JP5244137B2 - スパークプラグの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関等に使用されるスパークプラグの製造方法に関する。
スパークプラグは、内燃機関(エンジン)等に取付けられ、燃焼室内の混合気への着火のために用いられるものである。一般的にスパークプラグは、軸孔を有する絶縁体と、当該軸孔の先端側に挿通される中心電極と、軸孔の後端側に挿通される端子電極と、絶縁体の外周に設けられる主体金具と、主体金具の先端部に接合され、中心電極との間で火花放電間隙を形成する接地電極とを備える。また、軸孔内であって、前記中心電極及び端子電極の間には、エンジンの動作に伴い発生する電波雑音を抑制するための抵抗体が設けられ、当該抵抗体を介して両電極が電気的に接続される。加えて、前記中心電極は、ガラス粉末を含むガラス粉末混合物が焼成されてなるガラスシール層によって絶縁体に封着・固定される。
また、前記抵抗体は、いわゆるホットプレスを施すことで形成される。すなわち、軸孔内に中心電極を配置した上で、導電性材料及びセラミックス粉末を含んでなる抵抗体組成物を軸孔内に充填し、熱間において端子電極を軸孔へと圧入することで、抵抗体組成物が圧縮・焼成され、その結果、抵抗体が形成される(例えば、特許文献1等参照)。
ところで近年、エンジンレイアウトの自由度の向上等を図るべく、スパークプラグの小径化が要求されている。ここで、スパークプラグを小径化すべく、絶縁体の小径化が行われ得るが、耐電圧性能や機械的強度を維持する必要性から、薄肉化による絶縁体の小径化にも限界がある。そこで、必要な肉厚を確保しつつ、絶縁体の小径化を図るべく、絶縁体の軸孔が小径化される。この場合、小径化された軸孔に対応すべく、軸孔内に挿通される端子電極としては、比較的細いものが用いられる。
特許第3813708号公報
しかしながら、端子電極の細径化は、端子電極の強度低下を招いてしまう。すなわち、端子電極を軸孔へと圧入し、抵抗体組成物を加圧する際に、端子電極が変形してしまい、所望の圧力を抵抗体組成物に加えることができないおそれがある。抵抗体組成物に印加する圧力が減少してしまうと、抵抗体中の導電性材料の間に比較的大きな間隙が形成されてしまい、その隙間において放電が生じてしまうおそれがある。その結果、抵抗体の抵抗値が急速に増減してしまい(負荷寿命特性が悪化してしまい)、ひいては火花放電に支障が生じてしまうおそれがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、軸孔の小径化された絶縁体において、抵抗体組成物に対して十分に大きな圧力を加えることができ、ひいては負荷寿命特性に優れる抵抗体を形成することができるスパークプラグの製造方法を提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各構成につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する構成に特有の作用効果を付記する。
構成1.本構成のスパークプラグの製造方法は、軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記軸孔の後端側に設けられた端子電極と、
前記軸孔内において、導電性材料及びセラミックス粉末を含む抵抗体組成物が焼成されることで形成され、前記中心電極及び前記端子電極を電気的に接続する抵抗体とを備え、
前記軸孔のうち前記抵抗体が配設される位置の最大内径が2.9mm以下のスパークプラグの製造方法であって、
前記軸孔内に前記中心電極を配置する配置工程と、
前記軸孔内にガラス粉末を含んでなるガラス粉末混合物を充填するガラス充填工程と、
前記軸孔内に前記抵抗体組成物を充填する抵抗体充填工程と、
前記軸孔に棒状のプレスピンを挿入するプレスピン挿入工程と、
熱間において、前記プレスピンを圧入し、前記ガラス粉末混合物及び前記抵抗体組成物を圧縮する熱間圧入工程と、
前記熱間圧入工程の後、前記端子電極を前記軸孔の後端側に設ける端子電極配置工程とを含み、
前記プレスピンのうち少なくとも前記軸孔内に挿入される部位がセラミックスで構成されることを特徴とする。
