JP4663768B2 - 電子写真感光体を備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
より詳細には、本発明は、電子写真方式の画像形成、特にカラープリンタなどのフルカラー画像形成や多色画像形成に用いられる電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置に関する。
通常、上記の感光体は、導電性材料からなる導電性基体上に光導電性材料を含有する感光層が積層されて構成されている。
さらに、有機系感光体は、感光層を、例えば浸漬塗布法に代表される容易かつ安価な方法で形成できるという特徴を有しているので、現在では、感光体の主流を占めてきている。
積層型の機能分離型感光体では、電荷発生機能を担う電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送機能を担う電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とが積層されて構成される積層型の感光層が設けられている。
そのため、感光体には感度が高いことと光応答性に優れることに加えて、環境安定性、電気的安定性および機械的外力に対する耐久性(耐刷性)に優れることが求められる。
感光体の表面層の機械的耐久性を向上させるための技術としては、例えば、感光体の表面層に共重合ポリカーボネート樹脂を含有させることが提案されている(特許文献3参照)。
オゾンやNOxの影響に関し、特に高温高湿環境下においては、帯電電位の低下、残留電位の上昇、表面抵抗の低下が生じ、解像力が低下し、出力画像上に著しく画質が低下し、結果、感光体の寿命が短くなることがある。
また、近年の省スペース設計の装置では感光体周りの気体の流動性が悪く、オゾンやNOxが滞り易いため、更にこれらの問題の解決が望まれる。
すなわち、タンデム方式の場合、フルカラー画像情報や多色画像情報に対応する複数の成分色画像を各感光体上にそれぞれ形成して記録用紙上に順次積層転写し、フルカラー画像や多色画像を合成再現した画像形成物を出力するため、各感光体で部分的に濃度低下部が生じると、記録紙へ積層転写する際、各色毎に色ムラの出現箇所が異なり、非常にアンバランスな画像となり得ることになり、カラー画像形成装置としては致命的になる。
しかしながら、添加剤の量を増やすと、繰り返し使用での残留電位の上昇により、長期使用によって濃度低下を招くことになる。
そこで、長期使用の濃度低下を防ぐには、少量の使用でもより優れた効果のある添加剤を用いることが望まれる。
よって、耐酸化ガス性を向上させ、かつ電子写真特性面における弊害の全くない新規な材料提案とそれを用いた画像形成装置が待たれている。
Y1、Y2、Y3、Y4、Y5およびY6は、互いに独立して置換基を有してもよい直鎖状のアルキレン基であり;
Zは、i) −Ar5−、ii) −Ar5−Ar6−もしくはiii) −Ar5−W−Ar6−
(ここで、Ar5およびAr6は、互いに独立して置換基を有してもよいアリレン基または2価の複素環残基であり;
Wは、酸素原子、硫黄原子または置換基を有してもよい直鎖状、分枝鎖状もしくは環状アルキレン基である)
である]
で表されるジアミン化合物を含有し、更に、以下の一般式(I):
R1、R2、R3及びR4は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基またはアリール基を示し;
R7、R8、R9及びR10は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基またはアリール基を示す]
で示される構造単位を有するポリアリレート樹脂を含有することを特徴とする電子写真感光体が提供される。
前記単層型感光層または前記積層型感光層からなる電子写真感光体が、上記の電子写真感光体である画像形成装置が提供される。
Y1、Y2、Y3、Y4、Y5およびY6は、互いに独立して置換基を有してもよい直鎖状のアルキレン基であり;
Zは、i) −Ar5−、ii) −Ar5−Ar6−もしくはiii) −Ar5−W−Ar6−
(ここで、Ar5およびAr6は、互いに独立して置換基を有してもよいアリレン基または2価の複素環残基であり;
Wは、酸素原子、硫黄原子または置換基を有してもよい直鎖状、分枝鎖状もしくは環状アルキレン基である)
である]
で示されるジアミン化合物を含有することを特徴とする。
のジアミン化合物が好ましい。
で示されるジアミン化合物が特に好ましい。
前記のAr1、Ar2、Ar3およびAr4が、互いに独立して、次の:
前記のAr5またはAr6は、次の:
前記のWは、酸素原子もしくは硫黄原子であるか、またはメチレン、エチレン、トリメチレン、2,2−ジメチルトリメチレン、1,1−シクロペンチレン、1,1−シクロヘキシレン、1,4−シクロヘキシレン、4,4−ジメチルシクロヘキシレン、2,2−ジフルオロトリメチレンおよび2,2−ジトリフルオロメチルトリメチレン基からなる群から選択される2価基であり、
