JP4680301B2 - Pllバーンイン回路および半導体集積回路 - Google Patents

Pllバーンイン回路および半導体集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、半導体集積回路に内蔵され、ループフィルタが外付けされたアナログPLL(Phase Locked Loop)において、その電圧制御発振器(VCO)の簡易なテストを行う際に用いる回路および発振回路を内蔵した半導体集積回路に関するものであり、より詳しくは、その制御入力電圧に関わらず下限電流を流さない、即ち、自走発振しないタイプの電圧制御発振器のバーンインテストを実施する際に使用する回路に関するものである。
図16に示すように、システムクロックなどを生成するPLLは、位相比較器(PFD)8−1、チャージポンプ(CP)8−2、ループフィルタ(FIL)8−3、電圧制御発振器(VCO)8−4、フィードバック分周器(DIV)8−5などからなり、基準クロック信号とフィードバック分周器の出力信号との位相をそろえることで、所望の周波数を作り出す周波数逓倍器として動作するものである。
このPLLの動作は次のようになる。即ち、外部から入力された基準クロック信号RCLは、位相比較器8−1によりフィードバック分周器8−5の出力信号との位相比較が行われ、チャージポンプ8−2によりその位相比較結果に応じた信号が出力される。この位相比較結果に応じた信号は、ループフィルタ8−3によりその高域成分がカットされ、電圧制御発振器8−4に制御電圧として出力される。この制御電圧が印加されると電圧制御発振器8−4はその制御電圧の大きさに応じた周波数の信号を発振し、これを逓倍出力信号OUTとして外部に出力するとともに、フィードバック分周器8−5に出力する。フィードバック分周器8−5は、電圧制御発振器8−4からの逓倍出力信号OUTを分周し、その出力信号を位相比較器8−1に向けて出力する。
このようなPLLに用いられる電圧制御発振器8−4は、例えば図17に示すように、ループフィルタ8−3の出力電圧VCを電流に変換する電圧電流変換トランジスタ9−1と、この電圧電流変換トランジスタ9−1により電圧から変換された電流をコピーするカレントミラー回路9−2と、奇数段のインバータがリング状に接続され、カレントミラー回路9−2から出力された電流の値にほぼ比例した周波数で発振するリングオシレータ9−3とからなり、ループフィルタ8−3の出力電圧VCに応じた周波数の信号を出力する。
即ち、電圧電流変換トランジスタ9−1のゲートに印加された制御電圧VCは、電圧電流変換トランジスタ9−1によりその電圧の大きさに応じた電流に変換される。この電流はカレントミラー回路9−2により、このカレントミラー回路9−2を構成する1対のトランジスタ9−2a,9−2bのサイズの比に応じた値の電流に変換される。即ち、予めトランジスタ9−2a,9−2bを形成する際に、そのトランジスタのサイズを決定しておくことで、電圧電流変換トランジスタ9−1が吸い込む電流に比例した電流を、リングオシレータ9−3に制御信号として出力する。
この制御信号はリングオシレータ9−3を構成する奇数個、例えばこの図17では3個、のインバータ9−3a,9−3b,9−3cに供給され、各インバータはその制御信号として入力される電流の値が大きいほどその動作速度が上昇するため、制御信号の値に応じて発振周波数が変化する。
すなわち、電圧制御発振器の出力信号周波数は、例えば電圧電流変換トランジスタ9−1がNMOSトランジスタである場合、図18に示すように、ループフィルタの出力電圧が0Vから10−1で示す電圧の範囲においては0Hzであり、ループフィルタの出力電圧が、10−1で示すしきい値電圧を超えると、その超えた電圧に応じて周波数が増加する。
従って、ループフィルタ電圧を制御して電圧制御発振器を発振させるためには、必ず図18のしきい値電圧10−1より高い電圧を印加して、電圧制御発振器内のリングオシレータに十分な電流を流す必要があるが、大きな電圧をかけすぎるとリングオシレータに電流が流れすぎて、必要以上に発振周波数が高くなる。また電圧電流変換トランジスタは製造ばらつきの影響を受けやすいため、ループフィルタの電位を調整して電圧制御発振器の発振周波数を細かく制御するのは難しい。
電圧制御発振器のなかには、ループフィルタ電位がしきい値電圧10−1より低い電圧であっても発振できるように、リングオシレータに下限電流を流す構成になっているものもあるが、下限電流を流すと電圧制御発振器の出力信号のジッタ性能を悪化させることがあるため、ジッタ性能が求められるPLLでは下限電流を流さない電圧制御発振器が使用される。
ところで、半導体集積回路は、市場に出荷される前にバーンインテストが行われる場合がある。バーンインテストは、いわゆる初期不良品、即ち、不良品発生率が高くなる使用開始直後の半導体集積回路の不良品、を除く目的で行われ、出荷前にあらかじめ半導体集積回路に負荷をかけておくことで初期不良の個体を選別し取り除くものである。
バーンインテストは、コスト削減のため組み立て前のウエハレベルで実施することが求められるが、ウエハレベルでは半導体集積回路に外付け部品をつけてテストを行うことは出来ない。従ってPLLのループフィルタが外付け部品で構成される場合、PLL回路とループフィルタとを接続した状態でのバーンインテストを行うことができない。
そこで、従来は、図19に示すように、電圧制御発振器8−4の入力端子に例えば抵抗R1ないしR4からなる分圧抵抗30により作成した分圧電圧をセレクタ40で選択して印加することで電圧制御発振器8−4を発振させる方法(例えば特許文献1)や、図20に示すように、VCO8−4の内部に2つのスイッチ50a,50bからなるセレクタ50を設け、このセレクタ50の制御入力SCIにより、本来のVCO8−4の出力信号に代えて外部から入力したパルスOPを選択し、これをそのままVCO8−4出力から出力することで(例えば特許文献2)、PLLのバーンインテストを行っていた。
特開平9−5398号公報(図1) 特開平10−65525号公報(図2)
ところで、半導体集積回路に内蔵されるものではあるが、ループフィルタが外部部品で構成されるPLLでは、そのバーンインテストを特許文献1に記載の方法で行う場合にはいくつかの問題点がある。
まず、分圧抵抗により生成した分圧電圧を電圧制御発振器に与える場合、その分圧電圧が、抵抗素子のばらつき等により電圧制御発振器が発振しない値の電圧になる場合や、電圧制御発振器の発振周波数が高くなりすぎる値の電圧となる場合が考えられる。また、電圧制御発振器に入力する電圧を作る際に複数の抵抗素子を用いるが、半導体集積回路に抵抗素子を形成すると集積回路内に占める面積が大きくなりコストが増加する。
