JP2003325543A - 手術システムとその手術装置 - Google Patents

手術システムとその手術装置

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JP2003325543A JP2002142698A JP2002142698A JP2003325543A JP 2003325543 A JP2003325543 A JP 2003325543A JP 2002142698 A JP2002142698 A JP 2002142698A JP 2002142698 A JP2002142698 A JP 2002142698A JP 2003325543 A JP2003325543 A JP 2003325543A
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徹 新村
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知暁 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電気的な接続部を有する内視鏡もし
くは処置具などの術具を手術用顕微鏡に着脱しても、術
具および手術用顕微鏡の鏡体部近傍の滅菌が確実に確保
できる手術システムとその手術装置を提供することを主
要な特徴とする。 【解決手段】電気メス16のコネクタ部18と手術用顕
微鏡1の外部機器接続部7との間に介設された接続アダ
プター21に電気メス16と着脱可能に接続される第1
の取付部22aと、手術用顕微鏡1の外部機器接続部7
と着脱可能に接続される第2の取付部22bとを設け、
さらに電気メス16の接点ピン19a,19bと手術用
顕微鏡1の接点9a,9bとを電気的に接続可能な接点
24a,24b、接点ピン27a,27bを設けたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動駆動される手
術装置を用いて、術部を観察もしくは処置を手術用顕微
鏡下で行う手術システムとその手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、手術用顕微鏡と、他の医療器具と
を併用する手術用顕微鏡システムが開発されている。例
えば、手術用顕微鏡の観察下で、手術用顕微鏡では観察
できない死角部分を観察する内視鏡を併用したり、或い
は手術用顕微鏡と術部の処置を行う、例えば電気メスな
どの手術装置とを併用する手術用顕微鏡システムなどが
ある。
【0003】ところで、手術中は、術部近傍は清潔な清
潔領域で保持される。ここで、手術装置の電源部は一般
的には不潔領域であり、術部から遠く離れた位置に配置
されていることが普通である。
【0004】また、一般に手術中に使用される手術用顕
微鏡はそれ自体が滅菌、消毒することが難しい。そのた
め、術部近傍の鏡体部外表面の滅菌を確保するため、不
潔領域の鏡体部全体を覆うカバーである滅菌ドレープを
装着して使用される。そして、手術用顕微鏡の観察下
で、内視鏡や処置具などの術具を術部に挿入し、これら
の術具を操作して観察もしくは処置という医療行為を行
う場合には、術具を術者が手で保持して、顕微鏡観察下
(光学観察下)で術部へ誘導する。
【0005】さらに、手術の進行状態により、一時的に
術具を使用しない場合や、顕微鏡の鏡体部の位置および
観察方向を変更する場合には、術部での作業空間の確
保、および顕微鏡操作を行い易くするため、術具は術部
から遠ざける、もしくは簡単に手術用顕微鏡から分離で
きることが望ましい。
【0006】例えば、特開2000−210302号公
報(第1の先行例)には、手術用顕微鏡と電動駆動され
る手術装置を併用する手術システムが開示されている。
この手術システムでは、手術用顕微鏡の内部に手術装置
へ電源を供給する信号線が配置されている。そして、手
術用顕微鏡の鏡体部には、手術装置の電気コードのコネ
クタ部が電気的に接続可能な電気的接続部が設けられて
いる。
【0007】そして、第1の先行例の手術システムで
は、術部近傍の清潔領域で使用される手術装置の電気コ
ードのコネクタ部と、不潔領域に配置されている手術用
顕微鏡の鏡体部の電気的接続部とを接続することで、手
術装置に電源が供給される。従って、一般的に、術部か
ら遠い不潔領域に配置されている手術装置の電源部に手
術装置の電気コードのコネクタ部を直接接続する必要が
ないため、手術装置を使用する際の電気コードのコネク
タ部の接続作業を術者一人で行え、手術装置のセットア
ップ作業は容易である。
【0008】また、特開2001−208978号公報
(第2の先行例)には、手術用顕微鏡とこの手術用顕微
鏡の死角を観察する補助観察手段(ファイバースコー
プ)を併用する手術用顕微鏡システムが開示されてい
る。この手術用顕微鏡システムでは、手術用顕微鏡の死
角を観察する補助観察手段のコネクタ部が、滅菌可能な
アダプターを介して不潔領域の手術用顕微鏡の鏡体部に
接続される構成が示されている。これにより、清潔領域
の補助観察手段が、不潔領域の手術用顕微鏡の鏡体部と
空間的に分離、且つ光学的に接続可能な構成となってい
る。
【0009】そして、第2の先行例の手術用顕微鏡シス
テムでは、術部近傍の清潔領域で使用され、滅菌を保つ
必要のある補助観察手段であるファイバースコープのコ
ネクタ部と、不潔領域の手術用顕微鏡とが滅菌可能なア
ダプターを介して接続されるため、補助観察手段と手術
用顕微鏡とが直接接触することはない。そのため、手術
中に補助観察手段を着脱しても、補助観察手段の滅菌状
態は常に確保されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の先行例の手
術システムでは、手術用顕微鏡の電気的接続部に、術具
である電気メスのコネクタ部を直接接触させることで、
電気的接続を達成する構成である。そのため、術具を手
術用顕微鏡に取り付けると、手術用顕微鏡と術具のコネ
クタ部との接触部が不潔となる。したがって、手術用顕
微鏡に取り付けた術具を手術中に取外すことができない
ので、手術用顕微鏡の鏡体部の位置を移動させる場合に
は、電気メスを手で保持しながら鏡体部の位置を移動さ
せる必要がある。そのため、手術用顕微鏡の鏡体部の位
置を移動させる操作が非常に操作しにくい問題がある。
【0011】また、手術中、電気メスをしばらく使用し
ない場合でも、術者は電気メスのコネクタ部を手術用顕
微鏡の電気的接続部から取り外すことなく、術部近傍に
電気メスを配置した状態で手術作業を行う必要がある。
そのため、電気メスの電気コードなどが手術の邪魔にな
る問題がある。
【0012】さらに、手術用顕微鏡の電気的接続部から
電気メスのコネクタ部を取り外した場合には、コネクタ
部の不潔部分が清潔な術部に露出されることになる。そ
のため、術者は手術用顕微鏡の鏡体部や術者自身に不潔
部分を触れないように扱う必要があるので、術中の術者
の操作が非常に煩わしい問題がある。
【0013】また、第2の先行例の手術用顕微鏡システ
ムでは、上記問題を解決すべく、滅菌可能なアダプター
を介して超音波プローブ(術具)や、内視鏡などの補助
観察手段(術具)のコネクタ部と手術用顕微鏡とを接続
することにより、清潔領域の術具のコネクタ部と不潔領
域の手術用顕微鏡との間を空間的に分離し、且つ光学的
に着脱自在な構成としている。そのため、アダプターと
補助観察手段である内視鏡のコネクタ部との接触部は清
潔な状態で保持されているので、術者が手術用顕微鏡を
操作する際に、補助観察手段である内視鏡のコネクタ部
を手術用顕微鏡から取り外す場合にアダプターと補助観
察手段である内視鏡のコネクタ部とを分離しても、内視
鏡における手術用顕微鏡の鏡体部側との接続部であるコ
ネクタ部の近傍の滅菌状態は確保される。
【0014】しかしながら、第2の先行例においては、
手術用顕微鏡に設けられた信号線の伝達部が超音波プロ
ーブのコネクタ部に接触することにより、電気信号を伝
達する構成であるため、第1の先行例と同様に超音波プ
ローブのコネクタを手術用顕微鏡に取付けると、コネク
タにおける手術用顕微鏡との接触部が不潔となる。した
がって、手術用顕微鏡から超音波プローブのコネクタを
取り外した際に、コネクタの不潔部分が露出するため、
第1の先行例と同じ問題がある。
【0015】また、同様に一般に用いられる電子内視鏡
などの電気的な接続部を有する補助観察装置において
も、電子内視鏡と手術用顕微鏡の接続部の滅菌は確保で
きない問題がある。
【0016】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、電気的な接続部を有する内視鏡もしく
は処置具などの術具を手術用顕微鏡に着脱しても、術具
および手術用顕微鏡の鏡体部近傍の滅菌が確実に確保で
