JP4674732B2 - 歯科診療装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科医院において患者の導入及び退出時における医師の労力を軽減するるとともに治療行為に適した歯科診療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の歯科診療装置における患者用椅子は、該患者用椅子の後方から見て左側方にスピットンボールが、右側方にドクターテーブルが配置されているものが一般的である。このような歯科診療装置においては、患者を患者用椅子に導入する際にドクターテーブルの右側方に回り込ませなければならないために、医師は導入する度にドクターテーブルを患者の通行に支障のない位置まで移動させていた。
【0003】
前記従来の歯科診療装置の例としては、特公平7−20477号公報に開示された発明が公知である。この発明は、患者用椅子を後方から見て右側にドクターテーブルが設けられ、左側にスピットンボール、及びカウンセリング機器が配置されたもので、患者の導入及び退出は前方からのみに限定され、患者と医師との移動線が交わらないようにしている。
【0004】
また、患者用椅子が水平面内にて回転可能に構成された従来の歯科診療装置の例としては、特開平10−211222号公報に開示された発明が公知である。この発明は、回転可能な患者用椅子を後方から見て右側に天板、ドクターテーブル、スピットンボール、及びカウンセリング機器等が集中配置されているもので、患者用椅子の回転により患者を前後方向から導入及び退出させることが想定さる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特公平7−20477号公報に開示された発明は、患者の導入及び退出が前方からのみに限定されているものであって、患者用椅子を回転して導入及び退出をさせることについては述べられていない。
【0006】
また、前記特開平10−211222号公報に開示された発明は、診療が終了した後に患者用椅子を時計回りに回転させて診療位置から退出位置に移動させる場合に、天板下部から引き出して使用していたドクターテーブルが回転の支障となるためドクターテーブルを元の天板下部に押し込まなければならなかった。従って、医師は患者の導入及び退出の度にドクターテーブルを移動させるとともに医師の診療ポジションも設定しなおさなければならないという煩わしさがあり、医師の負担が大きいという問題があった。
【0007】
よって本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、患者用椅子1と当該患者用椅子1を後方から見て左側方の床面2に固定されたカウンセリングキャビネットユニット部3と、右側方に設けられたドクターテーブル部4とから成る歯科診療装置において、患者の導入及び退出の度にドクターテーブルを移動させたり、医師の診療ポジションを変更したりすることなく患者用椅子を回転させることが可能な歯科診療装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る請求項1の歯科診療装置は、患者用椅子1と当該患者用椅子1を後方から見て左側方の床面2に固定されたカウンセリングキャビネットユニット部3と、右側方に設けられたドクターテーブル部4とから成る歯科診療装置において、前記患者用椅子1は床面2に固定された基台5に対し水平面内にて回転自在であるとともに当該患者用椅子1の背もたれ部1aを起こすことにより着座した患者6の下腿部6aが垂直に折れる前折れタイプの患者用椅子1により構成し、前記カウンセリングキャビネットユニット部3は、カウンセリングテーブル7と、カウンセリングキャビネット9と、前記カウンセリングテーブル7の下面に設けられたスピットンボール10と当該スピットンボール10の上面を覆う前記カウンセリングテーブル部分を開閉自在な蓋22で形成し、当該蓋22の裏面に設けたカウンセリング時に用いる鏡23と、前記カウンセリングテーブル7の下面に設けられたアシスタントハンガー11及び脚部12とから成り、前記患者用椅子1から分離独立した状態にて、前記脚部12を介して床面2に固定されるとともに前記カウンセリングテーブル7の下面に設けられたスピットンボール10と床面2との間には、前記患者用椅子1の背もたれを起こした状態で、当該患