JP4679376B2 - オートバイ用エアバッグ装置、オートバイ - Google Patents

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Description

本発明は、オートバイ車両に装着されるオートバイ用エアバッグ装置の構築技術に関するものである。
従来、オートバイ車両にエアバッグ装置を装着することによって乗員の拘束を図る種々の技術が知られている。例えば、自動二輪車において、前方衝突を起こした際に、車体フレームに取り付けられたケース内に収容されたエアバッグが膨張ガスによって展開膨張し、これにより乗員を拘束するという技術が公知である(例えば、特許文献1参照。)。この技術では、エアバッグの拘束エリアを広く確保する可能性が提示されているが、オートバイのように乗員の周囲が開放された構成の車両に装着されるエアバッグ装置にあっては、車両の前方衝突時においてエアバッグを所望の態様で展開膨張させることで乗員拘束性向上を図る要請が高い。
特開2002−137777号公報
そこで本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、オートバイ車両に装着されるオートバイ用エアバッグ装置において、エアバッグによる乗員拘束性向上を図るのに有効な技術を提供することを課題とする。
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。これら各請求項に記載の発明は、典型的には、各種のオートバイに搭載されるエアバッグ装置の構成に適用することができる。なお、本明細書において、車両の典型例である「オートバイ」は、鞍乗車両、すなわち乗員がシートに跨って着座する形態の車両を広く含むものとする。
(本発明の第1発明)
前記課題を解決する本発明の第1発明は、請求項1に記載のオートバイ用エアバッグ装置である。このオートバイ用エアバッグ装置は、オートバイ車両に装着されるものであって、収容ケース、エアバッグ、インフレータ、ガス供給部、ウェビングを少なくとも備える。
本発明の収容ケースは、オートバイ車両に装着される収容ケースとして構成される。本発明のエアバッグは、収容ケースに収容されるともに当該収容ケースの上方に形成されたケース開口を通じて展開膨張が可能とされるエアバッグとして構成される。本発明のインフレータは、収容ケースに収容されてエアバッグ膨張用ガスを発生する機能を有する。
本発明のガス供給部は、インフレータにて発生したエアバッグ膨張用ガスを前記エアバッグへと供給する機能を有する。本発明のウェビングは、エアバッグをオートバイ車両に繋ぎ留めるべく、ウェビング一端がオートバイ車両に固定されウェビング他端がエアバッグに縫合される長尺状の部材として構成される。
このような構成のオートバイ用エアバッグ装置において、オートバイ車両の前方衝突の際、インフレータにて発生したエアバッグ膨張用ガスがガス供給部を通じてエアバッグへと供給されることで、当該エアバッグが収容ケースのケース開口を通じて収容ケース外へと突出して乗員拘束領域に展開膨張するようになっている。なお、ここでいう「前方衝突」には、オートバイ車両がその前方側において走行状態或いは静止状態の衝突対象物、例えば別車両、歩行者、障害物等に衝突する形態が広く包含される。また、ここでいう「乗員拘束領域」は、前方衝突時の運動エネルギーによって乗員がオートバイ車両前方に向かって移動しようとする場合に、当該乗員の前方移動方向上に延在し、オートバイ車両前方に投げ飛ばされようとする当該乗員を拘束するための空間として定義される。
ところで、オートバイ車両に装着されるこの種のエアバッグ装置にあっては、エアバッグが単に乗員の前方側の乗員拘束領域に展開膨張する以外にも、状況に応じた態様で展開膨張することが望ましい。具体的には、オートバイ車両の前方衝突の際に前傾姿勢となる乗員に対し、エアバッグが先に頭部方向へと展開膨張すると、乗員の移動方向と対向する方向に動作するエアバッグからの荷重が乗員頭部に作用することが想定される。
そこで、本発明のウェビングは、エアバッグをオートバイ車両に繋ぎ留める一方、当該エアバッグの展開膨張初期において、当該エアバッグの上方に介在することで乗員頭部方向への展開膨張を規制する構成とされる。これによってエアバッグは、乗員胸部拘束部位が乗員胸部方向へと先行して展開膨張してこの乗員胸部拘束部位にて乗員胸部を押圧して乗員の上体を起こし、その後に乗員頭部拘束部位が乗員頭部方向へと展開膨張してこの乗員頭部拘束部位にて乗員頭部を拘束するように作用する。かくして、エアバッグ展開膨張初期においてエアバッグから乗員頭部に作用する荷重を低減することが可能となる。
