JP4661265B2 - レーザ光走査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光走査装置にかかり、特に、プリンタ、ネットワークプリンタ、デジタル複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に含まれ、画像情報に基づいてレーザ光を変調してレーザ光を感光体上に走査することで画像を記録するレーザ光走査装置に関する。
レーザ光走査装置を含んだ画像形成装置は、例えば、図11に示すように、画像形成装置50内に組み込まれたレーザ光走査装置52によって感光体54を走査露光することで潜像を形成し、感光体54に形成された潜像が用紙Pに転写されることで用紙に画像を形成することができる。
このようなレーザ光を走査露光するレーザ光走査装置52において、レーザ光に対する安全装置は、レーザ記録装置のカバー56が開けられた時に、カバー56が開いたことを検出するインターロックスイッチ58を設けて、インターロックスイッチ58によってカバーが開いたことを検出した時にレーザ光源の電源をオフすることが一般的に行われている。
また、特許文献1に記載の技術では、レーザ光遮蔽動作時にレーザ光偏光手段の動きの制止機構を兼ねるように構成したものが提案されている。
また、特許文献2に記載の技術では、レーザ光を光書き込み領域外で検知する位置センサを用いて、レーザ光が位置センサに入射するような所定の角度で停止させることが記載されている。
さらには、特許文献3に記載の技術では、回転多面鏡に磁石を装着して、外部より磁石で回転多面鏡の停止位置を制御して、光走査装置の外部にレーザ光を漏れるのを防止することが提案されている。
一方、回転多面鏡の速度制御においては回転多面鏡を駆動する、モータの磁石をホール素子で検出してフィードバック制御することが一般的に行われている。
特開平11−202239号公報 特許第3478454号公報 特開平9−146029号公報
しかしながら、従来のインターロックスイッチを用いた技術では、レーザ光源の電源をインターロックスイッチまで配線することになるので、配線が長くなることによってノイズの影響を受ける。また、カバーが不完全に閉じられることで、記録中にレーザ光源の電源を切ってしまうなどの問題もある。
また、特許文献1に記載の技術では、レーザ光の漏洩を防止することができるが、回転多面鏡の位置を検出することができない、という問題がある。
また、特許文献2に記載の技術では、レーザ光が発光していない時には、所定の角度に停止させることができない、という問題がある。
更に、特許文献3に記載の技術では、高速に回転する回転多面鏡に質量の大きい磁石を装着するので、回転多面鏡の偏重心による振動が増大し走査むらを引き起こす恐れがある、という問題がある。
一方、ホール素子を用いて回転多面鏡の速度制御を行う場合には、モータの磁石の分割誤差や磁力むらによりその信号精度がレーザ記録装置の高画質化の要求に対して十分とはいない。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、回転多面鏡の構成を変えることなく、回転多面鏡の位置を非接触で検出して、外部へレーザ光の漏洩を防止するように停止制御すると共に回転多面鏡の回転速度制御することを可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、レーザ光を走査するレーザ光走査装置であって、レーザ光を外部に出力するためのウインドウを備えた筐体と、前記筐体内にレーザ光を射出するように前記筐体に配設されたレーザ光源と、前記筐体内に配置され、前記レーザ光源から射出されたレーザ光を走査する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転駆動する駆動手段と、前記筐体内に配置されると共に、前記回転多面鏡で走査され且つ前記ウインドウを介して外部に出力されないレーザ光を検出可能な位置に配置されて、該レーザ光の検出により前記回転多面鏡が該回転多面鏡の反射面で反射されたレーザ光がレーザ光走査装置から外部に出力されないレーザ光の非漏洩位置に在ることを検出する位置検出手段と、前記筐体内に配置され、発光素子と該発光素子から照射され且つ前記回転多面鏡で反射又は透過された光を受光する受光素子とを備え、前記位置検出手段で前記回転多面鏡が前記レーザ光の非漏洩位置に在ることが検出された場合に出力がオン状態となると共に、前記受光素子が受光した場合と前記受光素子が受光しない場合とで出力のオン状態とオフ状態とが切り替わり、前記回転多面鏡の回転位置に応じてオンオフする速度検出信号を出力する速度検出手段と、前記回転多面鏡の回転停止命令を受けていない場合には、前記速度検出信号に基づいて前記回転多面鏡が予め定めた一定速度で回転するように前記駆動手段を制御し、前記回転停止命令を受けた場合には、前記速度検出信号に基づいて前記レーザ光の非漏洩位置で前記回転多面鏡を停止させるように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、速度検出手段(以下、「検出手段」と称する。)