JPH08316833A - Pll回路および半導体集積回路の試験方法 - Google Patents

Pll回路および半導体集積回路の試験方法

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JPH08316833A
JPH08316833A JP7124006A JP12400695A JPH08316833A JP H08316833 A JPH08316833 A JP H08316833A JP 7124006 A JP7124006 A JP 7124006A JP 12400695 A JP12400695 A JP 12400695A JP H08316833 A JPH08316833 A JP H08316833A
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current
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signal
voltage
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JP7124006A
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Takao Okazaki
孝男 岡崎
Akihiro Hase
明広 長谷
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 PLL回路を内蔵するLSIでPLL回路の
入力クロック周波数を極端に変化させる場合において、
変化させる各入力クロック周波数に対応した最適の電圧
制御発振器を最低限の面積で実現する。また,PLL回
路の引込み時間及び同期回復時間をともに短縮し、あわ
せてPLL回路を含む伝送系のジッタ総量を低減する。 【構成】 制御電圧に従ってその周波数が制御される電
圧制御発振器の制御電圧発生部に流れる電流を、PLL
回路の本来の動作とは関係なく、外部より供給される信
号で変化させ、選択された入力基本クロックに対応する
最適の制御電圧対発振周波数特性をもたせる回路構成と
することにより、単一の電圧制御発振器で複数の入力基
本クロックに対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PLL回路(フェ−ズ
・ロックド・ル−プ)回路に関するもので、例えば、デ
ィジタル交換装置の加入者回路などにおいて、コ−デッ
ク(CODEC:コ−ダ/デコ−ダ)などに含まれるP
LL回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル交換装置の加入者回路などに
おいて、PLL回路を内蔵するコ−デックが用いられて
いる。このようなコ−デックに内蔵されるPLL回路
は、例えば図1に示されるように、外部から供給される
入力基準クロック信号Φ1の位相と分周回路CFD1を
介して帰還される基本クロック信号Φ2の位相を比較し
位相差に応じた信号up又はdownを形成する位相比
較回路PFCからの位相差信号up及びdownが電圧
制御型発振回路VCOに供給されるとともに、ル−プフ
ィルタLFによって積分され、位相制御電圧Vcが形成
される。電圧制御型発振回路VCOは、上記位相差信号
up及びdown並びに位相制御電圧Vcに従ってその
発振周波数が制御され、内部基本クロック信号Φ0を形
成する。内部基本クロック信号Φ0の中心周波数は、例
えば入力基準クロック信号Φ1の周波数のN倍とされ
る。クロック分周回路CFD1は上記基本クロック信号
Φ0を1/Nの分周比で分周し、上記基本クロック信号
Φ2を形成する(特願昭60−209952号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなPLL回
路において、電圧制御型発振回路VCOの発振周波数f
は、図2に示されるように位相制御電圧Vcに従って変
化され、所定の周波数領域f1〜f2でリニアな特性を
持つ。また、先に説明したように電圧制御型発振回路V
COの発振動作は、上記位相差信号up及びdown並
びに位相制御電圧Vcに従う。なお、図2に示されるu
p状態、hold状態、down状態は、上記位相比較
回路PFCから位相差信号upが出力された場合をup