上述したように軸孔の内径が小径化されるほど、端子電極の小径化が必要となり、ひいては端子電極の圧入時における端子電極の変形が懸念される。特に上記構成1のように、軸孔のうち抵抗体の配設される部位の最大内径が2.9mm以下と小径化される場合には、端子電極の変形が一層懸念される。
この点、上記構成1によれば、抵抗体を焼成するための熱間圧入工程において、従前のように金属(例えば、低炭素鋼等)製の端子電極を圧入することなく、少なくとも軸孔に挿入される部位がセラミックスで構成されたプレスピンを圧入することで、抵抗体組成物等が圧縮される。ここで、セラミックスは一般的に金属と比べて硬度(耐変形性)に優れるため、抵抗体組成物等の押圧時においてプレスピンに変形が生じにくい。従って、抵抗体組成物等をより確実に圧縮することができ、焼成された抵抗体中における間隙の形成をより確実に抑制することができる。その結果、軸孔の小径化されたスパークプラグにおいても、抵抗体の負荷寿命特性を十分に優れたものとすることができる。
構成2.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成1において、前記端子電極配置工程は、
前記軸孔内において、前記抵抗体の後端側に前記ガラス粉末混合物を充填する後端側ガラス充填工程と、
前記軸孔内に前記端子電極を挿入する端子電極挿入工程と、
熱間において、前記端子電極を圧入し、前記抵抗体の後端側に充填されたガラス粉末混合物を圧縮する二次熱間圧入工程とを含むことを特徴とする。
上記構成2によれば、ガラス粉末混合物が焼成されて形成されたガラスシール層により、端子電極が絶縁体に固定される方式(いわゆる、ガラスシール方式)のスパークプラグの製造にあたって、上記構成1と同様の作用効果が奏されることとなる。
構成3.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成1において、前記抵抗体充填工程の後、前記プレスピンの挿入工程の前において、前記軸孔内に円柱状をなす金属部材を配置する金属部材配置工程を含み、
前記熱間圧入工程において、前記プレスピンにより前記金属部材を押圧し、前記ガラス粉末混合物及び前記抵抗体組成物を圧縮するとともに、
前記端子電極配置工程において、前記金属部材及び前記端子電極を電気的に接続することを特徴とする。
上記構成3によれば、抵抗体の後端側に金属部材が設けられ、当該金属部材と端子電極とが電気的に接続される方式のスパークプラグの製造にあたって、上記構成1と同様の作用効果が奏されることとなる。
構成4.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成3において、前記軸線に沿った前記金属部材の長さが10mm以下であることを特徴とする。
上記構成4によれば、熱間圧入工程においてプレスピンにより押圧される金属部材について、軸線に沿った長さが10mm以下と比較的短いものが用いられる。従って、プレスピンによって押圧された際の金属部材の変形をより確実に防止することができ、ひいては金属部材を介して抵抗体組成物等を一層確実に圧縮することができる。その結果、抵抗体の負荷寿命特性の更なる向上を図ることができる。
構成5.本構成のスパークプラグの製造方法は、上記構成3又は4において、前記熱間圧入工程の後、前記端子電極配置工程の前において、
前記金属部材及び前記端子電極の間に、前記軸線方向に沿って弾性変形可能な導通部材を配置する導電部材配置工程を含み、
前記導通部材によって、前記金属部材及び前記端子電極が電気的に接続されることを特徴とする。
上記構成5によれば、金属部材と端子電極との間に、軸線に沿って弾性変形可能な導通部材が設けられる。従って、端子電極や金属部材、抵抗体のサイズに多少のばらつきがあったとしても、金属部材と端子電極との間をより確実に電気的に接続することができる。
