JP4669885B2 - ガス流中の粒子の除去のための装置と方法 - Google Patents

ガス流中の粒子の除去のための装置と方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4669885B2
JP4669885B2 JP2007556994A JP2007556994A JP4669885B2 JP 4669885 B2 JP4669885 B2 JP 4669885B2 JP 2007556994 A JP2007556994 A JP 2007556994A JP 2007556994 A JP2007556994 A JP 2007556994A JP 4669885 B2 JP4669885 B2 JP 4669885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acoustic
gas flow
gas
sound
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007556994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008531913A (ja
Inventor
ヨブソン,エドワード
ウエストベルグ,ヘイジェ
ラングレン,ステファン
ラゲルレフ,ヤコブ ヘイドルン
ダーリン,セシリア
Original Assignee
ボルボ テクノロジー コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ボルボ テクノロジー コーポレイション filed Critical ボルボ テクノロジー コーポレイション
Publication of JP2008531913A publication Critical patent/JP2008531913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669885B2 publication Critical patent/JP4669885B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D51/00Auxiliary pretreatment of gases or vapours to be cleaned
    • B01D51/02Amassing the particles, e.g. by flocculation
    • B01D51/06Amassing the particles, e.g. by flocculation by varying the pressure of the gas or vapour
    • B01D51/08Amassing the particles, e.g. by flocculation by varying the pressure of the gas or vapour by sound or ultrasonics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
    • F01N3/023Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2279/00Filters adapted for separating dispersed particles from gases or vapours specially modified for specific uses
    • B01D2279/30Filters adapted for separating dispersed particles from gases or vapours specially modified for specific uses for treatment of exhaust gases from IC Engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2260/00Exhaust treating devices having provisions not otherwise provided for
    • F01N2260/04Exhaust treating devices having provisions not otherwise provided for for regeneration or reactivation, e.g. of catalyst

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

本発明は概ね、ガス流中の粒子の除去のための装置と方法に関連する。すなわち、内燃機関、好ましくは自動車用のディーゼル機関からの排気ガスを清浄化するために設けられる、ガス流の粒子の除去のための装置と方法に関連する。
ディーゼル機関から生じる排気ガス中の粒子(粉塵、煤煙、有機成分など)の量を減少させる必要は、ますます重要になっている。
概して、先行技術の粒子フィルタは、入口側と出口側のいずれかで隣接の通路が閉塞された多孔壁を備えるセラミック製モノリシック構造を利用している。そのために、粒子が付着した壁をガスが強制的に流される。このタイプのフィルタに関する問題は、フィルタを頻繁に再生する必要を生じさせる大きな圧力低下につながる壁の詰まりである。そのうえ壁の詰まりは、フィルタを破損させる無制御な再生の危険を高める。さらに、フィルタから粉塵を除去するのには通常、保守停止が必要である。