では、発光素子から発光される光を回転多面鏡に照射して受光素子で受光することで回転多面鏡の回転位置が検出される。具体的には、検出手段は、フォトセンサを適用することができる。
そして、制御手段では、検出手段の検出結果に基づいて、回転多面鏡を回転駆動する駆動手段が制御される。即ち、制御手段が、検出結果に基づいて、レーザ光走査装置の外部へのレーザ光の出力を禁止可能な位置に回転多面鏡を停止するように制御することで、回転多面鏡の構成を変えることなく、外部へレーザ光の漏洩を防止するように停止制御することができる。また、制御手段が、検出結果に基づいて、駆動手段の回転速度を制御することで、回転多面鏡鏡の回転速度制御することができる。
従って、回転多面鏡の構成を変えることなく、回転多面鏡の位置を非接触で検出して、外部へレーザ光の漏洩を防止するように停止制御すると共に回転多面鏡の回転速度制御することが可能となる。
なお、検出手段は、請求項4に記載の発明のように、回転多面鏡の反射面に対向して配置するようにしてもよい。すなわち、反射型のフォトセンサを回転多面鏡の反射面に対向配置するようにしてもよい。
さらに、検出手段は、請求項5に記載の発明のように、回転多面鏡の反射面を繋げる角を検出する位置に配置するようにしてもよい。この場合には、請求項6に記載の発明のように、例えば、反射型のフォトセンサを用いて、発光素子より照射された光が回転多面鏡の反射面を繋げる角で反射されて受光素子に入射される位置に配置するようにしてもよいし、請求項7に記載の発明のように、例えば、透過型のフォトセンサを用いて、発光素子より照射され受光素子に入射される光が回転多面鏡の反射面を繋げる角で遮光されるように、回転多面鏡を挟んで受発光素子を配置するようにしてもよい。
また、検出手段は、請求項8に記載の発明のように、レーザ光の走査開始位置に配置された、レーザ光の走査開始タイミングを検出するための位置検出手段に、レーザ光が入射される位置となる回転多面鏡の位置を検出するように配置するようにしてもよい。すなわち、位置検出手段にレーザ光が入射される位置では、レーザ光走査装置からレーザ光が漏洩しないので、このように検出手段を配置することで、検出手段が位置検出手段にレーザ光が入射される回転多面鏡の位置を検出するように、制御手段が回転多面鏡を停止制御することで、外部へのレーザ光の漏洩を防止することが可能となる。
なお、検出手段は、請求項9に記載の発明のように、駆動手段が配置された基板上に実装するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、受発光素子を用いて回転多面鏡の回転位置を検出し、検出した結果に基づいて、回転多面鏡を回転駆動する駆動手段を制御することで、回転多面鏡の構成を変えることなく、回転多面鏡の位置を非接触で検出して、外部へレーザ光の漏洩を防止するように停止制御すると共に回転多面鏡の回転速度制御することが可能となる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置10の概略構成を示す図である。
図1に示すように、レーザ光は出力するレーザ駆動回路16がレーザ光走査装置10の筐体12に設けられており、レーザ駆動回路16から回転多面鏡14にレーザ光が出力される。
回転多面鏡14は、その側面に複数の反射面(本実施形態では、6面)を有しており、レーザ駆動回路16から出力されるレーザ光を複数の反射面で反射すると共に、回転多面鏡14の回転によってレーザ光を偏光走査する。
回転多面鏡14によって偏光走査されたレーザ光は、図1の点線で示すように、筐体12に設けられたウインドガラス18を介して筐体12の外部に設けられた感光体(図示省略)に露光される。
また、回転多面鏡14によって反射されるレーザ光の偏光走査開始位置には、反射ミラー20が設けられており、レーザ光の記録開始位置タイミングを取るためレーザ光位置検出センサ22に反射ミラー20によって反射されたレーザ光を入射するようになっている。