きる手術システムとその手術装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、術部
を観察する観察部もしくは術部を処置する電動駆動部を
有する手術装置と、手術用顕微鏡に設けられ、前記手術
装置に電源もしくは電気信号を供給する電気的な接続部
と、前記手術装置と前記接続部との間に介設され、前記
手術装置と前記接続部との間を接続する接続手段とを具
備し、前記接続手段は、前記手術装置と着脱可能に接続
される第1の取付部と、前記手術用顕微鏡の接続部と着
脱可能に接続される第2の取付部と、前記手術装置と前
記接続部とを電気的に接続可能な接点部とを有すること
を特徴とする手術システムである。
【0018】そして、本請求項1の発明では、手術装置
の電動駆動部に電源もしくは電気信号を供給する場合に
は接続手段と手術装置との間を第1の取付部を介して着
脱可能に接続する。さらに、手術用顕微鏡の接続部と接
続手段との間を第2の取付部を介して着脱可能に接続す
る。このとき、手術装置と接続部との間に介設された接
続手段の接点部によって手術装置と接続部との間を電気
的に接続する。これにより、手術用顕微鏡の接続部から
接続手段を介して術部を観察もしくは処置するなどの医
療行為を行う手術装置に電力を供給する。この状態で、
術者は手術装置を手術用顕微鏡観察下で術部に誘導し、
手術装置で術部を観察、もしくは処置するなどの医療行
為を行う。また、術者が手術装置を使用しない場合や、
手術用顕微鏡を移動させる際には、手術装置を接続手段
から取り外しても、手術装置の滅菌は確保されるように
したものである。
【0019】請求項2の発明は、術部を観察する観察部
もしくは術部を処置する電動駆動部を有する滅菌可能な
手術装置と、術部を拡大観察する観察光学系を有する手
術用顕微鏡と、この手術用顕微鏡を滅菌状態で覆う滅菌
カバーと、前記手術用顕微鏡の鏡体部に設けられ、前記
手術装置に電源もしくは電気信号を供給する電気的な接
続部と、前記手術装置と前記接続部との間に配置され、
前記手術装置と前記接続部とを電気的に接続可能な接点
部を有する接続手段とを具備し、前記接続手段は、前記
滅菌カバー外に配置され、前記手術装置が着脱可能に接
続される第1の取付部と、前記滅菌カバー内に配置さ
れ、前記手術用顕微鏡の接続部が着脱可能に接続される
第2の取付部とを有することを特徴とする手術システム
である。
【0020】そして、本請求項2の発明では、滅菌カバ
ーで手術用顕微鏡を滅菌状態で覆った状態で、手術装置
の電動駆動部に電源もしくは電気信号を供給する場合に
は接続手段と手術装置との間を滅菌カバー外の第1の取
付部を介して着脱可能に接続する。さらに、手術用顕微
鏡の接続部と接続手段との間を滅菌カバー内の第2の取
付部を介して着脱可能に接続する。このとき、手術装置
と接続部との間に介設された接続手段の接点部によって
手術装置と接続部との間を電気的に接続する。これによ
り、手術用顕微鏡の接続部から接続手段を介して術部を
観察もしくは処置するなどの医療行為を行う手術装置に
電力を供給する。この状態で、術者は手術装置を手術用
顕微鏡観察下で術部に誘導し、手術装置で術部を観察、
もしくは処置するなどの医療行為を行う。また、術者が
手術装置を使用しない場合や、手術用顕微鏡を移動させ
る際には、手術装置を接続手段から取り外しても、手術
装置の滅菌は確保されるようにしたものである。
【0021】請求項3の発明は、術部に対し、医療行為
を行うための電気的に駆動する術具と、前記術部を光学
観察可能な手術用顕微鏡と、前記手術用顕微鏡に設けら
れ、前記術具に対し、電力供給可能な電力供給部と、前
記電力供給部に対して着脱自在に固定されると共に、前
記術具と前記電力供給部とを電気的に接続する、滅菌可
能な接続アダプターとを備えることを特徴とする手術装
置である。
【0022】そして、本請求項3の発明では、術部を観
察もしくは処置するなどの医療行為を行う滅菌可能な術
具に電力を供給する、手術用顕微鏡の鏡体部に設けられ
た電力供給部に、滅菌可能な接続アダプターを接続し、
更に前記接続アダプターに術具を接続すると、前記接続
アダプターと術具が電力供給部に、前記接続アダプター
を介して電気的に接続され、電源もしくは電気信号が前
記術具に供給される。然るに、術者は前記術具を手術用
顕微鏡観察下で術部に誘導し、前記術具で術部を観察、
もしくは処置するなどの医療行為を行う。次に、術者が
前記術具を使用しない場合や、手術用顕微鏡を移動させ
る際には、前記術具を前記接続アダプターから取り外し
ても、前記術具の滅菌は確保されるようにしたものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図3を参照して説明する。図1は手術室内に
配設された本実施の形態の手術システム全体の概略構成
を示すものである。図1中で、1は手術用顕微鏡、2は
手術用のベッドである。手術用顕微鏡1はベッド2上の
患者Hの手術部位、つまり術部を拡大観察する観察光学
系を有する鏡体部3と、鏡体部3を3次元的に移動・固
定可能なアーム4と、架台部5とで主に構成されてい
る。さらに、架台部5には電力を供給する電力供給部6
が接続されている。
【0024】また、鏡体部3の下面には対物光学系3a
が配設されている。さらに、図2に示すようにこの鏡体
部3の外周壁面には外部機器接続部7が設けられてい
る。この外部機器接続部7には鏡体部3の外周壁面から
外側に突出された凸部7aが設けられている。この凸部
7aの先端面には円形状の取付穴8が形成されている。
【0025】さらに、取付穴8の内底面には電気接続用
の2つの円筒穴状の接点(電気的な接続部)9a,9b
が設けられている。これらの接点9a,9bには手術用
顕微鏡1の内部に挿通されているケーブル10の一端部
が接続されている。このケーブル10の他端部は電力供
給部6に接続されている。
【0026】また、外部機器接続部7の凸部7aの先端
面には取付穴8の周囲に複数のピン逃げ穴11が形成さ
れている。これらのピン逃げ穴11は取付穴8の同心円
上に配置されている。さらに、凸部7aの下面には取付
穴8の中心線と略直交する方向に向けてねじ穴部12が
穿設されている。このねじ穴部12には下から取付ねじ
13が螺着されている。
【0027】また、本実施の形態の手術用顕微鏡1には
鏡体部3の外周面全体を覆うカバーである滅菌ドレープ
14が装着されている。この滅菌ドレープ14は例えば
ビニールなどの材質からなり、鏡体部3からアーム4の
先端部を覆う状態で装着されている。さらに、滅菌ドレ
ープ14には鏡体部3の取付穴8と対応する位置にこの
取付穴8と略同じ大きさの開口部15が形成されてい
る。
【0028】また、本実施の形態の手術システムでは手
術用顕微鏡1と併用する他の医療器具として術部を処置
する滅菌可能な術具である電気メス(手術装置)16が
設けられている。この電気メス16の内部には図示しな
い電動駆動部が設けられている。この電気メス16の基
端部には電動駆動部に電源を供給する電気ケーブル17
の一端が接続されている。この電気ケーブル17の他端
にはコネクタ部18が一体的に設けられている。
【0029】このコネクタ部18には鏡体部3の取付穴
8と略対応する形状に形成されたコネクタ部本体18a
が設けられている。このコネクタ部本体18aの先端面
には電気接続用の2つの接点ピン19a,19bが突設
されている。これらの接点ピン19a,19bは鏡体部
3の取付穴8の2つの接点9a,9bと対応する位置に
配置されている。また、各接点ピン19a,19bは電
気ケーブル17を介して電気メス16内の図示しない電
動駆動部に接続されている。さらに、このコネクタ部本
体18aの外周面には先端部側に略円錐形状の係合凹部
20が形成されている。
【0030】また、電気メス16のコネクタ部18と手
術用顕微鏡1の外部機器接続部7との間には接続アダプ
ター(接続手段)21が介設されている。この接続アダ
プター21には電気的導通が不可能な材質から成るアダ
プター本体部22が設けられている。このアダプター本
体部22には鏡体部3の凸部7aの外径と略同じ大きさ
の大径な第1の取付部22aと、鏡体部3の取付穴8の
内径と略同じ大きさの小径な第2の取付部22bとが設
けられている。
【0031】また、第1の取付部22aの端面には鏡体
部3の取付穴8と同じ大きさの円形状の取付穴23が形
成されている。さらに、この取付穴23の内底面には電
気接続用の2つの円筒穴状の接点(接点部)24a,2
4bが設けられている。これらの接点24a,24bは
電気メス16のコネクタ部18の2つの接点ピン19
a,19bと対応する位置に配置されている。
【0032】さらに、第1の取付部22aの下面には取
付穴23の中心線と略直交する方向に向けてねじ穴部2
5が穿設されている。このねじ穴部25はコネクタ部本
体18aの係合凹部20と対応する位置に配置されてい
