JP4657065B2 - タイヤ成形用金型の製造方法 - Google Patents
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Description
タイヤは通常、円周方向に数十分割した大きさの基本デザイン(ピッチデザイン)をS,M,Lなどの複数種類の幅寸法に拡大・縮小して、これらをランダムに組み合わせて360°のデザインを構成させる事が多い。これは、タイヤ走行時のデザインの共振等による騒音発生を防止する為に採用されるものであるが、鋳造法で金型を製作する場合、このタイヤ形状の原型(マスターモデル)を必要とする事となる。
例えば図1の様なピッチバリエーションのリング金型を石膏鋳造法により製作したい場合には、図2の様なSSMMのピッチ配列を持つ原型Xと、SSLLのピッチ配列を持つ原型Yとの原型2ブロック分を作成し、これらから図3のように注型反転して得たゴム型X,ゴム型Yから、それぞれ6ヶ,5ヶ計11ヶの石膏鋳型を注型製作し、図4の様なイ〜ルのパーツの角度切り出しを行い組み立て、これを図5のようにリング組み立てして鋳枠で囲み鋳造する事で、効率的にリング鋳物を製作する事が出来る。
(1)鋳型切断加工が出来ないセラミック鋳造法には採用出来ない。
(2)鋳型切断加工時に、鋳型の微小デザインを欠損させてしまう危険性が高い。
(3)ピッチバリエーションの数が増えてくると、必要な原型が360degに近づいてきてしまい、原型製作数を削減するという本来の目的を達成できない。
(1)ピース原型1ヶに対応する形状を持たせ、
(2)その円周方向両端部を、ピース原型の分割面に対応する形状の面で、原型の意匠面形状の最深部から、深さ10〜50mm程原型を彫り込む形で溝形状を形成し、
(3)複数ピース原型分の上記(1)(2)の形状を交互に、タイヤ踏面に対応する曲面上に配置する形で、同一原型上に彫り込むことで一次意匠面原型を製作し、
(4)上記(2)(3)の工程で一次意匠面原型に彫り込まれた溝形状の最深部を結ぶ事で定義される曲面形状を持ち、一次意匠面原型と概略同等の大きさ(角度)を持った裏打ち原型を別途製作しておき、
(5)一次意匠面原型、裏打ち原型から、それぞれゴム型を反転製作し、
(6)裏打ちゴム型に複製材スラリーを注型反転する事で、複製裏打ち原型を製作し、
(7)一次意匠面ゴム型に同じく複製材スラリーを注型したのち、(6)で製作した複製裏打ち原型で、スラリーを喰い切り成形し、スラリー硬化後にピース原型を脱型し、
(8)必要数のピース原型が得られるまで、(6)(7)の工程を繰り返し、
(9)複製裏打ち原型上に、ピース原型をタイヤ金型鋳造用の原型に必要とされるピッチ配列で組みつけ、複製裏打ち原型上に接合・固定して二次原型とし、
(10)この様にして得られた二次原型を用いて、ゴム型・鋳型・鋳物反転してゆくことを特徴とするものである。
(1)ピース鋳型1ヶに対応する形状をピース原型に持たせ、
(2)その円周方向両端部を、ピース鋳型の分割面に対応する形状の面で、原型の意匠面形状の最深部から、深さ10〜50mm程原型を彫り込む形で溝形状を形成し、
(3)複数ピース原型分の上記(1)(2)の形状を交互に、タイヤ踏面に対応する曲面上に配置する形で、同一原型上に彫り込むことで意匠面原型を製作し、
(4)(2)(3)の工程で意匠面原型に彫り込まれた溝形状の最深部を結ぶ事で定義される曲面形状を持ち、意匠面原型と概略同等の大きさ(角度)を持った裏打ち原型を別途製作しておき、