請求項1に記載のエアバッグ装置のこのような構成によれば、オートバイ車両の前方衝突の際のエアバッグ展開膨張初期において、エアバッグの乗員頭部方向への展開膨張を規制するウェビングを用いることによって、エアバッグによる乗員拘束性向上を図ることが可能となる。本発明では、特に、エアバッグをオートバイ車両に繋ぎ留めるウェビングを、当該エアバッグの乗員頭部方向への展開膨張を規制する手段として用いる合理的な構成が提供される。
(本発明の第2発明)
前記課題を解決する本発明の第2発明は、請求項2に記載のオートバイである。このオートバイは、オートバイ車両の前方衝突の際、エアバッグが乗員拘束領域に展開膨張して乗員を拘束するエアバッグ装置が搭載されたオートバイであって、このエアバッグ装置として請求項1に記載のオートバイ用エアバッグ装置が用いられている。
従って、請求項2に記載の発明によれば、エアバッグによる乗員拘束性向上を図ることが可能なエアバッグ装置を搭載したオートバイが提供される。
以上のように、本発明によれば、オートバイ車両の前方衝突の際、エアバッグ膨張用ガスがエアバッグに供給されることで、当該エアバッグが乗員前方側の乗員拘束領域に展開膨張して乗員を拘束するオートバイ用エアバッグ装置において、特にオートバイ車両の前方衝突の際のエアバッグ展開膨張初期において、エアバッグをオートバイ車両に繋ぎ留めるウェビングを用いてエアバッグの乗員頭部方向への展開膨張を規制することによって、エアバッグによる乗員拘束性向上を図ることが可能となった。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、図1および図2を用いて、自動二輪車100の全体構成を説明する。ここで、図1は、本発明の「オートバイ」の一実施の形態に係る自動二輪車100を側面から視た図であって、当該自動二輪車100の車両にエアバッグ装置120を搭載した様子を示す。図2は、図1中の自動二輪車100を車両上方から視た様子を示す図である。なお、本実施の形態の自動二輪車100は、本発明における「オートバイ」ないし「オートバイ車両」の一例に相当する。
図1及び図2に示すように、自動二輪車100は、エンジンやメインフレーム等により構成される車体構成部101、乗員が跨って着座可能なシート103、ハンドル104、前輪111および後輪112等を主体とする、いわゆるツーリングタイプのオートバイとして構成される。
自動二輪車100の車体構成部101上方であって、シート103に着座した乗員の前方側領域は、自動二輪車100が前方衝突を起こした際の乗員拘束領域150として規定される。本実施の形態において「前方衝突」には、自動二輪車100が前方側の各種の衝突対象物(便宜上、特に図示しないが、例えばオートバイ車両、オートバイ車両以外の各種車両、歩行者、障害物、ガードレールなどの衝突対象物)に対し衝突する形態を広く包含する。また、本実施の形態における「乗員拘束領域150」は、本発明における「乗員拘束領域」に対応する領域であり、シート103に着座した乗員が、前方衝突時の運動エネルギーによって車両前方に向かって移動しようとする場合に、当該乗員の前方移動方向線上に延在し、車両前方へと投げ飛ばされようとする当該乗員を拘束するための空間として定義される。
車体構成部101のうち車両前方側のフロント部102には、ヘッドライト、各種のメーター類、スイッチ類、ウインドシールド等が設けられている。このフロント部102と、シート103との間の領域には、車体構成部材105の前方に燃料タンク106が設けられ、その燃料タンク106よりも前方にエアバッグ装置(「エアバッグモジュール」ともいう)120が配設されている。また、燃料タンク106の両側には、エアバッグ装置120の一構成部材である左右一対のウェビング140,140を覆うウェビングカバー107,107が配設されている。エアバッグ装置120が作動していない通常状態では、各ウェビング140は各ウェビングカバー107と車体構成部材105との間の収容空間に延在し、各ウェビングカバー107の被覆作用によって外部から見えない、或いは見え難いようになっている。このウェビング140,140の詳細については、エアバッグ装置120の構成の説明において後述する。