また、回転多面鏡14の反射面に対向する位置には、受発光素子を含む反射型のフォトセンサ24が設けられている。詳細には、フォトセンサ24は、レーザ駆動回路16から出力されて回転多面鏡14によって反射されたレーザ光がレーザ光位置検出センサ22に反射ミラー20を介して入射される位置で、フォトセンサ24の発光素子から出力されて回転多面鏡14の反射面で反射された光が受光素子で受光されるように調整されており、フォトセンサ24の受光素子で発光素子からの光を受光した時にフォトセンサ24出力がオンするようになっている。すなわち、レーザ光位置検出センサ22にレーザ光が入射される位置では、レーザ光がレーザ光走査装置10から外部に出力されない位置であるので、フォトセンサ24出力がオンとなるときにはレーザ光走査装置10からレーザ光が漏洩しないようになっている。
図2は、本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置10の回転多面鏡14とフォトセンサ24の配置を示す図である。
図2に示すように、筐体12には、回転多面鏡基盤26が螺子Bで螺合されており、該回転多面鏡基盤26には、モータ28が載置されている。
モータ28の回転軸28Aには、回転多面鏡14が係合されており、モータ28の回転駆動によって回転多面鏡14が回転される。
また、回転多面鏡基盤26は基盤のベースが板金で構成され、基盤が切り起こされた切り起こし部26Aを有している。切り起こし部26Aには、上述のフォトセンサ24が回転多面鏡14に対して対向するように設けられている。
なお、図2では、回転多面鏡基盤14の切り起こし部26Aを設けてフォトセンサ24を配置するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、図3に示すように、回転多面鏡基盤26にコネクタ26Bを設けて、コネクタ26Bにフォトセンサ24を接続した状態で、回転多面鏡14に対して対向するようにしてもよい。
また、本実施形態のフォトセンサ24は、発光素子から出力された光が回転多面鏡14の反射面で反射されて受光素子で受光した時にフォトセンサ24出力がオンするようになっているが、オフするようにしてもよい。
続いて、回転多面鏡14の駆動を制御する制御構成について説明する。図4は、本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置10における回転多面鏡14の駆動を制御する制御構成を示すブロック図である。
図4に示すように、回転多面鏡14の駆動を制御する制御構成は、位相比較回路30、ドライバ32、モータ28、及びフォトセンサ24で構成されている。
位相比較回路30には、図示しないコントローラから基準信号が入力されると共に、フォトセンサ24からの信号(速度検出信号)が入力され、基準信号とフォトセンサ24からの信号を比較してモータを駆動するための制御信号をドライバ32に出力する。
ドライバ32は、位相比較回路30からの制御信号を受けてモータ28を駆動し、回転多面鏡14を回転させる。回転多面鏡14が回転されると、フォトセンサ24の発光素子から出力された光が回転多面鏡14の反射面で反射されてフォトセンサ24の受光素子に入力される。すなわち、回転多面鏡14の回転に伴ってフォトセンサ24の受光素子からオンオフを繰り返す信号が出力され、フォトセンサ24は当該信号を速度検出信号として位相比較回路30に入力する。
また、位相比較回路30は、図示しないコントローラから回転多面鏡14の回転停止命令を受信すると、フォトセンサ24からの速度検出信号がオン状態で回転多面鏡14を停止するように制御信号を出力する。これによって、回転多面鏡14は、フォトセンサ24がオン状態で停止、すなわち、レーザ光位置検出センサ22にレーザ光が入力される位置で回転多面鏡14が停止されるので、レーザ光がレーザ光走査装置10の外に出力されるのを防止することができる。
続いて、上述のように構成されたレーザ光走査装置10の回転多面鏡14の回転制御について説明する。
図5は、本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置10の回転多面鏡14の回転制御の流れの一例を示すフローチャートである。
図示しないコントローラから回転多面鏡14の回転開始が指示されると、ステップ100では、位相比較回路30では、基準信号に基づいて、制御信号をドライバ21に出力することによってドライバ32がモータ28を駆動することで、回転多面鏡14の回転を開始する。そして、回転多面鏡14の回転が開始されると、図6(A)、(B)に示すように、回転多面鏡14の回転に伴って、フォトセンサ24の発光素子から出力された光(図6(A)の実線)が回転多面鏡14の反射面によって反射されてフォトセンサ24の受光素子で受光する。これによってフォトセンサ24からは、図6(B)に示すようなセンサ出力信号(速度制御信号)が出力される。