別の原理は、粒子が通路壁と接触してこれに付着するようにガス流に乱流を発生させるのに通路壁が適応している、無孔金属材料で製作された開口非閉塞構造を使用することである。このタイプに関する問題は、「ろ過」効率が低いことであると思われる。つまり、粒子の一部しか壁に付着しないので、高い効率が必要とされる場合には装置を大型にする必要があるのである。
本発明の目的は、効率的な方法で粒子を分離するのと同時に詰まりに対して高い潜在的耐性を持つ、ガス流中の粒子の除去のための装置を提供することである。別の目的は、分離効率と詰まりに対する潜在的な耐性とを併せ持つ、ガス流中の粒子の除去のための方法を提供することである。これらの目的は、それぞれ特許請求の範囲第1項と第17項に含まれる技術的特徴により達成される。従属の特許請求の範囲は、本発明の好適な実施例とさらなる発展形と変形とを含む。
本発明は、多孔材料により少なくとも部分的に囲繞される少なくとも一つのガス流路を包含する、ガス流中の粒子の除去のための装置に関連し、多孔材料に向かう方向のガス移動を誘発する音響にガス流路をさらすための音響露出手段を装置が包含することを特徴とする。この特徴の好適な効果は、ガス流中に存在する粒子が少なくとも部分的にガスの移動に同伴し、主ガス流を多孔材料へ強制的に向けることによりこれを遮る必要なく、粒子を多孔材料に、またはその内部に捕捉させるように粒子の移動を制御できるという結果が得られることである。これにより、例えば、多孔壁により分離される開口した、つまり閉塞されていないガスチャネルを使用し、それでも粒子の大部分を壁に付着させることが可能となる。このような設計は、閉塞通路を用いる先行技術フィルタと比較して、分離の効率がよく、同時に詰まりと大きな圧力低下に対する耐性が高い。粒子の直接移動に加えて、音響は流れに乱流を発生させ、これがさらに多孔材料への粒子の付着を促進する。進歩性を持つ装置は、例えば多孔材料またはフィルタの所定部分に粒子を誘導する、または粒子を凝集させて大きな粒子を形成するのに使用できるので、閉塞フィルタおよび他のタイプのフィルタ装置にも有益である。
本発明の好適な第一実施例において、音響露出手段は、ガス流の主方向と異なる方向に音響を誘導するように配置される。音響露出手段は、ガス流の主方向に対して、少なくとも30°、好ましくは少なくとも60°の角度、好ましくはほぼ垂直に音響を誘導するように配置されることが好ましい。大部分の用途では、ガス流路を音響にさらす好適な作用は角度とともに高まり、ガス流の主方向に対して音響が垂直である点で最高となる。
本発明はまた、多孔材料により少なくとも部分的に囲繞された少なくとも一つのガス流路にガス流を案内する段階を包含する、ガス流中の粒子の除去のための方法に関連する。進歩性を持つ方法は、多孔材料に向かう方向のガス移動を誘発する音響にガス流路をさらす段階を包含することを特徴とする。
以下の図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
図1は、セラミックモノリスの形の本体2がケーシング5の内部に配置された、進歩性を持つ装置1の好適な第1実施例を概略的に示す。本体2は、多孔壁4により分離される開口ガスチャネル3を備える。ラウドスピーカ6がパイプ11に接続され、パイプはケーシング5に接続されている。装置1の作動中、ガスはケーシング5へ、そしてガスチャネル3を図の左から右へ流れる。つまりガス流の主方向はガスチャネル3の長手方向を辿るのである。同時に、ラウドスピーカ6が点線20で示される音響を発生し、音響はパイプ11により本体2およびガスチャネル3へ誘導される。音響の方向は、ガスチャネル3の長手方向に対して基本的に垂直である。こうして、ガスチャネルの長手方向、そしてガス流の主方向に対して垂直な方向に、音響に誘発されたガス移動が達成される。ガス流中に存在する粒子は、ガス移動に同伴し、こうして多孔壁4に、またはその内部に捕捉される。
代替例として、ケーシング5の付近にラウドスピーカ6が配置されてもよい。別の代替例では、様々な位置に載置されるいくつかのラウドスピーカ6が使用されてもよい。
図2は、図1に示された第一実施例と多くの類似点が見られる進歩性を持つ装置1の好適な第二実施例を概略的に示す。しかし、ラウドスピーカ6とパイプ11の代わりに、ケーシング5に作用して必要な音響20を発生させる発振器7が設けられている。
図3は、図1と2にそれぞれ示された第一および第二実施例と多くの類似点が見られる進歩性を持つ装置1の好適な第三実施例を概略的に示す。しかしこの実施例では、音響源は内燃機関8であり、これは、フィルタ装置1が設けられる機関8でもある。膜9が機関8の排気システムと音響接触状態に配置され、ヘルムホルツ共鳴器10が本体2との接続状態に配置され、この共鳴器10は、音響20の通路を形成するようにスリットの形の一つまたはいくつかの開口部12を備える。パイプ11は、音響20を共鳴器10へ誘導するため膜9を共鳴器10と接続する。こうして膜9とパイプ11と共鳴器10と開口部12とは、機関8の排気システムと本体2およびそのガスチャネル3との間に音響接続部を形成する。膜9とパイプ11と共鳴器10とスリット12との形状は、音響20を適切に誘導して、機関排気振動により発生する周波数範囲から選択された音響周波数を増幅するため、形状および長さが調整される。
