JP4644291B2 - 内燃機関用スパークプラグ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に使用されるスパークプラグ及びその製造方法に関する。
一般的に自動車エンジン等の内燃機関に使用されるスパークプラグは、中心電極と接地電極との間の火花放電間隙において、火花を生じさせることにより、内燃機関の燃焼室に供給される混合気に点火する構成となっている。
近年では、排ガス規制への対応や燃費向上の観点から、リーンバーンエンジンや、直噴エンジン、低排ガスエンジン等の内燃機関の開発が積極的に行われている。このような内燃機関においては、従来よりも着火性に優れたスパークプラグが要求される。
着火性に優れたスパークプラグとしては、接地電極に突部を設けたものが知られており、例えば、接地電極に対して、耐消耗性に優れるイリジウム合金や白金合金等の貴金属チップを溶接して突部を形成したものが挙げられる(特許文献1等参照)。
ところが、イリジウム合金や白金合金等の貴金属チップは高価であり、製造コストの増大を招いてしまうおそれがある。
そこで、接地電極自体を加工することによって、接地電極を構成する材料と同一の材料からなる突部を形成する技術が提案されている(例えば、特許文献2等参照)。
特開2003−317896号公報 特開2006−286469号公報
しかしながら、接地電極から突出して設けられた突部においては、熱が引かれにくく、耐消耗性が低下してしまうおそれがある。ここで、上記特許文献1に示すように、突部がイリジウム合金や白金合金等の貴金属チップによって形成されている場合、貴金属合金は耐消耗性に優れることから、熱引きがさほど良くなくとも、前記突部は、使用に耐え得る程度の耐消耗性を維持することができる。ところが、上記特許文献2に示すように、接地電極自体を加工して突部を形成した場合、接地電極を構成する合金は貴金属合金と比べて耐消耗性の面で劣るため、熱引きが良くないと、突部の消耗が急激に進行してしまうおそれがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、接地電極と同一の材料からなる突部を有するスパークプラグにおいて、突部における熱引き性能の向上を図り、ひいては耐消耗性の向上を図ることができる内燃機関用スパークプラグ及びその製造方法を提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各構成につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する構成に特有の作用効果を付記する。
構成1.本構成の内燃機関用スパークプラグは、
軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
前記中心電極の外周に設けられた略円筒状の絶縁体と、
前記絶縁体の外周に設けられた略筒状の主体金具と、
前記主体金具の先端部から延びるとともに、自身の先端部が前記中心電極の先端部との間に間隙を形成する接地電極と
を備える内燃機関用スパークプラグであって、
前記接地電極の先端部には、前記中心電極側に突出し、前記中心電極の先端部との間で前記間隙を形成する突部が、前記接地電極と同一の材料から形成されるとともに、
少なくとも前記突部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされ
前記接地電極は、自身の略中間部分に屈曲部を備え、
前記突部の平均結晶粒径が、前記屈曲部の平均結晶粒径よりも大きいことを特徴とする。
上記構成1によれば、接地電極の先端部には、接地電極と同一の材料からなる突部が設けられている。従って、着火性及び火炎伝播性の向上を図ることができるとともに、貴金属チップを用いて突部を構成した場合と比較して、製造コストの増大抑制を図ることができる。
一方で、前記突部においては、熱引きがあまり良くないことから、突部はより高温となってしまいやすい。従って、接地電極と同一の材料からなり、貴金属合金と比べて、耐消耗性に劣る突部は、火花放電等に伴い、急激に消耗してしまうおそれがある。
この点、上記構成1によれば、接地電極の先端部のうち、少なくとも突部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下と比較的大きなものとされる。従って、突部においては、少なくとも20μm以上の平均粒径の結晶で構成されることにより、熱伝導が速やかに行われる。すなわち、本構成のスパークプラグは、貴金属チップを用いることなく、接地電極の本体部から突出して設けられた突部の熱引き性能の向上を図ることができ、耐消耗性を向上させることができる。
