JP4677125B2 - 冷感を抑制したアルゲパック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料に関し、更に詳細には、多剤混合型のアルゲパック化粧料に好適な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
パック化粧料は、皮膚上に有効成分を含有する化粧料組成物を被膜などで閉塞し、有効成分の吸収を高める化粧料の形態であり、閉塞する手段として、高分子被膜形成剤を利用したもの、高融点ワックスのエマルションを利用したもの、海泥やタルクなどの鉱物と水の作る高粘度組成物を利用したもの、高分子を含有する泡を利用したもの或いはアルギン酸の水不溶性及び/又は難溶性塩の被膜を利用したものなどが、その製剤として例示できる。これらの除去に当たっては、高分子により皮膜を形成するものでは、形成した皮膜をゆっくりと剥離し、それ以外のものについては洗い流すのが常法であった。しかしながら、従来の高分子皮膜に於いては、その強度はさほど強くなく、加えて皮膚との親和性が強いため、皮膚に残ってしまう部分が多く、最終的には洗顔などを行わざるを得ないのが現状であり、その他のものも洗顔が必須となっている。この様な洗顔に於いても皮膚上に残存したパック料は、皮膚と親和性が高いため、水性洗顔でも落としにくく、使用後除去が容易なパック化粧料が求められていた。更に加えて、パックの塗布時においては、製剤の温度と肌の温度に温度差があることが多く、塗布時に著しい冷感を感じ、これがエステティックなどにおいては、心地よさを誘導する際、妨げになっており、この改善も求められていた。
【0003】
他方、エステティックに好適な、使用後除去容易なパックとして、アルギン酸の水不溶性塩を用時に析出させて被膜と為す、アルゲパックが知られているが、このアルゲパックにおいても冷感の問題は解決されておらず、この改良が望まれている。
【0004】
一方、使用時に、1)アルギン酸及び/又は水可溶性のその塩0.5〜20重量%と2)グリセリン及び/又は25℃1気圧で液体のポリエチレングリコール10〜80重量%及び3)カルシウムの塩を含有するパック化粧料とするための多剤混合型パック化粧料であって、保存時の構成要素として、アルギン酸及び/又はその水可溶性塩を含む組成物とカルシウムの塩を含む組成物の2種の組成物を含有する多剤混合型パック化粧料は全く知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、使用性と使用感に優れ、エステティックのパック化粧料を提供することを課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】
本発明者らは、この様な状況に鑑みて、使用性と使用感に優れ、エステティックのパック化粧料を求め、鋭意研究努力を重ねた結果、使用時に、1)アルギン酸及び/又は水可溶性のその塩0.5〜20重量%と2)グリセリン及び/又は25℃1気圧で液体のリエチレングリコール10〜80重量%及び3)カルシウムの塩を含有するパック化粧料とするための多剤混合型パック化粧料であって、保存時の構成要素として、アルギン酸及び/又はその水可溶性塩を含む組成物とカルシウムの塩を含む組成物の2種の組成物を含有する多剤混合型パック化粧料にその様な特性を見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
(1)使用時に、1)アルギン酸及び/又は水可溶性のその塩0.5〜20重量%と2)(ポリ)グリセリン及び/又は25℃1気圧で液体のポリエチレングリコール10〜80重量%、3)カルシウムの塩及び4)水を含有するパック化粧料とするための多剤混合型パック化粧料であって、保存時の構成要素として、アルギン酸及び/又はその水可溶性塩を含む組成物とカルシウムの塩を含む組成物の2種の組成物を含有する多剤混合型パック化粧料。
(2)(ポリ)グリセリンと25℃1気圧で液体のポリエチレングリコールとを10:1〜1:10の重量比で含有することを特徴とする、(1)に記載の多剤混合型パック化粧料。
(3)更に、無機増粘剤を含有することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の多剤混合型パック化粧料。
(4)更に、(ポリ)グリセリン及び/又は25℃1気圧で液体のポリエチレングリコールと水とが保存時において実質的に混合していない形態であることを特徴とする、(1)〜(3)何れか記載の多剤混合型パック化粧料。
(5)エステティック用であることを特徴とする、(1)〜(4)何れか記載のパック用のペースト状組成物。
(6)用時、アルギン酸及び/又はその水可溶性塩を含む組成物とカルシウムの塩を含む組成物と第3の組成物としての水性組成物を混合してなることを特徴とする、(1)〜(5)何れか記載の多剤混合型パック化粧料。