ここで、ステップ102では、回転多面鏡14の回転に伴ってフォトセンサ24から出力される速度制御信号と、基準クロックとを位相比較回路30が比較して位相が合うように制御信号がドライバ32に出力される。これによって、回転多面鏡14が予め定めた一定速度で回転するように制御される。
続いて、ステップ104では、図示しないコントローラから回転多面鏡14の停止命令がなされたか否か判定され、該判定が否定された場合には、ステップ102に戻って、上述の処理が繰り返され、判定が肯定されたところで、ステップ106へ移行する。
ステップ106では、位相比較回路30によって基準クロックのカウントが開始され、ステップ108へ移行して、所定カウント終了したか否か判定される。該判定が、基準クロックのカウントが予め定めた所定カウント数カウントしたか否か判定され、該判定が否定された場合には、肯定されるまで待機してステップ110へ移行する。すなわち、停止命令がなされてから所定時間経過後にステップ110へ移行する。
ステップ110では、フォトセンサ出力のオン状態が予め定めたT秒間連続しているか否かが位相比較回路30によって判定され、該判定が否定された場合には、ステップ112へ移行する。
ステップ112では、位相比較回路30が制御信号を出力することで、ドライバ32によってモータ28の微動作が行われて、ステップ110に戻る。
そして、ステップ110の判定が肯定、すなわち、フォトセンサ24出力が予め定めたT秒間連続してオン状態となったところで、一連の処理を終了する。すなわち、フォトセンサ24出力がT秒間連続してオン状態か否かを判定することによって、レーザ駆動回路16から出力されたレーザ光がレーザ光位置検出センサ22に入射されている状態で回転多面鏡14が停止していることになる。従って、レーザ光がレーザ光走査装置10に外部に出力されない位置で回転多面鏡14が停止され、これによって、レーザ光による意図しない感光体の露光を防止することができると共に、人体に照射されるのを防止することができる。
ところで、従来では、図7(A)に示すように、フォトセンサ24の代わりホール素子80で磁石の磁界を検出して回転多面鏡14の回転制御を行うものがあるが、この場合には、磁石の着磁精度や位置精度によって、図7(B)に示すホール素子80の検出信号の周期T1、T2、T3がばらついてしまい、信号精度が不十分であった。
これに対して、本実施形態では、回転多面鏡14の反射面に光を照射してフォトセンサ24で回転多面鏡14の位置を検出することで、回転多面鏡14の回転制御を行う。すなわち、高精度の回転多面鏡14の反射面の位置をフォトセンサ24で検出して、フォトセンサ24出力を利用して回転多面鏡14の回転制御を行うので、図6(B)に示すセンサ出力信号(速度検出信号)の周期T1、T2、T3が安定した信号精度の高い信号となり、ホール素子80で回転多面鏡14の回転制御を行う場合に比べて高精度で回転多面鏡14の回転制御を行うことができる。
図8は、ホール素子80を利用した従来の回転制御を行った場合の主走査むら(JITTER)を測定した結果と、フォトセンサ24を利用して回転制御を行う本実施形態に係わるレーザ光走査装置10の主走査むら(JITTER)を測定した結果を示すグラフである。なお、図8の点線がホール素子80を利用した場合の測定結果を示し、実線が本実施形態のフォトセンサ24を利用した場合の測定結果を示す。
図8に示すように、従来のようにホール素子80を利用して回転多面鏡14の回転制御を行った場合には、主走査むらは、約0.01%(Peak to peak)であるのに対して、本実施形態では、主走査むらは、約0.003%(Peak to peak)となり、主走査むらを従来に比べて1/3程度まで低減することができる。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態に係わるレーザ光走査装置について説明する。なお、レーザ光走査装置の概略構成は、第1実施形態と同一であるため説明を省略する。
図9は、本発明の第2実施形態に係わるレーザ光走査装置の回転多面鏡とフォトセンサの配置を示す図である。なお、第1実施形態と同一部品については同一符号を付して説明する。
図9に示すように、筐体12には、回転多面鏡基盤26が螺子Bで螺合されており、該回転多面鏡基盤26には、モータ28が載置されている。
モータ28の回転軸28Aには、回転多面鏡14が係合されており、モータ28の回転駆動によって回転多面鏡14が回転される。
