JPH0646210A - 光ビーム走査装置 - Google Patents

光ビーム走査装置

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JPH0646210A
JPH0646210A JP4195707A JP19570792A JPH0646210A JP H0646210 A JPH0646210 A JP H0646210A JP 4195707 A JP4195707 A JP 4195707A JP 19570792 A JP19570792 A JP 19570792A JP H0646210 A JPH0646210 A JP H0646210A
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deflection scanning
stopped
photoconductor
weak
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JP4195707A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Miyagawa
文宏 宮川
Hideo Nakagawa
日出男 中川
Takanobu Fujioka
尚亘 藤岡
Kenichi Ono
健一 小野
Koichi Yamazaki
幸一 山崎
Yoshiki Yoshida
佳樹 吉田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書込みの待機時にレーザ光源の暗電流による
微弱発光ビームの長時間暴露による感光体の劣化を防止
した光ビーム走査装置を提供する。 【構成】 レーザ光源13から画像信号に応じて出射さ
れた光ビームを、駆動モータ16により回転させた回転
多面鏡で反射させて主走査方向に偏向走査させ、この偏
向走査ビームをfθレンズ系により感光体上に収束結像
させるとともに、fθレンズ系と感光体との間の走査線
上の有効画像領域外の所定位置に配設させた同期検知素
子21aによる偏向走査ビームの受光検知に基づき各主
走査ライン毎の書込み開始位置を揃え、かつ、回転多面
鏡による偏向走査の停止時にはレーザ光源13を暗電流
駆動により常時微弱発光させるようにした光ビーム走査
装置において、偏向走査の停止時に、制御手段1によっ
て駆動モータ16を制御して微弱発光ビームの照射位置
を感光体に対する有効画像領域を外れた位置に停止させ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機、レー
ザプリンタ、レーザファクシミリ等の画像形成装置に利
用される光ビーム走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機等の画像形成装置におい
ては、原稿画像を光電変換して読取り、この読取った画
像信号に応じてレーザ光源であるレーザダイオード(以
下、LDと呼ぶ)から出射された光ビームを光ビーム走
査装置で偏向走査して感光体に照射することにより画像
を形成している。光ビーム走査装置では、ポリゴンモー
タ(駆動モータ)によりポリゴンミラー(回転多面鏡)
を回転させ、LDから画像信号に応じて出射された光ビ
ームをポリゴンミラーの反射面で反射させて主走査方向
に偏向走査させ、この走査光ビームをfθレンズ系によ
り感光体上に収束結像させる。そして、fθレンズ系と
感光体との間の走査線上の有効画像領域外の所定位置に
配設させた同期検知素子によって偏向走査ビームを受光
検知させ、この受光検知に基づいて各主走査ライン毎の
書込み開始位置を揃えることにより感光体上に潜像を形
成している。
【0003】このような従来の光ビーム走査装置にあっ
ては、ポリゴンミラーによる偏向走査の停止時に、偏向
走査ビームの照射位置はポリゴンモータの自然停止位置
に伴うポリゴンミラーの停止位置によって決まることに
なり不特定であるため、この照射位置を特定して偏向走
査ビームを止めることはできなかった。このため、多く
の場合、その照射位置は感光体の有効画像領域に止まら
ざるを得なかった。
【0004】一方、光ビーム走査装置により感光体への
書込みを行う際に、中間調等の画像品質向上のためには
1ドット内に多値の露光を行うことが効果的であり、パ
ルス幅変調又はパワー変調等の方法による多値書込みが
高画質書込みのための有効な手段として採用されてい
る。これらの多値書込み手段の内、LDの出力レベルを
パワー変調により多値化する場合に、より高速の書込み
を行うためにはLDの発光の立上りを早くするようにポ
リゴンミラーによる偏向走査の停止時、即ち、この偏向
走査の停止に伴うLDの発光停止時(消灯時)において
もLDに僅かながらも微弱電流(暗電流)を流しておく
ことが好ましい。例えば、AlGaAs レーザダイオード