状態、位相差信号downが出力された場合をdown
状態、どちらの信号も出力されない状態をhold状態
として表している。
【0004】電圧制御型発振回路VCOに上記3状態を
もたせることで、PLLル−プにおける応答性を高く、
言い換えるならば高周波利得を大きくすることができ
る。上記位相制御電圧Vcに対する電圧制御型発振回路
VCOの発振周波数特性(以下VCO特性とする)及び
自走周波数は電圧制御型発振回路VCOの回路定数によ
り決定される。このため、電圧制御型発振回路VCOの
回路定数は、入力基準クロック信号Φ1の周波数のN倍
の周波数が上記VCO特性の周波数領域内に収まるよう
に設定される。
【0005】しかし、電圧制御型発振回路VCOにより
発生される上記基本クロック信号Φ0を内部回路動作信
号とするコ−デックにおいては、その仕様により、例え
ば、入力基準クロック信号Φ1に2MHzの入力信号が
与えられた場合に内部基本クロック信号Φ0は32MH
zを出力することが要求される。一方、PLL回路を内
蔵したコーデックにおいては初期不良品を除去するた
め、高温下で高電圧を印加して動作させるエージングと
呼ばれる加速試験が行われる。かかるかかる加速試験で
は、同時に多数のLSIを試験するため2MHzのよう
な高い周波数のクロックを与えることが困難である。
【0006】そこで、エージング時の入力基準クロック
信号Φ1としては256KHzのような信号を与えて動
作させるようにすることが行われる。この場合、PLL
回路は4MHzのような内部基本クロック信号Φ0を出
力することとなる。上記のような入力基準クロック信号
Φ1を切り替える方式のPLL回路とした場合、上記電
圧制御型発振回路VCOは、両方の周波数で正常に動作
しなければならないため、VCO特性が図2の周波数領
域f1〜f2内に収まるように回路定数を設計しなけれ
ばならない。従って、エージング等を考慮すると、上記
VCO特性の傾きΔf/ΔVcが急俊になるように電圧
制御型発振回路VCOの回路定数を設定しなければなら
ない。
【0007】ところが、PLL回路のPSRR(電源電
圧変動除去比)特性は、PLL回路の電源電圧Vccに
所定の雑音を発生させることで誘発されるジッタ量によ
って規定される。PLL回路の電源電圧Vccに所定の
雑音を発生させた場合、ジッタが発生する主な要因とし
て、上記位相比較回路PFCの出力信号を積分するル−
プフィルタLFに流れる電流の変動、位相制御電圧Vc
の配線等に雑音がまわり込み発生するVcの電圧変動、
及び電圧制御型発振回路VCOの出力周波数変動があ
る。従って、VCO特性の傾きΔf/ΔVcは、Vcの
電圧変動に直接影響を受け、この傾きΔf/ΔVcが大
きいほどジッタは増加する。そのため、PLL回路のP
SRR特性を考慮すると、VCO特性の傾きΔf/ΔV
cはある程度押さえる必要がある。
【0008】本発明の目的は、入力基準クロック信号を
切り替える方式のPLL回路において、周波数領域が広
く且つ、PSRR特性が劣化しないような電圧制御型発
振回路を提供することにある。
【0009】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0011】すなわち、本発明は、制御電流に従ってそ
の発振周波数が制御される発振回路と、この発振回路の
発振周波数に基づいて形成される周波数信号と基準周波
数信号との位相差に従ったパルス信号を形成する位相比
較回路と、この位相比較回路の出力信号を受けるル−プ
フィルタと、該ル−プフィルタの出力電圧及び上記位相
比較回路の出力パルス信号に従った電流を形成する第一
の電流源回路と、基準電圧及び上記位相比較回路の出力
パルス信号に従った電流を形成する第二の電流源回路と
を含むPLL回路において、上記第一及び第二の電流源
回路の合成電流を電流ミラ−回路を介して上記発振回路
の電流を制御し且つ上記電流ミラ−回路に流れる電流値
を可変に構成したものである。
【0012】また、望ましくは、上記電流制御回路を、
定電流源回路と制御信号に基づいて該定電流回路を上記
第一及び第二の電流源回路の電流合成点に接続あるいは
切断するスイッチとにより構成する。
【0013】さらに、上記位相比較回路に入力される基
準周波数信号を切り替える入力信号切り替え回路を設け
る。
【0014】
【作用】上記した回路構成をとることで、基準周波数信
