JP3253652B2 - 内視鏡診断システム - Google Patents

内視鏡診断システム

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JP3253652B2
JP3253652B2 JP26244191A JP26244191A JP3253652B2 JP 3253652 B2 JP3253652 B2 JP 3253652B2 JP 26244191 A JP26244191 A JP 26244191A JP 26244191 A JP26244191 A JP 26244191A JP 3253652 B2 JP3253652 B2 JP 3253652B2
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一史 高見澤
秀幸 正治
研哉 猪俣
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡検査室のスペー
スを広く確保することのできる内視鏡診断システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、病院等の医療施設における内
視鏡検査室では各種の医療器具が多く配置されており、
これらを医師や看護人等の術者が作業し易く、また、患
者が快適に検査を受けられるようにすることは非常に重
要である。
【0003】図24に、病院内にある従来の内視鏡検査
室の一例を示す。
【0004】内視鏡室内はカーテン1a,1b,1cに
より各検査室2a,2b,2cに区画されている。この
各検査室2a,2b,2cには、内視鏡検査に必要な周
辺機器(光源装置、ビデオプロセッサーなど)を載置す
るカート3a,3b,3c、モニターを載置するモニタ
ー台4a,4b,4c、生検時などにナース(Nu
r.)の作業台として用いるカート5a,5b,5c、
検査用ヘッド6a,6b,6cなどが配設されている。
【0005】また、内視鏡室内にはカルテを処理する為
の、ドクター(Dr.)用机7、ナース用机8がそれぞ
れ配設されている。なお、符号9は内視鏡洗浄用の流
し、10は内視鏡保管庫である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡、お
よび、その周辺機器で構成される内視鏡診断システム
は、各機器が限られたスペースの検査室2a,2b,2
cに雑然と配置されているため、ドクタDr、ナースN
ur.患者Kra.のスペースが狭くなり、各処置に迅
速に対応することが困難になる。
【0007】また、上記内視鏡診断システムの各種機器
間を接続する電源ライン、信号ライン、映像ラインなど
種々のケーブルが床面を這い回り、ドクタDr.ナース
Nur.患者Kra.の移動に支障を来たし、また、審
美性的にも問題がある。
【0008】また、従来の検査室2a,2b,2cでは
検査用ベッド6a,6b,6cごとに必要な周辺機器を
全て用意しているため、比較的使用頻度の低い周辺機器
であってもセッティングしておかなければならず、非効
率的である。
【0009】さらに、内視鏡検査時の患者の視野に上記
周辺機器が入り込むため精神的負担が大きくなる。
【0010】また、各検査室2a,2b,2c間がカー
テン1a,1b,1cで仕切られているだけであるため
ドクタDr.と患者Kra.との会話外部にが漏れやす
いなどプライバシー上問題がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、使い勝ってがよく、各処置の対応が迅速化し、内視
鏡周辺機器を使用頻度に拘わらず検査用ヘッドの周辺に
常に用意しておく必要がなく、検査室の限られたスペー
スを広く確保することができて、医者、看護婦などが検
査室内をスムーズに移動することができるとともに、審
美的に優れ、患者の精神的な負担を軽減し、しかも、患
者のプライバシーを守ることのでる内視鏡診断システム
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による内視鏡診断システムは、内視鏡検査室
区画する壁面を有する仕切部材と、内視鏡に接続自在
に構成されており、前記仕切部材の壁面の何れの側から
でも選択的に使用可能であるように、前記仕切部材に配
置された内視鏡周辺機器と、を具備したことを特徴とす
る。
【0013】また、前記内視鏡診断システムは、前記第
1の仕切部材に設けられ、前記第1の観察用モニタを前