第1実施形態におけるスパークプラグの構成を示す一部破断正面図である。 (a),(b)は、第1実施形態におけるスパークプラグの製造方法を説明するための絶縁碍子等の断面図である。 (a),(b)は、第1実施形態におけるスパークプラグの製造方法を説明するための絶縁碍子等の断面図である。 第2実施形態におけるスパークプラグの構成を示す一部破断正面図である。 (a)〜(c)は、第2実施形態におけるスパークプラグの製造方法を説明するための絶縁碍子等の断面図である。 別の実施形態におけるプレスピンの構成を示す一部破断正面図である。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、スパークプラグ1を示す一部破断正面図である。なお、図1では、スパークプラグ1の軸線CL1方向を図面における上下方向とし、下側をスパークプラグ1の先端側、上側を後端側として説明する。
スパークプラグ1は、筒状をなす絶縁体としての絶縁碍子2、これを保持する筒状の主体金具3などから構成されるものである。
絶縁碍子2は、周知のようにアルミナ等を焼成して形成されており、その外形部において、後端側に形成された後端側胴部10と、当該後端側胴部10よりも先端側において径方向外向きに突出形成された大径部11と、当該大径部11よりも先端側においてこれよりも細径に形成された中胴部12と、当該中胴部12よりも先端側においてこれより細径に形成された脚長部13とを備えている。絶縁碍子2のうち、大径部11、中胴部12、及び、大部分の脚長部13は、主体金具3の内部に収容されている。そして、脚長部13と中胴部12との連接部には、先端側に向けて先細るテーパ状の段部14が形成されており、当該段部14にて絶縁碍子2が主体金具3に係止されている。
さらに、絶縁碍子2には、軸線CL1に沿って軸孔4が貫通形成されている。当該軸孔4には、その先端側に小径部15が形成されているとともに、当該小径部15の後端側に、小径部15よりも径の大きい大径部16が形成されている。また、小径部15及び大径部16の間には、テーパ状の軸孔段部17が形成されている。尚、本実施形態においては、スパークプラグ1の小径化を図るべく、絶縁碍子2の小径化が図られている。そのため、軸孔4のうち前記大径部16の内径が2.9mm以下(例えば、2.5mm以下)とされている。
加えて、軸孔4の先端部側(小径部15)には中心電極5が挿入、固定されている。より詳しくは、中心電極5の後端部には、径方向外側に向けて膨出する膨出部18が形成されており、当該膨出部18が前記軸孔段部17に対して係止された状態で、中心電極5が固定されている。また、中心電極5は、銅又は銅合金からなる内層5Aと、ニッケル(Ni)を主成分とするNi合金からなる外層5Bとにより構成されている。さらに、中心電極5は、全体として棒状(円柱状)をなし、その先端部が絶縁碍子2の先端から突出している。加えて、中心電極5の先端面には、貴金属合金(例えば、白金合金やイリジウム合金等)からなる円柱状の貴金属チップ32が接合されている。
また、軸孔4の後端部側(大径部16)には、所定の金属材料により形成された端子電極6の先端側部分が挿設されている。より詳しくは、端子電極6は、電力供給用のプラグキャップ(図示せず)等が装着される被装着部6Aと、当該被装着部6Aから先端側に延出し、被装着部6Aよりも小径に形成された延出部6Bとを備えている。そして、前記被装着部6Aが絶縁碍子2の後端面に当接した状態で、前記延出部6Bが軸孔4に対して挿入・固定されている。
さらに、軸孔4(大径部16)の中心電極5と端子電極6との間には、円柱状の抵抗体7が配設されている。当該抵抗体7の両端部は、導電性のガラスシール層8,9を介して、中心電極5と端子電極6とにそれぞれ電気的に接続されている。尚、上述した軸孔4の小径化に伴い、大径部16に設けられる抵抗体7の外径についても2.9mm以下と小径化されている。
加えて、前記主体金具3は、低炭素鋼等の金属により筒状に形成されており、その外周面にはスパークプラグ1をエンジンヘッド等に取付けるためのねじ部(雄ねじ部)19が形成されている。また、ねじ部19の後端側の外周面には座部20が形成され、ねじ部19後端のねじ首21にはリング状のガスケット22が嵌め込まれている。さらに、主体金具3の後端側には、主体金具3をエンジンヘッド等に取付ける際にレンチ等の工具を係合させるための断面六角形状の工具係合部23が設けられるとともに、後端部において絶縁碍子2を保持するための加締め部24が設けられている。
