない場合や口座残高が不足している場合には、取引不許可の旨にそれぞれの内容を添付した取引不許可の取引可否電文を作成する。
取引可否電文を作成した自行ホストコンピュータ2は、これを送信元の現金自動預払機1へ通信回線を介して送信する。通信部5によって取引可否電文を受信した現金自動預払機1の主制御部4は出金取引の交信処理を終了する。
SA9、主制御部4は、受信した取引可否電文が取引許可の取引可否電文の場合はステップSA12へ、取引不許可の取引可否電文の場合はステップSA10へ移行する。
SA10、取引可否電文により顧客との取引を不許可と判定した主制御部4は、現在取引段階を認識し、表示部8の画面に通常取引画面表示処理により生成した取引不許可画面を表示する。
取引不許可画面の表題文言表示部21には、取引不許可の旨の表題文言が表示され、操作内容表示領域22には取引不許可となった内容および表示内容の確認を促す旨の案内文言、並びに表示内容を確認したことを指示するための「確認」をボタン名とした指示ボタン等が表示される。
顧客は表示内容を内容を確認して「確認」ボタンを押下する。
SA11、「確認」ボタンの押下を入力部9により認識した主制御部4は、現在取引段階を認識し、表示部8の画面に入出操作依頼画面表示処理により生成した図7に示すカード、通帳受取依頼画面を表示する。
カード、通帳受取依頼画面の表題文言表示部21には取引カードや通帳の受取を促す旨の表題文言が表示される。
また、操作内容表示領域22の2媒体画像表示部25bには図9(a)示す当該機種の全体画像が表示され、そのカード挿入口10aと通帳挿入口11aの拡大画像中心が2媒体画像表示部25bのほぼ中心となるようにズームアップされて図9(b)示すカード挿入口10aと通帳挿入口11aの拡大画像が表示され、動画開始倍率となったときに取引カードの排出動作および通帳の排出動作を示す取引媒体動画がカード挿入口10aおよび通帳挿入口11aの拡大画像にそれぞれ重ねて表示される。
顧客は、ズームアップされるカード挿入口10aおよび通帳挿入口11aにより取引カードおよび通帳の排出部位を特定し、カード取扱部10のカード挿入口10aおよび通帳取扱部11の通帳挿入口11aから排出された取引カードおよび通帳をそれぞれ引抜いて受取る。
カード取扱部10および通帳取扱部11からの検知信号により取引カードおよび通帳の受取を認識した主制御部4は、入出操作依頼画面表示処理を終了して通常取引処理APの処理に復帰し、出金取引処理を終了させてステップSA1へ戻ってステップSA1、SA2により表示部8の画面に初期画面を表示しながら顧客待ち状態で待機する。
SA12、取引可否電文により顧客との取引を許可と判定した主制御部4は出金処理を実行する。
すなわち、主制御部4は入力された出金金額に相当する現金を紙幣入出金部12および硬貨入出金部13からそれぞれ計数して繰出し、これを紙幣入出金口12aや硬貨入出金口13aに集積して一時待機させる。
これと並行して、主制御部4は取引内容等を基に印刷データおよび通帳に記帳する記帳データを作成し、印刷データをカード取扱部10へ送って明細票を印刷すると共に、記帳データを通帳取扱部11へ送って挿入されている通帳に記帳する。
SA13、現金の一時待機および明細票の印刷や通帳への記帳を終えた主制御部4は、現在取引段階を認識し、表示部8の画面に入出操作依頼画面表示処理により生成したカード、通帳、明細票受取依頼画面を表示する。
カード、通帳、明細票受取依頼画面の表題文言表示部21には取引カードや通帳、明細票の受取を促す旨の表題文言が表示される。
また、操作内容表示領域22の2媒体画像表示部25bにはステップSA11と同様にして全体画像のカード挿入口10aと通帳挿入口11aがズームアップされ、その拡大画像に取引カードと明細票の排出動作および通帳の排出動作を示す取引媒体動画が重ねて表示される。