記第1室及び第2室から観察可能にするターンテーブル
具備したことを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【作 用】上記構成において、第2室で対設した仕切部
材にそれぞれ第1及び第2の観察用モニタが配設されて
いるので、第1のモニタを術者用、第2のモニタをナー
ス等の補助用とすることができ、また、実際に検査用ベ
ッドと第1、2の仕切部材との間には、空間が形成され
るので、ベッドを挟んで二人が位置することができ、そ
れぞれの位置から観察用モニタをそれぞれ観察すること
ができる
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0033】図1〜図5は本発明の第一実施例を示し、
図1はドクタ側仕切部材の正面図、図2はナース側仕切
部材の正面図、図3は内視鏡診断システムの平面図、図
4,図5は内視鏡室内に対する内視鏡診断システムのレ
イアウト例を示す平面図である。
【0034】図中の符号11は内視鏡診断システムで、
この内視鏡診断システム11に内視鏡検査室12が、互
いに対設するナース側仕切部材13とドクタ側仕切部材
14との壁面13a,14aにて区画形成されている。
【0035】この内視鏡検査室12に検査用ベッド15
が配設されており、この検査用ベッド15が上記ナース
画仕切部材13に支持アーム16を介して上下動自在に
連設されている。
【0036】また、上記ナース側仕切部材13には、ド
クタDr.、ナースNur.、患者が使用する手洗いユ
ニット17、観察用LCDモニタ18、内視鏡と処置具
の少なくとも一方を保管する保管手段としての処置具等
収納ユニット19、ゴミ入れ20などが設けられてい
る。さらに、上記支持アーム16上にナース作業用トレ
イ21が取付けられている。
【0037】また、上記検査用ベッド15の一側に、全
ての内蔵装置を制御する操作パネルとしてのタッチコン
トロールパネル22が取付けられている。
【0038】一方、上記ドクタ側仕切部材14には、内
視鏡検査に必要な光源装置、ビデオプロセッサなどの周
辺機器を内蔵する機器部23が設けられている。この機
器部23が、内視鏡24を吊下して上記検査用ヘッド1
5の方向へ旋回自在に移送するスコープアーム25と、
内蔵機器を制御する操作パネルとしてのコントロールパ
ネル26と、上記内視鏡24を自動洗浄する洗浄ユニッ
ト27と、次の患者に使用する内視鏡24を吊下してお
くスコープハンガー28とで構成されている。また、上
記スコープアーム25の先端には、上記内視鏡25に設
けたコネクタプラグ29aを接続するコネクタジャック
29bが設けられている。
【0039】なお、上記両仕切部材13,14に内臓し
た各機器は有線、あるいは、無線で接続されている。
【0040】(作 用)次に、上記構成による実施例の
作用について説明する。
【0041】:内視鏡検査前のセットアップ:まず、検
査用ベッド15の一側に設けたタッチコントロールパネ
ル22の電源スイッチをONして検査に必要な機器を立
上げる。
【0042】また、ドクタ側仕切部材13に設けたスコ
ープアーム25のコネクタジャック29bに、内視鏡2
4のコネクタプラグ29aを接続し、この内視鏡24と
上記ドクタ側仕切部材13の機器部23に内蔵した光源
装置、ビデオプロセッサなどの周辺機器に設けたライト
ガイド、映像ライン、制御信号ラインを接続する。
【0043】:検査時:ドクタDr.はスコープアーム
25を旋回させ、検査しやすい位置に上記内視鏡24を
移動させる。
【0044】そして、内視鏡24を患者に挿入し、検査
を行う。検査中ドクタDr.は各機器の調整(検査用ベ
ッド15の高さ調整を含む)を上記タッチコントロール
パネル22の操作により行う。なお、この調整はドクタ
側仕切部材14に設けたコントロールパネル26によっ
ても行うことができる。また、検査中の内視鏡画像をナ
ース側仕切部材13に設けたLCDモニタ18により観
察する。
【0045】一方、生検時ナースNur.はナース側仕
切部材13と検査用ベッド15との間のナース作業用ト
レイ21を使用する。
【0046】:検査終了後:そして、検査が所定に終了
したら、内視鏡24を患者から抜き、タッチコントロー
ルパネル22の終了スイッチを押すと、上記スコープア
ーム25が稼動し、このスコープアーム25に吊下する
使用済み内視鏡24を洗浄ユニット27に自動的に収納
する。
【0047】この洗浄ユニット27に収納された上記内