最高の排気振動効果を得るため、膜9は機関8に近接してタービンエキスパンダなどの上流に設けられることが好ましい。しかし用途によっては、例えば有効スペースの不足のため、膜9を別の位置、例えばケーシング5のガス入口部分に設けることが好都合である場合もある。
ヘルムホルツ共鳴器以外の他の音響共鳴器を使用することも、当然ながら可能である。共鳴器10と開口部12などの音響接続部の部品は、用途の必要性に応じて音響方向および周波数増幅を向上させるように調整されることが好ましい。最適の調整は、音響源、例えば機関のタイプおよび駆動サイクルと、本体2およびガス通路3の構造に左右される。
図4は、単一のガス流路またはチャネル3内でのガス移動を概略的に示す。矢印15は、ガス通路3内を移動する主ガス流を表す。主ガス流は、ガスチャネル3の長手軸を辿る。矢印16は、長手方向には静止しているが、ガスチャネル3の長手軸に対して垂直に、つまりガス流の主方向に対して垂直に誘導される振動音響に露出されるガス流成分のガス移動を表す。矢印17は、長手方向に静止しているが、ガスチャネル3の長手軸に対して約45°の角度に誘導される音響に露出されるガス流成分のガス移動を表す。矢印18は、矢印17で表される場合に、つまり音響がガスチャネル3の長手軸に対して約45°の角度に誘導される場合に、ガスチャネル3の長手軸に対して垂直な方向に結果的に生じるガス移動を示す。
音響誘導ガス移動の速度は(現在温度での)音響の速度に近似するのに対して、主ガス流の速度は用途に左右される。主ガス流がエンジン排気ガス流であるディーゼル機関の用途では、速度は、例えばエンジン負荷とガス流路3の総断面積と温度とに左右される。一般的な値は1〜10m/sの間隔であり、これは概して音響誘発速度よりもはるかに低い。ガスチャネル3を通過する間に粒子が壁4と接触する機会が多くなるように装置1は設計されることが好ましい。振動音響源の振動周波数は、粒子除去効率を高めるように変えられる。
図4の概略図は、角度が0°の場合を除いて、ガスチャネル3の長手軸に対して音響が誘導される角度に関係なく、ガスチャネル3へ誘導される音響が、ガスチャネル3の長手軸に対して垂直な方向に結果的にガス移動を生じさせることを示す。しかし、ガスチャネル3の長手軸に対して垂直な音響の方向は、音響エネルギーを最大に利用する。
多孔材料4で製作されたメッシュまたはネットなど、ガス流路3が平行でない場合には、音響の方向をガス流の主方向と関連付ける方がよい。
音響の方向に加えて、ガス流中の粒子の移動に対する作用は、ガス流路3に誘導される音響の高レベルの音響パワーに左右される。この音響パワーは、強度で、つまり単位面積あたりの作用で表され、例えばW/mという単位を用いて表現される。原則として、粒子の移動に対する作用は、所与のシステムについては、ガス流路3における音響強度が高くなるにつれて大きくなる。
本体2またはガスチャネル3の強度は、パイプ11とケーシング5と共鳴器10などの音響露出手段と、音響源のタイプ、パワー、位置とに左右される。概して、音響源パワーのごく一部のみが音響パワーに変換される。
多孔壁または材料4にまたはその内部に粒子を捕捉するのに必要な音響強度は、音響が誘導されるガスチャネル3の長手軸に対する角度、粒子のサイズまたはサイズ分布、ガスチャネル3と多孔壁4の形状、主ガス流の性質に左右される。
重要な音響性質は、音響の波長に関連する周波数である。およそ100Hz未満の周波数では、たいていの場合、波長は本体2およびガスチャネル3と比較して長い。この周波数間隔では、周波数は、粒子を捕捉する装置1の能力にわずかな影響しか持たないようである。しかし、それ以下では粒子の捕捉が効率的ではなくなる周波数の下限があるだろう。
図1に見られる実施例による実験では、25と45Hzの周波数を持つ正弦音波と28と12Wのラウドスピーカパワーとを用いた良好な粒子分離性質が見られた。分離は、原則として音響源のパワーに比例する。周波数はあまり重要でない。
本発明の好適な実施例では、捕捉された煤煙の除去を向上させるため、煤煙酸化触媒材料が多孔材料4に少なくとも部分的に設けられる。煤煙酸化反応速度をさらに向上させるため、装置1は、触媒材料の表面に近接したガス成分の質量移動勾配を多様化するのに適した高い周波数を持つ第2タイプの音響を発生させるのに適していることが好ましい。こうして、壁4における煤煙の収集は、連続的な高い煤煙分離を可能にするのに十分に低いレベルに維持される。この第2音響は、粒子の捕捉に使用される音響に重ねられ、例えば、1または2台のラウドスピーカを使用することにより、またはラウドスピーカ6と機関8など異なる音響源を組み合わせることにより達成される。
NO還元反応において可能な質量移動限界を高めるために煤煙またはHCと同時にNO還元が実施される場合には、このような第2周波数音響も有益である。
本発明は上述した実施例に限定されず、以下の特許請求の範囲の枠組み内でいくつかの変形が可能である。例えば、図1〜3に見られるように従来のセラミックモノリスの形で本体2に含まれる平行ガスチャネル3を使用する必要はない。非平行ガス流路3を、例えば多孔材料4で製作されるメッシュまたはネット状構造で形成できる。他の代替例はプレート間またはパイプにガス流路3を形成することである。
さらに、セラミックの代わりに、金属を使用して本体2を形成できる。
