JPH0771179B2 - レ−ザ光源の駆動方法 - Google Patents

レ−ザ光源の駆動方法

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JPH0771179B2
JPH0771179B2 JP62151759A JP15175987A JPH0771179B2 JP H0771179 B2 JPH0771179 B2 JP H0771179B2 JP 62151759 A JP62151759 A JP 62151759A JP 15175987 A JP15175987 A JP 15175987A JP H0771179 B2 JPH0771179 B2 JP H0771179B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は写真感光材料、例えば、フイルム等の画像記録
担体にレーザ光を照射することにより露光し、これによ
って画像等を記録するためのレーザ光源の駆動方法に関
し、一層詳細には、レーザ光源のドループに起因して発
生する画像むらを解消するためにレーザ光源にスレッシ
ョルドレベル以下のバイアス電流を供給しながらレーザ
発振を付勢/滅勢して原稿を露光するレーザ光源の駆動
方法であって、再現画像のベース被り、あるいは網点画
像のエッヂ部の切れの悪化等を排除して高品質の画像を
再現することを可能としたレーザ光源の駆動方法に関す
る。
[発明の背景] 例えば、印刷、製版の分野において、作業工程の合理
化、画像品質の向上等を目的として原稿に担持された画
像情報を電気的に処理し、フイルム原版を作成する画像
走査記録再生システムが広汎に用いられている。
この画像走査記録再生システムは画像読取装置と画像記
録装置とから基本的に構成されている。すなわち、画像
読取装置では、画像読取部において副走査搬送される原
稿の画像情報が光電変換素子によって主走査され、電気
信号に変換される。次に、前記画像読取装置で光電変換
された画像情報は画像記録装置において製版条件に応じ
た階調補正、輪郭強調等の演算処理が施された後、レー
ザ光の光信号に変換され、フイルム等の感光材料からな
る記録担体上に記録再生される。なお、この記録担体は
所定の現像装置によって現像処理されフイルム原版とし
て印刷等に供されることになる。
ここで、画像記録担体露光用のレーザ光源としては小型
性、低コスト性および高信頼性の特徴を併せ持つレーザ
ダイオードが広く採用されている。
第1図aに従来技術に係る前記レーザダイオードの駆動
回路例を示す。すなわち、FET2のソース端子と接地間に
レーザダイオードLDが配設され、当該FET2のドレイン端
子と電源電圧+Vとの間に抵抗4が接続され、さらに、
当該FET2のゲート端子にバッファ手段6を介してレーザ
ダイオードLDの駆動用の方形波パルス信号LSが導入され
る構成を採用している。この構成のもとに、レーザダイ
オードLDは前記方形波パルス信号LSが正の期間だけ能動
(発振)状態とされ、当該方形波パルス信号LSによりレ
ーザダイオードLDはその発光タイミングが正確に制御さ
れフイルム等が露光される。
ところが、今、レーザダイオードLDの駆動用の方形波パ
ルス信号LSに、第1図bの(i)に示すように、約300
μs以上に亘って無信号時間T1が存在した後にレーザダ
イオードLDを駆動すると(図中、T2点参照)、第1図b
の(ii)に示すように、レーザダイオードLDの発光直後
の光量が目標光量LPに比べて数%増大する現象が存在す
る。この現象は、一般に、ドループ現象と称される、こ
れはレーザダイオードLDの発光効率の温度特性に起因し
て発生することが知られている。このドループが生起し
たレーザ光によって露光されるフイルムは露光開始点の
濃度が高くなり、その結果、再生画像に著しいむらを生
じるという欠点が露呈する。そこで、その改善のため、
レーザダイオードLDに、常時、第2図に示すレーザダイ
オードの発光特性の中、光量の閾値に係る電流Ithより
微小な電流I1をバイアス電流として通電し、レーザ発光
の際のレーザダイオードLDの温度変化を低減する試みが
なされている。この方法は、例えば、第1図aにおいて
レーザダイオードLDのアノード端子と電源電圧+V間に
バイアス用の抵抗(図示せず)を挿入する構成とすれば
よい。
然しながら、前記のような温度変化の低減方法は次に示
す不都合を内在している。すなわち、第3図aの例に示
