JP2003098800A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003098800A
JP2003098800A JP2001287242A JP2001287242A JP2003098800A JP 2003098800 A JP2003098800 A JP 2003098800A JP 2001287242 A JP2001287242 A JP 2001287242A JP 2001287242 A JP2001287242 A JP 2001287242A JP 2003098800 A JP2003098800 A JP 2003098800A
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Application number
JP2001287242A
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English (en)
Inventor
Hiromi Ogiyama
宏美 荻山
Mitsuteru Kato
光輝 加藤
Katsuya Kawagoe
克哉 川越
Yuji Sawai
雄次 澤井
Akihiro Sugino
顕洋 杉野
Mitsuru Takahashi
充 高橋
Takahiro Tamiya
孝弘 田宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 転写バイアスの流出による転写チリ画像の発
生を防止することができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 上流側に配置されている画像形成手段1
8の1次転写ニップN1の転写ベルト移動方向最下流側
の接点P1から、1次転写装置62の中間転写ベルト1
0に対する転写ベルト移動方向最上流側のバイアス印加
点P2までのベルト長をL1とし、1次転写装置62の
中間転写ベルト10に対する転写ベルト移動方向最下流
側のバイアス印加点P3から、下流側に隣接して配置さ
れている画像形成手段18の1次転写ニップN2の転写
ベルト移動方向最上流側の接点P4までのベルト長をL
2としたとき、L2≧10×L1の関係を満たすように
構成する。これにより、感光体40と中間転写ベルト1
0との接触部の上流側でのギャップ放電が生じなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関
し、詳しくは、転写ベルトの表面に沿って配設された複
数の像担持体を備え、各像担持体上に形成された複数色
のトナー像を、該転写ベルトに転写バイアスを印加しな
がら、該転写ベルトにより搬送する転写材上に直接転
写、もしくは該転写ベルトに1次転写した後、該転写材
上に2次転写する転写手段を搭載した画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、市場の要求に伴って、カラー複写
機やカラープリンタ等のような、カラー画像を出力でき
るカラー画像形成装置が多く提供されるようになってき
ている。また、最近のカラー画像形成装置としては、フ
ルカラー画像もモノクロ画像並みのスピードで形成でき
るものであることが望まれている。このようなカラー画
像形成装置としては、いわゆる1ドラム型のものと、タ
ンデム型のものとがある。
【0003】1ドラム型のカラー画像形成装置は、像担
持体としての1つの感光体と、該感光体の周囲に配置し
た複数個の現像装置とを備えている。そして、各現像装
置の各色のトナーにより、該感光体上に複数色のトナー
像を順次形成し、被転写体としての転写紙やOHP転写
紙などの転写材上に、該複数色のトナー像を直接もしく
は間接的に転写してカラー画像を得るようにしている。
一方、タンデム型のカラー画像形成装置は、静電潜像を
担持するための像担持体としての感光体と、該感光体上
に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、該静電潜
像を現像してトナー像化するための現像手段と、該感光
体体上のトナー像を被転写体上に転写するための転写手
段とを備えた複数個の画像形成手段を備えている。そし
て、複数個の画像形成手段の各感光体上に形成した複数
色のトナー像を、各転写手段により該転写ベルトに転写
バイアスを印加しながら、上記被転写体としての転写材
上に直接もしくは間接的に重ね合わせ転写してカラー画
像を得るようにしている。
【0004】上記1ドラム型のカラー画像形成装置は、
感光体が1つであるので、装置本体の小型化やコスト低
減ができる利点がある。しかし、フルカラー画像を形成
する場合には、1つの感光体により複数回(通常4回)
の画像形成を繰り返して行うため、画像出力に時間がか
かり、画像形成の高速化に難点がある。これに対し、上
記タンデム型のカラー画像形成装置は、複数個の画像形
成手段の各感光体上に1回の画像形成を行うだけで、フ
ルカラー画像を形成することができるので、画像形成の
高速化が容易であるという利点がある。このようなこと
から、最近は、上記タンデム型のカラー画像形成装置が
注目されてきている。
【0005】なお、上記タンデム型のカラー画像形成装
置は、その転写方式により2種に分けられる。1つは、
各感光体上の各色のトナー像を、転写搬送ベルトにより
搬送される転写材上に、各感光体に対応した各転写装置
により、順次転写する直接転写方式のものである。他
は、各感光体上の各色のトナー像を、1次転写装置によ
り中間転写ベルト上に順次重ね合わせて一旦転写した
後、該中間転写ベルト上の1次転写トナー像を、2次転
写装置により転写材上に一括して2次転写する間接転写
方式のものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特許第29
08344号のように、感光体と転写ベルトとが接触す
る1次転写ニップのベルト移動方向下流から転写バイア
スを印可して、該感光体と転写ベルトとのギャップ放電
によるトナー飛散を防止するようにしたものが知られて
いる。つまり、上述のように、1次転写ニップの下流か
ら転写バイアスを印可することで、該1次転写ニップの
下流側の感光体と転写ベルトとの微少ギャップ領域に1
次転写電界を集中させることができ、1次転写ニップの
上流側の感光体と転写ベルトとの微少ギャップ領域にお
ける1次転写電界の電界強度が弱くなる。これにより、
上記1次転写ニップの上流側の微少ギャップ領域でのギ
ャップ放電が少なくなり、このギャップ放電によるトナ
ー像の1次転写時におけるトナー飛散(転写チリ)が防
止されるようになる。この結果、該トナー飛散による感
光体上の未転写トナー像の被転写体へのプレ転写が抑制
され、トナー像の1次転写時における転写チリ画像の発
生が起り難くなる。
【0007】ところが、前述のような複数個の画像形成