の場合には、図11の光出力−電流特性に示すように、
LDへの順電流IF が数十mA(同図示例では40mA
程度)になるとLDは急に立上がるため、偏向走査の停
止時にも40mA程度の暗電流をLDに供給して立上り
を早くしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏向走
査の停止時にもLDに暗電流を流しておくと、この暗電
流駆動によりLDは微弱発光することになる。この点灯
エネルギー(オフセット光量)では画像への影響は少な
いが、偏向走査を停止した書込み待機時にLDの暗電流
駆動による微弱発光ビームが長時間にわたって感光体上
の一点を照射すると、感光体上の照射点位置に疲労が発
生し、その部分の特性が劣化する。さらに繰返し暗電流
による微弱発光ビームの照射を続けると、感光体は良好
な現像ができなくなってしまうという問題がある。ま
た、LDの種類によってはオフセット光量が高いものも
あり、オフセット光量が高いLDを用いると、画像デー
タが“0”であるにも拘らず感光体上にオフセット光が
到達してしまい地肌汚れが発生してしまう。
【0006】そこで、例えば、書込み待機時にLDの微
弱発光ビームの感光体に対する有効画像領域への暴露を
防止する遮蔽板を装置本体に組込む方法が考えられる。
ところが、この方法では、下記のような不都合を生じ
る。 書込み基本構成の他に遮蔽板及びこの遮蔽板を駆動
するアクチュエータを設ける必要があるため、機構が複
雑となり高価なものとなる。 回転運動するのみの極めて信頼性の高いポリゴンモ
ータに比べて往復運動又は間歇停止運動を必要とする遮
蔽板を駆動するためのアクチュエータ機構を組込むこと
により装置の信頼性が大幅に下がってしまう。 遮蔽板駆動に伴うソレノイド等のアクチュエータの
駆動音が発生し、使用者に装置の完成度が低いという悪
い印象を与えてしまうことになる。
【0007】したがって、このような遮蔽板方式も書込
み待機時にLDの暗電流駆動による微弱発光ビームの感
光体に対する有効画像領域への暴露を防止するための積
極的な解決方法とはならず、従来にあっては、どうして
も長時間にわたり暴露光を受けた感光体上の部分は劣化
しやすい状況におかれることになっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、駆動モータにより回転多面鏡を回転させ、レーザ光
源から画像信号に応じて出射された光ビームを前記回転
多面鏡で反射させて主走査方向に偏向走査させ、この偏
向走査ビームをfθレンズ系により感光体上に収束結像
させるとともに、前記fθレンズ系と前記感光体との間
の走査線上の有効画像領域外の所定位置に配設させた同
期検知素子による前記偏向走査ビームの受光検知に基づ
き各主走査ライン毎の書込み開始位置を揃え、かつ、前
記回転多面鏡による偏向走査の停止時には前記レーザ光
源を暗電流駆動により常時微弱発光させるようにした光
ビーム走査装置において、偏向走査の停止時に前記駆動
モータを制御して微弱発光ビームの照射位置を前記感光
体に対する有効画像領域を外れた位置に停止させる制御
手段を設けた。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、偏向走査の停止時に同期検知素子により
偏向走査ビームの位置を検知して微弱発光ビームの照射
位置制御を行う制御手段とした。
【0010】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、駆動モータをパルスモータとし、偏向走
査が停止した後、このパルスモータを書込み記録時より
低周波の1パルスずつの間歇駆動により再駆動させて回
転多面鏡による偏向走査ビームを同期検知素子で検知し
た時点を基準として前記パルスモータを所定パルス数駆
動させて微弱発光ビームの照射位置を感光体に対する有
効画像領域を外れた位置に移動し停止させる制御手段と
した。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項2又は3
記載の発明において、偏向走査の停止後に同期検知手段
で検知させる偏向走査ビームの強度を微弱発光ビームの
強度より大きくした。
【0012】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
発明において、回転多面鏡の各反射面による反射位置と
対応付けて駆動モータの軸上に取付けられて前記反射面
による偏向走査ビームの照射位置を検知するエンコーダ
を備えて、偏向走査の停止時に前記エンコーダにより検
知された照射位置情報に基づき前記駆動モータを再駆動
させて微弱発光ビームの照射位置を感光体に対する有効
画像領域を外れた位置に移動補正し停止させる制御手段
とした。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明においては、偏向走査の停