顧客は、ズームアップされるカード挿入口10aおよび通帳挿入口11aにより取引カードと明細票および通帳の排出部位を特定し、カード取扱部10のカード挿入口10aおよび通帳取扱部11の通帳挿入口11aから排出された取引カードと明細票および通帳をそれぞれ引抜いて受取る。
SA14、カード取扱部10および通帳取扱部11からの検知信号により取引カードと明細票および通帳の受取を認識した主制御部4は、現在取引段階を認識し、表示部8の画面に入出操作依頼画面表示処理により生成した現金受取依頼画面を表示し、紙幣入出金部12の紙幣入出金口12aおよび硬貨入出金部13の硬貨入出金口13aを開放して一時待機させていた紙幣および硬貨を受取可能な状態にする。
現金受取依頼画面の表題文言表示部21には現金の受取を促す旨の表題文言が表示される。
また、操作内容表示領域22の2媒体画像表示部25bにはステップSA11と同様にして全体画像の紙幣入出金口12aと硬貨入出金口13aがズームアップされ、その拡大画像に紙幣の受取動作および硬貨の受取動作を示す取引媒体動画が重ねて表示される。
顧客は、ズームアップされる紙幣入出金口12aおよび硬貨入出金口13aにより紙幣および硬貨の受取部位を特定し、開放された紙幣入出金口12aおよび硬貨入出金口13aから紙幣および硬貨をそれぞれ取出して受取る。
紙幣入出金部12および硬貨入出金部13からの検知信号により紙幣および硬貨の受取を認識した主制御部4は、入出操作依頼画面表示処理を終了して通常取引処理APの処理に復帰し、出金取引処理を終了させてステップSA1へ戻ってステップSA1、SA2により表示部8の画面に初期画面を表示しながら顧客待ち状態で待機する。
以上説明したように、本実施例では、現金自動預払機の主制御部が取引カード等の取引媒体の取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、当該取引媒体の入出操作依頼画面に当該機種の現金自動預払機の全体画像を表示し、その全体画像の当該取引媒体の操作口を順次に倍率を高めて当該操作口の拡大画像を表示すると共に、拡大画像が動画開始倍率になったときに、当該取引媒体の挿入動作等の取引媒体入出操作の動作を示す取引媒体動画を当該取引媒体の操作口の拡大画像に重ねて表示するようにしたことによって、顧客はズームアップされる現金自動預払機における当該操作口によりその部位を容易に特定することができ、拡大された操作口の画像や取引媒体の動画により視力の弱い顧客であっても容易に取引媒体入出操作の動作を視認することができ、取引における取引媒体入出操作を円滑にして現金自動預払機の取引処理に要する時間を短縮することができる。
また、2つの取引媒体を用いる取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、それらの拡大画像中心を全体画像の当該2つの取引媒体の操作口を同時に含む領域の中央部付近として表示し、拡大画像が動画開始倍率になったときに、それぞれの当該操作口に取引媒体動画を重ねて表示するようにしたことによって、当該2つの取引媒体の操作口を同時に表示することができ、顧客はズームアップされる当該2つの操作口によりそれらの部位を容易に特定することができ、拡大された2つの操作口の画像やそれぞれの取引媒体の動画により視力の弱い顧客であっても容易に取引媒体入出操作の動作を視認することができる。
なお、本実施例においては、1つまたは2つの取引媒体を用いる取引媒体入出操作の入出操作依頼画面を表示する場合を例に説明したが、1つの画面に表示する取引媒体とその操作口は前記に限らず、3つ以上であってもよい。例えば、上記ステップSA13、SA14における取引媒体、つまり取引カード、明細票、通帳、紙幣、硬貨をカード挿入口、通帳挿入口、紙幣入出金口、硬貨入出金口の4つの操作口から同時に排出する場合等である。
この場合に、それらの拡大画像中心を全体画像の当該4つの取引媒体の操作口を同時に含む領域の中央部付近として表示するようにすれば、上記と同様の効果を得ることができる。