手段を備えたタンデム型の画像形成装置において、上述
のように1次転写ニップのベルト移動方向下流から転写
バイアスを印可した場合には、上記各画像形成手段のう
ち、上流側に配置されている画像形成手段の転写バイア
ス印加手段により転写ベルトに印加した転写バイアスの
一部の電流成分が、この上流側に配置されている画像形
成手段の1次転写ニップに向かわずに、該上流側に配置
されている画像形成手段の下流側に隣接して配置されて
いる画像形成手段の1次転写ニップに流出してしまうこ
とがあった。
【0008】このように、上流側に配置されている画像
形成手段の1次転写ニップのベルト移動方向下流から印
加された転写バイアスが、該上流側に配置されている画
像形成手段の下流側に隣接して配置されている他の画像
形成手段の1次転写ニップに流出してしまうと、この下
流側の画像形成手段の1次転写ニップを形成している転
写ベルトの1次転写ニップ上流側のベルト電位が上昇す
る。このため、このようなタンデム型の画像形成装置に
おいては、上記転写バイアスの流出によるベルト電位の
上昇により、上記下流側の画像形成手段の感光体と転写
ベルトとの接触部の上流側にギャップ放電が生じて、該
下流側の画像形成手段によるトナー像の1次転写時にト
ナー飛散によるプレ転写が発生し、転写チリ画像が発生
するという不具合があった。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、各画像形成手段のう
ちの、上流側に配置されている画像形成手段の1次転写
ニップのベルト移動方向下流から印加された転写バイア
スの、該上流側に配置されている画像形成手段の下流側
に隣接して配置されている画像形成手段の1次転写ニッ
プへの流出を防止して、該転写バイアスの流出による転
写チリ画像の発生を防止することができる画像形成装置
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、静電潜像を担持するための像担
持体と、該像担持体上に静電潜像を形成するための潜像
形成手段と、該静電潜像を現像してトナー像化するため
の現像手段と、該像担持体上のトナー像を被転写体上に
転写するための転写手段とを備えた複数個の画像形成手
段と、該複数個の画像形成手段の各像坦持体の表面に順
次接触しながら移動する転写ベルトとを有し、上記各画
像形成手段の各転写手段が、各像担持体と転写ベルトと
が接触する各転写ニップに転写電界を形成するためのバ
イアスを、該転写ニップよりも転写ベルト移動方向下流
側の転写ベルト面に印加するバイアス印加手段からなる
画像形成装置において、上記各画像形成手段のうち、上
流側に配置されている画像形成手段の転写ニップの転写
ベルト移動方向最下流側の接点から、該上流側に配置さ
れている画像形成手段のバイアス印加手段の上記転写ベ
ルトに対する転写ベルト移動方向最上流側のバイアス印
加点までのベルト長をL1とし、上記上流側に配置され
ている画像形成手段のバイアス印加手段の上記転写ベル
トに対する転写ベルト移動方向最下流側のバイアス印加
点から、該上流側に配置されている画像形成手段の下流
側に隣接して配置されている画像形成手段の転写ニップ
の転写ベルト移動方向最上流側の接点までのベルト長を
L2としたとき、L2≧10×L1の関係を満たすよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0011】この種の画像形成装置においては、転写ニ
ップのベルト移動方向下流からバイアスを印可した場合
に、上記バイアス印加手段により転写ベルトに印加した
バイアスの一部の電流成分が、上記各画像形成手段のう
ちの、目標とする画像形成手段の転写ニップに向かわず
に、この目標とする画像形成手段の下流側に隣接して配
置されている画像形成手段の転写ニップに流出してしま
うことがあった。そこで、本発明の画像形成装置におい
ては、上記上流側に配置されている画像形成手段のバイ
アス印加手段の上記転写ベルトに対する転写ベルト移動
方向最下流側のバイアス印加点から、該上流側に配置さ
れている画像形成手段の下流側に隣接して配置されてい
る画像形成手段の転写ニップの転写ベルト移動方向最上
流側の接点までのベルト長をL2を、上記上流側に配置
されている画像形成手段の転写ニップの転写ベルト移動
方向最下流側の接点から、該上流側に配置されている画
像形成手段のバイアス印加手段の上記転写ベルトに対す
る転写ベルト移動方向最上流側のバイアス印加点までの
ベルト長L1の、10倍以上の長さになるように構成す
る。このように上記転写ベルトのベルト長L2を長くす
ることにより、上流側の画像形成手段の転写ニップのベ
ルト移動方向下流から印可したバイアスが、下流側の画
像形成手段の転写ニップに向けて流出しても、該バイア
スの流出電流が、該下流側の画像形成手段の1次転写ニ
ップに到達する前に、該転写ベルトの固有抵抗によって
消失されるようになる。これにより、上記下流側の画像
形成手段の転写ニップを形成している転写ベルトの転写
ニップ上流側のベルト電位が、上記バイアスの流出電流
によって上昇することがなくなる。この結果、該下流側
の画像形成手段の転写ニップを形成している像担持体と
転写ベルトとの接触部の上流側にギャップ放電が生じる
ことがなくなる。従って、本発明の画像形成装置におい
ては、上記ギャップ放電によるプレ転写が発生しなくな
り、転写チリ画像の発生が防止されるようになる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記各バイアス印加手段は、上記転写ベル
トの上記各像担持体が接触しているベルト面と反対側の
ベルト面に対して接触回転するバイアスローラからなる
ことを特徴とするものである。
【0013】この画像形成装置においては、上記バイア
スローラを、上記各画像形成手段の転写ニップを形成す
るためのニップ形成ローラとして機能させることができ
るので、各画像形成手段の構成を簡素化できるようにな
る。ところで、上記転写ベルトを挟んで上記像担持体と
対向するように上記バイアスローラを配置した場合に
は、該転写ベルトと像担持体とを安定して接触させるた
めに、該転写ベルトに対するバイアスローラの接触圧を
大きくすると、この接触圧により、1mm前後の巾のライ
ン画像を形成しているトナーが、像担持体に押し付けら
れたまま転写ベルトに転写されないで、通称「文字中抜
け」とか「虫喰」とかと呼ばれている中抜け画像が発生
することがある。この画像形成装置においては、上記バ
イアスローラにより、上記転写ニップよりも転写ベルト
移動方向下流側の転写ベルト面に転写バイアスが印加さ
れる。つまり、この画像形成装置のバイアスローラは、
上記転写ベルトを挟んで上記像担持体と対向する部位よ
りも転写ベルト移動方向下流側の部位に配置されてい
る。これにより、像担持体と転写ベルトとが、転写ベル
