JP4662839B2 - 送風型イオナイザ - Google Patents

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Description

本発明は、放電針に直流または交流の高電圧を印加して正負イオンを発生させ、これらのイオンを含むイオン化エアを帯電した被除電物に送風して除電する送風型イオナイザに関し、詳しくは、イオナイザ本体やその取付具の構造に特徴を有する送風型イオナイザに関するものである。
この種の送風型イオナイザは従来から種々提供されており、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたイオナイザが知られている。
特許文献1に係る直流除電器では、放電針及びファンを内蔵した本体14がスタンド15に対して傾動可能に支持されており、使用者はイオン化エアの送風角度を適宜調整可能に構成されている。
また、特許文献2に係る送風型除電器においても、放電針及びファンを内蔵した本体がスタンドに対して角度調整可能に取り付けられている。
これらのイオナイザは、主として除電面積が比較的小さい被除電物を除電するために小形ボックス状に形成されており、作業台に載置したり、あるいは固定されたパイプに適宜な取付具を介し固定して使用されている。
特開2001−110590号公報([0028]、図8〜図12等) 意匠登録第1147256号公報(「意匠に係る物品の説明」、正面図、背面図等)
しかるに、上述した従来技術において、放電針の清掃や交換、ファンの清掃を行う際にイオナイザ本体を一旦、その取付具ないし固定具から取り外した場合には、その後、イオナイザ本体を取付具に再び取り付けた時に被除電物に対する送風角度が取り外す前と同じになるように再度調整しなくてはならず、その作業に多くの労力や時間を必要としていた。
また、イオナイザ本体を取付具等に取り付けたままの状態で清掃、交換を行うことが困難であり、作業性が悪いという問題があった。
そこで本発明の解決課題は、イオナイザ本体を取り外した後でも取付具に対する取付角度を保持、記憶可能としてイオナイザ本体を取り外し前と同じ角度で再度取付可能とし、取付角度の調整に伴う手間を削減すると共に、放電針の清掃や交換、ファンの清掃を容易にして作業性を大幅に向上させた送風型イオナイザを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、放電針に高電圧を印加してイオンを発生させ、これらのイオンを含むイオン化エアをファンにより被除電物に向けて送風する送風型イオナイザにおいて、
前記送風型イオナイザは、
前記放電針及びファン並びに第一のねじ孔を有するイオナイザ本体と、
前記イオナイザ本体が取り付けられるステイと、
前記イオナイザ本体を前記ステイから取り外し、再度取り付けたときも、前記ステイに対する前記イオナイザ本体の取付角度を保持する取付角度保持機構と、
を備え
前記ステイは、
前記第一のねじ孔に螺着するための取付用ねじを挿通させる第一の通孔と、
前記第一の通孔を中心とするほぼ円弧状に形成されたガイド溝と、
を有し、
前記取付角度保持機構は、
前記イオナイザ本体側の係合孔と、
前記ステイを介して前記係合孔に係合可能な係合部材と、
前記イオナイザ本体と前記ステイとの間に配置され、かつ、前記係合部材に螺着される第二のねじ孔及び前記取付用ねじを挿通させる第二の通孔を備えたアングルプレートと、
を有し、
前記取付用ねじを前記第一の通孔及び第二の通孔を挿通させて前記第一のねじ孔に螺着することにより、前記イオナイザ本体を前記ステイに対し回動可能に支持すると共に、
前記ガイド溝に挿通し前記アングルプレートの前記第二のねじ孔に螺着して前記ステイを挟み込むことにより保持された前記係合部材を前記係合孔に係合することにより、前記ステイに対する前記イオナイザ本体の取付角度を保持するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載た送風型イオナイザにおいて、前記係合部材がビスであることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載した送風型イオナイザにおいて、前記ステイの底板が連結されるベース金具を備え、このベース金具に対して前記ステイの底板を水平面内で所定角度回動させた状態で固定可能であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載した送風型イオナイザにおいて、前記イオナイザ本体はイオン化エアが通過する開閉可能なカバーを有し、このカバーを所定角度開けた状態で保持するカバー保持機構を備えたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載した送風型イオナイザにおいて、前記カバーの背面に、前記ファンまたは放電針を一体的に取り付けたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4または5に記載した送風型イオナイザにおいて、前記カバーが閉状態から90°以上、回動可能であることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項〜6の何れか1項に記載した送風型イオナイザにおいて、前記カバーが前記ファンの吐出側に配置され、前記ファンの吸入側に着脱可能なフィルタが配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、イオナイザ本体を取付具から取り外した際に、取り外す前の取付具に対する取付角度を保持することができるため、イオナイザ本体の再取付時における角度調整作業を不要にすることができる。これにより、最適な送風角度を速やかに再現することが可能である。
また、イオナイザ本体の前面カバーを段階的に開いた状態で保持可能であり、放電針の清掃、交換、ファンの裏側の清掃などの作業性を大幅に向上させることができる。同時に、前面カバーを開き、かつ、背面フィルタを除去することにより、イオナイザ本体の内部において前後方向に外部と連通する空間を形成して各部の清掃等に一層便利な送風型イオナイザを提供することができる。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1はイオナイザ本体10の取付構造を示す分解斜視図である。ここで、本実施形態に係る送風型イオナイザは直流式イオナイザであり、イオナイザ本体10には正負の高電圧発生回路、放電針、送風用のファン等が内蔵されている。そして、放電針に正負の高電圧を印加することにより正負イオンを発生させ、この正負イオンを含むイオン化エアをファンによりイオナイザ本体10の前面カバー100を介して被除電物に送風するように構成されている。
なお、図1におけるイオナイザ本体10は構造を簡略化して示してあり、具体的な構造は後述する図5〜図7に示す通りである。
また、後に詳述するが、イオナイザ本体10の前面カバー100にはファンユニット(図6参照)が一体的に取り付けられており、これらの前面カバー100及びファンユニットは軸101を中心として垂直面内を上方へ回動可能となっている。
さて、図1において、イオナイザ本体10の取付具を構成するステイ30は正面ほぼコ字形に形成されており、底板31と左右の側板32,33とを備えている。底板31のほぼ中央部には、後述する固定用ねじ63を挿通させるための通孔34と、後述するタッププレート43の凸片43bが係合する角孔35とが形成されている。
ステイ30の側板33の上端部には、取付用ねじ36を挿通させる通孔33aが形成されていると共に、この通孔33aを中心としてほぼ半円弧状のガイド溝33bが形成されている。図1ではイオナイザ本体10により隠れているが、他方の側板32の上端部にも同様に通孔及びガイド溝が形成されており、他方の取付用ねじ等を取付可能となっている。便宜上、以下では一方の側板33側の取付用ねじ36等による取付構造について述べるが、他方の側板32側についても同様の構造となっている。
図示されていないが、ステイを正面ほぼL字形に形成して側板32または33によりイオナイザ本体10の一方の側面のみを支持するように構成しても良い。
側板33の内側には、円板状のアングルプレート37がイオナイザ本体10の側面16との間に配置されており、このアングルプレート37には、取付用ねじ36が挿通される通孔37aと、イオナイザ本体10の取付角度を保持する係合部材としてのビス38がねじ込まれるねじ孔37bとが形成されている。
一方、イオナイザ本体10の側面16には、前記通孔37aを介して取付用ねじ36がねじ込まれるねじ孔16aと、アングルプレート37のねじ孔37bにねじ込まれた前記ビス38の先端部が係合する盲孔状の係合孔16bとが形成されている。