号が複数存在し、基準周波数信号を切り替えまたは変化
させるような動作に対し、その周波数差が極端大きい場
合、その基本周波数の変化に対応した制御信号より上記
電流ミラ−形態に流れる電流値の最適なものを選択する
ことで上述したVCO特性の最適点で発振回路を動作さ
せることが可能となるため、入力基本クロック信号を切
り替えまたは変化させるような動作に対し、PSRR特
性を劣化させれることがないとともに、PLL回路の引
込み時間及び同期回復時間をともに短縮化し、あわせて
PLL回路を含む伝送系のジッタ総量を低減させること
ができる。
【0015】これによって、エージング試験に際して
は、通常動作時よりも低い周波数のクロック信号により
しかもそれに最適のVCO特性にてPLL回路を発振動
作させて、PLL回路全体のエージング試験を行うこと
ができるようになる。
【0016】また、上記電流制御回路を、定電流源回路
と制御信号に基づいて該定電流回路を上記第一及び第二
の電流源回路の電流合成点に接続あるいは切断するスイ
ッチとにより構成することにより、極めて簡単な構成か
つ少ない面積で入力信号の周波数に応じてVCO特性を
シフトさせることができる。
【0017】さらに、上記位相比較回路に入力される基
準周波数信号を切り替える入力信号切り替え回路を設け
ることにより、周波数の異なる2以上の入力信号に対し
てそれぞれ最適のVCO特性で発振動作を行うPLL回
路を提供することができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照
し、説明する。図3は本発明に係るPLL回路の一実施
例を示すブロック図である。特に制限されないが、同図
の各ブロックを構成する回路素子は、公知の半導体集積
回路の製造技術によって、単結晶シリコンのような1個
の半導体基板上において形成される。
【0019】この実施例のPLL回路は、位相比較回路
PFCと、ル−プフィルタLFと、電圧制御発振回路V
COと、分周回路CFD1と、入力基本クロック信号切
り替え回路CSTとから構成されている。入力基本クロ
ック信号切り替え回路CSTに入力される入力基本クロ
ック信号は、例えば図示されていないディジタル電話交
換システムから供給され、その周波数は例えば2MHz
とされる。エージング試験の際には、入力基本クロック
信号の周波数は例えば256KHzとされる。エージン
グ試験のみ考慮する場合には、上記入力基本クロック信
号切り替え回路CSTは省略することができ、同一の入
力端子より入力してやれば良い。
【0020】位相比較器PFCには、外部から供給され
る入力基準クロック信号Φ1と分周回路CFD1から供
給される基本クロック信号Φ2が入力され、それらの位
相を比較して位相差に応じた信号up又はdownを形
成する。すなわち、入力基本クロック信号Φ1の位相と
基本クロック信号Φ2の位相が一致している場合、位相
差信号up及びdownはともにロウレベルとされる。
入力基本クロック信号Φ1に対して基本クロック信号Φ
2の位相が遅れている場合、位相差信号upがその位相
差に応じた時間だけハイレベルとされ、位相差信号do
wnはロウレベルのままとされる。一方、入力基本クロ
ック信号Φ1に対して基本クロック信号Φ2の位相が進
んでいる場合には、位相差信号downがその位相差に
応じた時間だけハイレベルとされ、位相差信号upはロ
ウレベルのままとされる。
【0021】位相比較回路PFCによって形成された位
相差信号up及びdownは、ル−プフィルタLFに供
給されるとともに電圧制御発振器VCOに直接供給され
る。ル−プフィルタLFは、図4に示されるように充電
用電流源CS1及び放電用電流源DS1と、位相比較回
路PFCによって供給される位相差信号up及びdow
nに従って選択的にオン状態とされる充電用スイッチM
OSFTQC1及び放電用スイッチMOSFETQD1
と、上記電流源CS1及びDS1によって選択的に充放
電される付加容量C1とにより構成される。上記充電用
電流源CS1及び放電用電流源DS1は、いずれも同じ
電流値I1を流すように設計される。ル−プフィルタL
Fの付加容量C1は、位相差信号upがハイレベルとさ
れてMOSFETQC1がオン状態とされることによっ
て充電され、その電位Vcが上昇する。また、付加容量
C1は、位相差信号downがハイレベルとされてMO