次に、特許文献2に記載の方法により半導体集積回路外部からパルスを入力する場合、電圧制御発振器より後段のブロックには信号が伝播するのでバーンインテストの効果が望めるが、電圧制御発振器自体は発振しないので、バーンインテストの効果が望めない。
本発明は、上記のような課題を踏まえることでなされたもので、ループフィルタについては外部部品で構成される、半導体集積回路内蔵のPLLに対し、最適な周波数でのバーンインテストを行うことが可能なPLLバーンイン回路および半導体集積回路を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかるPLLバーンイン回路は、半導体集積回路に内蔵された位相同期ループ回路(以下、PLLと称す)を構成する電圧制御発振器における、そのゲート端子に印加された電圧を電流に変換する電圧電流変換トランジスタに、バーンイン用の電圧を印加するPLLバーンイン回路において、一端が第1の電源に接続された電流源と、前記電圧電流変換トランジスタと同じ極性を有するとともに、ドレイン端子が前記電流源の他端に接続されソース端子が第2の電源に接続された第1のトランジスタと、前記電圧制御発振器のゲート端子の電位と、前記第1のトランジスタのゲート端子の電位およびドレイン(あるいはソース)端子の電位とをPLLバーンイン時に等しくし、通常動作時に前記電圧電流変換トランジスタのゲート端子を高インピーダンスにする電位切り替え手段とを備え、バーンインテスト時は、第1のトランジスタをダイオード接続にして電圧電流変換トランジスタのゲート端子と第1のトランジスタのゲート端子とを接続することで、電圧制御発振器内のリングオシレータに流れる電流を、電流源が流す電流及び電圧電流変換トランジスタと第1のトランジスタのサイズ比で決めることができる。
これにより、電圧制御発振器に入力する電圧のばらつきや、電圧制御発振器内の電圧電流変換トランジスタのばらつきの影響をほとんど受けることなく、適切な周波数でバーンインテストを行うことができる。また、通常動作時は前記電圧電流変換トランジスタのゲート端子が高インピーダンス状態になることで、付加したPLLバーンイン回路の影響を受けずに電圧制御発振器を動作させることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の請求項2にかかるPLLバーンイン回路は、請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、前記電位切り替え手段は、前記第1のトランジスタのゲート端子とドレイン端子との間を接続するダイオード接続経路と、前記第1のトランジスタのゲート端子と前記電圧電流変換トランジスタのゲート端子との間を高インピーダンス状態と接続状態との間で切り替えるスイッチ素子とを有するようにしたものである。
これにより、通常動作時は電圧電流変換トランジスタのゲート端子と第1のトランジスタのゲート端子間を、スイッチ素子を用いて高インピーダンス状態にすることで制御入力端子を高インピーダンス状態にしてPLLバーンイン回路を電圧制御発振器から切り離し、またバーンインテスト時は、電圧電流変換トランジスタのゲート端子と第1のトランジスタのゲート端子とを接続することで、電圧制御発振器内のリングオシレータに流れる電流を、電流源が流す電流及び電圧電流変換トランジスタと第1のトランジスタのサイズ比で決めることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の請求項3にかかるPLLバーンイン回路は、請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、前記電位切り替え手段は、前記第1のトランジスタのゲート端子とドレイン端子との間を、高インピーダンス状態と接続状態との間で切り替えるスイッチ素子とを有するようにしたものである。
これにより、通常動作時は電圧電流変換トランジスタのドレイン端子と第1のトランジスタのゲート端子間を、スイッチ素子を用いて高インピーダンス状態にすることで電圧電流変換トランジスタのゲート端子を高インピーダンス状態にし、PLLバーンイン回路を電圧制御発振器から切り離すことができ、また、バーンインテスト時は、第1のトランジスタのゲート端子とドレイン端子とを接続することで、電圧制御発振器内のリングオシレータに流れる電流を、電流源が流す電流及び電圧電流変換トランジスタと第1のトランジスタのサイズ比で決めることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の請求項4にかかるPLLバーンイン回路は、請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、前記電位切り替え手段は、前記第1のトランジスタのゲート端子とドレイン端子との間を接続するダイオード接続経路と、該第1のトランジスタのソース端子と前記第2の電源との間を高インピーダンス状態と接続状態との間で切り替えるスイッチ素子とよりなるようにしたものである。
これにより、通常動作時は第1のトランジスタのソース端子と第2の電源の間を、スイッチ素子を用いて高インピーダンス状態にすることで制御入力端子を高インピーダンス状態にし、PLLバーンイン回路を電圧制御発振器から切り離すことができ、またバーンインテスト時は、第1のトランジスタのソース端子と第2の電源を接続することで、電圧制御発振器内のリングオシレータに流れる電流を、電流源が流す電流及び電圧電流変換トランジスタと第1のトランジスタのサイズ比で決めることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の請求項5にかかるPLLバーンイン回路は、請求項2に記載のPLLバーンイン回路において、前記スイッチ素子に代えて、前記電圧電流変換トランジスタのゲート端子と前記第1のトランジスタのゲート端子との間に、抵抗と、前記スイッチ素子とが互いに直列に接続された直列接続体を備えたものである。
これにより、抵抗はESDに対して保護素子としての役割を果たすため、第1のトランジスタのESDに対する耐性を向上させる効果がある。
また、上記課題を解決するために、本発明の請求項6にかかるPLLバーンイン回路は、請求項3または4に記載のPLLバーンイン回路において、前記電圧電流変換トランジスタのゲート端子と前記第1のトランジスタのゲート端子との間に抵抗を挿入したものである。
これにより、抵抗はESDに対して保護素子としての役割を果たすため、第1のトランジスタのESDに対する耐性を向上させる効果がある。