者用椅子1を反時計回りに回転させる場合に患者6の下腿部6aが余裕をもって通過しうる広さの空間13が形成されるように構成し、前記ドクターテーブル部4は、ドクターテーブル16の下面にインスツルメントハンガー17を移動自在に設けるとともに当該ドクターテーブル16の手前側に操作ボタン20を設け、かつ当該ドクターテーブル部4の全体を前記患者用椅子1の基台5を基端としアーム18を介して移動自在に設けることにより構成し、前記患者用椅子1を背もたれを起こして患者6の導入側Aに向け、患者6が着座しやすい初期状態にして位置を固定しつつ患者6を着座させた後、前記患者用椅子1を時計回りに回転させ患者6の下腿部6aを前記カウンセリングキャビネットユニット部3のカウンセリングテーブル7下方の空間13内に移動させつつ前記カウンセリングキャビネットユニット部3に対向した位置まで移動して固定し、診療に先立つカウンセリングを行うとともにこのカウンセリング後には、前記患者用椅子1を時計回りに回転して、患者6の頭部が診療位置に至った位置で停止し、その位置を固定して背もたれ部1aを倒し、前記ドクターテーブル部4を診療に適した位置に移動して診療を開始し、さらに当該診療終了後は、前記患者用椅子1の背もたれ部1aを起こして前折れ状態にし、前記ドクターテーブル部4の位置を診療時の状態にしたまま前回と逆の反時計回りに回転して患者6をカウンセリングキャビネット9に対向した位置まで移動して固定し、前記カウンセリングキャビネットユニット部3のスピットンボール10の蓋22を開き、当該蓋22に設けられた鏡23を見ながらブラッシング等の指導を行った後、前記患者用椅子1を更に反時計回りに回転し、退出位置まで移動して固定し、前記患者6を退出させることにより、前記ドクターテーブル部4を移動させずに前記患者用椅子1を反時計方向に回転して、患者6を導入又は退出させることが可能に構成したことを特徴とするものである。
【0009】
請求項1の歯科診療装置によれば、患者用椅子1と当該患者用椅子1を後方から見て左側方の床面2に固定されたカウンセリングキャビネットユニット部3と、右側方に設けられたドクターテーブル部4とから成る歯科診療装置において、前記患者用椅子1は床面2に固定された基台5に対し水平面内にて回転自在であるとともに当該患者用椅子1の背もたれ部1aを起こすことにより着座した患者6の下腿部6aが垂直に折れる前折れタイプの患者用椅子1により構成し、前記カウンセリングキャビネットユニット部3は、カウンセリングテーブル7と、カウンセリングキャビネット9と、前記カウンセリングテーブル7の下面に設けられたスピットンボール10と当該スピットンボール10の上面を覆う前記カウンセリングテーブル部分を開閉自在な蓋22で形成し、当該蓋22の裏面に設けたカウンセリング時に用いる鏡23と、前記カウンセリングテーブル7の下面に設けられたアシスタントハンガー11及び脚部12とから成り、前記患者用椅子1から分離独立した状態にて、前記脚部12を介して床面2に固定されるとともに前記カウンセリングテーブル7の下面に設けられたスピットンボール10と床面2との間には、前記患者用椅子1の背もたれを起こした状態で、当該患者用椅子1を反時計回りに回転させる場合に患者6の下腿部6aが余裕をもって通過しうる広さの空間13が形成されるように構成し、前記ドクターテーブル部4は、ドクターテーブル16の下面にインスツルメントハンガー17を移動自在に設けるとともに当該ドクターテーブル16の手前側に操作ボタン20を設け、かつ当該ドクターテーブル部4の全体を前記患者用椅子1の基台5を基端としアーム18を介して移動自在に設けることにより構成し、前記患者用椅子1を背もたれを起こして患者6の導入側Aに向け、患者6が着座しやすい初期状態にして位置を固定しつつ患者6を着座させた後、前記患者用椅子1を時計回りに回転させ患者6の下腿部6aを前記カウンセリングキャビネットユニット部3のカウンセリングテーブル7下方の空間13内に移動させつつ前記カウンセリングキャビネットユニット部3に対向した位置まで移動して固定し、診療に先立つカウンセリングを行うとともにこのカウンセリング後には、前記患者用椅子1を時計回りに回転して、患者6の頭部が診療位置に至った位置で停止し、その位置を固定して背もたれ部1aを倒し、前記ドクターテーブル部4を診療に適した位置に移動して診療を開始し、さらに当該診療終了後は、前記患者用