JP2002119517A - 内視鏡手術装置 - Google Patents

内視鏡手術装置

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JP2002119517A
JP2002119517A JP2000317916A JP2000317916A JP2002119517A JP 2002119517 A JP2002119517 A JP 2002119517A JP 2000317916 A JP2000317916 A JP 2000317916A JP 2000317916 A JP2000317916 A JP 2000317916A JP 2002119517 A JP2002119517 A JP 2002119517A
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cable
treatment
adapter
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JP2000317916A
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Kazuo Masu
和夫 萬壽
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、手術台の周辺のケーブルが医者や看
護婦の動作を妨げることがなく、手術中に滅菌済みの術
着や手袋を身につけている医者や看護婦がケーブル類の
コネクタの着脱作業を容易に行うことができる内視鏡手
術装置を提供することを最も主要な特徴とする。 【解決手段】処置具30,41を制御する電気メス装置
6や、超音波処置装置7のコネクタ挿入部26A,26
Bと、これらのコネクタ挿入部26A,26Bに着脱可
能に接続される処置具30,41側の処置具コネクタ3
1,42との間に処置具ケーブル29A,29Bによる
信号を伝達可能で、滅菌可能なコネクタ用滅菌アダプタ
32A,32Bを介設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開腹等を伴う外科
手術に比べて患者の肉体的負担が少ない、いわゆる腹腔
鏡下外科手術などを行なう内視鏡手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、開腹等を伴う外科手術に比べて患
者の肉体的負担が少ない、いわゆる腹腔鏡下外科手術が
広く行われている。この腹腔鏡下外科手術においては、
内視鏡により得られる観察術野をTVモニタに映し出
し、この画面に表示された表示画像の術野を見ながら処
置具を操作して、患者の体腔内の処置が行われている。
【0003】また、特開平10−272096号公報に
は内視鏡を支持する筒状のフレキシブルアームを手術台
に設置し、内視鏡像をTVモニタに映し出すための信号
用ケーブルやライトガイドケーブルをそのフレキシブル
アームの内孔に内蔵させると共に、TVカメラのコント
ローラ、光源装置を手術台の下に収納配置することで前
記信号ケーブル、ライトガイドケーブルなどが邪魔にな
らないように構成された内視鏡手術装置が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の腹腔鏡下外
科手術では内視鏡像をTVモニタに映し出すための信号
用ケーブルや、撮影に必要な照明光を供給するためのラ
イトガイドケーブルなどの複数のケーブル類が必要にな
るとともに、処置具にも例えば、高周波焼灼装置や、医
用レーザー装置等の複数の種類があるためにケーブルの
数も処置具の数だけ必要となる。そのため、手術前後の
腹腔鏡下外科手術のシステム全体のセットアップ、片付
け時に長い時間を要する問題がある。
【0005】さらに、手術室の床上には多くのケーブル
が露出された状態で配設されているので、手術中の術者
や、看護婦の移動時にはケーブルを引っ掛けることがな
いように注意を要するうえ、装置の移動も難しいなどの
問題がある。
【0006】また、特開平10−272096号公報の
装置ではTVカメラ信号用ケーブル、ライトガイドケー
ブルなどが手術台の下に接続されているので、これらの
ケーブルのコネクタの着脱作業は行い難い問題がある。
【0007】さらに、手術を実施する医者や、看護婦は
滅菌済みの術着や手袋を身に付けているが、手術台下は
滅菌がなされていない上に、コネクタ着脱作業は実施し
にくい場所である。そのため、手術中にコネクタの着脱
が必要になった場合には、手術を一旦中断し、滅菌域で
の作業をしていない他の作業者を呼んで作業性が悪い手
術台の下での作業を実施してもらう必要があるので、手
術に要する時間が長くなるうえ、作業者の人数が増大す
る難点がある。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、手術台の周辺のケーブルが医者や看護
婦の動作を妨げることがなく、手術中に滅菌済みの術着
や手袋を身につけている医者や看護婦がケーブル類のコ
ネクタの着脱作業を容易に行うことができる内視鏡手術
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、内視鏡手術に
必要な複数の処置具と、この処置具を制御する処置具制
御装置との間が信号伝送手段を介して接続される内視鏡
手術装置において、前記処置具制御装置が積載される装
置積載手段と、この装置積載手段に設けられ、前記処置
具制御装置の信号伝送手段に接続された制御装置側コネ
クタと、前記処置具側に配設され、前記制御装置側コネ
クタに着脱可能に接続される処置具コネクタと、前記処
置具コネクタと前記制御装置側コネクタとの間に介設さ
れ、前記処置具制御装置の信号伝送手段による信号を伝
達可能で、滅菌可能な非滅菌域隔離手段とを具備したこ
とを特徴とする内視鏡手術装置である。そして、本発明
では、処置具制御装置が積載される装置積載手段の制御
装置側コネクタに処置具側の処置具コネクタを接続する
ことにより、装置積載手段の外側に露出される処置具側
と処置具制御装置との間の信号伝送手段の長さを短くし
て手術台の周辺のケーブルが医者や看護婦の動作を妨げ
ることを防止するとともに、滅菌済みの術着や手袋を身
に付けた術者自らが処置具側の処置具コネクタの着脱を
実施する際に、処置具制御装置が積載される装置積載手
段の制御装置側コネクタと、処置具側の処置具コネクタ
との間に介設された非滅菌域隔離手段によって術者が誤
って非滅菌域の制御装置側コネクタに直接触れてしまう