SFETQD1がオン状態とされることによって放電さ
れその電位が低下する。
【0022】ル−プフィルタLFの付加容量C1の電位
は、制御電圧Vcとして電圧制御発振器VCOに供給さ
れる。電圧制御発振器VCOは、この制御電圧Vcに応
じた周波数で発振して内部基本クロック信号Φ0を形成
する。この内部基本クロック信号Φ0の周波数は、ル−
プフィルタLFから供給される制御電圧Vcにより制御
されるとともに、位相比較回路PFCから直接供給され
る位相差信号up及びdownによっても制御される。
図6、電圧制御発振器VCOの具体的な回路例を示す。
【0023】電圧制御発振器VCOは、ル−プフィルタ
LFから供給される制御電圧Vc及び位相比較回路PF
Cから直接供給される位相差信号up及びdownによ
り制御される電流ミラ−形態のNチャネル型MOSFE
T Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8と、こ
れらのMOSFETを流れる各電流の合成電流Imが流
れる電流ミラ−回路を構成するP型MOSFET Q
9、Q10、N型MOSFET Q11と、特に制限さ
れないが、P型MOSFET Q12及びN型MOSF
ET Q13から構成されるインバ−タとP型MOSF
ET Q14及びN型MOSFET Q16からなるイ
ンバータとP型MOSFET Q16及びN型MOSF
ET Q17から構成されるインバ−タとがリング状に
接続されてなる発振回路すなわちリングオシレ−タOS
Cと、上記各インバ−タ回路の電源電圧Vcc側に接続
されてその電流源として動作するP型MOSFET Q
18、Q19、Q20と、同じく上記各インバ−タ回路
の接地電位側に設けられ電流源として動作するN型MO
SFET Q21、Q22、Q23と、上記電流ミラ−
回路に流れる電流値を変化させるためのP型MOSFE
T Q24と、特に制限されないが外部から供給される
制御信号AGEに基づいて上記MOSFETQ24を選
択的に動作させるためのCMOSスイッチS1と、上記
位相差信号upを受けて上記MOSFET Q3,Q6
のソース電位を形成するインバ−タN1と、上記位相差
信号downを受けて上記MOSFET Q4,Q7の
ソース電位を形成する直列接続のインバ−タN2,N3
とで構成されている。
【0024】上記リングオシレ−タOSCの動作電流を
供給する一方の電流源であるP型MOSFET Q1
8,Q19,Q20のゲ−トは共通結合され、この共通
ゲートにはカレントミラーMOSFET Q9のドレイ
ン電圧がバイアス電圧Vpとして供給されている。一
方、上記各インバ−タ回路の接地電位側に接続されたN
型MOSFETQ21、Q22、Q23のゲ−トは共通
結合され、この共通ゲートにはカレントミラーMOSF
ET Q10と直列に接続されたMOSFET Q11
のドレイン電圧がバイアス電圧Vnとして供給され、リ
ングオシレ−タの動作電流を供給する他方の電流源とし
て機能する。
【0025】従って、これらの電流源から供給されるリ
ングオシレータの動作電流の値は、上記バイアス電圧V
p,Vnによって決定される。つまり、リングオシレ−
タから出力される内部基本クロック信号Φ0の周波数
は、上記インバ−タ回路に供給される動作電流、言い換
えるならばバイアス電圧Vp及びVnに従って制御され
る。ここで、上記バイアス電圧Vp及びVnは、上記カ
レントミラー回路(Q9〜Q11)によって形成され
る。このうちP型MOSFET Q9は、そのゲ−ト及
びドレインが共通結合されることによってダイオ−ド形
態とされ、そのドレインに上記N型MOSFET Q2
〜Q8のドレインが共通結合されている。N型MOSF
ET Q5,Q8のソ−スは回路の接地電位に結合さ
れ、N型MOSFET Q3,Q6ソ−スはインバ−タ
回路N1の出力端子に結合され、N型MOSFET Q
4,Q7のソ−スはインバ−タ回路N3の出力端子に結
合されている。そして、上記MOSFET Q6〜Q8
のゲ−トは共通接続されて上記ループフィルタLFから
の制御電圧Vcが供給され、上記MOSFET Q3〜
Q5のゲ−トは共通接続されて自走周波数を決定するバ
イアス電圧Vbが供給される。これによって、MOSF
ET Q8には上記制御電圧Vcに応じた電流Icが、
またMOSFET Q5には上記バイアス電圧Vbに応
じた電流Ic’が流される。