なお、上記構成において、係合部材としてのビス38、アングルプレート37、係合孔16b等は、請求項における取付角度保持機構を構成している。
上述した構造により、イオナイザ本体10をステイ30に対して垂直面内で所定角度に取り付ける場合の作用を述べる。
いま、ステイ30が図示されていない下方のベース金具に固定されているとする。この状態でアングルプレート37を側板33の内側に当てがい、取付用ねじ36を通孔33a,37aを介してイオナイザ本体10のねじ孔16aにねじ込むことにより、イオナイザ本体10を、ステイ30に対し垂直面内でほぼ180度以内の所定角度に調節して仮止めする。更に、ビス38をガイド溝33bを介してアングルプレート37のねじ孔37bにねじ込んでその先端部をイオナイザ本体10の係合孔16bに係合させ、取付用ねじ36を強くねじ込んでイオナイザ本体10を確実に固定する。
こうしてイオナイザ本体10をステイ30に取り付けることにより、被除電物に対してイオン化エアを所定角度で送風することが可能になる。
次に、イオナイザ本体10の点検や放電針の交換等を行うためにイオナイザ本体10をステイ30から取り外す場合には、取付用ねじ36を緩めてステイ30の側板32,33を若干外側に拡げ、イオナイザ本体10をステイ30から取り外せばよい。このとき、ビス38の先端部は係合孔16bに単に係合しているだけであるので、イオナイザ本体10をビス38の軸方向に移動させるだけで両者の係合を簡単に外すことができる。
イオナイザ本体10を取り外した状態において、アングルプレート37はビス38によって側板33に固定されたまま残っており、取付用ねじ36を除去すると図2のような状態になっている。図2において、ビス38の先端部は、取り外す前のイオナイザ本体10の係合孔16bの位置を保持しており、言い換えれば、ビス38はステイ30の側板33に対するイオナイザ本体10の相対的な取付角度を記憶していることになる。
このため、イオナイザ本体10をステイ30に再度取り付ける場合には、イオナイザ本体10の側面16の係合孔16bをビス38の先端部に係合させて取付用ねじ36をねじ込めば、取り外す前と同じ角度でイオナイザ本体10をステイ30に取り付けることができる。これにより、イオナイザ本体10から供給されるイオン化エアの送風角度が変化することがないので、取付角度を再調整する手間も不要になる。
次いで、図3及び図4はステイ30の取付構造を説明するための分解斜視図及び正面図である。
図3において、40はベース金具であり、長孔41a,41bを有する基板41と、この基板41の中央部上面に固着された凸板42とを備えている。凸板42の天板42cには、ステイ30の通孔34を貫通する固定用ねじ63を挿通させるための通孔42aが形成され、この通孔42aを中心として半円弧状のガイド溝42bが形成されている。
また、43はほぼリング状のタッププレートであり、このタッププレート43は前記凸板42の天板42cと基板41との間に挿入されて固定用ねじ63に螺着されるものである。このタッププレート43には、固定用ねじ63がねじ込まれるねじ孔43aと、天板42cのガイド溝42bに係合する凸片43bとが形成されている。
更に、50は翼板51,52及びV字板53からなる固定金具であり、前記長孔41a,41bに挿通されたボルト61,62をねじ孔51a,52aにねじ込むことでベース金具40と一体的に連結固定されるようになっている。
図4は、ベース金具40、タッププレート43及び固定金具50を組み合わせてステイ30を取り付けた状態の正面図である。なお、70は取付用のパイプである。
図示するように、タッププレート43を天板42cの裏側に配置して固定用ねじ63をねじ込む際に、凸片43bを天板42cのガイド溝42bを介してステイ30の角孔35に係合させることにより、固定用ねじ63を若干緩めた状態では、ステイ30及びタッププレート43が固定用ねじ63を中心としてほぼ180度回動可能であるから、水平面内におけるステイ30及びタッププレート43のベース金具40に対する相対的な角度を所定値に調整することができ、その後に固定用ねじ63を締め込むことによってその角度を固定することができる。言い換えれば、ステイ30に取り付けられたイオナイザ本体10の水平面内の角度をほぼ180度以内で任意に調節してベース金具40及び固定金具50に固定することが可能である。
なお、図3、図4に示した取付具の構造はあくまで一例であり、ステイ30を水平面内で回動させて所定の位置で固定する構造は、図示例に何ら限定されるものではない。
このように本実施形態の取付構造によれば、イオナイザ本体10の垂直面内及び水平面内の取付角度をきめ細かく調整できるため、被除電物に対して最適な送風角度を得ることができる。また、イオナイザ本体10を一旦取り外して再度セットする場合にも、取り外す前と同じ取付角度を直ちに再現できるため、角度調整作業に多くの労力や時間を要することなく、極めて使い勝手の良い送風型イオナイザを実現することができる。
次に、図5は本実施形態の具体的構造を示した外観図であり、図5(a)は正面図、同(b)は前面の斜視図、同(c)は背面の斜視図である。
これらの図において、102は前面カバー100内のイオン化エアが通過する送風口、103は取り外し可能な背面フィルタである。また、104は正負のイオンバランスを表示する発光ダイオード等からなる表示部である。
更に、前述したごとく、前面カバー100は上方へ回動可能となっており、図6は前面カバー100を開けた状態の斜視図(図6(a))、右側面図(図6(b))及び正面図(図6(c))である。
図6(a),(c)に示すごとく、前面カバー100の背面には、ファン106を有するファンユニット105が一体的に取り付けられ、これらの前面カバー100及びファンユニット105は最大で180°まで段階的に回動可能となっている。
また、これらの図において、107はイオナイザ本体10のケーシング111内部の上下左右に配置された放電針を示す。更に、110は、図3における固定用ねじ63に代わる固定用レバーである。
このように前面カバー100をファンユニット105と共に回動可能とし、かつ、後述する如く前面カバー100を所定角度開いた状態で保持可能に形成したことにより、放電針107の前方に十分な作業空間を確保した状態で放電針107の清掃、交換を容易に行うことができる。また、この実施形態では背面フィルタ103の取り外しも可能であるから、必要に応じて背面フィルタ103を取り外すことにより、イオナイザ本体10の内部において前後方向に外部と連通する空間を形成することができ、これによって放電針107の清掃等が一層容易になるものである。加えて、ファン106の羽根の背面など、汚れやすい個所の清掃にも便利である。
更に、本実施形態では、前面カバー100を所定角度開けたままの状態で保持する機構を備えている。以下、この前面カバー保持機構について説明する。
図7は、前面カバー100を徐々に開いていき、90°,135°,180°の3段階で保持した状態を示す前面カバー保持機構の動作説明図である。
図示するように、イオナイザ本体10の上端部両側には、スプリング(図示せず)によって常に上方へ付勢された上下動可能なストッパー109が配置されている。一方、前面カバー100の両側に設けられた基端部108の外周部には、前記凸部109aに係止可能な3個所の凹部108aが形成されている。これらの凹部108aは、以下に述べるように、前面カバー100を90°,135°,180°開いた状態で前記凸部109aに係止するものである。
前述したように、前面カバー100は軸101を中心として垂直面内を上方へ回動可能であり、閉状態の前面カバー100を開けていく過程では、ストッパー109の凸部109aがスプリングの復元力によって基端部108の外周面に常時圧接されている。
このため、図7に示すごとく、前面カバー100を徐々に開いていくと、凹部108aが形成された90°,135°,180°の位置でストッパー109の凸部109aが凹部108aにそれぞれ係止し、その角度で前面カバー100を保持することができる。
従って、イオナイザ本体10をステイ30に取り付けたまま前面カバー100を90°,135°または180°開けた状態で前面カバー100を保持、固定でき、放電針107の清掃、交換やファン106の背面の清掃等、用途に応じた最適な作業環境を提供することができる。
なお、上記実施形態では前面カバー100を上方に開くように形成したが、前面カバー100を下方に開くように形成しても良い。また、前面カバー100の背面に放電針107を配置し、イオナイザ本体10のケーシング111内部にファンユニット105を取り付けても良い。
更に、上記実施形態では直流式イオナイザについて説明したが、本発明は直流式、交流式を問わず各種のイオナイザに適用することが可能である。
本発明の実施形態に係るイオナイザ本体をステイに取り付けるための構造を示す分解斜視図である。 ステイに対するイオナイザ本体の取付角度を示す図である。 ステイの取付構造を説明するための分解斜視図である。 ステイの取付構造を説明するための正面図である。 本発明の実施形態の正面図(図5(a))及び斜視図(図5(b),(c))である。 本発明の実施形態において前面カバーを開けた状態の斜視図(図6(a))、右側面図(図6(b))及び正面図(図6(c))である。 本発明の実施形態における前面カバー保持機構の動作状態を示す斜視図である。
符号の説明
10:イオナイザ本体
16:側面
16a:ねじ孔
16b:係合孔
30:ステイ
31:底板
32,33:側板
33a:通孔
33b:ガイド溝
34:通孔
35:角孔
36:取付用ねじ
37:アングルプレート
37a:通孔
37b:ねじ孔
38:ビス
40:ベース金具
41:基板
41a,41b:長孔
42:凸板
42a:通孔
42b:ガイド溝
42c:天板
50:固定金具
51,52:翼板
51a,52a:ねじ孔
53:V字板
61,62:ボルト
63:固定用ねじ
100:前面カバー
101:軸
102:送風口
103:背面フィルタ
104:表示部
105:ファンユニット
106:ファン
107:放電針
108:基端部
108a:凹部
109:ストッパー
109a:凸部
110:固定用レバー
111:ケーシング

Claims (7)

  1. 放電針に高電圧を印加してイオンを発生させ、これらのイオンを含むイオン化エアをファンにより被除電物に向けて送風する送風型イオナイザにおいて、
    前記送風型イオナイザは、
    前記放電針及びファン並びに第一のねじ孔を有するイオナイザ本体と、
    前記イオナイザ本体が取り付けられるステイと、
    前記イオナイザ本体を前記ステイから取り外し、再度取り付けたときも、前記ステイに対する前記イオナイザ本体の取付角度を保持する取付角度保持機構と、
    を備え
    前記ステイは、
    前記第一のねじ孔に螺着するための取付用ねじを挿通させる第一の通孔と、
    前記第一の通孔を中心とするほぼ円弧状に形成されたガイド溝と、
    を有し、
    前記取付角度保持機構は、
    前記イオナイザ本体側の係合孔と、
    前記ステイを介して前記係合孔に係合可能な係合部材と、
    前記イオナイザ本体と前記ステイとの間に配置され、かつ、前記係合部材に螺着される第二のねじ孔及び前記取付用ねじを挿通させる第二の通孔を備えたアングルプレートと、
    を有し、
    前記取付用ねじを前記第一の通孔及び第二の通孔を挿通させて前記第一のねじ孔に螺着することにより、前記イオナイザ本体を前記ステイに対し回動可能に支持すると共に、
    前記ガイド溝に挿通し前記アングルプレートの前記第二のねじ孔に螺着して前記ステイを挟み込むことにより保持された前記係合部材を前記係合孔に係合することにより、前記ステイに対する前記イオナイザ本体の取付角度を保持することを特徴とする送風型イオナイザ。
  2. 請求項1に記載た送風型イオナイザにおいて、
    前記係合部材がビスであることを特徴とする送風型イオナイザ。
  3. 請求項1または2に記載した送風型イオナイザにおいて、
    前記ステイの底板が連結されるベース金具を備え、このベース金具に対して前記ステイの底板を水平面内で所定角度回動させた状態で固定可能であることを特徴とする送風型イオナイザ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した送風型イオナイザにおいて、
    前記イオナイザ本体はイオン化エアが通過する開閉可能なカバーを有し、このカバーを所定角度開けた状態で保持するカバー保持機構を備えたことを特徴とする送風型イオナイザ。
  5. 請求項4に記載した送風型イオナイザにおいて、
    前記カバーの背面に、前記ファンまたは放電針を一体的に取り付けたことを特徴とする送風型イオナイザ。
  6. 請求項4または5に記載した送風型イオナイザにおいて、
    前記カバーが閉状態から90°以上、回動可能であることを特徴とする送風型イオナイザ。
  7. 請求項〜6の何れか1項に記載した送風型イオナイザにおいて、
    前記カバーが前記ファンの吐出側に配置され、前記ファンの吸入側に着脱可能なフィルタが配置されていることを特徴とする送風型イオナイザ。
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