また、回転多面鏡基盤26は基盤のベースが板金で構成され、基盤が切り起こされた切り起こし26Aを有している。切り起こし部26Aには、透過型のフォトセンサ24が設けられている。
フォトセンサ24は、発光素子24Aと受光素子24Bからなり、回転多面鏡14を挟むように、発光素子24Aと受光素子24Bが対向配置されている。また、発光素子24Aと受光素子24Bは、回転多面鏡14の反射面の繋がり部(回転多面鏡14の角)が通過することによって、図9(B)に示すように、発光素子24Aから出力され受光素子24Bに受光される光が遮られる位置に配置されている。すなわち、回転多面鏡14の反射面の繋がり部をフォトセンサ24によって検出するようになっている。なお、図9では、フォトセンサ24の発光素子24Aを上側、受光素子24Bを下側に設けた例を示すが逆でもよい。
また、フォトセンサ24は、レーザ光位置検出センサ22に反射ミラー20を介してレーザ光が入射される位置で、フォトセンサ24の発光素子24Aから出力されて回転多面鏡14の反射面の繋がり部で受光素子24Bに受光される光が遮光されるように調整されており、フォトセンサ24の受光素子24Bで発光素子24Aからの光が遮光された時にフォトセンサ24出力がオンするようになっている。なお、受光素子24Bで発光素子24Aからの光が遮光された時にフォトセンサ24出力をオフする構成でもよい。
このように、フォトセンサ24をレーザ光走査装置に設けることによっても、第1実施形態と同様に動作させることができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第3実施形態]
続いて、本発明の第3実施形態に係わるレーザ光走査装置について説明する。なお、レーザ光走査装置の概略構成は、第1実施形態と同一であるため説明を省略する。
図10は、本発明の第3実施形態に係わるレーザ光走査装置の回転多面鏡とフォトセンサの配置を示す図である。なお、第1実施形態と同一部品については同一符号を付して説明する。
図10に示すように、筐体12には、回転多面鏡基盤26が螺子Bで螺合されており、該回転多面鏡基盤26には、モータ28が載置されている。
モータ28の回転軸28Aには、回転多面鏡14が係合されており、モータ28の回転駆動によって回転多面鏡14が回転される。
また、回転多面鏡基盤26上には、回転多面鏡14と対向する位置に発光素子と受光素子からなる反射型のフォトセンサ24が配置されている。フォトセンサ24は、フォトセンサ24の発光素子から出力された光が回転多面鏡14の反射面の繋がり部で反射されてフォトセンサ24の受光素子に入射される、回転多面鏡基盤26上の位置に配置されている。すなわち、第2実施形態と同様に、回転多面鏡14の反射面の繋がり部をフォトセンサ24によって検出するようになっている。なお、本実施形態では回転多面鏡14の回転多面鏡基盤26と対向する面も反射面とされている。
また、フォトセンサ24は、レーザ光位置検出センサ22に反射ミラー20を介してレーザ光が入射される位置で、フォトセンサ24の発光素子から出力され回転多面鏡14の反射面の繋がり部で反射されて受光素子に光が入射されるように調整されており、フォトセンサ24の受光素子で発光素子からの光を受光した時にフォトセンサ24がオンするようになっている。なお、フォトセンサ24の受光素子でフォトセンサ24の発光素子からの光を受光した時にフォトセンサ24出力をオフする構成でもよい。
このように、フォトセンサ24をレーザ光走査装置に設けることによっても、第1実施形態と同様に動作させることができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置の概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置の回転多面鏡とフォトセンサの配置を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置の回転多面鏡とフォトセンサの配置の変形例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置における回転多面鏡の駆動を制御する制御構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係わるレーザ光走査装置の回転多面鏡の回転制御の流れの一例を示すフローチャートである。 (A)はフォトセンサから出力された光が回転多面鏡の反射面で反射される図を示す。(B)はフォトセンサの出力信号を示す図である。 (A)は従来のホール素子を用いた回転多面鏡の回転制御を行う制御構成を示すブロック図であり、(B)はホール素子の出力信号を示す図である。 ホール素子を利用した従来の回転多面鏡の回転制御を行った場合の主走査むらを測定した結果と、フォトセンサを利用して回転多面鏡の回転制御を行う第1実施形態に係わるレーザ光走査装置の主走査むらを測定した結果を示すグラフである。 (A)は本発明の第2実施形態に係わるレーザ光走査装置の回転多面鏡とフォトセンサの配置を示す図であり、(B)は回転多面鏡を上から見た図である。 本発明の第3実施形態に係わるレーザ光走査装置の回転多面鏡とフォトセンサの配置を示す図である。 従来の画像形成装置の一例を示す図である。