トの張力によって接触するようになる。従って、この画
像形成装置においては、上記バイアスローラの押圧力に
より像担持体と転写ベルトとを圧接させる構成と比較し
て、像担持体と転写ベルトとを弱い圧力で非接触部分が
ないように安定して接触させることができるようにな
り、上記中抜け画像の発生を防止できるようになる。
【0014】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、L2≦100×L1の関係を満たすことを
特徴とするものである。
【0015】請求項1で述べたように、上記バイアスロ
ーラにより印加したバイアスの流出電流による影響を回
避するためには、上記転写ベルトのベルト長L2を、ベ
ルト長L1よりもできるだけ大きくすることが望まし
い。しかし、該ベルト長L2を何処までも大きくする
と、上記各画像形成手段の配置間隔が大きくなるため、
画像形成装置が大型化してしまうことになる。従って、
画像形成装置を大型化することなく、上記ベルト長L2
をベルト長L1よりもできるだけ大きくするには、上記
バイアスローラの位置を、上記像担持体に接近させて、
ベルト長L1を小さくする必要がある。しかし、該バイ
アスローラの位置を像担持体に接近させると、各画像形
成手段の転写ニップでの転写ベルトと像担持体との押圧
力が、転写ベルトの張力による押圧力から該バイアスロ
ーラによるベルト押圧力に近くなるために、転写ベルト
と像担持体との接触圧が高くなり、上記「文字中抜け」
とか「虫喰」が発生し易くなる。そこで、この画像形成
装置においては、上記ベルト長L2を、ベルト長L1の
100倍以下の長さとする。これにより、画像形成装置
を大型化したり、転写ベルトと像担持体との接触圧を高
くしたりすることなく、上記ベルト長L2をベルト長L
1よりもできるだけ大きくして、上記バイアスローラに
より印加したバイアスの流出電流による影響を回避する
ことができるようになる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
画像形成装置において、上記トナー像を形成するトナー
は、表面に離型剤を含んでいることを特徴とするもので
ある。
【0017】この画像形成装置においては、上記トナー
像を形成するトナーの表面に離型剤が含まれている。こ
れにより、該トナー像の転写時や定着時における上記転
写ベルトや定着部材からのトナーの離型性が向上され、
該トナー像の転写性や定着性が向上されるようになる。
【0018】請求項5の発明は、請求項1、2、3又は
4の画像形成装置において、上記像担持体は、少なくと
も最上層に補強フィラを分散した構成を有していること
を特徴とするものである。
【0019】この画像形成装置においては、上記像担持
体の少なくとも最上層に補強フィラが分散されている。
これにより、該像担持体の機械的耐性が向上されるよう
になる。
【0020】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
又は5の画像形成装置において、上記各バイアス印加手
段は、上記転写ベルトに対して別個のバイアスを印加す
るバイアス供給電源を有し、各バイアス供給電源をそれ
ぞれ個別に定電流制御することを特徴とするものであ
る。
【0021】上記転写ベルトの抵抗値は、製造時におけ
るバラツキや経時及び環境でのシフトといった変動要因
で変動する。このように転写ベルトの抵抗値が変動する
と、トナー像の転写性が変動する。このような転写ベル
トの抵抗値の変動によるトナー像の転写性の変動は、一
般に転写時におけるバイアスを定電流制御することで吸
収できるとされている。しかし、上述したように、下流
側の画像形成手段の像担持体に印加バイアスの電流成分
が流れてしまうと、その分、転写したい像担持体へ流れ
る電流が減少するため、目標とする画像形成手段の転写
ニップの転写電界が低下する。このような転写電界の低
下を防止するには、該転写電界の減少分を見込んで、上
記バイアスを予め多目の電流で定電流制御すればよい。
ここで、目標とする像担持体へ流れる電流比率は、バイ
アス印加手段によるバイアス印加点から互いに隣接する
両像担持体までの転写ベルトのベルト長に概ね反比例す
る。しかし、該転写ベルトの電流経路には、表面抵抗に
寄与する部分と体積抵抗に寄与する部分とがある。ここ
で、該転写ベルトは、周辺湿度に対して表面が吸湿し易
いので、その表面抵抗は変化し易いが、該転写ベルトの
内部への水分の浸透はし辛く、その体積抵抗は変化し辛
い。このように、上記流出電流は、転写ベルトの抵抗の
低いところに流れ易いので、目標とする像担持体に流れ
る電流比率が環境で変化することになる。また、転写ベ
ルトの抵抗は電界依存性を持つことが多く、この電界依
存性は、上述した転写ベルトの製造時のバラツキや経時
及び環境でのシフトといった変動要因で変動する。この
ように、この種の画像形成においては、目標とする像担
持体に流れる電流比率が上記環境や電界依存性により変
化するため、上記バイアスを、その減少分を見込んで多
目の電流で定電流制御するだけでは、安定した転写性を
得ることが困難である。そこで、この画像形成装置にお
いては、上記バイアス印可点から互いに隣接する両像担
持体までの転写ベルトのベルト長の比率を大きくすると
ともに、上記各バイアス印加手段に、上記転写ベルトに
対して別個のバイアスを印加するバイアス供給電源をも
たせて、各バイアス供給電源をそれぞれ個別に定電流制
御する。これにより、目標とする像担持体へ流れるバイ
アス電流の減少量が少なくなり、上記定電流制御によっ
て安定した転写性が得られるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、タンデム中間転
写方式のカラー画像形成装置としての複写機に適用した
実施形態について説明する。図1に、本発明が実施され
る複写機の概略的な全体構成を示す。図1において、符
号100は複写機本体、200は該複写機本体100を
載せる給紙テーブル、300は複写機本体100上に取
り付けるスキャナ、400はスキャナ300の上に取り
付ける原稿自動搬送装置(ADF)である。
【0023】複写機本体100には、無端ベルト状の中
間転写体としての中間転写ベルト10が設けられてい
る。中間転写ベルト10は、図2に示すように、ベース
層11を、例えば伸びの少ないフッ素樹脂や伸びの大き
なゴム材料に帆布など伸びにくい材料で構成された基層
をつくり、その上に弾性層12を設ける。弾性層12
は、例えばフッ素系ゴムやアクリロニトリル−ブタジエ
ン共重合ゴムなどでつくる。その弾性層12の表面は、
例えばフッ素系樹脂をコーティングして平滑性のよいコ
ート層13で被ってなる。
【0024】上記中間転写ベルト10は、図1に示すよ
うに、複数個(図示例では3つ)の支持ローラ14、1
5、16に掛け回されており、図中の矢印方向に回転搬
送可能となっている。上記支持ローラ15の左には、画