図12は実施例2の記憶部の構成を示すブロック図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、図12に示す上記実施例1と同様の通常取引処理APと、実施例1と同様に通常の取引画面を生成して表示する機能および取引媒体の取引媒体入出操作を促す取引画面である本実施例の入出操作依頼画面に現金自動預払機1の全体画像と当該操作口を示すポインタ画像および拡大された当該操作口を合成し、拡大された当該取引媒体の動画を重ねて表示する機能を有する取引画面表示AP等からなる業務実行プログラムが格納されており、これらAPと主制御部4とにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各種の機能手段が形成される。
また、記憶部6には、上記の取引画面表示APが用いるデータとして実施例1と同様の取引画面データ、部品イラストデータ、案内文言データ、音声データおよび当該現金自動預払機1の機種の全体画像の画像データと、本実施例の入出操作依頼画面を合成するための取引媒体を操作する操作口を拡大した操作口拡大画像の画像データと、全体画像の操作口を指し示すためのポインタ画像の画像データと、操作口拡大画像に合わせて拡大した取引媒体単体の取引媒体入出操作の動作を示す拡大取引媒体動画の動画データ等が格納されている。
また、記憶部6には、取引段階の取引段階コードに対応させて予め設定された実施例1と同様の当該取引段階の取引画面データ、案内文言データ、部品イラストデータとこの座標位置や座標領域および全体画像の画像データと、取引画面が本実施例の入出操作依頼画面である場合の画像表示部25の座標領域、画像表示部25にポインタ画像を表示するときの先端座標と後端座標、拡大取引媒体動画データ、拡大取引媒体動画の表示を開始するまでの経過時間である所定の時間等からなる画面構成をコード等により記した取引画面構成テーブル等が画面ファイルとして格納されている。
上記の構成の作用について説明する。
本実施例の現金自動預払機1の主制御部4が、取引画面表示APにより通常の取引画面を生成して表示する通常取引画面表示処理の作動は、上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
以下に、現金自動預払機1の主制御部4が取引画面表示APにより実行する本実施例の入出操作依頼画面表示処理について説明する。
本実施例の入出操作依頼画面に設定された操作内容表示領域22の1媒体画像表示部25aおよび2媒体画像表示部25bは実施例1の図6、図7に示す画像表示部25と同様であるが、その横幅が1媒体画像表示部25aにおいては略2倍、2媒体画像表示部25bにおいては略1.5倍に設定されて画像表示部25の座標領域として取引画面構成テーブルに記されている。
以下に、図13に示すフローチャートを用い、SBで示すステップに従って本実施例の入出操作依頼画面表示処理について、カード挿入依頼画面を例に説明する。
SB1、主制御部4は、実施例1のステップS1と同様に入出操作依頼画面であるカード挿入依頼画面を表示する取引段階となったときは、実施例1のステップS1と同様にして該当する入出操作依頼画面(カード挿入依頼画面)の画面構成を読出す。
SB2、入出操作依頼画面の画面構成を読出した主制御部4は、実施例1のステップS2と同様にして画面構成に記されたカード挿入依頼画面の画面データと全体画像データと操作口拡大画像データとポインタ画像データと拡大取引媒体動画データをそれぞれ画面ファイルから抽出する。
SB3、全体画像データ等を抽出した主制御部4は、表題文言表示部21に「カードを挿入してください。」等の表題文言を記載したカード挿入依頼画面の画面データの操作内容表示領域22に読出した画面構成に記された前記の画像表示部25の座標領域に従って1媒体画像表示部25aを設定し、抽出した全体画像と、この全体画像の当該操作口(本実施例ではカード挿入口10a)の側にその操作口拡大画像を配置し、読出した画面構成からポインタ画像の先端座標と後端座標とを読取り、これに従ってポインタ画像を配置した画像データを1媒体画像表示部25aの座標として書込んで合成したカード挿入依頼画面の表示データを生成する。
