JPH04295991A - 火災感知ユニット及びこれを用いた火災警報システム - Google Patents
火災感知ユニット及びこれを用いた火災警報システムInfo
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Abstract
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Description
知する火災感知ユニット及びこれを用いた火災警報シス
テムに関する。
)より各監視警戒地区毎に地区線路をを延ばし、各地区
線路毎に少なくとも1つの火災感知器を並列に接続した
所謂P型の火災警報装置が知られている。この種の火災
警報装置を備えた従来の火災警報システムでは、各地区
線路ごとに地区ベルを設け、例えばある1つの地区の火
災感知器が異常を検出し中央監視制御装置に通知したと
きに、中央監視制御装置は、この地区の地区ベルを鳴動
させるようにしている。
上記火災警報装置の他に、非常放送装置が備わっている
場合には、非常放送装置により各地区に対して、非常放
送を行なうことができるようになっている。
た従来の火災警報システムでは、ある1つの地区の火災
感知器が異常を検出し、中央監視制御装置に通知するこ
とにより、この地区の地区ベルが鳴動したときに、この
鳴動を聞いた者は、この地区に設けられたいずれかの火
災感知器のところで異常が生じこの地区のいずれかの場
所で異常が生じたことを認知することはできるが、どの
火災感知器のところで,すなわちこの地区のどの場所で
異常が発生したかを明確に知ることができないという欠
点があった。またこの場合、他の地区についてはこれに
連動させてその地区ベルを鳴動させないようにすると、
他の地区にいる者は、何らかの異常が発生したことを知
ることができず、また他の地区の地区ベルをも連動させ
て鳴動させるようにすると、他の地区にいる者は、その
地区で異常が発生したと誤解し、混乱を招くなどの欠点
があった。
テムに非常放送装置が備わっている場合には、非常放送
によって異常発生の詳細を理解することはできるが、従
来の火災警報システムにおいて非常放送装置をさらに設
ける場合、非常放送を各地区に送出するための線路と、
火災警報用の地区線路とを完全に別系統のものにしてお
り、線路が多くなるので、システム構成が非常に複雑に
なるという欠点があった。
生したような場合に所定の場所,地区に応じたきめ細か
な警報制御をシステム構成を複雑にさせずに行なうこと
の可能な火災感知ユニット及びこれを用いた火災警報シ
ステムを提供することを目的としている。
に本発明の火災感知ユニットは、火災感知器と、該火災
感知器に接続された音響部とを有し、前記火災感知器が
異常発生を検出し動作状態となるときに線路の電圧を変
化させるよう構成されており、前記音響部は、火災感知
器動作に基づく線路の電圧変化を検出したときに、自己
の火災感知器が動作状態にあるか否かに応じて互いに異
なった種類の音響を出力するようになっていることを特
徴としている。
の電圧が変更されたことを検出したときに所定の種類の
音響を出力し、または、線路に送出された非常放送用の
音声信号を受信したときに非常放送の音響を出力するよ
うになっていることを特徴としている。
監視制御装置から各地区ごとに延びた地区線路に上記の
ような火災感知ユニットが少なくとも1つ接続されてお
り、この場合、火災感知ユニットは、地区線路の電圧変
化または電圧変更を検出するようになっていることを特
徴としている。
信号を出力する非常放送装置が中央監視制御装置に内蔵
されており、該非常放送装置からの音声信号は、前記地
区線路を介して火災感知ユニットの音響部に入力するよ
うになっていることを特徴としている。
災感知器が動作すると線路電圧を変化させる。火災感知
器に接続されている音響部は、線路の電圧変化を検出し
たときに、自己の火災感知器が動作状態にあるか否かに
応じて異なった種類の音響を出力する。例えば、自己の
火災感知器が動作して線路電圧が変化したときにはレベ
ルV1の種類の音響を出力し、同じ線路に並列的に接続
されている他の火災感知ユニットの火災感知器が動作し