(7)水性組成物が水である、(6)に記載のパック化粧料。
以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に説明を加える。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の多剤混合型パック化粧料は、1)アルギン酸及び/又は水可溶性のその塩0.5〜20重量%と2)(ポリ)グリセリン及び/又は25℃1気圧で液体のポリエチレングリコール10〜80重量部、3)カルシウムの塩及び4)水を含有するパック化粧料とするための多剤混合型パック化粧料であって、保存時の構成要素として、アルギン酸及び/又はその水可溶性塩を含む組成物とカルシウムの塩を含む組成物の2種の組成物を含有することを特徴とする。これらの構成要素である2種の組成物は保存状態においては、互いに混合しない状態で存在し、用時に混合する多剤混合型パック化粧料であることを特徴とする。この時、(ポリ)グリセリン及び/又は25℃1気圧で液体のポリエチレングリコール、言い換えれば液状の多価アルコールと水とは混合しない状態で存在することが好ましい。これは、液状の多価アルコールが水と混合することによって生じる混和熱を利用して、本発明のパック化粧料では冷感を抑制しているためであり、用時以前にこれらが混和していると充分な混和熱が得られず、冷感を抑制できない場合があるからである。又、経時の安定性及び均一なゲル被膜を形成する目的から、アルギン酸及び/又はその水可溶性塩とカルシウムの塩も用時以前は接触しない形態であることが好ましい。ここで、アルギン酸の水可溶性塩としてはアルギン酸のアルカリ金属塩が好ましく例示でき、中でもアルギン酸ナトリウムが特に好ましく例示できる。アルギン酸やその水可溶性塩は唯一種を含有することもできるし、二種以上を組み合わせて含有させることもできる。本発明の多剤混合型パック化粧料の使用時形態におけるアルギン酸やその水可溶性塩の好ましい含有量は、使用形態における、化粧料全量に対して、総量で、0.5〜20重量%であり、より好ましくは1〜20重量%であり、更に好ましくは、1.5〜15重量%である。これは、この範囲において、パックに良好な被膜を形成するからである。
【0008】
本発明の多剤混合型パック化粧料は、もう一つの必須成分として、(ポリ)グリセリン及び/又は25℃1気圧で液体のポリエチレングリコールを使用形態の化粧料全量に対して10〜80重量%、より好ましくは20〜80重量%、更に好ましくは、30〜50重量%を、用時の形態において含有することを特徴とする。このうち、ポリグリセリンとしてはジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、デカグリセリンなどが例示でき、これの中ではジグリセリンが特に好ましい。かかる成分は、前記の含有量の範囲において、本発明の多剤混合型パック化粧料において、水と混合してパック料とする際に、水との混和熱を発生させて、パック化粧料に温感を付与させる作用を有する。又、かかる成分はパックを施す皮膚に潤いを与える作用も合わせて有する。前記成分において、25℃1気圧で液体のリエチレングリコールとしては、平均分子量100〜1500のポリエチレングリコールが好ましく例示でき、200〜1000のポリエチレングリコールが更に好ましく例示できる。勿論これらは唯一種を用いることもできるし、二種以上を組み合わせて用いることもできる。又、本発明の多剤混合型パック化粧料においては、かかるポリエチレングリコールのみを含有させることもできるし、これに(ポリ)グリセリンを組み合わせて含有させることもできる。好ましいものは、グリセリン乃至はジグリセリンと25℃1気圧で液体のリエチレングリコールとを組み合わせて含有させる形態である。この様な場合において、グリセリン乃至はジグリセリンと25℃1気圧で液体のリエチレングリコールとの好ましい重量混合比は、10:1〜1:10であり、更に好ましくは、5:1〜1:5である。特に好ましい形態は、グリセリン乃至はジグリセリンがグリセリンのみで構成される場合である。この様な混合比において、パック料を形成させた場合、心地よい感触が得られ、エステティックではディープリラクゼーションを提供することができる。
【0009】
本発明のパック料においては最終形態において、アルギン酸の水不溶性塩を形成させることが必要であり、この為には前記の如くの多剤混合剤形の形態を取ることが好ましい。多剤混合剤形の形態としては、2剤混合タイプと3剤混合タイプの2つのタイプが特に好ましく例示できる。この様な多剤混合剤形の製剤構成と必須成分の構成との好ましい組み合わせ例を次に挙げる。
1)組成物1(アルギン酸及び/又はその塩と(ポリ)グリセリン及び/又はポリエチレングリコールを含有)と組成物2(カルシウムの塩と水を含有)の組み合わせ2)組成物1(アルギン酸及び/又はその塩と水を含有)と組成物2(カルシウムの塩と(ポリ)グリセリン及び/又はエチレングリコールを含有)