止時に制御手段で駆動モータを制御することによってレ
ーザ光源の暗電流駆動による微弱発光ビームの照射位置
を感光体に対する有効画像領域を外れた位置に停止させ
ることにより、書込み待機時にレーザ光源の微弱発光ビ
ームによる長時間暴露によって感光体の特性が劣化する
ことを防止し得るものとなる。
【0014】請求項2記載の発明においては、偏向走査
の停止時に偏向走査ビームの位置を同期検知素子で検知
させることにより、制御手段による微弱発光ビームの照
射位置の位置決めが確実となる。
【0015】請求項3記載の発明においては、偏向走査
の停止時に偏向走査ビームが感光体に対する有効画像領
域内に停止したとしても、制御手段によりパルスモータ
を書込み記録時より低周波の1パルスずつの間歇駆動に
より再駆動させて回転多面鏡による偏向走査ビームを同
期検知素子で検知させ、この検知した時点を基準として
パルスモータを所定パルス数駆動させることにより微弱
発光ビームの照射位置を感光体に対する有効画像領域を
外れた位置に移動し停止させるので、制御手段により1
パルスずつ間歇駆動されるパルスモータの回転移動に伴
う慣性と惰性とがなくなり、偏向走査ビームの位置検知
と微弱発光ビームの照射位置の位置決めとを確実に行い
得るものとなる。
【0016】請求項4記載の発明においては、同期検知
素子により検知させる偏向走査ビームの強度を微弱発光
ビームの強度より大きくすることにより、同期検知素子
による偏向走査ビームの位置検知が容易となり、その検
知精度が向上する。
【0017】請求項5記載の発明においては、偏向走査
の停止時にエンコーダにより検知された偏向走査ビーム
の照射位置情報に基づき制御手段により駆動モータを再
駆動させて微弱発光ビームの照射位置を感光体に対する
有効画像領域を外れた位置に移動補正し停止させるの
で、偏向走査ビームの照射位置を正確に検知し得るもの
となり、制御手段による移動制御後の微弱発光ビームの
照射位置の位置決めが確実となる。
【0018】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図5に基
づいて説明する。まず、図1は本発明が適用される画像
形成装置の電気的な概略構成を示すもので、この画像形
成装置は、装置全体を制御指令するメインCPU(制御
手段)1に読取り系2と書込み系3とが接続されて構成
される。まず、前記読取り系2について述べる。この読
取り系2は、原稿台等に載置された原稿面を照明する蛍
光灯4、この蛍光灯4の点滅を制御する蛍光灯制御部
5、前記蛍光灯4を含むスキャナ(図示せず)をスキャ
ンするスキャナモータ6、このスキャナモータ6を駆動
制御するスキャナモータ制御部7、原稿の画像を光電変
換して読取るCCD8、このCCD8により読取られた
画像データにγ変換や変倍やシェーディング補正やライ
ン補正等の処理を施すIPU(イメージ・プロセッシン
グ・ユニット)9等からなり、前記蛍光灯制御部5とス
キャナモータ制御部7とは前記メインCPU1に接続さ
れている。また、前記IPU4はアドレスバス及びデー
タバスを介して前記メインCPU1に接続されている。
【0019】続いて、前記書込み系3について述べる。
この書込み系3は、図2に示す光ビーム走査装置10を
含んで構成されている。即ち、この光ビーム走査装置1
0には、LD(レーザダイオード)11とPD(フォト
ダイオード)12とを有するLDユニット(レーザ光
源)13が設けられている。このLDユニット13の前
記LD11から出射された光ビームの光路上には、シリ
ンダレンズ14を介してポリゴンミラー(回転多面鏡)
15が配設されている。このポリゴンミラーは8面の反
射面15aを有する正8角形に形成されており、パルス
モータとしてのポリゴンモータ(駆動モータ)16の回
転軸上に設けられている。このポリゴンモータ16によ
って回転駆動される前記ポリゴンミラー15の反射面1
5aで反射された光ビームの光路上には、ドラム状の感
光体17に向けて光ビームを導く第1fθレンズ18a
と第2fθレンズ18bとからなるfθレンズ系18
と、反射ミラー19とが順に配設されている。また、前
記fθレンズ系18と感光体17との間の走査線上の有
効画像領域外の所定位置には、前記反射ミラー19に対
向させたミラー20と、同期検知素子としてのPD(フ
ォトダイオード)21aを有する同期検知板21とが配
設されている。
【0020】さらに、前記書込み系3には、図1に示す
ように、前記ポリゴンモータ16に接続されてこのポリ
ゴンモータ16を駆動制御するポリゴンモータ制御部2
2が設けられており、このポリゴンモータ制御部22は
前記メインCPU1に接続されている。また、前記同期
検知板21のPD21aは同期検知回路23を介して書
込みコントロール部24に接続され、前記LDユニット
13はLD駆動部25を介して前記書込みコントロール