尚、平均結晶粒径を20μm未満とした場合には、熱伝導率で劣ったものとなり、上述の作用効果が十分に奏されないおそれがある。一方で、平均結晶粒径が200μmを超える場合には、熱引き性能の向上を図ることができるものの、結晶粒界で割れが生じやすくなってしまい、ひいては突部に欠損が生じやすくなってしまうおそれがある。
また、一般的に接地電極は、中心電極との間で所定の間隙を形成すべく、中心電極側へと屈曲して形成されるが、接地電極の屈曲部には内燃機関の動作に伴う応力が集中しやすい。そのため、接地電極の折損を防止すべく、屈曲部の強度を十分に確保しておく必要がある。
この点、上記構成1によれば、突部の平均結晶粒径が、屈曲部の平均結晶粒径よりも大きく、換言すれば、屈曲部の平均結晶粒径がより小さなもの(例えば、20μm未満)とされている。従って、屈曲部における粒界強度(機械的強度)の向上を図ることができ、屈曲部における接地電極の折損をより確実に防止することができる。
構成2.本構成の内燃機関用スパークプラグは、上記構成1において、前記突部の平均結晶粒径が50μm以上200μm以下とされることを特徴とする。
上記構成2によれば、突部の平均結晶粒径が50μm以上とされるため、突部において熱伝導がより速やかに行われることとなり、ひいては耐消耗性の更なる向上を図ることができる。
構成3.本構成の内燃機関用スパークプラグは、上記構成1又は2において、前記接地電極の先端部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされることを特徴とする。
接地電極はその先端側ほど熱引きがさほど良くなく、接地電極の先端側により近い部位ほど高温となりやすい。従って、接地電極の先端部は、内燃機関の使用に伴い消耗してしまいやすい。この点、上記構成3によれば、接地電極先端部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされるため、接地電極の先端部全域の熱伝導率(熱引き性能)を向上させることができる。その結果、耐消耗性の更なる向上を図ることができる。
構成.本構成の内燃機関用スパークプラグは、上記構成1乃至のいずれかにおいて、前記突部は、前記中心電極側に0.3mm以上1.0mm以下突出していることを特徴とする。
上記構成によれば、突部は、接地電極の本体部(接地電極のうち、その表面に形成された突部等を除外した平坦部分)から中心電極側へと0.3mm以上突出している。従って、突部を設けることによる着火性及び火炎伝播性の向上という作用効果が、より確実に、かつ、より効果的に奏されることとなる。一方で、突部が接地電極の本体部から突出することで、突部における耐消耗性の低下を招いてしまうおそれがあるが、本構成5によれば、突部の突出量は1.0mm以下とされているため、このような懸念を払拭することができる。
構成.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成1乃至のいずれかに記載の内燃機関用スパークプラグの製造方法であって、
前記接地電極の先端部を加熱し、当該接地電極の先端部の平均結晶粒径を20μm以上200μm以下とする加熱工程と、
前記突部を形成する突部形成工程と
を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、複雑な処理を施すことなく、単に加熱処理を施すことによって、接地電極先端部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされる。すなわち、本構成によれば、着火性に優れるとともに、十分な耐消耗性を有するスパークプラグを比較的容易に製造することができる。
構成.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成において、前記突部形成工程は、前記接地電極の先端部に対して、前記中心電極側の面の背面側から押圧力を加えて押出成型を行うことで、前記突部を形成する押出成型工程を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、接地電極に押圧力を加えて押出成型を行うことで、突部が形成される。従って、例えば、切削加工等を施して突部を形成する場合と比較して、製造コストの増大を招くことなく、突部を比較的容易に形成することができる。
一方で、押出成型を施すことにより突部を形成した場合には、図2に示すように、突部から主体金具側へと至る熱伝達の経路がより狭いものとなってしまう。そのため、突部にいては、熱がより一層引かれにくくなってしまうおそれがある。
この点、上記各構成を採用することにより、突部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされ、優れた熱引き性能が実現されることから、押出成型によって突部を形成した場合であっても、突部において十分な耐消耗性が確保される。すなわち、上記各構成は、押出成型によって突部を形成したスパークプラグにおいて特に有意である。