3)組成物1(アルギン酸及び/又はその塩と(ポリ)グリセリン及び/又はポリエチレングリコールを含有)と組成物2(カルシウム塩を含有)と組成物3(水を含有)
4)組成物1(アルギン酸及び/又はその塩を含有)と組成物2(カルシウムの塩と(ポリ)グリセリン及び/又はポリエチレングリコールを含有)と組成物3(水を含有)
5)組成物1(アルギン酸及び/又はその塩とカルシウムの塩を含有)と組成物2((ポリ)グリセリン及び/又はポリエチレングリコールを含有)と組成物3(水を含有)
尚、アルギン酸の水不溶性塩としてはカルシウムの塩が好ましく、かかるカルシウムとしては硫酸カルシウムや塩化カルシウムなどのカルシウムの塩が好ましい。かかる塩の含有量としては、最終形態において、0.001〜30重量%が好ましく、硫酸カルシウムのみを使用する場合には1〜30が好ましく、1〜8重量%が更に好ましく、塩化カルシウムのみを使用する場合には、0.001〜0.5重量%が好ましく、0.01〜0.1重量%が更に好ましい。又、これらはアルギン酸に対して、硫酸カルシウムのみを使用する場合には1:1〜1:5が好ましく、塩化カルシウムのみを使用する場合には1:0.001〜1:0.1が好ましい。これら含有量やアルギン酸との比は、硫酸カルシウムと塩化カルシウムを混合して使用する場合においては、混合比に従って按分すればよい。好ましい形態は硫酸カルシウムのみを用いる場合である
【0010】
上記の成分以外に、本発明の多剤混合型パック化粧料は、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することができる。この様な任意成分としては、例えば、スクワランや流動パラフィン、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコンやフェメチコンなどのシリコーン類、ホホバ油やゲイロウなどのエステル類、ステアリン酸やオレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコールやセタノール、オレイルアルコールなどの高級アルコール類、牛脂やオリーブオイル等のトリグリセライド類、ステアリン酸モノグリセリド、ソルビタンセスキオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンステアレート等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレートなどのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、1,3−ブタンジオール、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオールなどの(ポリ)グリセリンやポリエチレングリコール以外の多価アルコール類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン等の粉体類、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロース、珪酸マグネシウム、ベントナイトなどの増粘剤、ビタミンやグリチルリチンなどの有効成分などが好ましく例示できる。これらの内、特に好ましい成分としては増粘剤であって無機成分である無機増粘剤が挙げられ、中でも珪酸アルミニウムマグネシウムやベントナイトが特に好ましく例示できる。これらの成分は、経時に於ける粉体成分の沈降を抑制し、ペーストの均一性を保持し、以てゲル膜を均一にする作用を有するからである。これらは唯1種を含有させることも出来るし、2種以上を組み合わせて含有させることも出来る。これの無機増粘剤の好ましい含有量は、最終使用形態に於いて、0.1〜15重量%であり、更に好ましくは1〜10重量%である。これは少なすぎるとゲル均一化作用が発揮されない場合があり、多すぎると粘度或いは硬度が高くなりすぎて使用性を損なう場合があるからである。
【0011】
本発明の多剤混合型パック化粧料は、パック化粧料であって、構成要素の2種乃至は3種以上の化粧料組成物を使用直前に混合し、使用することを特徴とする。これらの構成化粧料組成物は上記必須の成分と任意の成分とを常法に従って処理することにより得られる。かくして得られたパック化粧料は、水性組成物とペースト状組成物とを混合した際に、混和熱を発生し、パック化粧料の温度を上昇させるので、エステティックに用いた場合、パック施術時において冷感を感じることなく、ディープリラクゼーションを得ることができるので、エステティック用のパック化粧料として好ましい。
【0012】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
【0013】