ことを防止するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1および図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態の内視鏡手術装置のシステム全体の概略構成を示す
ものである。この図1中で、参照符号1は患者が乗る手
術台、2は内視鏡手術に必要な複数の処置具制御装置が
積載されるカート(装置積載手段)である。このカート
2には複数段の積載棚が設けられている。
【0011】ここで、カート2の最上部には、内視鏡像
を映し出すモニタ3が配設されている。さらに、カート
2におけるモニタ3の下側の積載棚には内視鏡像を撮像
するためのビデオカメラのコントローラであるカメラコ
ントロールユニット4と、内視鏡像を撮像するために必
要な照射光を供給する光源装置5と、例えば電気メス装
置(処置具制御装置)6や、超音波処置装置(処置具制
御装置)7などの複数の処置具制御装置などが積載され
ている。
【0012】また、カート2の側部には略水平方向に延
設された支持アーム8の基端部が固定されている。この
支持アーム8の先端部には内視鏡支持機構9が装着され
ている。この内視鏡支持機構9には旋回アーム9aと、
平行リンクアーム10とが設けられている。ここで、旋
回アーム9aの基端部は支持アーム8の先端部に略鉛直
方向の軸線O1周りに回転可能に連結されている。さら
に、平行リンクアーム10は旋回アーム9aの先端部に
連結されている。
【0013】この平行リンクアーム10には、縦方向に
延設された2つの縦リンクである第1リンク11および
第2リンク12と、これらの第1リンク11および第2
リンク12間に配置された2つの横リンクである上アー
ム13および下アーム14と、各アーム間をそれぞれ回
動可能に連結する4つのリンク軸15,16,17,1
8とが設けられている。そして、この平行リンクアーム
10は、第1リンク11に対して第2リンク12が図1
中で上下方向へ移動可能に構成されている。さらに、第
1リンク11は旋回アーム9aに対して軸線O2周りに
回転可能に旋回アーム9aに連結されている。
【0014】また、平行リンクアーム10にはガススプ
リング19が取付けられ、この平行リンクアーム10の
自重、及び第2リンク12の先端に取付けられた物の重
量を相殺するように構成されている。さらに、第2リン
ク12の先端部には回転軸20が略鉛直方向の軸線O3
周りに回転可能に連結されている。この回転軸20の下
端部には、ボールジョイント機構部21を介して内視鏡
支持アーム22が取付けられている。
【0015】また、内視鏡支持アーム22には滅菌済み
の内視鏡用滅菌アダプタ23を介して内視鏡24が連結
されている。この内視鏡24は滅菌された状態で患者の
体腔内に挿入されるようになっている。ここで、内視鏡
支持アーム22には内視鏡24により取り込まれた患者
体腔内の観察像を撮像するための図示しないビデオカメ
ラが内蔵されている。
【0016】さらに、ビデオカメラには図示しないカメ
ラケーブル、内視鏡24には撮像に必要な照明光を導光
する図示しないライトガイドケーブルの各一端部がそれ
ぞれ連結されている。これらのカメラケーブルおよびラ
イトガイドケーブルは内視鏡支持アーム22内から回転
軸20、平行リンクアーム10、旋回アーム9aおよび
支持アーム8の内部を通り、カート2に積載されている
カメラコントロールユニット4および光源装置5にそれ
ぞれ連結されている。そして、ビデオカメラとカメラコ
ントロールユニット4との間はカメラケーブルを介して
接続されるとともに、光源装置5から出射された照明光
はライトガイドケーブルを介して内視鏡24に導光さ
れ、この内視鏡24に撮像に必要な照明光が供給される
ようになっている。
【0017】また、本実施の形態の内視鏡手術装置の使
用時には滅菌済みのビニールカバーである滅菌ドレープ
25が使用される。この滅菌ドレープ25は図1に示す
ように内視鏡手術装置の滅菌されていない内視鏡支持ア
ーム22から平行リンクアーム10までを覆う状態で内
視鏡手術装置に装着される。ここで、滅菌ドレープ25
の一端は内視鏡用滅菌アダプタ23に取付けられ、滅菌
されていない内視鏡支持アーム22から平行リンクアー
ム10までの部分全体を滅菌ドレープ25によってカバ
ーすることにより、滅菌されていない部分が手術作業空
間付近に露出されることが防止されている。
【0018】また、旋回アーム9aの先端部には図2に
示すように複数、本実施の形態では2つのコネクタ挿入
部(制御装置側コネクタ)26A,26Bが設けられて
いる。ここで、一方の第1のコネクタ挿入部26Aには
凹陥状のコネクタ受部27Aが設けられている。このコ
ネクタ受部27Aの内底部には複数のケーブル接続端子
片28Aが突設されている。これらのケーブル接続端子
片28Aには第1の処置具ケーブル(信号伝送手段)2
9Aの一端部が接続されている。この第1の処置具ケー
ブル29Aの他端部は電気メス装置6に接続されてい
る。そして、電気メス装置6から出力される電気信号や
電気的エネルギーが第1の処置具ケーブル29Aを介し
てケーブル接続端子片28Aに伝達されるようになって
いる。
【0019】さらに、他方の第2のコネクタ挿入部26
Bも第1のコネクタ挿入部26Aと同様に構成されてい
る。すなわち、第2のコネクタ挿入部26Bには凹陥状
のコネクタ受部27Bが設けられている。このコネクタ
受部27Bの内底部には複数のケーブル接続端子片28
Bが突設されている。これらのケーブル接続端子片28
Bには第2の処置具ケーブル(信号伝送手段)29Bの
一端部が接続されている。この第2の処置具ケーブル2
9Bの他端部は超音波処置装置7に接続されている。そ
して、超音波処置装置7から出力される電気信号や電気
的エネルギーが第2の処置具ケーブル29Bを介してケ
ーブル接続端子片28Bに伝達されるようになってい
る。
【0020】なお、第1の処置具ケーブル29Aおよび
第2の処置具ケーブル29Bは前述したカメラケーブル
やライトガイドケーブルと同様に旋回アーム9aおよび
支持アーム8に内蔵されている。
【0021】また、第1のコネクタ挿入部26Aのコネ
クタ受部27Aには例えば電気メスである第1の処置具
30の処置具コネクタ31が滅菌可能なコネクタ用滅菌
アダプタ(非滅菌域隔離手段)32Aを介して着脱可能
に接続されている。ここで、処置具コネクタ31の端面
には複数のケーブル接続端子片33Aが突設されてい
る。
【0022】また、コネクタ用滅菌アダプタ32Aには
第1のコネクタ挿入部26Aのコネクタ受部27Aに挿
入されるアダプタ本体34Aが設けられている。このア
ダプタ本体34Aの一端部には処置具コネクタ31の端
面の外形よりも大きなフランジ35Aと、処置具コネク