また、主体金具3の内周面には、絶縁碍子2を係止するためのテーパ状の段部25が設けられている。そして、絶縁碍子2は、主体金具3の後端側から先端側に向かって挿入され、自身の段部14が主体金具3の段部25に係止された状態で、主体金具3の後端側の開口部を径方向内側に加締めること、つまり上記加締め部24を形成することによって固定される。尚、前記段部14及び段部25間には、円環状の板パッキン26が介在されている。これにより、燃焼室内の気密性を保持し、燃焼室内に晒される絶縁碍子2の脚長部13と主体金具3の内周面との隙間に入り込む燃料空気が外部に漏れないようになっている。
さらに、加締めによる密閉をより完全なものとするため、主体金具3の後端側においては、主体金具3と絶縁碍子2との間に環状のリング部材27,28が介在され、リング部材27,28間にはタルク(滑石)29の粉末が充填されている。すなわち、主体金具3は、板パッキン26、リング部材27,28及びタルク29を介して絶縁碍子2を保持している。
また、主体金具3の先端部30には、ニッケル(Ni)合金等で形成された接地電極31が接合されている。接地電極31は、前記主体金具3の先端部30に対しその後端部が溶接されるとともに、その側面が中心電極5の先端部と対向するようにして中心電極5側へと曲げ返されている。また、接地電極31は、外層31A及び内層31Bからなる2層構造となっている。本実施形態において、前記外層31AはNi合金〔例えば、インコネル600やインコネル601(いずれも登録商標)〕によって構成されている。一方、前記内層31Bは、前記Ni合金よりも良熱導電性金属である銅合金又は純銅によって構成されている。
加えて、接地電極31のうち前記貴金属チップ32の先端面と対向する部位には、貴金属合金(例えば、白金合金等)からなる貴金属チップ33が接合されている。そして、前記貴金属チップ32,33間には、火花放電間隙34が形成されており、当該火花放電間隙34において軸線CL1にほぼ沿った方向で火花放電が行われるようになっている。
次に、上記のように構成されてなるスパークプラグ1の製造方法について説明する。まず、主体金具3を予め加工しておく。すなわち、円柱状の金属素材(例えばS17CやS25Cといった鉄系素材やステンレス素材)を冷間鍛造加工により貫通孔を形成し、概形を製造する。その後、切削加工を施すことで外形を整え、主体金具中間体を得る。
続いて、主体金具中間体の先端面に、Ni合金等からなる接地電極31が抵抗溶接される。当該溶接に際してはいわゆる「ダレ」が生じるので、その「ダレ」を除去した後、主体金具中間体の所定部位にねじ部19が転造によって形成される。これにより、接地電極31の溶接された主体金具3が得られる。さらに、接地電極31の溶接された主体金具3には、亜鉛メッキ或いはニッケルメッキが施される。尚、耐食性向上を図るべく、その表面に、さらにクロメート処理が施されることとしてもよい。
一方、前記主体金具3とは別に、絶縁碍子2を成形加工しておく。例えば、アルミナを主体としバインダ等を含む原料粉末を用い、成型用素地造粒物を調製し、これを用いてラバープレス成形を行うことで、筒状の成形体が得られる。そして、得られた成形体に対し、研削加工が施され整形され、整形されたものが焼成炉へ投入され焼成されることで、絶縁碍子2が得られる。
また、前記主体金具3、絶縁碍子2とは別に、中心電極5を製造しておく。すなわち、中央部に放熱性向上を図るための銅合金を配置したNi合金を鍛造加工して中心電極5を作製する。加えて、中心電極5の先端部にレーザー溶接等により貴金属チップ32を接合する。
さらに、上記のようにして得られた絶縁碍子2及び中心電極5と、抵抗体7と、端子電極6とが、ガラスシール層8,9によって封着固定される。
まず、図2(a)に示すように、金属製で筒状をなす支持筒41の先端面で、前記絶縁碍子2の大径部11及び中胴部12間に形成された段差部分を支持する。そして、配置工程において、中心電極5の膨出部18が軸孔段部17に対して係止されるようにして、軸孔4の小径部15に中心電極5を挿入する。
次に、ガラス充填工程において、図2(b)に示すように、ガラス粉末(例えば、SiO2−B23−Na2O系のセラミックス素材等からなる粉末)や金属粉末等が混合されて調製された導電性のガラス粉末混合物51が軸孔4内に圧縮・充填される。