前記のY1、Y2、Y3、Y4、Y5およびY6は、互いに独立して、メチレン、エチレン、トリメチレンおよび2,2−ジメチルトリメチレン基からなる群から選択される2価基であるジアミン系化合物が挙げられる。
R1、R2、R3及びR4は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基またはアリール基を示し;
R7、R8、R9及びR10は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基またはアリール基を示す、
構造単位を有するポリアリレート樹脂を含有することを特徴とする。
R5及びR6が互いに結合して、R5及びR6の結合する炭素原子と共に形成する環構造の具体例としては、シクロヘキシリデン及びシクロペンチリデン等のシクロアルキリデン基、フルオレニリデン基、ならびに1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチリデン基等の単環式または多環式炭化水素の環炭素原子に結合する2個の水素原子を除いてできる2価基等を挙げることができる。
R1、R2、R3及びR4の具体例としては、水素原子以外では、フッ素原子及び塩素原子等のハロゲン原子、メチル、トリフルオロメチル、イソプロピル及びブチル等の低級アルキル基、ならびにフェニル、トリル、α−ナフチル及びβ−ナフチル等のアリール基を挙げることができる。
R7、R8、R9及びR10の具体例としては、水素原子以外では、フッ素原子及び塩素原子等のハロゲン原子、メチル、トリフルオロメチル、イソプロピル及びブチル等のアルキル基、ならびにフェニル、α−ナフチル及びβ−ナフチル等のアリール基等を挙げることができる。
前記R1、R2、R3及びR4は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい低級アルキル基またはアリール基を示し;
前記R7、R8、R9及びR10は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基またはアリール基を示す、
構造単位を有するポリアリレート樹脂が挙げられる。
前記R1、R2、R3及びR4は、互いに独立して水素原子、フッ素原子、塩素原子、メチル、エチル、トリフルオロメチル、フェニルまたはp−トリル基を示し;
前記R7、R8、R9及びR10は、互いに独立して水素原子、フッ素原子、塩素原子、メチル、エチルまたはトリフルオロメチル基を示す、
構造単位を有するポリアリレート樹脂が挙げられる。
で示されるエナミン系化合物を電荷輸送物質として含有することを特徴とする。
次の部分構造:
前記のAr11、Ar12、Ar13、Ar14およびAr15が、互いに独立して水素原子、メチル、フェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニルおよび4−メトキシフェニル基から選択される基であり、
前記のR11、R12、R13およびR14が、水素原子であり、
前記のnが、1であるエナミン化合物を含有するのが、より好ましい。
上記の一般式(4)で示されるエナミン系化合物は、優れた電荷移動度を有し、さらに耐摩耗性にも優れているので、帯電電位が高く、高感度で、充分な応答性を示し、繰返し使用した場合であってもこれらの電気特性の低下することが無いという特徴を有している。
−Me−:メチレン基
−Et−:エチレン基
−Tr−:トリメチレン基
−Dm−:2,2−ジメチルトリメチレン基
で示されるジハロゲン化合物とを、有機アミン塩基の存在下に加熱することによって、簡便に収率よく高純度で目的物を製造することができる。
上記の反応式の反応は、例えば、次のようにして実施できる。
図1は、本発明の第1の実施の形態である電子写真感光体201の構成を簡略化して示す部分断面図である。本実施の形態の電子写真感光体201(以下、感光体と略称する)は、円筒状の導電性支持体211と、導電性支持体211の外周面上に設けられる感光層214とを含んで構成される。
すなわち、電子写真感光体201は、積層型感光体である。
すなわち、電子写真感光体202は、単層型感光体である。
(導電性基体)
導電性基体211は、感光体の電極としての役割を果たすとともに、例えば積層型感光体の場合、他の電荷発生層215および電荷輸送層216の支持部材としても機能する。また、該導電性基体(導電性支持体)211は、感光体の電極としての役割を果たすとともに、単層型感光層においては、感光層240の支持部材としても機能する。
なお導電性基体211の形状は、円筒状が望ましいが、これに限定されることなく、円柱状、シート状または無端ベルト状等であってもよい。
電荷発生層215は、光を吸収することによって電荷を発生する電荷発生物質を主成分として含有する。主成分とは、その成分がその主たる機能を発現できる量を含有することを意味する。
