JP4663597B2 - 非常放送設備用スピーカ特性補正装置 - Google Patents

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Description

本発明は、非常放送設備に用いることのできるスピーカ特性補正装置に関し、特に、非常放送設備の使用状態に応じてスピーカ特性を変更することができる装置に関する。
近年、ビルなどの多くの建築物が非常放送設備を備えている。この非常放送設備は、火災等の非常事態が発生したとき、警報音や避難誘導アナウンス等を館内放送をするためのものである。
しかし非常放送設備は、火災等の非常時のみならず、通常時においても使用されることが多い。
このような非常放送設備用のスピーカユニットには、所定周波数において所定音圧以上で音声警報等を発生できるものであることが法上要求される一方、通常時においては音楽放送等のために平坦な音圧−周波数特性が求められる。つまり、非常放送設備用のスピーカユニットに要求される音圧−周波数特性は、非常時におけるものと、通常時におけるものとで大きく異なるのである。
この2つの要求を小型スピーカユニットでも満たすことができるように、各スピーカユニットに検出部とイコライザとを設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術においては、イコライザによってスピーカユニットの平坦な音圧−周波数特性を確保しつつ、検出部が伝送線上で警報音信号を検出したときにはイコライザを解除して所定音圧を達成することができるようにするのである。
ところが、非常放送設備には、通常多くのスピーカユニットが接続される。大規模な非常放送設備になると、数千台のスピーカユニットが接続される場合もある。各スピーカユニット毎に検出部とイコライザとを設ける上記技術では、検出部やイコライザもスピーカユニットと同数必要となってしまう。つまり、多数の部材・部品を必要とするのである。
また、既存の非常放送設備を改装することによって、各スピーカユニット毎に検出部とイコライザとを設ける上記技術を採用しようとすると、建築物の天井等に固定されている多数のスピーカユニットを一旦取り外し、そのスピーカユニットに検出部とイコライザとを取り付けてから、再度そのスピーカユニットを建築物の各所に取り付け直さなければならない。このような作業を、全スピーカユニットについて行わなければならない。つまり、多大な作業量を必要とするのである。
特開平11−298986号公報(第1頁、要約欄)
本願に係る発明の目的は、非常放送設備用のスピーカユニットが、非常時に要求される特性と、通常時に要求される特性との両方を満たすことができるようにするための、非常放送設備用スピーカ特性補正装置であって、使用部材・使用部品の数が極めて少なくて済むような補正装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本願発明に係る非常放送設備用スピーカ特性補正装置は、報知信号を入力することができる報知信号入力部と、音声信号を入力することができる音声信号入力部と、音声信号を出力することができる音声信号出力部と、イコライザと、経路切換部とを備え、該報知信号入力部からの信号が該経路切換部に入力され、該経路切換部は、該報知信号を検出したとき、該音声信号入力部から該音声信号出力部までの信号経路を第1経路から第2経路に切り換え、該第1経路は、該音声信号入力部から該イコライザを経由して該音声信号出力部に到達する経路であり、該第2経路は、該音声信号入力部から該イコライザを迂回して該音声信号出力部に到達する経路である。
かかる構成によれば、非常時において報知信号が発生すると、経路切換部によって、音声信号入力部から音声信号出力部までの信号経路が、イコライザを経由する経路からイコライザを迂回する経路に切り換えられる。これにより、通常時における音楽再生等に適したものとなるようにイコライザで補正されていたスピーカユニットの特性が、非常時における警報音再生等に適した特性に変更される。
上記非常放送設備用スピーカ特性補正装置において、該報知信号が、熱感知器、煙感知器、火炎感知器 または 手動式火災報知器が動作したときに出力される信号であってもよい。