また、上記課題を解決するために、本発明の請求項7にかかるPLLバーンイン回路は、 請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、前記電流源は抵抗からなるものである。
これにより、抵抗は端子間電圧に比例した電流を発生させることができるため、目標値に近い電流を第1のトランジスタに流すことができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の請求項8にかかるPLLバーンイン回路は、 請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、前記電流源はトランジスタからなるものとしたものである。
これにより、電流源を抵抗で構成した場合より更に高い精度で電流を制御することができ、バーンイン時に回路にかける負荷の精度を上げることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の請求項9にかかるPLLバーンイン回路は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のPLLバーンイン回路において、前記電流源は、電流量を調整可能な可変電流源であるものとしたものである。
これにより、電流源の電流量を調整することで、よりバーンインを行うのに適した電流を電圧制御発振器内のリングオシレータに流すことができる。
また、上記課題を解決するために、請求項10にかかるPLLバーンイン回路は、請求項9に記載のPLLバーンイン回路において、前記電圧制御発振器から出力される信号の周波数をモニタし、該モニタ結果に応じて前記可変電流源の電流量を可変するモニタ回路をさらに備えたものである。
これにより、電圧制御発振器の出力信号をモニタした結果を用いて電流源の電流量を調整することで、バーインテスト時の電圧制御発振器発振周波数による電流量の制御を行うことができる。
また、上記課題を解決するために、請求項11にかかるPLLバーンイン回路は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のPLLバーンイン回路において、前記第1のトランジスタはそのトランジスタサイズが可変であり、該第1のトランジスタのトランジスタサイズを可変するトランジスタサイズ可変手段をさらに備えたものである。
これにより、トランジスタサイズ可変手段に応じて第1のトランジスタのサイズを可変にすることで、電圧制御発振器内のリングオシレータに流れる電流量を調整することができ、バーンインテストを行うのに適した電流量に調整することができる。
本発明に係るPLLバーンイン回路は、電圧制御発振器の入力トランジスタと同じ極性のトランジスタをダイオード接続してカレントミラー回路を形成することにより、電圧制御発振器に流れる電流を、電流源が流す電流やトランジスタサイズにより制御するようにしたので、電圧制御発振器内の電圧電流変換トランジスタのばらつきの影響をほとんど受けることなく電圧制御発振器内のリングオシレータに流れる電流を制御することができる。
かつ、電圧制御発振器自体に変更を行う必要はなく、従来のように面積の大きい抵抗素子ではなくトランジスタを用いることで小面積化ができ、コスト削減を行うことが出来る。
これにより、従来技術において発生していた、電圧制御発振器に与える電圧が素子ばらつき等の影響を受けることで、電圧制御発振器が発振しないなどの不具合が生じ、適切なバーンインを行うことが出来ない等の問題を解決できる。
また、本発明に係る半導体集積回路は、電流を発生する電流源からの電流をカレントミラーにより所定の電流量の電流に変換し、テスト時に、前記変換された電流を発振回路に入力して、発振回路が該電流の値に応じた周波数で発振するようにしたので、発振回路内の素子のばらつきの影響をほとんど受けることなく、発振回路に流れる電流を制御することができる。
これにより、従来技術において発生していた、発振回路に与える電圧が素子ばらつき等の影響を受けることで、発振回路が発振しないなどの不具合が生じ、適切なバーンインを行うことが出来ない等の問題を解決できる。
図1は、本発明の実施の形態1によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図2は、本発明の実施の形態2によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図3は、本発明の実施の形態3によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図4は、本発明の実施の形態4によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図5は、本発明の実施の形態4によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図6は、本発明の実施の形態4によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図7は、本発明の実施の形態5によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図8は、本発明の実施の形態5によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図9は、本発明の実施の形態5によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図10は、本発明の実施の形態6によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図11は、本発明の実施の形態6によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図12は、本発明の実施の形態6によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図13は、本発明の実施の形態7によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図14は、本発明の実施の形態7によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図15は、本発明の実施の形態7によるPLLバーンイン回路を示す回路図である。 図16は、本発明を用いるPLLの一般的な形態を示す図である。 図17は、一般的な電圧制御発振器の形態を示す図である。 図18は、電圧制御発振器におけるループフィルタ電圧・発振周波数の関係を表す図である。 図19は、PLLバーンイン回路の従来例を示す回路図である。 図20は、PLLバーンイン回路の従来例を示す回路図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を示す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるPLLバーンイン回路を示す。図において、半導体集積回路100内には、ループフィルタ(FIL)8−3を除くPLL回路200、即ち、位相比較器(PFD)8−1,チャージポンプ(CP)8−2,フィードバック分周器(DIV)8−5,電圧制御発振器(VCO)10が内蔵されるとともに、PLLバーンイン回路20が内蔵されている。