る。また、このねじ穴部25には下から取付ねじ26が
螺着されている。この取付ねじ26の先端部はコネクタ
部本体18aの係合凹部20内に挿入される状態で係合
されるようになっている。
【0033】また、接続アダプター21の第2の取付部
22bは電気メス16のコネクタ部18と略同じ構造に
形成されている。すなわち、第2の取付部22bの先端
面には電気的導通が可能な材質の電気接続用の2つの接
点ピン(接点部)27a,27bが突設されている。こ
れらの接点ピン27a,27bは鏡体部3の取付穴8の
2つの接点9a,9bと対応する位置に配置されてい
る。また、各接点ピン27a,27bの基端部は円筒穴
状の接点24a,24bとそれぞれ接続されている。さ
らに、この第2の取付部22bの外周面には先端部側に
略円錐形状の係合凹部28が形成されている。
【0034】また、接続アダプター21には第1の取付
部22aと第2の取付部22bとの間の段差部に固定ピ
ン29が同心円上に複数突設されている。各固定ピン2
9の先端部には、円錐形状部29aが形成されている。
そして、接続アダプター21の第2の取付部22bが鏡
体部3の取付穴8に取付けられる際には各固定ピン29
の円錐形状部29aが滅菌ドレープ14を貫通して取付
穴8の周囲のピン逃げ穴11に挿入されるようになって
いる。なお、滅菌ドレープ14の開口部15は、接続ア
ダプター21の第2の取付部22bの外径寸法より大き
く、かつ接続アダプター21の第1の取付部22aと第
2の取付部22bとの段差部の固定ピン29の配置円よ
り小さい形状(大きさ)に設定されている。
【0035】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の手術システムの使用時には、まず、手術
用顕微鏡1の鏡体部3全体およびアーム部4の一部を覆
うように滅菌ドレープ14を被せる。そして、滅菌ドレ
ープ14の開口部15を鏡体部3の取付穴8に位置合わ
せした状態で、電気メス16のコネクタ部18を滅菌さ
れた接続アダプター21を介して手術用顕微鏡1の鏡体
部3における外部機器接続部7に接続させる作業が行な
われる。このとき、鏡体部3の外部機器接続部7には接
続アダプター21の第2の取付部22b、接続アダプタ
ー21の第1の取付部22aには電気メス16のコネク
タ部18がそれぞれ次の通り接続される。
【0036】すなわち、鏡体部3の外部機器接続部7に
接続アダプター21の第2の取付部22bを接続する場
合には接続アダプター21の第2の取付部22bが滅菌
ドレープ14の開口部15内に挿入されたのち、続いて
鏡体部3の取付穴8に挿脱可能に挿入される。そして、
取付穴8に挿入された第2の取付部22bの電気接続用
の接点ピン27a,27bは取付穴8の2つの円筒穴状
の接点9a,9b内に着脱可能に挿入されて嵌着され、
接点ピン27a,27bと接点9a,9bとの間が電気
的に接続される。
【0037】このとき、同時に各固定ピン29の円錐形
状部29aが滅菌ドレープ14を貫通して取付穴8の周
囲のピン逃げ穴11に挿入される。これにより、滅菌ド
レープ14の開口部15の周縁部位が接続アダプター2
1と鏡体部3の外部機器接続部7の端面との間に挟持さ
れた状態で固定され、本実施形態における滅菌保持手段
が形成される。
【0038】そして、第2の取付部22bの電気接続用
の接点ピン27a,27bが取付穴8の2つの円筒穴状
の接点9a,9b内に挿入されて嵌着された状態で、取
付ねじ13をねじ込むことにより、取付ねじ13の先端
部が第2の取付部22bの係合凹部28に挿入される状
態で係合される。これにより、鏡体部3と接続アダプタ
ー21との間が固定される。
【0039】次に、術具である電気メス16を使用する
場合には、電気メス16のコネクタ部18を接続アダプ
ター21の取付穴23に挿入する。このとき、取付穴2
3に挿入されたコネクタ部18の電気接続用の接点ピン
19a,19bは取付穴23の2つの円筒穴状の接点2
4a,24b内に着脱可能に挿入される。そして、コネ
クタ部18の電気接続用の接点ピン19a,19bが取
付穴23の2つの円筒穴状の接点24a,24b内に挿
入されて嵌着された状態で、接点ピン19a,19bと
接点24a,24bとの間が電気的に接続される。
【0040】この状態で、取付ねじ26を締め込むこと
により、取付ねじ26の先端部がコネクタ部本体18a
の係合凹部20に挿入される状態で係合される。これに
より、接続アダプター21とコネクタ部18が固定され
る。
【0041】このように、電気メス16のコネクタ部1
8が接続アダプター21を介して手術用顕微鏡1の鏡体
部3における外部機器接続部7に接続された状態で、電
力供給部6からの電源および制御信号はケーブル10、
接点9a,9b、接点ピン27a,27b、接点24
a,24b、接点ピン19a,19b、ケーブル17を
順次介して電気メス16の内部の図示しない電動駆動部
に供給される。これにより、滅菌領域のコネクタ部18
および接点ピン19a,19bと、不潔領域の電力供給
部6および接点9a,9bは直接接触することなく、電
気的に接続される。そのため、電気メス8のコネクタ部
18は滅菌状態で確保される。
【0042】この状態で、術者は図示しないスイッチを
操作しながら、電気メス16への電源の供給をON/O
FFする。これにより、電気メス16が駆動され、術者
が所望する患者Hの処置等の医療行為が行われる。
【0043】また、術者が手術用顕微鏡1の鏡体部3の
位置を変更する場合や、手術中に術具である電気メス1
6を長時間使用しない場合は、術者は取付ねじ26を緩
め、取付ねじ26の先端部をコネクタ部18の取付穴2
0から引き抜く。続いて、術者はコネクタ部18を手で
保持した状態で、接続アダプター21からコネクタ部1
8を引き抜くことで、接続アダプター21とコネクタ部
18を取り外す。
【0044】なお、電気メス16を再度使用する場合
は、前述と同様な順序で接続アダプター21とコネクタ
部18を接続する。
【0045】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態の手術システムに
よれば、電気メス16のコネクタ部18を滅菌された接
続アダプター21を介して手術用顕微鏡1の鏡体部3に
おける外部機器接続部7に着脱自在に接続させている。
このとき、電気メス16のコネクタ部18の接点ピン1
9a,19bと、電力供給部6からの電源にケーブル1
0を介して接続された手術用顕微鏡1の鏡体部3側の接
点9a,9bとの間を、接続アダプター21の接点ピン
27a,27b、接点24a,24bを介して電気的に
導通させるようにしている。そのため、鏡体部3近傍の
滅菌状態を簡単、且つ安価に確保することができる。
【0046】また、本実施の形態では手術用顕微鏡1の
鏡体部3を覆う滅菌ドレープ14に開口部15を設ける
と共に、接続アダプター21に滅菌ドレープ14を固定
する固定ピン29を設け、さらに鏡体部3の外部機器接
続部7にピン逃げ穴11を設けている。そのため、鏡体
部3を移動しても、滅菌ドレープ14の開口部15が移
動することはないので、鏡体部3が滅菌ドレープ14の
外部に露出し、鏡体部3の近傍の滅菌性が損なわれるお
それがない。
【0047】なお、本実施の形態では鏡体部3全体を覆
う滅菌ドレープ14を用いた例を示したが、眼科などで
行われる手術で一般に用いられているように手術中に操
作を行う操作部のみを覆うことが可能な滅菌キャップを
使用しても良い。この場合においても、滅菌可能な術具
(電気メス16)を滅菌可能な接続アダプター21を介
して鏡体部3に対し着脱可能な構成とすることができる
ので、常に術具の滅菌が確保される効果がある。
【0048】また、本実施形態の接続アダプター22
は、術具(例えば、電気メス)から伸びるコネクターを
接続可能な取付穴が鏡体部に設けられた手術用顕微鏡に
適用可能である。つまり、本実施形態においては、接続
アダプター21に設けられた取付穴23が鏡体部3の取
付穴8と同じ大きさに形成されており、接続アダプター
21の第2の取付部22bが電気メス16のコネクタ部
18と略同じ構造に形成されている。この構成によれ
ば、鏡体部に設けられたコネクター取付穴に接続アダプ
ター21の第2の取付部22bを取り付けて、術具から
伸びるコネクターを接続アダプター21の取り付け穴2
3に取り付けることが可能になる。従って、手術用顕微
鏡のコネクター取付部及び術具から伸びるコネクターに
特別な加工等を施すことなく本実施形態の接続アダプタ
ー21を使用できるので、術具及び手術用顕微鏡の滅菌
性を確保できる。
【0049】また、図4乃至図6は本発明の第2の実施
の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の
形態(図1乃至図3参照)の手術システムの構成を次の