視鏡24は所定に洗浄され、乾燥された後、スコープハ
ンガー28へ自動的に移送されて掛止される。
【0048】なお、図4,図5に示すように上記内視鏡
診断システム11は、内視鏡室Aの形状などに対応して
最適にレイアウトすることができる。ここにおいて、符
号Bはテーブルである。
【0049】(第二実施例)図6は本発明の第二次実施
例による内視鏡診断システムの斜視図である。
【0050】この実施例では、互いに隣接する検査室1
2A,12Bを区画する仕切部材31に内蔵する設備
を、上記両検査室12A,12Bで共用できるようにし
たものである。
【0051】すなわち、上記仕切部材31には内視鏡検
査に必要な光源装置、ビデオプロセッサ、焼灼装置、写
真撮影装置、VTRなどの周辺機器を内蔵する機器部3
2が設けられている。
【0052】また、上記仕切部材31の両壁面31a,
31bには、上記機器部32に内蔵した周辺機器を制御
するコントロールパネル33がそれぞれ設けられている
とともに、各種処置具を接続するコネクタプラグ34、
および、内視鏡24のコネクタプラグ35aを接続する
コネクタジャック35bが設けられている。なお、図に
おいては検査室12A側のみを示す。
【0053】さらに、上記仕切部材31には、両検査室
12A,12Bで共用可能な手洗いユニット36、処置
具・スコープ収納庫37、スコープ洗浄ユニット38が
配設されている。
【0054】検査時、内視鏡24のコネクタプラグ35
aを仕切部材31に設けたコネクタジャック35bに接
続し、また、上記コントロールパネル33に設けた電源
スイッチをONし、機器部32に設けた光源装置、ビデ
オプロセッサなどの周辺機器を起動させる。なお、この
周辺機器は両検査室12A,12Bで共用できる。
【0055】その後、上記コントロールパネル33で上
記内視鏡周辺機器を制御しながら検査用ベッド39上の
患者Kra.に内視鏡24を挿入し検査する。
【0056】ところで、この内視鏡24および処置具を
収納する収納庫37は上記仕切部材31の両壁面31
a,31bに設けた扉37aを開閉することで両検査室
12A,12Bで共用できる。
【0057】そして、検査が所定に終了したら、上記仕
切部材31に設けた洗浄ユニット38を引出し、フック
38aに使用済みの内視鏡24を掛止して収納し、洗浄
する。この洗浄ユニット38は両検査室12A,12B
側へ引出し自在にされている。 また、上記機器部32
の各周辺機器は、その外装部分あるいは放熱部分を上記
仕切部材31の壁面31a,31bの内側に当接し、上
記仕切部材31の壁面31a,31b全体を放熱板とし
て用いている。また、上記仕切部材31の上面に、上記
周辺機器に連通する吸気口40a、排気口40bが開口
されており、この吸気口40a、排気口40bに病院内
の吸排気システムを接続して機器の冷却効率を良くして
いる。
【0058】(第三実施例)図7,図8は本発明の第三
実施例を示し、図7は内視鏡診断システムの斜視図、図
8はモニタ部の斜視図である。
【0059】各検査室12を区画する仕切部材41には
内視鏡周辺機器を構成するモニタ部42が内蔵されてお
り、このモニタ部42のモニタ43がターンテーブル
(図示せず)に載置されている。また上記仕切部材41
の両壁面41a,41bに上記モニタ43を選択的に臨
ませるモニタ窓41c(図においては片側のみを示す)
が穿設されている。
【0060】例えば、ある検査室12で内視鏡検査をす
る場合、隣の検査室12が使用されていないときは、こ
の両検査室12間を区画する仕切部材41内のモニタ4
3を図示しないターンテーブルによって図8(b)に示
すように回転させ、内視鏡検査を行う側の検査室12に
穿設したモニタ窓41cに臨ませる。
【0061】その結果、ひとつの検査室12の両側に対
設する仕切部材41にモニタ43が配設され、一方のモ
ニタ43を医師の観察用モニタとして用い、他方のモニ
タ43を看護婦のサブモニタとして用いることができ
る。
【0062】(第四実施例)図9〜図13は本発明の第
四実施例を示し、図9は内視鏡診断システムの斜視図、
図10はプロジェクタのシステムブロック図、図13は
画像操作態様を示す概略図である。
【0063】この実施例では、検査室12を区画する仕
切部材46の一方の壁面46aに巻取り可能なスクリー
ン47が設けられ、このスクリーン47に向かい合う仕
切部材46の壁面46bの上部にプロジェクタ48が設
けられており、内視鏡画像は上記プロジェクタ48から