タ31が挿入されるコネクタ挿入穴部36Aとが形成さ
れている。さらに、コネクタ挿入穴部36Aの内底部に
は処置具コネクタ31の各ケーブル接続端子片33Aと
接続可能な凹陥状の第1の接続端子部37Aが形成され
ている。同様に、アダプタ本体34Aの他端部側端面に
はコネクタ受部27Aの各ケーブル接続端子片28Aと
接続可能な凹陥状の第2の接続端子部38Aが形成され
ている。これらの第1の接続端子部37Aと第2の接続
端子部38Aとの間はリード線などの導電体を介して接
続されている。そして、コネクタ用滅菌アダプタ32A
のコネクタ挿入穴部36Aに処置具コネクタ31が挿入
された場合には処置具コネクタ31の各ケーブル接続端
子片33Aとコネクタ用滅菌アダプタ32Aの第1の接
続端子部37Aとが接続されるとともに、第1のコネク
タ挿入部26Aのコネクタ受部27Aにコネクタ用滅菌
アダプタ32Aのアダプタ本体34Aが挿入された場合
にはコネクタ用滅菌アダプタ32Aの第2の接続端子部
38Aとコネクタ受部27Aの各ケーブル接続端子片2
8Aとが接続されるようになっている。なお、アダプタ
本体34Aの外周面には周方向に沿ってV字状の係合溝
39Aが周設されている。
【0023】また、第1のコネクタ挿入部26Aのコネ
クタ受部27Aにはコネクタ用滅菌アダプタ32Aを係
脱可能に係止する係止機構40Aが設けられている。こ
の係止機構40Aにはコネクタ受部27A内に突没可能
な抜け止めピン40Aaと、この抜け止めピン40Aa
をコネクタ受部27Aの内方向に突出させる方向に付勢
する圧縮ばね40Abと、抜け止めピン40Aaを圧縮
ばね40Abのばね力に抗してコネクタ受部27Aの外
側に引っ張る方向に引き抜く操作を行う解除ツマミ40
Acとが設けられている。そして、第1のコネクタ挿入
部26Aのコネクタ受部27Aにコネクタ用滅菌アダプ
タ32Aが挿入された場合には、ケーブル接続端子片2
8Aとコネクタ用滅菌アダプタ32Aの第2の接続端子
部38Aとが接続された状態で、圧縮ばね40Abのば
ね力により抜け止めピン40Aaの先端が係合溝39A
に押し込まれることにより、アダプタ本体34Aの係合
溝39Aに抜け止めピン40Aaが係合し、コネクタ用
滅菌アダプタ32Aを係脱可能に係止するようになって
いる。なお、この係合状態で、圧縮ばね40Abのばね
力に抗して解除ツマミ40Acを外側に引くことで、抜
け止めピン40Aaをアダプタ本体34Aの係合溝39
A内から引き抜いて係合を解除することができるように
構成されている。
【0024】さらに、第2のコネクタ挿入部26Bのコ
ネクタ受部27Bには例えば超音波処置具である第2の
処置具41の処置具コネクタ42が滅菌可能なコネクタ
用滅菌アダプタ(非滅菌域隔離手段)32Bを介して着
脱可能に接続されている。なお、第2のコネクタ挿入部
26Bのコネクタ受部27Bと、コネクタ用滅菌アダプ
タ32Bと、第2の処置具41の処置具コネクタ42と
の間の各接続部の構成は第1のコネクタ挿入部26Aの
コネクタ受部27Aと、コネクタ用滅菌アダプタ32A
と、第1の処置具30の処置具コネクタ31との間の各
接続部と同様に構成されている。
【0025】すなわち、第2の処置具41の処置具コネ
クタ42の端面には複数のケーブル接続端子片33Bが
突設されている。また、コネクタ用滅菌アダプタ32B
には第2のコネクタ挿入部26Bのコネクタ受部27B
に挿入されるアダプタ本体34Bが設けられている。こ
のアダプタ本体34Bの一端部には処置具コネクタ42
の端面の外形よりも大きなフランジ35Bと、処置具コ
ネクタ42が挿入されるコネクタ挿入穴部36Bとが形
成されている。さらに、コネクタ挿入穴部36Bの内底
部には処置具コネクタ42の各ケーブル接続端子片33
Bと接続可能な凹陥状の第1の接続端子部37Bが形成
されている。同様に、アダプタ本体34Bの他端部側端
面にはコネクタ受部27Bの各ケーブル接続端子片28
Bと接続可能な凹陥状の第2の接続端子部38Bが形成
されている。これらの第1の接続端子部37Bと第2の
接続端子部38Bとの間はリード線などの導電体を介し
て接続されている。そして、コネクタ用滅菌アダプタ3
2Bのコネクタ挿入穴部36Bに処置具コネクタ42が
挿入された場合には処置具コネクタ42の各ケーブル接
続端子片33Bとコネクタ用滅菌アダプタ32Bの第1
の接続端子部37Bとが接続されるとともに、第2のコ
ネクタ挿入部26Bのコネクタ受部27Bにコネクタ用
滅菌アダプタ32Bのアダプタ本体34Bが挿入された
場合にはコネクタ用滅菌アダプタ32Bの第2の接続端
子部38Bとコネクタ受部27Bの各ケーブル接続端子
片28Bとが接続されるようになっている。なお、アダ
プタ本体34Bの外周面には周方向に沿ってV字状の係
合溝39Bが周設されている。
【0026】また、第2のコネクタ挿入部26Bのコネ
クタ受部27Bにはコネクタ用滅菌アダプタ32Bを係
脱可能に係止する係止機構40Bが設けられている。こ
の係止機構40Bにはコネクタ受部27B内に突没可能
な抜け止めピン40Baと、この抜け止めピン40Ba
をコネクタ受部27Bの内方向に突出させる方向に付勢
する圧縮ばね40Bbと、抜け止めピン40Baを圧縮
ばね40Bbのばね力に抗してコネクタ受部27Bの外
側に引っ張る方向に引き抜く操作を行う解除ツマミ40
Bcとが設けられている。そして、第2のコネクタ挿入
部26Bのコネクタ受部27Bにコネクタ用滅菌アダプ
タ32Bが挿入された場合には、ケーブル接続端子片2
8Bとコネクタ用滅菌アダプタ32Bの第2の接続端子
部38Bとが接続された状態で、圧縮ばね40Bbのば
ね力により抜け止めピン40Baの先端が係合溝39B
に押し込まれることにより、アダプタ本体34Bの係合
溝39Bに抜け止めピン40Baが係合し、コネクタ用
滅菌アダプタ32Bを係脱可能に係止するようになって
いる。なお、この係合状態で、圧縮ばね40Bbのばね
力に抗して解除ツマミ40Bcを外側に引くことで、抜
け止めピン40Baをアダプタ本体34Bの係合溝39
B内から引き抜いて係合を解除することができるように
構成されている。
【0027】次に、上記構成の内視鏡手術装置のシステ
ムの作用について説明する。本実施の形態の内視鏡手術
装置の使用時には内視鏡24により取り込まれた観察像
は図示しないビデオカメラによって撮像され、平行リン
クアーム10に内蔵されたケーブルによりカメラコント
ロールユニット4に送られた後、モニタ3に映し出され
る。そして、術者はモニタ3の映像を観察しながら手術
を進行する。
【0028】手術の進行に伴い内視鏡24の観察方向を
変更する必要がある場合、術者は内視鏡24を手で保持