構成.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成において、前記押出成型工程の前に、前記加熱工程における加熱処理を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、加熱処理により接地電極の硬度をより小さくすることができるため、突部の押出成型を一層容易に行うことができる。その結果、製造効率の向上を図ることができる。また、押出成型に用いられる加工用治具の損耗等を効果的に抑制することができ、製造コストの増大抑制という面でも有意である。
構成.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成乃至のいずれかにおいて、前記加熱工程における加熱処理を経ることで、前記接地電極の先端部のビッカース硬度を80Hv以上150Hv以下とすることを特徴とする。
上記構成のように、加熱処理を施すことにより、接地電極先端部の硬度をビッカース硬度で80Hv以上150Hv以下と十分に小さくすることで、突部の形成をより一層容易に行うことができ、製造効率の更なる向上等を図ることができる。
本実施形態のスパークプラグの構成を示す一部破断正面図である。 スパークプラグ先端部の構成を示す一部破断正面図である。 突部の構成等を示すための部分拡大図である。 耐久性評価試験における、突部の平均結晶粒径と、突部の消耗量との関係を示すグラフである。 別の実施形態における突部の構成を示すための一部破断正面図である。 別の実施形態における突部の構成を示すための一部破断正面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、内燃機関用スパークプラグ(以下、「スパークプラグ」と称す)1を示す一部破断正面図である。尚、図1では、スパークプラグ1の軸線CL1方向を図面における上下方向とし、下側をスパークプラグ1の先端側、上側を後端側として説明する。
スパークプラグ1は、筒状をなす絶縁体としての絶縁碍子2、これを保持する筒状の主体金具3などから構成されるものである。
絶縁碍子2は、周知のようにアルミナ等を焼成して形成されており、その外形部において、後端側に形成された後端側胴部10と、当該後端側胴部10よりも先端側において径方向外向きに突出形成された大径部11と、当該大径部11よりも先端側においてこれよりも細径に形成された中胴部12とを備えている。また、絶縁碍子2は、前記中胴部12よりも先端側に、これよりも細径に形成された脚長部13を備えている。当該脚長部13は、スパークプラグ1を内燃機関に組付けたときに、当該内燃機関の燃焼室に晒される部位である。加えて、前記脚長部13と中胴部12との連接部にはテーパ状の段部14が形成されており、当該段部14にて絶縁碍子2が主体金具3に係止されている。
さらに、絶縁碍子2には、軸線CL1に沿って軸孔4が貫通形成されており、当該軸孔4の先端側には中心電極5が挿入、固定されている。当該中心電極5は、全体として棒状(円柱状)をなし、その先端面が平坦に形成されるとともに、絶縁碍子2の先端から突出している。また、中心電極5は、銅又は銅合金からなる内層5Aと、ニッケル(Ni)を主成分とするNi合金からなる外層5Bとを備えている。さらに、前記中心電極5の先端部には、貴金属合金(例えば、イリジウム合金)により形成された円柱状の貴金属チップ31が接合されている。
また、軸孔4の後端側には、絶縁碍子2の後端から突出した状態で端子電極6が挿入、固定されている。
さらに、軸孔4の中心電極5と端子電極6との間には、円柱状の抵抗体7が配設されている。当該抵抗体7の両端部は、導電性のガラスシール層8,9を介して、中心電極5と端子電極6とにそれぞれ電気的に接続されている。
加えて、前記主体金具3は、低炭素鋼等の金属により筒状に形成されており、その外周面にはスパークプラグ1をエンジンヘッドに取付けるためのねじ部(雄ねじ部)15が形成されている。また、ねじ部15の後端側の外周面には座部16が形成され、ねじ部15後端のねじ首17にはリング状のガスケット18が嵌め込まれている。さらに、主体金具3の後端側には、スパークプラグ1をエンジンヘッドに取付ける際にレンチ等の工具を係合させるための断面六角形状の工具係合部19が設けられるとともに、後端部において絶縁碍子2を保持するための加締め部20が設けられている。
また、主体金具3の内周面には、絶縁碍子2を係止するためのテーパ状の段部21が設けられている。そして、絶縁碍子2は、主体金具3の後端側から先端側に向かって挿入され、自身の段部14が主体金具3の段部21に係止された状態で、主体金具3の後端側の開口部を径方向内側に加締めること、つまり上記加締め部20を形成することによって固定される。尚、絶縁碍子2及び主体金具3双方の段部14,21間には、円環状の板パッキン22が介在されている。これにより、燃焼室内の気密性を保持し、燃焼室内に晒される絶縁碍子2の脚長部13と主体金具3の内周面との間の空間に入り込む燃料空気が外部に漏れないようになっている。
さらに、加締めによる密閉をより完全なものとするため、主体金具3の後端側においては、主体金具3と絶縁碍子2との間に環状のリング部材23,24が介在され、リング部材23,24間にはタルク(滑石)25の粉末が充填されている。すなわち、主体金具3は、板パッキン22、リング部材23,24及びタルク25を介して絶縁碍子2を保持している。
また、主体金具3の先端部26には、Ni合金等で構成された接地電極27が接合されている。より詳しくは、接地電極27は、前記主体金具3の先端部26に対しその基端部が溶接されるとともに、略中間部分が曲げ返されて構成されている。前記貴金属チップ31と、次述する接地電極27の突部28との間には、間隙としての火花放電間隙35が形成されており、当該火花放電間隙35において、前記軸線CL1にほぼ沿った方向で火花放電が行われる。
また、図2に示すように、接地電極27の内側面27aには、前記貴金属チップ31に対向する突部28が形成されている。当該突部28は、軸線CL1方向に沿って、接地電極27の内側面27aから中心電極5側に向けて突出している。より詳しくは、突部28は、接地電極27の内側面27aから中心電極5側へと0.3mm以上1.0mm以下突出している。また、突部28は、軸線CL1と直交する方向に沿った断面形状が略円形の円柱状をなしている(図3参照)。
加えて、突部28は、後述するように、接地電極27の外側面27bが押圧されることで押出加工されている。従って、接地電極27の外側面27bには、押出加工に際して形成された有底の穴部29が開口している。また、接地電極の27のうち、突部28の基端部の外周部分と穴部29の底面の外周部分との間に挟まれる部位は、接地電極27の他の部位よりも薄くなっている。すなわち、突部28から主体金具3側へと至る熱伝達の経路が比較的狭いものとなっている。
さらに、本実施形態においては、接地電極27の先端部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされている。尚、本実施形態においては、接地電極27の先端部に対して加熱処理を施すことによって、接地電極27の先端部の粒成長が促進され、ひいては接地電極27の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされている。そのため、接地電極27の先端部の平均結晶粒径は、接地電極27の屈曲部30の平均結晶粒径(例えば、20μm未満)よりも大きなものとなっている。
尚、「平均結晶粒径」とあるのは、次のようにして測定することができる。すなわち、突部28を切断した上で、当該突部28の内部(例えば、突部28の先端面や側面から0.1mm以上内側に位置する部位)の断面にエッチング処理を施す。そして、金属組織を観察可能な程度に、前記断面を所定倍(例えば、80倍)に拡大して撮影する。次いで、撮影された画像に所定長さの直線(例えば、長さ40mmの直線;尚、80倍に拡大した場合、当該直線は、拡大前の断面で、長さ0.5mmの直線に相当する)を引いた上で、当該直線が通過する結晶粒の数を測定する。その後、前記所定長さを前記所定倍で除算して前記直線の実際の長さ(上述の例だと「0.5mm」となる)を得た上で、この直線の長さを測定された結晶粒の数で除算することによって、平均結晶粒径を測定することができる。
次に、上記のように構成されてなるスパークプラグ1の製造方法について説明する。まず、主体金具3を予め加工しておく。すなわち、円柱状の金属素材(例えば、S17CやS25Cといった鉄系素材やステンレス素材)を冷間鍛造加工により貫通孔を形成し、概形を製造する。その後、切削加工を施すことで外形を整え、主体金具中間体を得る。
続いて、主体金具中間体の先端面に、Ni合金等からなる直棒状の接地電極27が抵抗溶接される。当該溶接に際してはいわゆる「ダレ」が生じるので、その「ダレ」を除去した後、主体金具中間体の所定部位にねじ部15が転造によって形成される。これにより、接地電極27の溶接された主体金具3が得られる。また、接地電極27の溶接された主体金具3には、亜鉛メッキ或いはニッケルメッキが施される。尚、耐食性向上を図るべく、その表面に、さらにクロメート処理が施されることとしてもよい。
一方、前記主体金具3とは別に、絶縁碍子2を成形加工しておく。例えば、アルミナを主体としバインダ等を含む原料粉末を用い、成型用素地造粒物を調製し、これを用いてラバープレス成形を行うことで、筒状の成形体が得られる。得られた成形体に対し、研削加工が施され整形される。そして、整形されたものが焼成炉へ投入され焼成され、絶縁碍子2が得られる。