本体2の外側のみに音響露出手段(6,7,8,9,10,11,12)を配置する代わりに、ガス流路3の設計に応じて、例えばエンジン8により発生されるガス流に音響パルスを誘導するため、本体2内のガス流路3に近接して反射手段を配置することが可能である。
さらに、本発明は、フィルタを通る輸送の間のガス流の乱れを増加させる設計など、ろ過を改善する他の手段と組み合わせることもできる。
本発明の好適な第一実施例を概略的に示す。 本発明の好適な第二実施例を概略的に示す。 本発明の好適な第三実施例を概略的に示す。 単一のガスチャネル内のガス移動を概略的に示す。
符号の説明
1 装置
3 ガスチャネル(ガス流路)
4 多孔壁(多孔材料)
6,7,8,9,10,11,12 音響露出手段
20 音響

Claims (21)

  1. 多孔材料(4)により少なくとも部分的に囲繞される少なくとも一つのガス流路(3)を構成する、ガス流中の粒子の除去のための装置(1)であって、
    前記装置(1)は、前記ガス流路(3)内を流れるガス流の主方向に対して異なる方向から音響(20)を発するように配置される音響露出手段(6,7,8,9,10,11,12)を備え、該音響露出手段の音響(20)により、前記ガス流路(3)内を流れるガスに対して前記多孔材料(4)へ向かう動きを与えることを特徴とする装置(1)。
  2. 前記音響露出手段(6,7,8,9,10,11,12)が、前記ガス流の前記主方向に対して、少なくとも30°、好ましくは少なくとも60°の角度、好ましくはほぼ垂直に、前記音響(20)を誘導するように配置されることを特徴とする請求項に記載の装置(1)。
  3. 前記装置(1)が、多孔壁(4)により仕切られる複数のガスチャネル(3)の形で少なくとも一つのガス流路(3)と多孔材料(4)とを備える本体(2)を構成することを特徴とする請求項1または2に記載の装置(1)。
  4. 前記複数のガスチャネル(3)がほぼ平行であることを特徴とする請求項に記載の装置(1)。
  5. 前記本体(2)を包囲するケーシング(5)を構成することを特徴とする請求項またはに記載の装置(1)。
  6. 前記音響露出手段が音響源(6,7,8)を構成することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の装置(1)。
  7. 前記音響源が発振器(7)を構成することを特徴とする請求項に記載の装置(1)。
  8. 前記音響源がラウドスピーカ(6)であることを特徴とする請求項に記載の装置(1)。
  9. 前記音響源が内燃機関(8)であることと、前記音響露出手段が、前記ガス流路(3)と該機関(8)の排気システムとの間の音響接続部(9,10,11,12)を構成することと、を特徴とする請求項に記載の装置(1)。
  10. 前記音響接続部(9,10,11,12)が、前記排気システムとの音響接触状態に配置された膜(9)と、前記本体(2)に関連して配置された音響共鳴器(10)とを構成し、該共鳴器(10)が、前記音響(20)の通路を形成するように一つまたはいくつかの開口部(12)を備えることを特徴とする請求項に記載の装置(1)。
  11. 前記音響源を形成する前記機関が、前記装置が設けられる機関でもあることを特徴とする請求項10に記載の装置(1)。
  12. 前記装置(1)が、内燃機関(8)からの排気ガスを清浄化するように設けられることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の装置(1)。
  13. 煤煙酸化触媒材料が少なくとも部分的に前記多孔材料(4)に設けられることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の装置(1)。
  14. 前記音響露出手段(6,7,8,9,10,11,12)は、前記ガス流路(3)を流れるガス中の粒子を前記多孔材料(4)へ、および/または少なくとも部分的に該多孔材料内で移動させるのに適した強度および周波数で、少なくとも一つの前記ガス流路(3)を音響(20)にさらすように配置されることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の装置(1)。
  15. 前記音響露出手段(6,7,8,9,10,11,12)は、触媒材料の表面に近接したガス成分の質量移動勾配を多様化するのに適した強度および周波数の第2タイプの音響(20)に、少なくとも一つの前記ガス流路(3)をさらすように配置されることを特徴とする請求項13または14に記載の装置(1)。
  16. 多孔材料(4)に少なくとも部分的に囲繞された少なくとも一つのガス流路(3)に前記ガス流を案内する段階を構成する、ガス流中の粒子の除去のための方法であって、
    前記ガス流路(3)内を流れるガス流の主方向に対して異なる方向から音響(20)を発し、該音響(20)により、前記ガス流路(3)内を流れるガスに対して前記多孔材料(4)へ向かう動きを与えることを特徴とする方法。
