JP2000242056A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000242056A
JP2000242056A JP11045727A JP4572799A JP2000242056A JP 2000242056 A JP2000242056 A JP 2000242056A JP 11045727 A JP11045727 A JP 11045727A JP 4572799 A JP4572799 A JP 4572799A JP 2000242056 A JP2000242056 A JP 2000242056A
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Japan
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black
photoconductor
image forming
photosensitive member
developing
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JP11045727A
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Atsushi Takehara
淳 竹原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の感光体を用いるいわゆるタンデム型の
画像形成装置において、使用頻度の多い単色ブラック用
の感光体の寿命を残りの感光体と同等に延ばすことがで
きる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 単色ブラックK用の感光体6の感光層膜
厚を他の現像色Y,M,C用の感光体6の感光層膜厚よ
りも厚くすることで、使用頻度の多い単色ブラックK用
の感光体6の寿命を他の現像色Y,M,C用の感光体6
の寿命よりも延ばすことができ、単色ブラックK用の感
光体6が早く寿命に達してしまうのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にタンデム型カ
ラー複写機に好適な電子写真方式の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、4連タンデム構造を採る電子写
真技術を応用したデジタルカラー複写機やカラープリン
タでは、その生産性から4色(イエローY、マゼンタ
M、シアンC、ブラックK)用の感光体としては何れも
同一の感光体を用いている。即ち、これらの感光体の感
光層の膜厚は4個とも同一であることが一般的である。
また、感光体は経時でクリーニングブレードなどで膜削
れが起こり、この膜削れ量が感光体寿命を決定する因子
の一つとなっている。図8に、感光体作動時間と感光体
膜削れ量の関係を示す。
【0003】一方、高精細な画像を得るために感光体の
感光層の薄膜化が図られている。感光層の薄膜化は、感
光体の摩耗に対する余裕度は低減するが小径の潜像を得
るのに非常に効果的である。もっとも、感光層の薄膜化
には上述のような感光体の膜削れによる寿命の低減と、
感光体の耐電圧から低い帯電電位での現像を余儀なくさ
れ、地汚れ余裕度が低減する等の問題がある。
【0004】このような状況下に、デジタルカラー複写
機やカラープリンタの場合、4色の現像色のトナーを同
一の記録紙上に重ね合わせることで画像を得るが、オフ
ィスレベルの印刷物ではまだ白黒画像のみの印刷物の需
要が多く、単色ブラックの出力頻度が非常に多い。従っ
て、単色ブラック用の感光体における膜削れ量がその他
の現像色用の感光体における膜削れ量に対して極めて多
くなる。この膜削れ量が、感光体の寿命を決定する因子
の一つのため、全て同一構造の感光体を使用した場合、
単色ブラック用の感光体の寿命は他の現像色用の感光体
よりも短く、交換頻度が多くなってしまう。感光体の交
換頻度の増大はランニングコストの上昇を招くため、単
色ブラック用の感光体の寿命を延ばすことが望まれてい
る。
【0005】この点、例えば特開平9−319106号
公報によれば、感光体の感光層中の材料要素を工夫する
ことより感光体の耐摩耗性を向上させることが提案され
ている。このように材料を工夫することで感光体の長寿