て線路電圧が変化したときにはレベルV2の種類の音響
を出力する。
によって変更された場合に、火災感知ユニットの音響部
は、この電圧変更を検出して、例えばレベルV3の種類
の音響を出力し、または、線路に例えば中央監視制御装
置から非常放送用の音声信号が送出されたときにこれを
受信して非常放送の音響を出力する。
地区線路に上記のような火災感知ユニットが少なくとも
1つ接続されている火災警報システムでは、同一の地区
線路に複数の火災感知ユニットが接続されているとき、
そのうちの1つの火災感知ユニットの火災感知器が動作
すると、この火災感知ユニットからは、例えばレベルV
1の種類の音響が出力され、同一の地区線路に接続され
た他の火災感知ユニットからは、例えばレベルV2の種
類の音響が出力される。または、この地区線路の電圧が
変更されると、この地区線路に接続されている火災感知
ユニットからは、例えばレベルV3の種類の音響が出力
されたり、あるいはこの地区線路を介し送られた非常放
送用の音声信号を受信して非常放送の音響が出力される
。
明する。図1は本発明に係る火災警報システムの一実施
例の構成図である。図1を参照すると、本実施例の火災
警報システムは、中央監視制御装置1から各監視警戒地
区A1乃至An毎に地区線路M1乃至Mnが延びており
、各地区線路M1乃至Mnにはそれぞれ少なくとも1つ
の火災感知ユニットが並列に接続されている。すなわち
、例えば、地区線路M1には、複数の火災感知ユニット
S1乃至Siが並列に接続され、地区線路Mnには、複
数の火災感知ユニットT1乃至Tjが並列に接続されて
いる。換言すれば、この火災警報システムが例えばn階
からなるビルディングに設置され、監視警戒地区A1が
このビルディングの1階全体であり、また監視警戒地区
Anがこのビルディングのn階全体であるとすると、地
区線路M1に接続されている各火災感知ユニットS1乃
至Siは、監視警戒地区A1,すなわち1階の所定の場
所にそれぞれ配置され、また、地区線路Mnに接続され
ている各火災感知ユニットT1乃至Tjは、監視警戒地
区An,すなわちn階の所定の場所にそれぞれ配置され
るようになっている。
れ一対の線路により構成されている。例えば、地区線路
M1は、一対の線路(L1,C0)により構成され、地
区線路Mnは、一対の線路(Ln,C0)によって構成
されている。なお、線路C0は接地電位“0”に保持さ
れる一方、線路L1乃至Lnには“0”ではない所定の
電圧が加わるようになっている。
,T1乃至Tjの構成例を示す図であり、本実施例では
説明を簡単にするため、各火災感知ユニットが全て同じ
構成のものであるとする。図2を参照すると、火災感知
ユニット,例えばT1は、火災感知器2と、火災感知器
2に接続された音響部3とを有している。
や熱などを検出する火災検出部4と、火災検出部4にお
いて異常が検出されたときに、導通状態となるサイリス
タ5と、ダイオード6,7とから構成されている。また
、音響部3は、所定レベルの電圧検知信号を出力する電
圧検出処理回路8と、電圧検出処理回路8からの電圧検
知信号のレベルに応じた音響信号を発生する音響出力部
9と、音響出力部9から出力された音響信号を増幅する
増幅部10と、増幅部10で増幅された音響信号を実際
の音に変換して出力するスピーカ11と、電源12と、
AC信号に対し高インピーダンスであるがDC信号に対
しては低インピーダンスのインピーダンス素子13と、
線路Ln上のAC信号のみを増幅部10に与える容量素
子(コンデンサ)14とから構成されている。
n,C0にそれぞれ接続され、火災感知器2の端子B3
は線路C0に接続されている。また、音響部3の端子B
4,B5を火災感知器の端子B6,B7にそれぞれ接続
することにより、音響部3は火災感知器2に接続されて
いる。すなわち、音響部3のインピーダンス素子13は
端子B5,B7を介し、火災感知器2のダイオード6に
接続され、電圧検出処理回路8は、端子B4,B6を介
し火災感知器2のダイオード7に接続されており、この
火災感知ユニットT1の火災感知器2が異常を検出して
サイリスタ5が導通状態になり火災感知器2が動作する
と、線路Lnからインピーダンス素子13,ダイオード