符号の説明
10 レーザ光走査装置
14 回転多面鏡
22 レーザ光位置検出センサ
24 フォトセンサ
28 モータ
30 位相比較部
32 ドライバ

Claims (9)

  1. レーザ光を走査するレーザ光走査装置であって、
    レーザ光を外部に出力するためのウインドウを備えた筐体と、
    前記筐体内にレーザ光を射出するように前記筐体に配設されたレーザ光源と、
    前記筐体内に配置され、前記レーザ光源から射出されたレーザ光を走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡を回転駆動する駆動手段と、
    前記筐体内に配置されると共に、前記回転多面鏡で走査され且つ前記ウインドウを介して外部に出力されないレーザ光を検出可能な位置に配置されて、該レーザ光の検出により前記回転多面鏡が該回転多面鏡の反射面で反射されたレーザ光がレーザ光走査装置から外部に出力されないレーザ光の非漏洩位置に在ることを検出する位置検出手段と、
    前記筐体内に配置され、発光素子と該発光素子から照射され且つ前記回転多面鏡で反射又は透過された光を受光する受光素子とを備え、前記位置検出手段で前記回転多面鏡が前記レーザ光の非漏洩位置に在ることが検出された場合に出力がオン状態となると共に、前記受光素子が受光した場合と前記受光素子が受光しない場合とで出力のオン状態とオフ状態とが切り替わり、前記回転多面鏡の回転位置に応じてオンオフする速度検出信号を出力する速度検出手段と、
    前記回転多面鏡の回転停止命令を受けていない場合には、前記速度検出信号に基づいて前記回転多面鏡が予め定めた一定速度で回転するように前記駆動手段を制御し、前記回転停止命令を受けた場合には、前記速度検出信号に基づいて前記レーザ光の非漏洩位置で前記回転多面鏡を停止させるように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えるレーザ光走査装置。
  2. 前記制御手段は、予め定めた時間が経過するまで前記速度検出信号のオン状態が連続するように前記駆動手段を制御して、前記レーザ光の非漏洩位置で前記回転多面鏡を停止させる請求項1に記載のレーザ光走査装置。
  3. 前記制御手段は、前記速度検出信号と基準信号の位相が合うように前記駆動手段を制御して、前記回転多面鏡を予め定めた一定速度で回転させる請求項1又は請求項2に記載のレーザ光走査装置。
  4. 前記発光素子と前記受光素子とが、回転多面鏡の反射面に対向するように配置された請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のレーザ光走査装置。
  5. 前記発光素子と前記受光素子とが、回転多面鏡の反射面を繋げる角を検出する位置に配置された請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のレーザ光走査装置。
  6. 前記発光素子と前記受光素子とが、発光素子より照射された光が前記回転多面鏡の反射面を繋げる角で反射されて受光素子に入射されるように配置された請求項5に記載のレーザ光走査装置。
  7. 前記発光素子と前記受光素子とが、発光素子より照射され受光素子に入射される光が前記回転多面鏡の反射面を繋げる角で遮光されるように、回転多面鏡を挟んで配置された請求項5に記載のレーザ光走査装置。
  8. 前記位置検出手段は、前記筐体内のレーザ光の走査開始位置に配置された反射ミラーを介して前記レーザ光を検出する請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のレーザ光走査装置。
  9. 前記発光素子と前記受光素子とが、前記駆動手段が配置された基板上に実装された請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載のレーザ光走査装置。
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