部24に接続されている。この書込みコントロール部2
4は、前記読取り系2の前記IPU9から入力された画
像データを各書込みタイミング信号に合わせたタイミン
グで前記LD駆動部25に出力する働きがあり、アドレ
スバスとデータバスとを介して前記メインCPU1に接
続されている。
【0021】ここに、従来においてはLDの駆動は画像
データに合わせてLDに与える電流の時間を制御する方
式(PWM方式)がほとんどであったが、高速に濃度の
階調数を上げるためにはPWM方式では限界があるた
め、本実施例では、LDに与える電流の量を制御するこ
とにより高速に濃度の階調性を上げるように前記LD駆
動部25が構成されている。即ち、図3は前記LD駆動
部25の構成を示すもので、前記書込みコントロール部
24からの画像データが入力されるD/Aコンバータ2
6が設けられている。このD/Aコンバータ26の出力
側は加減算器27の一方の入力端子に接続されており、
この加減算器27の出力側は前記LD11のカソード側
に接続されている。このLD11のアノード側には電源
28と前記PD12のカソード側が接続され、このPD
12のアノード側は誤差増幅器29の一方の入力端子に
接続されている。また、その他方の入力端子には基準電
圧Vref が入力され、前記誤差増幅器29の出力側は前
記加減算器27の他方の入力端子にフィードバック接続
されている。また、前記LD11の発光の立上りを早く
するように書込み待機時においても前記LD11に暗電
流を流しておくため、所定の設定値を入力とする増幅器
30の出力側が前記LD11のカソード側に接続されて
いる。但し、ここでは、図11に示したように、前記L
D11に40mA程度の順電流を流すように、前記増幅
器30の増幅率とこの増幅器30に入力される設定値と
が予め決められている。
【0022】このような構成において、まず、読取り光
学系2の動作を説明する。メインCPU1から蛍光灯制
御部5へ原稿を読取るために蛍光灯4の点灯を指令する
信号が送信されるとともに、スキャナモータ制御部7を
介してスキャナモータ6へ蛍光灯4を含むスキャナのス
キャン開始を指令する信号が送信される。これにより、
蛍光灯4が点灯した状態で原稿面が走査され、原稿の反
射画像がCCD8に結像されてこのCCD8にアナログ
の画像信号として読込まれる。この読込まれた画像信号
は図示しないA/Dコンバータによりデジタル信号に変
換され、画像データとしてIPU9に送られる。IPU
9では、送られてきた画像データに対して感光体17の
特性に合わせるためのγ変換、変倍、シェーディング補
正、ライン補正等の処理が行われ、処理後の画像データ
は書込み系3の書込みコントロール部24へ送られる。
【0023】続いて、書込み系3の動作を説明する。I
PU9からの画像データを受けた書込みコントロール部
24では書込みタイミング信号に合わせたタイミングで
画像データをLD駆動部25へ出力し、LD駆動部25
では、画像データをD/Aコンバータ26によりアナロ
グの画像信号に変換し、この画像信号に基づいて加減算
器27でLD11に流す電流値を設定し、LD11を駆
動する。この時、LDユニット13においてLD11か
ら出射された光ビームをPD12によって受光検知する
ことにより、LD11の光出力が一定に保たれている。
即ち、D/Aコンバータ26に入力された画像データは
アナログの電流出力として加減算器27に入力され、こ
の加減算器27によって直接LD11は駆動されるが、
LD11から出射された光ビームをPD12により受光
して光電変換により電流値に変えて現状の光量を検出
し、さらに誤差増幅器29により基準電圧Rref と比較
し、その比較結果を加減算器27に入力することにより
LD11の出力を安定化している。
【0024】このようにしてLD駆動部25によって駆
動されてLDユニット13から出射された光ビームは、
図2に示すように、シリンダレンズ14を透過した後、
ポリゴンモータ16によって回転駆動されるポリゴンミ
ラー15の反射面15aで反射されて主走査方向に偏向
走査される。この時、ポリゴンミラー15の反射面15
aに入射した角度により、光ビームは反射された後、1
主走査ラインにおいて、両側で粗となり中央部で密とな
ってしまうため、fθレンズ系18を透過させることに
より、主走査方向に均一の間隔に補正され、反射ミラー
19で反射された後、感光体17上に収束結像される。
そして、ポリゴンミラー15により偏向走査された偏向
走査ビームが同期検知板21のPD21aで受光検知さ
れ、この受光検知に基づき各主走査ライン毎の書込み開
始位置が揃えられる。即ち、同期検知板21に入射した
偏向走査ビームがPD21aによって受光されると、同
期検知回路23で検知信号が発生され、この検知信号は
書込みコントロール部24へ送られ、各主走査ライン毎
の同期がとられる。このようにして、感光体17上に原
稿の画像に相当する潜像が形成される。