ここで、本実施の形態のエアバッグ装置120の構成を、図3及び図4を参照しながら詳細に説明する。図2中の自動二輪車100のA−A線における断面構造が図3に示され、図2中のエアバッグ装置120においてリテーナー125に収容される前のエアバッグ121の平面図が図4に示される。なお、このエアバッグ装置120は、シート103に着座した乗員の乗員拘束領域(図1中の乗員拘束領域150)を臨むように配置されている。このエアバッグ装置120が、本発明における「オートバイ用エアバッグ装置」に対応している。
図3に示すように、本実施の形態のエアバッグ装置120は、エアバッグ121、インフレータ124、リテーナー125、モジュールカバー130、ウェビング140,140を主体として構成される。図3では、図中右側が車両後方を示し、図中左側が車両前方を示している。
エアバッグ121には、図4に示すように、各ウェビング140の一端部141が縫い合わせられた縫合部141aが形成されている。本実施の形態では、この縫合部141aは、エアバッグ121の各部位のうち、乗員の頭部を拘束する乗員頭部拘束部位(後述する「乗員頭部拘束部位122a」)に設けられており、従って各ウェビング140は乗員頭部拘束部位に被着された構成になっている。このエアバッグ121は、自動車用のエアバッグ布と同様の素材によって袋状に構成されており、各ウェビング140との縫合部141aが上向きに配置されるように所定の折り畳み態様で折り畳まれてリテーナー125に収容される。図3において、このエアバッグ121の車両衝突時における突出(展開)方向を矢印10で示している。このエアバッグ121が、本発明における「エアバッグ」に対応している。
各ウェビング140は、長尺状の繋留体として構成され、その一端部141がエアバッグ121に縫合される一方、その他端部が車体側の留め具(図1及び図2中の留め具108)に連結されている。このウェビング140,140は、エアバッグ装置120と車体との間の2箇所に並列して前後方向に延在して、エアバッグ121を自動二輪車100の車体側に繋ぎ留める。これにより、展開膨張したエアバッグ121が乗員を拘束する際の拘束安定性をウェビング140,140によって確保することが可能とされる。とりわけ、左右一対のウェビング140,140を用いることによって、エアバッグ121を左右バランスよく展開膨張させて乗員拘束安定性向上を図ることが可能となる。この140,140は、例えば自動車用のシートベルトと同様のウェビング素材(樹脂繊維糸を用いてベルト状に加工されたもの)、ないしエアバッグ布と同様の素材によってベルト状に構成される。各ウェビング140を、ベルト状にかえて紐状に構成することもできる。また、エアバッグ121に取り付けるウェビング140は、必要に応じて1本または複数本のものを適宜用いることができる。
インフレータ124は、車両衝突の際、折り畳み状態のエアバッグ121がリテーナー125から展開しつつ膨張するように、エアバッグ用膨張ガスを発生させ、且つこのエアバッグ用膨張ガスをエアバッグ121の内部に供給する手段として構成とされる。このインフレータ124は、袋状のエアバッグ121に収容されて、発生したエアバッグ用膨張ガスを直にエアバッグ121内に供給する構成であってもよいし、或いはガス供給経路を介してエアバッグ121に接続され、発生したエアバッグ用膨張ガスをガス供給経路(本発明における「ガス供給部」に対応する経路)を通じて間接的にエアバッグ121内に供給する構成であってもよい。このインフレータ124が、本発明における「インフレータ」に相当する。
リテーナー125は、上述の折り畳み態様で折り畳まれた前記エアバッグ121、及びインフレータ124を収容する有底箱状のケース体として構成される。具体的には、このリテーナー125は、エアバッグ121を収容するエアバッグ収容部125aと、インフレータ124を収容するインフレータ収容部(凹み部)125bとを少なくとも有する。このリテーナー125の上部に形成されるエアバッグ開口125cは、エアバッグ121の展開膨張を許容する開口部分として構成される。また、エアバッグ121の収容状態において、このリテーナー125の外形内であってエアバッグ開口125cの開口平面上に各ウェビング140が配置されるように構成される。このリテーナー125が、本発明における「収容ケース」に相当し、エアバッグ開口125cが、本発明におけるケース開口に相当する。