  17. 前記音響(20)が、前記ガス流の前記主方向に対して、少なくとも30°、好ましくは少なくとも60°の角度、好ましくはほぼ垂直に誘導されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記音響(20)は、前記ガス流路(3)を流れるガス中の粒子を前記多孔材料(4)へ、および/または少なくとも部分的に該多孔材料内で移動させるのに適した強度および周波数を、有することを特徴とする請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記音響(20)は、前記多孔材料(4)に少なくとも部分的に設けられた触媒材料の表面に近接したガス成分の質量移動勾配を多様化するのに適した強度および周波数を、さらに有することを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記音響(20)がラウドスピーカ(6)により発生されることと、該音響が該ラウドスピーカ(6)から前記ガス流路(3)へ誘導されることと、を特徴とする請求項16ないし19のいずれかに記載の方法。
  21. 前記音響(20)が内燃機関(8)により発生されることと、該音響が該機関(8)から前記ガス流路(3)へ誘導されることと、を特徴とする請求項16ないし19のいずれかに記載の方法。
JP2007556994A 2005-02-24 2005-02-24 ガス流中の粒子の除去のための装置と方法 Expired - Fee Related JP4669885B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE2005/000283 WO2006091136A1 (en) 2005-02-24 2005-02-24 Arrangement and method for removal of particulates in a gas flow

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008531913A JP2008531913A (ja) 2008-08-14
JP4669885B2 true JP4669885B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=36927681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007556994A Expired - Fee Related JP4669885B2 (ja) 2005-02-24 2005-02-24 ガス流中の粒子の除去のための装置と方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8387363B2 (ja)
EP (1) EP1856384B1 (ja)
JP (1) JP4669885B2 (ja)
CN (1) CN101128652B (ja)
AT (1) ATE553288T1 (ja)
BR (1) BRPI0519875B1 (ja)
WO (1) WO2006091136A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103879350A (zh) * 2014-03-12 2014-06-25 沈阳理工大学 一种车船用消除雾霾的方法
EP3341111B1 (en) 2015-08-24 2020-09-30 Zeteo Tech, Inc. Coating of aerosol particles using an acoustic coater
US10159925B2 (en) * 2016-01-12 2018-12-25 Aurabeat Holdings Limited Acoustic aided air filter and a method of air filtration thereof
CN106823665B (zh) * 2016-12-29 2022-10-18 中国计量大学 一种基于多孔板振动的声波团聚装置及其除尘方法
DK179734B1 (en) * 2017-09-05 2019-04-29 MAN Energy Solutions Combustion engine system
CN113294226B (zh) * 2021-06-30 2022-06-03 同济大学 一种基于超声波除颗粒物的颗粒捕集器
CN113565607B (zh) * 2021-08-31 2022-06-03 吉林大学 一种三元催化转化器防堵塞结构
CN114405199B (zh) * 2022-02-25 2023-05-26 中国石油大学(北京) 一种声场强化聚结分离系统
US11708986B1 (en) * 2022-07-12 2023-07-25 Intellytic Ventures Ltd Smart IoT energy saving sound wave air filter system and use for air purifiers and a method of air filtration thereof
DE102023107602A1 (de) * 2023-03-27 2024-10-02 Ruhr-Universität Bochum, Körperschaft des öffentlichen Rechts Verfahren zur direkten Mechanokatalyse

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316613A (ja) * 1989-06-14 1991-01-24 Omron Corp エアクリーナ
JPH06509406A (ja) * 1990-11-27 1994-10-20 ユーロピーアン アトミック エナージー コンミュニティ (ユーラトム) 排気ガスの煙霧処理用音響室