<実施例1>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料を作製した。即ち、処方成分を良く混合して組成物1、2を構成要素とする、本発明の多剤混合型パック化粧料1を得た。これの好ましい使用法は、組成物1の60重量部を取り、組成物2の全量と混合し、しかる後速やかに顔に塗布する方法である。
(組成物1)
アルギン酸ナトリウム 6 重量部
ポリリン酸ナトリウム 1.8重量部
カオリン 3.6重量部
タルク 17.5重量部
シリカ 9 重量部
結晶セルロース 2.1重量部
ポリエチレングリコール400 43 重量部
グリセリン 40 重量部
(組成物2)
水 52 重量部
硫酸カルシウム 9 重量部
【0014】
<実施例2>
上記のパック化粧料の組成物1の60部を取り、組成物2の全量と混合し、使用可能な状態に整えた。このものの温度の時間変化を測定した。温度は混合10分後に約35℃であった。同時に、上記組成物1のポリエチレングリコール400とグリセリンを除去した比較例1(従来のアルゲパック)も作製し、温度を測定した。その結果、25℃であった。従来のアルゲパックでは使用時の温度が25℃付近であり、これが冷感を示す原因であったことも確認された。
【0015】
<実施例3>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料を作製した。即ち、処方成分を良く混合して組成物1、2を構成要素とする、本発明の多剤混合型パック化粧料2を得た。これの好ましい使用法は、組成物1の60重量部を取り、組成物2の全量と混合し、しかる後速やかに顔に塗布する方法である。この方法によれば35℃の温度が得られた。このものは実施例1の多剤混合型パック化粧料に比してやや膜形成時に不均一性が見られた。
(組成物1)
アルギン酸ナトリウム 6 重量部
ポリリン酸ナトリウム 1.8重量部
カオリン 3.6重量部
タルク 17.5重量部
シリカ 9 重量部
結晶セルロース 2.1重量部
ポリエチレングリコール400 43 重量部
グリセリン 40 重量部
(組成物2)
水 52 重量部
塩化カルシウム 0.05重量部
【0016】
<実施例4>
上記の本発明のパック化粧料1と比較例1のパック化粧料とを用いて、リラクゼーションの比較を行った。即ち、6名づつのパネラーでパック後のリラクゼーションの程度を唾液中のプラステロンの濃度のパック前に対する上昇率として測定した。プラステロンの濃度は、プラステロンとアルブミンをコンジュゲートした検体でマウスを感作し得られた抗体をウェルに固相化し、これに唾液とプラステロンとワサビペルオキシダーゼのコンジュゲートを加えて、基質として過酸化水素、発色薬としてパラメチレンジアミンを加えて、発色させ、吸光度を測定して定量した。結果を表1に示す。この表より、本発明のパック化粧料は従来のアルゲパックに比較して、より快適感を被験者に与えていることがわかった。即ち、本発明のパック化粧料によればディープリラクゼーションが得られることがわかる。
【0017】
【表1】
Figure 0004677125
【0018】
<実施例5>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料を作製した。即ち、処方成分を良く混合して組成物1、2を構成要素とする、本発明の多剤混合型パック化粧料3を得た。これの好ましい使用法は、組成物1の60重量部を取り、組成物2の全量と混合し、しかる後速やかに顔に塗布する方法である。この方法によれば35℃の温度が得られた。
(組成物1)
アルギン酸ナトリウム 6 重量部
カオリン 3.6重量部
タルク 17.5重量部
シリカ 9 重量部
結晶セルロース 2.1重量部
ポリエチレングリコール400 43 重量部
グリセリン 40 重量部
(組成物2)
水 52 重量部
硫酸カルシウム 9 重量部
ポリリン酸ナトリウム 0.9重量部
【0019】
<実施例6>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料を作製した。即ち、処方成分を良く混合して組成物1、2を構成要素とする、本発明の多剤混合型パック化粧料4を得た。これの好ましい使用法は、組成物1の60重量部を取り、組成物2の全量と混合し、しかる後速やかに顔に塗布する方法である。この方法によれば35℃の温度が得られた。このものは多剤混合型パック化粧料3に比してやや膜形成時に不均一性が見られた。
(組成物1)
アルギン酸ナトリウム 6 重量部
カオリン 3.6重量部
タルク 17.5重量部
シリカ 9 重量部
結晶セルロース 2.1重量部
ポリエチレングリコール400 43 重量部
グリセリン 40 重量部
(組成物2)
水 52 重量部
塩化カルシウム 0.05重量部
ポリリン酸ナトリウム 0.9重量部
【0020】