すように、同一フイルム上に3枚の原稿8、10、12に露
光を行う際、原稿8に対する露光は主走査範囲A×副走
査範囲Bの区間内スキャンされ、同様に、原稿10はA×
C区間、原稿12はA×D区間スキャンされることにな
る。このため、同図のハッチング部で示す部分は前記バ
イアス電流I1により3回露光されることになる。この場
合において、ハッチング部分の露光比は3×P1/P2(P2
は、第2図に示すように、レーザ発振領域における記録
光量を表す。)となりその値は3%以上の値となる。従
って、感光材料Sの本来非露光部であるべきハッチング
部分においてもバイアス電流I1に係る微小のレーザ光P1
により露光され、再生画像にベース被り、あるいは第3
図bに示すように原稿8、10、12に係る再生画像の前縁
部の切れが悪化する等、新たな欠点を露呈する不都合が
指摘されている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、再生画像のベース被り、あるいは画像エッジの
切れの劣化等を排除し、なお且つドループにかかる画像
むらの極めて少ない高品質の画像を再現することを可能
とするレーザ光源の駆動方法を提供することを目的とす
る。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、例えば、第4
図、第5図、第6図および第7図に示すように、同一記
録担体F上の主走査方向(第6図中、水平方向の矢印で
表す方向)に夫々ずれた複数の領域α、βに、主走査範
囲(例えば、第6図において、記録担体Fの左端から右
端までの範囲)を共通として複数回繰り返してレーザ光
源22により露光記録を行う際に、 各主走査毎に、予め、各露光記録領域α、βの主走査方
向の記録開始位置N2、N5および記録終了位置N3、N6を決
定し、 各主走査毎に、各露光記録領域α、βの主走査方向の各
記録開始位置N2、N5より主走査方向の一定の長さN0だけ
前の位置N1、N4からレーザ光源22のバイアス電流I1の供
給を開始し、各露光記録領域α、βの各記録開始位置
N2、N5から各記録終了位置N3、N6までレーザ光による露
光記録を行うとともに各記録終了位置N3、N6においてバ
イアス電流I1の供給を停止することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るレーザ光源の駆動方法についてそれ
を実施するための装置との関係において好適な実施態様
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
第4図において、参照符号20は本発明方法を実施するた
めのレーザ光源装置の本体部を示し、この本体部20は露
光用レーザ光L1を出力する露光用レーザダイオード22と
格子用レーザ光L2を出力する格子用レーザダイオード24
とを含む。この場合、露光用レーザダイオード22は詳細
を後述する露光制御回路26によって駆動制御される。一
方、格子用レーザダイオード24は駆動回路28によって駆
動される。
露光用レーザダイオード22から出力される露光用レーザ
光L1は図示しないコリメータによって平行光束とされ、
矢印方向に回転するポリゴンミラー32、fθレンズ34お
よびミラー36を介して副走査方向送りモータ37により回
転制御される搬送ドラム38上を紙面と直交する方向に主
走査する。なお、このドラム38には矢印E方向に副走査
搬送されるフイルムFが一対のニップローラ40a、40bで
挟持された状態で摺接する。
一方、格子用レーザダイオード24から出力される格子用
レーザ光L2は図示しないコリメータによって平行光束と
され、ポリゴンミラー32、fθレンズ34、ミラー42を介
して紙面と直交する方向に長手方向が延在する格子スリ
ット44に照射される。この場合、格子スリット44には主
走査方向に沿って透過部(図示せず)および非透過部
(図示せず)が交互に形成されており、この格子スリッ
ト44の背面部には集光ロッド(図示せず)および光検出
器からなる格子用センサ46が配設され、当該格子用セン
サ46からの出力信号は前記露光制御回路26に供給され
る。
ここで、露光用レーザダイオード22を制御する露光制御
回路26は第5図に示すように構成される。第5図におい
て、露光用レーザダイオード22には電源電圧+Vから抵
抗60、露光用FET62を介して露光電流I2が供給されると