で示されるオキソチタニウムフタロシアニン化合物を用いることが好ましい。
また、前記比率W1/W2が200/100を超えると、電荷発生層215の膜強度が低下するだけでなく、電荷発生物質の分散性が低下して粗大粒子が増大することがある。そのため、露光によって消去されるべき部分以外の表面電荷が減少し、画像欠陥、特に白地にトナーが付着し微小な黒点が形成される「黒ぽち」と呼ばれる画像のかぶりが多くなることがある。比率W1/W2は、50/100以上、150/100以下であることがより好ましい。
電荷発生層215の膜厚が5μmを超えると、電荷発生層215内部での電荷移動が感光層の表面電荷を消去する過程の律速段階となり、感光体の感度が低下することがあるので好ましくない。
電荷発生層215上には電荷輸送層216が設けられる。電荷輸送層216は、電荷発生層215に含まれる電荷発生物質が発生した電荷を受入れ、これを輸送する能力を有する電荷輸送物質及びバインダ樹脂、更に酸化防止剤を含んで構成できる。バインダ樹脂は、電荷輸送層全体に対して、30〜80重量%の範囲で含まれていることが好ましい。電荷輸送物質、酸化防止剤、結着樹脂以外に、紫外線吸収剤、レベリング剤、可塑剤、フィラー等が含まれていてもよい。
前記の一般式(4)で示されるエナミン系化合物は、優れた電荷移動度を有し、さらに耐摩耗性にも優れているので、帯電電位が高く、高感度で、充分な応答性を示し、繰返し使用した場合であってもこれらの電気特性の低下することが無いという特徴を有している。
バインダ樹脂として、上記表に示す構造単位を有するポリアリレート樹脂を1種単独で使用してもよく、2種以上混合して使用してもよい。また、さらに以下に例示する公知のバインダ樹脂と併用してもよい。
一般式(I)の樹脂の粘度平均分子量が300,000を超えると、塗布によって電荷輸送層216を形成する場合に、塗布液が高粘度となるため均一塗布ができず膜厚のムラが大きくなることがあるので好ましくない。更に好ましい粘度平均分子量は、15000以上50000以下である。
混合することにより感光体生産時の生産性や溶液の安定性等が向上される。
混合比率(重量比)としては、一般式(I)の樹脂/他のバインダ樹脂=5/95〜95/5で可能であり、一般式(I)の樹脂の機械的強度と生産性や溶液の安定性の効果を効率良く発現させるためには20/80〜80/20がより好ましい。
これらバインダ樹脂の分子量は特に限定されないが、粘度平均分子量が20000〜80000が好ましい。
具体例としては、例えば、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等のビニル重合体樹脂及びそれらの共重合体樹脂、ならびに前記一般式(I)で示される構造単位以外の構造単位を有するポリアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステルカーボネート樹脂、ポリスルホン樹脂、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリルアミド樹脂及びフェノール樹脂等を挙げることができる。
また、これらの樹脂を部分的に架橋した熱硬化性樹脂を使用してもよい。これらバインダ樹脂の中でも、特にポリカーボネート樹脂が好ましい。
例えば、成膜性、可撓性または表面平滑性を向上させるために、可塑剤またはレベリング剤等を電荷輸送層216に添加してもよい。
図2に示す本発明の電子写真感光体202は、感光層240が、電荷発生物質212と電荷輸送物質213と、前記一般式(1)で示されるジアミン化合物と前記のバインダ樹脂217で結着して成る単層構造から成る単層型感光体である。
感光層240の膜厚が5μm未満であると、感光体表面の帯電保持能が低下する。
また、感光層240の膜厚が100μmを超えると、生産性が低下する。
したがって、5μm以上100μm以下とした。
(他の感光体構成例)
図3に示す本発明の別の形態である電子写真感光体203は、導電性基体211と感光層214との間に、下引層218が設けられている。
なお、図3には、一つの形態として下引き層218が、導電性支持体211と積層型感光層214との間に設けられた例が図示されているが、単層型感光層240と導電性支持体211との間に設けることもできる。
図4に示す本発明の別の形態である電子写真感光体204は感光層214の次に表面保護層219が積層して設けられている。表面保護層は感光体の高耐久化を実現する方法として広く知られている。
しかし、画像形成プロセスに由来するオゾン・窒素酸化物などの酸化性ガスが表面保護層を透過して感光層の電荷輸送材料を化学変化させ種々の特性変化をもたらすという問題もあり、このような問題を解決する方法としては、酸化防止剤を表面保護層中に添加する方法が広く知られている。
表面保護層219は図4に示したような感光層が積層型に限らず、単層型であってもよく、また、下引層が設けられていても設けられていなくても良い。