そして、抵抗体充填工程において、前記軸孔4に充填されたガラス粉末混合物51上に抵抗体組成物52を充填する。抵抗体組成物52は、例えば、導電性のカーボンブラックと、セラミックス粒子と、所定のバインダとをそれぞれ配合し、水を媒体として混合した上で、混合して得られたスラリーを乾燥させ、これにガラス粉末(例えば、B23−SiO2系のガラス材料からなる)を混合攪拌することで得られる。
次いで、プレスピン挿入工程において、軸孔4内にプレスピン53を挿入する。当該プレスピン53は、高温下での強度に優れるセラミックス(例えば、窒化珪素、アルミナ、炭化珪素等)材料により構成されており、プレスピン53のうち大径部16に挿入される部位(先端部)は、軸孔4の大径部16の内径とほぼ等しい外径を有している。より詳しくは、プレスピン53のうち大径部16に挿入される部位の外径と、大径部16の内径との径差が所定数値以下(例えば、0.1mm以下)とされている。また、プレスピン53の先端部には、離型剤(例えば、窒化ボロンが溶解されたアルコールを乾燥させたもの)が付着されている。
プレスピン53の挿入後、熱間圧入工程において、プレスピン53を軸孔4内へと中心電極5の反対側から圧入した状態で、焼成炉内においてガラス軟化点以上の所定温度(本実施形態では、800℃〜950℃)にて、所定時間(例えば、20分程度)に亘って、抵抗体組成物52等が加熱される。このとき、プレスピン53の圧入距離L1(先端が抵抗体組成物52に接触した状態におけるプラスピン53の鍔状部位から、絶縁碍子2の後端面までの軸方向に沿った距離)は、所定距離に設定されている。次いで、プレスピン53を圧入したままの状態で、加熱されたガラス粉末混合物51や抵抗体組成物52等を自然冷却することで、図3(a)に示すように、ガラスシール層8や抵抗体7が形成される。
尚、熱間圧入工程においては、抵抗体組成物52等を加熱した後に、プレスピン53を圧入することとしてもよい。また、抵抗体組成物52等を加熱した後に、プレスピン53を挿入し、プレスピン53を圧入することとしてもよいし、抵抗体組成物52等を加熱した後に、プレスピン53を挿入し、次いで、抵抗体組成物52等をさらに加熱しつつプレスピン6を圧入することとしてもよい。すなわち、プレスピン53の圧入は、抵抗体組成物52等を加熱しながら行ってもよいし、抵抗体組成物52等を加熱した後に行ってもよい。また、プレスピン53の挿入は、抵抗体組成物52等の加熱前に行ってもよいし、加熱中に行ってもよいし、加熱後に行ってもよい。
さらに、プレスピン53を軸孔4から引き抜いた後、端子電極配置工程にて、軸孔4の後端側に端子電極6が挿入・固定される。すなわち、図3(a)に示すように、後端側ガラス粉末充填工程において、抵抗体7の後端側にガラス粉末混合物54が圧縮・充填される。そして、端子電極挿入工程において、端子電極6の延出部6Bが軸孔4内に挿入され、二次熱間圧入工程において、端子電極6を軸孔4内へと所定距離L2(先端がガラス粉末混合物54に接触した状態における端子電極6の鍔状部位から、絶縁碍子2の後端面までの軸方向に沿った距離)だけ圧入した状態で、焼成炉内において所定温度(例えば、800℃〜950℃)にて、所定時間(例えば、20分程度)に亘って、ガラス粉末混合物54等が加熱される。加熱後、ガラス粉末混合物54が自然冷却されることで、軟化したガラス粉末が固化し、図3(b)に示すように、ガラスシール層9が形成される。その結果、端子電極6が絶縁碍子2に対して封着固定される。尚、焼成炉内における加熱に際して、絶縁碍子2の後端側胴部10表面に釉薬層を同時に焼成することとしてもよいし、事前に釉薬層を形成することとしてもよい。また、端子電極6の圧入は、ガラス粉末混合物54等を加熱しながら行ってもよいし、ガラス粉末混合物54等を加熱した後に行ってもよい。さらに、端子電極6の挿入は、ガラス粉末混合物54等の加熱前に行ってもよいし、加熱中に行ってもよいし、加熱後に行ってもよい。