共に、電源電圧+Vからバイアス制御トランジスタ64、
バイアス電流設定抵抗66を介してバイアス電流I1が供給
される。さらに露光用レーザダイオード22には並列にバ
イアス電流I1のON/OFF用FET68が配設される。なお、レ
ーザダイオード22には同一パッケージ70内にレーザダイ
オードからの発光信号を受光するフォトセンサとしての
PINフォトダイオード72が内蔵され、当該PINフォトダイ
オード72の出力信号は露光用レーザダイオード22の光量
を一定に制御する自動光量制御回路(APC回路)74を通
じて前記バイアス電流制御トランジスタ64のベース端子
にフィードバック信号として供給される構成となってい
る。
一方、バイアス電流I1のON/OFF用FET68のゲート端子に
は第1の同期式フリップフロップIC(F/FIC)76の出力
端子Q1が接続され、第1F/FIC76のセット入力端子S1と、
クロック入力端子C1およびリセット端子R1には夫々プロ
グラマブルカウンタ78からのチャンネル1出力端子OUT1
に係る出力信号、チャンネル3出力端子OUT3に係る出力
信号および画像処理装置80からのリセット信号が導入さ
れる。また、プログラマブルカウンタ78は前記画像処理
装置80とデータライン82により接続され、原稿の露光範
囲およびバイアス電流I1の付勢範囲を決定する。プログ
ラマブルカウンタ78のチャンネル1乃至チャンネル3の
クロック入力端子CLK1乃至CLK3は夫々相互に接続され、
格子用センサ46からの出力信号を増幅する増幅器84から
格子クロック信号が導入される。前記格子クロック信号
はリードクロック信号を生成するアンド回路86の一方の
入力端子に導入され、アンド回路86の他方の入力端子に
は第2の同期式F/FIC88の出力端子に係る信号が導
入される。第2F/FIC88のセット入力端子S2およびクロッ
ク入力端子C2は夫々プログラマブルカウンタ78からのチ
ャンネル2出力端子OUT2およびチャンネル3出力端子OU
T3と接続される。なお、第2F/FIC88のリセット端子R2
は画像処理装置80からのリセット信号が導入されてい
る。
一方、前記アンド回路86の出力信号としてのリードクロ
ック信号はラインメモリ90、92の読出アドレスを決定す
るアドレス発生回路94に入力される。当該アドレス発生
回路94はさらにライトクロック信号によって書込アドレ
スが決定され、ラインメモリ90、92はこの書込アドレス
に基づいて露光データが書き込まれる。ラインメモリ9
0、92の両端にはマルチプレクサ95、96が配設され、マ
ルチプレクサ95の共通端子には前記露光データが導入さ
れると共に、マルチプレクサ96の共通端子は前記露光用
FET62のゲート端子に接続される。マルチプレクサ95、9
6は連動動作型であって、互いに別異のラインメモリ9
0、92と接続されるよう構成される。
本発明方法を実施するためのレーザ光源装置は基本的に
は以上のように構成されるものであり、次にその作用並
びに効果について説明する。
今、第6図に示すフイルムFへ露光域αにかかる原稿お
よび露光域βにかかる原稿を露光する場合について示そ
う。この場合、図から明らかなように、露光域α、露光
域βは副走査搬送方向(矢印G方向)の中、区間Hにつ
いて共通露光域の存在する可能性がある。
そこで、先ず、露光域αの露光制御方法について示す。
この場合、露光域αはデジタイザ(図示せず)を使用し
て主走査方向の露光開始位置N2、主走査方向の露光終了
位置N3および副走査方向の露光開始位置M1並びに露光長
(M2−M1)が画像処理装置80(第5図参照)により読み
取られる。ここで、画像処理装置80は主走査方向の露光
開始位置N2からバイアス電流I1の供給に係る所定区間N0
を減算してバイアス露光開始位置N1を算出する。これら
の露光域αに係るデータはデータライン82を通じて露光
制御回路26の中、プログラマブルカウンタ78に転送され
る。この場合、主走査方向の露光開始位置N2がプログラ
マブルカウンタ78のチャンネル2に設定され、主走査方
向の露光終了位置N3がプログラマブルカウンタ78のチャ
ンネル3に設定され、主走査方向の露光開始位置N2から
予め設定されている所定区間N0を減算したバイアス露光
開始位置N1がチャンネル1に設定される。
以上の設定のもとに副走査方向の露光開始位置M1に係る
信号により副走査方向送りモータ37を回転しドラム38の
回転を介してフイルムFを所定の副走査方向の露光開始