命化を図るようにした提案は、この他に多数ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
感光層中の材料要素を工夫するだけでは、単色ブラック
用の感光体の寿命と他の3色用の感光体の寿命との差を
縮めることはできず、単色ブラック用の感光体の寿命が
短いことには変わりがない。また、感光層を薄くして高
精細な潜像を形成しようとしたときに発生しやすいとさ
れている地肌汚れは、図9に示すように単色ブラック画
像が他の単色カラー画像よりも非常に地肌汚れが目立ち
やすい。この地汚れを改善するためには、感光体の帯電
電位V0と平均現像電位VBとの差の絶対値|V0−V
B|のポテンシャルを大きく取ることが望まれるが、薄
膜感光層の感光体を使ったときには、感光体の耐電圧の
関係から帯電電位V0を低めに設定するため絶対値|V
0−VB|のポテンシャルを大きく取ることはできな
い。
【0007】さらに、他の対応策として、周知のアモル
ファスシリコン感光体のように感光層の膜削れの起こら
ない感光体もあり、このような感光体を用いればよい
が、有機感光体(OPC)に比べ高価である上に、この
ような感光体を用いたとしても、上述したような理由に
より単色ブラック画像の地肌汚れを改善することはでき
ない。
【0008】そこで、本発明は、複数の感光体を用いる
いわゆるタンデム型の画像形成装置において、使用頻度
の多い単色ブラック用の感光体の寿命を残りの感光体と
同等に延ばすことができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0009】加えて、本発明は、単色ブラック画像の地
汚れ余裕度を大きくすることができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
単色ブラックを含む複数の現像色に対応した複数の感光
体と、各感光体毎に各々静電潜像を書込み形成する露光
装置と、各露光装置により前記各感光体上に形成した各
静電潜像を各々の現像色のトナーにより現像する現像装
置と、前記各感光体間に渡り記録材を搬送する記録材搬
送ベルトとを備え、前記記録材搬送ベルトにより搬送さ
れる前記記録材上に単色又は複数色のトナー像を重ね合
わせた画像を形成する電子写真方式の画像形成装置にお
いて、単色ブラック用の前記感光体の感光層膜厚を他の
現像色用の前記感光体の感光層膜厚よりも厚くした。
【0011】従って、使用頻度の多い単色ブラック用の
感光体の寿命を他の現像色用の感光体の寿命よりも延ば
すことができ、単色ブラック用の感光体が早く寿命に達
してしまうのを防止できる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記各感光体は、有機感光体より
なり、単色ブラック用の前記感光体の電荷移動層の厚さ
が他の現像色用の前記感光体の電荷移動層の厚さよりも
厚い。
【0013】従って、請求項1記載の発明を実現する上
で、比較的安価な有機感光体を用いる場合に、感光層の
厚さの大半を電荷移動層が占めることからこの電荷移動
層の厚さを異ならせることにより容易に実現できる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、単色ブラック用の前記感光
体に対する帯電電位の絶対値が、他の現像色用の前記感
光体に対する帯電電位の絶対値よりも大きい。
【0015】従って、感光層の膜厚を厚くした感光体で
は感光層の薄い感光体に比して帯電電位の絶対値を大き
くすることができるため、単色ブラック画像の地汚れ余
裕度を大きくすることができる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか一に記載の画像形成装置において、単色ブラッ
ク用の前記感光体の帯電電位−平均現像電位の絶対値
が、他の現像色用の前記感光体の帯電電位−平均現像電
位の絶対値より大きい。
【0017】従って、感光層の膜厚を厚くした感光体で
は感光層の薄い感光体に比して帯電電位の絶対値を大き
くすることができるため、単色ブラック画像の地汚れ余
裕度を大きくすることができる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一に記載の画像形成装置において、単色ブラッ
ク用の前記感光体の露光後電位−平均現像電位の絶対値
が、他の現像色用の前記感光体の露光後電位−平均現像
電位の絶対値より大きい。
【0019】従って、感光層の膜厚を厚くした感光体で