通り変更したものである。なお、本実施の形態では手術
用顕微鏡1の主要部の基本構成は第1の実施形態とほぼ
同様なので、第1の実施形態と同一部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。
【0050】すなわち、本実施の形態の手術システムで
は手術用顕微鏡1に接続される外部機器として電動駆動
部を有する術具である超音波プローブ50と、電子内視
鏡51とが使用される。
【0051】超音波プローブ50には、図示しない超音
波振動子などの超音波観測するための電動駆動部が内蔵
されている。さらに、超音波プローブ50の基端部には
ケーブル52の一端部が接続されている。図5に示すよ
うにこのケーブル52の他端部にはコネクタ60が接続
されている。このコネクタ60の端面60aは例えば略
矩形状に形成されている。このコネクタ60の端面60
aには電気的接続用の接点ピン61a,61bが突設さ
れている。これらの接点ピン61a,61bはケーブル
52を介して超音波プローブ50の内部の図示しない超
音波振動子などの駆動部と接続されている。
【0052】また、電子内視鏡51には、図示しない対
物光学系、照明手段、撮像手段が内蔵されている。この
電子内視鏡51の基端部にはケーブル53の一端部が接
続されている。このケーブル53の他端部にはコネクタ
62が接続されている。このコネクタ62の端面62a
は超音波プローブ50のコネクタ60の略矩形状の端面
60aとは異なる形状、例えば略円形状に形成されてい
る。このコネクタ62の端面62aには電気的接続用の
接点ピン63a,63bが突設されている。これらの接
点ピン63a,63bはケーブル53を介して電子内視
鏡51の内部の図示しない照明手段、撮像手段に電気的
に接続されている。
【0053】また、手術用顕微鏡1の架台部5には制御
部56が内蔵されている。この制御部56には映像ケー
ブル57を介して外部のモニター58が接続されてい
る。このモニター58には超音波プローブ50および電
子内視鏡51にて観測および撮像される、患者Hの観察
像が表示可能になっている。
【0054】また、鏡体部3の外周壁面には外部機器接
続用の取付凹部(電力供給部)70が設けられている。
この取付凹部70の内底部には2組の外部機器接続部7
0a,70bが左右に並設されている。ここで、一方の
外部機器接続部70aには2つの接点72a,72bが
設けられている。同様に、他方の外部機器接続部70b
には2つの接点73a,73bが設けられている。これ
らの接点72a,72b、73a,73bはアーム部4
に挿通されているケーブル55を介して制御部56に接
続されている。
【0055】また、手術用顕微鏡1の鏡体部3およびア
ーム部4の一部は滅菌可能なビニール等の材質からなる
カバーである滅菌ドレープ59によって覆われている。
この滅菌ドレープ59には接続アダプター54および対
物フード68がそれぞれ滅菌を確保すべく、接着剤等で
一体に設けられている。
【0056】接続アダプター54には、滅菌可能な材質
で、且つ電気的に導通不可能なゴムなどの弾性材料から
なるアダプター本体54aが設けられている。このアダ
プター本体54aの前面には外部機器接続用の2つの取
付凹部64,65が左右に並設されている。ここで、一
方の取付凹部64は超音波プローブ50のコネクタ60
と略相似する矩形状の凹部によって形成されている。さ
らに、この取付凹部64には、電気的に導通可能な材質
からなる接点受け66a,66bが設けられている。こ
れらの接点受け66a,66bは取付凹部64にコネク
タ60を挿入した際に、コネクタ60の接点ピン61
a,61bと相対する位置に配置されている。
【0057】さらに、他方の取付凹部65は電子内視鏡
51のコネクタ62と略相似する円形状の凹部によって
形成されている。さらに、この取付凹部65には、電気
的に導通可能な材質からなる接点受け67a,67bが
設けられている。これらの接点受け67a,67bは取
付凹部65にコネクタ62を挿入した際に、コネクタ6
2の接点ピン63a,63bと相対する位置に配置され
ている。
【0058】また、接続アダプター54の裏面には鏡体
部3の取付凹部70と対応する形状に形成された接続凸
部71が突設されている。この接続凸部71は、滅菌ド
レープ59の内側に突出されている。
【0059】さらに、対物フード68は鏡体部3の対物
レンズ枠69と対応する形状に形成されている。そし
て、この対物フード68は図6に示すように鏡体部3の
対物レンズ枠69の外周に隙間無く取付可能になってい
る。
【0060】また、接続アダプター54の接続凸部71
は、鏡体部3の取付凹部70に挿脱可能に嵌着されてい
る。これにより、接続アダプター54が鏡体部3の取付
凹部70に着脱可能に連結されるようになっている。
【0061】さらに、図6に示すように接続アダプター
54における一方の取付凹部64内の各接点受け66
a,66bには前面側に第1の接点穴74a,74b、
後面側に第2の接点穴75a,75bがそれぞれ形成さ
れている。そして、第1の接点穴74a,74bはコネ
クタ60を取付凹部64に挿入した際、接点ピン61
a,61bが嵌合される形状に形成されている。同様
に、第2の接点穴75a,75bは接続アダプター54
を取付凹部70に挿入した際、接点72a,72bが嵌
入される形状に形成されている。
【0062】なお、接続アダプター54における他方の
取付凹部65内の各接点受け67a,67bも取付凹部
64側の各接点受け66a,66bと同様に構成されて
いる。
【0063】また、取付凹部70の開口部の周縁部位に
は内部側に向けて突起部76が突設されている。この突
起部76の内径は取付凹部70の内径より小径となるよ
うに設定されている。さらに、接続アダプター54の接
続凸部71の外周部位には取付凹部70の突起部76と
係脱可能に係合する取付溝77が設けられている。この
取付溝77は接続凸部71を取付凹部70に挿入した際
に突起部76に相対する位置に設けられている。
【0064】また、接続アダプター54の取付凹部64
の開口部の周縁部位には内部側に向けて突起部78が突
設されている。この突起部78の内径は取付凹部64の
内径より小径となるように設定されている。さらに、コ
ネクタ60の外周部位には取付凹部64の突起部78と
係脱可能に係合する取付溝79が設けられている。この
取付溝79はコネクタ60を取付凹部64に挿入した際
に突起部78に相対する位置に設けられている。
【0065】ここで、取付凹部70に装着された接続ア
ダプター54の接続凸部71を取付凹部70から引き抜
く(取り外す)作業時に要する力の大きさは、接続アダ
プター54の取付凹部64に装着されたコネクタ60を
接続アダプター54の取付凹部64から引き抜く作業時
に要する力の大きさよりも、十分に大きい値に設定され
ている。
【0066】次に、上記構成の本実施の形態の作用につ
いて説明する。本実施の形態の手術用顕微鏡1を使用す
る場合は、まず、鏡体部3、アーム部4を覆うように、
滅菌された滅菌ドレープ59を被せる。その後、図6に
示すように滅菌ドレープ59の対物フード68を鏡体部
3の対物レンズ枠69の外周に装着する。
【0067】続いて、滅菌ドレープ59に一体的に設け
られている接続アダプター54の接続凸部71を、鏡体
部3の取付凹部70に押し込む。この接続凸部71の押
込み作業時には、ゴムなどの弾性材料で構成されている
接続凸部71は取付凹部70の周縁部位の突起部76に
押圧されて圧縮される状態に弾性変形しながら取付凹部
70内に押込まれる。この状態で、接続アダプター54
を取付凹部70に挿入して行くと、接続アダプター54
の取付溝77が突起部76と対応する位置まで挿入され
た時点で、接続凸部71の弾性変形が戻り、突起部76
が取付溝77に嵌り込む。これにより、接続アダプター
54が鏡体部3の取付凹部70に固定される。
【0068】この接続アダプター54の取付け時には、
接続アダプター54の取付け動作と同時に接続アダプタ
ー54の接点受け66a,66bの第2の接点穴75
a,75bに、取付凹部70の接点72a,72bが嵌
着し、接点受け66a,66bと接点72a,72bと
が電気的に接続される。このとき同時に、接点受け67
a,67bでも同様に接点受け67a,67bと取付凹
部70の接点73a,73bとが電気的に接続される。
【0069】次に、術具である超音波プローブ50を使
用する場合は、コネクタ60を接続アダプター54の取
付凹部64に押し込み、装着する。コネクタ60を接続
アダプター54の取付凹部64に押し込む際には、取付
凹部64の周縁部位の突起部78がコネクタ60の端面
60aに押圧されて押し広げられる状態に弾性変形す
る。この状態で、コネクタ60をさらに取付凹部64に
挿入して行くと、コネクタ60の取付溝79が突起部7
