JP4644362B2 - ボイラー・工業炉用燃料油 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボイラー・工業炉用燃料油に関し、より詳しくは高沸点留分を含みつつ、かつ低温流動性が良好なボイラー・工業炉用燃料油に関する。
【0002】
【従来の技術】
石油精製装置からの中間留分(灯油、軽油及びA重油)は堅調に需要が増大する一方、C重油などの重質油の需要が減退し、中間留分増産のニーズがある。そのニーズに対する対策の一つとして、より高沸点留分をA重油の基材として利用する方法がある。しかし、より高沸点留分をA重油基材として用いた場合、特に寒冷地において、ワックス析出などによりフィルターの目詰まり、流動性の悪化など低温流動性の問題を起こす可能性がある。それは、ヒーター設置などの燃料を使用する装置側から解決できるが、コストアップに繋がるので、全装置には設置されていないのが現状である。そこで、燃料側からの解決方法が望まれ、高沸点留分をA重油基材として活用する方法、すなわち、低温流動性を始め実用性能が良好な高沸点留分を含むA重油が切望されている。
【0003】
より高沸点留分を含むA重油は、目詰まり点、流動点が上昇し、すなわち、低温流動性が悪化し、特に寒冷地においては、実用性能上問題があるため、蒸留性状を軽質化することにより、低温流動性を維持している。しかし、それでは、中間留分基材がC重油などの重質油基材となり、中間留分の増産には応えられない。
【0004】
また、添加剤を加えることにより低温流動性を改善することも知られているが、A重油の場合、軽油ほど顕著な効果はみられない。
さらに、残油流動接触分解装置(RFCC)又は流動接触分解装置(FCC)で生成する分解軽油(LCO;ライトサイクルオイル)を使用する方法も考えられるが、LCOはセタン指数が低く、燃焼性の観点より、通常の燃焼設備(ボイラーなど)では、単独もしくは主基材での使用は難しい。
【0005】
また、常圧残渣油を直接脱硫する際に、分解により得られる直接脱硫軽油(DSGO)を利用することが知られているが、その得率が低いのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような状況に鑑みなされたもので、高沸点留分を含みつつ、かつ低温流動性が良好なボイラー・工業炉用燃料油を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意研究の結果、ライトサイクルオイル(以下、LCOともいう。)、脱ろう脱硫軽油(以下、DWGOともいう。)、直接脱硫軽油(以下、DSGOともいう。)を適量含有させ、及び必要により灯油(以下、KEROともいう。)含有させることにより本発明の目的を効率的に達成しうることを見出し、本発明を完成したものである。
【0008】
すなわち、本発明の要旨は下記のとおりである。
1.下記の項目を満足するボイラー・工業炉用燃料油。
(1)燃料油の、15℃における密度が0.8762g/ミリリットルを超え、硫黄分量が0.3質量%以下、10%残油の残留炭素分量が0.6質量%以下、引火点が60℃以上、50℃における動粘度が1.5〜5.5mm2 /s、総発熱量が39,400kJ/リットル以上、セタン指数が32以上、目詰まり点が−14℃以下及び流動点が−30℃以下である。
(2)ライトサイクルオイル(LCO)25〜65容量%、脱ろう脱硫軽油(DWGO)15〜35容量%、直接脱硫軽油(DSGO)5〜36容量%及び灯油(KERO)0〜15容量%を含有する。
2.DWGOの、目詰まり点が−10℃以下、流動点が−14℃以下、セタン指数が50以上、ノルマルパラフィン成分量が14質量%以下、炭素数20以上のノルマルパラフィン成分量が2.7質量%以下及び90容量%留出温度が340℃以上である前記1記載の燃料油。
3.燃料油の、15℃における密度が0.8800g/ミリリットル以上、50℃における動粘度が2.0〜3.0mm2 /s、セタン指数が35以上及び90容量%留出温度が340℃以上である前記1又は2に記載の燃料油。
4.LCO25〜59容量%、DWGO20〜33容量%、DSGO10〜33容量%及びKERO0〜10容量%を含有するものである前記1〜3のいずれかに記載の燃料油。