上記スクリーン47に映し出される。
【0064】この実施例によれば、仕切部材46の壁面
46aをモニタ画面として使用できるため検査室12内
のスペースを広く確保することができ、相対的に省スペ
ース化を実現することができる。また、モニタが術者の
移動を妨げないため作業性が向上する。
【0065】図11に仕切部材46上に設けたスクリー
ン47に画像を投影するシステムの一例を示す。画像信
号のソースとしては、内視鏡周辺機器51を構成するH
DTV−CCU52,RGB−CCU53,第1VTR
54,第2VTR55,ビデオディスク56である。ま
た、プロジェクタ制御信号に含まれる、文字情報も、プ
ロジェクタ内に持っているキャラクタージェネレータに
より文字画像として出力できる。
【0066】上記各画像信号のソースは、ビデオ信号切
り替えユニット57に入力され、コントローラからの入
力切替信号により、3種類に選択され、各プロジェクタ
48a,48b,48cに出力される。なお、図10に
示すように、この実施態様ではひとつのスクリーン47
に対し3つのプロジェクタ48a,48b,48cが配
設されている。
【0067】コントローラ58では、コントロールパネ
ルに設けたキーボード59からの入力切替信号を発生さ
せている。画像信号を入力した各プロジェクタ48a,
48b,48cでは、上記コントローラ58からのプロ
ジェクタ制御信号によって、入力信号の処理を決定して
画像信号を画像表示に変換する。
【0068】一方、上記ビデオ信号切換えユニット57
のプロジェクタ部に入力された制御入力(101)は通
信部61で文字信号(102)を分離して、制御信号
(103)を管理部62へ出力し、文字信号(102)
をキャラクタージェネレータ63へ出力する。
【0069】キャラクタージェネレータ63では、文字
信号(102)を文字画像信号(104)に変換する。
また、管理部62に出力した制御信号(103)は、変
換モード信号(105)、縮小処理信号(106)、領
域制御信号(107)に分離される。信号変換部64
は、変換モード信号(105)に従い、入力する画像を
画像入力(108)と文字画像信号(104)とのいず
れかから、かつ、変換モードをHDTV→第1プロジェ
クタ48aへの表示出力,RGB→第2プロジェクタ4
8bへの表示出力,NTSC→第3プロジェクタ48c
への表示出力にそれぞれ変換して、縮小処理65へ出力
する。
【0070】縮小処理65では、信号変換部64からの
出力を縮小処理信号(106)の指示に従い、縮小する
か、そのまま出力するかを決定し、この決定した出力
を、領域制御66へ出力する。
【0071】領域制御60では、領域制御信号(10
9)の指示に従い、縮小処理65の出力のうち指定した
領域と重なっている部分の表示を禁止してLCDドライ
バー67へ出力する。
【0072】LCDドライバー67では、領域制御60
の出力(表示出力信号)をLCD表示の信号に変換し
て、各プロジェクタ48a,48b,48cのカラーL
CD68に出力する。
【0073】各プロジェクタ48a,48b,48cで
は、光源69からの光をレンズ70にて平行光にして上
記カラーLCD68へ照射する。すると、このカラーL
CD68から上記LCDドライバー67のLCD表示信
号に対応する映像が出射され、レンズ71で拡大され
て、スクリーン47上に投影される。
【0074】図13に上記スクリーン47上に表示され
る映像の態様例を示す。この映像は上記キーボード59
の操作により設定する。
【0075】(a)HDTV71をノーマル表示し、第
1VTR54の画像72と文字画像73を縮小表示した
場合 (b)(a)の状態でHDTV71を縮小表示に変えた
場合 (c)第1VTR54の画像72をノーマル表示とした
場合で、文字画像73が重なっている部分は、この文字
画像73の表示を禁止している。
【0076】(d)(c)の状態から文字画像73をノ
ーマル表示に設定した場合で、この文字画像73が優先
し、第1VTR54の重なっている部分の表示が禁止さ
れている。
【0077】(e)文字画像73を第2VTR55の画
像74に切換えた場合で、第2VTR55の画像74が
優先し、文字画像73の表示が禁止される。
【0078】(第五実施例)図14,図15は本発明の
第五実施例を示し、図14は仕切部材の斜視図、図15
は内視鏡用ケースの斜視図である。
【0079】この実施例では、内視鏡検査室12A,1
2Bを区画する仕切部材76に、両側の検査室12A,