また、上記非常放送設備用スピーカ特性補正装置において、該イコライザの特性が、所定周波数範囲においてゲインを低下させる特性であってもよい。
また、上記非常放送設備用スピーカ特性補正装置において、該音声信号出力部に少なくとも一のスピーカユニットが接続され、該スピーカユニットの正面軸上での音圧−周波数特性において音圧が最大となる周波数が、該所定周波数範囲に含まれていてもよい。
また、上記非常放送設備用スピーカ特性補正装置において、該音声信号出力部に少なくとも一のスピーカユニットが接続され、該イコライザの特性が、該スピーカユニットの正面軸上での音圧−周波数特性を平坦化するような特性であることが好ましい。
また、上記非常放送設備用スピーカ特性補正装置において、ハイインピーダンス伝送線路を介して、該音声信号出力部に該スピーカユニットが接続されていてもよい。
本願に係る非常放送設備用スピーカ特性補正装置によれば、極めて少ない部品・部材を使うだけで、非常放送設備において、非常時および通常時のいずれにも適したスピーカユニットの音圧−周波数特性を得ることができる。
以下、本願発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、非常放送設備Aの概略構成図である。この非常放送設備Aに、本願にかかる非常放送設備用スピーカ特性補正装置10が適用されている。
まず図1を参照しつつ、非常放送設備Aの概略構成を説明する。
非常放送設備Aは、非常放送設備主部30と、報知器系統60と、非常放送設備用スピーカ特性補正装置10と、PA系統70と、マイクロホン51と、CDプレーヤ52とで構成されている。
この非常放送設備Aは、ビルに設置されたものであり、通常時には館内にBGM放送や業務放送を行うために使用され、火災等の非常時には館内に非常放送を行うために使用される。非常放送設備主部30と、非常放送設備用スピーカ特性補正装置10と、マイクロホン51と、CDプレーヤ52とは、ビル内の管理室に集中して置かている。報知器系統60とPA系統70とは、ビル内の各所に分散的に配置されている(但し、PA系統70の増幅器71とトランス72とは管理室に置かれている)。
非常放送設備主部30は、警報音信号発生部31と、アナウンス信号発生部32と、入力端子33,34と、選択スイッチ36と、出力端子35と、制御部37と、入力端子38と、出力端子39とを備えている。入力端子33にはマイクロホン51が接続されており、入力端子34にはCDプレーヤが接続されている。
選択スイッチ36は、4の音源(警報音信号発生部31、アナウンス信号発生部32、マイクロホン51、CDプレーヤ52)のうちから一の音源を選び、その信号を出力端子35に送出する。入力端子38には、報知器系統60からの報知信号が入力される。入力端子38に入力された信号は、制御部37と出力端子39とに送出される。制御部37は、報知信号を受けると、選択スイッチ36に対して所定の制御を与える。
非常放送設備用スピーカ特性補正装置10(以下、「SP特性補正装置10」と言う)は、音声信号入力部たる音声信号入力端子12と、音声信号出力部たる音声信号出力端子13と、イコライザ14と、経路切換部たるリレー15と、報知信号入力部たる報知信号入力端子11とを備える。リレー15は選択スイッチ16を内蔵している。音声信号入力端子12には、非常放送設備主部30の出力端子35が出力した音声信号が入力されている。また、報知信号入力端子10には、非常放送設備主部30の出力端子39が出力した信号が入力されている。選択スイッチ16は、イコライザ14を経由した音声信号(音声信号入力端子12が入力した信号)と、イコライザ14を迂回した音声信号(音声信号入力端子12が入力した信号)のうちのいずれかを選択して、音声信号出力端子13に送出する。リレー15は、報知信号入力端子11からの信号によって制御される。つまり、選択スイッチ16が、報知信号入力端子11からの信号によって制御される。
報知器系統60は、信号線路61と、この信号線路61に接続された多数の熱感知器62と、多数の手動式火災報知器たる押しボタン式報知器63とで構成されている。熱感知器62は所定の温度を感知すると作動する。作動時には、24Vの直流電圧を発生する。押しボタン式報知器63はボタンを押されることによって作動する。作動時には、24Vの直流電圧を発生する。信号線路61に接続された、これら熱感知器62や押しボタン式報知器63のうちのいずれかが作動すると、報知信号としての24V直流電圧信号が、非常放送設備主部30の入力端子38に入力される。