は感光層の薄い感光体に比して帯電電位の絶対値を大き
くすることができるため、その感光体の露光後電位も大
きくとれ、単色ブラック画像の地汚れ余裕度を大きくす
ることができる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一に記載の画像形成装置において、前記各感光
体に対してその表面摩擦係数を低下させる摩擦係数低下
手段を備える。
【0021】従って、単色ブラック用の感光体の寿命の
延長を図りつつ、全ての感光体に関してその寿命を極力
延ばすことができる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像形成装置において、前記摩擦係数低下手段は、前記感
光体の最大静止摩擦係数が0.1〜0.3の範囲内に収
まるように表面摩擦係数を低下させる。
【0023】従って、請求項6記載の発明を実現する上
で、クリーニングブレード等のクリーニング手段による
感光体の膜削れ量を低減させることができる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一に記載の画像形成装置において、少なくとも
単色ブラック用の前記感光体に対する前記露光装置がL
EDアレイヘッドよりなる。
【0025】従って、感光層を厚くした単色ブラック用
の感光体では感光層を厚くした分、他の現像色用ほど高
精細な静電潜像を得にくくなるが、露光装置にLEDア
レイヘッドを用いることにより小径な光書込みを実現で
き、全てに関して画質の差を埋めることができる。
【0026】請求項9記載の発明は、請求項1ないし8
の何れか一に記載の画像形成装置において、白黒画像出
力モードとカラー画像出力モードとを有し、白黒画像出
力モード指定時には単色ブラック用の前記感光体以外の
他の現像色用の前記感光体の回転を停止させる。
【0027】従って、白黒画像出力モード指定時には単
色ブラック用の感光体以外の他の現像色用の感光体はそ
の回転を停止させるので、使用頻度の多い白黒画像出力
モード指定時に他の感光体に関してクリーニングブレー
ド等による膜削れを極力なくすことができ、全体的に感
光体の寿命を延ばすことができる。
【0028】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
9の何れか一に記載の画像形成装置において、白黒画像
出力モードとカラー画像出力モードとを有し、単色ブラ
ック用の前記感光体以外の他の現像色用の前記感光体に
対して前記記録材搬送ベルトとの接離機構を備え、白黒
画像出力モード指定時には前記接離機構により単色ブラ
ック用の前記感光体以外の他の現像色用の前記感光体を
前記記録材搬送ベルトから離反させる。
【0029】従って、白黒画像出力モード指定時には単
色ブラック用の感光体以外の他の現像色用の感光体は記
録材搬送ベルトから離反させるので、使用頻度の多い白
黒画像出力モード指定時に他の感光体に関して記録材や
記録材搬送ベルト等で削られることを極力なくすことが
でき、全体的に感光体の寿命を延ばすことができる。
【0030】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
10の何れか一に記載の画像形成装置において、前記各
感光体が交換不可な据え付け型である。
【0031】従って、各感光体を交換不可な据え付け型
とすることでランニングコストを低下させることができ
る上に、交換可能とした場合のように感光層の膜厚の異
なる感光体を交換する際に取り間違えしてしまうような
トラブルを回避できる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1ない
し図7に基づいて説明する。本実施の形態は、電子写真
プロセスを用いて画像形成を行うタンデム型のカラー画
像形成装置への適用例である。
【0033】まず、電子写真プロセスを利用した画像形
成動作の基本について説明する。図1は、画像形成装置
の模式図である。図1に示すように、記録材としての転
写紙1を収納する給紙装置2と図示しない排紙部とを連
絡する通紙経路3が設けられ、この通紙経路3中には定
着装置4を含む画像プロセス部5が設けられている。
【0034】画像プロセス部5は、ドラム状の感光体6
を主体として構成される。この感光体6の周囲には、帯
電装置7、現像装置8、転写装置9及びクリーニング装