椅子1の背もたれ部1aを起こして前折れ状態にし、前記ドクターテーブル部4の位置を診療時の状態にしたまま前回と逆の反時計回りに回転して患者6をカウンセリングキャビネット9に対向した位置まで移動して固定し、前記カウンセリングキャビネットユニット部3のスピットンボール10の蓋22を開き、当該蓋22に設けられた鏡23を見ながらブラッシング等の指導を行った後、前記患者用椅子1を更に反時計回りに回転し、退出位置まで移動して固定し、前記患者6を退出させることにより、前記ドクターテーブル部4を移動させずに前記患者用椅子1を反時計方向に回転して、患者6を導入又は退出させることが可能に構成し、従来のように患者の導入及び退出の度にドクターテーブル部を移動させる煩雑さがなくなるとともに、医師の診療ポジションも変更する必要がなくなり、医師の負担が軽減され、診療効果が高まる。
【0010】
さらに、患者をドクターテーブルの外側に回り込ませて着座させるための通路が不用となり、装置の設置面積が削減される。
【0011】
請求項2の歯科診療装置は、前記スピットンボールをカウンセリングキャビネットのテーブル下面に配置し、該テーブルのスピットンボール上面を覆う部分をスピットンボールの面に対向して開閉自在な蓋に形成するとともに、該蓋の裏面にカウンセリング時に用いる鏡を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項2の歯科診療装置によれば、スピットンボールの上面を覆うテーブル部分を開閉自在な蓋に形成したことにより、スピットンボールを用いないでカウンセリングをする場合は、蓋を閉めてスピットンボールを見えなくし、患者に不快な思いをさせないようにすることが可能となる他、閉めた蓋の面がカウンセリングテーブルの面と同一面になるのでその面がテーブルとしての使用可能となる。
【0013】
さらに、蓋の裏面には鏡が設けられているので蓋を開けることにより鏡を見ながらブラッシング等の指導を行うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1から図8は本発明の実施の形態に係り、図1は歯科診療装置の斜視図、図2はスピットンボールの面の蓋を閉めた状態を示す図斜視図、図3はスピットンボールの面の蓋を開いた状態を示す図斜視図、図4はカウンセリング時におけるカウンセリングキャビネットユニット部と患者用椅子との位置関係を示す側面図、図5はカウンセリングキャビネット部の正面図、図6はカウンセリングキャビネット部をアシスタントハンガー側から見た図、図7はカウンセリングキャビネット部の上面図、図8は個室に備えた歯科診療装置の斜視図ある。
【0017】
本発明の歯科診療装置は、図1に示されるように患者用椅子1と、患者用椅子1を後方から見て左側方の床面2に固定されたカウンセリングキャビネットユニット部3と、右側方に設けられたドクターテーブル部4とに大別される。
【0018】
前記患者用椅子1は、床面2に固定された基台5に対し水平面内にて回転自在であるとともに、図4に示されるように、椅子1の背もたれ部1aを起こすことにより着座した患者6の下腿部6aが垂直に折れるように構成された前折れタイプのものである。
【0019】
前記カウンセリングキャビネットユニット部3は、図1に示されるように、カウンセリングテーブル7とその上方に設けられたパノラマビュアー8等からなるカウンセリングキャビネット9と、カウンセリングテーブル7の下面に設けられたスピットンボール10と、アシスタントハンガー11及び脚部12とからなるもので、患者用椅子1から分離独立した状態にて脚部12を介して床面2に固定されている。
【0020】
前記カウンセリングテーブル7下面に取りつけられたスピットンボール10の上面は、その面を覆うテーブル7部分がスピットンボール10の上面に対向して開閉自在な蓋22に形成されていて、蓋22のスピットンボール10に対向する面、即ち裏面にはカウンセリング時に用いる鏡23が設けられており、脚部12内向面には患者用椅子1の回転を容易にする円弧状の面12aが形成されている。
【0021】
また、カウンセリングテーブル7の下面に設けられたスピットンボール10と床面2との間には、図3、図4及び図6に示されるように患者用椅子1の背もたれを起こした状態で反時計回りに回転させる場合に患者6の下腿部6aが余裕をもって通過しうる広さの空間13が形成されている。