位置M1に設定する。そして、露光制御回路26内の図示し
ないラインクロック信号(第7図a参照)が画像処理装
置80に送信されると、画像処理装置80は予め原稿から読
み取られ2値化処理された露光データ(第7図b参照)
をライトクロック信号(第7図c参照)毎にアドレス発
生回路94で発生される書込アドレスに対応してラインメ
モリ92にロードする。ここで、1走査区間にかかる1ラ
インのデータがラインメモリ92にロードされると、マル
チプレクサ95、96は反転してラインメモリ90に次のライ
ンのデータがロードされる。この場合、ラインメモリ92
にロードされた露光データはリードクロック信号(第7
図j参照)毎に読み出され、マルチプレクサ96を介して
露光信号として露光用FET62のゲート端子に供給され
る。
次に、フイルムFの露光過程について示す。格子用レー
ザダイオード24の格子用レーザ光L2はポリゴンミラー32
により反射され、fθレンズ34、ミラー36、42を介して
格子スリット44に照射される。前記したように格子スリ
ット44にはフイルムFの主走査方向の露光位置に対応し
てスリットが画成されており、この格子スリットを通過
した透過光は集光ロッド(図示せず)を介して格子用セ
ンサ46により集光され、当該格子用センサ46で光電変換
される。光電変換された格子クロック原信号は増幅器84
で増幅されプログラマブルカウンタ78のクロック入力端
子CLK1乃至CLK3およびアンド回路86の一方の入力端子に
導入される。そこで、露光域αに係る前記プログラマブ
ルカウンタ78の設定数バイアス露光開始位置N1、露光開
始位置N2、露光終了位置N3(第6図参照)に係る設定数
に対応する格子クロック数がプログラマブルカウンタ78
のクロック入力端子CLK1乃至CLK3に入力すると、それら
に対応する出力信号O1、O2、O3(第7図e乃至g参照)
がプログラマブルカウンタ78の出力端子OUT1、OUT2、OU
T3の3つの端子から出力される。この場合、信号O1によ
りバイアス電流ON/OFF信号(第7図h)はON状態とさ
れ、すなわち、バイアス電流ON/OFF用FET68のゲート端
子がローレベルとなってFET68は非導通となり、バイア
ス電流I1がレーザダイオード22に流入する。また、信号
O2、O3により露光域αの露光開始位置N2、露光終了位置
N3が決定され、これにより第2F/FIC88の出力信号(第7
図i参照)がハイレベルの区間リードクロック信号(第
7図j参照)が生成される。当該リードクロック信号に
よりラインメモリ92にロードされた露光域αに係る露光
データが読み出され、露光信号(第7図k参照)として
露光用FET62のゲート端子に供給される。この場合、第
7図hおよびiに示す区間T3、区間T4は夫々バイアス電
流の付勢区間、および露光用FET62に露光信号が導入さ
れている露光区間である。そして、第7図kに示す露光
信号のハイレベル区間には露光電流I2とバイアス電流I1
の合成電流がレーザダイオード22に供給され、ローレベ
ル区間にはバイアス電流I1のみがレーザダイオード22に
供給される。また、第7図iに示す区間T5にはバイアス
電流I1のみが供給されている。従って、レーザダイオー
ド22の発光量は第7図mに示されるように制御される。
すなわち、この場合、第6図に示す区間N0においてはバ
イアス電流I1のみがレーザダイオード22に供給され、レ
ーザダイオード22は予熱を与えられる。そして、主走査
方向の露光域(N3−N2)間で実際の露光がなされる。そ
のため、露光域αの露光区間においてはレーザダイオー
ド22が既に予熱を与えられてから露光されているため、
ドループが著しく低減される。
次に、露光域βの露光について説明する。この場合、露
光域αの露光動作を参照することによりその動作は容易
に諒解されよう。すなわち、先ず、リセット信号により
第1F/FIC76、および第2F/FIC88がリセットされる。そし
て、この時、プログラマブルカウンタ78のチャンネル2
に第6図に示す主走査方向の露光開始位置N5に関連する
係数を設定し、主走査方向の露光終了位置N6をチャンネ
ル3に設定し、バイアス露光開始位置N4をチャンネル1
に設定する。そこで、露光域αと同様な動作により露光
域βを露光する。この場合において、第7図n、oに示
す区間T6、T7、T8は夫々前記バイアス電流付勢区間T3
露光区間T4および予備バイアス電流供給区間T5と同様の