【0026】上記インバ−タ回路N1の入力端子には位
相比較器PCFからの位相差信号upが供給され、位相
差信号upがロウレベルとされているとき、インバ−タ
回路N1の出力電圧号はハイレベルとなり、N型MOS
FET Q6はドレイン電流Iupを流さない。位相差
信号upがハイレベルとなるとインバ−タ回路N1の出
力信号はロウレベルとなり、N型MOSFET Q6に
は制御電圧Vcに従ったドレイン電流Iupが流され
る。同様にN型MOSFET Q7のソ−スはインバ−
タ回路N3の出力端子に結合され、位相差信号down
がハイレベルとなるとインバ−タ回路N3の出力電圧は
ハイレベルとなり、N型MOSFET Q7はドレイン
電流Idownを流さない。位相差信号downがロウ
レベルとなるとインバ−タ回路N3の出力電圧はロウレ
ベルとなり、N型MOSFET Q7には制御電圧Vc
に従ったドレイン電流Idownが流される。これによ
ってN型MOSFETQ6,Q7のドレイン電流Iu
p、Idownは位相差信号up、downによって制
御される。
【0027】一方、位相差信号upがロウレベルとされ
てインバ−タ回路N1の出力電圧がハイレベルになって
いるとき、N型MOSFETQ3はドレイン電流Iu
p’を流さない。また、位相差信号upがハイレベルと
なりインバ−タ回路N1の出力電圧がロウレベルとされ
ると、N型MOSFET Q3にはバイアス電圧Vbに
従ったドレイン電流Iup’が流される。同様にN型M
OSFET Q4は、位相差信号downがハイレベル
となりインバ−タ回路N3の出力電圧がハイレベルとさ
れているときはドレイン電流Idown’を流さない。
そして、位相差信号downがロウレベルとなりインバ
−タ回路N3の出力電圧がロウレベルとされるとMOS
FET Q4にはバイアス電圧Vbに従ったドレイン電
流Idown’が流される。このようにして、N型MO
SFETQ3,Q4のドレイン電流Iup’、Idow
n’は、位相比較器PCFからの位相差信号up及びd
ownによって制御される。
【0028】P型MOSFET Q9のドレイン電流I
mの値は、上記N型MOSFETQ3〜Q8のドレイン
電流Ic、Iup、Idown、Ic’、Iup’、I
down’の合計値となる。また前述のようにダイオ−
ド形態とされるため、ドレイン電流Imによってそのド
レイン電圧すなわちバイアス電圧Vpの電圧値が決定さ
れる。P型MOSFET Q9のドレイン電流Imは、
電流ミラ−形態とされるP型MOSFET Q10に伝
達され、さらにダイオ−ド形態とされるN型MOSFE
T Q11に伝達され、そのドレイン電圧によってバイ
アス電圧Vnの電圧値が決定される。これにより、バイ
アス電圧Vnの回路の接地電圧に対する絶対値は、バイ
アス電圧Vpと同様にP型MOSFET Q9のドレイ
ン電流Imに従って制御されるのもとなる。
【0029】上記のように、P型MOSFET Q9の
ドレイン電流Imは、ル−プフィルタLFから供給され
る制御電圧Vcによって連続的に制御されるとともに、
位相差信号up及びdownに従って一時的に変化され
る。またバイアス電圧Vbによって決まる所定のバイア
ス成分を含む。すなわちPLL回路が位相ロック状態に
あると、位相差信号up及びdownはいずれもロウレ
ベルとされる。従って、P型MOSFET Q9のドレ
イン電流Imは、 Im=Ic+Ic’+Idown+Idown’ となる。
【0030】入力基本クロック信号Φ1の位相が基本ク
ロック信号Φ2の位相よりも進んで、位相差信号upが
一時的にハイレベルとなると、N型MOSFET Q3
及びQ6のドレイン電流Iup、Iup’が追加され、
P型MOSFET Q9のドレイン電流Imは、 Im=Ic+Ic’+Idown+Idown’+Iu
p+Iup’ となる。
【0031】逆に、入力基本クロック信号Φ1の位相が
基本クロック信号Φ2の位相よりも遅れて、位相差信号
downが一時的にハイレベルとなると、N型MOSF
ETQ4、及びQ7のドレイン電流Idown、Ido
wn’が停止され、P型MOSFETQ9のドレイン電
流Imは、 Im=Ic+Ic’ となる。
【0032】つまり、入力基本クロック信号Φ1と基本
クロック信号Φ2との間に、位相差が生じ位相差信号u
p及びdownが一時的にハイレベルになると、P型M
OSFET Q9のドレイン電流Imが、N型MOSF