JPH1076126A (ja) * 1996-08-30 1998-03-24 Amano Corp 浮遊粒子の超音波収集方法とその装置
JP2003214138A (ja) * 2002-01-28 2003-07-30 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 排ガス浄化装置及び排ガス浄化方法
JP2003214600A (ja) * 2002-01-17 2003-07-30 Jfe Engineering Kk 多孔質体に対する流体通過方法及びその装置
JP2003222017A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 排ガス浄化装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4211075A (en) 1978-10-19 1980-07-08 General Motors Corporation Diesel engine exhaust particulate filter with intake throttling incineration control
GB2098498B (en) * 1980-10-27 1984-08-22 Secr Defence Separating particles from fluid
US4462812A (en) 1982-12-08 1984-07-31 General Motors Corporation Ceramic monolith particulate trap including filter support
JPH03210010A (ja) * 1990-01-10 1991-09-13 Mazda Motor Corp ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置
DE4200552C2 (de) * 1992-01-11 1994-07-14 Daimler Benz Ag Rußfilter für Verbrennungs-, insbesondere Dieselmotoren
US5419877A (en) * 1993-09-17 1995-05-30 General Atomics Acoustic barrier separator
FR2747941B1 (fr) * 1996-04-30 1998-05-15 Commissariat Energie Atomique Filtre electrostatique a procede de decolmatage rapide sans rupture de confinement
CN2363068Y (zh) * 1999-03-19 2000-02-09 宁志民 超声波机动车尾气净化器
DE60122688T2 (de) 2000-03-21 2008-02-07 Silentor Holding A/S Schalldämpfer mit einem oder mehreren porösen körpern
CA2374749C (en) * 2000-03-27 2005-08-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust gas purification device
GB2362115A (en) * 2000-05-12 2001-11-14 Ford Global Tech Inc Removal of particles from ic engine exhaust gas using sound
US7174707B2 (en) * 2000-06-09 2007-02-13 Volvo Lastvagnar Ab Regeneration of a filter by the use of a tone generator
SE516061C2 (sv) * 2000-06-09 2001-11-12 Volvo Lastvagnar Ab Arrangemang och metod för rengöring av partikelfilter med hjälp av en tongenerator
CN2428576Y (zh) * 2000-07-05 2001-05-02 夏高鹏 汽、柴油机车尾气电子净化器
US6749666B2 (en) * 2002-04-26 2004-06-15 Board Of Regents, The University Of Texas System Modulated acoustic aggiomeration system and method
US7056366B2 (en) * 2002-06-17 2006-06-06 Technion Research And Development Foundation, Ltd Method and apparatus for increasing the operating lifetime of gas filters by an acoustic field
JP4369141B2 (ja) * 2003-02-18 2009-11-18 日本碍子株式会社 ハニカムフィルタ及び排ガス浄化システム