6,サイリスタ5を介し、線路C0に向けて電流が流れ
、このときには線路Lnの電圧が低下するようになって
いる。
直接接続されている火災感知器2が動作状態にあるか否
かを端子B4の電圧により検出し、また、線路Lnの電
圧が変化したか否かを端子B1の電圧により検出するよ
うになっている。
回路8は、線路Lnの電圧が所定値以下に低下し、その
ときにこれに直接接続されている火災感知器2が動作状
態にあるときには、自己の火災感知ユニットT1のとこ
ろで異常が発生したことを表わすレベルV1の電圧検出
信号を出力するようになっている。また、電圧検出処理
回路8は、線路Lnの電圧が所定値以下に低下し、その
ときに、これに直接接続されている火災感知器2が動作
状態にないときには、線路Lnの電圧変化は同一の線路
Lnに接続されている他の火災感知ユニット,例えばT
j等が動作したことによるものであると判断し、同じ地
区の他の火災感知ユニットのところで異常が発生したこ
とを表わすレベルV2の電圧検出信号を出力するように
なっている。また、電圧検出処理回路8は、線路Lnの
電圧が予め定められた所定値に変化したときには、中央
監視制御装置1による電圧変更であると判断し、このと
きには、中央監視制御装置1から指示があったことを表
わすレベルV3の電圧検出信号を出力するようになって
いる。
図である。図3を参照すると、この中央監視制御装置1
には、電源装置20と、各地区線路M1乃至Mnにそれ
ぞれ対応して設けられ、各地区線路を流れる電流の検出
制御や各地区線路の電圧制御を行なう電流電圧制御ユニ
ットCT1乃至CTnと、火災警報に関する信号の処理
制御等を行なう信号処理部21と、信号処理部21に対
し操作指示等を行なう操作入力部22と、警報表示等が
なされる警報表示部23とが設けられ、さらに図3の例
では、中央監視制御装置1内に非常放送装置24と、非
常放送用のマイク25とが内蔵されている。
を出力するようになっており、この場合に、各線路L1
乃至Lnには、通常、電圧E1が加わり、線路C0は接
地電位“0”に保持されている。また各電流電圧制御ユ
ニットCT1乃至CTnは、同じ構成のものとなってお
り、例えば電流電圧制御ユニットCT1は、線路L1に
電圧E1を加えているときに線路L1に流れる電流を検
出する電流検出回路30と、電源装置20からの電圧E
2を信号処理部21からの信号SWに応じて線路L1に
加えるスイッチ回路31と、非常放送装置24からの非
常放送用の音声信号を線路L1に送出するための信号送
出部32とを有している。
動作について説明する。中央監視制御装置1は、通常、
各線路L1乃至Lnに対応して設けられたスイッチ回路
31を開にし、各線路L1乃至Lnに電源装置20から
の電圧E1(例えば24V)を加えている。
nの火災感知ユニットT1の火災感知器2が火災等の異
常を検知し、動作したとする。火災感知ユニットT1の
火災感知器2が動作すると、この火災感知ユニットT1
が接続されている地区線路Mnにおいて、線路Lnから
線路C0に火災感知ユニットT1を介し電流が流れる。 火災感知ユニットT1が動作して線路Ln,C0間に電
流が流れると、線路L1の電圧E1は24Vから低下し
、例えば6V以下になる。
検出処理回路8は、線路Lnの電圧が6V以下になった
ことを検知し、なおかつ、自己の火災感知器2が動作し
ていることを検知して、レベルV1の電圧検出信号を火
災感知ユニットT1の音響出力部9に与える。また、こ
の地区Anの他の火災感知ユニット,例えばTjの電圧
検出処理回路8は、線路Lnの電圧が6V以下になった
ことを検知するが、自己の火災感知器2は動作していな
いことを検知し、レベルV2の電圧検出信号を火災感知
ユニットTjの音響出力部9に与える。
常を実際に検出した火災感知ユニットT1では、レベル
V1の電圧検出信号に対応した種類の音響が音響出力部
9,増幅部10を介しスピーカ11から出力される。ま
た、地区Anにおいて、火災等の異常を検出しなかった
火災感知ユニット,例えばTjにおいても、レベルV2
の電圧検出信号に対応した音響(火災感知ユニットT1
から出力される音響とは異なる種類の音響)が音響出力