【0025】ところで、従来の技術で述べたように、ポ
リゴンミラーによる偏向走査の停止時に偏向走査ビーム
の照射位置はポリゴンモータの自然停止位置に伴って停
止するポリゴンミラーの反射面の位置で決まることにな
り不特定である。しかも、偏向走査の停止時にはLDの
発光も停止されるが、LDは暗電流駆動により微弱発光
している。このため、微弱発光ビームが感光体の有効画
像領域を照射すると、書込み待機中に感光体の特性が劣
化する恐れがある。また、LDはその種類によってオフ
セット光量(書込み待機時の微弱発光ビームの光量)が
高いものがあり、画像データが“0”であるにも拘ら
ず、感光体上にオフセット光が到達してしまい地肌汚れ
を発生させてしまう恐れもある。したがって、ポリゴン
ミラーの反射面を適当な位置で停止させ、微弱発光ビー
ムを感光体に対する有効画像領域を外れた位置に照射さ
せる必要がある。
【0026】そこで、本実施例ではポリゴンモータ16
自体をパルスモータとし、ポリゴンミラー15による偏
向走査の停止時に不特定な微弱発光ビームの照射位置を
同期検知板21で検知させるようにしている。即ち、コ
ピー終了後、メインCPU1の指令によりポリゴンモー
タ制御部22を介してポリゴンモータ16を停止させ、
偏向走査を停止させる。同時に、LD11の発光も停止
させ、LD11を暗電流駆動により微弱発光させ、この
微弱発光ビームの照射位置を同期検知板21で検知させ
る。この検知に当り、LD11を発光させるためにLD
駆動部25に与えるデータは、書込みコントロール部2
4において可変自在とされている。即ち、同期検知板2
1により微弱発光ビームの照射位置を検知する時に、L
D11に暗電流以上の電流を供給するようにメインCP
U1の指令にしたがい書込みコントロール部24でデー
タを可変してLD駆動部25に与えることにより、微弱
発光ビームの強度を大きくして、微弱発光ビームの照射
位置が同期検知板21のPD21aで確実に検知される
ようにしている。ここで、この強度を大きくした微弱発
光ビームを、以下、検知用微弱発光ビームと呼ぶ。
【0027】ここに、本実施例の主要部に係るポリゴン
モータ16の具体的な制御動作について説明する。偏向
走査の停止時に、検知用微弱発光ビームが同期検知板2
1のPD21aに照射されていなければ、メインCPU
1からポリゴンモータ16へ駆動パルスを加えるように
ポリゴンモータ制御部22に信号を送る。これにより、
ポリゴンモータ制御部22に備えられたモータドライバ
(図示せず)を通してポリゴンモータ16を書込み記録
時より低周波の1パルスずつの間歇駆動により再駆動さ
せ、同期検知板21のPD21aに検知用微弱発光ビー
ムが照射されるまでポリゴンミラー15の反射面15a
を移動させる。そして、PD21aにより検知用微弱発
光ビームが検知された時に、メインCPU1の指令によ
り書込みコントロール部24のデータを可変して検知用
微弱発光ビームの強度を小さくし、暗電流駆動による微
弱発光ビームに戻し、このPD21aによる検知時点を
基準としてポリゴンモータ制御部22を通じてポリゴン
モータ16を所定パルス数で駆動させ、微弱発光ビーム
を感光体17に対する有効画像領域を外れた位置に移動
し停止させる。ここで、検知用微弱発光ビーム及び微弱
発光ビームを偏向走査させる時には、例えば図4に示す
ように、書込み記録時のポリゴンモータ16の回転数が
10000rpm であるのに対して、これより低周波の1
00rpm に減速してポリゴンモータ16を1パルスずつ
間歇駆動するように設定される。
【0028】この際、図5に示すように(ただし、ここ
では簡単のため反射ミラー19は省略されている)、感
光体17とfθレンズ系18との間の走査線上の有効画
像領域を外れた位置(PD21aに受光させるためのミ
ラー20上の光ビームの反射位置)aから位置(感光体
上の有効画像領域の先端位置)bまで微弱発光ビームを
移動させるパルス数、位置aから位置(感光体上の有効
画像領域の後端位置)cまで、位置aから位置(有効画
像領域であるb−c間を充分外れた偏向走査の限界位
置)dまで移動させるパルス数は、予め測定し設定して
おく。ここに、感光体17の特性が劣化しないようにす
るためには、感光体17のb−c間以外の位置に微弱発
光ビームを照射させる必要があるため、位置aを基準と
してb−c間以外の領域に微弱発光ビームが照射される
ようにポリゴンモータ16に所定パルスを加えることに
よりポリゴンミラー15を間歇回転移動させ、b−c間
を充分外れた位置dまで微弱発光ビームの照射位置を矢
印方向へ移動させる。このように、偏向走査の停止時
に、微弱発光ビームが感光体17の有効画像領域を照射
していたとしても、微弱発光ビームを感光体17の有効
画像領域から充分外れた位置dまで移動し停止させるよ
うにメインCPU1により制御することで、書込み待機
時に微弱発光ビームの暴露による感光体17の特性の劣