その後、上記のようにそれぞれ作成された中心電極5等を備える絶縁碍子2と、接地電極31を備える主体金具3とが組付けられる。より詳しくは、比較的薄肉に形成された主体金具3の後端側の開口部を径方向内側に加締めること、つまり上記加締め部24を形成することによって組付けられる。
次いで、メッキが除去された接地電極31の先端部に、抵抗溶接により貴金属チップ33が接合される。
そして最後に、接地電極31を中心電極5側へと屈曲させるとともに、貴金属チップ32,33の間に形成された火花放電間隙34を調整する加工が実施されることで、上述したスパークプラグ1が得られる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、抵抗体を焼成するための熱間圧入工程において、従前のように金属(例えば、低炭素鋼等)製の端子電極6を圧入することなく、セラミックス製のプレスピン53を圧入することで、抵抗体組成物等52が圧縮される。ここで、セラミックスは一般的に金属と比べて硬度(耐変形性)に優れるため、抵抗体組成物52等を押圧する際にプレスピン53には変形が生じにくい。従って、抵抗体組成物52等をより確実に圧縮することができ、焼成された抵抗体7中における間隙の形成をより確実に抑制することができる。その結果、小径化されたスパークプラグ1であっても、抵抗体7の負荷寿命特性を十分に優れたものとすることができる。
また、プレスピン53の先端部には離型剤が付着されている。そのため、プレスピン53を軸孔4から引き抜く際に、プレスピン53に対して抵抗体組成物52のガラス粉末が付着してしまうことをより確実に防止できる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について、上記第1実施形態との相違点を中心に説明する。本第2実施形態におけるスパークプラグ1Aは、上記第1実施形態におけるスパークプラグ1と比較して、特に軸孔4内における抵抗体7から後端側の構成等が異なる。
すなわち、図4に示すように、前記抵抗体7の後端側にガラスシール層61が配設されるとともに、当該ガラスシール層61によって絶縁碍子2に対して封着固定される金属部材62が設けられる。当該金属部材62は、所定の金属材料(例えば、低炭素鋼等)により形成されるとともに、前記軸孔4(大径部16)の内径とほぼ等しい(例えば、大径部16の内径との径差が1.0mm以下の)外径を有する円柱状をなしている。また、軸線CL1に沿った金属部材62の長さは、10mm以下とされている。加えて、金属部材62は、耐食性の向上を図るべく、自身の表面にNiや亜鉛のメッキが施されている。
さらに、前記金属部材62及び端子電極63の間には、導通部材64が設けられている。導通部材64は、バネ状をなし、軸線CL1に沿って弾性変形可能に構成されており、軸線CL1に沿って若干圧縮変形した状態で、金属部材62及び端子電極63の双方に接触している。これにより、金属部材62及び端子電極63間の電気的導通が確保されている。
加えて、前記端子電極63のうち軸孔4に挿入される延出部63Bの根元側には、ねじ部63Cが形成されており、当該ねじ部63Cが軸孔4の後端開口部に形成された雌ねじ部65に螺合されることで、端子電極63が絶縁碍子2に固定されている。尚、ねじ止めによる固定に代えて、例えば、セメントや接着剤を使用することで、端子電極63を絶縁碍子2に固定することとしてもよい。
次いで、上述したスパークプラグ1Aの製造方法について説明する。
まず、図5(a)に示すように、配置工程において、中心電極5を軸孔4内に配置する。そして、図5(b)に示すように、ガラス粉末混合物51、抵抗体組成物52、及び、ガラス粉末混合物66をこの順序で軸孔4内に圧縮・充填する。
次いで、金属部材配置工程において、前記金属部材62を軸孔4内に挿入・配置する。そして、熱間圧入工程において、前記セラミックス製のプレスピン53を軸孔4へと圧入した状態で、焼成炉内において所定温度にて、所定時間に亘って、抵抗体組成物52やガラス粉末混合物66等が加熱される。そして、プレスピン53により金属部材62等を押圧したままの状態で、抵抗体組成物52等を冷却する。これにより、ガラスシール層61や抵抗体7が形成されるとともに、ガラスシール層61によって金属部材62が絶縁碍子2に対して封着固定される。
