JP4646366B2 - 粒状固体のディスパージョン - Google Patents
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Description
本発明は、水中の粒状固体のディスパージョンまたはスラリー、特に、通常、凝集、沈降、またはフェイズアウト(phase out)する傾向にある鉱物質固体のディスパージョンに関し、ならびに、それらをより加工しやすくするようにスラリーの粘度を改良するために、そのような鉱物質粒子を含むスラリーにおけるこれらの現象を抑制する方法に関する。
【0002】
本発明は、様々な粒状固体のスラリー、例えば、製紙工業のための炭酸カルシウムおよびセラミック工業において使用するクレーのスラリーを生成するのに適しているが、実際には、本発明は、高濃度の任意の固体粒子の加工しやすい水性ディスパージョンまたはスラリーを生成するのに用いられることもできる。
【0003】
そのような水性ディスパージョンを生成する以前の試みは、例えば、ヨーロッパ特許第B−0129329号に開示されている。これは、分子量が1,500から6,000であり1つ以上のエチレン性不飽和モノマーから形成され、カルボキシル基およびスルホン酸基から選択される酸基を有する水溶性ポリマーを含む顔料スラリーを開示している。本発明は、この先行技術より高い性能を示す。
【0004】
米国特許第A−4,868,228号は、鉱物質物質の水性サスペンションでの粉砕助剤(grinding agent)を開示し、特に、そのような粉砕助剤を鉱物質固体の粘性の低い水性サスペンションを生成するのに用いることを開示している。粉砕助剤は、1価の官能基を有する少なくとも1つの中和剤および多価の官能基を有する少なくとも1つの中和剤によって、完全に中和されているアクリル酸のポリマーおよび/またはコポリマーであると記載されている。
【0005】
ヨーロッパ公開第A2−0705892号は、分散剤として、ホスホノカルボン酸または以下の式で表される水溶性のそれらの塩を含む、水中の固体粒子のディスパージョンまたはスラリーを教示している。
H[CHRCHR]n−PO3M2/v
式中、各単位において、少なくとも1つのR基は、COOM1/v基であり、他のR基は、水素、またはCOOM1/v、ヒドロキシル、ホスホノ、スルホノ(sulphono)、スルフェート(sulphato)、C1−7アルキル基;またはカルボキシレート、ホスホノ、スルホノ、スルフェートおよび/またはヒドロキシで置換されたC1−7アルキル基もしくはC1−7アルケニル基であり;各Mは、ホスホネーティッドカルボキシレートを水溶性にするカチオンであり;n(ポリマー鎖中の重合された形態のモノマー単位の数)は、1から6であり、好ましくは5未満、例えば1から3である。この先行技術により分散させられた固体粒子は、1mmより小さい、例えば0.5mmより小さい、好ましくは0.5から100μm、特に好ましくは1から50μmの粒子サイズを有することが好ましい。
【0006】
本発明は、水中の固体粒子の改良されたディスパージョンまたはスラリーを提供しようとしている。例えばPCT/US 91/94539に記載されているように、微細な鉱物質の安定なディスパージョンを得るのは非常に困難であることはよく知られており;ゆえに、かなりの部分の粒子サイズが2μm未満の微細な固体粒子の安定なディスパージョンを生成することに特別な関心がある。
【0007】
本発明は、それゆえに、水および少なくとも1つの分散剤を含む媒体中の粒状固体のディスパージョンであって、該分散剤が以下を含む水溶性ポリマーを含むものであるディスパージョンを提供する:
【化5】
式中、Xは、H、Na、K、Ca、Mg、NH4 +またはAであり;Aは、重合された形態の、
【化6】
[式中、R1はH、OH、C1からC9のアルキルもしくはアルコキシ、またはアセトキシ、またはアセテートであり、
R2は、H、C1からC3アルキルもしくはアルコキシ、COOR3であり、
R3は、H、Na、K、またはC1からC10アルキルである、
ただし、R2がCOOR3の時には、上記化合物は酸無水物であることができる]、
ヒドロキシプロピルアクリレート、プロピルメタアクリレート、2−アクリルアミド−2−プロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウム、メチルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸、およびそれらの塩;アクリルアミド、メタアクリルアミド、t−ブチルアクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、スチレン、ビニルアセテート、アリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルスルホネート、およびジアルキルアクリルアミドを1種以上含む、ポリマー、コポリマー、またはそれらの水溶性の塩であり、さらに、式中Aは、重合された形態の少なくとも10個のモノマーを含む。
【0008】