SB4、カード挿入依頼画面の表示データを生成した主制御部は、生成した表示データを表示部8に送ってその画面に当該取引段階の入出操作依頼画面を表示する。
この場合の1媒体画像表示部25aの全体画像は、図14(a)に示すように全体画像データの最大幅(本図では現金自動預払機1の表示高さ)が1媒体画像表示部25aの幅(本図では縦幅)いっぱいとなるように表示され、そのカード挿入口10aを矢印の先端で示したポインタ画像およびその矢印の後端部にカード挿入口10aの操作口拡大画像が表示される。
SB5、全体画像およびポインタ画像、操作口拡大画像を合成したカード挿入依頼画面を表示した主制御部4は、そのタイマー機能によりカード挿入依頼画面の表示時間を計測し、その表示時間が画面構成から読取った所定の時間になるのを待って待機し、表示時間が所定の時間になった時に拡大取引媒体動画の表示が必要と判定してステップSB6へ移行する。計測した表示時間が所定の時間に満たない場合はステップSB4へ戻ってカード挿入依頼画面の表示を継続する。
SB6、拡大取引媒体動画の表示が必要と判定した主制御部4は、読出した拡大取引媒体動画データを操作口拡大画像データに重ね合わせ、取引媒体である取引カードに隠れるカード挿入口10aの部位を背面処理しながら操作口拡大画像に拡大取引媒体動画を重ねた拡大画像データを生成し、これを1媒体画像表示部25aの座標として書込んで拡大取引媒体動画を重ねた操作口拡大画像を表示したカード挿入依頼画面の表示データを生成し、これを表示部8に送ってその画面に全体画像や当該取引段階の拡大取引媒体動画を重ねた操作口拡大画像等を表示した入出操作依頼画面を表示する。
この場合の1媒体画像表示部25aの画像は、図14(b)に示すように拡大されたカード挿入口10aに拡大された取引カードが図に矢印Aで示す挿入方向に移動する拡大取引媒体動画が重ねられた状態で表示される。
SB7、主制御部4は、表示部8に全体画像や拡大取引媒体動画を重ねた操作口拡大画像等を表示したカード挿入依頼画面を表示しながら顧客の当該取引段階の取引媒体の取引媒体入出操作(本説明では取引カードの挿入動作)の検知または一定の経過時間の経過等を待って待機し、取引媒体入出操作の検知信号が転送された時または一定の経過時間が経過した時等に表示の終了を判定し、入出操作依頼画面表示処理を終了して通常取引処理APのその取引段階の処理に復帰する。取引媒体入出操作の検知信号が転送されない等の場合はステップSB6へ戻って拡大取引媒体動画等を表示したカード挿入依頼画面の表示を継続する。
このようにして本実施例の入出操作依頼画面が表示される。
なお、主制御部4が認識した取引段階の入出操作依頼画面が、入出する取引媒体が2つの場合、例えば取引カードおよび通帳の受取動作を促すカード、通帳受取依頼画面の場合は、上記ステップSB2において、主制御部4は上記と同様のデータに加えて取引カードおよび通帳の拡大取引媒体動画データを画面ファイルから抽出する。
ステップSB3においては、主制御部4は上記と同様にして操作内容表示領域22に読出した画面構成に記された画像表示部25の座標領域に従って2媒体画像表示部25bを設定し、全体画像のそれぞれの当該操作口(本実施例ではカード挿入口10aと通帳挿入口11a)の側にそれぞれの操作口拡大画像を配置し、それぞれのポインタ画像の先端座標と後端座標に従ってポインタ画像を配置した画像データを2媒体画像表示部25bの座標として書込んで合成したカード挿入依頼画面の表示データを生成する。
