JP4649711B2 - 印刷装置、印刷方法、ならびに、情報記録媒体 - Google Patents

印刷装置、印刷方法、ならびに、情報記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置、ホスト装置、印刷方法、ホスト装置の制御方法、ならびに、情報記録媒体に関する。
【0002】
特に、消費電力の少ないサーマルプリンタを実現するのに好適な印刷装置、ホスト装置、印刷方法、ホスト装置の制御方法、ならびに、これらを実現するプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来から、印刷ヘッドに1列に複数の発熱体を配置し、これらのうちのいずれかを駆動することにより、感熱用紙に文字や図形を印刷したり、感熱インクリボンを融解して普通紙に文字や図形を印刷するサーマルプリンタが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、サーマルプリンタにおいて、印刷ヘッドに配置された複数の発熱体のすべてを同時に駆動することがあると、消費電力が増加し、プリンタを駆動するための電源装置への負荷が増大することにより、電源装置が故障することがある。
【0005】
そこで、消費電力を抑えるようなサーマルプリンタを実現する手法が望まれている。
【0006】
本発明は、以上の問題を解決するためになされたもので、消費電力の少ないサーマルプリンタを実現するのに好適な印刷装置、ホスト装置、印刷方法、ホスト装置の制御方法、ならびに、これらを実現するプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
【0008】
本発明の第1の観点に係る印刷装置は、受信部と、印刷ヘッド部と、記憶部と、分割印刷設定コマンド処理部と、印刷コマンド処理部と、数取得部と、印刷部と、用紙移動部と、を備えるように構成する。
【0009】
ここで、受信部は、ホスト装置から送信される指令データを受信する。
【0010】
一方、印刷ヘッド部は、複数の発熱体を1列に配置する。
【0011】
さらに、記憶部は、1列中の複数の発熱体のうち、同時に駆動可能な発熱体の最大数を記憶する。
【0012】
そして、分割印刷設定コマンド処理部は、指令データが同時に駆動可能な発熱体の最大数を指定する分割印刷設定コマンドである場合、当該指定された最大数を記憶部に記憶させる。
【0013】
一方、印刷コマンド処理部は、指令データが文字または図形を指定する印刷コマンドである場合、当該文字または図形を、1列中の複数の発熱体のいずれを駆動するかを表す印刷イメージに展開して蓄積する。
【0014】
さらに、数取得部は、蓄積された印刷イメージから1列中の複数の発熱体のうち、駆動すべきものの数を取得する。
【0015】
そして、印刷部は、取得された数が、
(a)記憶された最大数以下である場合、印刷イメージにより複数の発熱体を駆動し、
(b)記憶された最大数を超える場合、1列中の複数の発熱体を、同時に駆動する数が記憶された最大数以下になるように分割して、印刷イメージにより複数の発熱体を駆動し、
印刷イメージのうち、1列中の複数の発熱体に相当する部分を印刷する。
【0016】
一方、用紙移動部は、印刷部により、印刷ヘッドに配置された複数の発熱体の1列分に相当する幅の印刷が終わった場合、複数の発熱体の列に対して相対的に垂直に用紙を移動させる。
【0017】
また、本発明の印刷装置において、印刷部による印刷は、取得された数が、
(a)記憶された最大数以下の場合、印刷部により前回の1列分の印刷が終わり、用紙移動部による用紙の移動が開始されて以降に開始され、
(b)記憶された最大数を超える場合、印刷部により前回の1列分の印刷が終わり、用紙移動部による用紙の移動が開始されてから、所定の時間が経過して以降に開始される
ように構成することができる。
【0018】
また、本発明の印刷装置において、用紙移動部は、これが有するステッピングモータを位相変化させて用紙を移動させるように構成することができる。
【0019】
また、本発明の印刷装置において、用紙は、感熱用紙であるように構成することができる。
【0020】
また、本発明の印刷装置は、感熱インクリボンをさらに備えるように構成することができる。
【0021】
ここで、感熱インクリボンは、用紙と、複数の発熱体と、の間に配置される。
【0022】
本発明の第2の観点に係るホスト装置は、入力受付部と、分割印刷設定コマンド生成部と、印刷コマンド生成部と、送信部と、を備えるように構成する。
【0023】
ここで、入力受付部は、印刷装置の印刷ヘッド部のうち、同時に駆動可能な発熱体の最大数の入力を受け付ける。
【0024】
一方、分割印刷設定コマンド生成部は、入力を受け付けられた最大数を指定する分割印刷設定コマンドを生成する。
【0025】