置CLが順に配設されている。そして、帯電装置7と現
像装置8との間が露光位置EXとなり、画像プロセス部
5には、その露光位置EXに図示しないLEDアレイヘ
ッドを対向配置させてこのLEDアレイヘッドの図示し
ない各LED発光素子の発光により感光体6を露光する
イメージ露光装置10が設けられている。
【0035】このような画像プロセス部5では、帯電装
置7による帯電によって感光体6を一方の極性に一様に
帯電する。そして、感光体6は露光位置EXにおいて一
様に帯電されているため、この露光位置EXに対向配置
されたLEDアレイヘッドによる露光装置10における
各LED発光素子の選択的な発光によって感光体6に静
電潜像が形成される。つまり、感光体6では、その帯電
電位との電位差が露光部分に生じ、この部分が静電潜像
となる。現像装置8は、露光位置EXで感光体6に形成
された静電潜像にこの静電潜像と電位差を持つトナーを
付着させて顕像化する。転写装置9は、顕像化された感
光体6上のトナー像を電位差によって吸引し、そのトナ
ー像を転写紙1に転写させる構造であり、通紙経路3に
おいて転写紙1を搬送する搬送構造をも備えている。ク
リーニング装置CLは、転写過程後の感光体6に残留す
るトナーを掻き落す等の方法でクリーニングする。定着
装置4は、通紙経路3中において転写装置9の下流側に
配置されており、転写装置9を通過した後の転写紙1に
付着する未定着トナーを加熱・加圧作用によって定着す
る。
【0036】次いで、本実施の形態のカラー画像形成装
置について説明する。図2は、装置全体の概略を示す側
面図である。転写紙1を案内するための通紙経路3は、
図示しない駆動源より駆動力を付与されて回転するベル
ト駆動ローラ11と回転自在なベルト従動ローラ12と
の間に掛け渡された記録材搬送ベルトとしての転写ベル
ト13を一部に含む。そして、転写ベルト13上には、
転写紙1の搬送方向上流側より順に、イエローY、マゼ
ンタM、シアンC、ブラックK用の4つの画像プロセス
部14Y、14M、14C、14Kが順に配設されてい
る。従って、単色ブラック用の画像プロセス部は、黒画
像プロセス部14Kとして転写紙1の搬送方向最下流に
位置付けられている。これらの画像プロセス部14Y,
14M,14C,14Kは、図1に基づいて説明したよ
うに、転写ベルト13に接触する感光体6を主体とし
て、この感光体6の周囲に帯電装置7、イメージ露光装
置10、現像装置8、及びクリーニング装置CLが順に
配置されて構成されている。さらに、通紙経路4は、転
写ベルト13を抜けた場所に位置させて定着装置4を備
える。ここで、各画像プロセス部14における画像形成
作用については、既に図1に基づいて説明した通りなの
で、その説明は省略する。
【0037】このような構成のカラー画像形成装置で
は、転写ベルト13によって通紙経路4を案内搬送され
る転写紙1に対し、各画像プロセス部14Y,14M,
14C,14Kが同期的に動作し、イエローY、マゼン
タM、シアンC及びブラックKの各現像色のトナー画像
を形成していく。これにより、転写紙1にフルカラー画
像が得られる。このような画像形成動作に際し、本実施
の形態のカラー画像形成装置は、各部を制御するマイク
ロコンピュータ構成のコントローラとエンジン制御部と
(共に図示せず)によって各部を駆動制御する。
【0038】図3は、各感光体6の断面構造を示す断面
図である。本実施の形態では、感光体6として有機感光
体(OPC)が用いられており、アルミ素管6a上にU
L層6bを介して電荷発生層(CGL)6cと電荷移動
層(CTL)6dとによる感光層6eを有する構造とな
る。ここに、電荷移動層6dの厚さは、5〜30μmの
範囲として使用されるのが通常で、その膜厚が薄いほど
電荷発生層6cで発生した電荷の拡散を抑えて感光体6
の表面電荷をキャンセルできるため、小径の静電潜像を
形成できる。但し、あまり感光層6eを薄膜にしすぎる
と、感光体6の静電容量が大きくなり、同一の帯電電位
とした場合、感光層6eにかかる電界も大きくなり、や
がては絶縁破壊をもたらす。従って、薄膜の感光層6e
の感光体6を用いる場合は、今までよりも地汚れ余裕度
が下がるのは覚悟の上で、帯電電位V0を下げて用いる
ようにしている。従って、地汚れ余裕度と静電潜像の小
径化とがバランスする領域として、通常は電荷移動層6
dの厚さを10〜20μm位にして用いている。
【0039】ここに、本実施の形態では、単色ブラック
