JP4676652B2 - 製砂装置及び製砂方法 - Google Patents

製砂装置及び製砂方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4676652B2
JP4676652B2 JP2001199645A JP2001199645A JP4676652B2 JP 4676652 B2 JP4676652 B2 JP 4676652B2 JP 2001199645 A JP2001199645 A JP 2001199645A JP 2001199645 A JP2001199645 A JP 2001199645A JP 4676652 B2 JP4676652 B2 JP 4676652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sorting
crushed material
sand
crusher
crushed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001199645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003010725A (ja
Inventor
住田秀一郎
賀谷隆人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd filed Critical Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2001199645A priority Critical patent/JP4676652B2/ja
Publication of JP2003010725A publication Critical patent/JP2003010725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4676652B2 publication Critical patent/JP4676652B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は破砕原料を破砕して砂を製造する乾式の製砂装置及び製砂方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
破砕機を経て篩分けした製品サイズ以上の破砕物の全部または一部を破砕機へ戻して再破砕する製砂装置(製砂プラント)が、例えば特開平10−337492号公報や特開平10−277415号公報により知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の製砂技術にあってはつぎのような問題点がある。
<イ>これまでの製砂装置は破砕機の他に複数の篩い機や分級機を直列に配置している。
篩い機や分級機は大きな設置面積を必要とし、篩い機等の設置台数が増すほど製砂装置が大型化する問題と装置費用が嵩む問題がある。
<ロ>設置スペースの高さや幅に一定の制約がある現場では、製砂装置を構成する各機器の設計レイアウトが難しくなる。
<ハ>砕砂の製造過程において発生する微粉を放置すると、製砂環境が極めて悪化する。
微粉の飛散防止を図るため、篩い機内や分級機内は勿論のことベルトコンベア等の搬送手段を密封構造化して対処し、最終過程でフィルター等を用いて集塵しているが、微粉の除去効率が低くい難点がある。
<ニ>これまでの製砂装置で生産して得られる最終砕砂は、篩呼び寸法1.2mm〜2.5mmの粒度範囲のものが最も多い反面、篩呼び寸法0.6mm〜0.15mmの粒度範囲のものが不足しているため、そのままの状態でコンクリート用の細骨材として用いることができない。
【0004】
本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは装置のコンパクト化を図り、均一分布で高品質の砕砂を製造できる、製砂技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項に係る発明は、破砕原料を破砕する破砕機と、送風選別手段とスクリーン選別手段とを具備し、破砕機からの破砕物を粗粒子と細粒子と微粉とに選別する密封構造の選別装置と、選別装置の粗粒子の破砕物を回収して破砕機へ戻す手段と、選別装置内の微粉を集塵機により吸引して回収する手段とにより構成する製砂装置であって、前記選別装置が密封構造のハウジングと、ハウジング内の上方であって、破砕物の落下位置に配備して破砕物を分散する分散装置と、ハウジング内に送風して破砕物を吹き飛ばして分級する送風機と、ハウジング内に配設し、破砕物を粗粒子と細粒子に選別する調整板と、ハウジング内の前記調整板の側方に配設し、吹き飛ばされた細粒子を篩い分けするスクリーンとを具備し、前記送風機による送風力に対して集塵機による吸引力を高く設定したことを特徴とする、製砂装置である。