(5)意匠面原型、裏打ち原型から、それぞれゴム型を反転製作し、
(6)裏打ちゴム型に鋳型材を反転成形し、裏打ち鋳型を製作し、
(7)意匠面ゴム型に鋳型材スラリーを注型した後、裏打ち鋳型でスラリーを喰い切り成形し、スラリー硬化後にピース鋳型を脱型し、
(8)必要数のピース鋳型が得られるまで、(6)(7)の工程を繰り返し、
(9)裏打ち鋳型、ピース鋳型を必要に応じて乾燥・焼成した後、裏打ち鋳型上にピース鋳型を組み立てて行き、タイヤ金型鋳造に必要なブロック鋳型またはリング鋳型を得、
(10)この様にして得られた鋳型を用いて鋳造することを特徴とするものである。
(1)ピースゴム型1ヶに対応する形状をピース原型に持たせ、
(2)その円周方向両端部を、ピースゴム型の分割面に対応する形状の面で、原型の意匠面形状の最深部から、深さ10〜50mm程原型を彫り込む形で溝形状を形成し、
(3)複数ピース原型分の上記(1)(2)の形状を交互に、タイヤ踏面に対応する曲面上に配置する形で、同一原型上に彫り込むことで意匠面原型を製作し、
(4)上記(1)(2)の工程で意匠面原型に彫り込まれた溝深さにピースゴム型の肉厚分を加算した高さ寸法を持ち、意匠面原型の溝部に隙間無く嵌め込む事が出来る形状の側面原型を別途製作しておき、
(5)意匠面原型に側面原型を嵌め込んだ時、側面原型の先端部を結ぶ事で定義される曲面形状を凹形状面として持ち、意匠面原型と概略同等の大きさ(角度)を持った裏打ち原型を別途製作しておき、
(6)意匠面原型に側面原型を嵌め込み、原型外周を枠で囲んだ状態でゴム材を注型し、裏打ち原型でゴム材を喰い切り成形し、ゴム材硬化後にピースゴム型を脱型し、
(7)必要数のピースゴム型が得られるまで(6)の工程を繰り返し、
(8)裏打ち原型上に、ピースゴム型を必要な配列で組みつけて行く事でブロックゴム型またはリングゴム型を得、
(9)この様にして得られたゴム型を用いて鋳型・鋳物反転してゆくことを特徴とするものである。
図6から図11に、請求項1の発明の実施形態を示す。請求項1の発明は、意匠面を円周方向に複数個に細かく分割したピース原型を組み立て、一つのブロックを形成する事によりタイヤ成形用金型鋳造用の原型とする工程を有するタイヤ成形用金型の製造方法についてのものである。
図12から図17に、請求項2の発明の実施形態を示す。前記した請求項1の発明は、ピース原型を組み立てて二次原型9を完成させる方法であったが、請求項2の発明は、意匠面を円周方向に複数個に細かく分割したピース鋳型を組み立て、一つのブロックまたはリングを形成する事によりタイヤ成形用金型鋳造用の鋳型とする方法である。
図18〜図22に請求項3の発明の実施形態を示す。前記した請求項1の発明は、ピース原型を組み立てて二次原型9を完成させる方法であり、請求項2の発明は、ピース鋳型を組み立ててタイヤ成形用金型鋳造用の鋳型とする方法であったが、請求項3の発明は意匠面を円周方向に複数個に細かく分割したピースゴム型を組み立てて一つのゴム型を形成する事により、タイヤ成形用金型鋳造用のゴム型とする工程を有するタイヤ成形用金型の製造方法である。
請求項4の発明は、上記した請求項1の発明においてピース原型を組立てる際に、また請求項2の発明においてピース鋳型を組立てる際に、また請求項3の発明においてピースゴム型を組み立てる際に、ピース間に隙間を持たせ、組み立てあがった原型・鋳型・ゴム型の円周方向展開長やタイヤ幅方向展開長を拡大する事で、タイヤ金型用鋳物の寸法を調整することを特徴とするものである。