K用の感光体6の感光層6eの膜厚と残りのイエロー
Y、シアンC、マゼンタM用の各感光体6の感光層6e
との膜厚を異ならせ、例えば、単色ブラックK用の感光
体6の感光層6eの膜厚を30μmとし、残りのイエロ
ーY、シアンC、マゼンタM用の各感光体6の感光層6
eの膜厚は通常通り15μmとするものである。このと
きのイエローY、シアンC、マゼンタM用の各感光体6
に対する帯電電位V0は−450V、帯電電位V0と平
均現像電位VBとの差の絶対値|V0−VB|は150
V、ベタ画像書込み時の露光後電位VLと平均現像電位
VBとの差の絶対値|VL−VB|は250Vであるの
に対し、ブラックK用の感光体6に対する帯電電位V0
は−700V、帯電電位V0と平均現像電位VBとの差
の絶対値|V0−VB|は250V、ベタ画像書込み時
の露光後電位VLと平均現像電位VBとの差の絶対値|
VL−VB|は300Vとなるような大小関係で設定さ
れている。
【0040】ここで、感光層6eの膜厚は、感光体6を
有機感光体とする場合であれば、感光層6eの膜厚の大
部分を電荷移動層6dが占めるため、電荷移動層6dの
厚さと置き換えても構わない。現像にはAC印加電圧を
かける方が好ましいが、DCのみでも構わない。単色ブ
ラックK用の感光体6の感光層6eの膜厚と残りのイエ
ローY、シアンC、マゼンタM用の各感光体6の感光層
6eとの膜厚の値の設定の仕方に関しては、好ましくは
白黒画像出力モードとカラー画像出力モードとの想定使
用頻度の割合と、使用する感光体6の径とクリーニング
ブレード等によって感光体6の削れる量と感光体の想定
寿命とから算出することが好ましい。
【0041】本実施の形態では、単色ブラック用の帯電
電位V0と平均現像電位VBとの差の絶対値|V0−V
B|=250Vが、他のイエローY、シアンC、マゼン
タM用の帯電電位V0と平均現像電位VBとの差の絶対
値|V0−VB|=150Vよりも大きい、という条件
を満たしている。この結果、図4に示すように絶対値|
V0−VB|と地汚れとの関係のグラフに上記数値25
0Vを代入することで地汚れ余裕度が上がったことが分
かる。
【0042】また、本実施の形態では、単色ブラックK
用の感光体6の露光後電位VL−平均現像電位VBの絶
対値|VL−VB|=300Vを、他のイエローY、シ
アンC、マゼンタM用の感光体6の露光後電位VL−平
均現像電位VBの絶対値|VL−VB|=250Vの値
よりも大きく設定している。この場合、単色ブラックK
用では絶対値|VL−VB|の値の増加分、トナー帯電
量を高く設定することができ、地汚れに対して余裕度を
出すことが可能となる。なお、本実施の形態では、現像
方式として2成分現像方式を想定しているが、1成分現
像方式であっても同様に適用できる。
【0043】ところで、本実施の形態では、さらなる構
成として、全ての感光体6に対して摩擦係数低下手段を
備えている。感光体の表面摩擦係数を低下させる方法と
して、感光体上に滑剤を塗布する方法が一般的に知られ
ている。これは、感光体に滑剤を直接押し当てて塗布し
ても構わないし、クリーニングブラシなどを介して間接
的に感光体に塗布する方法、剤に滑剤を混ぜて感光体に
塗布する方法などがある。また、感光体の最大静止摩擦
係数μを0.1〜0.3の範囲内に制御する方法として
滑剤の材料の選定がある。本実施の形態では、図5に示
すように、滑剤の材料としてPTFE(ポリテトラフル
オロエチレン;商品名「テフロン」)15を用いてクリ
ーニングブラシ16を介して感光体6に塗布する摩擦係
数低下手段17とすることで、感光体6の最大静止摩擦
係数μを0.1〜0.3の範囲内に制御できるようにし
た。図6に感光体6の最大静止摩擦係数と感光体6の膜
削れ量の関係を示す。このように感光体6の表面摩擦係
数を下げることで、感光体6の膜削れ量を低減させるこ
とができ、全ての感光体6の寿命を極力延ばすことがで
きる。
【0044】また、本実施の形態では、単色ブラックK
用の感光体6の感光層6eの膜厚を他のものに比して厚
めとしており、その分、イエローY用等の他の現像色用
ほど高精細な静電潜像を形成することが難しくなるが、
本実施の形態では、この単色ブラックK用の感光体6に
対する露光装置10としてLEDアレイヘッドを用いて
いるので、その発光部分の面積を小さくすることで(高
精細LEDアレイヘッドとする)、半導体レーザ及びそ
のラスタスキャン走査光学系を用いたLD光学系方式の