<実施例7>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料を作製した。即ち、処方成分を良く混合して組成物1、2を構成要素とする、本発明の多剤混合型パック化粧料5を得た。これの好ましい使用法は、組成物1の60重量部を取り、組成物2の全量と混合し、しかる後速やかに顔に塗布する方法である。この方法によれば35℃の温度が得られた。
(組成物1)
アルギン酸ナトリウム 7.8重量部
グラニュー糖 15.6重量部
ポリリン酸ナトリウム 2.4重量部
カオリン 0.6重量部
タルク 0.6重量部
シリカ 8.4重量部
ポリエチレングリコール400 43 重量部
グリセリン 40 重量部
(組成物2)
水 52 重量部
硫酸カルシウム 9 重量部
【0021】
<実施例8>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料を作製した。即ち、処方成分を良く混合して組成物1、2を構成要素とする、本発明の多剤混合型パック化粧料6を得た。これの好ましい使用法は、組成物1の60重量部を取り、組成物2の全量と混合し、しかる後速やかに顔に塗布する方法である。この方法によれば35℃の温度が得られた。このものは多剤混合型パック化粧料5に比して若干膜に不均一部分が認められた。
(組成物1)
アルギン酸ナトリウム 7.8重量部
グラニュー糖 15.6重量部
ポリリン酸ナトリウム 2.4重量部
カオリン 0.6重量部
タルク 0.6重量部
シリカ 8.4重量部
ポリエチレングリコール400 43 重量部
グリセリン 40 重量部
(組成物2)
水 52 重量部
塩化カルシウム 0.05重量部
【0022】
<実施例9>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料を作製した。即ち、処方成分を良く混合して組成物1、2を構成要素とする、本発明の多剤混合型パック化粧料7を得た。これの好ましい使用法は、組成物1の60重量部を取り、組成物2の全量と混合し、しかる後速やかに顔に塗布する方法である。この方法によれば35℃の温度が得られた。このものは多剤混合型パック化粧料5に比して、膜の均一性に優れていた。これは組成物2における硫酸カルシウムの分散が良かった為と思われる。これより、硫酸カルシウムの分散安定性を向上させることのできる珪酸アルミニウムマグネシウムやベントナイトなどの増粘剤を含有させることも好ましいことがわかる。
(組成物1)
アルギン酸ナトリウム 7.8重量部
グラニュー糖 15.6重量部
ポリリン酸ナトリウム 2.4重量部
カオリン 0.6重量部
タルク 0.6重量部
シリカ 8.4重量部
ポリエチレングリコール400 43 重量部
グリセリン 40 重量部
(組成物2)
水 52 重量部
硫酸カルシウム 9 重量部
珪酸アルミニウムマグネシウム 1.6重量部
ベントナイト 0.3重量部
ポリエチレングリコール400 7.5重量部
グリセリン 7.5重量部
メチルパラベン 0.1重量部
【0023】
<実施例10>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料を作製した。即ち、処方成分を良く混合して組成物1、2を構成要素とする、本発明の多剤混合型パック化粧料8を得た。これの好ましい使用法は、組成物1の60重量部を取り、組成物2の全量と混合し、しかる後速やかに顔に塗布する方法である。この方法によれば34℃の温度が得られた。このものは多剤混合型パック化粧料7に比して、若干温度が低いものの充分な温度が得られている。従って、ジグリセリン等のポリグリセリンも本発明では使用可能であることがわかる。
(組成物1)
アルギン酸ナトリウム 7.8重量部
グラニュー糖 15.6重量部
ポリリン酸ナトリウム 2.4重量部
カオリン 0.6重量部
タルク 0.6重量部
シリカ 8.4重量部
ポリエチレングリコール400 43 重量部
ジグリセリン 40 重量部
(組成物2)
水 52 重量部
硫酸カルシウム 9 重量部
珪酸アルミニウムマグネシウム 1.6重量部
ベントナイト 0.3重量部
ポリエチレングリコール400 7.5重量部
グリセリン 7.5重量部
メチルパラベン 0.1重量部
【0024】
<実施例11>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料9を作成した。即ち、組成物1、組成物2をヘンシェルミキサー混合により、それぞれ製造した。使用時に組成物1と組成物2を良く混合し、これに組成物3を加え更に混合し、パック化粧料とした。このものの温度も33℃であり、冷感が抑制されていることがわかる。
(組成物1)
硫酸カルシウム 18 重量部
(組成物2)
アルギン酸 6 重量部
ポリリン酸ナトリウム 1.8重量部
カオリン 3.6重量部
タルク 17.5重量部
シリカ 9 重量部
結晶セルロース 2.1重量部
グリセリン 40 重量部
ポリエチレングリコール400 40 重量部
(組成物3)
水 100 重量部
【0025】