PA系統70は、増幅器71と、トランス72と、ハイインピーダンス伝送線路73と、多数のスピーカユニット75と、各スピーカユニットに対応してその直前に設けられたトランス74とで構成されている。
SP特性補正装置10の音声信号出力端子13から出力された音声信号は、増幅器71に入力されて電力増幅される。増幅器71の出力信号はトランス72を介してハイインピーダンス伝送線路73に送出される。ハイインピーダンス伝送線路73上を伝送する信号は、トランス74でインピーダンス変換された後に各スピーカユニット75に供給される。
次に、非常放送設備Aの通常時の動作を説明する。
通常時(火災等の非常事態が発生してない時)は、この非常放送設備Aは、BGM放送や業務放送を行うために使用される。例えばBGM放送を行うときには、音源としてCDプレーヤ52が使用される。選択スイッチ36の可動子36eは、端子36dに接続されており、よって、CDプレーヤ52からの音楽信号がSP特性補正装置10の音声信号入力端子12に送出される。
通常時であるから、報知器系統60のいずれの熱感知器62やいずれの押しボタン式報知器63も非作動状態にあり、よって、SP特性補正装置10の報知信号入力端子11に報知信号は入力されない。つまり、報知信号入力端子11には0V直流電圧信号が入力される。このときリレー15は非作動状態となり、選択スイッチ16の可動子16cは、端子16aに接続されている。
この状態においては、音声信号入力端子12から音声信号出力端子13までの信号経路として、音声信号入力端子12からイコライザ14を経由して音声信号出力端子13に到達する経路が形成される(以下、この経路を「第1経路」という)。
SP特性補正装置10の音声信号出力端子13から送出される音楽信号(音声信号)は、PA系統70に送出され、増幅器71、トランス72、ハイインピーダンス伝送線路73、トランス74を介して、スピーカユニット75に供給される。そして、各スピーカユニット75から館内に音楽(BGM)が流される。
ここで、スピーカユニット75とイコライザ14の特性を説明すると次のとおりである。
図2は音圧−周波数特性図であり、実線Aはスピーカユニット75に何らのイコライジング処理も施さないときの、スピーカユニット75の正面軸上の特性を示す。図2の実線Aから理解されるように、スピーカユニット75は、特に2kHzから4kHzまでの周波数範囲において、他の周波数領域におけるよりも大きな音圧特性を示す。2kHzから4kHzまでの周波数範囲における音圧は、200Hzから400Hzまでの周波数範囲における音圧よりも、10dB近くも大きい。
このように、周波数領域の中域または高域における音圧が、低域における音圧に比べて極端に大きなスピーカユニットは多い。このようなスピーカユニットは比較的安価に製造することができるにもかかわらず、警報音の再生において重要な役割を果たす中域または高域において大きな音圧を出力することができるので、非常放送設備用のスピーカユニットとしても多く用いられている。
しかし、このような音圧−周波数特性は警報音などを再生する上では特に問題はないが、音楽を再生するには不向きである。BGMなどの音楽再生には、広い周波数帯域に渡る平坦な音圧−周波数特性が求められる。
図3は、イコライザ14のゲイン−周波数特性図である。図3から理解されるように、イコライザ14は、2kHzから4kHzまでの周波数範囲において減衰を与える。該周波数範囲の略中心である2.5kHzから3.5kHzまでの周波数範囲においては、5dB以上の減衰を与える。
図2から理解されるように、スピーカユニット75の正面軸上の音圧−周波数特性においては、3kHzで最大音圧が示されている。この最大音圧を示す周波数(3kHz)は、上記した2kHzから4kHzまでの周波数範囲に含まれる。また、最大音圧を示す周波数(3kHz)は、上記した2.5kHzから3.5kHzまでの周波数範囲にも含まれる。
図1に示すような非常放送設備Aの通常時の使用状態では、CDプレーヤ52からの音楽信号が、イコライザ14を経由してから各スピーカユニット75に供給される。よって、イコライザ14によって、スピーカユニット75の音圧−周波数特性は特性補正(イコライジング)される。