請求項に係る発明は、別装置内の細粒子の破砕物に散水混練する手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の製砂装置である。
請求項に係る発明は、破砕機と選別装置の間を密封構造の搬入路で接続し、搬入路を振動可能に構成することを特徴とする、請求項1または請求項に記載の製砂装置である。
請求項に係る発明は、選別装置内の調整板を傾倒自在に構成することを特徴とする、請求項に記載の製砂装置である。
請求項に係る発明は、記分散装置が破砕物の落下位置に設置した板体で構成し、前記板体の先端を送風機側に向けて横向きに配置したことを特徴とする、請求項に記載の製砂装置である。
請求項に係る発明は、破砕原料を破砕機で破砕する工程と、破砕機からの破砕物を密封構造の選別装置内で分散落下させる工程と、選別装置内で分散落下する破砕物を粗粒子と細粒子と微粉とに選別する選別工程と、選別した粗粒子の破砕物を回収して破砕機へ戻す工程と、密封構造の選別装置内に配置した集塵機で微粉を吸引して回収する工程とよりなり、前記破砕物の選別工程を、送風機により選別装置内への送風による吹き飛ばし選別とスクリーンによる篩い分け選別により行う製砂方法であって、前記送風機による送風力に対して集塵機による吸引力を高く設定して、選別工程により選別した微粉を負圧吸引することを特徴とする、砂方法である。
請求項に係る発明は、密封構造の選別装置内に調整板を傾倒自在に配置し、前記調整板を傾倒して、破砕機からの破砕物を密封構造の選別装置内で粗粒子と細粒子を選別することを特徴とする、請求項に記載の製砂方法である
【0006】
【発明の実施の形態】
以降に図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
【0007】
<イ>製砂装置の全体の概要
図1に本発明に係る製砂装置の概念図を示す。
製砂装置は少なくとも破砕原料を破砕する破砕機10と、破砕物の粒度調整作用、製品サイズより大径の破砕物を分離回収する作用、微粉の負圧集塵作用の複合作用を有するエア式の選別装置20と、破砕機10から選別装置20へ破砕物を搬送する搬入路30と、選別装置20で回収した製品サイズより大径の破砕物を破砕機10へ還流する還流手段40とを具備する。
【0008】
また製砂装置は微粉を回収する貯槽50を備えていて、分級製砂装置20内の微粉を吸引により回収して貯蔵し得る。
選別装置20で回収した製品サイズの破砕物に散水して混練する加湿混練機60は必須の装置ではなく、省略する場合もある。以下に主要な構成装置について詳述する。
【0009】
<ロ>破砕機
破砕機10は密封構造のハウジング内にロータを回転可能に収容して構成する公知の遠心破砕機等で、破砕原料をロータ内に連続的に投入するとロータの周面に設けた排出口を通じてハウジング内に破砕原料が堆積してできたデットベッド等に衝突して破砕原料を破砕し、破砕した破砕物が下方へ自然落下する構造になっている。
破砕機10にはその他に公知の各種破砕形式の破砕機を適用可能である。
【0010】
<ハ>搬入路
搬入路30は閉鎖した傾斜路31と、傾斜路31に振動を与えるバイブロモータ等の起振機32とよりなる。
傾斜路31は底面が平な面を呈していて、加振機32の振動を受けて破砕物を拡散して薄い層厚で選別装置20へ搬送し得るようになっている。
尚、搬入路30は振動付与機構とすることが望ましいが、振動をさせない公知のベルトコンベアを代用してもよい。
【0011】
<ニ>選別装置
選別装置20は、従来のスクリーン等の篩い分け機のような粗粒子と細粒子とを篩い分ける機能と、破砕物の粒度分布を調整する機能と、細粒子と微粉(微粒子)とを分級する機能とを併有する多機能の装置で、密封構造のハウジング21と、ハウジング21内に送風するブロワー等の送風機22と、ハウジング21内の上方に配備した分散装置23と、ハウジング21内に配備した水平軸を中心に揺動する調整板24と、ハウジング21内に配設したスクリーン25とを具備する。
【0012】
[ハウジング]
ハウジング21には図面右方の上部に搬入路30の終端と連通する供給口21aを形成し、供給口21aの近傍に送風口21bを形成し、供給口21aから遠い函体の上部に排出口21cを形成している。
【0013】
ハウジング21内には選別室21eを形成していて、この選別室21eの図面の左方(排出口21c側)であってスクリーン25の下方には集砂室21fを形成し、調整板24の右方(送風口21b側)であって選別室21eの底部には回収室21gを形成している。
【0014】
送風口21bは落下する破砕物全体に亘って均一にエアを吹き付ける横長の吹出口で、ハウジング21の右側に画成した送風室21dと連通している。
