JP2001193438A - 消音装置および排ガス浄化消音装置 - Google Patents

消音装置および排ガス浄化消音装置

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JP2001193438A
JP2001193438A JP37715699A JP37715699A JP2001193438A JP 2001193438 A JP2001193438 A JP 2001193438A JP 37715699 A JP37715699 A JP 37715699A JP 37715699 A JP37715699 A JP 37715699A JP 2001193438 A JP2001193438 A JP 2001193438A
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Takeshi Hatanaka
武史 畑中
Hiroshi Hatanaka
宏史 畑中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディーゼル車等のエンジン排ガスを消音し、
かつ、低コストで効果的に清浄可能な消音装置および排
ガス浄化消音装置を提供することを目的とする。 【構成】 ケーシング16内に形成された拡張室28内
に複数段のスクリーン部材60を配置してインレットパ
イプ12から拡張室28に流入した排ガスを消音、微粒
子を分離するものにおいて、各スクリーン部材60が排
ガスを収縮、拡張させるとともに微粒子を分離するため
のガス流分割手段70、72、74を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は燃焼装置用の消音装
置および排ガス浄化装置に関し、とくに、ガスタービン
やディーゼルエンジン等の内燃機関用消音装置ならびに
排ガス浄化消音装置に関する。
【0002】
【従来技術】 米国特許第4,345,429号にはデ
ィーゼルエンジンの排気系に触媒装置ならびに黒煙除去
装置を組み合わせた排ガス浄化システムが開示され、米
国特許第4,656,831号にはエンジンの排気系か
ら分岐したバイパスパイプに微粒子除去フィルタおよび
触媒装置からなる排ガス浄化システムが提案されてい
る。これら技術では排ガスシステムが複雑、大型化する
ため、実用的ではない。米国特許第5,121,602
号および同第第5,785,030号にエンジンの排気
システムにマフラーおよび微粒子除去装置を組み込んだ
排ガス浄化装置が提案されているがこれら装置はいずれ
も排気システムが複雑化するとともに高価となる。とく
に、近年、ディーゼルエンジンの黒煙に含まれる微粒子
による大気汚染および精子減少や喘息等の重大な健康被
害に対して、上述の公知技術は充分に対応していない。
【0003】 とくに、ディーゼルエンジンの排気ガス
の有効な対策として、米国特許第5,457,945
号、同第5,571,298号、同第5,655,36
6号、同第5,682,740号、同第5,809,7
77号および同第5,853,437号にはエンジンの
マフラーの上流側に配置したディーゼル微粒子除去フィ
ルタ(以下DPFと称する)が提案されている。これら
DPFはいずれも多孔質焼結体またはセラミック繊維材
等のフィルタを利用してディーゼル微粒子を捕集する構
造を採用しているが、バティキュレートと呼ばれる微粒
子はサブミクロンから数十ミクロンのサイズであるた
め、フィルタの開口部が必然的に狭くなって圧力損が大
きくなり、エンジンの燃費が低下するとともにエンジン
出力が低下する。さらに、フィルタの使用に伴なって、
フィルタの目詰りがはげしくなり、捕集効率が低下す
る。このため、フィルタに直接電熱ヒータを配置して、
フィルタを高温に過熱して微粒子を焼却除去する方法が
採られているが、DPFが自動車や他の乗物に搭載され
たときに、熱応力および振動によってひび割れが生じて
破損に至るケースが多い。しかも、フィルタの微小口に
微粒子の焼却灰が残留して、圧力損が高くなると同時に
微粒子の捕集効率が著しく劣化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 従来のエンジンにお
いて、DPFはマフラーと一緒に使用しなければならな
いため、圧力損が高まって燃費も悪くなる。しかも排ガ
ス中の有害成分の分解用としてフィルタ表面に白金、パ
ラジウム等の希少金属からなる触媒金属を付着したもの
は排ガス中の黄硫成分による触媒劣化がはげしく、短寿
命である。他の重大な欠点は、従来のDPFはバティキ