その後、導通部材配置工程において、前記導通部材64が軸孔内に挿入・配置される。そして、端子電極配置工程において、端子電極63の延出部63Bを軸孔4内に挿入するとともに、前記ねじ部63Cを絶縁碍子2の雌ねじ部65に螺合する。これにより、図5(c)に示すように、導通部材64が軸線CL1に沿って若干圧縮した状態で、端子電極63と金属部材62とが導電部材64により電気的に接続される。
以上詳述したように、本第2実施形態によれば、抵抗体7の後端側に金属部材62が設けられ、当該金属部材62と端子電極63とが電気的に接続される方式のスパークプラグ1Aの製造にあたって、上記第1実施形態と同様の作用効果が奏されることとなる。
さらに、熱間圧入工程においてプレスピン53により押圧される金属部材62について、軸線CL1に沿った長さが10mm以下と比較的短いものが用いられる。従って、プレスピン53によって押圧された際の金属部材62の変形をより確実に防止することができ、ひいては抵抗体組成物52等を一層確実に圧縮させることができる。その結果、抵抗体7の負荷寿命特性の更なる向上を図ることができる。
併せて、金属部材62と端子電極63との間に、軸線CL1に沿って弾性変形可能な導通部材64が設けられる。従って、端子電極63や金属部材62のサイズに多少のばらつきがあったとしても、金属部材62と端子電極63との間をより確実に電気的に接続することができる。
次に、上記実施形態によって奏される作用効果を確認すべく、端子電極を圧入して、絶縁体組成物を圧縮・焼成したスパークプラグのサンプル(比較例に相当する)と、セラミックス製のプレスピンを圧入して、絶縁体組成物を圧縮・焼成したスパークプラグのサンプル(実施例に相当する)とを作製し、各サンプルについて机上負荷寿命試験を行った。机上負荷寿命試験は、JIS B8031に基づく試験であり、概要は次の通りである。すなわち、各サンプルにおける抵抗体の初期の抵抗値を測定した後、高温下(350℃)において、放電電圧を20kVとし、1分当たりの放電回数を3600回とした上で、200時間に亘って各サンプルを放電させた。次いで、各サンプルの抵抗体について、56時間が経過したときの抵抗値、100時間が経過したときの抵抗値、及び、200時間が経過したときの抵抗値をそれぞれ測定し、初期抵抗値に対する各抵抗値の変化率を算出した。ここで、変化率が±15%以内であった場合には、抵抗体の抵抗値変動がほとんど見られないとして「◎」の評価を下さい、変化率が±30%以内であった場合には、抵抗体の抵抗値変動が少ないとして「○」の評価を下すこととした。一方で、変化率が±30%を超えた場合には、抵抗体の抵抗値変動が大きいとして「×」の評価を下すこととした。表1に、各サンプルについての評価試験の結果を示す。尚、実施例に相当するサンプルにおいては、各サンプルともに金属部材を配設する一方で、金属部材の軸線に沿った長さを種々変更することとした。また、比較例に相当するサンプルについては金属部材を設けることなく、端子電極をガラスシール層により封着・固定した。加えて、各サンプルの軸孔については、その大径部(抵抗体が配設される部位)の最大内径を2.9mmとした。
Figure 0005244137
表1に示すように、端子電極を圧入して絶縁体組成物を圧縮・焼成したサンプル(サンプル8)は、56時間の経過時点で抵抗値の変化率が±30%を超えてしまい、負荷寿命特性に劣ることが明らかとなった。これは、小径化された軸孔に挿入可能な比較的細径の端子電極を圧入したことで、端子電極に変形が生じてしまい、ひいては抵抗体組成物の圧縮が不十分になってしまったことに起因すると考えられる。
これに対して、セラミックス製のプレスピンを圧入して絶縁体組成物を圧縮・焼成したサンプル(サンプル1〜7)は、56時間の経過時点で抵抗値の変化率が±30%以内となり、負荷寿命特性に優れることがわかった。これは、プレスピンが強度(耐変形性)に優れるセラミックスにより形成されていたため、小径の軸孔に挿入可能な比較的細径なものであっても十分な強度を有することとなり、ひいては抵抗体組成物を十分な圧力をもって圧縮できたためであると考えられる。
