JP4290899B2 - 構内放送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、構内放送装置に関する。中でも、非常放送機能、アンプ切換機能及び多元放送機能を付加可能な構内放送装置に関する。本発明において、多元放送とは、特定のゾーンに設置されたスピーカには呼び出し放送を行い、他のスピーカにはBGMを放送するなど、異なる音源からの音声信号を各スピーカ毎に選択的に放送させることを言う。
【0002】
【従来の技術】
多くの国では、建物に設けられる防災設備の1つとして、非常放送設備の設置が要求されている。非常放送設備は、火災やガス漏れなどの非常事態が発生した場合に、建物内の人々に警報や音声などによる非常放送するための設備である。建物内では、構内放送装置を用いてBGM放送や呼び出し放送などを行っている場合があるが、非常放送は構内放送装置の放送に割り込んで優先的に放送される。
【0003】
図5は非常放送設備のある建物で使用される構内放送装置の配線例である。構内放送装置外部に設けられた制御板は、構内放送装置に接続されるスピーカ分のリレーを有しており、これによってスピーカと非常放送設備とが接続される。リレーは、非常時に非常放送設備側に自動的に切り換わり、全てのスピーカは非常放送設備から出力される非常放送信号を放送する。
【0004】
図6は予備パワーアンプ付構内放送装置の配線例である。この構内放送装置は、故障検知手段と、予備パワーアンプと、アンプ切換リレーとを有している。故障検知手段がパワーアンプの故障を検知すると、アンプ切換リレーが切り換わり予備パワーアンプとスピーカ回線とが接続される。図6の構内放送装置は、例えば高い信頼性が求められる非常放送装置を通常の放送装置と兼用する場合に好ましく使用される。
【0005】
図7は多元放送を行う構内放送装置の配線例である。この構内放送装置には、マイク等の呼び出し音源又はラジオ等のBGM音源が入力される。音源の入力はBGMセレクタユニットによって切り換えられる。また、スピーカの数に応じたスピーカセレクタユニットが設けられている。従って、各スピーカ毎にBGM放送又は呼び出し放送を選択的に行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示したように、構内放送装置を非常放送設備に接続する場合、使用するスピーカ分のリレーと、リレーを駆動するための電源とを備えた制御板を別途設ける必要がある。そのため、ローカルアンプ及び非常放送設備と制御板との間に配線が必要となり、総配線数が増加してしまう。
【0007】
また、図6に示される構内放送装置は、高価なパワーアンプを2つも含むため、装置全体が高価になってしまう。
図7に示される多元構内放送装置には、スピーカの台数分のスピーカセレクタユニットに加えてBGMセレクタユニットを設ける必要があり、又これらのユニットを制御するための手段が複雑となる。
【0008】
しかも、図5〜7に示す構内放送装置は、いずれも異なるニーズに応じて異なる構成を有している。そのため、構内放送装置と非常放送設備とを別々に用いたい場合、両者を兼用したい場合、多元放送を行いたい場合など、異なるニーズに応じてユーザは異なる構内放送装置を購入しなければならない。これでは、時代や設備の老朽化に伴い変化するユーザのニーズに柔軟に対応しにくく、結果的にはユーザにコスト面での負担を強いることになる。
【0009】
本発明は、ユーザの多様なニーズに対応可能な構内放送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本願第1発明は、音声信号を1以上のスピーカに出力する構内放送装置であって、第1音源からの音声信号を増幅して第1音声信号を出力する第1増幅器と、前記第1増幅器の出力側に並列接続して設けられ、前記第1音声信号の出力が可能なスピーカが接続される1以上のスピーカ回線と、第2音源からの音声信号に基づいて増幅された第2音声信号を取り込むための入力手段と、前記第1増幅器の出力側、前記入力手段の出力側および前記1以上のスピーカ回線の入力側に設けられ、前記第1増幅器と前記1以上のスピーカ回線との間、または、前記入力手段と前記1以上のスピーカ回線との間のいずれかに接続を切り換える第1切替手段と、前記第1切替手段における接続の切り換えを制御する第1制御手段と、を備える。
【0011】