ュレートの捕集効率が低いだけでなく、エンジン出力が
低下し、しかも、非常に高価であるため、広く普及させ
ることが困難である。
【0005】 本発明の目的は排気系の圧力損を少なく
してエンジン出力を向上させ、消音効果が高く、しか
も、パティキュレートの捕集効率が高く、長寿命で極め
て低コストの消音装置および排ガス浄化消音装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】 本願第1発明の消音装
置は、排ガス導入用インレットパイプとアウトレットパ
イプを有するケーシングと、ケーシング内に形成されて
いてインレットパイプおよびアウトレットパイプに連通
する拡張室と、拡張室内に配置された複数段のスクリー
ン部材とを備え、各スクリーン部材が排ガスから多数の
分流を形成しながらこれらを収縮、拡張させ、さらに直
進流と偏向流とに分割してこれらを衝突干渉させるとと
もに排ガス中の微粒子をトラップするガス流分割手段を
備えることにより達成される。
【0007】 本願第2発明の排ガス浄化消音装置は、
排ガス導入用インレットパイプとアウトレットパイプを
有するケーシングと、ケーシングを仕切って第1および
第2コンパートメントに区画する隔壁板と、第1コンパ
ートメント内に形成されてそれぞれインレットパイプお
よびアウトレットパイプに連通する第1および第2拡張
室と、第1および第2拡張室との間に形成されてインレ
ットパイプおよび第1拡張室と連通する中間室と、中間
室内に配置されて排ガスを消音するとともに粗大微粒子
を分離して1次清浄ガスを生成する1次分離手段と、第
1拡張室に配置されていて1次清浄ガスから多量の分流
を形成しながら直進流と偏向流とに分割してこれらを衝
突干渉させるとともに1次清浄ガス中の残存微粒子を分
離して第1拡張室内で2次清浄ガスを生成する2次分離
手段と、第1拡張室内の2次清浄ガスを第2拡張室に流
入させる連通パイプとを備えることにより達成される。
【0008】
【作用】 本発明の消音装置および排ガス浄化消音装置
において、ケーシング内に形成された拡張室内に、排ガ
スを直進流と偏向流とに分割してこれらを衝突干渉させ
て消音させながら微粒子をトラップするガス流分割手段
を備えるスクリーン部材を複数枚積層して配置すること
により、高い消音効果と高い微粒子捕集効果を同時に達
成するようにしたものである。
【0009】
【実施例】 以下、本発明の望ましい実施例につき図面
を参照して詳細に説明する。図1および図2は本発明の
望ましい実施例による排ガス浄化消音装置10を示す。
消音装置10はディーゼルエンジン等の内燃機関の排気
系に連結されて排ガスを導入するインレットパイプ12
と、大気に清浄排ガスを放出するアウトレットパイプ1
4を備えたケーシング16を備える。ケーシング16は
その上部および下部にそれぞれ第1および第2コンパー
トメント18、20を備え、これらは水平に延びる隔壁
板22により仕切られている。第1コンパートメント1
8内には間隔をおいて仕切板24、26が配置され、こ
れらにより第1、第2拡張室28、30および共鳴室ま
たは拡張室として機能する中間室32が区画される。一
方、第2コンパートメント20は後述の如く微粒子回収
チャンバとして機能する。第1、第2拡張室28、30
は連通パイプ38で連通しており、これは仕切板24、
26により支持される。
【0010】 図1において、インレットパイプ12の
後流側開口部12a内には螺旋部材からなる旋回流発生
部材34が配置され、排ガスGに旋回流が与えられる。
中間室32内には排ガス中の粗大微粒子を分離するとと
もに騒音を減衰する増速分離装置36が配置される。増
速分離装置36は同心的な外筒38および内筒40と、
コーン状案内路42と、環状通路44と、粗大微粒子P
と1次清浄ガスC1とを分離する分離ディスク46と、
内筒40の内側に延びていて仕切板24に支持された連
結パイプ48とを備える。外筒38の前縁はインレット
パイプ12の開口部12aに連結され、支持部材50に
より隔壁板22に固定される。隔壁板22は分離ディス
ク46から排出された粗大微粒子Pを回収するための透
孔52を備える。外筒38の後縁には内側に延びていて
微粒子Pを透孔52内へ進入させるための折曲部38a
が形成される。このように旋回流発生手段34および増
速分離手段36は消音と同時に排ガスG中の粗大微粒子
Pを分離するための1次分離手段として機能する。中間
室32は大容積の微粒子回収チャンバ20と透孔52を
介して連通しているため、大容積の共鳴室を構成する。
このため、排ガスの一部は中間室32および第2コンパ
ートメント20に進入し、拡散共鳴作用により消音され