化が防止される。
【0029】なお、図5中のb−c間で示す感光体17
の有効画像領域は、感光体17の最大記録画像幅をA3
サイズとすれば、A3サイズ幅領域外に設定したもので
あるが、感光体17全体の領域外としてもよいものとす
る。
【0030】上述したように、本実施例では、LD11
の立上りを早くするために書込み待機時に暗電流駆動に
よりLD11を微弱発光させても、偏向走査の停止時に
微弱発光ビームが感光体17の有効画像領域外に照射さ
れるようにメインCPU1によりポリゴンモータ(パル
スモータ)16を1パルスずつ間歇駆動制御すること
で、感光体17の特性の劣化を防止し得るものとなり、
現像不良がなくなる。これにより、中間調の画像再現性
に優れた高画質画像を長期間にわたって維持し得るもの
となる。しかも、ポリゴンモータ16を1パルスずつの
間歇駆動させることで、ポリゴンモータ16の回転移動
に伴う慣性と惰性とがなくなり、検知用微弱発光ビーム
の位置検知と微弱発光ビームの位置決めとを確実に行い
得るものとなる。
【0031】また、前述の遮蔽板方式と比べ、アクチュ
エータ等の余分な遮蔽板の移動機構が不必要となり、単
にポリゴンモータ16の起動音と停止音が聞こえるのみ
となるため、書込み待機時に感光体17に対する有効画
像領域に微弱発光ビームが暴露されるのを防止するため
に不必要な作動音の発生しない極めて高完成度の印象を
使用者に与えることが可能となる。
【0032】さらに、本実施例では、ポリゴンモータ1
6の移動制御回路を設けることになるが、移動制御回路
といってもポリゴンモータ16の駆動用のポリゴンモー
タ制御部22のLSI内の回路変更をするのみで済み、
しかも、検知用微弱発光ビームの位置検知を従来からあ
る同期検知板21で併用しているため、検知用微弱発光
ビームの位置を検知するための特別な部材及び装置が不
必要となり、実質的なコストアップは無いものである。
【0033】次に、本発明の第二の実施例を図6ないし
図10に基づいて説明する。なお、図1ないし図5にお
いて説明した部分と同一部分については同一符号で示
し、説明も省略する。本実施例の光ビーム走査装置31
は、同期検知板21を各主走査ライン毎の画像書出し先
頭位置を検知するためのみのものとして使用し、図7に
示すように、ポリゴンミラー15の下方に、偏向走査の
停止時の偏向走査ビームの位置(暗電流駆動によるLD
ユニット13のLD11の微弱発光ビームの照射位置)
を検知するエンコーダ32を配設したものである。この
エンコーダ32は、前記ポリゴンモータ16の回転軸1
6a上に取付けられた円盤33と、この円盤33の下方
に配設された反射センサ34(LEDとPDとからなる
センサ)とにより形成されている。
【0034】ここで、ポリゴンミラー15の反射面15
aは8面であることから感光体17に対する有効画像領
域外に微弱発光ビームを照射させる位置は各々の反射面
15aの両端にあることになる。このため、図8に示す
ように、ポリゴンミラー15の各反射面15aの両端に
対応する前記円盤33の円周内の8箇所にスリット穴3
3aが形成され、前記ポリゴンミラー15の各反射面1
5aによる反射位置側(LDユニット13の微弱発光ビ
ームが入射する側)の前記円盤33の下方の所定位置に
前記反射センサ34が固定されている。これにより、前
記ポリゴンモータ16の停止時に、前記ポリゴンミラー
15と一体に回転する前記円盤33のスリット穴33a
が前記反射センサ34以外の位置で停止すれば、この反
射センサ34がONとなって微弱発光ビームの照射位置
が感光体17に対する有効画像領域内であることが検知
され、前記円盤33のスリット穴33aが前記反射セン
サ34の位置で停止すれば、反射センサ34がOFFと
なって微弱発光ビームの照射位置が感光体17に対する
有効画像領域外であることが検知されるように設定され
る。即ち、前記反射センサ34によって現状のポリゴン
ミラー15の角度を検知することにより、微弱発光ビー
ムの照射位置を把握するように設定される。また、図6
に示すように、前記反射センサ34はセンサ検知回路3
5を介してメインCPU1に接続されている。
【0035】このような構成において、本実施例のポリ
ゴンモータ16の制御動作を図9のフローチャートに基
づき図10を参照して説明する。メインCPU1でコピ
ー時であるか否かが判断され、コピー終了時であればメ
インCPU1からポリゴンモータ制御部22を介してポ
リゴンモータ16へ停止指令信号を送る。これにより、
ポリゴンモータ16はゆっくりと停止される。この時、
反射センサ34のLED(図示せず)を発光させ、図1
0(a)に示すように、ポリゴンミラー15と一体に反
時計方向(矢印方向)に回転する円盤33のスリット穴
33aが反射センサ34の位置に移動してLDユニット
13の微弱発光ビームがポリゴンミラー15の反射面1
5aの先頭部分で反射され感光体17の有効画像領域外