5.DWGOの、目詰まり点が−12℃以下、流動点が−16℃以下、セタン指数が55以上、ノルマルパラフィン成分量が13質量%以下、炭素数20以上のノルマルパラフィン成分量が2.0質量%以下及び90容量%留出温度が345℃以上である前記1〜4のいずれかに記載の燃料油。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のボイラー・工業炉用燃料油は、以下に示す性状を有するものである。
まず、15℃における密度は、0.8762g/ミリリットル超えていることが必要である。この密度が0.8762g/ミリリットル以下では充分な発熱量が得られない。好ましい密度は0.8800g/ミリリットル以上である。また、硫黄分量は、煙道の低温腐食防止や環境負荷低減の点から0.3質量%以下であることが必要である。さらに、10%残油の残留炭素分は、煤発生の抑制の点から、0.6質量%以下である。引火点は、取扱いの安全性(JIS A重油1種1号規格)の点から60℃以上であり、50℃における動粘度は、燃焼性及び取扱い性の点から、1.5〜5.5mm2 /sの範囲、好ましくは2.0〜3.0mm2 /sの範囲である。また、総発熱量は、燃料使用量の点から39,400kJ/リットル以上であり、セタン指数は、燃焼性の点から、32以上、好ましくは35以上である。目詰まり点は、低温での目詰まり抑制の点から−14℃以下であり、流動点は、低温での流動性確保の点から−30℃以下である。さらに、90容量%留出温度は、高沸点留分活用の面から、340℃以上が好ましく、345℃以上がより好ましい。
また、アニリン点は、ゴム膨潤性抑制の点から40℃以上が好ましい。さらに、炭素/水素の原子比は、発熱量確保と芳香族含有量の点から6.8〜7.5の範囲が好ましい。
【0010】
次に、本発明のボイラー・工業炉用燃料油の基材の比率について述べる。
ライトサイクルオイル(LCO)は、発熱量確保と燃焼性の点から25〜65容量%、好ましくは25〜59容量%の範囲である。脱ろう脱硫軽油(DWGO)は、発熱量と低温流動性の点から15〜35容量の範囲%、好ましくは20〜33容量%である。直接脱硫軽油(DSGO)は、発熱量確保、硫黄分との関係及び基材の生産バランスとの関係から5〜36容量%、好ましくは10〜33容量%の範囲である。また、灯油(KERO)は高沸点留分の活用、発熱量の確保及び低温流動性との関係から、必要により0〜15容量%、好ましくは0〜10容量%の範囲である。なお、KEROは脱硫された脱硫灯油(DK)を使用してもよい。本発明の燃料油は、その他に本発明の目的を損なわない範囲で、水添脱硫軽質軽油(DGO)、水素化分解軽質軽油(HCGO)などを混合してもよい。
【0011】
さらに本発明の燃料油においては、上記のDWGOとして特定の性状のものを使用することが好ましい。
すなわち、目詰まり点は、低温における目詰まり抑制の点から、好ましくは−10℃以下、より好ましくは−12℃以下であり、流動点は、低温流動性の点から、好ましくは−14℃以下、より好ましくは−16℃以下である。また、セタン指数は、燃焼性の点から、好ましくは50以上、より好ましくは55以上である。ノルマルパラフィン成分量は、低温流動性及び脱ろう度合いとの関係から好ましくは14質量%以下、より好ましくは13質量%以下であり、炭素数20以上のノルマルパラフィン成分量は、低温流動性及び脱ろう度合いとの関係から好ましくは2.7質量%以下、より好ましくは2.0質量%以下である。
【0012】
なお、ここで、LCOは、流動接触分解装置(FCC)又は残油流動接触分解装置(RFCC)により生成する軽質軽油を指す。DWGOは、直留軽質軽油(LGO)を水添脱ろう、脱硫処理して生成する軽質軽油を指す。DSGOは、常圧残油を直接脱硫装置で処理して生成する軽質軽油を指す。
本発明の燃料油には、必要に応じてセタン価向上剤,酸化防止剤,金属不活性剤,低温流動性向上剤,氷結防止剤,腐食防止剤,微生物殺菌剤,助燃剤,帯電防止剤,潤滑性付加剤,着色剤等の添加剤を適宜加えることができる。
【0013】
【実施例】