ステップSB4において表示される2媒体画像表示部25bの全体画像は、図15(a)に示すように全体画像データの最大幅(本図では現金自動預払機1の表示高さ)が2媒体画像表示部25bの幅(本図では縦幅)いっぱいとなるように表示され、そのカード挿入口10aと通帳挿入口11aをそれぞれ矢印の先端で示したポインタ画像およびそれぞれの矢印の後端部にカード挿入口10aと通帳挿入口11aの操作口拡大画像が表示される。
ステップSB6において表示される2媒体画像表示部25bの全体画像は、図15(b)に示すように拡大されたカード挿入口10aおよび通帳挿入口11aに拡大された取引カードおよび通帳が図に矢印Bで示す排出方向に移動する取引媒体動画が重ねられた状態で表示される。
その他のステップSB1、SB5、SB7の作動は上記と同様である。
なお、本実施例の出金取引処理の作動は、図10に示す実施例1の作動と同様であるのでその説明を省略する。
この場合において、ステップSA4、SA6等の1媒体画像表示部25aを伴う入出操作依頼画面を表示するときは、上記で説明した本実施例の1媒体画像表示部25aを伴う入出操作依頼画面を表示され、ステップSA11、SA13、SA14等の2媒体画像表示部25bを伴う入出操作依頼画面を表示するときは、上記で説明した本実施例の2媒体画像表示部25bを伴う入出操作依頼画面を表示される。
また、本実施例において表示される各画像の形式は、ベクタデータであってもよいし、イラストや写真等のラスタデータであってもよい。ここでベクタデータとは、複数の点の座標とそれらを結ぶ線や面の方程式およびパラメータで表現される図形データをさす。例えばポインタ画像については、2点間を結ぶ線の方程式と、それらの一方を矢印型とするパラメータをベクタデータとして予め用意しておき、表示の際には前記ベクタデータに先端座標と後端座標をあてはめることにより、その都度ポインタ画像を生成する。このようにすれば、例えば画面の仕様変更によって1媒体画像表示部25aの表示位置をずらした場合でも、ポインタ画像は変更後の座標に合せて表示の都度生成される。このため、ラスタデータを用いた場合に画像の回転や拡大、縮小に伴って発生するような画像の乱れを防止できる。従って、画面の仕様変更に伴って回転が必要になるポインタ画像にはベクタデータを用い、それ以外の少なくとも回転を必要としない全体画像や操作口拡大画像についてはラスタデータを用いるのが好適である。
以上説明したように、本実施例では、現金自動預払機の主制御部が取引カード等の取引媒体の取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、当該取引媒体の入出操作依頼画面に当該機種の現金自動預払機の全体画像と当該取引媒体の操作口を指し示すポインタ画像と当該操作口の操作口拡大画像と表示し、所定の時間の経過後に当該取引媒体の挿入動作等の取引媒体入出操作の動作を示す拡大取引媒体動画を当該取引媒体の操作口拡大画像に重ねて表示するようにしたことによって、顧客はポインタ画像により示される現金自動預払機の全体画像における当該操作口によりその部位を容易に特定することができ、操作口拡大画像や拡大取引媒体動画により視力の弱い顧客であっても容易に取引媒体入出操作の動作を視認することができ、取引における取引媒体入出操作を円滑にして現金自動預払機の取引処理に要する時間を短縮することができる。
また、2つの取引媒体を用いる取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、全体画像と当該2つの取引媒体の操作口をそれぞれ指し示すポインタ画像を表示し、所定の時間の経過後にそれぞれの当該操作口拡大画像にそれぞれの拡大取引媒体動画を重ねて表示するようにしたことによって、当該2つの取引媒体の操作口を同時に表示することができ、顧客はポインタ画像により示される当該2つの操作口によりそれらの位置を容易に特定することができ、2つの操作口拡大画像やそれぞれの拡大取引媒体動画により視力の弱い顧客であっても容易に取引媒体入出操作の動作を視認することができる。