8と対応する位置まで挿入された時点で、取付凹部64
の突起部78の弾性変形が戻り、取付溝79に嵌り込
む。これにより、コネクタ60が接続アダプター54に
固定される。
【0070】このコネクタ60の挿入作業時には、コネ
クタ60の固定動作と同時に接続アダプター54の接点
受け66a,66bの第1の接点穴74a,74bにコ
ネクタ60の接点ピン61a,61bが嵌着し、接点受
け66a,66bと第1の接点ピン61a,61bとが
電気的に接続される。
【0071】これにより、超音波プローブ50の図示し
ない駆動部は、ケーブル52、接点ピン61a,61
b、接点受け66a,66b、接点72a,72b、ケ
ーブル55を順次介して、手術用顕微鏡1の架台部5に
内蔵された制御部56と電気的に接続され、電源および
制御信号が供給される。
【0072】この状態で、術者は超音波プローブ50を
手で把持し、手術用顕微鏡1で患者Hの所望の術部を観
察しながら、超音波プローブ50を術部に当てつける。
このとき、超音波プローブ50の図示しない駆動部から
の術部の観察像は、制御部56から映像ケーブル57を
介してモニター58に伝送され、モニター58の画面に
表示される。これにより、術者は、超音波観測を行う。
【0073】また、手術顕微鏡1の位置を変更する、も
しくは術具である超音波プローブ50を使用しない場合
は、超音波プローブ50のコネクター60を接続アダプ
ター54の取付凹部64から引き抜く。そして、超音波
プローブ50を手術の邪魔にならない位置に置き、手術
用顕微鏡1の操作および手術作業などを行う。
【0074】また、術具である電子内視鏡51を使用す
る場合は、超音波プローブ50を使用する場合と同様
に、コネクタ62を取付凹部65に装着する。このコネ
クタ62の接続作業により、接続アダプター54の接点
受け67a、67bが、コネクタ62の接点ピン63
a,63bと電気的に接続される。
【0075】これらにより、電子内視鏡51の内部に設
けられた図示しない対物光学系、照明手段、撮像手段
は、ケーブル53、接点ピン63a,63b、接点受け
67a、67b、接点73a,73b、ケーブル55を
順次介して、手術用顕微鏡1の架台部5に内蔵された制
御部56と電気的に接続され、電源および制御信号が伝
達される。
【0076】この状態で、術者は電子内視鏡51を手で
把持し、手術用顕微鏡1で患者Hの所望の術部を観察し
ながら、手術用顕微鏡1の死角部分を観察すべく、手術
用顕微鏡1の観察下で電子内視鏡51を術部に挿入す
る。このとき、電子内視鏡51の撮像手段により撮像さ
れる観察像は、制御部56から映像ケーブル57を介し
て、モニター58に伝送され、モニター58の画面に表
示される。これにより、術者は、内視鏡観察を行う。
【0077】また、手術用顕微鏡1の位置を変更する、
または術具である電子内視鏡51を使用しない場合は、
電子内視鏡51のコネクター61を接続アダプター54
の取付凹部65から引き抜く。この状態で、電子内視鏡
51を手術の邪魔にならない位置に置き、手術用顕微鏡
1の操作等を行う。
【0078】なお、本実施の形態では、術具を超音波プ
ローブ50、電子内視鏡51としたが、手術用顕微鏡1
とともにシステムを構成する術具としてはこれらに限定
されるものではなく、焼灼装置や、超音波メスなどの電
気的に駆動する術具であってもよい。また、各術具はそ
れぞれの電気的な接続接点を2箇所としたが、この数に
限定されるものではない。
【0079】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では手術用顕微鏡
1の鏡体部3およびアーム部4を覆う、滅菌可能なドレ
ープ59に接続アダプター54を接着材等により、一体
的に設けている。そのため、接続アダプター54を鏡体
部3に装着する際、術者は不潔部分に触れる恐れが全く
なく、また、滅菌ドレープ59の位置合わせに気を使う
必要もなく、容易に接続アダプター54を鏡体部3に装
着できる効果がある。
【0080】また、術者が手術中に誤って接続アダプタ
ー54を外してしまった場合でも、鏡体部3などの不潔
部分が滅菌ドレープ59内部から露出しないため、滅菌
ドレープ59の鏡体部3の近傍が不潔になる恐れが全く
ない。
【0081】さらに、接続アダプター54に術具(超音
波プローブ50および電子内視鏡51)が装着可能な複
数の取付凹部64,65を設けている。そのため、手術
用顕微鏡1による観察下で、複数の術具を同時に用いた
手術を行うことが可能であり、手術効率が向上する。
【0082】さらに、超音波プローブ50のコネクタ6
0、電子内視鏡51のコネクタ62は、それぞれに相対
する取付凹部64,65以外には装着できない異なる形
状を有している。そのため、術者は複数の術具を使用す
る際に、各術具のコネクタ60、62を誤って異なる取
付凹部64,65に取り付けてしまう恐れがなく、容易
に術具を着脱することができる。
【0083】更に、取付凹部64,65及び取付凹部7
0は、各々異なる形状をしており、接続アダプター54
の接続凸部71が取付凹部70に装着されていない状態
では、コネクタ60及びコネクタ62が手術用顕微鏡の
鏡体部3に取り付けることができない構成になってい
る。この構成により接続アダプター54が装着されてい
ない状態で、誤ってコネクタ60及びコネクタ62を取
付凹部70に装着することがなくなり、術具及び手術用
顕微鏡の滅菌性を確保できる。
【0084】また、図7乃至図9は本発明の第3の実施
の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の
形態(図1乃至図3参照)の手術システムの構成を次の
通り変更したものである。なお、本実施の形態では手術
用顕微鏡1の主要部の基本構成は第1の実施形態とほぼ
同様なので、第1の実施形態と同一部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。
【0085】すなわち、本実施の形態の手術システムで
は手術用顕微鏡1に接続される外部機器(手術装置)と
して図示しない電動駆動部を有する第1の術具である電
気メス16と、超音波振動により処置部位を破砕する図
示しない電動駆動部を有する第2の術具である超音波メ
ス102(例えば特開平9−299381号公報参照)
とが使用される。
【0086】また、手術用顕微鏡1の鏡体部3の外周壁
面にはこれらの外部機器が接続される外部機器接続部
(電力供給部)107と、手術装置の出力信号を電気的
に制御入力する入力手段110とが設けられている。外
部機器接続部107には図8に示すように鏡体部3の外
周壁面から外側に突出された凸部107aが設けられて
いる。この凸部107aの先端面には複数、本実施の形
態では4つの略円筒形状の接点108a〜108dと、
1つのねじ穴部113とが設けられている。各接点10
8a〜108dと、入力手段110との間はケーブル1
09を介して接続されている。さらに、入力手段110
はアーム部4および架台部5内に挿通されたケーブル1
11を介して架台部5内に設けられた制御手段112に
接続されている。
【0087】また、本実施の形態の手術用顕微鏡1には
鏡体部3の外周面全体を覆う、塩化ビニールなどで構成
された滅菌可能なカバーである滅菌ドレープ114が装
着されている。
【0088】外部機器接続部107の凸部107aには
接続アダプター106が着脱自在に接続される。この接
続アダプター106には電気的導通が不可能な材質で構
成されたアダプター本体115が設けられている。この
アダプター本体115には電気的導通が可能な材質で構
成されている4つの接点ピン116a〜116dがこの
アダプター本体115を貫通する状態で一体的に並設さ
れている。各接点ピン116a〜116dは外部機器接
続部107の各接点108a〜108dと相対する位置
に設けられている。
【0089】さらに、各接点ピン116a〜116dの
一端部はアダプター本体115の外部側に突出されてい
る。そして、各接点ピン116a〜116dの突出部の
先端には滅菌ドレープ114を貫通すべく、円錐形状部
が形成されている。
【0090】また、アダプター本体115には取付ねじ
117の軸部が挿通され、回動自在に支持されている。
この取付ねじ117は接続アダプター106を鏡体部3
の外部機器接続部107に取り付ける際に、ねじ穴部1
13と相対する位置に配置されている。さらに、取付ね
じ117の一端部には、鏡体部3のねじ穴部113に螺
合するねじ部118が設けられている。このねじ部11
8の先端部は滅菌ドレープ114を貫通すべく、円錐形
状を有している。なお、取付ねじ117の他端部には、
操作つまみ117aが設けられている。
【0091】また、接続アダプター106のアダプター
本体115の前面には鏡体部3の外部機器接続部107