感光体の製造方法に際して、好ましくは下引層218、電荷発生層215、電荷輸送層216等、各層の形成毎に乾燥工程が含まれることが好ましい。感光体の乾燥温度としては、約50℃〜約150℃が適当であり、特に約80℃〜約130℃の範囲が好ましい。感光体の乾燥温度が約50℃未満では乾燥時間が長くなるまたは溶剤が充分に蒸発せず感光層中に残るため好ましくない。また、乾燥温度が約150℃を越えると、繰返し使用時の電気的特性が悪くなり、感光体を使用して得られる画像が劣化することがあるため好ましくない。
本発明では、一般式(1)のジアミン化合物を含有し、電荷輸送層を形成するための塗布液が提供される。この塗布液は、一般式(1)のジアミン化合物が含有されているので、長期に渡って安定して保存でき(例えば、100日以上)、性質の安定した電荷輸送層を形成できる。
前記電子写真感光体が、導電性支持体上に、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層、あるいは電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層されてなり、
前記単層型感光層または前記積層型感光層からなる電子写真感光体が、前記のいずれか一つの電子写真感光体である画像形成装置が提供される。
(画像形成装置)
図5は、本発明の画像形成装置100の構成例を示す図である。図5に示す画像形成装置100は、感光体3を搭載する複合機である。以下、図5を参照して複合機100の構成及び画像形成動作について説明する。なお、図5に記載の複合機100は、本発明の画像形成装置の単なる例示であり、以下の記載内容によって本発明の画像形成装置が限定されるものではない。
装置本体110の上部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられ、原稿載置台92の上側には自動原稿処理装置120が取り付けられている。自動原稿処理装置120は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。また原稿処理装置120は矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台92の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
なお、以下の合成例で得られた化合物の化学構造、分子量および元素分析は、NMR、LC−MS、元素分析およびFT−IRにより測定し、目的の化合物が得られたことを確認した。
前記の反応式において、一般式(6)および一般式(7)で示されるアミン化合物としてジベンジルアミン、一般式(8)で示されるジハロゲン化合物として4,4’−ビス(クロロメチル)フェニル、を用い、次の反応式に従って、例示化合物No.2を合成した。
この化合物のNMR、LC−MS、元素分析、およびのFT−IR等の分析結果から、得られた白色粉末状化合物が、例示化合物No.2のジアミン化合物であることがわかった。
上記の合成例1において、一般式(6)および(7)で示されるアミン化合物、一般式(8)で示されるジハロゲン化合物として、以下の表2に示す各原料化合物を用い、合成例1と全く同様にして、例示化合物No.1、4、8、14、22、29、38、50、53および57をそれぞれ合成した。なお、表4には、例示化合物No.2の原料化合物も併せて示す。
製造例1
構造式(1−3)の調製
1Lビーカーに水酸化ナトリウム(4.51g)とH2O(400ml)を秤取り、窒素バブリングしながら撹拌し溶解させた。そこにp−tert−ブチルフェノール(0.33g)、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.0567g)および2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン[テトラメチルビスフェノールA](11.99g)の順に添加、撹拌した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽(重合槽)に移した。
重合槽の外温を20℃に保ち、反応槽内のアルカリ水溶液を撹拌しながら、滴下ロートよりジクロロメタン溶液を1時間かけて滴下した。さらに3時間撹拌を続けた後、酢酸(1.49ml)、ジクロロメタン(100ml)を加え30分撹拌した。その後、撹拌を停止し有機層を分離した。
洗浄後の有機層をメタノール(1500ml)に注いで得られた沈殿物を濾過にて取り出し、乾燥して目的のポリアリレート樹脂(1−3)を得た。得られたポリアリレート樹脂(1−3)の粘度平均分子量は23,200であった。
b=100×ηsp/C C=6.00(g/L)
η=b/a
Mv=3207×η1.205
製造例1において、以下の表に示されるビスフェノールとフタル酸クロライド、およびイソフタル酸クロライドを用いて同様の操作を行ない、前記表3−1〜3−3の構造式(1−1)、(1−2)、(1−6)および(1−12)の構造単位をもつポリアリレート樹脂をそれぞれ製造した。