る。
【0011】 第1拡張室28において、連通パイプ3
8と連結パイプ48との間には消音と残存微粒子分離の
ための2次分離手段54が配置される。2次分離手段5
4は振動板56、58間に保持された複数段の積層され
たスクリーン部材60を備える。振動板56、58はそ
れぞれケーシング16の上部内壁および隔壁板22にそ
れぞれ固定されたガイド部材62、64の内側にスライ
ド可能に保持され、それぞれ振動バネ66、68により
弱いバネ圧で押圧されている。上部振動板56はガス抜
き穴56aを備え、一方、下部振動板58はスクリーン
部材60にトラップされた微粒子を下方に落下させて、
これを複数の透孔22aを介して第2コンパートメント
22に回収するための透孔58aを有する。振動板5
6、58と振動バネ66、68は2次分離手段54を垂
直方向に振動させるための振動手段として作用する。第
1拡張室28に流入した第1清浄ガスC1はその中で膨
張、拡散、共鳴作用を通じて消音され、さらに、2次分
離手段54により多量の乱流が発生され、乱流どおしが
干渉して効率よく消音する。さらに、排ガス中の残留微
粒子がトラップされ、第2清浄ガスC2を生成する。
【0012】 図3、図4において、各スクリーン部材
60は約30°〜40°の鋭角θで分岐している複数の
第1、第2波状部70、72と、これら波状部により形
成された斜交ハニカム開口部74とを備える。第1波状
部70はその中央に向って下方向に傾斜している第1、
第2傾斜部70a、70cと、中央傾斜部70bとを備
え、第2波状部72は上方向に湾曲した曲面形状を有す
る。第1波状部70の中央傾斜部70bと第2波状部7
2の中央部72aは互いに連結されている。第1、第2
傾斜部70a、70cおよび中央傾斜部70bと第2波
状部72はスクリーン部材60の平面Aに対して鋭角α
の中心線Bを有する斜交ハニカム開口部74を有する。
図4に示すように、中心線Bにおいて斜交ハニカム開口
部74は最大の開口率約90〜95%を有するため、圧
損が極めて小さい。排ガスC1がスクリーン部材60に
衝突すると、微粒子は波状部70、72によりトラップ
され、ガス成分は波状部70、72によりガイドされて
収縮され、多数のハニカム開口部74に流入してガス流
C1に対して斜交するように分流され、ハニカム開口部
74から分流が流出したときに、これらの分流は拡張さ
れる。このとき、平面Aに対して直角な直進流F1がガ
ス流C1から分流されてハニカム開口部74に進入し、
ハニカム開口部74を通過した他の分流、すなわち、偏
向流F2と衝突干渉する。このように、第1清浄ガスC
1はスクリーン部材60の収縮、拡張作用による1次消
音と、直進流と偏向流との衝突干渉による2次消音とに
より騒音が減衰される。1次清浄ガスの進行方向に沿っ
て多数段のスクリーン部材60がスタックされているた
め、1次消音と2次消音は多数段で繰り返し行なわれ、
圧損を増大させることなく騒音エネルギーが効果的に低
減される。
【0013】 図1、図2に戻って、第2清浄ガスC2
は連通パイプ38を経て第2拡張室30に流入し、ここ
で膨張、拡散、共鳴作用を通じてさらに消音される。図
1において、第2拡張室30はアウトレットパイプ14
の上流側開口部に隣接して配置されたプラズマ処理手段
80を備える。プラズマ処理手段80はケーシング16
に支持された絶縁端子台82、84、86、88と絶縁
部材90と、複数の放射電極92と、図3、図4に示し
たスクリーン部材からなるスクリーン電極94とを備え
る。放射電極92は電極板96を介して高周波プラズマ
電源98に接続され、スクリーン電極94は接地され
る。放射電極92とスクリーン電極94との間には高周
波パルス電源98からパルスピーク電圧1kV〜30k
V、パルス周波数10Hz〜30kH、パルス幅1ナノ
秒〜20マイクロ秒、立ち上り時間100kV/ナノ秒
〜100V/ナノ秒の高電圧パルスが印加されてスクリ
ーン電極94の表面上に多量の非平衡プラズマ100が
発生される。このとき、排ガスC2中のHC、CO、N
OX、SOXが分解され、無害化される。このように、
第2清浄ガスC2中のNOX、SOXは98%以上の確
率で清浄化されてアウトレットパイプ14から大気に放
出される。
【0014】 図1、図2において、第2コンパートメ
ント20はその中の微粒子に空気を供給するための空気
供給パイプ102と、微粒子を空気の存在下で着火して
これを焼却除去するための電熱ヒータ104とを備え
る。エアパイプ102はその前端にほこりや雨の進入を
防止するためのキャップ106と、空気供給口108と