露光装置などに比べて比較的簡単にビームスポット径を
小さくすることができる。一方で、高精細LEDアレイ
ヘッドは、LD光学系に比べ高価であるので、低価格機
とするには、できるだけ高精細LEDアレイヘッドの使
用本数を減らすことが望ましいので、図2に示した構成
において感光層6eの膜厚を厚くした単色ブラック用の
露光装置10のみに高精細LEDアレイヘッドを用い、
イエローY等の他現像色用にはLD光学系等を用いるこ
とがよい。もっとも、高価格機の場合であれば、4色と
も露光装置10として高精細LEDアレイヘッドを用い
た方がより高精細画像が得られる。
【0045】さらに、本実施の形態では、特に図示しな
いが、単色ブラックK用の感光体6以外のイエローY、
マゼンタM、シアンC用の各感光体6に関しては、コン
トローラにより駆動制御される接離機構により転写ベル
ト13に対して接離自在に設けられている。また、画像
出力モードとしては、この種の画像形成装置として通常
通り、少なくとも、白黒画像出力モードとカラー画像出
力モードとを有しており、操作パネルの操作或いはパソ
コン等のホスト機側からの指示により、任意にモード指
定し得る構成とされている。
【0046】ここに、本実施の形態において、モード指
定に応じてコントローラにより実行される動作制御につ
いて図7に示すフローチャートを参照して説明する。ま
ず、カラー画像出力モードが指定された場合には(ステ
ップS1のY)、イエローY、マゼンタM、シアンC、
ブラックK用の各感光体6の位置を転写ベルト13に接
する通常位置として(S2)、各々の感光体6を回転駆
動させ、電子写真プロセスに従い、各々の感光体6に対
応する帯電・現像動作等を実行させる(S3)ことで、
転写紙1上にカラー画像が形成される。
【0047】一方、白黒画像出力モードが指定された場
合には(S1のN)、接離機構を駆動させてイエロー
Y、マゼンタM、シアンC用の各感光体6を転写ベルト
13から離間させる(S5)。さらに、これらのイエロ
ーY、マゼンタM、シアンC用の各感光体6の回転駆動
をオフさせ、停止状態とする(S6)。併せて、これら
のイエローY、マゼンタM、シアンC用の各感光体6に
対する帯電・現像動作等もオフさせる(S7)。このよ
うな状態で、ブラックK用の感光体6を回転駆動させ
(S8)、電子写真プロセスに従い、このブラックK用
の感光体6に対して帯電・現像動作等を実行させる(S
9)ことで、転写紙1上に単色ブラックKによる白黒画
像が形成される。
【0048】このように、白黒画像出力モード指定時に
は単色ブラックK用の感光体6以外のイエローY、マゼ
ンタM、シアンC用の感光体6はその回転動作を停止さ
せるので、使用頻度の多い白黒画像出力モード指定時に
イエローY、マゼンタM、シアンC用の感光体6に関し
てクリーニングブレード等による膜削れを極力なくすこ
とができ、カラー画像形成装置全体で全ての感光体6の
寿命を延ばすことができる。また、白黒画像出力モード
指定時には単色ブラックK用の感光体6以外のイエロー
Y、マゼンタM、シアンC用の感光体6は転写ベルト1
3から離反させるので、使用頻度の多い白黒画像出力モ
ード指定時にイエローY、マゼンタM、シアンC用の感
光体6に関して転写紙1や転写ベルト13等で削られる
ことを極力なくすことができ、カラー画像形成装置全体
で全ての感光体6の寿命を延ばすことができる。
【0049】また、特に図示しないが、本実施の形態の
カラー画像形成装置では、イエローY、マゼンタM、シ
アンC、ブラックK用の各感光体6について上述のよう
に長寿命化が図られているので、交換できない据え付け
型として装置内に組み込まれている。このように、各感
光体6を交換不可な据え付け型とすることでランニング
コストを低下させることができる上に、交換可能とした
場合には感光層6eの膜厚の異なる感光体6を交換する
際に取り間違えしてしまうようなトラブルを生じ得る
が、このようなトラブルを回避できる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、単色ブラ
ック用の感光体の感光層膜厚を他の現像色用の感光体の
感光層膜厚よりも厚くしたので、使用頻度の多い単色ブ
ラック用の感光体の寿命を他の現像色用の感光体の寿命
よりも延ばすことができ、単色ブラック用の感光体が早
く寿命に達してしまうのを防止することができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明を実現する上で、比較的安価な有機感光体を用