第1音源としては、呼び出し放送用のマイクやBGM放送用のプレーヤなどを用いることができる。第2音源としては、非常放送装置やBGM放送用プレーヤなどを用いることができる。第1切替手段を用いれば、スピーカ回線に出力する音声を、第1音声信号または第2音声信号に切り替えることができる。
【0012】
本願第2発明は、前記第1発明において、前記スピーカ回線が複数ある場合、各スピーカ回線のそれぞれに設けられ、各スピーカ回線に接続されているスピーカと前記第1増幅器の出力側との間、または、それぞれのスピーカと前記入力手段の出力側との間のいずれかに接続を切り換える複数のスピーカ切替手段と、前記スピーカ切替手段のそれぞれを前記第1切替手段とは独立に制御する第2制御手段と、をさらに備える構内放送装置を提供する。
【0013】
スピーカ切替手段により、第1音声信号または第2音声信号をスピーカ毎に選択することが可能になる。例えば、n個のスピーカa〜nのうち、スピーカaに対しては第1音声信号である呼び出し放送を行い、他のスピーカb〜nに対しては第2音声信号であるBGM放送を行う。このようにすれば、スピーカaが設置されているゾーンに呼び出し放送を行う場合に、他のゾーンに流しているBGMを中断せずにすむ利点がある。
【0014】
本願第3発明は、前記第1又は第2発明において、前記第1増幅器の故障を検知したとき、故障検知信号を出力する故障検知手段をさらに備え、前記第1制御手段は、前記故障検知手段からの故障検知信号を検知した場合、前記入力手段と前記スピーカ回線との間を接続するように前記第1切替手段を制御する構内放送装置を提供する。
【0015】
この装置は、この装置自身を非常放送に用いる場合などに有用である。装置外部の増幅器は予備のパワーアンプとして用いられ、装置本体のパワーアンプ(第1増幅器)が故障した場合、自動的に予備アンプに動作が切り替わる。
【0016】
本願第4発明は、前記第3発明において、前記第1増幅器の入力側に設けられ、前記第1音源からの音声信号を外部へ出力するための出力手段をさらに備え、前記入力手段は、前記出力手段からの音声信号を取り込むように構成されている構内放送装置を提供する。
【0017】
第1音源の音声信号は、外部出力手段から出力されて外部の第2増幅器に入力される。第2増幅器で増幅された音声信号は、第1外部入力手段から取り込まれる。
【0020】
本願第5発明は、前記第1発明ないし第4発明のいずれかに記載の構内放送装置と、1以上のスピーカとを含んで構成される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る構内放送装置について、実施形態例を挙げて具体的に説明する。
【0022】
<第1実施形態例>
[構成]
図1は、本発明の第1実施形態例に係る構内放送装置を用いた構内放送システムの全体構成図である。本実施形態例の構内放送装置110は、通常時は選択されたゾーンに対して呼び出し放送やBGM放送などの構内放送を行い、非常事態発生時には構内放送を中断し全てのゾーンに非常放送を行う。この構内放送装置110は、スピーカ回線1a〜nと、ミキサアンプ2と、パワーアンプ3と、CPU5と、アッテネータ(ATT)7a〜nと、ATTバイパスリレー8a〜nと、ゾーン出力リレー9a〜nと、パワーアンプリレー11と、スピーカ出力端子12a〜nと、外部入力端子13とを有している。
【0023】
構内放送装置110の外部入力端子13には、非常放送装置101が接続されている。例えば、火災報知器などのセンサ(図示せず)が作動した場合、非常放送装置101は非常信号をCPU5に出力した後、警報などの非常音声信号を外部入力端子13に自動出力する。
【0024】
操作部6は、無線又は有線(図示せず)でCPU5に接続されており、ゾーン出力リレー9a〜nに対応して設けられたゾーン選択ボタンa〜n(図示せず)を備えている。操作者は、このボタンを押すことで放送を行うゾーンa〜nを選択する。例えば、n階建てビルのa階及びc階に呼び出し放送を行う場合は、a階とc階に対応するゾーン選択ボタンa及びcを押す。
【0025】