の手前側に照射された状態、又は、同図(c)に示すよ
うに、スリット穴33aが反射センサ34の位置に入り
始めて微弱発光ビームがポリゴンミラー15の反射面1
5aの終わりの部分で反射され感光体17の有効画像領
域の後側に照射された状態(何れの場合も反射センサ3
4がOFF状態)であれば、メインCPU1の指令によ
りポリゴンモータ16は完全に停止され、同時に反射セ
ンサ34のLEDの発光が停止される。
【0036】一方、同図(b)に示すように、円盤33
のスリット穴33aが反射センサ34以外の位置で止ま
り、感光体17の有効画像領域に微弱発光ビームが照射
された状態(反射センサ34がON状態)であれば、メ
インCPU1は、ポリゴンモータ16を駆動制御して反
射センサ34がOFFになるまで、ポリゴンミラー15
を回転させてからポリゴンモータ16を完全に停止さ
せ、同時に反射センサ34のLEDの発光を停止させ
る。
【0037】このように、偏向走査の停止時に、円盤3
3と反射センサ34とによって現状のポリゴンミラー1
5の角度を検知させることにより微弱発光ビームの照射
位置を把握し、この照射位置情報に基づいてポリゴンモ
ータ16を再駆動させて微弱発光ビームの照射位置を感
光体17に対する有効画像領域を外れた位置に移動補正
し停止するようにメインCPU1によって制御される。
【0038】上述したように、本実施例では、エンコー
ダ32により微弱発光ビームの照射位置を検知している
ため、メインCPU1による移動補正後の微弱発光ビー
ムの照射位置を簡易な構成で確実に位置決めし得るもの
となる。これにより、書込み待機時に、LDユニット1
3の暗電流駆動による微弱発光ビームの暴露によって感
光体17の特性が劣化することを確実に防止することが
可能となる。
【0039】
【発明の効果】駆動モータにより回転多面鏡を回転さ
せ、レーザ光源から画像信号に応じて出射された光ビー
ムを前記回転多面鏡で反射させて主走査方向に偏向走査
させ、この偏向走査ビームをfθレンズ系により感光体
上に収束結像させるとともに、前記fθレンズ系と前記
感光体との間の走査線上の有効画像領域外の所定位置に
配設させた同期検知素子による前記偏向走査ビームの受
光検知に基づき各主走査ライン毎の書込み開始位置を揃
え、かつ、前記回転多面鏡による偏向走査の停止時には
前記レーザ光源を暗電流駆動により常時微弱発光させる
ようにした光ビーム走査装置において、請求項1記載の
発明によれば、偏向走査の停止時に前記駆動モータを制
御して微弱発光ビームの照射位置を前記感光体に対する
有効画像領域を外れた位置に停止させる制御手段を設け
たので、書込み待機時にレーザ光源の微弱発光ビームに
よる長時間暴露によって感光体の特性が劣化することを
防止することができ、これにより、感光体の寿命を大幅
に延ばすことができるものである。
【0040】この際、請求項2記載の発明によれば、偏
向走査の停止時に同期検知素子により偏向走査ビームの
位置を検知して微弱発光ビームの照射位置制御を行う制
御手段としたので、偏向走査の停止時の制御手段による
微弱発光ビームの照射位置の位置決めを確実に行うこと
ができるものである。
【0041】また、請求項3記載の発明によれば、駆動
モータをパルスモータとし、偏向走査が停止した後、こ
のパルスモータを書込み記録時より低周波の1パルスず
つの間歇駆動により再駆動させて回転多面鏡による偏向
走査ビームを同期検知素子で検知した時点を基準として
前記パルスモータを所定パルス数駆動させて微弱発光ビ
ームの照射位置を感光体に対する有効画像領域を外れた
位置に移動し停止させる制御手段としたので、偏向走査
の停止時に偏向走査ビームが感光体に対する有効画像領
域内に停止したとしても、微弱発光ビームの照射位置を
感光体に対する有効画像領域を外れた位置に移動し停止
させることができ、しかも、制御手段により1パルスず
つ間歇駆動されるパルスモータの回転移動に伴う慣性と
惰性とがなくなり、偏向走査ビームの位置検知と微弱発
光ビームの照射位置の位置決めとを確実に行うことがで
きるものである。
【0042】これらの請求項3又は4記載の発明におい
て、請求項4記載の発明によれば、偏向走査の停止後に
同期検知手段で検知させる偏向走査ビームの強度を微弱
発光ビームの強度より大きくしたので、同期検知素子に
よる偏向走査ビームの位置検知が容易となり、その検知
精度を向上させることができるものである。
【0043】一方、請求項1記載の発明において、請求
項5記載の発明によれば、回転多面鏡の各反射面による
反射位置と対応付けて駆動モータの軸上に取付けられて
前記反射面による偏向走査ビームの照射位置を検知する
エンコーダを備えて、偏向走査の停止時に前記エンコー
ダにより検知された照射位置情報に基づき前記駆動モー
タを再駆動させて微弱発光ビームの照射位置を感光体に
対する有効画像領域を外れた位置に移動補正し停止させ