し、所望の観察方向に向けて移動させる。その後に手を
放せば、ガススプリング19のばね力や、旋回アーム9
a、平行リンクアーム10、ボールジョイント機構部2
1の各摺動部の摩擦力により内視鏡24は術者の所望の
位置に静止した状態で保持される。
【0029】また、手術の進行に伴い処置具制御装置、
例えば電気メス装置6などに接続される電気メスである
第1の処置具30が必要になった場合には、術者が自ら
操作してこの第1の処置具30の装着作業が行われる。
なお、ここで使用される第1の処置具30や、第2の処
置具41は処置具コネクタ31,42まで予め滅菌され
ている。
【0030】この第1の処置具30の装着作業時には、
まず、非滅菌域である旋回アーム9aのコネクタ挿入部
26Aに、第1の処置具30用のコネクタ用滅菌アダプ
タ32Aを挿入する。このとき、コネクタ用滅菌アダプ
タ32Aの挿入によってケーブル接続端子片28Aとコ
ネクタ用滅菌アダプタ32Aの第2の接続端子部38A
とが接続される。
【0031】さらに、このコネクタ用滅菌アダプタ32
Aの挿入作業時には圧縮ばね40Abのばね力により抜
け止めピン40Aaの先端が係合溝39Aに押し込まれ
ることにより、アダプタ本体34Aの係合溝39Aに抜
け止めピン40Aaが係合し、コネクタ用滅菌アダプタ
32Aを係脱可能に係止されるまで挿入する。この作業
時には滅菌アダプタ32Aのフランジ35Aを手で押し
て挿入するので、術者の手が非滅菌域である旋回アーム
9aの表面に触れてしまうことはない。
【0032】その後、滅菌された処置具30の処置具コ
ネクタ31がコネクタ用滅菌アダプタ32Aのコネクタ
挿入穴部36Aに挿入される。これにより、処置具30
は、処置具コネクタ31、コネクタ用滅菌アダプタ32
A、処置具ケーブル29Aを介して電気メス装置6に接
続される。この状態で、術者は処置具30を操作して処
置を行う。
【0033】また、処置具制御装置の超音波処置装置7
に接続すべき超音波処置具である第2の処置具41が必
要になった場合も前述の第1の処置具30と全く同一の
作業で準備を整えることができる。
【0034】また、第1の処置具30による処置が完了
し、この処置具30が不要になった場合は処置具30を
手術作業の邪魔にならない場所に移動させる必要があ
る。この場合には次の作業が行われる。
【0035】まず、術者は滅菌されている処置具コネク
タ31を手で掴み、旋回アーム9aに接続されたコネク
タ用滅菌アダプタ32Aから処置具コネクタ31を引き
抜く。この時、コネクタ用滅菌アダプタ32Aには処置
具コネクタ31の外径よりも大きなフランジ35Aが形
成されているので、術者の手が滅菌されていない旋回ア
ーム9aの表面に触れてしまうことはない。
【0036】さらに、この処置具コネクタ31を引き抜
き作業時にはコネクタ用滅菌アダプタ32Aは抜け止め
ピン40Aaが係合溝39Aに係合されたままの状態で
保持されているので、処置具コネクタ31と共にこのコ
ネクタ用滅菌アダプタ32Aがコネクタ挿入部26Aか
ら抜けてしまうことはない。
【0037】また、処置具30が再度必要になった場合
は、前述の方法で再度、処置具コネクタ31をコネクタ
用滅菌アダプタ32Aのコネクタ挿入穴部36Aに挿入
すればよい。
【0038】さらに、手術が終了し、片付けを行う場合
には、処置具30,41のそれぞれの処置具コネクタ3
1,42をコネクタ用滅菌アダプタ32A,32Bから
引き抜き、処置具30,41を外す。続いて、解除ツマ
ミ40Ac,40Bcを圧縮ばね40Ab,40Bbの
ばね力に抗して圧縮される方向に引っ張り操作して抜け
止めピン40Aa,40Baをアダプタ本体34A,3
4Bの係合溝39A,39B内から引き抜いて係合を解
除する。この状態で、第1のコネクタ挿入部26Aのコ
ネクタ受部27Aおよび第2のコネクタ挿入部26Bの
コネクタ受部27Bからコネクタ用滅菌アダプタ32
A,32Bを引き抜く。さらに、内視鏡24を内視鏡支
持アーム22から外す。
【0039】ここで、処置具30,41、コネクタ用滅
菌アダプタ32A,32B、内視鏡24は次回の手術に
備えて洗滌後に滅菌される。なお、滅菌ドレープ25は
平行リンクアーム10から外され、廃棄される。
【0040】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態は、カート2の側
部の旋回アーム9aの先端部に電気メス装置6に接続さ
れる第1のコネクタ挿入部26Aおよび超音波処置装置
7に接続される第2のコネクタ挿入部26Bを設け、電
気メス装置6に接続される第1の処置具30の処置具コ
ネクタ31および超音波処置装置7に接続される第2の
処置具41の処置具コネクタ42をそれぞれ滅菌可能な
コネクタ用滅菌アダプタ32A,32Bを介してこれら
の第1のコネクタ挿入部26Aおよび第2のコネクタ挿
入部26Bに着脱可能に接続したものである。そのた
め、術者が手術中に使用する第1の処置具30の処置具
コネクタ31や、第2の処置具41の処置具コネクタ4
2を術部近傍に配置されている第1のコネクタ挿入部2
6Aおよび第2のコネクタ挿入部26Bに接続すること
ができるので、第1のコネクタ挿入部26Aに接続され
る第1の処置具30の処置具コネクタ31と第1の処置
具30との間の接続ケーブルや、第2のコネクタ挿入部
26Bに接続される第2の処置具41の処置具コネクタ
42と第2の処置具41との間の接続ケーブルの長さを
比較的短くすることができる。したがって、術部の周辺
に這い回るケーブル類を手術作業の妨げにならない程度
に少なくすることができるので、従来のように電気メス
装置6および超音波処置装置7と、第1の処置具30お
よび第2の処置具41との間の接続ケーブルの長さが長
く、手術室の床上に多くのケーブルが露出された状態で
配設される場合に比べて手術室内で術者や、看護婦が移
動する場合の煩わしさが大幅に軽減される効果がある。
【0041】さらに、各ケーブルは短く構成されている
ので、手術中に不要になった場合は素早く容易にケーブ
ルを束ね邪魔にならないところに移動させることができ
る上に、手術終了後の洗滌、滅菌作業も大幅に容易にな
る。
【0042】また、第1の処置具30や、第2の処置具
41の装着作業時には、滅菌アダプタ32A,32Bの
フランジ35A,35Bを手で押して旋回アーム9aの
コネクタ挿入部26A,26Bに、滅菌アダプタ32
A,32Bを挿入するので、術者の手が非滅菌域である
旋回アーム9aの表面に触れてしまうことはない。その
ため、手術中に滅菌済みの術着や手袋を身につけている
医者や看護婦がその場に居ながら第1の処置具30や、
第2の処置具41のケーブル類のコネクタ31,42の