さらに、印刷コマンド生成部は、文字もしくは図形を指定する印刷コマンドを生成する。
【0026】
そして、送信部は、生成された分割印刷設定コマンド、もしくは、印刷コマンドを、印刷装置へ送信する。
【0027】
本発明の第3の観点に係る印刷方法は、受信工程と、分割印刷設定コマンド処理工程と、印刷コマンド処理工程と、数取得工程と、印刷工程と、用紙移動工程と、を備えるように構成する。
【0028】
ここで、受信工程では、ホスト装置から送信される指令データを受信する。
【0029】
一方、分割印刷設定コマンド処理工程では、指令データが同時に駆動可能な発熱体の最大数を指定する分割印刷設定コマンドである場合、当該指定された最大数を記憶する。
【0030】
さらに、印刷コマンド処理工程では、指令データが文字または図形を指定する印刷コマンドである場合、当該文字または図形を、1列中の複数の発熱体のいずれを駆動するかを表す印刷イメージに展開して蓄積する。
【0031】
そして、数取得工程では、蓄積された印刷イメージから1列中の複数の発熱体のうち、駆動すべきものの数を取得する。
【0032】
一方、印刷工程では、取得された数が、
(a)記憶された最大数以下である場合、印刷イメージにより複数の発熱体を駆動し、
(b)記憶された最大数を超える場合、列中の複数の発熱体を、同時に駆動する数が記憶された最大数以下になるように分割して、印刷イメージにより複数の発熱体を駆動して、
印刷イメージのうち、1列中の複数の発熱体に相当する部分を印刷する。
【0033】
さらに、用紙移動工程では、印刷工程にて、印刷ヘッドに配置された複数の発熱体の1列分に相当する幅の印刷が終わった場合、複数の発熱体の列に対して相対的に垂直に用紙を移動させる。
【0034】
また、本発明に係る印刷方法において、印刷工程における印刷は、取得された数が、
(a)記憶された最大数以下の場合、印刷工程にて前回の1列分の印刷が終わり、用紙移動工程にて用紙の移動が開始されて以降に開始され、
(b)記憶された最大数を超える場合、印刷工程にて前回の1列分の印刷が終わり、用紙移動工程にて用紙の移動が開始されてから、所定の時間が経過して以降に開始される
ように構成することができる。
【0035】
本発明の第4の観点に係るホスト装置の制御方法は、入力受付工程と、分割印刷設定コマンド生成工程と、印刷コマンド生成工程と、送信工程と、を備えるように構成する。
【0036】
ここで、入力受付工程では、印刷装置の印刷ヘッド部のうち、同時に駆動可能な発熱体の最大数の入力を受け付ける。
【0037】
一方、分割印刷設定コマンド生成工程では、入力を受け付けられた最大数を指定する分割印刷設定コマンドを生成する。
【0038】
さらに、印刷コマンド生成工程では、文字もしくは図形を指定する印刷コマンドを生成する。
【0039】
そして、送信工程では、生成された分割印刷設定コマンド、もしくは、印刷コマンドを、印刷装置へ送信する。
【0040】
本発明の第5の観点に係るコンピュータ読取可能な情報記録媒体は、コンピュータを、上記印刷装置として機能させるプログラムを記録するように構成する。
【0041】
本発明の第6の観点に係るコンピュータ読取可能な情報記録媒体は、コンピュータを、上記ホスト装置として機能させるプログラムを記録するように構成する。
【0042】
また、本発明の情報記録媒体は、コンパクトディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、または、半導体メモリであるように構成することができる。
【0043】
また、本発明の情報記録媒体をWWW(World Wide Web)のサーバコンピュータに装着して、ここから適宜プログラムをダウンロードし、上記コンピュータに記憶させてプログラムを更新し、更新されたプログラムをコンピュータ(典型的には、プリンタが有するCPUやホスト装置のCPU)に実行させることにより、本発明の印刷装置を実現することができる。
【0044】
また、本発明の印刷装置は、
印字に用いる複数の発熱体を1列に配置する印刷ヘッドと、
前記1列中の複数の発熱体のうち、同時に駆動可能な発熱体の最大数を決定する第1の決定手段と、
前記印刷ヘッドに対し、相対的に印字用紙を移動させる紙送りモータと、
前記紙送りモータが印字用紙を移動させてから、所定の時間待機して前記印刷ヘッドによる次の1列の印字を開始するか、待機せず次の1列の印字を開始するか決定する第2の決定手段と、
を備えた印刷装置であって、
前記第1の決定手段が、同時に駆動可能な発熱体の最大数を前記1列中の発熱体の数と等しいと決定したとき、前記第2の決定手段による決定を無視し、前記紙送りモータが印字用紙を移動させてから、待機せず前記印刷ヘッドによる次の1列の印字を開始するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0045】