像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナー
を除去するためのベルトクリーニング装置17が設けら
れている。また、支持ローラ14と支持ローラ15の間
に張り渡した中間転写ベルト10上には、その搬送方向
に沿って、ブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの4
つの画像形成手段18が横に並べて配置されている。こ
れにより、タンデム画像形成部20が構成されている。
ここで、ブラック(Bk)現像モード時に他の3つのイ
エロー・マゼンタ・シアンのカラー画像形成を解除する
ことを考慮したときの現像順は、シアン、マゼンタ、イ
エロー、ブラックの順となっている。
【0025】上記タンデム画像形成部20の上には、図
1に示すように、露光装置21が設けられている。一
方、中間転写ベルト10を挟んでタンデム画像形成部2
0と反対の側には、2次転写装置22が配設されてい
る。図示の2次転写装置22は、2つのローラ23間
に、無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して
構成されており、該2次転写ベルト24が中間転写ベル
ト10を介して支持ローラ16に押し当てられることに
よって、中間転写ベルト10上のトナー像が転写紙に転
写される。
【0026】上記2次転写装置22の下流側には、転写
紙上のトナー像を定着するための定着装置25が設けら
れている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベル
ト26に加圧ローラ27を押し当てて構成されている。
上述の2次転写装置22は、画像転写後の転写紙を上記
定着装置25へと搬送する転写紙搬送機能も備えてい
る。もちろん、2次転写装置22としては、転写ローラ
や非接触のチャージャを配置してもよい。また、図示の
複写機は、上記2次転写装置22および定着装置25の
下に、タンデム画像形成部20と平行に、転写紙の両面
に画像を記録すべく転写紙を反転搬送するための転写紙
反転装置28を備えている。
【0027】上記複写機を用いてコピーをとるときは、
例えば、上記原稿自動搬送装置400の原稿台30上に
原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を
開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿
をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押
さえる。そして、不図示のスタートスイッチを押すと、
原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原
稿が搬送されてコンタクトガラス32上へと移動した
後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたと
きは、直ちにスキャナ300が駆動されて、第1走行体
33および第2走行体34が走行する。そして、第1走
行体33により光源からの光が原稿に発射されるととも
に、原稿面からの反射光が、さらに反射して第2走行体
34に向け第2走行体34のミラーで反射して結像レン
ズ35を通して読取りセンサ36に入り、原稿内容が読
み取られる。
【0028】また、上記スタートスイッチが押される
と、不図示の駆動モータにより、上記支持ローラ14、
15、16の1つが回転駆動して、他の2つの支持ロー
ラが従動回転し、中間転写ベルト10が回転搬送され
る。同時に、個々の画像形成手段18でその感光体40
が回転して各感光体40上にそれぞれ、ブラック・イエ
ロー・マゼンタ・シアンの単色画像が形成される。そし
て、中間転写ベルト10の回転とともに、これらの単色
画像が順次転写されて、中間転写ベルト10上に合成カ
ラー画像が形成される。
【0029】さらに、上記スタートスイッチが押される
と、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つが選択
回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセッ
ト44の1つから転写紙が繰り出される。該転写紙は、
分離ローラ45で1枚ずつ分離されて給紙路46に入
り、搬送ローラ47で搬送されて複写機本体100内の
給紙路48に導かれて、レジストローラ49に突き当て
て止められる。ここで、転写紙を手差しで送り込む場合
には、給紙ローラ50を回転して手差転写紙レイ51上
の転写紙を繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離し
て手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49
に突き当てて止める。
【0030】上記レジストローラ49は、中間転写ベル
ト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせて回転
し、中間転写ベルト10と2次転写装置22との間に転
写紙を送り込み、2次転写装置22で転写して転写紙上
にカラー画像を記録する。画像転写後の転写紙は、2次
転写装置22により搬送されて定着装置25へと送り込
まれ、定着装置25により熱と圧力とが加えられて、転
写画像が定着された後、切換爪55が切り換えられて排
出ローラ56により機外に排出され、排紙トレイ57上
にスタックされる。ここで、両面コピーを行う場合に
は、該転写紙を切換爪55で切り換えて転写紙反転装置
28に送りこみ、そこで反転して再び転写位置へと導
き、裏面にも画像を記録した後、排出ローラ56で排紙
トレイ57上に排出する。一方、画像転写後の中間転写
ベルト10は、ベルトクリーニング装置17により、画
像転写後に中間転写ベルト10上に残留した残留トナー
が除去され、タンデム画像形成部20による再度の画像
形成に備える。
【0031】ここで、上記レジストローラ49は、一般
的には接地されて使用されることが多いが,転写紙の紙
粉除去のためにバイアスを印加することも可能である。
例えば、導電性ゴムローラを用いバイアスを印加する。
径φ18mmで、表面を1mm厚みの導電性NBRゴム
とする。電気抵抗はゴム材の体積抵抗で10E9Ωcm程
度であり、印加電圧はトナーを転写する側(表側)には
−800V程度の電圧を印加する。また、転写紙の裏面
側には+200V程度の電圧を印加する。なお、一般的
に中間転写方式においては、紙粉が感光体にまで移動し
づらいので、紙粉転写を考慮する必要が少なくアースに
なっていても良い。また、印加電圧としては、通常、D
Cバイアスが印加されているが、これは転写紙をより均
一帯電させるためDCオフセット成分を持ったAC成分
電圧でも良い。