12Bに貫通する複数段の棚76aを設け、この各棚7
6aに各種の内視鏡24を収納した保管手段としてのケ
ース77を装脱自在に格納したものである。
【0080】このケース77は内視鏡24を運ぶときに
用いられるキャリングケースなどであり、内視鏡24を
種類別に収納しておくことで、種々の検査に対し、直ち
に対応することができる。また、検査室12A,12B
の両側からケース77を取出すことができるため便利で
ある。
【0081】(第六実施例)図16,図17は本発明の
第六実施例を示し、図16は仕切部材の斜視図、図17
は処置具収納カートの斜視図である。
【0082】この実施例では、内視鏡検査室12A,1
2Bを区画する仕切部材81の下部に、両検査室12
A,12Bに貫通するカート収納部81aを設け、この
カート収納部81aに複数の処置具収納カート82を装
脱自在に格納したものである。この各処置具収納カート
82には、内視鏡24を収納する収納部82a、この内
視鏡24や鉗子などの処置具を収納する引出し82bが
設けられている。
【0083】この各処置具収納カート82に各種内視鏡
24、処置具などを収納して仕切部材81のカート収納
部81aに格納しておくことで、種々の内視鏡検査に対
応することができる。また、この処置具収納カート82
を両検査室12A,12Bから取出すことができるので
取扱性がよい。
【0084】(第七実施例)図18,図19は本発明の
第七実施例を示し、図18は仕切部材の斜視図、図19
は内視鏡収納カートの斜視図である。
【0085】この実施例では、内視鏡検査室12A,1
2Bを区画する仕切部材86に、両検査室12A,12
Bに貫通するカート収納部86aを設け、このカート収
納部86aに複数の保管手段としての内視鏡収納カート
87を装脱自在に格納したものである。
【0086】この各内視鏡収納カート87には、スコー
プハンガ(図示せず)が設けられており、このスコープ
ハンガに内視鏡24を掛止して収納する。この各内視鏡
収納カート87は両検査室12A,12Bから取出すこ
とができるため便利である。なお、上述した第五実施例
〜第三実施例と同様、各仕切部材に内蔵されている。
【0087】また、図20〜図22に、上記各実施例に
おける仕切部材14,31,41,46,76,81,
86やトロリーなどに取付け可能なスコープホルダを示
す。このスコープホルダ91のホルダーベース92に上
方へ開口するホルダ93aを有するメインホルダ93が
固設されている。このメインホルダ93の隣りにエルボ
ブラケット93bが延出され、このエルボブラケット9
3bと上記メインホルダ93との間にL字形のロックホ
ルダ94がピン95を介して回動自在に支持されてい
る。また、このロックホルダ94は板ばね96にて図2
2の時計回り方向へ常時付勢されており、このロックホ
ルダ94の背面が上記ホルダベース92に掛止されると
その回動が規制される(図22参照)。
【0088】図22の状態で内視鏡のフックを上記メイ
ンホルダ93のホルダ93aに掛止すると、上記ロック
ホルダ94のフック受け部94aが内視鏡の自重にて押
圧され、このロックホルダ94が板ばね96の付勢力に
抗して、図22の反時計回り方向へ回動する。
【0089】そして、上記内視鏡のフックが上記メイン
ホルダ93のホルダ93aに所定に掛止されると、上記
ロックホルダ94のフック受け部94aの側面に形成し
た凹部94cが上記エルボブラケット93aに植設した
ボールプランジャ97に係合しロックされる。同時に、
上記ロックホルダ94のストッパ94cが上記ホルダ9
3aの開口端側に臨まされ、上記内視鏡のフックを抜止
めする。
【0090】その結果、上記内視鏡のフックが上記ホル
ダ93aに保持され、術者が誤って内視鏡に接触して
も、この内視鏡が脱落したりすることがなくなる。例え
ば、上記スコープホルダ91を移動自在なトロリーに設
けると、このスコープホルダ91に内視鏡を掛止したま
までも移動が容易になる。
【0091】また、上記ロックホルダ94は図23に示
すようなものであってもよい。
【0092】すなわち、このロックホルダ94は2つの
引張ばね101,102の付勢力で(a)開放状態と
(b)閉鎖状態とを維持できるようにしたものである。
【0093】(a)開放状態 引張ばね101がオフセット状態にあり、また、他方の
引張ばね102が回転中心軸0であるピン95の軸上を
通過する方向へ付勢力を印加している。したがって、上
記ロックホルダ94は上記引張ばね101の付勢力を受