モジュールカバー130は、リテーナー125のエアバッグ開口125cを上方から覆うことで、収容状態のエアバッグ121を被覆する部材として構成され、天板部131及び立設部132を少なくとも有する。このモジュールカバー130は、典型的には樹脂材料を用いた金型成形によって成形される。このモジュールカバー130の天板部131は、リテーナー125のエアバッグ開口125cの領域にて開口面方向にほぼ水平状に延在することで、エアバッグ装置120の上面を規定する板状の部位として構成される。このモジュールカバー130の立設部132は、天板部131の下面(裏面)から当該天板部131と延在面と交差する垂直方向に、リテーナー125のリテーナー壁部125d(被取り付け部)に沿って延在する板状の部位として構成される。また、この立設部132の車両後方側(乗員側)には、モジュールカバー130の内部と外部とを連通する左右一対のウェビング通し孔134,134が形成されており、各ウェビング通し孔134を通じて、ウェビング140をモジュールカバー130のカバー内部とカバー外部との間にわたって延在させることが可能となる。この立設部132が、リテーナー壁部125dに留め具126を介して取り付け固定されることで、モジュールカバー130とリテーナー125とが連結される。また、各ウェビング通し孔134は、立設部132に形成された減肉部分(脆弱部分)、いわゆるテアライン135上に設けられている。
次に、上記構成のエアバッグ装置120の動作を、図5〜図10等を参照しながら説明する。ここで、本実施の形態のエアバッグ装置120においてエアバッグ121の展開膨張初期の状態が図5及び図6に示される。また、図7〜9は、いずれも本実施の形態のエアバッグ121が展開膨張中期の状態にある自動二輪車100を車両側方から視た図であり、図10は、本実施の形態のエアバッグ121が展開膨張完了の状態にある自動二輪車100を車両側方から視た図である。
自動二輪車100が、その進行方向側にて衝突事故を起こした場合、乗員は自動二輪車100の前方へ向けて移動し(投げ飛ばされ)ようとする。本実施の形態では、この前方衝突の検知により、エアバッグ装置120のインフレータ124が作動し、当該インフレータ124にて発生した膨張ガスがエアバッグ121内へと供給開始されることとなる。これにより、作動前の状態である図3中のエアバッグ装置120において、矢印10方向に向かってエアバッグ121の突出(展開)動作が開始される。そして、エアバッグ121内に膨張ガスが送り込まれ続けることにより、エアバッグ121にインフレータ124側から順次膨張部が形成されていくことになる。
このとき、図5に示すように、エアバッグ装置120の作動開始直後では、エアバッグ121は、その展開膨張力によってモジュールカバー130の天板部131を下面から押圧する。モジュールカバー130は、天板部131がエアバッグ121からの展開膨張力を受けるとテアライン135に沿って開裂し、立設部132の車両前方側をヒンジとして車両前方へと展開されて、リテーナー125のエアバッグ開口125cの被覆状態を解除するように動作する。これによって、エアバッグ121の展開膨張動作が許容され、このエアバッグ121はリテーナー125のエアバッグ開口125cを通じてリテーナー125の外部へと突出することとなる。また、エアバッグ121の展開膨張動作の開始によって、当該エアバッグ121に縫合された各ウェビング140には一端部141を介して引っ張り荷重の作用が開始される。これにより、各ウェビング140は、ウェビングカバー107を上方へと押し開いて当該ウェビングカバー107による被覆状態を解除する。
そして、図6に示すように、このエアバッグ121は、オートバイ車両の前方衝突の際の展開膨張初期において、当該エアバッグ121の各部位のうち乗員側エアバッグ部122が、車両前方側エアバッグ部123を含む他のエアバッグ部位よりも前に展開膨張する。展開膨張したこの乗員側エアバッグ部122によって乗員Rが速やかに拘束されることとなる。
ところで、オートバイ車両に装着されるこの種のエアバッグ装置120にあっては、エアバッグ121(乗員側エアバッグ部122)が単に乗員Rの前方側の乗員拘束領域150に展開膨張する以外にも、状況に応じた態様で展開膨張することが望ましい。具体的には、オートバイ車両の前方衝突の際に前傾姿勢となる乗員に対し、エアバッグが先に頭部方向へと展開膨張すると、乗員の移動方向と対向する方向に動作するエアバッグ121からの荷重が乗員頭部に作用することが想定される。