No.1セクター LLLL No.2セクター MMMSS
No.3セクター SLLSS No.4セクター MMMS
No.5セクター LLSM No.6セクター MSSL
No.7セクター SSMM と言うピッチ配列である。
材質 :意匠面原型,側面原型 → 合成木材(ケミウッド材)
裏打ち原型 → アルミ合金(5052材)
寸法拡大率 : 1+(10/1000〜15/1000) 形状部位によって変化
S,M,L各1ピッチを1つのピース原型形状とし、それぞれ1ピース分ずつ意匠面原型一つの中に加工した。ピース原型の分割形状は平面として、意匠面部溝底面から深さ10mmの位置まで溝加工を施した。
<ゴム型>
材質 : 縮合型シリコーンゴム(ショアA硬度40のゴム材)
バッキング材(バッキング付きゴム型構造の場合のみ) : 石膏材 (ゴム層肉厚15mm)
<複製原型>
材質 : ノリタケジプサム製B−13石膏 パウダー1kgに対して、水600gで調合
<鋳型>
材質 : ノリタケジプサム製 G−6石膏 パウダー1kgに対して、水600gで調合
<鋳物>
材質 : AC4C材(Si:7%,Mg:0.4%,Fe:0.3%,残Al)
鋳造法 : 重力鋳造法
請求項1の手法を用いて意匠面ゴム型、裏打ちゴム型各一個を作成し、Sピッチのピース原型を10ヶ,Mピッチのピース原型を7ヶ,Lピッチのピース原型を9ヶ、複製製作し、裏打ち原型を6ヶ複製製作した。6ヶの複製裏打ち原型に対してそれぞれ、No.1,2,3,5,6,7セクターのピッチ配列となる様に、ピース原型を貼り付け、生石膏材で接合固定して、6ヶの二次原型を完成させた。これらの二次原型から各1ヶずつゴム型を製作し、No.1,3,5,6,7ゴム型からは各1ヶ、No.2ゴム型からは2ヶ石膏鋳型を作成して、鋳造に用いた。これにより、原型の加工製作数を極小化し、かつ、鋳型での切断、接合を実施する事無く、セクショナルモールドタイプのタイヤ金型を鋳造製作する事が出来た。
請求項2の手法を用いて意匠面ゴム型、裏打ちゴム型各一個を作成し、Sピッチのピース鋳型を11ヶ,Mピッチのピース鋳型を10ヶ,Lピッチのピース鋳型を9ヶ複製製作し、裏打ち鋳型を7ヶ複製製作した。鋳型を乾燥させた後、7ヶの裏打ち鋳型に対してそれぞれ、No.1〜7セクターのピッチ配列となる様に、ピース鋳型を貼り付け、上下基準径部で釘打ちにより、裏打ち鋳型とピース鋳型を接合固定し、鋳造に用いた。これにより、原型の加工工数、ゴム型の製作数を極小化し、かつ、鋳型での切断を実施する事無く、セクショナルモールドタイプのタイヤ金型を鋳造製作する事が出来た。
請求項3の手法を用いて意匠面原型、側面原型、裏打ち原型を作成した。側面原型、裏打ち原型は、ピースゴム型の肉厚が20mmとなる様に高さ寸法を製作した。これらの原型を用いて、Sピッチのピースゴム型を3ヶ,Mピッチのピースゴム型を3ヶ,Lピッチのピースゴム型を4ヶ複製製作し、裏打ち原型上にピースゴム型をLLLLと配置・組み立てしNo.1鋳型を造型し、鋳型を脱型したのち、ピースゴム型を回収し、
1) 裏打ち原型上にピースゴム型をMMMSSと配置・組み立てしNo.2鋳型を造型し、鋳型を脱型したのち、ピースゴム型を回収し、
2) 裏打ち原型上にピースゴム型をSLLSSと配置・組み立てしNo.3鋳型を造型し、鋳型を脱型したのち、ピースゴム型を回収し、