次に、構内放送装置110の各部について説明する。スピーカ回線1a〜nは、ホット(H)回線及び共通(C)回線からなる一般に知られている2線式のスピーカ回線であり、スピーカ出力端子12a〜nを介してスピーカ10a〜nと並列接続される。共通回線は、放送を行わないゾーン(後述の操作部6を参照)のスピーカ出力をショートし、放送を行わないゾーンに設けられたスピーカ10の音漏れを防ぐ。各スピーカ回線1a〜n毎に、アッテネータ(ATT)7a〜nと、ATTバイパスリレー8a〜nと、ゾーン出力リレー9a〜nとが設けられている。スピーカ回線1a〜nは、パワーアンプリレー11により、パワーアンプ3の出力端子又は外部入力端子13に並列に接続される。
【0026】
ミキサアンプ2は、マイク、レコードプレーヤ等の音源(図示せず)からの入力を中継増幅する。パワーアンプ3は、ミキサアンプ2から入力された音声信号を増幅処理し、これを出力端子から出力する。
【0027】
アッテネータ7a〜nは、パワーアンプ3からの放送信号を減衰させる。ATTバイパスリレー8a〜nは、パワーアンプ3からの音声信号を、アッテネータ7a〜n経由でスピーカ10に出力するか(ATT側)、パワーアンプ3から直接スピーカ10に出力するか(パワーアンプリレー側)の切り換えを行う。ゾーン出力リレー9a〜nは、スピーカ回線1の接続を共通回線側又はパワーアンプ3若しくは非常放送装置101からの音声信号を入力する内部側に切り換える。スピーカ10a〜nは従来のコーンスピーカなどである。パワーアンプリレー11は、スピーカ回線1に入力する音声信号をパワーアンプ3から入力するか(パワーアンプ側)又は非常放送装置101から入力するか(外部入力端子側)を切り換える。
【0028】
CPU5は、操作部6のゾーン選択ボタンの操作に応じ、ゾーン出力リレー9を共通回線又はパワーアンプ3に接続する。例えば、CPU5は、上記ボタンa及びcの操作状態に従ってゾーン出力リレー9a及び9cをパワーアンプ3側に接続する。これにより、a階とc階のスピーカ10a及び10cに、パワーアンプ3からの音声信号が入力される。また、CPU5は、非常放送装置101から出力される非常信号を受信し、パワーアンプリレー11、ATTバイパスリレー8及びゾーン選択リレー9の切り換えを行う。
【0029】
[非常放送処理の流れ]
以下、本実施形態例の構内放送システムにおける非常放送処理の流れを説明する。
【0030】
ステップS10:非常放送装置101は、火災報知器などのセンサの作動を検知し、非常信号をCPU5へ出力する。
ステップS11:CPU5は、前記非常信号を受信すると、パワーアンプリレー11を外部入力端子側に、ATTバイパスリレー8a〜nをパワーアンプリレー側に、及びゾーン出力リレー9a〜nを内部側にそれぞれ切り換える。これにより、各スピーカ10a〜nと非常放送装置101とが接続される。
【0031】
ステップS12:非常放送装置101は、非常音声信号を出力する。全ての放送ゾーンのスピーカ10a〜nからは、非常音声が放送される。
以上により、通常時には構内放送を行う構内放送装置110を用いて非常時には全ゾーンに非常放送を行うことができる。
【0032】
<第2実施形態例>
[構成]
図2は、本発明の第2実施形態例に係る構内放送装置210を用いた構内放送システムの全体構成図である。本実施形態例の構内放送装置210は、高い信頼性が要求される場合、例えば緊急時においても確実に動作することが求められる放送システムに使用される。本実施形態例の構内放送システムでは、第1実施形態例の構内放送システムにおいて、非常放送設備101の代わりに予備のパワーアンプ3b及び検知部4bが外部入力端子13に接続されている。また検知部4aと、プリアウト端子201とが構内放送装置210にさらに設けられている。図中、第1実施形態例と同様の機能を有する構成要素には、同一の符号番号を付して示している。
【0033】
パワーアンプ3a及び3bは従来のプロテクトスイッチやサーモスタット等の保護装置(図示せず)を有している。保護装置は、パワーアンプ3a又は3bに異常が生じた場合、例えばアンプの出力端子に過電流が流れてプロテクトスイッチが作動したり、サーモスタットが検知した温度が所定の温度以上になった場合、異常信号を出力する。
【0034】
検知部4a及び4bは、それぞれパワーアンプ3a及び3bに接続されており、異常信号を検知すると異常検知信号を無線又は有線でCPU5に出力する。CPU5は、異常検知信号を受信すると、パワーアンプリレー11を切り換える切換信号を出力する。パワーアンプリレー11は、切換信号に従い、スピーカ回線1a〜nをパワーアンプ3a側又は外部入力端子13側に接続する。
【0035】