着脱作業を容易に行うことができるので、素早い対応が
可能な上に手術作業に必要な人数を少なくすることがで
きる。
【0043】さらに、旋回アーム9a、平行リンクアー
ム10、内視鏡支持アーム22に内蔵されている第1の
処置具ケーブル29Aおよび第2の処置具ケーブル29
Bなどの各種ケーブルは予め接続されている状態で保持
されているので、電気メス装置6および超音波処置装置
7の各装置へのケーブル接続作業を省略することができ
る。そのため、手術前の準備を行う際に電気メス装置6
および超音波処置装置7の各装置へのケーブル接続作業
を行う必要がないので、手術前の準備に時間がかからな
い効果がある。
【0044】また、図3(A),(B)は本発明の第2
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1および図2参照)の内視鏡手術装置の
構成を次の通り変更したものである。なお、図3
(A),(B)中で、第1の実施の形態の内視鏡手術装
置と同一構成の部分には同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0045】すなわち、本実施の形態では図3(A)に
示すように手術台1に第1の実施の形態の内視鏡手術装
置の内視鏡支持機構9と略同一構成の内視鏡支持機構5
1が取付けられている。ここで、手術台1の一端部には
支柱52が上向きに立脚されている。この支柱52は、
手術台1に図示しない例えばボルト等により固定されて
いる。そして、この支柱52の上端部に本実施の形態の
内視鏡支持機構51の旋回アーム9aの基端部が略鉛直
方向の軸線O11周りに回転可能に連結されている。
【0046】また、手術台1の脚部1aには埋設ケーブ
ル53の一端部が連結されている。この埋設ケーブル5
3はビデオカメラの信号ケーブルやライトガイドケーブ
ル、処置具30,41に必要なケーブルを一本のチュー
ブにまとめたケーブルである。
【0047】さらに、この埋設ケーブル53の他端部は
手術台1が設置されている床54の下を通り、図3
(B)に示すように手術室の壁面55に設けられている
壁コネクタ56の内端部に接続されている。この壁コネ
クタ56の外端部には埋設ケーブル53と同一構成の接
続ケーブル57の一端部がケーブルコネクタ58を介し
て着脱可能に接続されている。
【0048】この接続ケーブル57の他端部にはカート
2に積載されているカメラコントロールユニット4、光
源装置5、電気メス装置6、超音波処置装置7がそれぞ
れ接続されている。そして、接続ケーブル57のケーブ
ルコネクタ58を壁コネクタ56に接続することでカー
ト2に積載されている各装置とビデオカメラ、ライトガ
イドケーブル、処置具30,41との間が接続される。
【0049】次に、本実施の形態の内視鏡手術装置の作
用について説明する。なお、ここでは第1の実施の形態
の内視鏡手術装置と同一の作用については説明を省略す
る。本実施の形態の内視鏡手術装置の使用時には手術開
始前にカート2を手術台1の近傍の適切な位置に設置す
るとともに、ケーブルコネクタ58を手術室の壁面55
の壁コネクタ56に接続する。この場合、接続ケーブル
57は術者や看護婦の移動の邪魔にならないように這い
まわす。
【0050】そして、ケーブルコネクタ58と壁コネク
タ56とが接続されることにより、内視鏡手術装置の準
備が完了する。これにより、内視鏡24による観察に必
要な映像信号の伝達、照明光の供給や、処置に必要な信
号や電気的エネルギーが処置具30,41に伝達可能と
なる。さらに、内視鏡手術装置の準備が完了した後、術
者は第1の実施の形態と同様の操作によって手術を進行
させる。
【0051】そこで、本実施の形態では、手術台1の脚
部1aに埋設ケーブル53の一端部を連結し、この埋設
ケーブル53の他端部を手術台1が設置されている床5
4の下を通り、手術室の壁面55に設けられている壁コ
ネクタ56の内端部に接続させたので、カート2と手術
台1との間を結ぶケーブル類を一切無くすことができ
る。そのため、カート2と手術台1との間を結ぶケーブ
ル類によって術者や看護婦の動きを妨げることがない上
に、手術台1に対するカート2の位置を任意に決めるこ
とができる効果がある。
【0052】また、図4乃至図7は本発明の第3の実施
の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の
形態(図1および図2参照)の内視鏡手術装置の構成を
次の通り変更したものである。なお、図4乃至図7中
で、第1,2の実施の形態の内視鏡手術装置と同一構成
の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0053】すなわち、本実施の形態では図4に示すよ
うに手術台1の側部に設けられているサイドレール61
にスコープホルダー(内視鏡支持機構)62の基端部が
取付けられている。なお、サイドレール61は例えば開
創器などの手術器具を手術台1に固定できるように構成
されている。さらに、スコープホルダー62の先端部に
は内視鏡63およびTVカメラ64が取付けられてい
る。
【0054】また、内視鏡63にはライトガイド65が
接続されるLG取付部66が設けられており、観察に必
要な照明光を取り入れることができるように構成されて
いる。さらに、TVカメラ64にはカメラケーブル67
が接続されている。ここで、スコープホルダー62、内
視鏡63、TVカメラ64、ライトガイド65は予め滅
菌されている。
【0055】また、内視鏡手術に必要な複数の処置具制
御装置が積載されるカート2の側部には支持アーム68
が固定されている。この支持アーム68にはコネクタタ
ーミナル支持機構69が装着されている。このコネクタ
ターミナル支持機構69は第1の実施の形態で述べた旋
回アーム9aおよび平行リンクアーム10等から構成さ
れた内視鏡支持機構9と略同一構成になっている。そし
て、このコネクタターミナル支持機構69の先端部には
滅菌されていないコネクタターミナル70が設けられて
いる。
【0056】さらに、このコネクタターミナル70には
複数、本実施の形態では4つのコネクタ部71a〜71
dが並設されている。これらのコネクタ部71a〜71
dの内端部にはコネクタターミナル支持機構69の内部
に配設された図示しない内部ケーブルの一端部がそれぞ
れ接続されている。これらの内部ケーブルの他端部はカ
メラコントロールユニット4、光源装置5、電気メス装
置6および超音波処置装置7にそれぞれ接続されてい
る。
【0057】また、コネクタターミナル支持機構69は
コネクタターミナル70とともに滅菌ドレープ72によ
って覆われている。この滅菌ドレープ72は図5に示す