そこで、本実施の形態では、エアバッグを単に乗員拘束領域に展開膨張させるのではなく、乗員頭部や乗員胸部に向けて展開膨張する順序まで考慮することによって、更なる乗員拘束性向上を図る技術を提案することとしている。具体的には、図6中に示すエアバッグ121が更に展開膨張するとき、当該エアバッグ121の上方に配置され乗員頭部拘束部位122aに被着されているウェビング140,140が当該エアバッグ121の展開膨張動作を規制することでこの展開膨張動作を制御するように構成されている。ここでいうウェビング140,140が、本発明における「ウェビング」に相当する。
このような構成によれば、図7に示すように、乗員側エアバッグ部122のうち乗員頭部拘束部位122aが乗員頭部方向へと展開膨張するのがウェビング140,140によって規制され、これによって先に乗員胸部拘束部位122bが乗員胸部方向へと展開膨張したのちに、乗員頭部拘束部位122aが乗員頭部方向へと展開膨張することとなる。ここでいう「乗員頭部拘束部位122a」は、乗員Rの頭部或いは顔部を主体に拘束する領域として構成され、また「乗員胸部拘束部位122b」は、乗員Rの胸部を主体に拘束する領域として構成される。ここでいう乗員頭部拘束部位122aが、本発明における「乗員頭部拘束部位」に相当し、乗員胸部拘束部位122bが、本発明における「乗員胸部拘束部位」に相当する。先に乗員胸部拘束部位122bが乗員胸部方向へと展開膨張した状態では、この乗員胸部拘束部位122bは、前傾姿勢の乗員Rの胸部をソフトに受け止めながら車両後方へと押圧することによって、この乗員Rの上体を起こすように作用する。また、この状態では、乗員頭部拘束部位122aが乗員頭部方向へと展開膨張するのがウェビング140,140によって規制されているため、乗員Rの移動方向と対向する方向に動作する乗員頭部拘束部位122aから乗員Rの頭部に作用する荷重を低減することが可能となる。
その後、図7中に示すエアバッグ121は、ウェビング140,140による乗員頭部拘束部位122aの規制作用によって、その車両前方側エアバッグ部123が展開膨張しつつ車両前方(例えば図7中の白抜き矢印の方向)へと突出し、図8に示すような展開膨張状態を経て、車両前方側エアバッグ部123が上方(例えば図8中の白抜き矢印の方向)へと突出していく。そして、上方へと突出したこの車両前方側エアバッグ部123は、図9に示すように、乗員Rの頭部の前方側へとまわり込んだ状態を形成する。このように、本実施の形態では、先に乗員胸部拘束部位122bが乗員胸部方向へと展開膨張したのち、乗員頭部拘束部位122aが乗員頭部方向へと展開膨張するように構成しているため、乗員Rをエアバッグ121でソフトに受け止めながら当該エアバッグ121による乗員拘束性向上を図ることが可能となる。
更に、エアバッグ121全体が車両前後方向(例えば図9中の白抜き矢印の方向)へと突出することによって、図10に示すようにエアバッグ121が完全に展開され膨張した展開膨張完了状態が形成される。この展開膨張完了状態では、膨張したエアバッグ121は、乗員Rの前方に形成される乗員拘束領域150に充溢し、これにより車両衝突時の運動エネルギーによって前方移動方向へ移動しようとする乗員Rは、膨張した当該エアバッグ121によって拘束される。
なお、この展開膨張完了状態では、各ウェビング140は、エアバッグ121と留め具108との間において、ほぼ直線状に延びきった伸長状態を形成し、車両上方ないし車両前方へと向かうエアバッグ121の動作を各ウェビング140の張力によって規制する。また、展開膨張が完了したエアバッグ121は、その車両前方側がフロント部102に当接し、その両側がハンドル104に当接するように構成されている。これにより、展開膨張が完了したエアバッグ121による乗員Rの拘束安定化を図ることが可能となる。
以上のように、上記実施の形態によれば、ウェビング140,140は、エアバッグ121の乗員頭部方向への展開膨張を規制することで、当該エアバッグ121の各部位のうち先に乗員胸部拘束部位122bを乗員胸部方向へと展開膨張させたのちに、乗員頭部拘束部位122aを乗員頭部方向へと展開膨張させるため、乗員頭部拘束部位122aから乗員Rの頭部に作用する荷重を低減することが可能となる。本実施の形態では、特に、エアバッグ121をオートバイ車両に繋ぎ留めるウェビング140,140を、当該エアバッグ121の乗員頭部方向への展開膨張を規制する手段として用いる合理的な構成が提供される。
(他の実施の形態)