る制御手段としたので、制御手段による移動制御後の微
弱発光ビームの照射位置の位置決めを簡易な構成で確実
に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す画像形成装置の概
略ブロック図である。
【図2】光ビーム走査装置の構成を示す斜視図である。
【図3】LD駆動部の構成を示すブロック回路図であ
る。
【図4】パルスモータの駆動パルスを示すタイミングチ
ャートである。
【図5】光走査ビーム装置の概略平面図である。
【図6】本発明の第二の実施例を示す画像形成装置の概
略ブロック図である。
【図7】光ビーム走査装置の構成を示す縦断正面図であ
る。
【図8】エンコーダの円盤を示す拡大平面図である。
【図9】ポリゴンモータの制御動作を示すフローチャー
トである。
【図10】ポリゴンミラーの異なる停止位置における微
弱発光ビームの感光体上の照射位置を示す概略平面図で
ある。
【図11】従来のAlGaAs レーザダイオードの光出力
−電流特性図である。
【符号の説明】
1 制御手段 13 レーザ光源 15 回転多面鏡 16 駆動モータ(パルスモータ) 17 感光体 18 fθレンズ系 21a 同期検知素子 32 エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 健一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山崎 幸一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉田 佳樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータにより回転多面鏡を回転さ
    せ、レーザ光源から画像信号に応じて出射された光ビー
    ムを前記回転多面鏡で反射させて主走査方向に偏向走査
    させ、この偏向走査ビームをfθレンズ系により感光体
    上に収束結像させるとともに、前記fθレンズ系と前記
    感光体との間の走査線上の有効画像領域外の所定位置に
    配設させた同期検知素子による前記偏向走査ビームの受
    光検知に基づき各主走査ライン毎の書込み開始位置を揃
    え、かつ、前記回転多面鏡による偏向走査の停止時には
    前記レーザ光源を暗電流駆動により常時微弱発光させる
    ようにした光ビーム走査装置において、偏向走査の停止
    時に前記駆動モータを制御して微弱発光ビームの照射位
    置を前記感光体に対する有効画像領域を外れた位置に停
    止させる制御手段を設けたことを特徴とする光ビーム走
    査装置。
  2. 【請求項2】 偏向走査の停止時に同期検知素子により
    偏向走査ビームの位置を検知して微弱発光ビームの照射
    位置制御を行う制御手段としたことを特徴とする請求項
    1記載の光ビーム走査装置。
  3. 【請求項3】 駆動モータをパルスモータとし、偏向走
    査が停止した後、このパルスモータを書込み記録時より
    低周波の1パルスずつの間歇駆動により再駆動させて回
    転多面鏡による偏向走査ビームを同期検知素子で検知し
    た時点を基準として前記パルスモータを所定パルス数駆
    動させて微弱発光ビームの照射位置を感光体に対する有
    効画像領域を外れた位置に移動し停止させる制御手段と
    したことを特徴とする請求項1記載の光ビーム走査装
    置。
  4. 【請求項4】 偏向走査の停止後に同期検知手段で検知
    させる偏向走査ビームの強度を微弱発光ビームの強度よ
    り大きくしたことを特徴とする請求項2又は3記載の光
    ビーム走査装置。
  5. 【請求項5】 回転多面鏡の各反射面による反射位置と
    対応付けて駆動モータの軸上に取付けられて前記反射面
    による偏向走査ビームの照射位置を検知するエンコーダ
    を備えて、偏向走査の停止時に前記エンコーダにより検
    知された照射位置情報に基づき前記駆動モータを再駆動
    させて微弱発光ビームの照射位置を感光体に対する有効
    画像領域を外れた位置に移動補正し停止させる制御手段
    としたことを特徴とする請求項1記載の光ビーム走査装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006235219A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Fuji Xerox Co Ltd レーザ光走査装置
CN113917682A (zh) * 2021-09-30 2022-01-11 武汉翔明激光科技有限公司 一种激光清洗用转镜结构及其控制方法

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