重合された形態中のモノマーの数は、10から100以下、好ましくは15から85、最も好ましくは25から60であることができる。分散剤は、1000から10,000の重量平均分子量を有することができ、2000から6000の重量平均分子量を有する分散剤が特に好ましい。粘性の低い安定なディスパージョンは、より分子量の高い分散剤を用いて得ることができるが、6000より高い分子量のポリマーではゲル生成の傾向が増すので、ある用途において不利になることがある。
【0009】
本発明は、非常に微細な粒子のディスパージョン、例えば、粒子の70%以上が2μm未満である、好ましくは70%以上が1μm未満であるもののディスパージョンの生成に、特に適している。本発明は、特に、粒子の95%以上が1μm未満である、微細な粒子のディスパージョンに有効である。
【0010】
水溶性分散剤としては、ホスホノ基を末端基とするアクリル酸のホモポリマー、またはコポリマーが好ましい。分散剤がコポリマーである場合、他のモノマーは、
マレイン酸、または無水マレイン酸、メタアクリル酸、スルホニック(sulfonic)不飽和モノマー、または、任意のCOOH基を有する不飽和重合性モノマーであることができる。そのようなポリマーは、例えば、米国特許第4,046,707号、米国特許第5,376,731号、米国特許第5,077,361号、および米国特許第5,294,686号に従って生成されることができる。
【0011】
分散または懸濁させられる固体は、水性媒体中に分散または懸濁させられるのに、十分に化学的に不活性な任意の粒状固体であることができる。粒子は、好ましくは、無機物であり、本質的には、水に溶解しない。例えば、炭酸カルシウム、クレー、カオリン、タルク、および、金属酸化物が挙げられる。
【0012】
液体媒体は、水または水を含む溶液であることができる。この媒体は、アルコール、グリコール、界面活性剤、または、湿潤剤も含むことができる。
【0013】
本発明の組成物は、少なくとも2つの重要な利点、すなわち、ディスパージョンの粘性を減少させること、およびゲルを生成するディスパージョンの傾向を減少させることを有し、これらは特に微細な粒子のディスパージョンにおいて得られる。加えて、これらの利点は、ディスパージョン中の固体粒子の重量%が高い、例えば、60%より高い、好ましくは75%より高い系で得られる。
【0014】
最後に、本発明は、水性媒体を、固体粒状物質のディスパージョンを生成する前または後に、有効量の少なくとも1つの分散剤と接触させることを含む、水性媒体中の固体粒状物質のディスパージョンの粘性を減少させる方法であり、該分散剤は、以下を含む水溶性ポリマーを含むものである方法を提供する:
【化7】
式中、Xは、H、Na、K、Ca、Mg、NH4 +またはAであり;Aは、重合された形態の、
【化8】
[式中、R1はH、OH、C1からC9のアルキルもしくはアルコキシ、またはアセトキシ、またはアセテートであり、
R2は、H、C1からC3アルキルもしくはアルコキシ、COOR3であり、
R3は、H、Na、K、またはC1からC10アルキルである、
ただし、R2がCOOR3の時には、上記化合物は酸無水物であることができる]、
ヒドロキシプロピルアクリレート、プロピルメタアクリレート、2−アクリルアミド−2−プロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウム、メチルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸、およびそれらの塩;アクリルアミド、メタアクリルアミド、t−ブチルアクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、スチレン、ビニルアセテート、アリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルスルホネート、およびジアルキルアクリルアミドを1種以上含む、ポリマー、コポリマー、またはそれらの水溶性の塩であり、さらに、式中Aは、重合された形態において、少なくとも10個のモノマーを含む。
【0015】
微細な炭酸カルシウムのディスパージョンを生成するための、3つの一般的な方法がある。
1)(マーブルダスト(marble dust)を含む)天然の炭酸カルシウム、水および分散剤を一緒にし、混合し、スラリーを生成する方法;
2)ソーダ石灰(水酸化カルシウム)および二酸化炭素の水溶液から炭酸カルシウムを沈降させ、沈降する鉱物質を集め、水、および分散剤と混合し、スラリーを生成する方法;および
3)所望の粒子サイズにするために炭酸カルシウムを粉砕し、水、および分散剤と混合し、スラリーを生成する方法。
本発明は、さらに以下の実施例に基づいて説明される。
【0016】
粗いまたは細かい沈降炭酸カルシウムのディスパージョンを調製するための一般法(A)およびその粘度の測定
a)ビーカー中の水に分散剤を溶解し、水溶液を生成し、
b)その後、水溶液を攪拌し、分散される鉱物質固体をそれに加え(凝集を防ぐために、ゆっくり添加する必要がある)、