ETQ3及びQ6のドレイン電流Iup、Iup’分だ
け多くまたはN型MOSFETQ4及びQ7のドレイン
電流Idown、Idown’だけ少なくされる。そし
て、P型MOSFETQ9のドレイン電流Imが変化さ
れることで、バイアス電圧Vp及びVnの電圧値が変化
される。
【0033】その結果、電圧制御発振回路VCOの発振
周波数が一時的に高くまたは低くされ基本クロック信号
Φ2の位相が一時的に制御される。言うまでもなく、上
記のように電圧制御発振回路VCOの発振周波数が位相
差信号up及びdownに従って直接的に制御されるの
と合わせて、ループフィルタLFから出力される制御電
圧Vcが位相差信号up及びdownのパルス幅に応じ
て高くまたは低くされる。これによりN型MOSFET
Q6〜8のドレイン電流Ic、Iup、Idownが連
続的に制御され、その結果、電圧制御発振回路VCOの
発振周波数が連続的に制御されるものとなる。
【0034】ところで、この実施例では、上記電流ミラ
−回路に流れる電流値を可変にするためP型MOSFE
T Q24が設けられており、このMOSFET Q2
4は、そのゲ−ト及びドレインが共通結合されることに
よってダイオ−ド形態とされ、このMOSFET Q2
4を選択動作させるためのCMOSスイッチS1を介し
て上記MOSFET Q3〜Q8の共通ドレインに接続
されている。上記CMOSスイッチS1は、例えばエー
ジング装置から供給される制御信号AGEにより前記入
力基準クロック信号切り替え回路CSTと連動して、オ
ン、オフされる。例えば図示されていないが、ディジタ
ル電話交換システムからクロックが供給される場合その
周波数は例えば通常状態で2MHzとされ、LSI単体
でのエ−ジング試験時は256KHzとされ、PLL回
路の出力周波数は2MHz入力時に32MHz、256
KHz入力時に4MHzとなる。
【0035】制御信号AGEがロウレベルにされると、
入力基本クロック信号切り替え回路CSTは入力基本ク
ロック信号2MHzを選択し、これと連動してCMOS
スイッチS1はオフ状態となる。従って、電圧制御発振
回路VCOの回路定数を適当に設定することで上述した
PLL回路の一連の動作を行い、入力基準クロック信号
2MHz入力時に対応する電圧制御発振回路VCOの出
力信号を取り出すことが可能で、しかも最適な制御電圧
Vcに対する電圧制御発振回路VCOの出力周波数特性
(VCO特性)を設定できる。
【0036】図5に入力信号AGEがロウレベルにされ
た場合のVCO特性及び入力信号AGEにハイレベルが
入力した場合のVCO特性のグラフの一例を示す。ここ
でup状態、hold状態、down状態は、上述した
位相比較回路から出力される位相差信号upが常に出力
され続けた状態をup状態、位相差信号downが常に
出力され続けた状態をdown状態、どちらの信号も出
力されない状態を続けた場合をhold状態としてい
る。PLL回路は上述した動作により、up状態、ho
ld状態またはdown状態の出力周波数で出力し、所
定の出力周波数のところでロック状態となる。
【0037】入力信号AGEがハイレベルにされると、
入力基準クロック信号切り替え回路CSTは入力基準ク
ロック信号256KHzを選択し、これと連動してCM
OSスイッチS1はオン状態となる。ここで、上述した
ようにダイオ−ド形態を形成するP型MOSFET Q
24は、CMOSスイッチS1がオン状態となることで
上記P型MOSFET Q3〜Q8の共通ドレインと接
続される。これによって上記N型MOSFETQ3〜Q
8のドレイン電流Ic、Iup、Idown、Ic’、
Iup’、Idown’の合成電流は、P型MOSFE
T Q9とP型MOSFET Q24とから供給される
ようになる。
【0038】これは見かけ上P型MOSFETQ9のゲ
−ト幅をP型MOSFET Q24のドレイン電流I
m’に相当した分だけ増加したのと同じ効果がある。そ
のためN型MOSFETQ2〜Q8のドレイン電流I
c、Iup、Idown、Ic’、Iup’、Idow
n’の合成電流が制御信号AGEにロウレベルが入力さ
れた状態と同じであれば、上記見かけ上のP型MOSF
ET Q9のゲ−ト電圧すなわちバイアス電圧Vpの電
圧値はP型MOSFET Q24のドレイン電流Im’
に対応した分だけ上昇する。