送風室21dの下方はエア供給用の送風機22と連通している。
尚、送風機22の吹出口を送風口21bに直接接続し得る場合は、送気室21dを省略してもよい。
【0015】
[分散装置]
供給口21aの下方に設けた分散装置23は、図3に拡大して示す如く水平に位置させた基部23aの側面に帯状の板体23bを横向きに設けて構成する。
分散装置23はその板体23bの先端部を送風口21bへ向けると共に、僅かな下り勾配を持たせて配置する。
また図3の矢印に示すように分散装置23全体を水平に往復動可能に構成して振動を付与すると、破砕物の粒度の粗いものを表面に浮かび出させて粒度に応じた自然分離が可能となる。
【0016】
また、分散装置23としては図示した他に公知の振動フィーダやその他の分散機能を有する装置を採用することができる。勿論、分散装置23を省略する場合もある。
【0017】
他の分散装置としては例えば、全体が櫛状を呈していて、櫛歯の各一つ置き或いは複数置きに上下方向にずらして各櫛歯の基端部から先端部に向けて通過空間が次第に大きくなるように扇状の間隙を形成し、これらの各間隙を通じて破砕物を分散させるようにしてもよい。(図示省略)。
【0018】
また、風力による破砕物の選別効果を高めるには、分散装置23の水平方向に対する傾斜角度を緩やかに設定して送風時における破砕物の落下速度を遅くするか、或いは分散装置23の設置位置を送風口21bに近づける方法の何れかを採用できる。
【0019】
[調整板]
選別室21e内の横断方向に沿って立設した帯状の調整板24は、破砕物を粒形の小さな細粒子と粒形の粗い粗粒子とに選別する手段のひとつである。
【0020】
調整板24はその下端の軸支を中心に回動可能であって、集砂室21fと回収室21gの間に配設する。
調整板24の傾倒角度を選択することによって、細粒子と粗粒子の割合を調整して製品サイズと非製品サイズとの粗粒率(FM値)を任意に調整することが可能である。
【0021】
[スクリーン]
スクリーン25も破砕物の選別手段のひとつで、調整板24を飛び超えた粗粒子の破砕物を選別して回収室21gへ流下する篩いである。
スクリーン25は調整板24の側方であって、回収室21gへ向けて下り勾配となるように傾斜して取り付け、またその開口寸法は粗選別した破砕物を所望の最終製品の粒形以下にカットし得る寸法に設定しておく。
スクリーン25は、最終製品のサイズに応じて篩寸法の異なるものと交換可能に構成するとよく、またスクリーン25は振動可能に構成するが、振動しない状態で取り付けてもよい。
【0022】
前記したように調整板24は傾倒角度を調整することで破砕物を構成する粗粒子と細粒子の割合を調整することが可能であるが、粗粒子が調整板24を飛び越える場合もあり、粒度を基準として厳密に調整することが難しい。
本例の如く調整板24にスクリーン25を組み合わせることで粗粒子と細粒子の割合の調整を正確に行える。
また送風機22による風力調整を組み合わせれば、粗粒子と細粒子の割合の調整をより正確に行い得る。
【0023】
<ホ>微粉の回収手段
図1に示すように選別装置20の排出口21cと微粉用の貯槽50との間を配管51すると共に、この配管51の途上に集塵機52を設置して、選別装置20内の微粉を吸引して貯槽50で回収できるように構成する。
【0024】
送風機22による送風力に対して集塵機52による吸引力を相対的に高く設定しておくと、負圧によるハウジング21内における微粉の回収効率が高くなるだけでなく、風力のみで破砕物を飛ばす場合と比べて破砕物の飛翔距離が伸びる。
本例では微粉の回収手段として集塵機52を用いる場合について示すが、公知の各種の回収手段を適用してもよい。
【0025】
【作用】
つぎに製砂方法について説明する。
<イ>破砕工程
図1に示すように破砕原料を破砕機10に投入して破砕する。
【0026】
<ロ>破砕物の拡散搬送工程
破砕機10から落下した破砕物は搬入路30へ落下し、搬入路30を通じて選別装置20へ搬送される。
搬送中、搬入路30の振動を受けて破砕物が搬入路30の横幅一杯に広がって層厚が均一となると共に、粒形の大きなものが表層に浮き上がり、粒形の小さなものが沈降して粒度に応じた自然分級が進行する。
【0027】
<ハ>選別工程
帯状に広がったまま破砕物が選別装置20の供給口21aを通じて選別室21e内に落下する。
選別装置20内では以降に説明する如く、粒度調整作用と選別作用と分級作用が並行して行なわれる。
【0028】
すなわち、破砕物が分散装置23へ落下して衝突すると、分散装置23の振動を受けて破砕物のうち粒形サイズの大きなものは送風口21bにより近い位置で滑り落ち、また粒形サイズの小さなものは送風口21bから遠い位置に落下して、粒形サイズごとの分散層を形成する。
【0029】