【0022】
なお、カウンセリングキャビネット9の上部には患者6の口元を照らすためのデンタルライト14がアーム15を介して回転自在に設けられている。このデンタルライト14はカウンセリングキャビネット9に取りつけずに天井から回転自在に垂下してもよい。
【0023】
前記ドクターテーブル部4は、図1に示されるように、ドクターテーブル16の下面にインスツルメントハンガー17が移動自在に設けられており、ドクターテーブル部4の全体が前記患者用椅子1の基台5を基端としアーム18を介して移動自在に設けられており医師19が使用しやすい位置に移動させることができるようになっている。
【0025】
以上の構成からなる歯科診療装置を用いて患者を導入する場合は、先ず患者用椅子1の背もたれを起こして導入側Aに向け、患者が着座しやすい初期状態にして位置を固定しておく。患者を着座させた後、医師はドクターテーブル16の手前側に設けられた操作ボタン20を操作して患者用椅子1を時計回りに回転させ、カウンセリングキャビネット部3に対向した位置まで移動して固定する。この位置では図4に示されるように、患者の下腿部6aがカウンセリングテーブル下方の空間13内に移動している。ここで医師19は診療に先立ちパノラマビュアー8あるいは図示しないモニターテレビなどを見ながらカウンセリングを行う。
【0026】
カウンセリングの後は、患者用椅子1を更に時計回りに回転して患者の頭部が診療位置に至った位置にて停止し位置を固定して背もたれ部1aを倒し、ドクターテーブル部4を診療に適した位置に移動して診療を開始する。
【0027】
また、診療終了後は患者用椅子1の背もたれ部1aを起こして前折れ状態にし、ドクターテーブル部4の位置を診療時の状態にしたまま前回と逆の反時計回りに回転して患者6をカウンセリングキャビネット9に対向した位置まで移動して固定する。ここではスピットンボール10の蓋22を開き、蓋22の裏面に設けられた鏡23を見ながらブラッシング等の指導を行う。ブラッシング等の指導後は患者用椅子1を更に反時計回りに回転し、退出位置まで移動して固定し、患者を退出させる。
【0028】
以上、患者の導入から退出までにおける患者用椅子1の回転中は背もたれ1aが起こされた前折れ状態であり、患者6の下腿部6aが垂直状態にてカウンセリングテーブル7の下方に形成された空間13内を通過することができるとともに、背もたれ1aが起こされているのでドクターテーブル部4は診療位置に移動したままでも背もたれ1aがドクターテーブル部4に当接することがなく回転可能となる。従って、患者の導入及び退出の度にドクターテーブル部4を移動させることなく、しかも医師は常に一定の診療ポジション21を保つことができる。
【0029】
また、この構成の歯科診療装置は、従来のように患者をドクターテーブル16外側に回り込ませる必要がないので、例えば図4に示されるように、仕切板にて仕切られた狭い個室に対してもコンパクトに配置することができる。
【0030】
なお、個室内では患者用椅子1が床面2の略中央に、ドクターテーブル部4がその後方から見て右側方の仕切板24に沿った床面2に、カウンセリングキャビネット部3が患者用椅子1とは分離され独立状態にて左側方に仕切板25の一部を兼ねて床面2に配置されている。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、医師が患者の導入及び退出の度にドクターテーブル部を移動させる煩わしさがなくなると同時に常に一定の診療ポジションを保ちつつ診療を行うことができるので、医師の負担が軽減され、診療効果を高めることが可能となる。
【0032】
また、患者用椅子を回転して患者を医師側から着座させることにより、従来の装置のようにドクターテーブルの外側に回り込ませて導入するための通路が不用となり省スペースとなる他、スピットンボール上面を開閉自在な蓋にて覆うことにより、スピットンを使用しない場合は蓋をして患者に不快な思いをさせないようにするとともに、閉めた蓋の面をカウンセリング時のテーブル面として使用することができる。更に蓋の裏面に鏡を設けたことにより鏡を用いてブラッシング等の指導をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る歯科診療装置の斜視図である。
【図2】スピットンボールの面の蓋を閉めた状態を示す図斜視図である。