いる場合に、感光層の厚さの大半を電荷移動層が占める
ことからこの電荷移動層の厚さを異ならせることにより
容易に実現できる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、単色ブラッ
ク用の感光体に対する帯電電位の絶対値が、他の現像色
用の感光体に対する帯電電位の絶対値よりも大きくした
ので、感光層の膜厚を厚くした感光体では感光層の薄い
感光体に比して帯電電位の絶対値を大きくすることがで
きるため、単色ブラック画像の地汚れ余裕度を大きくす
ることができる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、単色ブラッ
ク用の感光体の帯電電位−平均現像電位の絶対値を、他
の現像色用の感光体の帯電電位−平均現像電位の絶対値
より大きくしたので、感光層の膜厚を厚くした感光体で
は感光層の薄い感光体に比して帯電電位の絶対値を大き
くすることができるため、単色ブラック画像の地汚れ余
裕度を大きくすることができる。
【0054】請求項5記載の発明によれば、単色ブラッ
ク用の感光体の露光後電位−平均現像電位の絶対値を、
他の現像色用の感光体の露光後電位−平均現像電位の絶
対値より大きくしたので、感光層の膜厚を厚くした感光
体では感光層の薄い感光体に比して帯電電位の絶対値を
大きくすることができるため、その感光体の露光後電位
も大きくとれ、単色ブラック画像の地汚れ余裕度を大き
くすることができる。
【0055】請求項6記載の発明によれば、各感光体に
対してその表面摩擦係数を低下させる摩擦係数低下手段
を備えるので、単色ブラック用の感光体の寿命の延長を
図りつつ、全ての感光体に関してその寿命を極力延ばす
ことができる。
【0056】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明を実現する上で、クリーニングブレード等のク
リーニング手段による感光体の膜削れ量を低減させるこ
とができる。
【0057】請求項8記載の発明によれば、感光層を厚
くした単色ブラック用の感光体では感光層を厚くした
分、他の現像色用ほど高精細な静電潜像を得にくくなる
が、露光装置にLEDアレイヘッドを用いることにより
小径な光書込みを実現でき、全てに関して画質の差を埋
めることができる。
【0058】請求項9記載の発明によれば、白黒画像出
力モード指定時には単色ブラック用の感光体以外の他の
現像色用の感光体はその回転を停止させるようにしたの
で、使用頻度の多い白黒画像出力モード指定時に他の現
像色用の感光体に関してクリーニングブレード等による
膜削れを極力なくすことができ、全体的に感光体の寿命
を延ばすことができる。
【0059】請求項10記載の発明によれば、白黒画像
出力モード指定時には単色ブラック用の感光体以外の他
の現像色用の感光体は記録材搬送ベルトから離反させる
ようにしたので、使用頻度の多い白黒画像出力モード指
定時に他の現像色用の感光体に関して記録材や記録材搬
送ベルト等で削られることを極力なくすことができ、全
体的に感光体の寿命を延ばすことができる。
【0060】請求項11記載の発明によれば、各感光体
を交換不可な据え付け型としたので、ランニングコスト
を低下させることができる上に、交換可能とした場合の
ように感光層の膜厚の異なる感光体を交換する際に取り
間違えしてしまうようなトラブルを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態として、電子写真プロセ
スを利用した画像形成動作を説明するための画像形成装
置を示す模式図である。
【図2】本実施の形態のカラー画像形成装置全体の概略
を示す側面図である。
【図3】有機感光体の断面構造を示す断面図である。
【図4】|V0−VB|と地汚れ余裕度との関係を示す
グラフである。
【図5】摩擦係数低下手段の一例を示す感光体回りの断
面図である。
【図6】感光体の最大表面摩擦係数と感光体膜削れ量と
の関係を示すグラフである。
【図7】出力画像モードに応じた動作制御を示すフロー
チャートである。
【図8】現像色による地汚れ余裕度の違いを示すグラフ
である。