なお、本実施例においては、1つおよび2つの取引媒体を用いる取引媒体入出操作の入出操作依頼画面を表示する場合を例に説明したが、上記実施例1で説明したと同様に3つ以上であっても上記と同様の効果を得ることができる。
また、本実施例においては、拡大取引媒体動画の表示を全体画像や操作口拡大画像等の表示後の所定の時間の経過後として説明したが、所定の時間を「0秒」として全体画像や操作口拡大画像等を表示するときに拡大取引媒体動画を同時に表示するようにしてもよい。この場合にはステップSB4で全体画像や操作口拡大画像等が表示された直後に拡大取引媒体動画が表示される。このようにすれば所定の時間の経過を待たずに拡大取引媒体動画を表示することができ、入出操作依頼画面の表示時間を短縮して現金自動預払機の取引処理に要する時間の短縮を図ることができる
上記各実施例においては、入出操作依頼画面等の各取引画面の画面データには、表題文言が記載されているとして説明したが、取引画面の背景画面の画面データのみを取引画面の画面データとして格納し、案内文言データに表題文言を表示するための案内文言データを追加して、これを取引画面構成テーブルの画面構成に記載し、通常の取引画面や入出操作依頼画面を合成するときに表題文言表示部に表題文言の案内文言データを書込むようにしてもよい。このようにすれば記憶部6の記憶容量の低減を図ることができる。
また、上記各実施例においては、入出操作依頼画面等の各取引画面を表示するときの音声による案内文言の伝達については説明を省略したが、当該取引段階の音声データを取引画面構成テーブルの画面構成に記載し、入出操作依頼画面等の各取引画面を表示するときにスピーカにより表題文言や案内文言を音声で顧客に伝達するようにすれば、顧客の注意を更に喚起することが可能になる。
更に、上記各実施例においては、出金取引の場合を例に説明したが、他の取引処理においても本発明を適用すれば同様の効果を得ることができる。
この場合に、振込取引における振込カードの挿抜動作等を取引媒体入出操作として上記と同様の入出操作依頼画面を表示すれば、上記と同様の効果を得ることができる。
更に、上記各実施例においては、自動取引装置は現金自動預払機として説明したが、自動取引装置は前記に限らず、無人契約機や発券装置等であっても本発明を適用すれば同様の効果を得ることができる。
実施例1の現金自動預払機を示す斜視図 実施例1の現金自動預払機を示すブロック図 実施例1の記憶部の構成を示すブロック図 実施例1の暗証番号入力画面表示例 実施例1の入出操作依頼画面表示処理を示すフローチャート 実施例1のカード挿入依頼画面表示例 実施例1のカード、通帳受取依頼画面表示例 実施例1の1媒体画像表示部の表示の推移を示す説明図 実施例1の2媒体画像表示部の表示の推移を示す説明図 実施例1の出金取引処理を示すフローチャート 実施例1の取引選択画面表示例 実施例2の記憶部の構成を示すブロック図 実施例2の入出操作依頼画面表示処理を示すフローチャート 実施例2のカード挿入依頼画面の表示の推移を示す説明図 実施例2のカード、通帳受取依頼画面の表示の推移を示す説明図
符号の説明
1 現金自動預払機
2 自行ホストコンピュータ
3 他行ホストコンピュータ
4 主制御部
5 通信部
6 記憶部
7 顧客操作部
8 表示部
9 入力部
10 カード取扱部
10a カード挿入口
11 通帳取扱部
11a 通帳挿入口
12 紙幣入出金部
13 硬貨入出金部
14 スピーカ
15 顧客検知部
21 表題文言表示部
22 操作内容表示領域
25 画像表示部
25a 1媒体画像表示部
25b 2媒体画像表示部

Claims (7)

  1. 取引媒体の取引媒体入出操作を促す入出操作依頼画面の画面データと、当該機種の全体画像の画像データと、取引媒体の取引媒体入出操作の動作を示す取引媒体動画の動画データとを格納する手段と、