ように構成されている。すなわち、この滅菌ドレープ7
2には略袋状のドレープ本体72aと、このドレープ本
体72aの一端部に並設された4つのコネクタ収納部7
2bとが設けられている。そして、滅菌ドレープ72を
コネクタターミナル支持機構69およびコネクタターミ
ナル70に被せた場合には図6に示すように4つのコネ
クタ収納部72bがコネクタターミナル70の各コネク
タ部71a〜71dをそれぞれ個別に覆う状態で装着さ
れるようになっている。
【0058】また、各コネクタ収納部72bの先端には
ミシン目73が形成されている。そして、各コネクタ収
納部72bの先端はこのミシン目73に沿って容易に引
き千切れるように構成されている。
【0059】また、コネクタターミナル70の各コネク
タ部71a〜71dにはカメラケーブル67のカメラコ
ネクタ74、ライトガイド65のライトガイドコネクタ
75、電気メス装置6に接続される第1の処置具30の
処置具コネクタ31および超音波処置装置7に接続され
る第2の処置具41の処置具コネクタ42などがそれぞ
れ手術前に滅菌して使用する滅菌アダプタ76を介して
着脱可能に接続されている。ここで、カメラコネクタ7
4、ライトガイドコネクタ75、処置具コネクタ31お
よび処置具コネクタ42などの接続時には滅菌ドレープ
72の各コネクタ収納部72bの先端のミシン目73が
引き千切られた状態で、それぞれ対応する位置の各コネ
クタ部71a〜71dに接続されている。そして、コネ
クタターミナル70の各コネクタ部71a〜71dと、
各滅菌アダプタ76と、カメラコネクタ74、ライトガ
イドコネクタ75、処置具コネクタ31,42との接続
部は、それぞれ滅菌ドレープ72のコネクタ収納部72
bに覆われるようになっている。
【0060】例えば、図7はライトガイドコネクタ75
と、滅菌アダプタ76と、ライトガイド用コネクタ部7
1bとの間の接続部の構成を示すものである。ここで、
ライトガイドコネクタ75には大径な把持部77と、こ
の把持部77よりも小径な略軸状の挿入部78とが設け
られている。そして、この挿入部78の内部にはライト
ガイドの端末部が配設されている。
【0061】また、滅菌アダプタ76には、図7に示す
ように略円筒状のアダプタ本体79が設けられている。
このアダプタ本体79の外径寸法はコネクタターミナル
70のライトガイド用コネクタ部71bに形成されてい
る略円筒状のコネクタ挿入部80に挿入可能な大きさに
設定されている。さらに、このアダプタ本体79の内径
寸法はライトガイドコネクタ75の挿入部78が挿入可
能な大きさに設定されている。
【0062】また、アダプタ本体79の基端部にはドレ
ープカバーフランジ81が設けられている。このドレー
プカバーフランジ81にはアダプタ本体79よりも大径
な円筒状のドレープカバー部81aと、このドレープカ
バー部81aの基端部とアダプタ本体79の基端部との
間を連結するフランジ部81bとが設けられている。そ
して、滅菌アダプタ76とコネクタターミナル70のラ
イトガイド用コネクタ部71bとの連結時には図7に示
すように滅菌ドレープ72のミシン目73を引き千切っ
た後の開口部82の周縁部位をドレープカバーフランジ
81のドレープカバー部81aによって覆った上に、滅
菌ドレープ72の開口部82の周縁部位付近をコネクタ
ターミナル70との間で挟み込み、開口部82の周縁部
位が覆われた状態を維持できるようになっている。
【0063】なお、アダプタ本体79の内部にはカバー
ガラス83が設けられている。さらに、アダプタ本体7
9の先端部外周面には周方向に沿ってV字状の係合溝8
4が周設されている。
【0064】また、コネクタターミナル70におけるラ
イトガイド用コネクタ部71bのコネクタ挿入部80の
内部には光源側ライトガイド85の先端部が固定されて
いる。この光源側ライトガイド85の基端部は第1の実
施の形態と同様にカート2に支持されている平行リンク
アーム10等から構成されたコネクタターミナル支持機
構69の内部を通ってカート2に積載されている光源装
置5に接続されている。そして、ライトガイドコネクタ
75と、滅菌アダプタ76と、ライトガイド用コネクタ
部71bと接続時にはコネクタターミナル70の内部に
おいて光源側ライトガイド85と、ライトガイドコネク
タ75の挿入部78の内部のライトガイドの端末部との
間が接続されている。
【0065】また、コネクタターミナル70のライトガ
イド用コネクタ部71bにはコネクタ挿入部80の周囲
に滅菌アダプタ76のアダプタ本体79を係脱可能に係
止する係止機構86が設けられている。この係止機構8
6は第1の実施の形態の係止機構40Aと同様に構成さ
れている。
【0066】すなわち、この係止機構86にはライトガ
イド用コネクタ部71bのコネクタ挿入部80内に突没
可能な抜け止めピン86aと、この抜け止めピン86a
をコネクタ挿入部80の内方向に突出せる方向に付勢す
る圧縮ばね86bと、抜け止めピン86aを圧縮ばね8
6bのばね力に抗してコネクタ挿入部80の外側に引っ
張る方向に引き抜く操作を行う解除ツマミ86cとが設
けられている。そして、ライトガイド用コネクタ部71
bのコネクタ挿入部80に滅菌アダプタ76のアダプタ
本体79が挿入された場合には、圧縮ばね86bのばね
力により抜け止めピン86aの先端が係合溝84に押し
込まれることにより、アダプタ本体79の係合溝84に
抜け止めピン86aが係合し、滅菌アダプタ76を係脱
可能に係止するようになっている。なお、この係合状態
で、圧縮ばね86bのばね力に抗して解除ツマミ86c
を外側に引くことで、抜け止めピン86aをアダプタ本
体79の係合溝84内から引き抜いて係合を解除するこ
とができるように構成されている。
【0067】また、コネクタターミナル70におけるラ
イトガイド用コネクタ部71b以外の各コネクタ部71
a、71c、71dに接続されるカメラコネクタ74
と、処置具コネクタ31,42も前述のライトガイドコ
ネクタ75と同様にコネクタターミナル70の内部およ
び平行リンクアーム10等から構成されたコネクタター
ミナル支持機構69の内部に内蔵されたケーブルにより
カート2に積載されている各装置に接続されている。さ
らに、第1の実施の形態で述べたコネクタ用滅菌アダプ
タ32Aが滅菌アダプタ76と同様にコネクタターミナ
ル70の各コネクタ部71a〜71dに接続可能なよう
に構成されている。
【0068】次に、上記構成の本実施の形態の作用につ
いて説明する。本実施の形態では手術前の準備として、
手術台1のサイドレール61にスコープホルダー62を
設置し、その先端にTVカメラ64を取付け、さらに内