【図9】感光体膜削れ量と感光体動作時間との関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 記録材 6 感光体 6d 電荷移動層 6e 感光層 8 現像装置 10 露光装置 13 記録材搬送ベルト 17 摩擦係数低下手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単色ブラックを含む複数の現像色に対応
    した複数の感光体と、各感光体毎に各々静電潜像を書込
    み形成する露光装置と、各露光装置により前記各感光体
    上に形成した各静電潜像を各々の現像色のトナーにより
    現像する現像装置と、前記各感光体間に渡り記録材を搬
    送する記録材搬送ベルトとを備え、前記記録材搬送ベル
    トにより搬送される前記記録材上に単色又は複数色のト
    ナー像を重ね合わせた画像を形成する電子写真方式の画
    像形成装置において、 単色ブラック用の前記感光体の感光層膜厚を他の現像色
    用の前記感光体の感光層膜厚よりも厚くしたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記各感光体は、有機感光体よりなり、
    単色ブラック用の前記感光体の電荷移動層の厚さが他の
    現像色用の前記感光体の電荷移動層の厚さよりも厚いこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 単色ブラック用の前記感光体に対する帯
    電電位の絶対値が、他の現像色用の前記感光体に対する
    帯電電位の絶対値よりも大きいことを特徴とする請求項
    1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 単色ブラック用の前記感光体の帯電電位
    −平均現像電位の絶対値が、他の現像色用の前記感光体
    の帯電電位−平均現像電位の絶対値より大きいことを特
    徴とする請求項1ないし3の何れか一に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 単色ブラック用の前記感光体の露光後電
    位−平均現像電位の絶対値が、他の現像色用の前記感光
    体の露光後電位−平均現像電位の絶対値より大きいこと
    を特徴とする請求項1ないし4の何れか一に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記各感光体に対してその表面摩擦係数
    を低下させる摩擦係数低下手段を備えることを特徴とす
    る請求項1ないし5の何れか一に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記摩擦係数低下手段は、前記感光体の
    最大静止摩擦係数が0.1〜0.3の範囲内に収まるよ
    うに表面摩擦係数を低下させることを特徴とする請求項
    6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも単色ブラック用の前記感光体
    に対する前記露光装置がLEDアレイヘッドよりなるこ
    とを特徴とする請求項1ないし7の何れか一に記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 白黒画像出力モードとカラー画像出力モ
    ードとを有し、白黒画像出力モード指定時には単色ブラ
    ック用の前記感光体以外の他の現像色用の前記感光体の
    回転を停止させることを特徴とする請求項1ないし8の
    何れか一に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 白黒画像出力モードとカラー画像出力
    モードとを有し、単色ブラック用の前記感光体以外の他
    の現像色用の前記感光体に対して前記記録材搬送ベルト
    との接離機構を備え、白黒画像出力モード指定時には前
    記接離機構により単色ブラック用の前記感光体以外の他
    の現像色用の前記感光体を前記記録材搬送ベルトから離
    反させることを特徴とする請求項1ないし9の何れか一
    に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記各感光体が交換不可な据え付け型
    であることを特徴とする請求項1ないし10の何れか一
    に記載の画像形成装置。
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