分散された破砕物が送風口21bの前を通過するときに風力を受け、選別室21e内の側方へ吹き飛ばされる。吹き飛ばされた破砕物は空中で粗粒子、細粒子、微粉に分離される。
分散装置23への衝突落下により、破砕物の粒子間の間隙がさらに広がることと、粒形サイズごとに分散されることにより、破砕物の粒子同士の衝突を抑制して粒形に応じた破砕物の分離が可能となる。
【0030】
分離した粗粒子と細粒子は夫々飛距離の異なる放物線に沿って落下し、調整板24を飛び越えるものと、その手前で落下するものとに選別される。従来のスクリーン等の篩い分け機の如く、粗粒子と細粒子とに篩い分けされる。
【0031】
調整板24を飛び越えてスクリーン25を透過した破砕物は、所定の粒度分布の製品サイズのものとして集砂室21内へ集められ、また調整板24を飛び越えたがスクリーン25を透過できない破砕物と、破砕調整板24の手前で落下した破砕物は、製品オーバーサイズとして回収室21gに落下する。
この際、調整板24の傾倒角度を調整すると、製品サイズと非製品サイズとの粗粒率(FM値)調整できる。
調整板24を送風口21b側に傾倒することでカットするトップサイズを大きく設定でき、反対に排出口21c側に傾倒することでカットするトップサイズを小さく設定できる。
【0032】
製品オーバーサイズとして回収室21gに落下した粗粒子の破砕物は、還流手段40を通じて破砕機10へ戻して再破壊する。
【0033】
また遠くに吹き飛ばされた軽量な微粉Aは、送風口21bを経て貯槽50へ吸引して回収し、定期的または必要に応じて貯槽50の底部のホッパ53を開放して微粉Aを搬出する。
【0034】
<ニ>加水混練工程
上述した工程で選別装置20の集砂室21fに選別した製品サイズの破砕物を、加湿混練機60に送り、散水量を調整しつつドラムで混練して適度の含水率を有する砕砂Bを得る。
製品サイズの破砕物を加湿混練することにより、放出時に粗いものと細かいものに分離するのを防止して粒度のばらつき解消を図ると共に、乾燥による飛散防止と、生コン時の過剰吸水防止を図ることができる。
【0035】
【実験結果】
図4は、既述した製砂装置を用いて砂岩を破砕原料とする製品砕砂の粒径累積曲線の一例を示す。
本例は7号砕石を破砕原料として粗粒率(FM値)2.66で製造した製品砕砂を示すもので、製品砕砂は同図の2本の破線で示すJIS規格の範囲内であることを示しているだけでなく、これまで不足気味であった篩呼び寸法0.6mm〜0.15mmの粒度範囲のものも適量含んでいることを示しており、このままの状態でコンクリート用の細骨材として用いることができる。
このように本発明は理想的な粒度と天然砂に優る好粒形の一本砂の生産が可能である。
【0036】
【発明の実施の形態2】
前記した実施の形態1では調整板24を傾倒可能に構成する場合について説明したが、調整板24を送風口21bに対して遠近するように水平移動可能に構成したり、或いは定位置で調整板24が高さ方向に向けて昇降可能となるように構成してもよい。
【0037】
【発明の実施の形態3】
破砕機10は一台に限定されず、複数台であってもよい。
この場合、複数台の破砕機10で破砕した破砕物を共通の選別装置20へ導入するように構成する。
【0038】
【発明の効果】
本発明は以上説明したようになるため、次のような効果を得ることができる。
<イ>多機能の選別装置を介在するだけで、高品質の製品砕砂を生産することができる。
殊に、篩呼び寸法0.6mm〜0.15mmの粒度範囲を適量含んだ製品砕砂を簡易に生産することができる。
<ロ>選別装置が複数の篩い分け機を兼用するため、製砂装置のコンパクト化と装置及び製品製砂コストの低減を図ることができる。
殊に装置のコンパクト化に伴い、設置スペースの高さや幅に一定の制約がある現場でも、設計レイアウトが容易となる。
<ハ>送風による選別とスクリーンによる篩い分けの併用により、正確で効率のよい選別が可能となり、破砕物の粒度調整を簡単に行える。
<ニ>低騒音の設計が可能で、破砕物の搬送経路を密封構造としているため粉塵の発生もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の選別装置のモデル図
【図2】 一部を省略した選別装置の拡大断面図
【図3】 分散装置の斜視図
【図4】 粒径累積曲線の説明図
【符号の説明】
10 破砕機
20 選別装置
21 ハウジング
21a 供給口
21b 送風口
21c 排出口
21d 送風室
21e 選別室
21f 集砂室
21g 回収室
22 送風機
23 分散装置
24 調整板
25 スクリーン
30 搬入路
40 還流手段
50 貯槽

Claims (7)

  1. 破砕原料を破砕する破砕機と、送風選別手段とスクリーン選別手段とを具備し、破砕機からの破砕物を粗粒子と細粒子と微粉とに選別する密封構造の選別装置と、選別装置の粗粒子の破砕物を回収して破砕機へ戻す手段と、選別装置内の微粉を集塵機により吸引して回収する手段とにより構成する製砂装置であって、