また、前記主体金具3、絶縁碍子2とは別に、中心電極5を製造しておく。すなわち、中央部に放熱性向上を図るための銅合金を配置したNi合金を鍛造加工して中心電極5を作製する。次に、中心電極5の先端部に対して貴金属チップ31がレーザ溶接等により設けられる。
そして、上記のようにして得られた絶縁碍子2及び中心電極5と、抵抗体7と、端子電極6とが、ガラスシール層8,9によって封着固定される。ガラスシール層8,9としては、一般的にホウ珪酸ガラスと金属粉末とが混合されて調製されており、当該調製されたものが抵抗体7を挟むようにして絶縁碍子2の軸孔4内に注入された後、後方から前記端子電極6で押圧しつつ、焼成炉内にて加熱することにより焼き固められる。尚、このとき、絶縁碍子2の後端側胴部10表面には釉薬層が同時に焼成されることとしてもよいし、事前に釉薬層が形成されることとしてもよい。
その後、上記のようにそれぞれ作製された中心電極5及び端子電極6を備える絶縁碍子2と、接地電極27を備える主体金具3とが組付けられる。より詳しくは、比較的薄肉に形成された主体金具3の後端側の開口部を径方向内側に加締めること、つまり上記加締め部20を形成することによって固定される。
次いで、接地電極27の先端部(少なくとも前記突部28の形成予定位置を含む)に対して、加熱処理を施す。詳述すると、高周波加熱装置を用いて、接地電極27の先端部が放射温度計による測定で1150℃となるように、10分間に亘って接地電極27の先端部を加熱し、その後、徐冷する。当該加熱処理が施されることによって、接地電極27の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされる。また、当該加熱処理によって接地電極27の先端部が焼鈍されることとなり、当該先端部のビッカース硬度が80Hv以上150Hv以下とされる。尚、この加熱処理が、本発明の加熱工程に相当する。
さらに、加熱処理された接地電極27の先端部のうち、前記中心電極5側の面の背面側から円柱状の加工用治具により押圧力を加えて押出成型を行うことで、前記突部28及び穴部29を形成する。尚、当該押出加工が、本発明の押出成形工程に相当する。
そして最後に、接地電極27を中心電極5側に屈曲させるとともに、中心電極5(チップ31)及び前記突部28間の火花放電間隙35の大きさを調整する加工が実施されることで、スパークプラグ1が得られる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、接地電極27の先端部には、接地電極27と同一の材料からなる突部28が設けられている。従って、着火性及び火炎伝播性の向上を図ることができるとともに、貴金属チップを用いて突部を構成した場合と比較して、製造コストの増大抑制を図ることができる。
また、接地電極27の先端部のうち、少なくとも突部28の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下と比較的大きなものとされる。従って、貴金属チップを用いることなく、接地電極27の本体部から突出して設けられた突部28の熱引き性能の向上を図ることができ、耐消耗性を向上させることができる。
さらに、接地電極27の平均結晶粒径が、屈曲部30の平均結晶粒径よりも大きく、換言すれば、屈曲部30の平均結晶粒径がより小さなものとされている。従って、屈曲部30における粒界強度(機械的強度)の向上を図ることができ、屈曲部30における接地電極27の折損をより確実に防止することができる。
併せて、突部28は、接地電極27の内側面27aから中心電極5側へと0.3mm以上突出している。従って、突部28を設けることによる着火性及び火炎伝播性の向上という作用効果が、より確実に、かつ、より効果的に奏されることとなる。一方で、突部28の突出量は1.0mm以下とされているため、耐消耗性の向上をより確実に実現することができる。
加えて、製造方法について鑑みると、本実施形態では、複雑な処理を施すことなく、単に加熱処理を施すことによって、接地電極27先端部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされている。すなわち、着火性に優れるとともに、十分な耐消耗性を有するスパークプラグ1を比較的容易に製造することができる。
また、接地電極27に押出加工を行うことで、突部28が形成されるため、例えば、切削加工等を施して突部28を形成する場合と比較して、製造コストの増大を招くことなく、突部28を比較的容易に形成することができる。一方で、押出加工を施すことにより突部28を形成した場合には、突部28からの熱がより一層引かれにくくなってしまうことが懸念されるが、上述の通り、接地電極27先端部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされることから、押出加工によって突部28を形成した場合であっても、十分な耐消耗性が確保される。