プリアウト端子201は、ミキサアンプ2からの音声信号を、構内放送装置210の外部に出力する。ここから出力された音声信号は、予備のパワーアンプ3bに入力される。
【0036】
[アンプ切換処理の流れ]
以下、本実施形態例の構内放送システムにおけるアンプ切換処理の流れを説明する。ここでは、パワーアンプ3aに過電流が流れて緊急停止する場合を想定している。
【0037】
ステップS20:プロテクトスイッチは、パワーアンプ3aの出力端子に流れた過電流を感知し、パワーアンプ3aの出力を緊急停止させ、異常信号を検知部4aに出力する。
【0038】
ステップS21:検知部4aは、異常信号を検知し、異常検知信号をCPU5に出力する。
ステップS22:CPU5は、異常検知信号を受信し、パワーアンプリレー11を外部入力端子側13に切り換える。これにより、各スピーカ回線1a〜nは、異常のあったパワーアンプ3a側から外部回線入力端子13側、即ち正常なパワーアンプ3b側に接続される。
【0039】
尚、パワーアンプ3bが故障した場合も、検知部4bがパワーアンプ3bの故障を検知して同様の処理が行われることにより、各スピーカ回線1a〜nは正常なパワーアンプ3aに接続される。従って、本実施形態例の構内放送装置210はパワーアンプ3a又は3bが故障しても故障前と同様に放送を行うことができ、システムの信頼性が高まる。よって、仮に非常放送を行う必要がある状況においてパワーアンプ3a及び3bのいずれかが故障していたとしても、もう一方のパワーアンプで放送を行うことができる。また、通常時においては、放送を行いながら故障したパワーアンプ3a、bの故障原因を調査することができる。
【0040】
<第3実施形態例>
[構成]
図3は、本発明の第3実施形態例に係る構内放送装置310を用いた構内放送システムの全体構成図である。本実施形態例の構内放送装置は、例えば操作部6のゾーン選択ボタンで選択されたゾーンには呼び出し放送を行い、その他のゾーンにはBGMを放送し続ける場合に使用する。この構内放送装置310は、第1実施形態例の構内放送装置110において、外部アンプリレー303をさらに有している。又、BGM音源301及びBGM用アンプ302が外部入力端子13に接続されている。図中、第1実施形態例と同様の機能を有する構成要素は、同一の符号番号を付して示している。
【0041】
BGM音源301は、テーブルプレーヤやラジオ等の音源である。BGM用アンプ302は、BGM音源301から出力される音声信号を増幅し、外部入力端子13に入力する。外部アンプリレー303は、スピーカ回線1a〜nを外部入力端子13又は共通(C)回線に接続する。パワーアンプリレー11によりスピーカ10a〜nをBGM用アンプ302又はパワーアンプ3に接続することも可能であるが、ゾーン単位でのアンプ切り換えができなくなる。従って、例えばあるゾーンにのみパワーアンプ3からの音声信号を放送し、その他のゾーンにはBGMを放送するなどのゾーン単位でのアンプの切り換えを行いたい場合は、外部アンプリレー303を使用する。外部アンプリレー303は、ゾーン選択ボタンと同様、操作部6に設けられたBGM放送ボタン(図示せず)を操作することにより制御される。
【0042】
[BGM放送処理の流れ]
以下、本実施形態例の構内放送システムにおけるBGM放送処理の流れを説明する。ここでは、ミキサアンプ2に接続されている音源はマイクであり、マイクによって呼び出し放送を行うこととする。
【0043】
ステップS30:CPU5は、操作部6のBGM放送ボタンが押されると、外部アンプリレー303を共通回線側から外部入力端子13、即ちBGM用アンプ302側へ切り換える。スピーカ10a〜nは、BGM音源301からの音声信号を放送する。
【0044】
ステップS31:CPU5は、操作部6のゾーン選択ボタンa〜nのいずれか、例えばゾーン選択ボタンaが押されると、対応するゾーン出力リレー9を内部側に切り換える。従って、選択されたゾーンaに対応するスピーカ10aはパワーアンプ3に接続され、マイクからの音声を出力する。その他のゾーンのスピーカ10b〜nはBGM用アンプ302に接続されたままなので、継続してBGMを放送する。
【0045】
ステップS32:CPU5は、呼び出し放送終了後に操作部6のゾーン選択ボタンaが押されると、再びスピーカ10aをBGM用アンプに接続する。