以下に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこの例になんら限定されるものではない。
なお、燃料油の諸物性は、下記の方法に従って測定した。
(1)密度(15℃):JIS K 2249に準拠
(2)硫黄分量:JIS K 2541に準拠
(3)10%残油の残留炭素分量(10%残炭分):JIS K 2270に準拠
(4)引火点:JIS K 2265に準拠
(5)動粘度(50℃):JIS K 2283に準拠
(6)総発熱量:JIS K 2279に準拠
【0014】
(7)セタン指数:JIS K 2204に準拠
(8)目詰まり点:JIS K 2288に準拠
(9)流動点:JIS K 2269に準拠
(10)ノルマルパラフィン成分量(n−P):ガスクロマトグラフィーを用いて測定
(11)炭素数20以上のノルマルパラフィン成分量(≧nC20):ガスクロマトグラフィーを用いて測定
(12)蒸留性状(90容量%留出温度、その他):JIS K 2254に準拠
【0015】
実施例1、比較例1〜4及び参考例1
第1表に示す性状の軽油基材を第2表に示す割合で混合して燃料油を調製し、その性状を評価した。結果を第2表に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】
【表5】
【0021】
比較例,参考例より下記のことがわかる。
▲1▼比較例1において、DWGOがなく、DSGOが多すぎ、燃料油の低温流動性に劣る。
▲2▼比較例2において、DWGOがなく、KERO及びDSGOが多すぎ、目詰まり点が高い。
▲3▼比較例3において、DWGOがなく、DSGOが多すぎ、燃料油の流動点が高く、90容量%留出点が低い。
▲4▼比較例4において、DWGOがなく、DSGOが多すぎ、燃料油の低温流動性に劣り、90容量%留出点が低い。
▲5▼参考例1において、これは従来品であって、低温流動性とセタン数を確保するためには、KEROとDSGOを多くしなければならない。
【0022】
なお、基材のDWGO▲1▼については、DWGO▲2▼に比べ低温流動性に優れ、またノルマルパラフィンも少なく、燃料油の基材として好ましいことがわかる。
【0023】
【発明の効果】
本発明のボイラー・工業炉用燃料油は、高沸点留分を含みつつ、かつ低温流動性が良好であり、かつ、従来のA重油より高い発熱量を有し、燃焼性も良好で寒冷地での実用性が大きい。また、高沸点留分をより多く使用しているため、すなわち、灯油留分を減らしているため、中間留分の増産のニーズに応えられるものである。
Claims (4)
- 下記の項目を満足するボイラー・工業炉用燃料油。
(1)燃料油の、15℃における密度が0.8800g/ミリリットル以上、硫黄分量が0.3質量%以下、10%残油の残留炭素分量が0.6質量%以下、引火点が60℃以上、50℃における動粘度が2.0〜3.0mm 2 /s、総発熱量が39,400kJ/リットル以上、セタン指数が32以上、目詰まり点が−14℃以下及び流動点が−30℃以下である。
(2)ライトサイクルオイル(LCO)25〜65容量%、目詰まり点が−10℃以下、流動点が−14℃以下、セタン指数が50以上、ノルマルパラフィン成分量が14質量%以下、炭素数20以上のノルマルパラフィン成分量が2.7質量%以下及び90容量%留出温度が340℃以上の脱ろう脱硫軽油(DWGO)15〜35容量%、直接脱硫軽油(DSGO)5〜36容量%及び灯油(KERO)0〜15容量%を含有する。 - 燃料油の、セタン指数が35以上及び90容量%留出温度が340℃以上である請求項1に記載の燃料油。
- LCO25〜59容量%、DWGO20〜33容量%、DSGO10〜33容量%及びKERO0〜10容量%を含有するものである請求項1又は2に記載の燃料油。
- DWGOの、目詰まり点が−12℃以下、流動点が−16℃以下、セタン指数が55以上、ノルマルパラフィン成分量が13質量%以下、炭素数20以上のノルマルパラフィン成分量が2.0質量%以下及び90容量%留出温度が345℃以上である請求項1〜3のいずれかに記載の燃料油。
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