c)鉱物質固体の添加後、攪拌は約10分間行われ、
d)最後に、粘度を、即座に、1時間後に、24時間後に、48時間後に、ブルックフィールド、フォードカップ等といった公知の粘度計を用いて、測定する。
【0017】
粉砕された天然の炭酸カルシウムのディスパージョンを調製するための一般法(B)およびその粘度の測定
a)水、分散剤、および、粉砕される天然のカルシウムの鉱物質ソースを、粉砕助剤(ボール)を含む容器に導入し、
b)所望の粒子サイズが得られるまで、溶液を振とうまたは攪拌し、
c)溶液の粘度を、即座に、1時間後に、24時間後に、48時間後に、測定する。粘度は、ブルックフィールド、フォードカップ等といった公知の粘度計を用いて、測定されることができる。
ゲル化傾向(gel tendency)
ゲル化傾向とは、ポリマー固体のゲル相(gel phase)を示す傾向を表す。ゲル相を測定する方法の1つとしては、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)が挙げられる。
上記の試験で用いた分散剤は、以下の表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
キー(key):
DISPEX N40、DISPEX DP6、およびDISPEX 2695はAllied Colloids Limitedから入手できる、市販の分散剤である。DISPEXは、Allied Colloids Limitedが所有している登録商標である。
AA=アクリル酸
MALAC=マレイン酸
AMPS=2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン酸
EA=エチルアクリレート
HEA=ヒドロキシエチルアクリレート
HPA=ヒドロキシプロピルアクリレート
分散剤1、10、および11は、連鎖移動剤として、イソプロピルアルコール(IPA)用いた公知の方法で、調製された。分散剤2、6および9は、連鎖移動剤として、次亜リン酸ナトリウム(NaHP)を用いて調製された。分散剤7および8は、メタ重亜硫酸ナトリウム(SMBS)を用いて調製され、分散剤A−Iは、ホスホネートを含む本発明のポリマーであり、連鎖移動剤として、亜リン酸(H3PO3)を用いて調製された。
【0020】
実施例1:沈降炭酸カルシウムの70%の粒子サイズが2ミクロン未満であるディスパージョンの、粘度およびゲル化傾向の測定
沈降炭酸カルシウムの70%の粒子サイズが2ミクロン未満である水性ディスパージョンは、上記の一般法(A)を用いて調製された。粘度およびゲル化傾向の結果を、以下の表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】
上記の結果は、本発明で用いられた分散剤、すなわち、C、D、およびGは、分散剤1および2よりかなり粘性の低いディスパージョンを提供することを示している。また、特に、分散剤CおよびDを用いた際のゲル化傾向は、分散剤として、ホスホネート基を含まないポリマーを用いた類似のディスパージョンのゲル化傾向より、かなり低い。
【0023】
実施例2:粉砕された天然の炭酸カルシウムの79−83%の粒子サイズが1ミクロン未満の際の、粘度およびゲル化傾向の測定
粉砕された天然の炭酸カルシウムの79−83%の粒子サイズが1ミクロン未満である水性ディスパージョンは、上記の一般法(B)を用いて調製された。粘度およびゲル化傾向の結果を、以下の表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】
上記の結果は、ホスホネート基を含み、本発明に従って調製された分散剤Aは、比較例の分散剤3、4、5、および6と比べて、好適な粘度およびゲル化傾向を提供することを示している。
【0026】
実施例3:沈降炭酸カルシウムの95%の粒子サイズが1ミクロン未満の際の、粘度およびゲル化傾向の測定
沈降炭酸カルシウムの95%の粒子サイズが1ミクロン未満である水性ディスパージョンは、上記の一般法(A)を用いて調製された。粘度およびゲル化傾向の結果を、以下の表4に示す。
【0027】
【表4】
【0028】
表4の結果から、ホスホノポリカルボン酸は、95%の粒子サイズが1ミクロン未満である分散された炭酸カルシウムの、粘度およびゲル化傾向をかなり改良することができることが分かる。
【0029】
実施例4:分散剤12(ヨーロッパ公開第A−0569731号の実施例1に従って調製された、ヨーロッパ公開第A−705892号の好適なホスホネーティッドオリゴマレエート)の粘度と、分散剤Cの粘度の比較
沈降炭酸カルシウムの90%の粒子サイズが1ミクロン未満である75%の水性ディスパージョンは、上記の一般法(A)を用いて調製された。0.8%の分散剤が用いられた。粘度は、ブルックフィールド粘度計RVモデル(スピンドル4)を用いて、10、20、50、および100rpmで測定された。結果を、以下の表5に示す。
【0030】
【表5】
【0031】