    前記選別装置が密封構造のハウジングと、
    ハウジング内の上方であって、破砕物の落下位置に配備して破砕物を分散する分散装置と、
    ハウジング内に送風して破砕物を吹き飛ばして分級する送風機と、
    ハウジング内に配設し、破砕物を粗粒子と細粒子に選別する調整板と、
    ハウジング内の前記調整板の側方に配設し、吹き飛ばされた細粒子を篩い分けするスクリーンとを具備し、
    前記送風機による送風力に対して集塵機による吸引力を高く設定したことを特徴とする、
    製砂装置。
  2. 別装置内の細粒子の破砕物に散水混練する手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の製砂装置。
  3. 破砕機と選別装置の間を密封構造の搬入路で接続し、搬入路を振動可能に構成することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の製砂装置。
  4. 選別装置内の調整板を傾倒自在に構成することを特徴とする、請求項に記載の製砂装置。
  5. 記分散装置が破砕物の落下位置に設置した板体で構成し、前記板体の先端を送風機側に向けて横向きに配置したことを特徴とする、請求項に記載の製砂装置。
  6. 破砕原料を破砕機で破砕する工程と、破砕機からの破砕物を密封構造の選別装置内で分散落下させる工程と、選別装置内で分散落下する破砕物を粗粒子と細粒子と微粉とに選別する選別工程と、選別した粗粒子の破砕物を回収して破砕機へ戻す工程と、密封構造の選別装置内に配置した集塵機で微粉を吸引して回収する工程とよりなり、前記破砕物の選別工程を、送風機により選別装置内への送風による吹き飛ばし選別とスクリーンによる篩い分け選別により行う製砂方法であって、
    前記送風機による送風力に対して集塵機による吸引力を高く設定して、選別工程により選別した微粉を負圧吸引することを特徴とする、
    砂方法。
  7. 密封構造の選別装置内に調整板を傾倒自在に配置し、前記調整板を傾倒して、破砕機からの破砕物を密封構造の選別装置内で粗粒子と細粒子を選別することを特徴とする、請求項に記載の製砂方法。
JP2001199645A 2001-06-29 2001-06-29 製砂装置及び製砂方法 Expired - Lifetime JP4676652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001199645A JP4676652B2 (ja) 2001-06-29 2001-06-29 製砂装置及び製砂方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001199645A JP4676652B2 (ja) 2001-06-29 2001-06-29 製砂装置及び製砂方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003010725A JP2003010725A (ja) 2003-01-14
JP4676652B2 true JP4676652B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=19036912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001199645A Expired - Lifetime JP4676652B2 (ja) 2001-06-29 2001-06-29 製砂装置及び製砂方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4676652B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101837391B1 (ko) * 2015-10-22 2018-03-12 오태경 견과류 분태 장치

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4549688B2 (ja) * 2004-02-02 2010-09-22 株式会社インクコーポレーション 壁紙用粉砕システム
KR100745019B1 (ko) * 2006-02-17 2007-08-02 주식회사 선영테크 이물질을 중앙 집중식으로 포집하는 건설폐기물 선별시스템
CN101657268B (zh) 2007-04-06 2013-06-05 寿技研工业株式会社 矿物的分选方法及其分选装置
JP5255799B2 (ja) * 2007-09-04 2013-08-07 コトブキ技研工業株式会社 製砂装置、製砂方法及び製砂