併せて、加熱処理によりビッカース硬度で80Hv以上150Hv以下と硬度を小さくした接地電極27の先端部に押出成型を行うため、突部28をより一層容易に形成することができる。その結果、製造効率の向上を図ることができる。また、接地電極27先端部の硬度を小さなものとすることで、押出成型に用いられる加工用治具の損耗等を効果的に抑制することができ、製造コストの増大防止という面でも有意である。
次に、本実施形態によって奏される作用効果を確認すべく、先端部(突部)の平均結晶粒径を種々変更した接地電極を有するスパークプラグのサンプルを作製し、各サンプルについて耐久性評価試験を行った。耐久性評価試験の概要は、次の通りである。すなわち、排気量2000ccの4気筒エンジンに、作製したサンプルを組付けた上で、全開状態(回転量=5600rpm)で100時間に亘ってエンジンを動作させた。そして、100時間経過後、各サンプルの突部の消耗量を測定するとともに、突部における欠損の有無を判定した。図4に、突部の平均結晶粒径と、突部の消耗量との関係を示す。また、表1に、突部の平均結晶粒径と、突部における欠損の有無との関係を示す。尚、表1において、突部での欠損が確認されなかった場合には、優れた強度を有するとして、「A」の評価を下し、一方で、突部での欠損が確認された場合には、強度が不十分であるとして、「B」の評価を下すこととした。
図4に示すように、突部の平均結晶粒径を20μm未満としたサンプルは、突部における消耗量が比較的多くなってしまい、耐消耗性が不十分となってしまうことが明らかとなった。
一方で、突部の平均結晶粒径を20μm以上としたサンプルは、突部における消耗を効果的に抑制することができ、優れた耐消耗性を有することがわかった。これは、突部を構成する結晶の粒径を比較的大きなものとしたことで、突部における熱伝導率が向上したことに起因すると考えられる。また、突部の平均結晶粒径を50μm以上としたサンプルは、突部の消耗をより一層抑制することができ、さらに、突部の平均結晶粒径を100μm以上としたサンプルは、極めて優れた耐消耗性を有することが明らかとなった。
Figure 0004644291
但し、表1に示すように、突部の平均結晶粒径が200μmを超えるサンプルは、突部において欠損が生じるおそれがあることが明らかとなった。一方で、突部の平均結晶粒径を200μm以下としたサンプルについては、突部における欠損は確認されず、優れた強度を有することがわかった。
以上の試験結果より、優れた耐消耗性を実現するという観点からは、突部の平均結晶粒径を20μm以上200μm以下とすることが好ましいといえる。また、より一層優れた耐消耗性を実現するという観点からは、突部の平均結晶粒径を50μm以上200μm以下とすることがより好ましく、突部の平均結晶粒径を100μm以上200μm以下とすることが一層好ましいといえる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、接地電極27先端部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされているが、少なくとも突部28の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされていればよい。
(b)上記実施形態では、中心電極5の先端部に貴金属チップ31が設けられているが、貴金属チップ31を省略して構成することとしてもよい。一方で、図5に示すように、接地電極27の突部28の先端面に貴金属チップ32を設けることとしてもよい。突部28に貴金属チップ32を設けることによって、耐消耗性のより一層の向上を図ることができる。また、突部28の先端面に貴金属チップ32を設ける場合には、突部28(貴金属チップ32)を接地電極27の内側面27aから1.5mm程度突出させることとしてもよく、このように構成することで、着火性のより一層の向上を図ることができる。尚、貴金属チップ32は、比較的薄肉のものであり、突部28を構成するために設けられるものではない。
(c)上記実施形態では、接地電極27の外側面27bから押圧力を加えて押出加工を施すことにより突部28が形成されているが、突部28の形成方法はこれに限定されるものではない。従って、例えば、突部28の形状に対応した凹部を有する治具を接地電極27の内側面27aに押し当てることで突部28を形成することとしてもよいし、切削加工を施すことによって突部28を形成することとしてもよい。
(d)上記実施形態における加熱処理の条件は一例であって、他の条件によって加熱処理を施すこととしてもよい。従って、例えば、より低温(例えば、1000℃)でより長時間(例えば、1時間)に亘って加熱処理を施すこととしてもよい。