けて、図23(a)に示すように時計回り方向へ回動
し、開放状態を維持する。
【0094】(b)閉鎖状態 引張ばね101が回転中心軸0上を通過する方向へ付勢
力を印加し、また、引張ばね102がオフセット状態に
ある。したがって、上記ロックホルダ94は上記引張ば
ねの付勢力を受けて、図23(b)に示すように反時計
回り方向へ回動し、閉鎖状態を維持する。
【0095】
【発明の効果】以上、説明したように本発明よれば、使
い勝手がよく、各処置の対応が迅速化し、内視鏡周辺機
器を使用頻度に拘わらず検査用ベッドの周辺に常に用意
しておく必要がなく、検査室の限られたスペースを広く
確保することができて、検査室内をスムーズに移動する
ことができるとともに、審美的にも優れ、患者の精神的
負担を軽減し、しかも、患者のプライバシーを守ること
ができるなど優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1〜図5は本発明の第一実施例を示し、図1
はドクタ側仕切部材の正面図
【図2】ナース側仕切部材の正面図
【図3】内視鏡診断システムの平面図
【図4】内視鏡室内に対する内視鏡診断システムのレイ
アウト例を示す平面図
【図5】同上
【図6】本発明の第二実施例による内視鏡診断システム
の斜視図
【図7】図7,図8は本発明の第三実施例を示し、図7
は内視鏡診断システムの斜視図
【図8】モニタ部の斜視図
【図9】図9〜図13は本発明の第四実施例を示し、図
9は内視鏡診断システムの斜視図
【図10】プロジェクタの配置図
【図11】画像投影のシステムブロック図
【図12】プロジェクタのシステムブロック図
【図13】画像操作態様を示す概略図
【図14】図14,図15は本発明の第五実施例を示
し、図14は仕切部材の斜視図
【図15】内視鏡用ケースの斜視図
【図16】図16,図17は本発明の第六実施例を示
し、図16は仕切部材の斜視図
【図17】処置具収納カートの斜視図
【図18】図18,図19は本発明の第七実施例を示
し、図18は仕切部材の斜視図
【図19】内視鏡収納カートの斜視図
【図20】スコープホルダの斜視図
【図21】スコープホルダの正面図
【図22】スコープホルダの側面図
【図23】他の態様によるロックホルダの模式図
【図24】従来の内視鏡診断システムの概略図
【符号の説明】
12,12A,12B………………内視鏡検査室 13,14,31,41,46……仕切部材 13a,14a,31a,31b, 41a,41b,46a,46b…壁面 19,77,82,87……………保管手段 22,26……………………………操作パネル 24……………………………………内視鏡 40a,40b………………………(吸排気を行う)孔 32……………………………………機器部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正治 秀幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 猪俣 研哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 天野 敦之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大島 睦巳 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−246355(JP,A) 特開 昭64−86930(JP,A) 特開 平3−111021(JP,A) 特開 昭62−22647(JP,A) 実開 昭61−83749(JP,U) 実開 昭64−11210(JP,U) 実開 平1−104231(JP,U) 実開 昭57−90118(JP,U) 国際公開92/4849(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 A61G 9/00 - 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡検査室を区画する壁面を有する
    切部材と、内視鏡に接続自在に構成されており、前記仕切部材の壁
    面の何れの側からでも選択的に使用可能であるように、
    前記仕切部材に配置された内視鏡周辺機器と、 を具備したことを特徴とする内視鏡診断システム。
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