の凸部107aに着脱自在な凹形状を有する第1の取付
凹部119が設けられている。さらに、接続アダプター
106のアダプター本体115の後面には第2の取付凹
部120が設けられている。この接続アダプター106
の第2の取付凹部120は電気メス16の後述するコネ
クタ100、または超音波メス102の後述するコネク
タ104のいずれか一方が選択的に着脱自在に連結され
る凹形状に形成されている。なお、アダプター本体11
5の第2の取付凹部120側の内底部には永久磁石など
の磁性体である吸着部121が複数設けられている。
【0092】また、本実施の形態の電気メス16には、
この電気メス16の内部に設けられた図示しない電動駆
動部のON/OFFを切り替える図示しない電源供給O
N/OFFスイッチが設けられている。さらに、電気メ
ス16のケーブル17の端部に接続されているコネクタ
100には2つの接点101a,101bと、複数の被
吸着部123と、1つの開口部124とが設けられてい
る。ここで、2つの接点101a,101bは接続アダ
プター106のいずれかの位置の2つの接点ピン、例え
ば接点ピン116c,116dと対応する位置に配置さ
れている。さらに、複数の被吸着部123は接続アダプ
ター106の各吸着部121と対応する位置、開口部1
24は接続アダプター106の取付ねじ117と対応す
る位置にそれぞれ配置されている。
【0093】また、被吸着部123は、接続アダプター
106の吸着部121の磁性体が吸着可能な金属等の材
質で構成されている。さらに、コネクタ100の開口部
124は接続アダプター106の取付ねじ117の操作
つまみ117aが挿入可能な大きさおよび深さに形成さ
れている。
【0094】また、超音波メス102には、図示しない
電動駆動部のON/OFFを切り替える図示しない電源
供給ON/OFFスイッチが設けられている。この超音
波メス102の基端部には電動駆動部に電源および制御
信号を供給する電気ケーブル103の一端が一体に接続
されている。この電気ケーブル103の他端にはコネク
タ104が一体的に設けられている。このコネクタ10
4には2つの接点105a,105bと、複数の被吸着
部123と、1つの開口部124とが設けられている。
ここで、2つの接点105a,105bは接続アダプタ
ー106のいずれかの位置の2つの接点ピン、例えば接
点ピン116a,116bと対応する位置に配置されて
いる。さらに、複数の被吸着部123は接続アダプター
106の各吸着部121と対応する位置、開口部124
は接続アダプター106の取付ねじ117と対応する位
置にそれぞれ配置されている。
【0095】そして、接続アダプター106の第2の取
付凹部120には電気メス16のコネクタ100、また
は超音波メス102のコネクタ104のいずれか一方が
選択的に着脱自在に連結されるようになっている。
【0096】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の手術システムの使用時には、術者はま
ず、手術用顕微鏡1の鏡体部3全体およびアーム部4の
一部を覆う滅菌可能なドレープ114を装着する。続い
て、接続アダプター106の第1の取付凹部119を鏡
体部3の接続部107に挿入しながら、取付ねじ117
を回転させる。
【0097】この時、取付ねじ117のねじ部118お
よび接点ピン116a〜116dの先端部がドレープ1
14を貫通する。そして、各接点ピン116a〜116
dが鏡体部3の外部機器接続部107の各接点108a
〜108dに嵌着し、各接点ピン116a〜116dと
各接点108a〜108dとが電気的に接続される。更
に、取付ねじ117を回転させてこの取付ねじ117の
ねじ部118をねじ穴部113に螺合させることによ
り、接続アダプター106の第1の取付凹部119が鏡
体部3の外部機器接続部107に嵌着された状態で、固
定される。
【0098】この状態で、次に術具が接続アダプター1
06の第2の取付凹部120に連結される。ここで、超
音波メス102を使用する場合には、コネクタ104を
接続アダプター106の第2の取付凹部120に挿入す
る。このコネクタ104の挿入作業時には、接続アダプ
ター106の吸着部121の磁力によりコネクタ104
の被吸着部123が吸着部121に吸着され、接続アダ
プター106とコネクタ104との間が固定される。こ
の時、同時に接点ピン116aと接点105aとの間、
および接点ピン116bと接点105bとの間が接触
し、電気的に接続される。
【0099】さらに、このコネクタ104の挿入作業時
には、同時にコネクタ104の開口部124に取付ねじ
117の操作つまみ117aが入り込む。これにより、
取付ねじ117は外部から操作不可能な状態となる。
【0100】この状態で、術者は超音波メス102を手
で把持し、手術用顕微鏡1の観察下で超音波メス102
の先端部を観察しながら、患者Hの術部に超音波メス1
02を誘導する。
【0101】その後、術者は図示しない電源供給ON/
OFFスイッチを操作する。これにより、超音波メス1
02の内部の図示しない電動駆動部に電源が供給され、
超音波メス102が駆動する。この状態で、術者は患者
Hの術部の処置等の医療行為を行う。なお、術者は鏡体
部3の入力手段110を操作することにより、超音波メ
ス102の駆動出力状態を所望の出力に設定することが
できる。
【0102】また、手術用顕微鏡1の観察方向を変更す
る場合には、手術用顕微鏡1の鏡体部3の位置を変更す
る。ここで、超音波メス102を一時的に使用しない場
合は、術者は超音波メス102のコネクタ104を保持
し、コネクタ104を吸着部121とコネクタ104の
被吸着部123との吸着力より大きな力で引っ張る。こ
れにより、コネクタ104を接続アダプター106から
取り外した後、手術用顕微鏡1の鏡体部3の位置を変更
する作業や、手術用顕微鏡1の観察下での手術作業が行
われる。
【0103】また、術具として電気メス16を使用する
場合には、前述の超音波メス102と同様に、術者はコ
ネクタ100を接続アダプター106の第2の取付凹部
120に挿入する。このとき、接続アダプター106の
吸着部121とコネクタ100の被吸着部123とが吸
着され、接続アダプター106の第2の取付凹部120
にコネクタ100が固定される。
【0104】このコネクタ100の接続作業時には、接
続アダプター106のいずれかの位置の接点ピン、例え
ば接点ピン116cと接点105aとの間、および接点
ピン116dと接点105bとの間がそれぞれ接触し、
電気的に接続される。この状態で、術者は電気メス16
を手で把持し、手術用顕微鏡1の観察下で電気メス16
を患者Hの術部の所望する位置に導く。
【0105】その後、術者は図示しない電源供給ON/
OFFスイッチを操作する。これにより、電気メス16
の内部の図示しない電動駆動部に電源が供給され、電気
メス16が駆動する。この状態で、術者は患者Hの術部
の処置等の手術作業を行う。なお、術者は鏡体部3の入
力手段110を操作することにより、電気メス16の駆
動出力状態を所望の出力に設定することができる。
【0106】また、電気メス16を鏡体部3の接続アダ
プター106から取り外す場合には、コネクタ103を
接続アダプター106から取り外す方向に引っ張ること
で達成される。
【0107】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施形態では接続アダプター
106の接点ピン116a〜116dの先端を円錐形状
とし、ビニール等の材質である滅菌ドレープ114を貫
通可能な構成としている。そのため、第1の実施形態の
ように滅菌ドレープ14に接続アダプター21の取付用
の開口部15を設けたり、第2実施形態のように滅菌ド
レープ59自体に接続アダプター54を有する専用の滅
菌ドレープを必要とせず、一般的に用いられる滅菌ドレ
ープが使用可能であるため、ランニングコストが抑えら
れる。
【0108】また、本実施の形態では術具である超音波
メス102のコネクタ104の2つの接点101a,1
01bと、電気メス16のコネクタ100の2つの接点
105a,105bとをそれぞれ異なる位置に設け、且
つ接続アダプター106にそれぞれに対応する接点ピン
116a〜116dを設けている。そのため、異なる駆
動手段を有する術具を同一の接続アダプター106の第
2の取付凹部120に接続することが可能であるため、
取付を誤ることは無く、容易に術具を着脱することがで
きる。
【0109】更に、接続アダプター106に永久磁石な
どの吸着部121を設け、各コネクタ100、104に
被吸着部123をそれぞれ設けたため、接続アダプター
106の第2の取付凹部120にコネクタ100、10
4を挿脱するという簡単な作業でコネクタ100、10
4の着脱作業が行える。
【0110】また、接続アダプター106にコネクタ1