半導体集積回路100内において、電圧制御発振器(図8のVCO 8−4に相当)10に接続されるPLLバーンイン回路20は、電圧制御発振器10内においてその制御電圧を電流に変換するトランジスタ(電圧電流変換トランジスタ)Tr1 11と同じ極性を持つトランジスタ(第1のトランジスタ)Tr2 13と、トランジスタTr2 13のドレイン端子とゲート端子とを結ぶダイオード接続経路13aと、電流源A1 14と、スイッチSW1 12aとによって構成される。
即ち、電流源A1 14の一端は電源(第1の電源)Vcc電位に、他端はトランジスタTr2 13のドレイン端子にそれぞれ接続され、トランジスタTr2 13のゲート端子はダイオード接続経路13aを介してそのドレイン端子及びスイッチSW1 12aの一端と接続され、スイッチSW1 12aの他端は入力端子101を介してVCO10内のトランジスタTr1 11のゲート端子に接続され、トランジスタTr2 13のソース端子は接地(第2の電源)GND電位に接続される構成となっている。
また、ダイオード接続経路13aおよびスイッチ12aにより制御端子電圧設定手段300が構成されている。
さらに、PLL200は、そのループフィルタ8−3が半導体集積回路100に外付けされている以外は、前述のように、その全ての構成要素、即ち、VCO10、位相比較器8−1、チャージポンプ8−2、フィードバック分周器8−5が半導体集積回路100に内蔵されている。
次に、動作について説明する。通常動作時はスイッチSW1 12aを高インピーダンス状態にして、PLL200の電圧制御発振器10をPLLバーンイン回路20から切り離す。一方、PLLバーンイン時はスイッチSW1 12aを導通状態にする。スイッチSW1 12aが導通状態とされた場合、トランジスタTr1 11のゲート端子は、ダイオード接続されたトランジスタTr2 13のゲート端子と同電位になるため、トランジスタTr1 11には、トランジスタTr1 11およびTr2 13のサイズ比に比例した電流が流れる。例えば、電流源A1 14の電流が10μA、トランジスタTr1 11およびTr2 13のサイズ比が5:2の場合、トランジスタTr1 11に流れる電流は、10μA×5÷2=25μAとなる。
ここで、図19に示す回路のように、電圧制御発振器8−4の制御電圧入力端子に、互いに直列接続された複数の抵抗素子R1ないしR4からなる分圧抵抗30等を用いて作った分圧電圧を、セレクタ40により選択して与えることで、電圧制御発振器8−4を発振させる場合では、抵抗素子R1ないしR4等の個体差によるばらつきにより、電圧制御発振器の入力電圧にばらつきが生じ、また、トランジスタTr1 11の個体差によるばらつきによってリングオシレータに流れる電流がばらつくため、電圧制御発振器の発振周波数を所望の周波数に近づけるのが難しくなる。
しかしながら、本実施の形態1によるPLLバーンイン回路の構成によれば、トランジスタTr1 11に流れる電流を、電流源A1 14が流す電流とトランジスタTr1 11およびTr2 13のサイズ比とで的確に決定することができる。
即ち、スイッチSW1 12aが導通状態の場合、トランジスタTr1 11とトランジスタTr2 13とはカレントミラー回路を構成し、電流源A1 14がトランジスタTr2 13に流す電流に比例する電流をトランジスタTr1 11に流すことができる。
これにより、トランジスタTr1 11に流れる電流がばらつくことはなく、素子ばらつき等に影響されることなく適切な電流を電圧制御発振器内のリングオシレータに流すことができ、電圧制御発振器10の発振周波数を安定化でき、簡単な構成により最適な周波数でのバーンインテストを行うことが可能となる。
このように、本実施の形態1によれば、バーンイン時に電圧制御発振器10の制御電圧をゲートに受けるトランジスタTr1 11とともにカレントミラー回路を構成するトランジスタTr2 13を設け、トランジスタTr1 11およびTr2 13のゲート間に設けたスイッチSW1 12aを閉じた時にこのトランジスタTr2 13に電流源A1 14より定電流を流すようにしたので、素子ばらつき等に影響されることなく適切な定電流を電圧制御発振器内のリングオシレータに流すことができ、バーンインテスト用に付加する回路面積を最小限に抑えた上で、最適な周波数でのバーンインテストを行うことが可能となる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2によるPLLバーンイン回路を示す。図において、電圧制御発振器10に接続されるPLLバーンイン回路21は、電圧制御発振器10内においてその制御電圧を電流に変換するトランジスタTr1 11と同じ極性を持つトランジスタTr2 13と、トランジスタTr2 13のドレイン端子とゲート端子とを結ぶダイオード接続経路13aと、電流源A1 14と、ダイオード接続経路13a内に設けられたスイッチSW2 12bとによって構成される。
即ち、電流源A1 14の一端は電源Vcc電位に、他端はトランジスタTr2 13のドレイン端子に接続され、トランジスタTr2 13のゲート端子は入力端子101を介してトランジスタTr1 11のゲート端子に接続されるとともに、ダイオード接続経路13a内に設けられたスイッチSW2 12bの一端と接続され、スイッチSW2 12bの他端はトランジスタTr2 13のドレイン端子に接続され、トランジスタTr2 13のソース端子は接地GND電位に接続される構成となっている。