部9,増幅部10を介しスピーカ11から出力される。
ットT1の近くにいる者は、レベルV1に対応した音響
を聞くことにより自分のすぐ近くで火災等の異常が発生
したことを知ることができる。また、地区An内におい
て、火災感知ユニットT1の近くにいない者も、この地
区Anの全ての火災感知ユニットから音響が出力される
ので、そのいずれかを聞くことによりこの地区内で火災
等の異常が発生したことを知ることができる一方で、レ
ベルV1ではなくレベルV2に対応した音響を聞くこと
により、自分のすぐ近くでの異常発生ではないことを知
ることができる。すなわち、本実施例によれば、同じ地
区内ではレベルV1,V2に対応した2種類の音響を出
力させることで、同じ地区内のどの場所で異常が発生し
たかを知らせることができる。
2が動作し線路Lnに電流が流れると、中央監視制御装
置1では、電流電圧制御ユニットCTnの電流検出回路
30がこの電流を検知し、これを信号処理部21に伝え
る。これにより、信号処理部21は、地区Anに火災等
の異常が発生したと判断し、その旨を警報表示部23に
表示する。さらに信号処理部21は、地区Anに異常発
生があったと判断すると、この地区An以外の他の地区
に対してもこの異常発生を知らせるため、他の地区線路
M1等に対応して設けられた電流電圧制御ユニットCT
1等に対し信号SWを送出し、スイッチ回路31を閉に
し、線路L1等に電源装置20からの電圧E2(例えば
28V)を加える。これにより、異常が発生した地区A
n以外の他の地区,例えばA1に設置されている火災感
知ユニット,例えばT1等の電圧検出処理回路8は、線
路L1の電圧が24Vから28Vに上昇変化したことを
検知し、レベルV3の電圧検出信号をその音響出力部9
に与え、スピーカ11からレベルV3に対応した種類の
音響を出力させる。
地区にいる者も、異常発生を知るが、これらの地区にお
いて出力される音響はレベルV1,V2に対応したもの
ではないので、異常が自分の地区ではなく他の地区で発
生したことを知ることができる。
い、スピーカ11から擬音や音声を出力させるようにす
れば、より確実に異常発生の状況等を知らせることがで
きる。例えば、レベルV1に対応する音響として、ベル
音に続き、「火事です。確認して下さい。」の音声を出
力させ、レベルV2に対応する音響として、「近くで火
災が発生しました。注意してください。」の音声を出力
させることにより、異常発生のあった地区にいる者に対
しより確実に注意を促すことができる。また、例えば、
レベルV3に対応する音響として、特別の音楽を流すよ
うにすれば、他の地区で異常が発生したことを関係者の
みに知らせることができる一方で、関係者以外の一般者
に不安を抱かせずに済む。
装置1に非常放送装置24が内蔵されており、中央監視
制御装置1のオペレータがマイク25から非常放送用の
音声を入力すると、この音声信号は各地区A1乃至An
に対応した線路L1乃至Lnを介し、各地区A1乃至A
nに設けられた火災感知ユニットに送出される。火災感
知ユニット,例えば図2に示す火災感知ユニットT1で
は、線路Lnを介して音声信号が送られると、これを容
量素子14を介し増幅部10に直接与える。これにより
、中央監視制御装置1のオペレータがマイク25から入
力した非常放送用の音声を火災感知ユニットT1のスピ
ーカ11から非常放送として出力させることができる。
る場所で異常が発生した場合に、各場所,各地区ごとに
レベルV1,V2,V3に応じた種類のきめ細かな音響
出力制御を行なうことができるとともに、このようなき
め細かな音響出力制御を行なうのに、線路を増設したり
することなく、従来通り、各地区A1乃至Anごとに設
けられた一対の地区線路M1乃至Mnだけで済むので、
システム構成が複雑になるのを回避できる。
送を各地区に送出するための線路を別途設ける必要がな
く、上述した一対の地区線路を併用できるので、システ
ム構成が複雑になるのを回避することができる。
に対応した種類の音響を出力させるために、中央監視制
御装置1は、通常の電圧E1(例えば24V)よりも高
い電圧E2(例えば28V)を線路に加えるようにした
が、通常の電圧E1よりも低い電圧(例えば20V)を