US7282147B2 (en) * 2003-10-07 2007-10-16 Phase Inc. Cleaning hollow core membrane fibers using vibration
US7468085B2 (en) * 2005-12-19 2008-12-23 Caterpillar Inc. System and method for cleaning a filter

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316613A (ja) * 1989-06-14 1991-01-24 Omron Corp エアクリーナ
JPH06509406A (ja) * 1990-11-27 1994-10-20 ユーロピーアン アトミック エナージー コンミュニティ (ユーラトム) 排気ガスの煙霧処理用音響室
JPH1076126A (ja) * 1996-08-30 1998-03-24 Amano Corp 浮遊粒子の超音波収集方法とその装置
JP2003214600A (ja) * 2002-01-17 2003-07-30 Jfe Engineering Kk 多孔質体に対する流体通過方法及びその装置
JP2003214138A (ja) * 2002-01-28 2003-07-30 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 排ガス浄化装置及び排ガス浄化方法
JP2003222017A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 排ガス浄化装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006091136A1 (en) 2006-08-31
CN101128652B (zh) 2011-07-27
EP1856384B1 (en) 2012-04-11
EP1856384A1 (en) 2007-11-21
CN101128652A (zh) 2008-02-20
JP2008531913A (ja) 2008-08-14
BRPI0519875A2 (pt) 2009-03-24
US8387363B2 (en) 2013-03-05
ATE553288T1 (de) 2012-04-15
US20090217651A1 (en) 2009-09-03
BRPI0519875B1 (pt) 2018-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4669885B2 (ja) ガス流中の粒子の除去のための装置と方法
US7468085B2 (en) System and method for cleaning a filter
JP5292534B2 (ja) 排気浄化装置
JP2011528416A (ja) 自動車の排気ガス浄化用フィルタ装置
US7739869B2 (en) Diesel particulate filter performance using sonic particle agglomeration
JPWO2007102436A1 (ja) 排ガス浄化装置およびフィルタ再生装置
CN111542687B (zh) 废气净化装置
CN106285874B (zh) 一种车辆用复合消声器
CN212337494U (zh) 一种可降噪除尘的车载发电机组进排气装置
CN111441886A (zh) 一种可降噪除尘的车载发电机组进排气装置
JP2001098926A (ja) ディーゼルエンジンの排気浄化装置
CN218030331U (zh) 一种农机上的尾气净化消声器
JP2008208749A (ja) ディーゼルエンジン用黒煙浄化装置
JPS595138Y2 (ja) 排気浄化器兼用消音器
JP2001193438A (ja) 消音装置および排ガス浄化消音装置
JPH08189340A (ja) 消音機能付きバイパス管を備えたディーゼルパティキュレートフィルタ装置
KR101834387B1 (ko) 디젤엔진용 능동형 소음기
KR100763362B1 (ko) 전차용 소음기
JP4319816B2 (ja) 内燃機関の排気ガス浄化装置
CN117211939A (zh) 一种老式特种车辆尾气后处理装置的设计方法
TW558593B (en) Graphite reducing apparatus
JP2002256845A (ja) 排気浄化装置
TW562897B (en) Exhaust emission control device for internal combustion engine
JP2009030498A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPH06212943A (ja) エンジンの排気浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100622

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100624

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100629

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees