JP4105074B2 - 空気清浄機および天井取付型空気調和機 - Google Patents

空気清浄機および天井取付型空気調和機 Download PDF

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この発明は、天井取付型空気調和機に取付ける空気清浄機および空気清浄機を取りつけた天井取付型空気調和機に関するものである。
従来の天井取付型空気調和機の例として特許文献1にその構造が開示されている。天井取付型空気調和機は特許文献1の図面にも示されているように、調和空気を生成する空気調和機本体と室内空気の吸い込み及び調和空気の吹き出しのための通気孔を有するパネルからなる。天井取付型空気調和機の天井への設置は、空気吸込口かつ空気吹出口となる天井に形成された開口部を覆うように天井の室内側にパネルを取付けるとともに、パネルの取付けられた位置に対応する天井内部に空気調和機本体が置かれるように吊り下げ設置し、パネルの周縁部と空気調和機本体の周縁部の数箇所にネジ孔を形成し、そのネジ孔にネジを介してパネルと空気調和機本体を一体に螺着結合させることで行う。
ところで、近年、室内空気質(IAQ)の向上が求められてきており、既設の天井取付型空気調和機を備えた室内でも天井取付型清浄機の追加設置を行う要求が増えている。
その場合、設置のための費用の低減や設置作業の容易さを考慮した場合、既設の天井取付型空気調和機本体とパネルとの間に空気清浄機本体を挟んで三者を一体に取付けることが最適である。その場合、元の空気調和機のパネルは空気清浄機のパネルの役目も兼用することになる。
パネル、空気清浄機本体、空気調和機本体を一体的に取付けるためには、パネルの周縁部及び空気調和機本体周縁部に既に設けられているネジ孔を利用してネジ止めするのが有利であるから、空気清浄機本体のパネルに対向する面上でパネル周縁部のネジ孔に対応する位置、及び、空気清浄機本体の空気調和機本体に対向する面上で空気調和機本体周縁部のネジ孔に対応する位置にネジ孔を形成した上で、次の手順で行う。
(手順1)既設のパネルと空気調和機本体のネジ止めを全て外し、パネルを天井から除去する。
(手順2)空気清浄機本体を室内から天井開口部を介して天井内部に挿入し、空気調和機本体の下部と位置あわせをする。
(手順3)空気清浄機本体の空気調和機本体と対向する面上のネジ孔とそれに対応する空気調和機本体周縁部とのネジ孔を使ってネジ止めする。(これによって、空気清浄機本体と空気調和機本体とが結合する。)
(手順4)パネルを天井の開口部を覆うように天井の室内側の面に空気清浄機本体と位置あわせする。
(手順5)パネル周縁部のネジ孔とそれに対応する空気清浄機本体のパネルと対向する面上のネジ孔を使ってネジ止めする。(これによって、空気清浄機本体とパネルとが結合する。)
しかしながら、これらのネジ孔はパネルの室内側の面に対して垂直な同一直線状に位置するので手順3の作業が困難となる。図9に従来例の空気清浄機および天井取付型空気調和機の分解斜視図を示す。また、図10に従来例の空気清浄機の取り付けブラケット部分の拡大図である。Aはネジ孔を有する取り付けブラケット54を装着する前の下方から見た図、Bはネジ孔を有する取り付けブラケットを装着した後の下方から見た図を示す。
そこで、空気清浄機本体のパネル3と対向する面上のネジ孔51をドライバーが通過できる比較的大きな孔にしておき、手順3の作業の際には、その孔にドライバーを通過させて、その奥に位置する空気清浄機本体の空気調和機本体と対向する面上のネジ孔とそれに対応する空気調和機本体周縁部とのネジ孔である雌ネジ25を使ってネジ止めする。そして手順5の作業の際にはパネル周縁部のネジ孔20と同一径のネジ孔53を有する取り付けブラケット54を用意してそのネジ孔が空気清浄機本体のパネル3と対向する面上の比較的大きな孔に位置するように空気清浄機本体に取り付けた上で、パネル周縁部のネジ孔20とブラケットのネジ孔53とをネジ21でネジ止めするようにしていた。
特開2000−213771号公報
従来の空気清浄機および天井取付型空気調和機は以上のように構成されているので、ブラケット54を空気清浄機本体に取り付ける作業が必要になり、作業中にブラケット54が落下する場合もあり、作業性が良くなく、作業者に負担をかけていた。
また、既存の空気調和機とカバーの間に空気清浄機を設けるために、空気清浄機を小型化する要求も強い。すると、図10に示すような装置では、ブラケット54の四隅をネジ止めするため、空気清浄機の隅にブラケット54を設けるためのスペースを確保することが困難となる場合もあった。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、取付作業が容易な空気清浄機および天井取付型空気調和機を提供することにある。
この発明に係る空気清浄機は、空気吸込口かつ空気吹出口である天井開口部に取付けられるパネルと天井内部に設けられる空気調和機本体との間に取付けられる空気清浄機であって、高電圧を用いて集塵を行うことにより空気を清浄化する空気清浄化手段と、その空気清浄化手段を内蔵した筐体とを備えたうえ、筐体の前記空気調和機本体と対向する面の少なくとも2箇所に空気調和機の周縁部に設けられたネジ孔に対応してネジ止めされる第1ネジ孔と、筐体のパネルと対向する面上の少なくとも2箇所に第1ネジ孔及びパネル周縁部に設けられたネジ孔と同軸上に設けられネジ止め工具の一部を挿通可能とする孔径を有する第1挿通孔と、筐体の第1挿通孔の近傍に、第1挿通孔を閉塞する第1の位置及び第1挿通孔を開放する第2の位置に移動可能に保持されるとともに、第1の位置にある場合に第1挿通孔に対応する位置にパネル周縁部に設けられたネジ孔とネジ止めされるネジ受け部を有するネジ止め部材とを備えたものである。
この発明に係る天井取付型空気調和機は、空気清浄機を天井開口部に取付けられるパネルと天井内部に設けられる空気調和機本体との間に一体に取付けて構成したものである。
この発明によれば、空気清浄機本体の筐体に保持されたネジ止め部材を第2の位置から第1の位置に簡単に移動することができるので、作業者は容易に空気清浄機を空気調和機に取り付けることができる。
また、ネジ止め部材が移動可能に空気清浄機本体の筐体に保持されているので、作業中に部材を落下させるおそれがない。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態1による空気清浄機および天井取付型空気調和機の分解斜視図である。また、図2は同装置において、空気清浄機が取り付けられる前の空気調和機及びカバーの断面図である。図3は同装置において空気清浄機が取り付けられた後の空気調和機、空気清浄機、カバーの断面図である。図4は空気清浄機の板ナット取り付け部分の拡大図で、Aは板ナットが第1挿通孔を塞ぐことのない第2の位置にあるときの下方から見た図、Bは板ナットが第1挿通孔を塞ぐ第1の位置にあるときの下方から見た図である。
空気調和機1は空気調和機吊りボルト4及び固定用のナット5,6により、天井上部の建物から吊り下げられている。ボルト通し孔が設けられた固定用板27が空気調和機1の側面から突出しており、ナット5により高さの位置決めをした後、ボルト通し孔にボルトを通し、さらにナット6を締め込むことにより、空気調和機1は建物に吊り下げ固定されている。空気調和機1の下部には空気清浄機2が設けられ、そのまた下部には、その下面が室内に面するパネル3が設けられている。
空気調和機1の下面、即ち室内を向いた面の周縁部四隅には、ネジ孔である雌ネジ25が設けられている。空気清浄機2の筐体の上面、即ち空気調和機1と向かい合う面の周縁部四隅には、ネジ10が貫通する第1ネジ孔8が設けられている。周縁部四隅の雌ネジ25と第1ネジ孔8は、空気調和機1の下面に空気清浄機2を取り付けると、それぞれ同軸上となる位置に設けられている。本実施の形態1において、雌ネジ25及び第1ネジ孔8は4つ設けたものを示したが、落下する虞のない強度さえ確保出来るのであれば、少なくとも2箇所に設けられていればよい。
空気清浄機2の第1ネジ孔8が設けられた下部の筐体内部は空洞になっている。そして、第1ネジ孔8の設けられた第1ネジ孔8と同軸上の空気清浄機2の筐体下面には、ネジ止め工具の一部(例えばドライバーの握り手部分を除く部分)を挿入可能とする孔径(例えば直径30mm程度)を有する第1挿通孔9が設けられている。
第1ネジ孔8が設けられた空気清浄機2の四隅下部筐体内部は空洞になっているが、空気清浄機2の中央部分は空気調和機1の吸い込み口に連通する吸い込み通路と、空気調和機1の吹出口に連通する吹出通路とに仕切られており、吸い込み通路には図示しない電子式の集塵機が設けられている。
図4に示すように、第1挿通孔9の近傍にはピン19を中心に回動可能に固定されたネジ止め部材である板ナット12が設けられ、その板ナット12にはネジ受け部である雌ネジ14が設けられている。第1挿通孔9の近傍にストッパ13が設けられており、回動可能な板ナット12はストッパと当接する位置にあると、四隅に設けられた板ナット12の雌ネジとパネル3のネジ孔20が同一軸上になるよう設けられている。
続いて、空気清浄機2の取り付け手順について説明する。図2に示すように、空気調和機1は吊りボルト4により建物の一部に吊り下げられ、空気調和機1の下面に設けられた雌ネジ25にネジ10を螺着することにより空気調和機1の下面にパネル3が取り付けられている。
作業者は、パネル下面に露出したネジ10を取り外し、パネル3を取り外す。空気調和機1の下部に空気清浄機2を挿入可能なスペースを設けるために、空気調和機を上方へと移動させる。まず、空気調和機1の上部縦方向の位置決めするために吊りボルト4に取り付けられているナット5を回転させ上方へと移動させる。四隅に設けられている全てのナット5を移動させ、その後、ボルト通し孔が設けられた固定用板27を支えているナット6を回転させ上方へと移動させる。空気清浄機を挿入することのできる十分なスペースを確保できるだけ空気調和機を上方へと移動させた後に、図5に示すように吊りボルト4に吊りブラケット16を装着する。対角線上の2箇所の隅に吊りブラケット16を装着した後、空気清浄機の隅に設けられた吊りフック17に吊りブラケット16の先端を引っかけることにより、作業員が支えておかなくてもよいように空気清浄機を仮止めする。
その後、ドライバーの先端にネジをのせ、予め板ナット12が第1挿通孔9を塞ぐことのない位置(第2の位置)にして、第1挿通孔9からドライバーを挿入し、さらに空気清浄機2の上面の第1ネジ孔8にネジ10を挿入し、空気調和機1の雌ネジ25とネジ10を螺着させ、空気調和機1と空気清浄機2を完全に固定する。
ここで、完全に固定されたので不要となった吊りブラケット16を吊りボルト4及び吊りフック17から外す。そして板ナット12をストッパ13に当接する位置(第1の位置)まで回動させ、第1挿通孔9を板ナット12で塞ぐ。
そして、板ナット12に設けられた雌ネジ14とパネル周縁部に設けられたネジ孔20が同軸上になるようにパネル3を支え、雌ネジ14とネジ21を螺着させることにより、図3に示すようにパネル3を空気清浄機2に固定する。
図6は実施の形態1の変形例を示す空気清浄機の板ナット取り付け部分の拡大図で、Aは板ナットが第1挿通孔を塞ぐことのない第2の位置にあるときの下方から見た図、Bは板ナットが第1挿通孔を塞ぐ第1の位置にあるときの下方から見た図、CはBの側面図である。
本実施の形態1において、空気清浄機内部に設けられた板ナット12を回動容易となるように、板ナット12に突起22を設け、第1挿通孔9からその突起22が空気清浄機2下面方向へ突出するように設置し、突起22を操作することにより板ナット12を回動させるようにすると、第1挿通孔9に指を入れ、手探りで板ナット12を探るようなことをしなくても、簡単に板ナット12を操作することができる。
この場合、更に板ナット12に設けた突起22と係合する位置に第1挿通孔9の一端に切り込み23を設けると、第1挿通孔9がより完全に閉塞する。第1挿通孔9を完全に閉塞させることにより、空気清浄機2からエアーの漏れが少なくなる。
四隅の空洞部と吹出通路及び吸い込み通路とは基本的に遮断する構造であるが、四隅の空洞部と吹出通路及び吸い込み通路を完全に遮断することはできない。すると微細な隙間から空洞部に流れ込んだ吹出通路及び吸い込み通路のエアーが天井裏等に流れ込む場合がある。すると天井裏が室内に比べ圧力が高くなるので、天井裏の浄化されていないエアーが室内に流れ込む。そのため、空気清浄機2からのエアー漏れは極力少なくなるよう、即ち第1挿通孔9からのエアーの漏れは極力少ない方が望ましいのである。
本実施の形態1において、板ナット12を空気清浄機内部に設けスライド可能としたが、板ナット12をパネル3と向き合った面の外部に設けてもよい。板ナット12に突起22を設けた場合と同様に回動操作容易となる。しかし、強度を確保するために板ナット12の一端に係合可能なフックを空気清浄機外面に設けなければならず、また、空気清浄機外面から突出することのないように、空気清浄機外面の一部の板ナット12が動く範囲に凹部を設けなければならない場合もある。
以上説明したように、本実施の形態1において、空気清浄機本体の筐体に保持された板ナット12を第2の位置にした状態で、第1挿通孔9にドライバーを挿通することにより、空気清浄機2を空気調和機1に固定し、板ナット12を第2の位置から第1の位置に簡単に移動し、ネジにて空気清浄機2にカバー3を固定することができるので、作業者は容易に空気清浄機2を既存の空気調和機1に取り付けることができる。
また、板ナット12が移動可能に空気清浄機本体の筐体に保持されているので、作業中に部材を落下させるおそれがない。
また、本実施の形態1の空気清浄機2を既存の空気調和機1に設置すると、空気調和機本体に塵が進入しないために、空気調和機本体の清掃点検回数を減らすことができる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2を示す空気清浄機の板ナット取り付け部分の拡大図で、Aは板ナットが第1挿通孔を塞ぐことのない第2の位置にあるときの下方から見た図、Bは板ナットが第1挿通孔を塞ぐ第1の位置にあるときの下方から見た図である。板ナット12の近辺以外の構成は、実施の形態1と同様であるのでその説明は省略する。
板ナット12にスリット30を、また空気清浄機2の内側に突起31をそれぞれ設け、スリット30と突起31によりスライド機構とする。第1挿通孔9を中心として、スライド機構の突起31とほぼ点対称の位置に突起からなるストッパ13を設け、ストッパ13と板ナット12が当接する位置(第1の位置)において、四隅の板ナット12の雌ネジ14とパネル周縁部に設けられたネジ孔20がそれぞれ同軸上になるようにしておく。ここで、ストッパ13を用いる例を示したが、ストッパ13を用いずにスリット30の孔の長さを調節し、第1挿通孔9を塞ぐ方向に板ナット12を移動させた時に、板ナット12の雌ネジ14とパネル周縁部に設けられたネジ孔20が同軸上になるようにしてもよい。
空気調和機1と空気清浄機2を固定する時は、板ナット12は、第1挿通孔9を塞ぐことのない位置(第2の位置)にしておく。実施の形態1と同様にドライバーを用い空気調和機1に空気清浄機2を螺着し、その後、板ナット12を第1の位置にスライドさせ、雌ネジ14とネジを螺着させることにより、パネルを空気清浄機2に固定する。
また、実施の形態1と同様に、板ナット12に突起を設け、第1挿通孔9からその突起が突出するように設置し、簡単に板ナット12を操作できるようにしても良い。更に板ナット12に設けた突起と係合する位置に第1挿通孔9の一端に切り込みを設け、第1挿通孔9がより完全に閉塞するようにしてもよい。
また、実施の形態1と同様に、板ナット12をパネルと向き合った面の外部に設けてもよい。板ナット12に突起22を設けた場合と同様に操作容易となる。しかし、強度を確保するために板ナット12の一端に係合可能なフックを空気清浄機外面に設けなければならず、また、空気清浄機外面から突出することのないように、空気清浄機外面の一部の板ナット12が動く範囲に凹部を設けなければならない場合もある。
本実施の形態2において、実施の形態1と同様に作業者は容易に空気清浄機を空気調和機に取り付けることができると共に、作業中に部材を落下させるおそれがない。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3を示す空気清浄機の板ナット取り付け部分の拡大図で、Aは板ナットが第1挿通孔を塞ぐことのない第2の位置にあるときの下方から見た図、Bは板ナットが第1挿通孔を塞ぐ第1の位置にあるときの下方から見た図、CはAの側面図である。
ネジ止め部材の近辺以外の構成は、実施の形態1と同様であるのでその説明は省略する。
空気清浄機2の下面に蝶番41を用いて板ナット12が取り付けられている。板ナット12の端部には固定ネジを挿入可能なネジ孔42が、また板ナット12のほぼ中央部には雌ネジ14がそれぞれ設けられている。また、空気清浄機2のネジ孔42が当接する場所には、雌ネジ43が設けられており、蝶番41を中心に回動可能な板ナット12が空気清浄機の下面と接する時には、ネジを用いて第1挿通孔を塞ぐ位置(第1の位置)とすることができる。第1の位置において、四隅の板ナット12の雌ネジ14とパネル周縁部に設けられたネジ孔20がそれぞれ同軸上になるようにしておく。
空気調和機1と空気清浄機2を固定する時は、板ナット12は、第1挿通孔9を塞ぐことのない位置(第2の位置)にしておく。実施の形態1と同様にドライバーを用い空気調和機1に空気清浄機2を螺着し、その後、板ナット12を第1の位置にして、雌ネジ43とネジ40を螺着し、第1の位置で固定する。そして、雌ネジ14とネジ21を螺着させることにより、パネルを空気清浄機に固定する。
本実施の形態3において、実施の形態1及び2と同様に作業者は容易に空気清浄機を空気調和機に取り付けることができると共に、作業中に部材を落下させるおそれがない。
第1の位置で固定する際、ネジ40を用いなければならないため、部材点数及び作業工程が増えるが、板ナット12を空気清浄機前面に設けたので、板ナット12を第2の位置から第1の位置とする時、作業が容易となる。
この実施の形態1を示す空気清浄機および天井取付型空気調和機の分解斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す空気清浄機が取り付けられる前の空気調和機及びカバーの断面図である。 この発明の実施の形態1を示す空気清浄機が取り付けられた後の空気調和機、空気清浄機、カバーの断面図である。 この発明の実施の形態1を示す空気清浄機の板ナット取り付け部分の拡大図である。Aは板ナットが第1挿通孔を塞ぐことのない第2の位置にあるときの下方から見た図、Bは板ナットが第1挿通孔を塞ぐ第1の位置にあるときの下方から見た図である。 この発明の実施の形態1を示す空気清浄機を仮止めする際の、吊りボルトに吊りブラケットを装着した斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例を示す空気清浄機の板ナット取り付け部分の拡大図で、Aは板ナットが第1挿通孔を塞ぐことのない第2の位置にあるときの下方から見た図、Bは板ナットが第1挿通孔を塞ぐ第1の位置にあるときの下方から見た図、CはBの側面図である。 この発明の実施の形態2を示す空気清浄機の板ナット取り付け部分の拡大図で、Aは板ナットが第1挿通孔を塞ぐことのない第2の位置にあるときの下方から見た図、Bは板ナットが第1挿通孔を塞ぐ第1の位置にあるときの下方から見た図である。 この発明の実施の形態3を示す空気清浄機の板ナット取り付け部分の拡大図で、Aは板ナットが第1挿通孔を塞ぐことのない第2の位置にあるときの下方から見た図、Bは板ナットが第1挿通孔を塞ぐ第1の位置にあるときの下方から見た図、CはAの側面図である。 従来例を示す空気清浄機および天井取付型空気調和機の分解斜視図である。 従来例の空気清浄機の取り付けブラケット部分の拡大図で、Aはネジ孔を有する取り付けブラケットを装着する前の下方から見た図、Bはネジ孔を有する取り付けブラケットを装着した後の下方から見た図である。
符号の説明
1 空気調和機
2 空気清浄機
3 パネル
8 第1ネジ孔
9 第1挿通孔
12 板ナット
25 雌ネジ

Claims (2)

  1. 空気吸込口かつ空気吹出口である天井開口部に取付けられるパネルと天井内部に設けられる空気調和機本体との間に取付けられる空気清浄機であって、
    高電圧を用いて集塵を行うことにより空気を清浄化する空気清浄化手段と、その空気清浄化手段を内蔵した筐体とを備えたうえ、前記筐体の前記空気調和機本体と対向する面の少なくとも2箇所に前記空気調和機の周縁部に設けられたネジ孔に対応してネジ止めされる第1ネジ孔と、
    前記筐体の前記パネルと対向する面上の少なくとも2箇所に前記第1ネジ孔及び前記パネル周縁部に設けられたネジ孔と同軸上に設けられネジ止め工具の一部を挿通可能とする孔径を有する第1挿通孔と、
    前記筐体の前記第1挿通孔の近傍に、前記第1挿通孔を閉塞する第1の位置及び前記第1挿通孔を開放する第2の位置に移動可能に保持されるとともに、第1の位置にある場合に前記第1挿通孔に対応する位置に前記パネル周縁部に設けられたネジ孔とネジ止めされるネジ受け部を有するネジ止め部材とを備えたことを特徴とする空気清浄機。
  2. 請求項1に記載の空気清浄機を天井開口部に取付けられるパネルと天井内部に設けられる空気調和機本体との間に一体に取付けて構成したことを特徴とする天井取付型空気調和機。
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