図2の破線Bは、イコライザ14によってスピーカユニット75に特性補正(イコライジング)が施されたときの、スピーカユニット75の正面軸上の音圧−周波数特性を示す。破線Bから理解されるように、イコライザ14によってスピーカユニット75の音圧−周波数特性が平坦化されている。つまり、音楽再生により適した音圧−周波数特性に補正されているのである。
次に、非常放送設備Aの非常時の動作を再度図1を参照しつつ説明する。
火災等の非常事態が発生した非常時には、報知器系統60の熱感知器62や押しボタン式報知器63が動作状態となり、報知信号(24V直流電圧信号)を発生する。この報知信号は、非常放送設備主部30の入力端子38を介して制御部37に送出される。また報知信号は、非常放送設備主部30の入力端子38、出力端子39を経由して、SP特性補正装置10の報知信号入力端子11にも送出される。
報知信号(24V直流電圧信号)を受けた制御部37は、選択スイッチ36を制御する。この制御によって、図4に示すように、選択スイッチ36の可動子36eが端子36aに接続される。また、図示しない制御系統が、報知信号を検出して警報音信号発生部31を起動させる。これにより、警報音信号発生部31は警報音信号を発信する。この警報音信号は、SP特性補正装置10の音声信号入力端子12に送出される。なお、警報音信号とは、館内の者に対して非常事態発生を告げ注意を喚起するための信号であり、例えば、断続的に繰り返される300Hzから2kHzまでスイープするスイープ信号などにより形成される。
一方、報知信号(24V直流電圧信号)を受けたSP特性補正装置10は、次のように動作する。つまり、24V直流電圧信号(報知信号)がリレー15に入力されることによりリレー15が動作し、図5に示すように、選択スイッチ16の可動子16cが端子16bに接続される。この状態においては、音声信号入力端子12から音声信号出力端子13までの信号経路として、音声信号入力端子12からイコライザ14を迂回して音声信号出力端子13に到達する経路が形成される(以下、この経路を「第2経路」という)。これにより、スピーカユニット75に対しての特性補正(イコライジング)が解除される。
このような一連の動作によって、警報音信号発生部31が発信した警報音信号は、イコライザ14による特性補正が施されない状態のスピーカユニット75に供給されることとなり、この警報音が館内に放射される。
イコライザ14による特性補正が施されない状態のスピーカユニット75の音圧−周波数特性は、図2の実線Aに示すとおりである。図2の実線Aに示すとおり、スピーカユニット75は、特に2kHzから4kHzまでの周波数範囲において、つまり中域または高域において大きな音圧を出力する。これにより、警報音が十分な音圧で館内に放射される。
その後、非常放送設備Aは次のように動作してもよい。例えば、自動的に、または非常放送設備Aの操作者の手動操作によって、選択スイッチ36の可動子36eが端子36bに接続され、アナウンス信号発生部31が起動して、アナウンス信号発生部31が発信する避難誘導用のアナウンスが館内に放送されてもよい。
またさらにその後、非常放送設備Aの操作者が手動操作によって選択スイッチ36の可動子36eを端子36cに接続し、かつ、マイクロホン51を使って避難誘導アナウンスを自ら(非常放送設備Aの操作者が自ら)行ってもよい。
以上、非常放送設備Aの動作を説明した。
図1からも明らかなとおり、非常放送設備Aが従来の非常放送設備と相違する点は、非常放送設備主部30とPA系統70との間にSP特性補正装置10が介在する点、および、報知信号用の信号経路として、経路分岐点40(非常放送設備主部30の内部)から出力端子39を経由して報知信号入力端子11までの経路が設けられている点のみである。このことから、ビル等の既存の建築物に既に設置されている非常放送設備に対して本願発明を新たに適用しようとするときにも、その改装作業は極めて簡単に行うことができるということが理解される。