この構成は、トランジスタTR1 11およびTR2 13のゲート間に設けたスイッチ12aに代えて、トランジスタTR13のダイオード接続経路13a内にスイッチ12bを設けている以外は、実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。通常動作時はスイッチSW2 12bを高インピーダンス状態にする。一方、PLLバーンイン時はスイッチSW2 12bを導通状態にする。スイッチSW2 12bが導通状態の場合、トランジスタTr1 11には、トランジスタTr1 11およびTr2 13のサイズ比に比例した電流が流れることにより、電圧制御発振器10の発振周波数を容易に制御することができる。
即ち、スイッチSW2 12bが導通状態の場合、トランジスタTr1 11およびトランジスタTr2 13がカレントミラー回路を構成し、電流源A1 14がトランジスタTr2 13に流す電流に比例する電流をトランジスタTr1 11に流すことができる。
これにより、トランジスタTr1 11に流れる電流がばらつくことはなく、簡単な構成により電圧制御発振器10の発振周波数を安定化することが可能となる。
このように、本実施の形態2によれば、バーンイン時に電圧制御発振器10の制御電圧をゲートに受けるトランジスタTr11とともにカレントミラー回路を構成するトランジスタTr12を設けるとともに、トランジスタTr12のゲート・ドレイン間にスイッチSW2 12bを設け、このスイッチSW2 12bを閉じた時に、このトランジスタTr12に電流源A1より定電流を流すようにしたので、トランジスタTr1 11に流れる電流がばらつくことはなく、素子ばらつき等に影響されることなく適切な定電流を電圧制御発振器内のリングオシレータに流すことができ、バーンインテスト用に付加する回路面積を最小限に抑えた上で、最適な周波数でのバーンインテストを行うことが可能となる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3によるPLLバーンイン回路を示す。図において、電圧制御発振器10に接続されるPLLバーンイン回路22は、電圧制御発振器10内においてその制御電圧を電流に変換するトランジスタTr1 11と同じ極性を持つトランジスタTr2 13と、トランジスタTr2 13のドレイン端子とゲート端子とを結ぶダイオード接続経路13aと、電流源A1 14と、スイッチSW3 12cとによって構成される。
即ち、電流源A1 14の一端は電源電位Vccに、他端はトランジスタTr2 13のドレイン端子にそれぞれ接続され、トランジスタTr2 13のゲート端子はダイオード接続経路13aを介してそのドレイン端子と接続されるとともに、入力端子101を介してトランジスタTr1 11のゲート端子と接続され、スイッチSW3 12cの一端はトランジスタTr2 13のソース端子に、他端は接地電位に接続される構成となっている。
次に動作について説明する。通常動作時はスイッチSW3 12cを高インピーダンス状態にして、電圧制御発振器10をPLLバーンイン回路20から切り離す。一方、PLLバーンイン時はスイッチSW3 12cを導通状態にする。スイッチSW3 12が導通状態の場合、トランジスタTr1 11には、トランジスタTr1 11およびTr2 13のサイズ比に比例した電流が流れることで、電圧制御発振器10の発振周波数を容易に制御することができる。
即ち、スイッチSW3 12cが導通状態の場合、トランジスタTr1 11とトランジスタTr2 13とはカレントミラー回路を構成し、電流源A1 14がトランジスタTr2 13に流す電流に比例する電流をトランジスタTr1 11に流すことができる。
これにより、トランジスタTr1 11に流れる電流がばらつくことはなく、簡単な構成により電圧制御発振器10の発振周波数を安定化することが可能となる。
このように、本実施の形態3によれば、バーンイン時に電圧制御発振器10の制御電圧をゲートに受けるトランジスタTr1 11とともにカレントミラー回路を構成するトランジスタTr2 13を設けるとともに、トランジスタTr2 13のソースと接地電位間にスイッチSW3 12cを設け、このスイッチSW3 12cを閉じることによりトランジスタTr2 13に電流源A1 14より定電流を流すようにしたので、素子ばらつき等に影響されることなく適切な定電流を電圧制御発振器内のリングオシレータに流すことができ、バーンインテスト用に付加する回路面積を最小限に抑えた上で、最適な周波数でのバーンインテストを行うことが可能となる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4によるPLLバーンイン回路を示す。図において、電圧制御発振器10に接続されるPLLバーンイン回路23は、電圧制御発振器10内においてその制御電圧を電流に変換するトランジスタTr1 11と同じ極性を持つトランジスタTr2 13と、トランジスタTr2 13のドレイン端子とゲート端子とを結ぶダイオード接続経路13aと、電流源A1 14と、スイッチSW1 12aと、抵抗15とによって構成される。
即ち、電流源A1 14の一端は電源Vcc電位に、他端はトランジスタTr2 13のドレイン端子にそれぞれ接続され、トランジスタTr2 13のゲート端子はダイオード接続経路13aを介してそのドレイン端子に接続されるとともに、スイッチSW1 12aの一端と接続され、スイッチSW1 12aの他端は抵抗15および入力端子101を介してトランジスタTr1 11のゲート端子に接続され、トランジスタTr2 13のソース端子は接地GND電位に接続される構成となっている。
この構成は、スイッチSW1 12aとトランジスタTr1 11のゲート端子との間に、スイッチSW1 12aとともに直列接続体23aを形成する抵抗15を設けている以外は実施の形態1と同様である。
次に動作について説明する。通常動作時はスイッチSW1 12aを高インピーダンス状態に、PLLバーンイン時はスイッチSW1 12aを導通状態にする。スイッチSW1 12aが導通状態の場合、実施の形態1と同様、トランジスタTr1 11には、トランジスタTr1 11およびTr2 13のサイズ比に比例した電流が流れる。また、スイッチSW1 12aとトランジスタTr1 11のゲート端子との間に抵抗15を設けたことで、半導体集積回路入出力ピンからのESD(electro−static discharge; 静電気放電)の影響を低減することができ、ESDへの耐性強化、トランジスタTr2の面積削減等の効果を得ることができる。
このように、本実施の形態4によれば、バーンイン時に電圧制御発振器10の制御電圧をゲートに受けるトランジスタTr1 11とともにカレントミラー回路を構成するトランジスタTr2 13を設けるとともに、トランジスタTr1 11およびTr2 13のゲート間にスイッチSW1 12aを設け、このスイッチSW1 12aを閉じることにより、カレントミラー回路を構成するトランジスタTr2 13に電流源A1 14より定電流を流すようにしたので、素子ばらつき等に影響されることなく適切な定電流を電圧制御発振器内のリングオシレータに流すことができ、バーンインテスト用に付加する回路面積を最小限に抑えた上で、最適な周波数でのバーンインテストを行うことが可能となる。