また、印字に用いる複数の発熱体を1列に配置する印刷ヘッドと、
前記1列中の複数の発熱体を複数の群に分け、各群毎に同時に駆動可能とし、前記複数の発熱体の同時駆動可能総数を決定する第1の決定手段と、
前記印刷ヘッドに対し、相対的に印字用紙を移動させる紙送りモータと、
前記紙送りモータが印字用紙を移動させてから、所定の時間待機して前記印刷ヘッドによる次の1列の印字を開始するか、待機せず次の1列の印字を開始するか決定する第2の決定手段と、
を備えた印刷装置であって、
前記第1の決定手段が、前記発熱体の同時駆動可能総数を前記1列中の発熱体の数と等しいと決定したとき、前記第2の決定手段による決定を無視し、前記紙送りモータが印字用紙を移動させてから、待機せず前記印刷ヘッドによる次の1列の印字を開始するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0046】
さらに、第1の決定手段は、ホストコンピュータから受信したコマンドに基づいて、同時に駆動可能な発熱体の最大数または総数を決定することを特徴とする。
【0047】
これらの構成によれば、同時駆動能な発熱体の最大数=1列中の発熱と決定したとき(すなわち、分割印字しないと決定したとき)、紙送りモータが停止するまで待機する必要がないため、高速に印字が可能である。また、紙送りモータが停止しないため、次の1列の印字ドットとの間に隙間があかず、なめらかにつながり、きれいな印字が可能となる。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0049】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る印刷装置とホスト装置の様子を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
【0050】
印刷装置101は、ホスト装置151と、ケーブル191により接続されている。ホスト装置151で動作するアプリケーションが、ユーザの入力などに応じて指令データを生成し、当該指令データが、ケーブル191を介してホスト装置151から印刷装置101へ伝送される。
【0051】
印刷装置101は、伝送された指令データにしたがって動作する。この指令データには、以下のようなものがある。
【0052】
(i)印刷コマンド。文字や図形をパラメータとして、あるいはコマンドそものとして指定する。典型的には、当該文字に対応するASCII(American Standard Code for Information Interchange)コードが用いられる。
【0053】
(ii)改行コマンド。印刷行を改行する。典型的には、改行に対応するASCIIコードが用いられる。
【0054】
(iii)分割印刷設定コマンド。印刷装置101の印刷ヘッドに配置された発熱体を同時に駆動できる最大数を指定する。フォーマットは以下の通りである。ここで、0xは十六進数を表す接頭辞である。
【0055】
0x1B 0x20 0x02 pl ph
このコマンドにより、最大数としてpl+ph×256が指定されたことになる。
【0056】
なお、印刷装置101とホスト装置151との接続には、ケーブル191によらずに、無線LAN(Local Area Network)や赤外線通信などの各種の通信技術を適用することができ、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0057】
図2は、第1の実施形態に係る印刷装置101の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
【0058】
印刷装置101の各部は、CPU102によって制御される。受信部103は、ケーブル191を介してホスト装置151と接続される。指令データが受信部103に到達したことが検知されると、CPU102に対して受信割り込みが発生する。CPU102は、受信割り込み処理の中で、受信部103に当該指令データを受信させ、当該指令データをRAM104内に確保された受信バッファ105に記憶して、割り込み処理を終了する。
【0059】
一方、割り込みが発生していないとき、CPU102は、受信バッファ105が空か否かを判断し、受信バッファ105に指令データが記憶されている場合は、それを順次FIFO(First In First Out)的に取り出して、当該指令データを解釈する。
【0060】
指令データが文字や図形を印刷する印刷コマンドである場合は、当該印刷コマンドに指定された文字や図形のフォント情報を適宜ROM106からとりだして、RAM104内に用意されたプリントバッファ107に展開する。
【0061】