酸化チタンTTO−MI−1(石原産業製)3重量部、CM−8000(東レ社製):アルコール可溶性ナイロン樹脂3重量部、メタノール60重量部、1,3−ジオキソラン
40重量部とをペイントシェイカにて10時間分散処理することで、下引層用塗布液3Lを調製した。
調製した下引層用塗布液を、直径30mm、長さ340mmのアルミニウム製円筒状支持体上に膜厚0.9μmとなるように浸漬塗布法によって成膜することで、下引層を形成
した。
この塗布液を、前記下引層を設けたアルミニウム製円筒状支持体上に浸漬塗布法により膜厚が0.2μmとなるように成膜することで、電荷発生層を形成した。
電荷輸送層用塗布液の添加剤として、前記一般式(1)で表される前記表1−1に示す例示化合物No.1、4、8のジアミン化合物を用いる以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液のバインダ樹脂として、前記表3−1〜3−3に示す構造式(1−2)、(1−6)、(1−1)、(1−12)で示される構造単位を有するポリアリレート樹脂を用いる以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液の添加剤として、前記一般式(1)で表される前記表1に示す例示化合物No.2のジアミン化合物0.008重量部を用いる以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液の添加剤として、前記一般式(1)で表される前記表1に示す例示化合物No.2のジアミン化合物1.2重量部を用いる以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液の添加剤として、前記一般式(1)で表される前記表1に示す例示化合物No.2のジアミン化合物0.0004重量部を用いる以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液の添加剤として、前記一般式(1)で表される前記表1に示す例示化合物No.2のジアミン化合物2重量部を用いる以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液の電荷輸送物質として、前記一般式(4)で表される前記表2に示す例示化合物No.3、6のエナミン化合物を用いる以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液の電荷輸送物質として、下記構造式(10):
実施例1と同様にして、感光体を作製した。
下引層を設けなかったこと以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷発生材料として前記構造式(9)で示されるチタニルフタロシアニン8重量部をテトラヒドロフラン100重量部に混合しペイントシェイカーにて分散処理した後、前記一般式(4)で表される前記表2に示す例示化合物No.5のエナミン化合物80重量部、添加剤として、前記一般式(1)で表される前記表1−1に示す例示化合物No.2のジアミン化合物2重量部と、バインダ樹脂である前記表3−1に示す構造式(1−3)で示される構造単位を有するポリアリレート樹脂(粘度平均分子量23,200)100重量部と、テトラヒドロフラン300重量部とトルエン400重量部を混合し、攪拌して感光層用塗液3Lを調製した。
実施例1と同様に下引層、電荷発生層、電荷輸送層を形成した。
次に、前記表1−1に示す例示化合物No.2のジアミン化合物0.75重量部およびポリカーボネート樹脂(PCZ400:三菱ガス化学製)30重量部を混合し、シクロヘキサノンを溶剤として固形分10重量%の表面保護層形成用塗布液3Lを調製した。この表面保護層形成用塗布液を、先に設けた電荷輸送層表面に浸漬塗布法により塗布した後、150℃で30分間乾燥させ、膜厚1μmの表面保護層を形成することで、図4に示される構成の感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液に添加剤を用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液のバインダ樹脂として、ポリカーボネート樹脂(PCZ400:三菱ガス化学製)を用いる以外は、実施例1と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液のバインダ樹脂として、ポリカーボネート樹脂(PCZ400:三菱ガス化学製)を用いる以外は、比較例2と同様にして、感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液に添加剤を用いなかったこと以外は、比較例4と同様にして、感光体を作製した。