3) 裏打ち原型上にピースゴム型をMMMSと配置・組み立てしNo.4鋳型を造型し、鋳型を脱型したのち、ピースゴム型を回収し、
4) 裏打ち原型上にピースゴム型をLLSMと配置・組み立てしNo.5鋳型を造型し、鋳型を脱型したのち、ピースゴム型を回収し、
5) 裏打ち原型上にピースゴム型をMSSLと配置・組み立てしNo.6鋳型を造型し、鋳型を脱型したのち、ピースゴム型を回収し、
6) 裏打ち原型上にピースゴム型をSSMMと配置・組み立てしNo.7鋳型を造型し、鋳型を脱型する事で、鋳型を完成させ鋳造に用いた。
これにより、原型の加工工数、ゴム型の製作数を極小化し、かつ、鋳型での切断・接合を実施する事無く、セクショナルモールドタイプのタイヤ金型を鋳造製作する事が出来た。
実施例3で得られたセクショナルモールドの1セクターブロック当たりの円周方向展開寸法が、平均で0.15mm程、狙い寸法より小さかった。この為、再度同様にしてセクショナルモールドを製作する際、ピースゴム型間に0.05mm厚のアルミ箔1枚を挟みこみ、ゴム型にて円周方向展開寸法を拡張させ、鋳型・鋳物製作を実施した。この様にして得られたセクショナルモールドの1セクターブロック当たりの円周方向展開寸法は、狙い寸法に対して、0.03mm程大きい程度のレベルまで寸法精度を向上させることが出来た。
2 意匠面形状
3 溝形状
4 裏打ち原型
5 一次意匠面ゴム型
6 裏打ちゴム型
7 複製裏打ち原型
8 ピース原型
9 二次原型
10 意匠面ゴム型
11 裏打ちゴム型
12 裏打ち鋳型
13 ピース鋳型
14 側面原型
15 裏打ち原型
16 ピースゴム型
17 リング裏打ち
18 鋳型裏打ち材
Claims (4)
- 意匠面を円周方向に複数個に細かく分割したピース原型を組み立て、一つのブロックを形成する事によりタイヤ成形用金型鋳造用の原型とする工程を有するタイヤ成形用金型の製造方法であって、
(1)ピース原型1ヶに対応する形状を持たせ、
(2)その円周方向両端部を、ピース原型の分割面に対応する形状の面で、原型の意匠面形状の最深部から、深さ10〜50mm程原型を彫り込む形で溝形状を形成し、
(3)複数ピース原型分の上記(1)(2)の形状を交互に、タイヤ踏面に対応する曲面上に配置する形で、同一原型上に彫り込むことで一次意匠面原型を製作し、
(4)上記(2)(3)の工程で一次意匠面原型に彫り込まれた溝形状の最深部を結ぶ事で定義される曲面形状を持ち、一次意匠面原型と概略同等の大きさ(角度)を持った裏打ち原型を別途製作しておき、
(5)一次意匠面原型、裏打ち原型から、それぞれゴム型を反転製作し、
(6)裏打ちゴム型に複製材スラリーを注型反転する事で、複製裏打ち原型を製作し、
(7)一次意匠面ゴム型に同じく複製材スラリーを注型したのち、(6)で製作した複製裏打ち原型で、スラリーを喰い切り成形し、スラリー硬化後にピース原型を脱型し、
(8)必要数のピース原型が得られるまで、(6)(7)の工程を繰り返し、
(9)複製裏打ち原型上に、ピース原型をタイヤ金型鋳造用の原型に必要とされるピッチ配列で組みつけ、複製裏打ち原型上に接合・固定して二次原型とし、
(10)この様にして得られた二次原型を用いて、ゴム型・鋳型・鋳物反転してゆくことを特徴とするタイヤ成形用金型の製造方法。 - 意匠面を円周方向に複数個に細かく分割したピース鋳型を組み立て、一つのブロックまたはリングを形成する事によりタイヤ成形用金型鋳造用の鋳型とする工程を有するタイヤ成形用金型の製造方法であって、