作用を行う区間であり、第7図p、qは夫々リードクロ
ック信号、露光信号である。この場合、レーザダイオー
ド22の光量は第7図rのように形成される。
これらの結果、第6図から明らかなように、フイルムF
上のバイアス電流I1による露光域はN0区間だけであり且
つ唯一度だけ露光されることになるのでその部分のベー
ス被り量は1%程度である。従って、この場合におい
て、露光域α、露光域βのエッジ切れの劣化量も極めて
微小となる。
第8図に本発明に係るレーザ光源の駆動方法の別の実施
態様に係る説明図を示す。すなわち、画像のベース被り
(一点鎖線で囲繞される領域)が許容される回数の範囲
(この場合、2回)でバイアス電流を導通する位置を制
御する方法としてもよい。なお、第8図において実線で
囲繞した範囲X、Y、Zは露光域であり一点鎖線で囲繞
した範囲X′、Y′、Z′はバイアス電流による露光域
を示している。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、レーザダイオードの閾
値以下の微小なバイアス電流を各露光記録領域の主走査
方向前縁の所定位置から供給するようにしている。この
ため、再生画像のベース被りあるいは画像のエッジ切れ
の劣化等が著しく抑制出来ると共にドループに係る画像
むらのない高品質の画像を再現することが可能となる効
果を奏する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、第9図に示すようにバイアス電流I1をFETで導
入する構成とする等、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
第1図aはレーザダイオードの従来の駆動回路、 第1図bは第1図aに係るレーザダイオードのドループ
現象の説明図、 第2図はレーザダイオードの電流−光量特性の説明図、 第3図aは従来のレーザ光源の駆動方法に係る露光範囲
の説明図、 第3図bは従来のレーザ光源の駆動方法を実施する装置
により露光された画像のエッジ部の切れの状態を説明す
る説明図、 第4図は本発明方法を実施するためのレーザ光源装置の
本体部説明図、 第5図は本発明方法を実施するためのレーザ光源装置の
露光制御部を含む電気回路ブロック図、 第6図は本発明方法を実施するためのレーザ光源装置に
係るフイルムの露光域の説明図、 第7図は本発明方法を実施するためのレーザ光源装置の
露光制御部に係るタイムチャート、 第8図は本発明方法を実施するためのレーザ光源装置に
係る他の露光方法の説明図、 第9図は本発明方法を実施するためのレーザ光源装置に
係る露光制御部の一部を示す他の実施態様に係る電気回
路図である。 20……本体部 22、24……レーザダイオード 26……露光制御回路、62……露光用FET 78……プログラマブルカウンタ 90、92……ラインメモリ、94……アドレス発生回路 95、96……マルチプレクサ I1……バイアス電流、I2……露光電流 F……フイルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一記録担体上の主走査方向に夫々ずれた
    複数の領域に、主走査範囲を共通として複数回繰り返し
    てレーザ光源により露光記録を行う際に、 各主走査毎に、予め、前記各露光記録領域の主走査方向
    の記録開始位置および記録終了位置を決定し、 各主走査毎に、前記各露光記録領域の主走査方向の前記
    各記録開始位置より主走査方向の一定の長さだけ前の位
    置から前記レーザ光源にバイアス電流の供給を開始し、
    前記各露光記録領域の前記各記録開始位置から前記各記
    録終了位置までレーザ光による露光記録を行うとともに
    前記各記録終了位置においてバイアス電流の供給を停止
    することを特徴とするレーザ光源の駆動方法。
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KR101396041B1 (ko) * 2009-10-19 2014-05-16 가부시키가이샤 리코 묘화 제어 방법, 레이저 조사 장치, 및 묘화 제어 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독가능한 기록 매체

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