プリントバッファ107が一杯になったり、解釈した指令データが改行コマンドであった場合は、プリントバッファ107に展開された印刷イメージにしたがって、印刷ヘッド108、プラテン109、用紙送りローラ110を駆動して、文字や図形を用紙201に印刷する。
【0062】
印刷ヘッド108には、一列に640個の発熱体が並んでおり、この発熱体が熱を発すると、感熱用紙が黒変して、文字や図形が印刷される。また、感熱インクリボンを使った場合には、発熱体が発熱した部分に相当するリボンが普通紙に転写されて文字や図形が印刷される。
【0063】
なお、印刷の詳細については、後述する。
【0064】
用紙送りローラ110の駆動源としてステッピングモータを用いる。ステッピングモータの位相を変化させると、用紙送りローラ110が回転する。
【0065】
図3は、用紙送りローラ110のステッピングモータの位相を変化させるタイミングと、当該位相変化による用紙送りローラ110の回転量の時間変化を示すグラフである。横軸は時間であり、縦軸は、用紙送りローラ110の回転量である。
【0066】
図3に示すように、位相を変化させてから、実際にその変化に応じた回転が完了するまでには、ある程度の時間がかかる。本願では、この時間を「遅れ時間」と呼ぶ。
【0067】
指令データが印刷装置101を設定する設定コマンドである場合、当該設定指令により指定されるパラメータをフラッシュメモリ111に不揮発に記憶する。このような設定コマンドには、上述の分割印刷設定コマンドがあり、このコマンドの場合には、指定された最大数がフラッシュEEPROM111内の最大数記憶領域112に記憶される。
【0068】
なお、当該パラメータをRAM104に揮発的に記憶することとし、分割印刷設定コマンドをまだ受信していないときには、ROM106等に記憶された既定値を用いるような実施形態や、ROM106等に記憶された既定値を印刷装置101の電源投入時にRAM104に転送するような実施形態を採用することもでき、当該実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0069】
(割り込み処理)
図4は、印刷装置101において、受信部103が指令データの到着を検知して、CPU 102に対して受信割り込みを発生させることにより起動される割り込み処理の流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。
【0070】
まず、CPU 102は、受信部103を介して、ホスト装置151から送信された指令データを1バイト受信させる(ステップS401)。
【0071】
次に、RAM 104内に用意された受信バッファ105に、受信した指令データを追加する(ステップS402)。受信バッファ105は、環状バッファによって構成することができ、キューのように働く。受信バッファ105に記憶された指令データは、後述する通常処理によって読み出される。
【0072】
ついで、受信バッファ105が一杯になっているか否かを調べ(ステップS403)、一杯になっている場合(ステップS403;Yes)、ホスト装置151との接続インターフェース(受信部103)のビジー信号線にビジー状態である旨を出力して(ステップS404)、本割り込み処理を終了する。これにより、ホスト装置151は、これ以上指令データを送信することができない旨を知得することができる。
【0073】
ビジー信号線に出力される信号の状態は、後述する通常処理によっても変更される。
【0074】
一方、一杯になっていない場合(ステップS403;No)、本割り込み処理を終了する。
【0075】
(通常処理)
図5は、印刷装置101において実行される通常処理の流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。
【0076】
まず、CPU 102は、受信バッファ105に指令データが記憶されているか否かを調べる(ステップS501)。記憶されていない場合(ステップS501;No)、待機して(ステップS502)、ステップS501に戻る。待機中には、ほかの処理を実行することができる。
【0077】
一方、受信バッファ105に指令データが記憶されている場合(ステップS501;Yes)、記憶されている先頭の指令データを読み出す(ステップS503)。受信バッファ105は、キューのように構成されているため、本ステップを実行すると、必ず受信バッファ105には空きが生じる。そこで、ビジー信号線の状態を、非ビジー状態に変更する(ステップS504)。
【0078】
さらに、読み出した指令データの種類を調べる(ステップS505)。指令データが、分割印刷設定コマンドである場合(ステップS505;分割印刷設定)、指定された最大数パラメータを取得する(ステップS506)。本実施形態では、分割印刷設定コマンドは複数バイトからなるため、受信バッファ105から残りのパラメータ列を読み出すこととなる。したがって、このステップでは、ステップS503と同様の処理を実行する。