また、スイッチ12aの他端と電圧制御発振器10の入力端子との間に抵抗15を挿入したので、VCOを搭載する半導体集積回路の入出力ピンからのESDの影響を軽減することが可能となる。
なお、半導体集積回路における面積増が問題にならない場合は、抵抗を省略するとともに、トランジスタTr1 11に代えてESD対応トランジスタを使用するようにしてもよい。
また、スイッチ12aと抵抗15とは、その接続順序が逆であってもよい。
さらに、図5,図6に示すように、スイッチ12b,12cを、実施の形態2,3のように、ダイオード接続経路13a中,あるいはトランジスタTr2 13のソース端子と接地GND電位との間に設けるようにしてもよい。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5によるPLLバーンイン回路を示す。図において、電圧制御発振器に接続されるPLLバーンイン回路24は、電圧制御発振器10内においてその制御電圧を電流に変換するトランジスタTr1 11と同じ極性を持つトランジスタTr2 13と、トランジスタTr2 13のドレイン端子とゲート端子とを結ぶダイオード接続経路13aと、抵抗RA1 15aと、スイッチSW1 12aと、抵抗R1 15とによって構成される。
即ち、抵抗RA1 15aの一端は電源Vcc電位に、他端はトランジスタTr2 13のドレイン端子にそれぞれ接続され、トランジスタTr2 13のゲート端子はダイオード接続経路13aを介してそのドレイン端子に接続されるとともにスイッチSW1 12aの一端と接続され、スイッチSW1 12aの他端は抵抗R1 15および入力端子101を介してトランジスタTr1 10のゲート端子に接続され、トランジスタTr2 13のソース端子は接地電位に接続される構成となっている。
この構成は、スイッチSW1 12aとトランジスタTr1 11のゲート端子との間に、スイッチSW1 12aとともに直列接続体24aを形成する抵抗15を設けるとともに、電流源A 14に代えて抵抗RA1 15aを設けている以外は実施の形態1と同様である。
次に動作について説明する。通常動作時はスイッチSW1 12aを高インピーダンス状態に、PLLバーンイン時はスイッチSW1 12aを導通状態にする。
スイッチSW1 12aが導通状態の場合、トランジスタTr2 13には抵抗RA1 15aの抵抗値の大きさと、抵抗RA1 15aの両端にかかる電圧とで決まる電流が流れるため、電圧制御発振器10内のリングオシレータに流れる電流は、抵抗RA1 15aの大きさとトランジスタTr1 11およびTr2 13のサイズ比とで決めることができる。
即ち、スイッチSW1 12aが導通状態の場合、トランジスタTr1 11とトランジスタTr2 13とはカレントミラー回路を構成し、電流源A1 14がトランジスタTr2 13に流す電流に比例する電流をトランジスタTr1 11に流すことができる。
これにより、トランジスタTr1 11に流れる電流がばらつくことはなく、簡単な構成により電圧制御発振器10の発振周波数を安定化することが可能となる。
このように、本実施の形態5によれば、バーンイン時に電圧制御発振器10の制御電圧をゲートに受けるトランジスタTr11とともにカレントミラー回路を構成するトランジスタTr12を設けるとともに、トランジスタTr1 11およびTr2 13のゲート間にスイッチSW1 12aを設け、このスイッチSW1 12aを閉じることにより、トランジスタTr12に抵抗RA1 15aより定電流を流すようにしたので、トランジスタTr1 11に流れる電流がばらつくことはなく、素子ばらつき等に影響されることなく適切な電流を電圧制御発振器内のリングオシレータに流すことができ、バーンインテスト用に付加する回路面積を最小限に抑えた上で、最適な周波数でのバーンインテストを行うことが可能となる。
また、スイッチ12aの他端とVCO10の入力端子との間に抵抗15を挿入するようにしたので、VCOを搭載する半導体集積回路の入出力ピンからのESDの影響を軽減することが可能となる。
なお、抵抗RA1 15aは、トランジスタTr1と異なる極性のトランジスタをダイオード接続することで構成することも可能である。
また、図8,図9に示すように、スイッチ12b,12cを、実施の形態2,3のように、ダイオード接続経路13a中に、あるいはトランジスタTr2 13のソース端子と接地GND電位との間に設けるようにしてもよい。
さらに、実施の形態1ないし4においても、電流源14に代えて抵抗RA1 15aを設けるようにしてもよく、本実施の形態5と同様の効果を奏する。
(実施の形態6)
図10は、本発明の実施の形態6によるPLLバーンイン回路を示す。図において、電圧制御発振器10に接続されるPLLバーンイン回路25は、電圧制御発振器10内においてその制御電圧を電流に変換するトランジスタTr1 11と同じ極性を持つトランジスタTr2 13と、トランジスタTr2 13のドレイン端子とゲート端子とを結ぶダイオード接続経路13aと、可変電流源A2 14aと、スイッチSW1 12aと、抵抗R1 15と、電圧制御発振器10の出力信号をモニタし、その発振周波数に応じた結果をディジタル信号で出力するモニタ回路16とによって構成される。
即ち、可変電流源A2 14aの一端は電源電位Vccに、他端はトランジスタTr2 13のドレイン端子に接続され、トランジスタTr2 13のゲート端子はダイオード接続経路13aを介してそのドレイン端子に接続されるとともに、スイッチSW1 12aの一端と接続され、スイッチSW1 12aの他端は抵抗R1 15および入力端子101を介して電圧制御発振器10内でその制御電圧を電流に変換するトランジスタTr1 11のゲート端子に接続され、トランジスタTr2 13のソース端子は接地電位に接続され、モニタ回路16は電圧制御発振器10が発振する出力信号の発振周波数をモニタした結果に応じて可変電流源A2 14aが流す電流の大きさを制御する。