【0032】図3は、タンデム画像形成部20の部分拡
大図である。上述したタンデム画像形成部20におい
て、個々の画像形成手段18は、図3に示すように、ド
ラム状の像担持体としての感光体40のまわりに、帯電
装置60、現像装置61、1次転写手段としての1次転
写装置62、感光体クリーニング装置63、除電装置6
4などを備えてなる。
【0033】また、画像形成手段18を構成する部分の
全部または一部でプロセスカートリッジを形成し、複写
機本体100に対して一括して着脱自在としてメンテナ
ンス性を向上するようにしてもよい。画像形成手段18
を構成する部分のうち、帯電装置60は、図示例ではロ
ーラ状につくり、感光体40に接触して電圧を印加する
ことによりその感光体40の帯電を行う。勿論,非接触
のスコロトロンチャージャで帯電を行うこともできる。
【0034】現像装置61は、一成分現像剤を使用して
もよいが、図示例では、磁性キャリアと非磁性トナーと
よりなる二成分現像剤を使用する。そして、その二成分
現像剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブ65に二成
分現像剤を供給付着させる攪拌部66と、その現像スリ
ーブ65に付着した二成分現像剤のうちのトナーを感光
体40に転移する現像部67とで構成し、その現像部6
7より攪拌部66を低い位置とする。
【0035】攪拌部66には、平行な2本のスクリュ6
8を設ける。2本のスクリュ68の間は、両端部を除い
て仕切り板69で仕切る。また、現像ケース70にトナ
ー濃度センサ71を取り付ける。
【0036】一方、現像部67には、現像ケース70の
開口を通して感光体40と対向して現像スリーブ65を
設けるとともに、その現像スリーブ65内にマグネット
72を固定して設ける。また、その現像スリーブ65に
先端を接近してドクタブレード73を設ける。図示例で
は、ドクタブレード73と現像スリーブ65間の最接近
部における間隔は、500μmに設定している。
【0037】そして、2成分現像剤を2本のスクリュ6
8で攪拌しながら搬送循環し、現像スリーブ65に供給
する。現像スリーブ65に供給された現像剤は、マグネ
ット72により汲み上げて保持され、現像スリーブ65
上に磁気ブラシを形成する。磁気ブラシは、現像スリー
ブ65の回転とともに、ドクタブレード73によって適
正な量に穂切りされる。切り落とされた現像剤は、攪拌
部66に戻される。他方、現像スリーブ65上の現像剤
のうちトナーは、現像スリーブ65に印加する現像バイ
アス電圧により感光体40に転移してその感光体40上
の静電潜像を可視像化する。可視像化後、現像スリーブ
65上に残った現像剤は、マグネット72の磁力がない
ところで現像スリーブ65から離れて攪拌部66に戻
る。この繰り返しにより、攪拌部66内のトナー濃度が
薄くなると、それをトナー濃度センサ71で検知して攪
拌部66にトナーが補給される。
【0038】ちなみに、図示例では、感光体40の線速
を200mm/s、現像スリーブ65の線速を240m
m/sとしている。感光体40の直径を50mm、現像
スリーブ65の直径を18mmとして、現像行程が行わ
れる。現像スリーブ65上のトナーの帯電量は、−10
〜−30μC/gの範囲が好適である。感光体40と現
像スリーブ65の間隙である現像ギャップGPは、従来
と同様に0.8mmから0.4mmの範囲で設定でき、
値を小さくすることで現像効率の向上を図ることが可能
である。感光体40の厚みを30μmとし、光学系のビ
ームスポット径を50×60μm、光量を0.47mW
としている。また、感光体40の帯電(露光前)電位V
0を−700V、露光後電位VLを−120Vとして現
像バイアス電圧を−470Vすなわち現像ポテンシャル
350Vとして現像工程が行われるものである。
【0039】次に、1次転写装置62はローラ状とし、
中間転写ベルト10を挟んで感光体40に押し当てて設
ける。別に、ローラ状に限らず、導電性のブラシ形状や
非接触のコロナチャージャなどであってもよい。
【0040】感光体クリーニング装置63は、先端を感
光体40に押し当てて、例えばポリウレタンゴム製のク
リーニングブレード75を備える。クリーニング性を高
めるために外周を感光体40に接触ブラシを併用する。
本説明図では外周を感光体40に接触導電性のファーブ
ラシ76を矢印方向に回転自在に備える。また、ファー
ブラシ76にバイアスを印加する金属製電界ローラ77
を矢示方向に回転自在に備え、その電界ローラ77にス
クレーパ78の先端を押し当てる。さらに、除去したト
ナーを回収する回収スクリュ79を設ける。
【0041】そして、感光体40に対してカウンタ方向
に回転するファーブラシ76で、感光体40上の残留ト
ナーを除去する。ファーブラシ76に付着したトナー
は、ファーブラシ76に対してカウンタ方向に接触して
回転するバイアスを印加された電界ローラ77に取り除
かれる。電界ローラ77に付着されたトナーは、スクレ
ーパ78でクリーニングされる。感光体クリーニング装
置63で回収したトナーは、回収スクリュ79で感光体
クリーニング装置63の片側に寄せ、詳しくは後述する
トナーリサイクル装置80で現像装置61へと戻して再
利用する。除電装置64は、例えばランプであり、光を
照射して感光体40の表面電位を初期化する。
【0042】そして、感光体40の回転とともに、まず
帯電装置60で感光体40の表面を一様に帯電し、次い
でスキャナ300の読取り内容に応じて上述した露光装
置21からレーザやLED等による書込み光Lを照射し
て感光体40上に静電潜像を形成する。その後、現像装
置61によりトナーが付着され静電潜像を可視像化し、
その可視像を1次転写装置62で中間転写ベルト10上
に転写する。画像転写後の感光体40の表面は、感光体
クリーニング装置63で残留トナーを除去して清掃し、
除電装置64で除電して再度の画像形成に備える。
【0043】一方、図3において、外部から駆動力を伝
達して回収スクリュ79を回転すると、回収トナー搬送
部材83を回転搬送し、感光体クリーニング装置63で
回収したトナーを、トナーリサイクル装置80内を通し
てスクリュ68の回転で現像装置61へと搬送する。そ
の後、2本のスクリュ68ですでに現像装置61内にあ
る現像剤とともに攪拌しながら搬送循環し、現像スリー
ブ65に供給してドクタブレード73により穂切りして
後、感光体40に転移してその感光体40上の潜像を現
像する。
【0044】ところで、フルカラー画像は通常4色の着
色トナーで形成され、1枚のカラー画像には1層から4
層までのトナー層が形成されている。このため、図1及
び図3に示すように、中間転写ベルト10を挟んで、感
光体40と1次転写装置62とが対向配置されている
と、上記各トナー層が、1次転写(感光体から中間転写
ベルトへの転写)部位や、2次転写(中間転写ベルトか
ら転写紙への転写)部位を通過することで圧力を受け