    取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、当該取引媒体の入出操作依頼画面の画面データと、当該機種の全体画像の画像データと、当該取引媒体の取引媒体動画の動画データとを読出す手段と、
    該読出した当該取引媒体の入出操作依頼画面の画面データに、当該機種の全体画像の画像データを合成する手段と、
    前記合成した全体画像を表示した入出操作依頼画面を表示する手段と、
    前記全体画像の当該取引媒体の操作口の中央部付近を拡大画像中心として認識する手段と、
    該認識した拡大画像中心が中心となるように拡大した拡大画像データを生成する拡大画像データ生成手段と、
    該拡大画像データ生成手段により順次に倍率を高めた拡大画像データを、前記入出操作依頼画面の画面データに合成しながら、その拡大画像を表示した入出操作依頼画面を表示する手段と、
    該拡大画像が所定の倍率になったときに、前記読出した当該取引媒体の取引媒体動画を当該取引媒体の操作口の拡大画像に重ねて表示する手段とを備えることを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1において、
    前記取引段階における取引媒体が複数のときに、前記拡大画像中心を、前記全体画像の当該複数の取引媒体の操作口を同時に含む領域の中央部付近とし、
    前記拡大画像が所定の倍率になったときに、それぞれの前記操作口に対応する取引媒体動画を、当該複数の取引媒体の操作口の拡大画像に重ねて表示する手段を備えることを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記所定の倍率が、全体画像の拡大を停止する倍率である最終倍率であることを特徴とする自動取引装置。
  4. 取引媒体の取引媒体入出操作を促す入出操作依頼画面の画面データと、当該機種の全体画像の画像データと、取引媒体を操作する操作口を拡大した操作口拡大画像の画像データと、前記全体画像の操作口を指し示すためのポインタ画像の画像データと、前記操作口拡大画像に合わせて拡大した取引媒体の取引媒体入出操作の動作を示す拡大取引媒体動画の動画データとを格納する手段と、
    取引媒体入出操作を要する取引段階のときに、当該取引媒体の入出操作依頼画面の画面データと、当該機種の全体画像の画像データと、当該取引媒体の操作口拡大画像の画像データと、ポインタ画像の画像データと、当該取引媒体の拡大取引媒体動画の動画データとを読出す手段と、
    該読出した当該取引媒体の入出操作依頼画面の画面データに、当該機種の全体画像の画像データと、当該取引媒体の操作口拡大画像の画像データと、前記操作口を指し示すポインタ画像の画像データとを合成する手段と、
    前記合成した全体画像と操作口拡大画像とポインタ画像とを表示した入出操作依頼画面を表示する手段と、
    該入出操作依頼画面を表示したときから所定の時間の経過後に、前記読出した当該取引媒体の拡大取引媒体動画を、当該取引媒体の操作口拡大画像に重ねて表示する手段とを備えることを特徴とする自動取引装置。
  5. 請求項4において、
    前記取引段階における取引媒体が複数のときに、前記入出操作依頼画面に、全体画像と当該複数の取引媒体の操作口拡大画像と前記全体画像のそれぞれの当該操作口を指し示すポインタ画像とを表示する手段と、
    前記所定の時間の経過後に、それぞれの前記操作口に対応する拡大取引媒体動画を、当該複数の取引媒体の操作口拡大画像に重ねて表示する手段とを備えることを特徴とする自動取引装置。
  6. 請求項4または請求項5において、
    前記所定の時間が、0秒であることを特徴とする自動取引装置。
  7. 請求項4、請求項5または請求項6において、
    前記ポインタ画像はベクタデータによって表示し、他の画面データをラスタデータによって表示することを特徴とする自動取引装置。
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