(e)上記実施形態では、接地電極27の先端部に加熱処理を施した後に、押出加工を施すことによって突部28が形成されている。これに対して、押出加工を施した後に、接地電極27の先端部(突部28)に加熱処理を施すことで、接地電極27先端部の平均結晶粒径を20μm以上200μm以下とすることとしてもよい。
(f)上記実施形態において、突部28は円柱状をなしているが、突部28の形状はこれに限定されるものではない。従って、例えば、突部28を、断面矩形状や断面六角状などの断面多角形状に形成することとしてもよい。
(g)接地電極27における突部28の形成位置は、上記実施形態における形成位置に限定されるものではなく、例えば、図6に示すように、突部28を接地電極27の最先端部に形成することとしてもよい。
(h)上記実施形態では、主体金具3の先端部26の先端面に、接地電極27が接合される場合について具体化しているが、主体金具の一部(又は、主体金具に予め溶接してある先端金具の一部)を削り出すようにして接地電極を形成する場合についても適用可能である(例えば、特開2006−236906号公報等)。また、主体金具3の先端部26の側面に接地電極27を接合することとしてもよい。
(i)上記実施形態では、工具係合部19は断面六角形状とされているが、工具係合部19の形状に関しては、このような形状に限定されるものではない。例えば、Bi−HEX(変形12角)形状〔ISO22977:2005(E)〕等とされていてもよい。
1…スパークプラグ(内燃機関用スパークプラグ)
2…絶縁碍子(スパークプラグ用絶縁体)
3…主体金具
4…軸孔
5…中心電極
27…接地電極
28…突部
30…屈曲部
35…火花放電間隙(間隙)

Claims (8)

  1. 軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
    前記中心電極の外周に設けられた略円筒状の絶縁体と、
    前記絶縁体の外周に設けられた略筒状の主体金具と、
    前記主体金具の先端部から延びるとともに、自身の先端部が前記中心電極の先端部との間に間隙を形成する接地電極と
    を備える内燃機関用スパークプラグであって、
    前記接地電極の先端部には、前記中心電極側に突出し、前記中心電極の先端部との間で前記間隙を形成する突部が、前記接地電極と同一の材料から形成されるとともに、
    少なくとも前記突部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされ
    前記接地電極は、自身の略中間部分に屈曲部を備え、
    前記突部の平均結晶粒径が、前記屈曲部の平均結晶粒径よりも大きいことを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。
  2. 前記突部の平均結晶粒径が50μm以上200μm以下とされることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用スパークプラグ。
  3. 前記接地電極の先端部の平均結晶粒径が20μm以上200μm以下とされることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用スパークプラグ。
  4. 前記突部は、前記中心電極側に0.3mm以上1.0mm以下突出していることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の内燃機関用スパークプラグ。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の内燃機関用スパークプラグの製造方法であって、
    前記接地電極の先端部を加熱し、当該接地電極の先端部の平均結晶粒径を20μm以上200μm以下とする加熱工程と、
    前記突部を形成する突部形成工程と
    を備えることを特徴とするスパークプラグの製造方法。
  6. 前記突部形成工程は、前記接地電極の先端部に対して、前記中心電極側の面の背面側から押圧力を加えて押出成型を行うことで、前記突部を形成する押出成型工程を含むことを特徴とする請求項に記載のスパークプラグの製造方法。
  7. 前記押出成型工程の前に、前記加熱工程における加熱処理を行うことを特徴とする請求項に記載のスパークプラグの製造方法。
  8. 前記加熱工程における加熱処理を経ることで、前記接地電極の先端部のビッカース硬度を80Hv以上150Hv以下とすることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のスパークプラグの製造方法。
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