【図3】スピットンボールの面の蓋を開いた状態を示す図斜視図である。
【図4】カウンセリング時におけるカウンセリングキャビネットユニット部と患者用椅子との位置関係を示す側面図である。
【図5】カウンセリングキャビネット部の正面図である。
【図6】カウンセリングキャビネット部をアシスタントハンガー側から見た図である。
【図7】カウンセリングキャビネット部の上面図である。
【図8】個室に備えた歯科診療装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 患者用椅子
2 床面
3 カウンセリングキャビネット部
4 ドクターテーブル部
5 基台
6 患者
7 カウンセリングテーブル
8 パノラマビュアー
9 カウンセリングキャビネット
10 スピットンボール
11 アシスタントハンガー
12 脚部
13 空間
14 デンタルライト
15 アーム
16 ドクターテーブル
17 インスツルメントハンガー
18 アーム
20 操作ボタン
21 診療ポジション
22 蓋
23 鏡
24,25 仕切板
Claims (1)
- 患者用椅子1と当該患者用椅子1を後方から見て左側方の床面2に固定されたカウンセリングキャビネットユニット部3と、右側方に設けられたドクターテーブル部4とから成る歯科診療装置において、
前記患者用椅子1は床面2に固定された基台5に対し水平面内にて回転自在であるとともに当該患者用椅子1の背もたれ部1aを起こすことにより着座した患者6の下腿部6aが垂直に折れる前折れタイプの患者用椅子1により構成し、
前記カウンセリングキャビネットユニット部3は、カウンセリングテーブル7と、カウンセリングキャビネット9と、前記カウンセリングテーブル7の下面に設けられたスピットンボール10と当該スピットンボール10の上面を覆う前記カウンセリングテーブル部分を開閉自在な蓋22で形成し、当該蓋22の裏面に設けたカウンセリング時に用いる鏡23と、前記カウンセリングテーブル7の下面に設けられたアシスタントハンガー11及び脚部12とから成り、
前記患者用椅子1から分離独立した状態にて、前記脚部12を介して床面2に固定されるとともに前記カウンセリングテーブル7の下面に設けられたスピットンボール10と床面2との間には、前記患者用椅子1の背もたれを起こした状態で、当該患者用椅子1を反時計回りに回転させる場合に患者6の下腿部6aが余裕をもって通過しうる広さの空間13が形成されるように構成し、
前記ドクターテーブル部4は、ドクターテーブル16の下面にインスツルメントハンガー17を移動自在に設けるとともに当該ドクターテーブル16の手前側に操作ボタン20を設け、かつ当該ドクターテーブル部4の全体を前記患者用椅子1の基台5を基端としアーム18を介して移動自在に設けることにより構成し、
前記患者用椅子1を背もたれを起こして患者6の導入側Aに向け、患者6が着座しやすい初期状態にして位置を固定しつつ患者6を着座させた後、前記患者用椅子1を時計回りに回転させ患者6の下腿部6aを前記カウンセリングキャビネットユニット部3のカウンセリングテーブル7下方の空間13内に移動させつつ前記カウンセリングキャビネットユニット部3に対向した位置まで移動して固定し、診療に先立つカウンセリングを行うとともにこのカウンセリング後には、前記患者用椅子1を時計回りに回転して、患者6の頭部が診療位置に至った位置で停止し、その位置を固定して背もたれ部1aを倒し、前記ドクターテーブル部4を診療に適した位置に移動して診療を開始し、さらに当該診療終了後は、前記患者用椅子1の背もたれ部1aを起こして前折れ状態にし、前記ドクターテーブル部4の位置を診療時の状態にしたまま前回と逆の反時計回りに回転して患者6をカウンセリングキャビネット9に対向した位置まで移動して固定し、前記カウンセリングキャビネットユニット部3のスピットンボール10の蓋22を開き、当該蓋22に設けられた鏡23を見ながらブラッシング等の指導を行った後、前記患者用椅子1を更に反時計回りに回転し、退出位置まで移動して固定し、前記患者6を退出させることにより、前記ドクターテーブル部4を移動させずに前記患者用椅子1を反時計方向に回転して、患者6を導入又は退出させることが可能に構成したことを特徴とする歯科診療装置。
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