て、トナー同士の凝集力が高くなる。そして、トナー同
士の凝集力が高くなることにより、文字の中抜けやベタ
部画像のエッジ抜けの現象が発生しやすくなる。
【0045】そこで、感光体40と中間転写ベルト10
とが接触する1次転写ニップのベルト移動方向下流か
ら、1次転写装置62により1次転写バイアスを印可す
るようにする。これにより、感光体40と中間転写ベル
ト10とが、中間転写ベルト10の張力によって接触す
るようになり、トナー同士の凝集力が高くなる現象が解
消されるようになる。また、このような構成とすること
により、前述したように、感光体40と中間転写ベルト
10とのギャップ放電によるトナー飛散を防止すること
ができるようになる。
【0046】ところが、上記タンデム型の複写機におい
ては、上述のように1次転写ニップのベルト移動方向下
流から転写バイアスを印可した場合、タンデム型画像形
成手段20の上流側に配置されている画像形成手段18
の1次転写装置62により転写ベルトに印加した転写バ
イアスの一部の電流成分が、この1次転写装置62と感
光体40との1次転写ニップに向かわずに、該画像形成
手段18の下流側に隣接して配置されている他の画像形
成手段18の1次転写ニップに流出してしまうことがあ
る。
【0047】このように、各画像形成手段18のうち、
下流側に隣接して配置されている他の画像形成手段18
の1次転写ニップに、転写バイアスの一部の電流成分が
流出してしまうと、この下流側の画像形成手段18の1
次転写ニップを形成している中間転写ベルト10の1次
転写ニップ上流側のベルト電位が上昇する。このため、
このようなタンデム型の複写機においては、上記転写バ
イアスの流出によるベルト電位の上昇により、上記下流
側の他の画像形成手段18の感光体40と中間転写ベル
ト10との接触部の上流側にギャップ放電が生じて、該
下流側の画像形成手段18によるトナー像の1次転写時
にトナー飛散によるプレ転写が発生し、転写チリ画像が
発生するという不具合があった。
【0048】そこで、本実施形態に係る複写機において
は、上記各画像形成手段18のうち、例えば図4に示す
ように、上流側(図の左側)に配置されている画像形成
手段18の1次転写ニップN1の転写ベルト移動方向最
下流側の接点P1から、この上流側に配置されている画
像形成手段18のバイアス印加手段としての1次転写装
置62の中間転写ベルト10に対する転写ベルト移動方
向最上流側のバイアス印加点P2までのベルト長をL1
とし、上記上流側に配置されている画像形成手段18の
1次転写装置62の中間転写ベルト10に対する転写ベ
ルト移動方向最下流側のバイアス印加点P3から、下流
側(図の右側)に隣接して配置されている画像形成手段
18の1次転写ニップN2の転写ベルト移動方向最上流
側の接点P4までのベルト長をL2としたとき、次式
(1)の関係を満たすように構成する。 L2≧10×L1・・・(式1)
【0049】このように、中間転写ベルト10のベルト
長L2を、ベルト長L1の10倍以上の長さにすること
により、上流側の画像形成手段18の1次転写ニップN
1のベルト移動方向下流から印可したバイアスが、下流
側の画像形成手段18の1次転写ニップN2に向けて流
出しても、該バイアスの流出電流が、該下流側の画像形
成手段18の1次転写ニップN2に到達する前に、該転
写ベルトの固有抵抗によって消失されるようになる。こ
れにより、上記下流側の画像形成手段18の1次転写ニ
ップN2を形成している中間転写ベルト10の1次転写
ニップ上流側のベルト電位が、上記バイアスの流出電流
によって上昇することがなくなる。この結果、下流側の
画像形成手段18の1次転写ニップN2を形成している
感光体40と中間転写ベルト10との接触部の上流側に
ギャップ放電が生じることがなくなる。
【0050】従って、本実施形態に係る複写機において
は、上記ギャップ放電によるプレ転写が発生しなくな
り、転写チリ画像の発生が防止されるようになる。つま
り、ベルト長L2とL1との比率(L2/L1)を大き
くすることで、隣接する下流側の感光体40に流れる電
流の比率が小さくなり、隣接する下流側の感光体40の
入口側での1次転写ニップN2でチリ画像が発生するこ
とがなくなる。また、上記流出電流による1次転写バイ
アスの定電流制御性が悪くなって画像が不安定になるこ
ともなくなる。このような観点からは、ベルト長L2と
L1との比率(L2/L1)は、少なくともおよそ10
倍以上とする必要があるが、大きければ大きい方が良
い。
【0051】ここで、上記各バイアス印加手段としての
1次転写装置62は、図4に示すように、中間転写ベル
ト10の感光体40が接触しているベルト面と反対側の
ベルト面に対して接触回転するバイアスローラからなる
ことが好ましい。これにより、1次転写装置62を、上
記各画像形成手段18の1次転写ニップN1,N2を形
成するためのニップ形成ローラとして機能させることが
できるので、各画像形成手段18の構成を簡素化できる
ようになる。
【0052】ところで、上記ベルト長L2とL1との比
率(L2/L1)を何処までも大きくした場合には、1
次転写ニップN1での中間転写ベルト10と感光体40
との接触圧が、中間転写ベルト10の張力による接触圧
によらず、上記バイアスローラ62のベルト押圧力に近
くなる。このため、この場合には、中間転写ベルト10
と感光体40との接触圧が高くなり、「文字中抜け」と
か「虫喰」が発生し易くなる。
【0053】また、限られたスペースの中で、ベルト長
L2とL1との比率(L2/L1)を大きくすること
は、ベルト長L1を小さくすることでもある。従って、
ベルト長L1を余り小さくし過ぎて、感光体40とバイ
アスローラ62とが部分的に接触、あるいは、接触寸前
に近接すると、感光体40とバイアスローラ62との双
方の駆動トルクが急激に高まり、駆動速度ムラが起きる
ことで、横ピッチ筋画像(通称バンティング画像)が発
生したり、さらには駆動系の寿命低下や破損にもなる。
このような観点からは、上記ベルト長L2とL1との比
率(L2/L1)は、少なくともおよそ100倍以下が
望ましい。
【0054】そこで、本発明者等は、上記ベルト長L2
とL1との比率(L2/L1)を、5、10、25、5
0、100、200に設定したときの、チリ画像の有
無、転写率安定性、文字中抜けの有無、バンディング画
像の有無を調べた結果、表1に示すような総合評価を得
た。
【表1】 この表1から明らかなように、上記ベルト長L2とL1
との比率(L2/L1)は、10倍以上、100以下で
あることが望ましく、特に20倍から50倍程度である
ことが好ましい。なお、表1の×印は不良、△印は可、
○印は良を表している。
【0055】なお、本実施形態の複写機で使用したトナ
ーは、バインダーとしてポリエステル樹脂(ガラス転位
点:62℃、軟化点:106℃)を、着色剤は、イエロ
ートナーはジスアゾイエロー顔料、マゼンタトナーはキ