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記実施の形態では、いわゆるツーリングタイプの自動二輪車100について記載したが、ハンドルとシートの間に乗員脚部の横移動を許容する空間を有するスクータータイプのような他の種類のオートバイ、更には自動二輪車100以外のオートバイ車両に本発明を適用することもできる。
また、上記実施の形態では、エアバッグ装置120を燃料タンク106の前方に配置する場合ついて記載したが、車両衝突の際エアバッグ121が所望の領域に展開膨張することが可能であれば、車両においてエアバッグ装置120を配置する位置は適宜変更可能である。エアバッグ装置120を、例えば図1中に示す位置よりも後方位置や下方位置に適宜配置することもできる。
本発明の「オートバイ」の一実施の形態に係る自動二輪車100を側面から視た図であって、当該自動二輪車100の車両にエアバッグ装置120を搭載した様子を示す。 図1中の自動二輪車100を車両上方から視た様子を示す図である。 図2中の自動二輪車100のA−A線における断面構造を示す図である。 図2中のエアバッグ装置120においてリテーナー125に収容される前のエアバッグ121の平面図である。 本実施の形態のエアバッグ装置120においてエアバッグ121の展開膨張初期の状態を示す図である。 本実施の形態のエアバッグ装置120においてエアバッグ121の展開膨張初期の状態を示す図である。 本実施の形態のエアバッグ121が展開膨張中期の状態にある自動二輪車100を車両側方から視た図である。 本実施の形態のエアバッグ121が展開膨張中期の状態にある自動二輪車100を車両側方から視た図である。 本実施の形態のエアバッグ121が展開膨張中期の状態にある自動二輪車100を車両側方から視た図である。 本実施の形態のエアバッグ121が展開膨張完了の状態にある自動二輪車100を車両側方から視た図である。
符号の説明
100…自動二輪車
101…車体構成部
102…フロント部
103…シート
104…ハンドル
105…車体構成部材
106…燃料タンク
107…ウェビングカバー
120…エアバッグ装置
121…エアバッグ
122…乗員側エアバッグ部
122a…乗員頭部拘束部位
122b…乗員胸部拘束部位
123…車両前方側エアバッグ部
124…インフレータ
125…リテーナー
125a…エアバッグ収容部
125b…インフレータ収容部
125c…エアバッグ開口
125d…リテーナー壁部
126…留め具
130…モジュールカバー
131…天板部
132…立設部
134…ウェビング通し孔
135…テアライン
140…ウェビング
141…一端部
141a…縫合部
150…乗員拘束領域
R…乗員

Claims (2)

  1. オートバイ車両に装着される収容ケースと、
    前記収容ケースに収容されるともに当該収容ケースの上方に形成された開口を通じて展開膨張が可能とされるエアバッグと、
    前記収容ケースに収容されてエアバッグ膨張用ガスを発生するインフレータと、
    前記インフレータにて発生したエアバッグ膨張用ガスを前記エアバッグへと供給するガス供給部と、
    前記エアバッグを前記オートバイ車両に繋ぎ留めるべく、ウェビング一端が前記オートバイ車両に固定されウェビング他端が前記エアバッグに縫合される長尺状のウェビングを有し、
    前記オートバイ車両の前方衝突の際、前記インフレータにて発生したエアバッグ膨張用ガスが前記ガス供給部を通じて前記エアバッグへと供給されることで、当該エアバッグが前記収容ケースのケース開口を通じて収容ケース外へと突出して乗員拘束領域に展開膨張するオートバイ用エアバッグ装置であって、
    前記ウェビングは、前記エアバッグの展開膨張初期において、当該エアバッグの上方に介在することで乗員頭部方向への展開膨張を規制する構成であり、
    これによって前記エアバッグは、乗員胸部拘束部位が乗員胸部方向へと先行して展開膨張してこの乗員胸部拘束部位にて乗員胸部を押圧して乗員の上体を起こし、その後に乗員頭部拘束部位が乗員頭部方向へと展開膨張してこの乗員頭部拘束部位にて乗員頭部を拘束するように構成されていることを特徴とするオートバイ用エアバッグ装置。
  2. オートバイ車両の前方衝突の際、エアバッグが乗員拘束領域に展開膨張して乗員を拘束するエアバッグ装置が搭載されたオートバイであって、
    前記エアバッグ装置として請求項1に記載のオートバイ用エアバッグ装置が用いられていることを特徴とするオートバイ。
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