00、104を取り付けた際、接続アダプター106を
鏡体部3に接続する取付ねじ117が、コネクタ10
0、104の開口部124に嵌まり込む構成としてい
る。そのため、コネクタ100、104を外す際に誤っ
て接続アダプター106を外し、鏡体部3の近傍を不潔
にしてしまう恐れが全くない。
【0111】なお、本実施の形態では、手術装置として
超音波メス、電気メスを使用した場合を示したが、手術
用顕微鏡とともに手術システムを構成する手術装置とし
てはこれらに限定されるものではなく、焼灼装置や、超
音波プローブ、電子内視鏡などの電気的に駆動する手術
装置であってもよい。
【0112】また、接続アダプター106の接点ピン1
16a,116b、116c,116dおよび取付ねじ
117のねじ部118の先端は、滅菌ドレープ114を
貫通するべく、円錐形状としたが、円錐形状に限定され
るものではなく、滅菌ドレープ114を貫通できる形状
であれば、いかなる形状であってもよい。
【0113】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 術部に対し、医療行為を行うための電気
的に駆動する術具と、前記術部を光学観察可能な手術用
顕微鏡と、前記手術用顕微鏡に設けられ、前記術具に対
し、電力供給可能な電力供給部と、前記電力供給部に対
して着脱自在に固定されると共に、前記術具と前記電力
供給部とを電気的に接続する、滅菌可能な接続アダプタ
ーとを備えることを特徴とする手術装置。
【0114】(付記項2) 更に、前記手術用顕微鏡を
覆うことで滅菌を保つ滅菌ドレープと、前記接続アダプ
ターに設けられ、前記接続アダプターと前記電力供給部
との間の電気的な接続、及び前記滅菌ドレープによる前
記手術用顕微鏡の滅菌状態を保つための滅菌保持手段
(上述の実施形態における固定ピン29とピン逃げ穴1
1、接着材)とを有することを特徴とする付記項1の手
術装置。
【0115】(付記項3) 更に、前記滅菌ドレープ
と、前記接続アダプターを固定するために前記電力供給
部に設けられた固定部(上述の実施形態におけるピン逃
げ穴11、接続部107)と、前記接続アダプターに設
けられ、前記アダプターと前記電力供給部との間の電気
的な接続、及び前記滅菌ドレープによる前記手術用顕微
鏡の滅菌状態を保つように前記固定部と係合可能な係合
部(上述の実施形態における固定ピン29、第1の取付
凹部119)とを有することを特徴とする付記項1の手
術装置。
【0116】(付記項4) 前記接続アダプターが、滅
菌ドレープと一体的に設けられていることを特徴とする
付記項1〜2の手術装置。
【0117】(付記項5) 前記接続アダプターに設け
られた、前記術具と接続アダプターとの接続部と、電力
供給部と接続アダプターの取付部が異なる形状を有する
ことを特徴とする付記項1〜4の手術装置。
【0118】(付記項6) 前記接続アダプターに、前
記術具が接続可能な接続部(上述の実施形態における取
付凹部64、65)が複数設けられていることを特徴と
する付記項1〜5の手術装置。
【0119】(付記項7) 前記接続アダプターに、前
記術具を取り付けた際、接続アダプターと電力供給部の
接続が、分離不能な制限手段(上述の実施形態における
開口部124)を設けたことを特徴とする付記項1〜6
の手術装置。
【0120】(付記項8) 術部に対し、医療行為を行
うための電気的に駆動する術具と、前記術部を光学観察
可能な手術用顕微鏡と、前記手術用顕微鏡に設けられ、
前記術具に対し、電力供給可能な電力供給部と、前記術
具に対する、電力供給部からの電気信号を制御する制御
手段と、前記手術用顕微鏡の鏡体部近傍に設けられ、前
記制御手段に前記術具に供給する設定・変更可能な入力
手段を有することを特徴とする手術装置。
【0121】(付記項9) 術部を観察もしくは処置す
る少なくとも1つの電動駆動部を有する手術装置と、手
術用顕微鏡に設けられ、前記手術装置に電源もしくは電
気信号を供給する少なくとも1つの電気的な接続部と、
前記手術装置と前記接続部とを接続する接続手段と、前
記接続手段に設けられ前記手術装置と前記接続部を電気
的に接続可能な接点部と、前記接続手段に設けられ前記
手術装置と接続手段を隔離した位置に配置すると共に、
前記スコープを着脱可能に接続する取付部と、前記接続
手段に設けられ前記接続部と着脱可能な取付部を有する
ことを特徴とする手術システム。
【0122】(付記項10) 術部を観察もしくは処置
する少なくとも1つの電動駆動部を有する滅菌可能な手
術装置と、術部を拡大観察する観察光学系を有する手術
用顕微鏡と、前記手術用顕微鏡を滅菌状態で覆う滅菌カ
バーと、前記手術用顕微鏡の鏡体部に設けられ前記手術
装置に電源もしくは電気信号を供給する少なくとも1つ
の電気的な接続部と、前記手術装置と前記接続部との間
に配置され、前記手術装置と前記接続部を電気的に接続
可能な接点部を有する接続手段と、前記接続手段に設け
られ、前記滅菌カバー内に配置された、前記接続部が着
脱可能な取付部と、前記接続手段に設けられ、前記滅菌
カバー外に配置された、前記手術装置が着脱可能な取付
部と、を有したことを特徴とする手術システム。
【0123】(付記項11) 前記接続手段は滅菌可能
な材質からなることを特徴とする付記項9〜10の手術
システム。
【0124】(付記項12) 前記接続手段に、手術用
顕微鏡を覆うことで滅菌を保つ滅菌ドレープの固定手段
を有したことを特徴とする付記項9〜11の手術システ
ム。
【0125】(付記項13) 前記接続手段が、滅菌ド
レープと一体的に設けられていることを特徴とする付記
項9〜12の手術システム。
【0126】(付記項14) 前記接続手段の接続部と
の取付部と、手術装置との取付部が異なる形状を有して
いることを特徴とする付記項9〜13の手術システム。
【0127】(付記項15) 前記接続手段に、手術装
置を接続する取付部が複数設けられていることを特徴と
する付記項9〜14の手術システム。
【0128】(付記項16) 前記接続手段に、手術装
置を取り付けた際、前記接続手段と接続部の取付手段
が、操作できないことを特徴とする付記項9〜15の手
術システム。
【0129】(付記項17) 術部を観察もしくは処置
する少なくとも1つの電動駆動部を有する手術装置と、
前記手術装置の電源もしくは電気的信号を制御する制御
手段と、前記手術装置に電源もしくは電気的信号を供給
する少なくとも1つの電気的な接続部を手術用顕微鏡鏡
体部に設けた手術システムにおいて、前記制御手段の設
定を入力する入力手段を、前記手術用顕微鏡鏡体部に設
けたことを特徴とする手術システム。
【0130】(付記項1〜9の従来技術) 本発明は電
動駆動される手術装置を用いて、術部を観察もしくは処
置を手術用顕微鏡下で行う手術用顕微鏡システムに関す
る。
【0131】近年、手術用顕微鏡の観察下で、手術用顕
微鏡では観察できない死角部分を観察する内視鏡や、術
部の処置を行う、例えば電気メスなどの手術装置と手術
用顕微鏡とを併用する手術用顕微鏡システムが開示され
ている。
【0132】例えば特開2000−210302号公報
(第1の先行例)では、手術用顕微鏡と電動駆動される
手術装置を併用する手術システムが開示されている。こ
の手術用顕微鏡システムは、手術用顕微鏡内部に手術装
置へ電源を供給する信号線を配置し、手術用顕微鏡の鏡
体部に、手術装置が電気的に接続可能な電気的接続部が
設けられている。(第1実施形態) この手術用顕微鏡システムによれば、術部近傍(清潔領
域)で使用される手術装置と、手術用顕微鏡の鏡体部
(不潔)とを接続することで、前記手術装置に電源が供
給される。従って、従来のように手術装置の電源部(一
般的には不潔であり、術部から遠くに配置)に前記手術
装置を直接接続する必要がないため、接続作業を術者一
人で行え、手術装置を使用する際のセットアップ作業は
容易である。
【0133】また、特開2001−208978号公報
(第2の先行例)では、手術用顕微鏡と前記手術用顕微
鏡の死角を観察する補助観察手段(ファイバースコー
プ)を併用する手術用顕微鏡が開示されている。この手
術用顕微鏡は、鏡体部に手術用顕微鏡の死角を観察する
補助観察手段が、滅菌可能なアダプターを介して、前記
鏡体部と空間的に分離、且つ光学的に接続可能な構成と
なっている。(第4実施形態)この手術用顕微鏡によれ
ば、術部近傍(清潔領域)で使用され、滅菌を保つ必要
のある補助観察手段(ファイバースコープ)と手術用顕
微鏡(不潔)が滅菌可能なアダプターを介して接続され
るため、前記補助観察手段と手術用顕微鏡が直接接触す
ることはなく、前記補助観察手段を手術中に着脱して
も、補助観察手段の滅菌は常に確保される。
【0134】(付記項1〜9が解決しようとする課題)
手術用顕微鏡の観察下で内視鏡や処置具など、術部に
挿入し観察もしくは処置という医療行為を行う術具を操