ナクリドン系マゼンタ顔料、シアントナー用顔料は銅フ
タロシアニンブルー顔料、ブラックトナーはカーボンブ
ラック、を夫々、帯電制御剤はサリチル酸誘導体亜鉛塩
を、離型剤はカルナウバワックス(融点:85℃)を、
混合して溶融混練し、粉砕後、分級装置を用いて母体粒
子製造し(重量平均径:6.8μm)、更に、添加剤と
してシリカ(ヘキサメチルジシラザン表面処理品、平均
1次粒子径:0.01μm)、チタニア(イソブチルト
リメトキシシラン表面処理品、平均1次粒子径:0.0
15μm)をミシキングした。
【0056】このように、上記トナーは離型剤を含有し
ているので、定着オイルを必要としない。従って、この
複写機では、定着オイルの補充を必要とせず、また、オ
イルこぼれの心配がないというメリットがある。しか
し、該トナーは、離型剤を含有して粉砕しているので、
粉砕時に離型剤部分から割れ易い。従って、このような
トナーを用いた場合には、トナー表面への離型剤の露出
が多く、個々のトナーの帯電均一性が不均一になり易い
ため、転写工程においても帯電の不均一なトナーを転写
することになって転写性にバラツキが生じ易く、その結
果転写バイアスの転写安定値領域が狭くなる。
【0057】このため、このようなトナーを用いた場合
には、1次転写バイアスを定電流制御した場合に、目標
とする感光体以外の隣接する感光体40に向かう1次転
写バイアスの漏れ電流があると、上記転写安定値領域が
益々狭くなり転写性が成立しなくなる。そこで、この隣
接する感光体40への漏れ電流を防止するために、上記
ベルト長L2とL1との比率(L2/L1)は、少なく
とも10倍以上とする必要がある。
【0058】本実施形態に係る複写機の感光体40とし
ては、アルミニウム素管上に、次の順に順次塗布乾燥す
るした積層感光体を用いた。メチルエチルケトンを溶媒
としてアルキッド樹脂とメラミン樹脂をバインダーとし
て導電性粉体である酸化チタンを分散した混合液を塗布
乾燥することにより、3.5μmの下引き層。テトラヒ
ドロフランを溶媒としてポリビニルブチラールをバイン
ダーとして電荷発生材であるオキソチタニウムフタロシ
アニン顔料を分散した混合液を塗布乾燥することによ
り、0.2μmの電荷発生層。シリコンオイルを微量含
有するテトラヒドロフランを溶媒としてポリカーボネー
トをバインダーとして、スチルベン系電荷輸送物質を分
散した混合液を塗布乾燥することにより、28μmの電
荷輸送層を形成した。そして、最上層に上記電荷輸送層
の混合液にさらに補強フィラとしてα−アルミナを粉砕
したものを分散させて、補強電荷輸送層を設けた。
【0059】上記感光体40は、現像工程でのキャリア
による磁気ブラシや、クリーニング工程でのブラシやブ
レードにより、その表面が習擦されて摩耗を受けるが、
上記補強電荷輸送層を設けることにより、その対摩耗性
が向上し、感光体寿命を向上することができた。ここ
で、感光体40の最上層に上記補強電荷輸送層を設ける
代りに、電荷輸送層の混合液に補強フィラを分散させて
も良い。しかし、補強フィラを大量に分散すると、電荷
輸送時間の増加や感度の低下を起こすので感光体40と
しての特性に障害が生じる。そこで、本実施形態に係る
複写機の感光体40では、最上層に薄い補強電荷輸送層
を設けることで、感光体としての特性維持と寿命向上を
両立させた。
【0060】しかしながら、上記感光体40の最上層に
補強フィラを分散させたことにより摩擦係数が増加する
ので、1次転写において感光体40上への転写残トナー
率が増えるだけではなく、「文字中抜け」とか「虫喰」
とかと呼べれているライン画像中央部での極端な転写率
低下が生じ易くなり、ライン画像品質が低下し易い。従
って、この複写機では、「文字中抜け」とか「虫喰」と
かと呼ばれているライン画像中央部での極端な転写率低
下の主な要因である、中間転写ベルト10と感光体40
との接触圧を更に小さくする必要がある。そこで、本実
施形態に係る複写機においては、中間転写ベルト10と
感光体40との接触圧を小さくするために、上記ベルト
長L2とL1との比率(L2/L1)を100倍以下と
した。これにより、複写機を大型化したり、中間転写ベ
ルト10と感光体40との接触圧を高くしたりすること
なく、上記ベルト長L2をベルト長L1よりもできるだ
け大きくして、上記バイアスローラにより印加したバイ
アスの流出電流による影響を回避することができた。
【0061】また、本実施形態に係る複写機のバイアス
印加装置は、図4に示すように、バイアスローラ62に
バイアスを印加するバイアス供給電源としての高圧電源
部500を備えている。この高圧電源部500は、上記
4色のトナー像を個別に形成する4個の画像形成手段1
8に対応して4個設けられており、これらは互いに独立
して、各バイアス供給電源をそれぞれ個別に定電流制御
するように構成されている。
【0062】上記中間転写ベルト10の抵抗値は、製造
時におけるバラツキや経時及び環境でのシフトといった
変動要因で変動する。このように中間転写ベルト10の
抵抗値が変動すると、トナー像の転写性が変動する。こ
のような中間転写ベルトの抵抗値の変動によるトナー像
の転写性の変動は、一般に転写時におけるバイアスを定
電流制御することで吸収できるとされている。しかし、
上述したように、下流側の画像形成手段18の感光体4
0に印加バイアスの電流成分が流れてしまうと、その
分、転写したい感光体40へ流れる電流が減少するた
め、目標とする画像形成手段18の1次転写ニップN1
の転写電界が低下する。
【0063】このような転写電界の低下を防止するに
は、該転写電界の減少分を見込んで、上記1次転写バイ
アスを予め多目の電流で定電流制御すればよい。ここ
で、目標とする感光体40へ流れる電流比率は、バイア
ス印加手段によるバイアス印加点から互いに隣接する両
感光体までの中間転写ベルト10のベルト長に概ね反比
例する。しかし、該中間転写ベルト10の電流経路に
は、表面抵抗に寄与する部分と体積抵抗に寄与する部分
とがある。ここで、中間転写ベルト10は、周辺湿度に
対して表面が吸湿し易いので、その表面抵抗は変化し易
いが、該転写ベルトの内部への水分の浸透はし辛く、そ
の体積抵抗は変化し辛い。このように、上記流出電流
は、中間転写ベルト10の抵抗の低いところに流れ易い
ので、目標とする感光体40に流れる電流比率が環境で
変化することになる。
【0064】また、中間転写ベルト10の抵抗は電界依
存性を持つことが多く、この電界依存性は、上述した中
間転写ベルト10の製造時のバラツキや経時及び環境で
のシフトといった変動要因で変動する。このように、こ
の種の複写機においては、目標とする感光体40に流れ
る電流比率が上記環境や電界依存性により変化するた
め、上記1次転写バイアスを、その減少分を見込んで多
目の電流で定電流制御するだけでは、安定した転写性を
得ることが困難となる。
【0065】そこで、本実施形態に係る複写機において