以上、本願発明の一実施形態を説明した。上記実施形態では、イコライザ14として、その特性(ゲイン−周波数特性)が、時間的にも、また、入力信号レベルによっても変化しないものを示した。しかし、スピーカユニットの音圧−周波数特性をより平坦化するような特性である限り、その特性(ゲイン−周波数特性)が時間的に変化するようなイコライザを用いることもできるし、入力信号レベルによって変化するようなイコライザを用いることもできる。例えば、入力信号のレベルに対してコンプレッサのようなゲイン変動を与えるようなイコライザを使用することもできる。
また上記実施形態では、2.5kHzから3.5kHzまでの周波数範囲において、少なくとも5dBのゲイン低下を与えるようなイコライザを示した。しかし、イコライザ特性はこのようなものに限らない。例えば、3kHzから4kHzまでの周波数範囲において、ゲインの低下量が少なくとも3dBであるようなイコライザを用いることもできるし、1kHzから5kHzまでの周波数範囲において、ゲインの低下量が少なくとも2dBであるようなイコライザを用いることもできる。
また、上記実施形態では、報知信号として、熱感知器や手動式火災報知器が動作したときの出力信号を示したが、煙感知器や火炎感知器の出力信号であってもよい。
本願発明の適用により、極めて少ない部品・部材を使うだけで、非常放送設備において、非常時および通常時のいずれにも適したスピーカ特性を得ることができるようになるので、電気音響の技術分野に利用できる。
非常放送設備Aの概略構成図である。 スピーカユニット75の音圧−周波数特性図である。 イコライザ14のゲイン−周波数特性図である。 非常時における選択スイッチ36の状態を示す図である。 非常時におけるリレー15および選択スイッチ16の状態を示す図である。
符号の説明
A 非常放送設備
10 非常放送設備用スピーカ特性補正装置
11 報知信号入力端子
12 音声信号入力端子
13 音声信号出力端子
14 イコライザ
15 リレー
16 選択スイッチ
30 非常放送設備主部
31 警報音信号発生部
32 アナウンス信号発生部
33 入力端子
34 入力端子
35 出力端子
36 選択スイッチ
37 制御部
38 入力端子
39 出力端子
40 経路分岐点
51 マイクロホン
52 CDプレーヤ
60 報知器系統
61 信号線路
62 熱感知器
63 押しボタン式報知器
70 PA系統
71 増幅器
72 トランス
73 ハイインピーダンス伝送線路
74 トランス
75 スピーカユニット

Claims (6)

  1. 報知信号を入力することができる報知信号入力部と、
    音声信号を入力することができる音声信号入力部と、
    音声信号を出力することができる音声信号出力部と、
    イコライザと、
    経路切換部とを備え、
    該報知信号入力部からの信号が該経路切換部に入力され、
    該経路切換部は、該報知信号を検出したとき、該音声信号入力部から該音声信号出力部までの信号経路を第1経路から第2経路に切り換え、
    該第1経路は、該音声信号入力部から該イコライザを経由して該音声信号出力部に到達する経路であり、
    該第2経路は、該音声信号入力部から該イコライザを迂回して該音声信号出力部に到達する経路である、非常放送設備用スピーカ特性補正装置。
  2. 該報知信号が、熱感知器、煙感知器、火炎感知器 または 手動式火災報知器が動作したときに出力される信号である、請求項1記載の非常放送設備用スピーカ特性補正装置。
  3. 該イコライザの特性が、所定周波数範囲においてゲインを低下させる特性である、請求項1又は2項記載の非常放送設備用スピーカ特性補正装置。
  4. 該音声信号出力部に少なくとも一のスピーカユニットが接続され、
    該スピーカユニットの正面軸上での音圧−周波数特性において音圧が最大となる周波数が、該所定周波数範囲に含まれる、請求項3記載の非常放送設備用スピーカ特性補正装置。
  5. 該音声信号出力部に少なくとも一のスピーカユニットが接続され、
    該イコライザの特性が、該スピーカユニットの正面軸上での音圧−周波数特性を平坦化するような特性である、請求項1乃至3のいずれか一の項に記載の非常放送設備用スピーカ特性補正装置。
  6. ハイインピーダンス伝送線路を介して、該音声信号出力部に該スピーカユニットが接続された、請求項4又は5記載の非常放送設備用スピーカ特性補正装置。
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