MX−2000(商品名:シャープ株式会社製)改造機から現像器を取外し、代わりに現像部位に表面電位計(トレック・ジャパン製:model 344)を取り付けた。この複合機を用い、温度25℃、相対湿度50%の常温/常湿(N/N:Normal Temperature/Normal Humidity)環境中において、レーザ光による露光を施さなかった場合の感光体の表面電位を−650Vに調整し、その状態でレーザ光により露光(0.4μJ/cm2)し、感光体の初期の表面電位を露光電位VL(V)として測定した。また、下記耐刷性評価試験後にも同様に試験後の表面電位を露光電位VL(V)として測定した。この耐刷試験前後の露光電位差ΔVLの値が小さい程、繰り返し特性に優れていると評価した。
◎:ΔVL<80(V)
○:80(V)≦ΔVL<150(V)
×:150(V)≦ΔVL
MX−2000改造機に備わるクリーニング器のクリーニングブレードが、感光体に当接する圧力、いわゆるクリーニングブレード圧を初期線圧で21gf/cm(2.06×10-1N/cm:初期線圧)に調整した。N/N環境中で、各感光体毎に上記文字テストチャートを記録紙10万枚に形成して耐刷試験を行なった。
◎:削れ量d<1.0μm/100k回転
○:1.0μm/100k回転≦削れ量d<1.6μm/100k回転
×:1.6μm/100k回転≦削れ量d
MX−2000改造機に備わるクリーニング器のクリーニングブレードが、感光体に当接する圧力、いわゆるクリーニングブレード圧を初期線圧で21gf/cm(2.06×10-1N/cm:初期線圧)に調整した。温度25℃、相対湿度50%の環境中で、文字/写真テストチャートをA4記録紙4万枚に形成して試験を行った。
試験後の画質の低下レベルを調査するため、4万枚後の一晩放置前後において、半導体レーザのパルス幅を変調させて255階調分の80階調としたハーフトーン画像における濃淡差のある帯状のムラの有無を観察した。画像の判定基準は、以下の通りである。
◎:目視にて、ハーフトーン画像に濃度ムラなし。良好な画像。
○:目視にて、ハーフトーン画像に帯状濃度ムラが1〜2本あるが、実使用上問題ないレベル。
×:目視にて、ハーフトーン画像に帯状濃度ムラが3本以上あり、実使用上問題となるレベル。
[耐オゾンガス性評価]
感光体(電荷輸送層、及び単層の場合は感光層の層厚:15μm)を前記試験用複合機にそれぞれ搭載し、N/N環境下において、帯電直後の感光体の表面電位V1(V)および帯電から3秒間経過後の感光体の表面電位V2(V)を測定した。測定された帯電直後の表面電位V1(V)および帯電から3秒間経過後の表面電位V2(V)を下記式(I)に代入し、電荷保持率DD(%)を算出し、これを初期電荷保持率DD0とした。
◎:ΔDD<3.5
○:3.5≦ΔDD<5.0
×:5.0≦ΔDD
上記3項目の判定結果を基に、下記のとおり判定する。
○:4項目とも◎或いは○
×:少なくとも1つ以上×
評価結果を以下の表7に示す。
したがって、より優れた電子写真感光体にするためには一般式(4)で表される電荷輸送物質を用いることが好ましいといえる。
2 現像器
3 感光体ドラム
4 クリーナユニット
5 帯電器
6 中間転写ベルトユニット
10 転写ローラ
11a、11b ピックアップローラ
12a〜12d 搬送ローラ
13 レジストローラ
62 中間転写ベルト駆動ローラ
63 中間転写ベルト従動ローラ
64 中間転写ローラ
65 中間転写ベルトクリーニングユニット
71 ヒートローラ
72 加圧ローラ
73 外部加熱ベルト
82 手差し給紙カセット
91 排紙トレイ
92 原稿載置台
100 レーザプリンタ(画像形成装置)
110 装置本体
120 自動原稿処理装置
211 導電性支持体(導電性基体)
212 電荷発生物質
213 電荷輸送物質
214、240 感光層
215 電荷発生層
216 電荷輸送層
217 バインダ樹脂
218 下引層
219 表面保護層
Claims (11)
- 導電性支持体上に、少なくとも電荷発生物質と電荷輸送物質を含有する電子写真感光体であって、前記電子写真感光体が、導電性支持体上に、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層、あるいは電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層されてなり、
前記電子写真感光体は、以下の一般式(3):
Ar 5 は、次の:
で表されるジアミン化合物を含有し、更に、以下の一般式(I):
R1、R2、R3及びR4は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基またはアリール基を示し;
R7、R8、R9及びR10は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基またはアリール基を示す]
で示される構造単位を有するポリアリレート樹脂を含有することを特徴とする電子写真感光体。 - 前記一般式(I)で表される構造単位を有するポリアリレート樹脂において、