を備える。自動車が前進するとき、空気は空気供給口1
08を経由して、多数の噴出口102aから第2コンパ
ートメント20内に空気を供給する。ヒータ104は端
子110を経て図示しない制御回路を介して公知のバッ
テリに接続され、断続的に電力が供給されて微粒子を着
火点以上に加熱する。なお、図示していないが、第2コ
ンパートメント20内に微粒子センサを配置して、この
レベルが一定量に達したときにヒータに電力を供給する
ようにしても良い。ケーシング16の底部には焼却灰を
外部に取り出すためのシャッター112と、長手方向に
延びるシャッターガイド114が配置され、シャッター
112はシャッターガイド114内でスライドする。
【0015】 上記構成において、インレットパイプ1
2の排ガスGに旋回部材34により旋回流が与えられ、
排ガスGは旋回しながら増速分離装置36内に侵入し、
環状通路44に流入する。このとき、遠心力により粗大
微粒子Pは環状通路44の内周を後流側方向に通過して
ディスク46から外筒38の外側に排出され、1次清浄
ガスC1は内筒40と連結パイプ48との間を通過し
て、連結パイプ48を経て第1拡張室28に流入する。
中間室32では清浄作用と同時に排ガスが共鳴作用によ
り消音される。第1拡張室28内において1次清浄ガス
C1は膨張、拡散、共鳴作用により消音され、さらに、
2次分離手段54の複数段のスクリーン部材60によっ
て、何度も、すなわち、複数段において収縮、拡張、吸
音作用が繰り返されて効率的に消音される。しかも、前
述したように1次清浄ガスC1中の残留微粒子もスクリ
ーン部材60によって効率的に除去されて2次清浄ガス
C2が生成される。スクリーンにトラップされた微粒子
は自動車の上下振動もしくは排ガスの脈動に反応して振
動する振動手段56、58、66、68によってスクリ
ーン部材60が上下動するときにスクリーン表面から自
然に落下して、透孔22aを経て第2コンパートメント
20内に落下し、そこに堆積される。2次清浄ガスC2
は連通パイプ38を経て第2拡張室30に流入し、ここ
で膨張、拡散、共鳴作用により再度消音され、排気パイ
プ14の上流側開口部のスクリーン電極94を通過して
パイプ14内に流入する。このとき、スクリーン電極9
4の表面上には複数のプラズマ領域100が形成されて
いるため、2次清浄ガスC2のほぼ100%がプラズマ
と接触して効率的にNOX、SOX、HC等が分離され
た後、アウトレットパイプ14から大気に放出される。
【0016】
【発明の効果】 以上より明らかなように、本発明の消
音装置および排ガス浄化消音装置は小型高性能、低コス
ト、長寿命とすることができ、圧損も極めて小さくで
き、エンジンの燃費およびエンジン出力を著しく向上す
る。そのため、本発明の消音装置はトラック、バス、S
UV(スポーツ ユティリティ ビークル)やガスター
ビンあるいはディーゼル発電機、もしくは船舶に広く普
及させることが可能となり、環境上貢献度大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の望ましい排ガス浄化消音装置の断面
図である。
【図2】 図1のII−II線の断面図である。
【図3】 図1のスクリーン部材の拡大図である。
【図4】 図3のIV−IV線の断面図である。
【符号の説明】
12 インレットパイプ、 14 アウトレットパイ
プ、16 ケーシング、 28、30 第1、第2拡張
室、32 中間室、 34 螺旋部材、 36 1次増
速分離手段、38 連通管、 54 2次分離手段、
80 プラズマ処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 1/08 F01N 1/08 R

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ガス導入用インレットパイプとアウト
    レットパイプを有するケーシングと、ケーシング内に形
    成されていてインレットパイプおよびアウトレットパイ
    プに連通する拡張室と、拡張室内に配置された複数段の
    スクリーン部材とを備え、各スクリーン部材が排ガスか
    ら多数の分流を形成しながらこれらを収縮、拡張させ、
    さらに直進流と偏向流とに分割してこれらを衝突干渉さ
    せるとともに排ガス中の微粒子をトラップするガス流分
    割手段を備える消音装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ガス流分割手段が互
    いに連結された第1および第2波状部と、これらの間に
    形成された斜交ハニカム開口部とを備え、第1および第