線路に加えるようにしても良い。この場合には、火災感
知ユニットの電圧検出処理回路は電圧の例えば4V程度
の下降変化によってレベルV3の電圧検出信号を出力す
る。
トの電源12に、抵抗41,ダイオ−ド40を接続し、
火災感知ユニットの電源12を抵抗41,ダイオ−ド4
0を介し線路Lnに接続するように構成することができ
る。この場合には、火災感知ユニットの電源12を中央
監視制御装置1の電源装置20から線路Lnを介し充電
することができ、火災感知ユニットを常に安定させた状
態で動作させることができる。なお、ダイオ−ド40が
設けられていることによって、線路Lnの電位が電源1
2の電位よりも低下した場合に電源12から線路Lnへ
の放電を防止できる。
ユニットによれば、火災感知器に接続された音響部は、
火災感知器動作に基づく線路の電圧変化を検出したとき
に、自己の火災感知器が動作状態にあるか否かに応じて
互いに異なった種類の音響を出力するようになっている
ので、同一地区全体に異常発生を知らせることができる
とともに、同一地区においてどの場所で異常が発生した
かをも知らせることができる。
の電圧が変更されたことを検出したときに所定の種類の
音響を出力し、または、線路に送出された非常放送用の
音声信号を受信したときに非常放送の音響を出力するの
で、例えば他の地区にも異常発生を知らせることができ
るとともに、異常発生がこの地区ではないことを知らせ
たり、非常放送を行なうことができる。
延びた地区線路に上記のような火災感知ユニットを少な
くとも1つ接続した火災警報システムでは、ある地区の
ある場所で異常が発生したような場合に所定の場所,地
区に応じたきめ細かな警報制御をシステム構成を複雑に
させずに行なうことができる。
声信号を出力する非常放送装置が中央監視制御装置に内
蔵されており、該非常放送装置からの音声信号は、前記
地区線路を介して火災感知ユニットの音響部に入力する
ようになっているので、非常放送用の線路を別系統で設
けずとも、非常放送を行なうことができる。
成図である。
ユニットの構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の線路に接続されるようになって
いる火災感知ユニットにおいて、該火災感知ユニットは
、火災感知器と、該火災感知器に接続された音響部とを
有し、前記火災感知器が異常発生を検出し動作状態とな
るときに線路の電圧を変化させるよう構成されており、
前記音響部は、火災感知器動作に基づく線路の電圧変化
を検出したときに、自己の火災感知器が動作状態にある
か否かに応じて互いに異なった種類の音響を出力するよ
うになっていることを特徴とする火災感知ユニット。 - 【請求項2】 所定の線路に接続されるようになって
いる火災感知ユニットにおいて、該火災感知ユニットは
、火災感知器と、該火災感知器に接続された音響部とを
有し、前記音響部は、線路の電圧が変更されたことを検
出したときに所定の種類の音響を出力し、または、線路
に送出された非常放送用の音声信号を受信したときに非
常放送の音響を出力するようになっていることを特徴と
する火災感知ユニット。 - 【請求項3】 中央監視制御装置から各地区ごとに延
びた地区線路に請求項1または請求項2記載の火災感知
ユニットが少なくとも1つ接続されており、該火災感知
ユニットは、地区線路の電圧変化または電圧変更を検出
し、所定の音響を出力するようになっていることを特徴
とする火災警報システム。 - 【請求項4】 前記中央監視制御装置には、音声信号
を出力する非常放送装置が内蔵されており、該非常放送
装置からの音声信号は、前記地区線路を介して火災感知
ユニットの音響部に入力するようになっていることを特
徴とする火災警報システム。
Priority Applications (2)
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JPH04295991A true JPH04295991A (ja) | 1992-10-20 |
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