KR101598116B1 (ko) * 2014-04-25 2016-02-26 (주)대주개발 순환골재 생산장치
KR101659409B1 (ko) * 2014-05-30 2016-09-23 주식회사 성지 복합 폐기물 분리장치
CN104326689B (zh) * 2014-10-24 2016-11-23 徐州徐工施维英机械有限公司 一种制砂生产系统
CN107262375A (zh) * 2016-04-06 2017-10-20 中国铁建重工集团有限公司 一种集料回收系统、回收方法及制砂设备
CN111437914B (zh) * 2020-03-28 2021-11-09 郑州力达自动化控制有限公司 一种大功率制砂机及其方法
CN114405644B (zh) * 2022-01-21 2023-09-26 上海山美环保装备股份有限公司 一种干法骨料预分选系统及楼式制砂工艺系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059683U (ja) * 1991-07-17 1993-02-09 石川島播磨重工業株式会社 分級機
JP2000084434A (ja) * 1998-09-16 2000-03-28 Ueno Tekkusu Kk 破砕機
JP2000210587A (ja) * 1999-01-26 2000-08-02 Ube Ind Ltd 粉砕装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122892Y2 (ja) * 1981-04-22 1986-07-09
JPH1110087A (ja) * 1997-06-23 1999-01-19 Kobe Steel Ltd 砂用自動粒度測定装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059683U (ja) * 1991-07-17 1993-02-09 石川島播磨重工業株式会社 分級機
JP2000084434A (ja) * 1998-09-16 2000-03-28 Ueno Tekkusu Kk 破砕機
JP2000210587A (ja) * 1999-01-26 2000-08-02 Ube Ind Ltd 粉砕装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101837391B1 (ko) * 2015-10-22 2018-03-12 오태경 견과류 분태 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003010725A (ja) 2003-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101056717B (zh) 用于分离颗粒物料的装置
KR101753010B1 (ko) 고효율 곡물 정선기
JP4676652B2 (ja) 製砂装置及び製砂方法
US6446813B1 (en) Sorting waste materials
JP2000503901A (ja) 混合微粒物質の分離装置及び分離方法
US5904254A (en) Vibratory particle separating apparatus
CN111774305B (zh) 振动筛下半集中风力选粉机
JP2007275712A (ja) 分級機
CN207042825U (zh) 基于二维条码溯源颗粒的粮食自动分离追溯装置
JP4282320B2 (ja) 鉱物の選別装置
CN219233124U (zh) 空气筛分机
JP3635242B2 (ja) 砕砂製造装置
JP2008080282A (ja) 分粒分級装置
CN207170258U (zh) 自动去霉去杂颗粒拌料机
JP2000237687A (ja) 破砂分級装置
CN205684334U (zh) 一种机制砂风选装置及具有该装置的风选系统
JPH1099715A (ja) 砕砂製造設備
JP3996791B2 (ja) 選別方法および選別装置
JP4686309B2 (ja) 分粒分級装置
JP2008086917A (ja) 分粒分級装置
CN214600394U (zh) 干式物料筛分选粒机
CN206543654U (zh) 大型复式精选机
JP3407219B2 (ja) 選別装置
CN212597149U (zh) 振动筛下半集中风力选粉机
JP2002001222A (ja) 解繊設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4676652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term