次に動作について説明する。通常動作時はスイッチSW1 12aを高インピーダンス状態に、PLLバーンイン時はスイッチSW1 12aを導通状態にすることで動作を切り替える。スイッチSW1 12aが導通状態の場合、トランジスタTr2 13には可変電流源A2 14aで決まる電流が流れるため、電圧制御発振器10内のリングオシレータには、可変電流源A2 14aが流す電流と、トランジスタTr1 11およびTr2 13のサイズ比とで決まる電流が流れる。モニタ回路16は電圧制御発振器10の出力信号OUTの発振周波数をモニタし、モニタした結果に応じて可変電流源A2 14aが流す電流を制御することで、バーンインテスト時における電圧制御発振器の出力信号周波数を適切な値に設定することが可能となる。
このように、本実施の形態6によれば、バーンイン時に電圧制御発振器10の制御電圧をゲートに受けるトランジスタTr1 11とともにカレントミラー回路を構成するトランジスタTr2 13を設けるとともに、トランジスタTr1 11およびTr2 13の間にスイッチSW1 12aを設け、スイッチSW1 12aを閉じることでこのトランジスタTr2 13に可変電流源A2 14aより電流値が可変な定電流を流すようにしたので、トランジスタTr1 11に流れる電流がばらつくことはなく、素子ばらつき等に影響されずに適切な電流を電圧制御発振器内のリングオシレータに流すことができ、バーンインテスト用に付加する回路面積を最小限に抑えた上で、最適な周波数でのバーンインテストを行うことが可能となる。
また、スイッチ12aとVCO10の入力端子との間に抵抗15を挿入するようにしたので、VCOを搭載する半導体集積回路の入出力ピンからのESDの影響を軽減することが可能となる。
なお、図11,図12に示すように、スイッチ12b,12cを、実施の形態2,3のように、ダイオード接続経路13a中,あるいはトランジスタTr2 13のソース端子と接地GND電位間に設けるようにしてもよい。
また、実施の形態1ないし4においても電流源14に代えて可変電流源14aおよびモニタ回路16を設けてもよく、本実施の形態6と同様の効果を奏する。
(実施の形態7)
図13は、本発明の実施の形態7によるPLLバーンイン回路を示す。図において、電圧制御発振器10に接続されるPLLバーンイン回路26は、電圧制御発振器10の電圧を電流に変換するトランジスタTr1 11と同じ極性を持ち、制御入力端子からの入力によってトランジスタサイズを変更することができるトランジスタTr2 130と、トランジスタTr2 130のドレイン端子とゲート端子とを結ぶダイオード接続経路130aと、電流源A1 14と、スイッチSW1 12aと、抵抗R1 15と、トランジスタTr2 130のサイズを可変する制御を行う制御回路(トランジスタサイズ可変手段)60とによって構成される。
即ち、電流源A1 14の一端は電源電位Vccに、他端はトランジスタTr2 130のドレイン端子に接続され、トランジスタTr2 130のゲート端子はダイオード接続経路130aを介してそのドレイン端子に接続されるとともに、抵抗R1 15の一端と接続され、抵抗R1 15の他端はスイッチSW1 12aおよび入力端子101を介してトランジスタTr1 11のゲート端子に接続され、トランジスタTr2 13のソース端子は接地電位に接続された構成となっている。
また、トランジスタTr2 130はこの図13の例では、3つの直列接続体131,132,133からなり、直列接続体131はトランジスタ18aおよびスイッチ19aからなり、直列接続体132はトランジスタ18bおよびスイッチ19bからなり、直列接続体133はトランジスタ18cおよびスイッチ19cからなる。トランジスタ18a,18b,18cのドレイン端子は共通接続されてトランジスタTr2 130のドレイン端子となる。また、スイッチ19a,19b,19cは一端がトランジスタ18a,18b,18cのソース端子に接続され、他端が共通接続されてトランジスタTr2 130のソース端子となる。
次に動作について説明する。通常動作時はスイッチSW1 12aを高インピーダンス状態、PLLバーンイン時はスイッチSW1 12aを導通状態にする。スイッチSW1 12aが導通状態の場合、電圧制御発振器10内のリングオシレータにはトランジスタTr1 11およびトランジスタTr2 13aのサイズ比に比例した電流が流れる。ここでトランジスタTr2 13aのサイズは、制御回路30からの入力信号に応じて可変できるため、電流源A1 14が流す電流量、トランジスタTr2 13aのサイズ、の2つのパラメータを調整することで、電圧制御発振器10内のリングオシレータに流れる電流を必要に応じて調整し、電圧制御発振器の出力信号の発振周波数を適切な値に調整することができる。
このように、本実施の形態7によれば、バーンイン時に電圧制御発振器10の制御電圧をゲートに受けるトランジスタTr1 11とともにカレントミラー回路を構成するトランジスタTr2 130を設けるとともに、トランジスタTr1 11およびTr2 13aの間にスイッチSW1 12aを設け、このスイッチSW1 12aを導通することで、このトランジスタTr2 130に電流源A1 14より定電流を流すようにしたので、トランジスタTr1 11に流れる電流がばらつくことはなく、素子ばらつき等に影響されずに適切な電流を電圧制御発振器内のリングオシレータに流すことができ、バーンインテスト用に付加する回路面積を最小限に抑えた上で、最適な周波数でのバーンインテストを行うことが可能となるとともに、バーンインテスト時における電圧制御発振器の出力信号周波数を適切な値に設定することが可能となる。
また、トランジスタTr2 130のサイズが制御回路60の制御信号に応じて可変できるため、電流源A1 14の電流値を変更しトランジスタTr2 130のサイズを可変することで、電圧制御発振器内のリングオシレータに流れる電流を必要に応じて調整し、電圧制御発振器の出力信号の発振周波数を適切な値に調整することができる。
また、スイッチ12aとVCO10の入力端子との間に抵抗15を挿入するようにしたので、VCOを搭載する半導体集積回路の入出力ピンからのESDの影響を軽減することが可能となる。
なお、図14,図15に示すように、スイッチ12b,12cを、実施の形態2,3のように、ダイオード接続経路130a中,あるいはトランジスタTr2 130のソース端子と接地GND電位との間に設けるようにしてもよく、本実施の形態7と同様の効果を奏する。
また、実施の形態1ないし4においてもトランジスタ13に代えてトランジスタ130および制御回路60を設けてもよく、本実施の形態7と同様の効果を奏する。
なお、上記実施の形態2ないし7では、半導体集積回路やVCO、外付けのループフィルタの説明および図示を省略したが、これら実施の形態2ないし7においても、実施の形態1と同様のものを有することは言うまでもない。
また、上記実施の形態1ないし7では、バーンインの対象がPLL回路である場合についてのみ説明したが、対象となる回路は、自走発振しないタイプのVCOを有するものであればPLL以外のものであってもよい。