(1)ピース鋳型1ヶに対応する形状をピース原型に持たせ、
(2)その円周方向両端部を、ピース鋳型の分割面に対応する形状の面で、原型の意匠面形状の最深部から、深さ10〜50mm程原型を彫り込む形で溝形状を形成し、
(3)複数ピース原型分の上記(1)(2)の形状を交互に、タイヤ踏面に対応する曲面上に配置する形で、同一原型上に彫り込むことで意匠面原型を製作し、
(4)(2)(3)の工程で意匠面原型に彫り込まれた溝形状の最深部を結ぶ事で定義される曲面形状を持ち、意匠面原型と概略同等の大きさ(角度)を持った裏打ち原型を別途製作しておき、
(5)意匠面原型、裏打ち原型から、それぞれゴム型を反転製作し、
(6)裏打ちゴム型に鋳型材を反転成形し、裏打ち鋳型を製作し、
(7)意匠面ゴム型に鋳型材スラリーを注型した後、裏打ち鋳型でスラリーを喰い切り成形し、スラリー硬化後にピース鋳型を脱型し、
(8)必要数のピース鋳型が得られるまで、(6)(7)の工程を繰り返し、
(9)裏打ち鋳型、ピース鋳型を必要に応じて乾燥・焼成した後、裏打ち鋳型上にピース鋳型を組み立てて行き、タイヤ金型鋳造に必要なブロック鋳型またはリング鋳型を得、
(10)この様にして得られた鋳型を用いて鋳造することを特徴とするタイヤ成形用金型の製造方法。 - 意匠面を円周方向に複数個に細かく分割したピースゴム型を組み立て、一つのゴム型を形成する事によりタイヤ成形用金型鋳造用のゴム型とする工程を有するタイヤ成形用金型の製造方法であって、
(1)ピースゴム型1ヶに対応する形状をピース原型に持たせ、
(2)その円周方向両端部を、ピースゴム型の分割面に対応する形状の面で、原型の意匠面形状の最深部から、深さ10〜50mm程原型を彫り込む形で溝形状を形成し、
(3)複数ピース原型分の上記(1)(2)の形状を交互に、タイヤ踏面に対応する曲面上に配置する形で、同一原型上に彫り込むことで意匠面原型を製作し、
(4)上記(1)(2)の工程で意匠面原型に彫り込まれた溝深さにピースゴム型の肉厚分を加算した高さ寸法を持ち、意匠面原型の溝部に隙間無く嵌め込む事が出来る形状の側面原型を別途製作しておき、
(5)意匠面原型に側面原型を嵌め込んだ時、側面原型の先端部を結ぶ事で定義される曲面形状を凹形状面として持ち、意匠面原型と概略同等の大きさ(角度)を持った裏打ち原型を別途製作しておき、
(6)意匠面原型に側面原型を嵌め込み、原型外周を枠で囲んだ状態でゴム材を注型し、裏打ち原型でゴム材を喰い切り成形し、ゴム材硬化後にピースゴム型を脱型し、
(7)必要数のピースゴム型が得られるまで(6)の工程を繰り返し、
(8)裏打ち原型上に、ピースゴム型を必要な配列で組みつけて行く事でブロックゴム型またはリングゴム型を得、
(9)この様にして得られたゴム型を用いて鋳型・鋳物反転してゆくことを特徴とするタイヤ成形用金型の製造方法。 - ピース状の原型・鋳型・ゴム型を組み立てる際に、ピース間に隙間を持たせる事で、組み立てあがった原型・鋳型・ゴム型の円周方向展開長やタイヤ幅方向展開長を拡大する事で、タイヤ金型用鋳物の寸法を調整することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のタイヤ成形用金型の製造方法。
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