作する場合には、術具を術者が手で保持して、顕微鏡観
察下(光学観察下)で術部へ誘導する。また、手術の進
行状態により、一時的に術具を使用しない場合や、顕微
鏡の鏡体部の位置および観察方向を変更する場合には、
術部での作業空間の確保、および顕微鏡操作を行い易く
するため、術具は術部から遠ざける、もしくは簡単に手
術用顕微鏡から分離できることが望ましい。
【0135】また、一般に手術用顕微鏡はそれ自体が滅
菌、消毒することが難しいため、術部近傍の鏡体部外表
面の滅菌を確保するため、鏡体部全体を覆う滅菌ドレー
プを装着して使用される。
【0136】しかし、第1の先行例では、手術用顕微鏡
に設けられた電気的接続部42に、術具である電気メス
3のコネクタ51が直接接触することで、電気的接続を
達成する構成であるため、術具を手術用顕微鏡に取り付
けると、前記手術用顕微鏡とコネクタ51の接触部は不
潔となる。従って、手術用顕微鏡の鏡体部の位置を移動
させる場合、電気メス3を手で保持しながら鏡体部の位
置を移動させる必要があり、非常に操作しにくかった。
また、電気メス3をしばらく使用しない場合でも、術者
は電気メス3を取り外すことなく、術部近傍に電気メス
3を配置した状態で手術作業を行う必要があり、ケーブ
ルが手術の邪魔になっていた。更に、手術用顕微鏡から
コネクタ51を取り外した場合、コネクタ51の不潔部
分が清潔な術部に露出するため、不潔部分を術者は手術
用顕微鏡の鏡体部や術者自身に触れないように扱う必要
があり、非常に煩わしかった。
【0137】第2の先行例は、上記問題を解決すべく、
内視鏡などの補助観察手段(術具)と手術用顕微鏡を空
間的に分離し、且つ光学的に着脱自在な構成としたた
め、術者が手術用顕微鏡を操作する際に、補助観察手段
である内視鏡を手術用顕微鏡から取り外しても、内視鏡
および手術用顕微鏡の鏡体近傍の滅菌は確保される。
【0138】しかし、第2の先行例の例えば実施形態2
記載の、滅菌可能な超音波プローブ(術具)において
は、手術用顕微鏡に設けられた信号線の伝達部が、前記
超音波プローブのコネクタに接触することで、電気信号
を伝達する構成であるため、第1の先行例と同様に超音
波プローブを手術用顕微鏡に取付けると、前記コネクタ
と手術用顕微鏡の接触部は不潔となる。従って、手術用
顕微鏡から超音波プローブのコネクタを取り外した際、
コネクタの不潔部分が露出するため、第1の先行例と同
じ問題がある。また、同様に一般に用いられる電子内視
鏡などの電気的な接続部を有する補助観察装置において
も、電子内視鏡と手術用顕微鏡の接続部の滅菌は確保で
きない。
【0139】(付記項1〜9の目的) 本発明は、電気
的な接続部を有する内視鏡もしくは処置具などの術具を
手術用顕微鏡に着脱しても、前記術具および手術用顕微
鏡の鏡体部近傍の滅菌が確実に確保できる手術装置を提
供することを目的とする。
【0140】(付記項1〜9の課題を解決するための手
段) 術部に対し、医療行為を行うための電気的に駆動
する術具と、前記術部を光学観察可能な手術用顕微鏡
と、前記手術用顕微鏡に設けられ、前記術具に対し、電
力供給可能な電力供給部と、前記電力供給部に対して着
脱自在に固定されると共に、前記術具と前記電力供給部
とを電気的に接続する、滅菌可能な接続アダプターとを
備えることを特徴とする。
【0141】(付記項1〜9の作用) 術部を観察もし
くは処置するなどの医療行為を行う滅菌可能な術具に電
力を供給する、手術用顕微鏡の鏡体部に設けられた電力
供給部に、滅菌可能な接続アダプターを接続し、更に前
記接続アダプターに術具を接続すると、前記接続アダプ
ターと術具が電力供給部に、前記接続アダプターを介し
て電気的に接続され、電源もしくは電気信号が前記術具
に供給される。然るに、術者は前記術具を手術用顕微鏡
観察下で術部に誘導し、前記術具で術部を観察、もしく
は処置するなどの医療行為を行う。
【0142】次に、術者が前記術具を使用しない場合
や、手術用顕微鏡を移動させる際には、前記術具を前記
接続アダプターから取り外しても、前記術具の滅菌は確
保される。
【0143】(付記項1〜9の効果) 本発明によれ
ば、術部を観察もしくは処置する医療行為を行う電動駆
動部を有する術具を手術用顕微鏡に設けられた電力供給
部に対し、滅菌可能な接続アダプターを介して着脱可能
とし、且つ、前記接続アダプターに前記術具に設けられ
たコネクタと電力供給部に設けられた接点とを、導通可
能にする導通手段を設けたため、術具を手術用顕微鏡か
ら着脱しても術具および手術用顕微鏡鏡体部近傍の滅菌
性は確保される。
【0144】
【発明の効果】本発明によれば、電気的な接続部を有す
る内視鏡もしくは処置具などの術具を手術用顕微鏡に着
脱しても、術具および手術用顕微鏡の鏡体部近傍の滅菌
が確実に確保できる手術システムとその手術装置が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の手術システム全
体の概略構成を示す側面図。
【図2】 第1の実施の形態の手術システムにおける接
続アダプターの連結前の状態を示す要部の縦断面図。
【図3】 第1の実施の形態の手術システムにおける接
続アダプターの連結状態を示す要部の縦断面図。
【図4】 本発明の第2の実施の形態の手術システム全
体の概略構成を示す側面図。
【図5】 第2の実施の形態の手術システムにおける接
続アダプターの連結前の状態を示す要部の斜視図。
【図6】 第2の実施の形態の手術システムにおける接
続アダプターの連結状態を示す要部の縦断面図。
【図7】 本発明の第3の実施の形態の手術システム全
体の概略構成を示す側面図。
【図8】 第3の実施の形態の手術システムにおける接
続アダプターの連結前の状態を示す要部の縦断面図。
【図9】 第3の実施の形態の手術システムにおける接
続アダプターの連結状態を示す要部の縦断面図。
【符号の説明】
1 手術用顕微鏡 7 外部機器接続部 8 取付穴 9a,9b 接点(電気的な接続部) 16 電気メス(手術装置) 18 コネクタ部 19a,19b 接点ピン 21 接続アダプター(接続手段) 22a 第1の取付部 22b 第2の取付部 24a,24b 接点(接点部) 27a,27b 接点ピン(接点部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大町 健二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 樋口 岳治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H052 AB01 AC07 AD02 AF13 BA15 4C060 JJ11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 術部を観察する観察部もしくは術部を処
    置する電動駆動部を有する手術装置と、 手術用顕微鏡に設けられ、前記手術装置に電源もしくは
    電気信号を供給する電気的な接続部と、 前記手術装置と前記接続部との間に介設され、前記手術
    装置と前記接続部との間を接続する接続手段とを具備
    し、 前記接続手段は、 前記手術装置と着脱可能に接続される第1の取付部と、 前記手術用顕微鏡の接続部と着脱可能に接続される第2
    の取付部と、 前記手術装置と前記接続部とを電気的に接続可能な接点
    部とを有することを特徴とする手術システム。
  2. 【請求項2】 術部を観察する観察部もしくは術部を処
    置する電動駆動部を有する滅菌可能な手術装置と、 術部を拡大観察する観察光学系を有する手術用顕微鏡
    と、 この手術用顕微鏡を滅菌状態で覆う滅菌カバーと、 前記手術用顕微鏡の鏡体部に設けられ、前記手術装置に
    電源もしくは電気信号を供給する電気的な接続部と、 前記手術装置と前記接続部との間に配置され、前記手術
    装置と前記接続部とを電気的に接続可能な接点部を有す
    る接続手段とを具備し、 前記接続手段は、 前記滅菌カバー外に配置され、前記手術装置が着脱可能
    に接続される第1の取付部と、 前記滅菌カバー内に配置され、前記手術用顕微鏡の接続
    部が着脱可能に接続される第2の取付部とを有すること
    を特徴とする手術システム。
  3. 【請求項3】 術部に対し、医療行為を行うための電気
    的に駆動する術具と、前記術部を光学観察可能な手術用
    顕微鏡と、 前記手術用顕微鏡に設けられ、前記術具に対し、電力供
    給可能な電力供給部と、前記電力供給部に対して着脱自
    在に固定されると共に、前記術具と前記電力供給部とを
    電気的に接続する、滅菌可能な接続アダプターとを備え
    ることを特徴とする手術装置。
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