【0079】
次に、取得された最大数パラメータを、フラッシュEEPROM111内の最大数記憶領域112に記憶して(ステップS507)、ステップS501に戻る。
【0080】
なお、ステップS506の後、指定された最大数パラメータが正しい値の範囲にあるか否かをチェックしてもよい。本実施形態においては、上述の通り、印刷ヘッド108には、一列に640個の発熱体が並んでいるため、有効な最大数パラメータの値は、1〜640である。これ以外の値が指定された場合には、ホスト装置151にエラーを報告してもよいし、デフォルト値に設定してもよいし、現在の設定を維持してもよい。
【0081】
一方、印刷コマンドである場合(ステップS505;印刷)、指定されている文字や図形のフォント定義をROM 106から読み出して(ステップS508)、これを印刷イメージとして、プリントバッファ107に展開する(ステップS509)。
【0082】
さらに、展開された印刷イメージが1行分の幅に至ったか(本実施形態では、幅640ドットに達したか)否かを調べ(ステップS510)、至っている場合は、印刷処理を実行して(ステップS511)、ステップS501に戻る。
【0083】
印刷処理の詳細については、後述する。
【0084】
一方、改行コマンドである場合(ステップS505;改行)、ステップS511に進む。
【0085】
また、その他のコマンドである場合(ステップS505;その他)、対応する処理を実行して(ステップS512)、ステップS501に戻る。
【0086】
(印刷処理の詳細)
図6は、印刷処理の詳細な流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。
【0087】
まず、CPU 102は、印刷すべきライン数を調べる(ステップS601)。たとえば、文字フォントとして幅8ドット×高さ16ドットのものを使用している場合は、印刷すべきライン数は16ドットとなる。
【0088】
以下、当該ライン数だけ、ステップS603〜ステップS607の処理を繰り返す(ステップS602)。
【0089】
まず、印刷すべき先頭の1ラインのうち、発熱体を駆動するように指定されているドット数を調べる(ステップS603)。本実施形態では、印刷イメージは、プリントバッファ107内では、発熱体を駆動するところ(黒く印刷するところ)にビット単位で1を立て、駆動しないところ(印刷しないところ)はビット単位で0にクリアするように記憶している。したがって、640ドットのうち、1が立っているドットが何個あるか調べることになる。
【0090】
次に、当該ドット数が、フラッシュEEPROM 111内の最大数記憶領域に記憶された最大数以下であるか否かを調べる(ステップS604)。
【0091】
最大数以下である場合(ステップS604;Yes)、当該ラインの印刷イメージにしたがって、印刷ヘッド108の発熱体を発熱させて、1ライン分の印刷を行う(ステップS605)。さらに、用紙送りローラを駆動して、用紙を1ライン分だけ紙送りし(ステップS606)、次のラインを印刷すべきラインの先頭のラインに設定し直してから(ステップS607)、ステップS602に戻る。
【0092】
一方、最大数を超える場合(ステップS604;No)、所定の待機時間だけ待機する(ステップS608)。
【0093】
この「所定の待機時間」としては、以下のものを用いることができる。
・「所定の待機時間」として、「遅れ時間」を採用する。
【0094】
ついで、当該ラインの印刷イメージのうち、1が立っているドットから、記憶された最大数を超えないようにドットを選択する(ステップS609)、当該選択したドットについて発熱体を駆動して(ステップS610)、当該ラインの一部を印刷する。
【0095】
当該ラインの印刷イメージのうち1が立っているドットすべてについて、発熱体が駆動されるまでステップS609〜ステップS610を繰り返す(ステップS611)。
【0096】
本実施形態では、1ラインの左端から順に最大数個になるまで1が立っているドットを選択して1ラインを分割し、分割されたドット群について、左から順に発熱体を駆動する。
【0097】
ステップS609〜ステップS611のように、1ラインを分割して印刷することにより、印刷ヘッド108における消費電力を抑えることができる。
【0098】
図7は、1ラインのすべてのドットを印刷する場合の印刷結果の様子を示す説明図である。なお、本図においては、理解を容易にするため、1ラインの高さを誇張して描いてある。
【0099】
ステップS608の待機処理を行わずに分割印刷をすると、図3に示すようなステッピングモータの位相変化と角度変化特性により、1ラインの各ドットが分割に応じてずれて印刷されてしまう。この様子を図7(b)「従来の手法」に示す。
【0100】