【0039】上述したようにP型MOSFET Q9の
ドレイン電流Imは、電流ミラ−形態とされるP型MO
SFET Q10に伝達され、さらにダイオ−ド形態と
されるN型MOSFET Q11に伝達されてそのドレ
イン電圧によってバイアス電圧Vnの電圧値が決定され
るため、バイアス電圧Vnの回路の接地電圧に対する絶
対値はバイアス電圧Vpに対応して低下する。上記バイ
アス電圧Vp及びVnによって上記リングオシレ−タの
動作電流が制御さるため、バイアス電圧Vpの上昇及び
Vnの電圧低下は電圧制御発振回路VCOの出力周波数
を低下させる。従って、図6に示すように入力信号AG
Eにロウレベルが入力時のVCO特性に対し、低周波側
にシフトしたVCO特性となる。つまり、この特性を利
用し、P型MOSFET Q24のドレイン電流Im’
すなわちP型MOSFET Q24のW/Lを適当に設
定することで、VCO特性の傾きΔf/ΔVcを急峻に
しなくても256KHzのような周波数の入力基準クロ
ック信号に対しても最適なVCO特性で電圧制御発振回
路VCOを発振動作させることが可能となる。
【0040】以上のように、この実施例のPLL回路
は、その電圧制御発振回路VCOの制御電流を流す電流
ミラ−回路の電流値を外部からの制御信号により変化さ
せることで単一の電圧制御発振回路で複数のVCO特性
を持たせることが可能となり、入力基本クロックの周波
数に対応して電流ミラ−回路に流れる電流を変化させる
ことで、常に入力基本クロックに最適なVCO特性で発
振動作させることができるようになる。
【0041】また、これによって、エージング試験に際
しては、通常動作時よりも低い周波数のクロック信号に
よりしかもそれに最適のVCO特性にてPLL回路を発
振動作させて、PLL回路全体のエージング試験を行う
ことができるようになるという効果がある。すなわち、
電流ミラー回路の電流値を切り替えることなく入力基本
クロックの周波数のみ切り替えると、VCO特性が周波
数領域から外れ、位相差に従った電流制御用のMOSF
ET Q3〜Q8が本来の動作をしなくなり、これらの
素子のエージング試験が不能になるが、上記実施例にお
いてはMOSFET Q3〜Q8を動作させた状態でエ
ージング試験が行えるため回路全体の評価が可能とな
る。
【0042】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上
記実施例では、エージングに適するように構成したPL
L回路の実施例について説明したが、2以上の周波数の
信号が入力されるPLL回路において、入力信号を切り
換えて動作させる場合にも適用することができる。ま
た、実施例では、定電流用MOSFET Q24をカレ
ントミラーMOSFET Q9と並列に接続している
が、場合によってはMOSFET Q24とそのスイッ
チS1をカレントミラーMOSFET Q9と直列に接
続するような構成も考えられる。
【0043】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるコーデ
ックに内蔵されるPLL回路に適用したものについて説
明したが、この発明はそれに限定されるものでなく、P
LL回路を備えた半導体集積回路一般に利用することが
できる。
【0044】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0045】すなわち本発明は、入力基準クロック信号
の周波数変化に対応してその電圧制御発振回路の制御電
圧対発振周波数特性切り替えることができ、PSRR特
性を劣化させることがなく、入力基準クロック信号の周
波数に対して最適な制御電圧対発振周波数特性で発振動
作することができるとともに、PLL回路の引込み時間
及び同期回復時間をともに短縮し、あわせてPLL回路
を含む伝送系のジッタ総量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のPLL回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】従来のPLL回路の一例を示す周波数特性図で
ある。
【図3】本発明が適用されたPLL回路の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明が適用されたPLL回路に含まれるル−
プフィルタの一例を示す回路図である。