視鏡63をTVカメラ64に取付け、ライトガイド65
を内視鏡63のLG取付部66に接続する。
【0069】さらに、予め手術台1の近傍に用意されて
いるカート2の支持アーム68に装着されたコネクタタ
ーミナル支持機構69により支持されているコネクタタ
ーミナル70に滅菌ドレープ72を各コネクタ部71a
〜71dが滅菌ドレープ72の各コネクタ収納部72b
に収納されるように覆い被せる。
【0070】その後、滅菌ドレープ72の各コネクタ収
納部72bのミシン目73の部分を引き千切り、滅菌ア
ダプタ76、コネクタ用滅菌アダプタ32Aをコネクタ
ターミナル70の各コネクタ部71a〜71dに接続す
る。この状態で、続いて前述のコネクタターミナル支持
機構69の各アームにより術者の好みの位置にコネクタ
ターミナル70を移動させて手術準備が完了する。
【0071】また、手術開始に伴い、TVカメラケーブ
ル67のカメラコネクタ74とライトガイドコネクタ7
5をコネクタターミナル70のそれぞれ前述のコネクタ
用滅菌アダプタ32A、滅菌アダプタ76に接続する。
【0072】さらに、手術進行に伴い、例えば電気メス
などの第1の処置具30を使用する必要が生じた場合、
この第1の処置具30のコネクタ31をこれに対応する
電気メス装置6に接続されているコネクタ部71cの位
置のコネクタ用滅菌アダプタ32Aに接続し、処置を実
施する。そして、第1の処置具30による処置が終了し
た場合は術者が第1の処置具30のコネクタ31をこれ
に対応する電気メス装置6に接続されているコネクタ部
71cの位置のコネクタ用滅菌アダプタ32Aから外し
て、第1の処置具30を手術の邪魔にならない場所に移
動させる。
【0073】また、第1の処置具30以外の別の処置
具、例えば超音波処置具である第2の処置具41等を使
用する場合も前述と同様に術者が第2の処置具41の処
置具コネクタ42をこれに対応する超音波処置装置7に
接続されているコネクタ用滅菌アダプタ32Aに接続
し、処置を実施する。そして、処置が終了した時点で、
術者が第2の処置具41の処置具コネクタ42を外して
手術作業の邪魔にならない場所に移動させる。
【0074】なお、処置具30,41のコネクタ31,
42や、ライトガイドコネクタ75をそれぞれコネクタ
用滅菌アダプタ32Aや滅菌アダプタ76から外す場合
でも、第1の実施の形態と同様に係止機構86の抜け止
めピン86aと係合溝84との間の係合作用によりコネ
クタ用滅菌アダプタ32A、滅菌アダプタ76がコネク
タターミナル70から外れてしまうことは無く、滅菌ド
レープ72の開口部82は塞がれた状態が維持されてい
るので、術者が非滅菌部分に触れるおそれはない。
【0075】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態ではカート2の支
持アーム68に装着されたコネクタターミナル支持機構
69により支持されているコネクタターミナル70を設
け、このコネクタターミナル70の各コネクタ部71a
〜71dと、カメラケーブル67のカメラコネクタ7
4、ライトガイド65のライトガイドコネクタ75、第
1の処置具30の処置具コネクタ31および第2の処置
具41の処置具コネクタ42などがそれぞれ滅菌アダプ
タ76,32Aを介して着脱可能に接続されるようにし
ているので、術者が手術中に使用する第1の処置具30
の処置具コネクタ31や、第2の処置具41の処置具コ
ネクタ42を術部近傍に配置されているコネクタターミ
ナル70の各コネクタ部71c、71dに接続すること
ができる。そのため、コネクタターミナル70のコネク
タ部71cに接続される第1の処置具30の処置具コネ
クタ31と第1の処置具30との間の接続ケーブルや、
コネクタターミナル70のコネクタ部71dに接続され
る第2の処置具41の処置具コネクタ45と第2の処置
具41との間の接続ケーブルの長さを比較的短くするこ
とができるので、術部の周辺に這い回るケーブル類を手
術作業の妨げにならない程度に少なくすることができ
る。その結果、本実施の形態でも従来のように電気メス
装置6および超音波処置装置7と、第1の処置具30お
よび第2の処置具41との間の接続ケーブルの長さが長
く、手術室の床上に多くのケーブルが露出された状態で
配設される場合に比べて手術室内で術者や、看護婦が移
動する場合の煩わしさが大幅に軽減される効果がある。
【0076】また、本実施の形態では内視鏡63を支持
するスコープホルダー62はどのような形状のものであ
っても、またスコープホルダー62を使用しない場合で
も滅菌域において術者が自らコネクタターミナル70の
各コネクタ部71a〜71dと、各滅菌アダプタ76,
32Aと、カメラコネクタ74、ライトガイドコネクタ
75、処置具コネクタ31,42との接続部の着脱が可
能となる効果がある。
【0077】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 内視鏡手術に必要な少なくとも一つの装
置を積載する装置積載手段と、前記装置積載手段に支持
され前記装置と信号伝送手段により接続されているコネ
クタが設けられているコネクタ支持手段と、前記コネク
タに装着され前記装置の信号伝送手段による信号を伝達
可能かつ滅菌可能な非滅菌域隔離手段と、から構成され
ることを特徴とする内視鏡手術装置。
【0078】(付記項2) 前記装置積載手段に積載さ
れている装置とコネクタ支持手段に設けられているコネ
クタがライトガイドケーブルにより接続されていること
を特徴とする付記項1記載の内視鏡手術装置。
【0079】(付記項3) 前記コネクタ支持手段が内
視鏡保持装置であることを特徴とする、付記項1,2記
載の内視鏡手術装置。
【0080】(付記項4) 前記コネクタ支持手段は前
記装置積載手段に対して移動可能に支持されていること
を特徴とする付記項1,2記載の内視鏡手術装置。
【0081】(付記項5) 前記滅菌域隔離手段が非滅
菌域を覆う滅菌ドレープの開口部を覆うことを特徴とす
る付記項1,2記載の内視鏡手術装置。
【0082】(付記項1〜5の従来技術) 近年、開腹
等を伴う外科手術に比べて患者の肉体的負担が少ない、
いわゆる腹腔鏡下外科手術が行われるようになってき
た。この腹腔鏡下外科手術においては、内視鏡により得
られる観察術野をTVモニタに映し出し、この画面の術
野を見ながら処置具を操作して、患者体腔内の処置が行
われる。
【0083】しかし、内視鏡像をTVモニタに映し出す
ための信号用ケーブルや撮影に必要な照明光を供給する
ためのライトガイドケーブル、更に処置具には例えば、
高周波焼灼装置や医用レーザー装置等の複数の種類があ
るためにケーブルの数も処置具の数だけ必要となるの