本実施形態では、ステップS608の待機処理を行うため、ステッピングモータが正しい角度に設定され、1ライン分紙送りがされてから当該1ラインの印刷が開始されることが保証される。この様子を図7(a)「本発明の手法」に示す。
【0101】
また、ステップS605では、1ラインに含まれるすべてのドットについて印刷が行われ、1ラインは分割されないので、待機は必要ない。なお、待機するような実施形態を採用することもできる。この場合、印刷スピードは落ちるが、各ラインが正確に等間隔に並ぶことになる。したがって、高画質の印刷結果が求められる場合に適している。
【0102】
ついで、1ライン分の発熱させるべきドットをすべて発熱させて印刷したら(ステップS611;1ライン分終了)、ステップS606に進む。
【0103】
ステップS602〜ステップS607の繰返し処理が終了したら、プリントバッファ107から印刷したラインの印刷イメージをすべて消去して(ステップS612)、本処理を終了する。
【0104】
(ホスト装置)
図8は、ホスト装置151の概要構成を示す模式図である。
【0105】
ホスト装置151は、CPU 801によって制御される。CPU 801は、ROM 802や外部記憶装置(ハードディスク、フロッピーディスク、CD−ROMなど)803に記憶されたプログラムをRAM 804に読み出して実行する。
【0106】
プログラムを実行することによりアプリケーションが開始されると、ユーザはキーボードやマウスなどの入力装置805を用いてアプリケーションに対する指示を出す。これにより、印刷装置101に対する処理を実行する場合は、CPU801が、印刷コマンド、改行コマンド、分割印刷設定コマンドなどをRAM804に展開してから、インターフェース806を介して印刷装置101へ送信する。
【0107】
アプリケーションにおける処理の結果は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどの表示装置807に表示される。
(その他の実施例)
本発明においては、一般的なホストPC(パーソナルコンピュータ)の電源を共用するため、12Vを電源電圧とした。従来、24V仕様の紙送りモータを12Vで使用したため、通電エネルギー(消費電力)を抑えるため、多分割駆動を行っている。ここでいう多分割駆動とは、1ドットライン分のデータを左端から検索し、指定されたドット数(128、96、64)ごとに通電を行う制御のことである。つまり、1ドットライン毎に印字データによって分割数が変化するものである。
【0108】
このヘッドは、640ドットの印字素子を備えている。例えば、128ドット数を指定し、128ドットごとに通電を行うとし、1ドットライン分の黒データが全部で640ドットあるとすれば、結果として5分割されることになる。また、128ドットごとに通電を行うとし、1ドットライン分の黒データが全部で128ドットあるとすれば、結果として分割されないことになる。12Vで紙送りモータを駆動するため、紙送り速度が遅くなり、1ドットライン中の印字ドット数のカウントが可能のため、実現できた。また、ドット数を数えてから分割を行う方が、消費電流が平均化され、望ましい結果が得られた。
【0109】
一方、24V仕様の紙送りモータを24Vで駆動したときは、紙送り速度が速いため、印字ドット数をカウントできないことがある。その場合は、1ドットラインの発熱分割数(0〜10)を先に決め、分割数に応じて発熱体の発熱領域を割り当て、分割印字を行う。例えば、分割数が10のときは、1ドットラインが640ドットとすると、64ドットずつ10の領域に分け、印字すべき黒ドット数によらず、10の領域をそれぞれずらして印字を行うことになる。
【0110】
ここで、ホストPCからプリンタに送信されてきた、コマンドA(例えばESC A n)によって、指定ドット数nを640(分割しない)〜64まで変化することができる。指定ドット数が640(n=640)のとき消費電力が最大であり、指定ドット数64(n=64)のとき消費電力が最小である。
【0111】
また、ホストPCからプリンタに送信されてきた、コマンドB(例えばESCB n)によって、紙送りモータが止まる(つまりプラテンが停止し、印字用紙が停止する)まで待機(図6のステップS608)してから印字するか(n=0)、待機せず紙送りモータが動いたままで印字するか(n=1)、選択することができる。
【0112】
もちろん、コマンドA,Bの代わりに、プリンタ内部に設けられたDIPスイッチA,Bやフラッシュメモリ内部のメモリスイッチA,Bによっても設定することも可能である。また、メモリスイッチAまたはBとコマンドAまたはBを併用してもよい。
【0113】
メモリスイッチAとコマンドAとを併用した場合、メモリスイッチAに書き込まれた情報をRAMに読み出し、その後、ホストPCからコマンドAを受信したらRAMに上書きする。印字するときは、CPUは、RAMの最新情報を読み出し、指定ドット数を決定する。メモリスイッチBとコマンドBについても同様である。