以上の動作により、呼び出し放送を行わないゾーンにおいてBGM放送を中断することなく、特定のゾーンだけに呼び出し放送を行うことができる。
【0046】
<第4実施形態例>
図4は、本発明の第4実施形態例に係る構内放送装置410を用いた構内放送システムの全体構成図である。この構内放送装置410には、複数の外部入力端子13a及び13bが設けられている。この例では、予備のパワーアンプ3bと、BGM用アンプ302とが外部入力端子13a及び13bに接続されている。図中、第1実施形態例と同様の機能を有する構成要素は、同一の符号番号を付して示している。ただし、パワーアンプリレー11は、スピーカ回線1a〜nをパワーアンプ3a又は外部入力端子13aに接続する。外部アンプリレー303は、スピーカ回線1a〜nを外部入力端子13b又は共通回線に接続する。CPU5は、パワーアンプリレー11及び外部アンプリレー303を前記第2実施形態例及び第3実施形態例と同様に制御する。従って、本実施形態例の構内放送装置410では、非常放送など重要性の高い放送を常に行える態勢下で多元放送が可能となる。
【0047】
【発明の効果】
本発明を用いれば、ユーザの多様なニーズに柔軟に対応可能な構内放送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る構内放送システムの配線図。
【図2】第2実施形態例に係る構内放送システムの配線図。
【図3】第3実施形態例に係る放送構内放送システムの配線図。
【図4】第4実施形態例に係る放送構内放送システムの配線図。
【図5】従来の放送構内放送装置を非常放送設備を有する建物に使用する場合に設けられる制御板の配線例。
【図6】従来の放送構内放送装置に予備アンプを接続した場合の配線例。
【図7】従来の多元放送構内放送装置の配線例。
【符号の説明】
1:スピーカ回線
2:ミキサアンプ
3:パワーアンプ
4:検知部
5:CPU
6:操作部
7:アッテネータ(ATT)
8:ATTバイパスリレー
9:ゾーン出力リレー
10:スピーカ
11:パワーアンプリレー
12:スピーカ出力端子
13:外部入力端子
101:非常放送装置
201:プリアウト端子
301:BGM音源
302:BGM用アンプ
303:外部アンプリレー
110、210、310、410:構内放送装置
Claims (5)
- 音声信号を1以上のスピーカに出力する構内放送装置であって、
第1音源からの音声信号を増幅して第1音声信号を出力する第1増幅器と、
前記第1増幅器の出力側に並列接続して設けられ、前記第1音声信号の出力が可能なスピーカが接続される1以上のスピーカ回線と、
第2音源からの音声信号に基づいて増幅された第2音声信号を取り込むための入力手段と、
前記第1増幅器の出力側、前記入力手段の出力側および前記1以上のスピーカ回線の入力側に設けられ、前記第1増幅器と前記1以上のスピーカ回線との間、または、前記入力手段と前記1以上のスピーカ回線との間のいずれかに接続を切り換える第1切替手段と、
前記第1切替手段における接続の切り換えを制御する第1制御手段と、
を備える構内放送装置。 - 前記スピーカ回線が複数ある場合、各スピーカ回線のそれぞれに設けられ、各スピーカ回線に接続されているスピーカと前記第1増幅器の出力側との間、または、それぞれのスピーカと前記入力手段の出力側との間のいずれかに接続を切り換える複数のスピーカ切替手段と、
前記スピーカ切替手段のそれぞれを前記第1切替手段とは独立に制御する第2制御手段と、
をさらに備える請求項1に記載の構内放送装置。 - 前記第1増幅器の故障を検知したとき、故障検知信号を出力する故障検知手段をさらに備え、
前記第1制御手段は、前記故障検知手段からの故障検知信号を検知した場合、前記入力手段と前記スピーカ回線との間を接続するように前記第1切替手段を制御する、
請求項1または2に記載の構内放送装置。 - 前記第1増幅器の入力側に設けられ、前記第1音源からの音声信号を外部へ出力するための出力手段をさらに備え、
前記入力手段は、前記出力手段からの音声信号を取り込むように構成されている、請求項3に記載の構内放送装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の構内放送装置と、1以上のスピーカとを含んで構成される構内放送システム。
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