【図5】本発明が適用されたPLL回路のVCO特性を
示す周波数特性図である。
【図6】本発明が適用されたPLL回路に含まれる電圧
制御発振器の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
PFC 位相比較回路、 LF ル−プフィルタ、 VCO 電圧制御発振回路、 CFD1 分周回路、 CTS 入力基本クロック信号切り替え回路、 Q1〜Q24 MOSFET、 N1〜N3 インバ−タ回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電流に従ってその発振周波数が制御
    される発振回路と、この発振回路により形成される周波
    数信号と基準周波数信号との位相差に従ったパルス信号
    を形成する位相比較回路と、この位相比較回路の出力パ
    ルス信号を受けるル−プフィルタと、該ル−プフィルタ
    の出力電圧及び上記位相比較回路の出力パルス信号に従
    った電流を形成する第一の電流源回路と、定電圧及び上
    記位相比較回路の出力パルス信号に従った電流を形成す
    る第二の電流源回路とを含み、上記第一及び第二の電流
    源回路の合成電流を電流ミラ−回路に供給して上記発振
    回路の制御電流を制御するように構成されたPLL回路
    において、上記電流ミラ−回路に流れる電流値を制御信
    号により変更可能な電流制御回路を設け、該電流制御回
    路により制御電流を変えることで上記発振回路の制御電
    圧対発振周波数特性を可変にしたことを特徴とするPL
    L回路。
  2. 【請求項2】 上記電流制御回路は、定電流源回路と、
    上記制御信号に基づいて該定電流回路を上記第一及び第
    二の電流源回路の電流合成点に接続あるいは切断するス
    イッチとにより構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のPLL回路。
  3. 【請求項3】 上記位相比較回路に入力される基準周波
    数信号を切り替える入力信号切り替え回路を備えてなる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のPLL回
    路。
  4. 【請求項4】 制御電流に従ってその発振周波数が制御
    される発振回路と、この発振回路により形成される周波
    数信号と基準周波数信号との位相差に従ったパルス信号
    を形成する位相比較回路と、この位相比較回路の出力パ
    ルス信号を受けるル−プフィルタと、該ル−プフィルタ
    の出力電圧及び上記位相比較回路の出力パルス信号に従
    った電流を形成する第一の電流源回路と、基準電圧及び
    上記位相比較回路の出力パルス信号に従った電流を形成
    する第二の電流源回路とを含み、上記第一及び第二の電
    流源回路の合成電流を電流ミラ−回路に供給して上記発
    振回路の制御電流を制御するようにされたPLL回路を
    有する半導体集積回路に、上記電流ミラ−回路に流れる
    電流値を制御信号により制御可能な電流制御回路を設
    け、上記位相比較回路には通常動作時よりも低い周波数
    の信号を入力するとともに、上記電流制御回路に外部よ
    り制御信号を供給して上記電流ミラ−回路に流れる電流
    値を変化させ、発振回路の制御電圧対発振周波数特性を
    シフトさせた状態でエージング試験を行うようにしたこ
    とを特徴とする半導体集積回路の試験方法。
  5. 【請求項5】 上記電流制御回路を定電流源回路と上記
    制御信号に基づいて該定電流回路を上記第一及び第二の
    電流源回路の電流合成点に接続あるいは切断するスイッ
    チとにより構成し、該スイッチをさせて上記電流ミラー
    回路に流れる電流を減少させた状態でエージング試験を
    行うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の半導
    体集積回路の試験方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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