    2波状部の中間部が互いに連結されていて、第1波状部
    が排ガスの分流を収縮させ、斜交ハニカム開口部が直進
    流と偏向流とを形成する消音装置。
  3. 【請求項3】 排ガス導入用インレットパイプとアウト
    レットパイプを有するケーシングと、ケーシングを仕切
    って第1および第2コンパートメントに区画する隔壁板
    と、第1コンパートメント内に形成されてそれぞれイン
    レットパイプおよびアウトレットパイプに連通する第1
    および第2拡張室と、第1および第2拡張室との間に形
    成されてインレットパイプおよび第1拡張室と連通する
    中間室と、中間室内に配置されて排ガスを消音するとと
    もに粗大微粒子を分離して1次清浄ガスを生成する1次
    分離手段と、第1拡張室に配置されていて1次清浄ガス
    から多量の分流を形成しながら直進流と偏向流とに分割
    してこれらを衝突干渉させるとともに1次清浄ガス中の
    残存微粒子を分離して第1拡張室内で2次清浄ガスを生
    成する2次分離手段と、第1拡張室内の2次清浄ガスを
    第2拡張室に流入させる連通パイプとを備える排ガス浄
    化消音装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、さらに、第2拡張室
    内に配置されていて2次清浄ガスをプラズマ処理するプ
    ラズマ処理手段を備える排ガス浄化消音装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、プラズマ処理手段が
    アウトレットパイプの前縁に隣接するスクリーン電極と
    放射電極とを備える排ガス浄化消音装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、1次分離手段がイン
    レットパイプの後流側で排ガスに旋回流を発生させる旋
    回流発生手段と、旋回流を増速させながら排ガス中の粗
    大微粒子と1次清浄ガスとを分離する増速分離手段と、
    1次清浄ガスを第1拡張室に供給する連結パイプとを備
    える排ガス浄化消音装置。
  7. 【請求項7】 請求項4または5において、第2コンパ
    ートメントが微粒子回収チャンバとして機能し、さら
    に、隔壁板が1次および2次分離手段から分離された微
    粒子を第2コンパートメント内に流入させる複数の透過
    口を備える排ガス浄化消音装置。
  8. 【請求項8】 請求項4または5において、2次分離手
    段が複数枚のスクリーン部材を備え、各スクリーン部材
    が1次清浄ガスから多数の分流を形成しながら直進流と
    偏向流とに分割してこれらを衝突干渉させるとともに1
    次清浄ガス中の残存微粒子を分離するガス流分割手段を
    備える排ガス浄化消音装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、ガス流分割手段が1
    次清浄ガス中の残存微粒子をトラップする互いに連結さ
    れた第1および第2波状部と、第1および第2波状部間
    に形成されて多数の分流を形成する斜交ハニカム開口部
    とを備える排ガス浄化消音装置。
  10. 【請求項10】 請求項6または7において、さらに、
    第2コンパートメント内に微粒子を焼却除去する加熱手
    段を備える排ガス浄化消音装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、加熱手段が空気
    供給パイプと、微粒子を着火させる電熱手段を備える排
    ガス浄化消音装置。
  12. 【請求項12】 請求項8において、さらに、スクリー
    ン部材を振動させてトラップ微粒子を分離落下させる振
    動手段を備える排ガス浄化消音装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005006731A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Teijin Ltd 酸素濃縮装置
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CN114700175A (zh) * 2022-04-12 2022-07-05 如皋市井上捏和机械厂 一种捏合机的收缩式废气排气装置

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