前記X1は、結合手または−CR5R6−(ここで、R5及びR6は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい低級アルキル基またはアリール基を示すか、またはR5及びR6は、それらが結合している炭素原子と一緒になって環構造を形成してもよい)を示し;
前記R1、R2、R3及びR4は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい低級アルキル基またはアリール基を示し;
前記R7、R8、R9及びR10は、互いに独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基またはアリール基を示す、
構造単位を有するポリアリレート樹脂である請求項1に記載の電子写真感光体。 - 前記一般式(I)で表される構造単位を有するポリアリレート樹脂において、前記X1は、結合手または−CR5R6−(ここで、R5及びR6は、互いに独立して水素原子、メチル、トリフルオロメチル、フェニルもしくはp−トリル基を示すか、またはR5及びR6は、それらが結合している炭素原子と一緒になって1,1−シクロヘキシレンまたは5,6,7,8−テトラヒドロ−6−ナフチリデン基を示す)を示し;
前記R1、R2、R3及びR4は、互いに独立して水素原子、フッ素原子、塩素原子、メチル、エチル、トリフルオロメチル、フェニルまたはp−トリル基を示し;
前記R7、R8、R9及びR10は、互いに独立して水素原子、フッ素原子、塩素原子、メチル、エチルまたはトリフルオロメチル基を示す、
構造単位を有するポリアリレート樹脂である請求項1または2に記載の電子写真感光体。 - 前記電子写真感光体が、
前記単層型感光層の場合には、前記導電性支持体と、前記感光層との間に下引き層が設けられており、
前記積層型感光層の場合には、前記導電性支持体と、前記電荷発生層との間に下引き層が設けられている請求項1〜3のいずれか一つに記載の電子写真感光体。 - 前記電子写真感光体が、
前記単層型感光層の場合には、前記感光層の外表面に、さらに表面保護層が設けられており、前記積層型感光層の場合には、前記積層型感光層の外表面に、さらに表面保護層が設けられている請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子写真感光体。 - 前記電子写真感光体が、
前記単層型感光層の場合には前記感光層が、前記積層型感光層の場合には前記電荷輸送層が、請求項1に記載のジアミン化合物を含有する請求項1〜5のいずれか一つに記載の電子写真感光体。 - 前記電子写真感光体が、
前記単層型感光層の場合には、前記単層型感光層が含有する電荷輸送物質の重量Tと、
前記積層型感光層の場合には、前記電荷輸送層における電荷輸送物質の重量Tと、
請求項1に記載のジアミン化合物の重量Jとの比率J/Tが、0.01/100以上10.0/100以下の範囲で、電荷輸送物質およびジアミン化合物を、
それぞれ含有する請求項1〜6のいずれか一つに記載の電子写真感光体。 - 前記電子写真感光体が、
前記単層型感光層の場合には、前記単層型感光層が、また
前記積層型感光層の場合には、前記電荷輸送層が、
下記一般式(4):
で示されるエナミン系化合物を電荷輸送物質として含有する請求項1〜7のいずれか1つに記載の電子写真感光体。 - 請求項1〜9のいずれか1つに記載の電子写真感光体と、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、帯電された前記電子写真感光体に対して露光を施す露光手段と、露光によって形成される静電潜像を現像する現像手段と、前記静電潜像を転写材に転写する転写手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 白黒用とカラー用とに区別されて用いられる複数の電子写真感光体と、前記複数の電子写真感光体の表面を個別に帯電させる帯電手段と、帯電された前記電子写真感光体表面に対して個別に露光を施す露光手段と、互い異なる色の現像剤を収容し、露光によって前記電子写真感光体表面上に形成される静電潜像を前記現像剤でそれぞれ個別に現像する複数の現像手段と、現像によって前記電子写真感光体表面上に形成される可視像を記録媒体上に個別に転写させる転写手段とを備え、
前記電子写真感光体が、導電性支持体上に、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層、あるいは電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層されてなり、
前記単層型感光層または前記積層型感光層からなる電子写真感光体が、請求項1〜9のいずれか一つに記載の電子写真感光体である請求項10に記載の画像形成装置。
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