実施例5:分散剤12(ヨーロッパ公開第A−0569731号の実施例1に従って調製された、ヨーロッパ公開第A−705892号の好適なホスホネーティッドオリゴマレエート)のトルク%と、分散剤Cのトルク%の比較
沈降炭酸カルシウムの90%の粒子サイズが1ミクロンより小さい75%の水性ディスパージョンは、上記の一般法(A)を用いて調製された。0.8%の分散剤が用いられた。トルク%は、時間=0、ならびに1、2、7日後に、ブルックフィールド粘度計RV IIIモデル、およびヘリパス(helipath)スピンドル(1rpm/25s−スピンドルC)を用いて測定された。結果を、以下の表6に示す。トルクは、炭酸カルシウムスラリーのゲル化挙動(gelation behaviour)に関係する。
【0032】
【表6】
【0033】
上記の表5および表6の結果が示すように、本発明のホスホネーティッド分散剤は、先行技術の文献ヨーロッパ公開第A−0705892号の分散剤より、かなり改良された性能を示し、数日間放置した後でさえ、粘性の低い安定なディスパージョンを提供する。
Claims (9)
- 水および少なくとも1つの分散剤を含む媒体中の鉱物質粒状固体のディスパージョンであって、該分散剤が以下を含む水溶性ポリマーを含み、該水溶性ポリマーが亜リン酸を用いて調製されるディスパージョン:
R2は、H、C1からC3アルキルもしくはアルコキシ、COOR3であり、
R3は、H、Na、K、またはC1からC10アルキルである、
ただし、R2がCOOR3の時には、上記化合物は酸無水物であることができる]、
ヒドロキシプロピルアクリレート、プロピルメタアクリレート、2−アクリルアミド−2−プロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウム、メチルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸、およびそれらの塩;アクリルアミド、メタアクリルアミド、t−ブチルアクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、スチレン、ビニルアセテート、アリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルスルホネート、およびジアルキルアクリルアミドを1種以上含む、ポリマー、コポリマー、またはそれらの水溶性の塩であり、さらに、式中Aは、重合された形態の少なくとも10個のモノマーを含む。 - ディスパージョンの重量の少なくとも60%の鉱物質粒状固体を含む、請求項1記載のディスパージョン。
- 分散剤の重量平均分子量が1000から10,000である、請求項1記載のディスパージョン。
- 分散剤の重量平均分子量が2000から6000である、請求項1記載のディスパージョン。
- 鉱物質粒状固体の70%以上が2μm未満の粒子サイズを有する、請求項1記載のディスパージョン。
- 分散剤が、重量平均分子量が2000から5800であり、ホスホネート基を末端基とするアクリル酸のホモポリマー、および重量平均分子量が2000から5800であり、ホスホネート基を末端基とするアクリル酸と無水マレイン酸のコポリマーから成る群から選択される、請求項1記載のディスパージョン。
- 鉱物質粒状固体が、1つ以上の炭酸カルシウム、カオリンクレー、タルク、および、金属酸化物から成る群から選択される、請求項1記載のディスパージョン。
- 水性媒体を、固体鉱物質粒状物質のディスパージョンを生成する前または後に、有効量の少なくとも1つの分散剤と接触させることを含む、水性媒体中の固体鉱物質粒状物質のディスパージョンの粘性を減少させる方法であり、該分散剤は、以下を含む水溶性ポリマーを含み、該水溶性ポリマーは亜リン酸を用いて調製される方法:
R2は、H、C1からC3アルキルもしくはアルコキシ、COOR3であり、
R3は、H、Na、K、またはC1からC10アルキルである、
ただし、R2がCOOR3の時には、上記化合物は酸無水物であることができる]、
ヒドロキシプロピルアクリレート、プロピルメタアクリレート、2−アクリルアミド−2−プロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウム、メチルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸、およびそれらの塩;アクリルアミド、メタアクリルアミド、t−ブチルアクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、スチレン、ビニルアセテート、アリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルスルホネート、およびジアルキルアクリルアミドを1種以上含む、ポリマー、コポリマー、またはそれらの水溶性の塩であり、さらに、式中Aは、重合された形態の少なくとも10個のモノマーを含む。 - ディスパージョンが少なくとも60重量%の鉱物質粒状固体を含む、請求項8記載の方法。
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