<実施例12>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料10を作成した。即ち、組成物1、組成物2をヘンシェルミキサー混合により、それぞれ製造した。使用時に組成物1と組成物2を良く混合し、これに組成物3を加え更に混合し、パック化粧料とした。このものの温度も32℃であり、冷感が抑制されていることがわかる。
(組成物1)
硫酸カルシウム 18 重量部
(組成物2)
アルギン酸 6 重量部
ポリリン酸ナトリウム 1.8重量部
カオリン 3.6重量部
タルク 17.5重量部
シリカ 9 重量部
結晶セルロース 2.1重量部
ジグリセリン 40 重量部
ポリエチレングリコール400 40 重量部
(組成物3)
水 100 重量部
【0026】
<実施例13>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料11を作成した。即ち、組成物1、組成物2をヘンシェルミキサー混合により、それぞれ製造した。使用時に組成物1と組成物2を良く混合し、これに組成物3を加え更に混合し、パック化粧料とした。このものの温度も33℃であり、冷感が抑制されていることがわかる。
(組成物1)
塩化カルシウム 0.15重量部
ポリリン酸ナトリウム 2.4重量部
カオリン 0.6重量部
(組成物2)
アルギン酸ナトリウム 7.8重量部
グラニュー糖 15.6重量部
タルク 0.6重量部
シリカ 8.4重量部
ジグリセリン 10 重量部
グリセリン 10 重量部
ポリエチレングリコール400 60 重量部
(組成物3)
水 110 重量部
【0027】
<実施例14>
下記に示す処方に従って、本発明の多剤混合型パック化粧料を作製した。即ち、処方成分を良く混合し、混合して組成物1、2を構成要素とする、本発明の多剤混合型パック化粧料12を得た。これの好ましい使用法は、組成物1の60重量部を取り、組成物2の全量と混合し、しかる後速やかに顔に塗布する方法である。この方法によれば35℃の温度が得られた。このものは多剤混合型パック化粧料7に比して、膜の均一性に優れていた。これは珪酸アルミニウムマグネシウムやベントナイトの効果が、組成物1にも加えた方がより如実に現れるためと思われる。これより、硫酸カルシウムの分散安定性を向上させることのできる珪酸アルミニウムマグネシウムやベントナイトなどの無機増粘剤を含有させることも好ましいことがわかる。
(組成物1)
アルギン酸ナトリウム 7.8重量部
グラニュー糖 15.6重量部
ポリリン酸ナトリウム 2.4重量部
カオリン 0.6重量部
タルク 0.6重量部
シリカ 8.4重量部
ポリエチレングリコール400 43 重量部
グリセリン 40 重量部
珪酸アルミニウムマグネシウム 7 重量部
ベントナイト 1 重量部
(組成物2)
水 52 重量部
硫酸カルシウム 9 重量部
ポリエチレングリコール400 7.5重量部
グリセリン 7.5重量部
メチルパラベン 0.1重量部
珪酸アルミニウムマグネシウム 1.6重量部
ベントナイト 0.3重量部
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、使用性と使用感に優れ、エステティックのパック化粧料を提供することができる。

Claims (6)

  1. 使用時に、1)アルギン酸及び/又は水可溶性のその塩0.5〜20重量%2)(ポリ)グリセリン及び/又は25℃1気圧で液体のポリエチレングリコール3050重量%、3)カルシウムの塩及び4)水を含有するパック化粧料とするための多剤混合型パック化粧料であって、
    保存時の構成要素として、アルギン酸及び/又はその水可溶性塩を含む組成物とカルシウムの塩を含む組成物の2種の組成物を含有し、(ポリ)グリセリン及び/又は25℃1気圧で液体のポリエチレングリコールと水とが保存時において実質的に混合していない形態であることを特徴とする多剤混合型パック化粧料。
  2. (ポリ)グリセリンと25℃1気圧で液体のポリエチレングリコールとを10:1〜1:10の重量比で含有することを特徴とする、請求項1に記載の多剤混合型パック化粧料。
  3. 更に、無機増粘剤を含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の多剤混合型パック化粧料。
  4. エステティック用であることを特徴とする、請求項1〜何れか1項に記載の多剤混合型パック化粧料。
  5. 用時、アルギン酸及び/又はその水可溶性塩を含む組成物とカルシウムの塩を含む組成物と第3の組成物としての水性組成物を混合してなることを特徴とする、請求項1〜何れか1項に記載の多剤混合型パック化粧料。
  6. 水性組成物が水である、請求項に記載の多剤混合型パック化粧料。
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