さらに、上記実施の形態1ないし7におけるPLLバーンイン回路は、トランジスタTr1 11がNMOSである場合について示したが、PMOSである場合にも適用することができる。この場合、電源電圧と接地電位とを入れ替えることで、PLLバーンイン回路を構成することができる。
以上のように、本発明を使用したPLLバーンイン回路は、電圧制御発振器内のリングオシレータに流す電流を、素子ばらつきの影響をほとんど受けることなくバーンインテストを行うのに適した電流量に調整することができるので、電圧制御発振器のバーンインテストを最適な条件で行うことができ、テストの信頼性を上げる利点がある。また本発明を適用するのに必要となる面積の増加分は従来の方式と比較して小さく、半導体集積回路の低コスト化につなげることもできる。
10 電圧制御発振器
11 電圧制御発振器内の電圧電流変換トランジスタTr1
12a,12b,12c スイッチ
13 トランジスタTr1と同じ極性のトランジスタTr2
13a ダイオード接続経路
14 電流源
14a 可変電流源
15,15a 抵抗
16 モニタ回路
20,21,22,23,24,25,26 PLLバーンイン回路
23a,24a,25a,131,132,133 直列接続体
60 制御回路
100 半導体集積回路
101 制御入力端子
130 サイズを変更できるトランジスタ
200 PLL
300 制御端子電圧設定手段

Claims (11)

  1. 半導体集積回路に内蔵された位相同期ループ回路(以下、PLLと称す)を構成する電圧制御発振器における、そのゲート端子に印加された電圧を電流に変換する電圧電流変換トランジスタに、バーンイン用の電圧を印加するPLLバーンイン回路において、
    一端が第1の電源に接続された電流源と、
    前記電圧電流変換トランジスタと同じ極性を有するとともに、ドレイン端子が前記電流源の他端に接続されソース端子が第2の電源に接続された第1のトランジスタと、
    前記電圧制御発振器のゲート端子の電位と、前記第1のトランジスタのゲート端子の電位およびドレイン(あるいはソース)端子の電位とをPLLバーンイン時に等しくし、通常動作時に前記電圧電流変換トランジスタのゲート端子を高インピーダンスにする電位切り替え手段とを備えた、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
  2. 請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、
    前記電位切り替え手段は、
    前記第1のトランジスタのゲート端子とドレイン端子との間を接続するダイオード接続経路と、
    前記電圧電流変換トランジスタのゲート端子と前記第1のトランジスタのゲート端子との間を高インピーダンス状態と接続状態との間で切り替えるスイッチ素子とを有する、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
  3. 請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、
    前記電位切り替え手段は、
    前記第1のトランジスタのゲート端子とドレイン端子との間を、高インピーダンス状態と接続状態との間で切り替えるスイッチ素子とを有する、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
  4. 請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、
    前記電位切り替え手段は、
    前記第1のトランジスタのゲート端子とドレイン端子との間を接続するダイオード接続経路と、
    該第1のトランジスタのソース端子と前記第2の電源との間を高インピーダンス状態と接続状態との間で切り替えるスイッチ素子とよりなる、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
  5. 請求項2に記載のPLLバーンイン回路において、
    前記スイッチ素子に代えて、
    前記電圧電流変換トランジスタのゲート端子と前記第1のトランジスタのゲート端子との間に、抵抗と、前記スイッチ素子とが互いに直列に接続された直列接続体を備えた、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路
  6. 請求項3または4に記載のPLLバーンイン回路において、
    前記電圧電流変換トランジスタのゲート端子と前記第1のトランジスタのゲート端子との間に抵抗を挿入した、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
  7. 請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、
    前記電流源は抵抗からなる、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
  8. 請求項1に記載のPLLバーンイン回路において、
    前記電流源はトランジスタからなる、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
  9. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のPLLバーンイン回路において、
    前記電流源は、電流量を調整可能な可変電流源である、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
  10. 請求項9に記載のPLLバーンイン回路において、
    前記電圧制御発振器から出力される信号の周波数をモニタし、該モニタ結果に応じて前記可変電流源の電流量を可変するモニタ回路をさらに備えた、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
  11. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のPLLバーンイン回路において、
    前記第1のトランジスタはそのトランジスタサイズが可変であり、
    該第1のトランジスタのトランジスタサイズを可変するトランジスタサイズ可変手段をさらに備えた、
    ことを特徴とするPLLバーンイン回路。
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