で、手術前後のセットアップ、片付けに長時間を要する
という欠点があった。また、手術室の床を多くのケーブ
ルが這うため、手術中の術者、看護婦や装置の移動は大
変困難なものとなっていた。
【0084】そこで、特開平10−272096号公報
には内視鏡を支持する筒状のフレキシブルアームを手術
台に設置し、その内部孔に内視鏡像をTVモニタに映し
出すための信号用ケーブルやライトガイドケーブルを内
蔵すると共に、TVカメラのコントローラ、光源装置を
手術台の下に収納配置することで前記信号ケーブル、ラ
イトガイドケーブルが邪魔にならないように構成された
ものが開示されている。
【0085】(付記項1〜5が解決しようとする課題)
しかしながら、特開平10−272069号公報に開
示されているようにTVカメラ信号用ケーブル、ライト
ガイドケーブルのみを手術台下へ接続しても、手術を実
施する医者や看護婦は滅菌済みの術着や手袋を身に付け
ている一方で、手術台下は滅菌がなされていない上にコ
ネクタ着脱作業は実施しにくい場所である。つまり手術
中にコネクタの着脱が必要になった場合は、手術を一旦
中断し、滅菌域での作業をしていない人間を呼んで作業
性が悪い手術台下での作業を実施してもらう必要がある
ので、手術に要する時間や作業に必要な人数の増大を招
いてしまう。
【0086】(付記項1〜5の目的) 本発明は、上述
した点に鑑みなされたもので、手術台周辺のケーブルが
医者や看護婦の動作を妨げることがなく、手術中のコネ
クタ着脱を滅菌済みの術着や手袋を身につけている医者
や看護婦が容易に行える手術装置を提供することを目的
とする。
【0087】(付記項1〜5の課題を解決するための手
段および作用) 上記課題を解決するために本発明の内
視鏡手術装置は、各装置を積載している装置積載手段に
支持され各装置のコネクタが設けられたコネクタ支持手
段と、前記コネクタに装着され前記装置の信号を伝送可
能な非滅菌域隔離手段から構成される。これにより、滅
菌済みの術着や手袋を身に付けた術者自らが各コネクタ
の着脱を実施しても誤って非滅菌域に触れてしまうこと
がない。
【0088】(付記項1〜5の効果) 以上説明したよ
うに本発明によれば、滅菌済みの術着や手袋を身につけ
た術者自身がその場に居ながらにして処置具などのコネ
クタの着脱を実施できるので、素早い対応が可能な上に
手術作業に必要な人数を最小限にできる。
【0089】また、接続すべき装置のコネクタを術部近
傍に位置させることができるので、各ケーブルは短くで
きる。よって、術部周辺に這い回るケーブルを最小限に
でき手術作業の妨げにならない。さらに各ケーブルは短
く構成されているので、手術中に不要になった場合は素
早く容易にケーブルを束ね邪魔にならないところに置い
ておくことができる上に、手術終了後の洗滌、滅菌作業
も大幅に容易になる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、処
置具制御装置が積載される装置積載手段の制御装置側コ
ネクタに処置具側の処置具コネクタを接続することによ
り、装置積載手段の外側に露出される処置具側と処置具
制御装置との間の信号伝送手段の長さを短くすることが
でき、手術台の周辺のケーブルが医者や看護婦の動作を
妨げることを防止することができる。さらに、滅菌済み
の術着や手袋を身に付けた術者自らが処置具側の処置具
コネクタの着脱を実施する際に、処置具制御装置が積載
される装置積載手段の制御装置側コネクタと、処置具側
の処置具コネクタとの間に介設された非滅菌域隔離手段
によって術者が非滅菌域の制御装置側コネクタに直接触
れてしまうことを防止することができる。したがって、
滅菌済みの術着や手袋を身につけた術者自身がその場に
居ながらにして処置具などのコネクタの着脱を実施でき
るので、素早い対応が可能な上に手術作業に必要な人数
を少なくすることができる。
【0091】また、接続すべき装置のコネクタを術部近
傍に位置させ、各ケーブルは短くできるので、術部周辺
に這い回るケーブルを最小限にでき、手術作業の妨げに
ならないうえ、各ケーブルは短く構成されているので、
手術中に不要になった場合は素早く容易にケーブルを束
ね邪魔にならないところに置いておくことができるとと
もに、手術終了後の洗滌、滅菌作業も大幅に容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の内視鏡手術装置
におけるシステム全体の概略構成図。
【図2】 第1の実施の形態の内視鏡手術装置における
ケーブル類のコネクタの接続部の要部構成を示す縦断面
図。
【図3】 本発明の第2の実施の形態の内視鏡手術装置
におけるシステム全体を示すもので、(A)は手術台の
周囲に配設された支持機構部の概略構成を示す側面図、
(B)はカートケーブルの接続状態を示す正面図。
【図4】 本発明の第3の実施の形態の内視鏡手術装置
におけるシステム全体の概略構成図。
【図5】 第3の実施の形態の内視鏡手術装置における
滅菌ドレープを示す斜視図。
【図6】 第3の実施の形態の内視鏡手術装置における
コネクタターミナルに滅菌ドレープを被せた状態を示す
平面図。
【図7】 図6のVII−VII線断面部分を含むケー
ブル類のコネクタの接続部を示す縦断面図。
【符号の説明】
2 カート(装置積載手段) 6 電気メス装置(処置具制御装置) 7 超音波処置装置(処置具制御装置) 26A 第1のコネクタ挿入部(制御装置側コネク
タ) 26B 第2のコネクタ挿入部(制御装置側コネク
タ) 29A 第1の処置具ケーブル(信号伝送手段) 29B 第2の処置具ケーブル(信号伝送手段) 30 第1の処置具 31,42 処置具コネクタ 32A,32B コネクタ用滅菌アダプタ(非滅菌域
隔離手段) 41 第2の処置具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡手術に必要な複数の処置具と、こ
    の処置具を制御する処置具制御装置との間が信号伝送手
    段を介して接続される内視鏡手術装置において、 前記処置具制御装置が積載される装置積載手段と、 この装置積載手段に設けられ、前記処置具制御装置の信
    号伝送手段に接続された制御装置側コネクタと、 前記処置具側に配設され、前記制御装置側コネクタに着
    脱可能に接続される処置具コネクタと、 前記処置具コネクタと前記制御装置側コネクタとの間に
    介設され、前記処置具制御装置の信号伝送手段による信
    号を伝達可能で、滅菌可能な非滅菌域隔離手段とを具備
    したことを特徴とする内視鏡手術装置。
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