【0114】
指定ドット数が640でないとき、ステップS608(図6)のように、紙送りモータが止まるまで待ってから印字を行えば、分割印字を行っても、ずれが生じない。このとき、ステップS608の待機を行わず、紙送りモータが止まるまで待たずに印字すれば、高速で印字を行うことができる。
【0115】
一方、指定ドット数が640のとき(すなわち、分割を行わないとき)、紙送りモータが止まるまで待ってから印字する必要はなく、紙送りモータが動きながらでも一括印字が可能である。従って、コマンドAによって指定ドット数が640に決定されたときは、紙送りモータの待機に関するコマンドBを無視し、常に紙送りモータ非待機とすることが望ましい。
【0116】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、消費電力の少ないサーマルプリンタを実現するのに好適な印刷装置、ホスト装置、印刷方法、ホスト装置の制御方法、ならびに、これらを実現するプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る印刷装置とホスト装置の様子を示す図。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る印刷装置の概要構成を示す模式図。
【図3】 用紙送りローラのステッピングモータの位相を変化させるタイミングと、当該位相変化による用紙送りローラの回転量の時間変化を示すグラフ。
【図4】 割り込み処理の流れを示すフローチャート。
【図5】 通常処理の流れを示すフローチャート。
【図6】 印刷処理の流れを示すフローチャート。
【図7】 印刷結果の概要を示す説明図。
【図8】 ホスト装置の概要構成を示す模式図。
【符号の説明】
101 印刷装置
102 CPU
103 受信部
104 RAM
105 受信バッファ
106 ROM
107 プリントバッファ
108 印刷ヘッド
109 プラテン
110 用紙送りローラ
111 フラッシュEEPROM
112 最大数記憶領域
151 ホスト装置
191 ケーブル
201 用紙
801 CPU
802 ROM
803 外部記憶装置
804 RAM
805 入力装置
806 インターフェース
807 表示装置

Claims (10)

  1. ホスト装置から送信される指令データを受信する受信部と、
    複数の発熱体を1列に配置する印刷ヘッド部と、
    前記1列中の複数の発熱体のうち、同時に駆動可能な発熱体の最大数を記憶する記憶部と、
    前記指令データが同時に駆動可能な発熱体の最大数を指定する分割印刷設定コマンドである場合、当該指定された最大数を前記記憶部に記憶させる分割印刷設定コマンド処理部と、
    前記指令データが文字または図形を指定する印刷コマンドである場合、当該文字または図形を、前記1列中の複数の発熱体のいずれを駆動するかを表す印刷イメージに展開して蓄積する印刷コマンド処理部と、
    前記蓄積された印刷イメージから前記1列中の複数の発熱体のうち、駆動すべきものの数を取得する数取得部と、
    前記取得された数が、
    (a)前記記憶された最大数以下である場合、前記印刷イメージに基づき前記1列中の複数の発熱体を同時に駆動し、
    (b)前記記憶された最大数を超える場合、前記1列中の複数の発熱体を、同時に駆動する数が前記記憶された最大数以下になるように分割して、前記印刷イメージに基づき前記複数の発熱体を駆動することによって
    前記印刷イメージのうち、前記1列中の複数の発熱体に相当する部分を印刷する印刷部と、
    前記印刷部により、前記印刷ヘッドに配置された複数の発熱体の1列分に相当する幅の印刷が終了後、前記複数の発熱体の列に対して相対的に垂直に用紙を移動させる用紙移動部と、を備え、
    前記印刷部は、さらに、前記取得された数が、
    (c)前記記憶された最大数以下の場合、前回の1列分の印刷が終わり、前記用紙移動部による用紙の移動が開始されて以降に、所定の待機時間を取らずに次の印刷を開始し、
    (d)前記記憶された最大数を超える場合、前回の1列分の印刷が終わり、前記用紙移動部による用紙の移動が開始されてから、所定の時間待機して、用紙の移動が停止した以降に次の印刷を開始する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記用紙移動部は、これが有するステッピングモータを位相変化させて用紙を移動させる
    ことを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  3. 前記用紙は、感熱用紙である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記用紙と、前記複数の発熱体と、の間に配置される感熱インクリボン