は、上述のように、上記バイアス印可点から互いに隣接
する両感光体までの中間転写ベルト10のベルト長L1
とL2との比率を大きくするとともに、上記各バイアス
印加手段に、中間転写ベルト10に対して別個のバイア
スを印加する高圧電源部500をもたせて、各高圧電源
部500をそれぞれ個別に定電流制御するようにしてい
る。これにより、目標とする感光体40へ流れるバイア
ス電流の減少量が少なくなり、上記定電流制御によって
安定した転写性が得られるようになる。
【0066】なお、ここでは、実施形態の複写機として
中間転写ベルトを用いた例を示したが、転写ベルトとし
て、転写材を担持・搬送する転写搬送ベルトを用いるも
のであっても同様のことがいえる。
【0067】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、画像形
成が行われる画像形成手段の印加バイアスによる、該画
像形成手段、及び該画像形成手段の上流側に隣接して配
置されている画像形成手段の、像担持体と転写ベルトと
の接触部の上流側のギャップ放電が生じることがなく、
該ギャップ放電によるプレ転写が発生しなくなって、転
写チリ画像の発生を防止できるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される複写機の概略的な全体構成
を示す概略構成図。
【図2】上記複写機に用いられる中間転写ベルトの概略
断面図。
【図3】上記複写機におけるタンデム型画像形成部の要
部拡大図。
【図4】本発明の実施形態に係る複写機におけるタンデ
ム型画像形成部の要部拡大図。
【符号の説明】
10 中間転写ベルト 18 画像形成手段 20 タンデム画像形成部 22 2次転写装置 25 定着装置 26 定着ベルト 40 感光体 60 帯電装置 61 現像装置 62 1次転写装置(バイアスローラ) 63 感光体クリーニング装置 65 現像スリーブ 66 攪拌部 67 現像部 70 現像ケース 80 トナーリサイクル装置 100 複写機本体 200 給紙テーブル 300 スキャナ 400 原稿自動搬送装置 500 高圧電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/16 103 G03G 15/16 103 (72)発明者 川越 克哉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 澤井 雄次 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 杉野 顕洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 充 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田宮 孝弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 AA06 CA14 2H030 AB02 BB02 BB42 BB54 BB63 2H068 AA04 AA05 CA33 FB13 2H200 FA04 FA17 GA12 GA33 GA34 GA45 GA47 GA56 GB02 GB12 GB13 GB22 GB26 HA02 HA12 HA28 HB12 HB28 JA03 JA08 JA29 JB06 JB17 JB18 JB20 JC03 JC07 JC09 JC12 KA01 KA12 LA17 LA38 LB02 LB09 LB13 LB17 PA06 PA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像を担持するための像担持体と、該
    像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段
    と、該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手
    段と、該像担持体上のトナー像を被転写体上に転写する
    ための転写手段とを備えた複数個の画像形成手段と、該
    複数個の画像形成手段の各像坦持体の表面に順次接触し
    ながら移動する転写ベルトとを有し、上記各画像形成手
    段の各転写手段が、各像担持体と転写ベルトとが接触す
    る各転写ニップに転写電界を形成するためのバイアス
    を、該転写ニップよりも転写ベルト移動方向下流側の転
    写ベルト面に印加するバイアス印加手段からなる画像形
    成装置において、 上記各画像形成手段のうち、上流側に配置されている画
    像形成手段の転写ニップの転写ベルト移動方向最下流側
    の接点から、該上流側に配置されている画像形成手段の
    バイアス印加手段の上記転写ベルトに対する転写ベルト
    移動方向最上流側のバイアス印加点までのベルト長をL
    1とし、上記上流側に配置されている画像形成手段のバ
    イアス印加手段の上記転写ベルトに対する転写ベルト移
    動方向最下流側のバイアス印加点から、該上流側に配置
    されている画像形成手段の下流側に隣接して配置されて
    いる画像形成手段の転写ニップの転写ベルト移動方向最
    上流側の接点までのベルト長をL2としたとき、 L2≧10×L1 の関係を満たすように構成したことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記各バイアス印加手段は、上記転写ベルトの上記各像
    担持体が接触しているベルト面と反対側のベルト面に対
    して接触回転するバイアスローラからなることを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 L2≦100×L1 の関係を満たすことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の画像形成装置におい
    て、 上記トナー像を形成するトナーは、表面に離型剤を含ん
    でいることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の画像形成装置に
    おいて、 上記像担持体は、少なくとも最上層に補強フィラを分散
    した構成を有していることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5の画像形成装
    置において、 上記各バイアス印加手段は、上記転写ベルトに対して別
    個のバイアスを印加するバイアス供給電源を有し、各バ
    イアス供給電源をそれぞれ個別に定電流制御することを
    特徴とする画像形成装置。
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