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  5. ホスト装置から送信される指令データを受信する受信工程と、
    前記指令データが同時に駆動可能な発熱体の最大数を指定する分割印刷設定コマンドである場合、当該指定された最大数を記憶する分割印刷設定コマンド処理工程と、
    前記指令データが文字または図形を指定する印刷コマンドである場合、当該文字または図形を、前記1列中の複数の発熱体のいずれを駆動するかを表す印刷イメージに展開して蓄積する印刷コマンド処理工程と、
    前記蓄積された印刷イメージから前記1列中の複数の発熱体のうち、駆動すべきものの数を取得する数取得工程と、
    前記取得された数が、
    (a)前記記憶された最大数以下である場合、前記印刷イメージに基づき前記1列中の複数の発熱体を同時に駆動し
    (b)前記記憶された最大数を超える場合、前記列中の複数の発熱体を、同時に駆動する数が前記記憶された最大数以下になるように分割して、前記印刷イメージに基づき前記複数の発熱体を駆動することによって
    前記印刷イメージのうち、前記1列中の複数の発熱体に相当する部分を印刷する印刷工程と、
    前記印刷工程にて、前記印刷ヘッドに配置された複数の発熱体の1列分に相当する幅の印刷が終了後、前記複数の発熱体の列に対して相対的に垂直に用紙を移動させる用紙移動工程と、を備え、
    前記印刷工程は、さらに、前記取得された数が、
    (a)前記記憶された最大数以下の場合、前回の1列分の印刷が終わり、前記用紙移動工程にて用紙の移動が開始されて以降に、所定の待機時間を取らずに次の印刷を開始し、
    (b)前記記憶された最大数を超える場合、前回の1列分の印刷が終わり、前記用紙移動工程にて用紙の移動が開始されてから、所定の時間待機して、用紙の移動が停止した以降に次の印刷を開始する
    ことを特徴とする印刷方法。
  6. コンピュータを、請求項1からのいずれか1項に記載の印刷装置として機能させる
    ことを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  7. 前記情報記録媒体は、コンパクトディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、または、半導体メモリである
    ことを特徴とする請求項に記載の情報記録媒体。
  8. 印字に用いる複数の発熱体を1列に配置する印刷ヘッドと、
    前記1列中の複数の発熱体のうち、同時に駆動可能な発熱体の最大数を決定する第1の決定手段と、
    前記印刷ヘッドに対し、相対的に印字用紙を移動させる紙送りモータと、
    前記紙送りモータが印字用紙の移動を開始させてから、所定の時間待機して用紙の移動が停止した以降に前記印刷ヘッドによる次の1列の印字を開始するか、待機せず次の1列の印字を開始するか決定する第2の決定手段と、
    を備えた印刷装置であって、
    前記第1の決定手段が、同時に駆動可能な発熱体の最大数を前記1列中の発熱体の数と等しいと決定したとき、前記第2の決定手段による決定を無視し、前記紙送りモータが印字用紙の移動を開始させてから、待機せず前記印刷ヘッドによる次の1列の印字を開始するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  9. 印字に用いる複数の発熱体を1列に配置する印刷ヘッドと、
    前記1列中の複数の発熱体を複数の群に分け、各群毎に同時に駆動可能とし、前記複数の発熱体の同時駆動可能総数を決定する第1の決定手段と、
    前記印刷ヘッドに対し、相対的に印字用紙を移動させる紙送りモータと、
    前記紙送りモータが印字用紙の移動を開始させてから、所定の時間待機して用紙の移動が停止した以降に前記印刷ヘッドによる次の1列の印字を開始するか、待機せず次の1列の印字を開始するか決定する第2の決定手段と、
    を備えた印刷装置であって、
    前記第1の決定手段が、前記発熱体の同時駆動可能総数を前記1列中の発熱体の数と等しいと決定したとき、前記第2の決定手段による決定を無視し、前記紙送りモータが印字用紙の移動を開始させてから、待機せず前記印刷ヘッドによる次の1列の印字を開始するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  10. 請求項またはの第1の決定手段は、ホストコンピュータから受信したコマンドに基づいて、同時に駆動可能な発熱体の数を決定することを特徴とする印刷装置。
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