また、金属部材の長短に伴う負荷寿命特性の変動という面を鑑みると、金属部材が短いほど負荷寿命特性に優れ、特に金属部材の軸線に沿った長さを12mm以下としたサンプル(サンプル1〜6)は、100時間の経過時点でも抵抗値の変化率が±30%以内となり、極めて優れた負荷寿命特性が実現されることが明らかとなった。さらに、金属部材の軸線に沿った長さを10mm以下としたサンプル(サンプル1〜5)は、200時間の経過時点でも抵抗値の変化率が±30%以内となり、より一層優れた負荷寿命特性を実現できることがわかった。これは、金属部材の長さを短くしたことで、プレスピンで押圧した際の金属部材の変形がより確実に防止され、ひいては抵抗体組成物に対してより大きな圧力を加えることができたためであると考えられる。
以上、上記試験の結果を総合的に勘案して、負荷寿命特性を向上させるためには、セラミックス製のプレスピンを用いて、抵抗体組成物を圧縮・焼成することが有意であるといえる。特に、軸孔内に金属部材を設ける場合には、比較的短い金属部材を用いることが望ましく、金属部材の軸線に沿った長さを12mm以下とすることが好ましく、軸線に沿った長さを10mm以下とすることがより好ましいといえる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態において、プレスピン53は棒状をなしているが、プレスピン53の形状はこれに限定されるものではない。従って、例えば、図6に示すように、プレスピン73が断面T字状をなしていてもよい。
(b)上記実施形態では、プレスピン53全体がセラミックスにより形成されているが、プレスピン53のうち少なくとも前記軸孔4に挿入される部位がセラミックスにより形成されていればよい。
(c)上記第2実施形態においては、端子電極63及び金属部材62の間に、導通部材64が設けられているが、導通部材64を設けることなく、端子電極63及び金属部材62を直接的に接続することとしてもよい。尚、導通部材64を省略して構成する場合には、端子電極63と金属部材62との間に間隙が生じてしまうことを防止すべく、金属部材62を比較的軟質な材料(例えば、アルミニウム等)に形成することで、当該金属部材62に対して端子電極6を埋入可能に構成することとしてもよい。
(d)上記実施形態では、プレスピン53を圧入する際に、絶縁碍子2の大径部11及び中胴部12間の段差部分が支持筒41で支持されているが、中胴部12及び脚長部13の間に形成された段部14を支持筒にて支持することとしてもよい。この場合には、プレスピン53を圧入する際やガラス粉末混合物51等を圧縮・充填する際に、中胴部12に対して軸線CL1に沿った応力が加わってしまうのを防止することができ、絶縁碍子2の強度低下が懸念される小径化されたスパークプラグを製造するにあたって、絶縁碍子2の破損を効果的に防止することができる。また、絶縁碍子2の破損を防止できることから、プレスピン53による押圧力を一層増大させることができ、抵抗体組成物52をより確実に圧縮することができる。
(e)上記実施形態では、主体金具3の先端部30に、接地電極31が接合される場合について具体化しているが、主体金具の一部(又は、主体金具に予め溶接してある先端金具の一部)を削り出すようにして接地電極を形成する場合についても適用可能である(例えば、特開2006−236906号公報等)。
(f)上記実施形態では、工具係合部23は断面六角形状とされているが、工具係合部23の形状に関しては、このような形状に限定されるものではない。例えば、Bi−HEX(変形12角)形状〔ISO22977:2005(E)〕等とされていてもよい。
1…スパークプラグ
2…絶縁碍子(絶縁体)
4…軸孔
5…中心電極
6,63…端子電極
7…抵抗体
51,54,66…ガラス粉末混合物
52…抵抗体組成物
53,73…プレスピン
62…金属部材
64…導通部材
CL1…軸線

Claims (5)

  1. 軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
    前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
    前記軸孔の後端側に設けられた端子電極と、
    前記軸孔内において、導電性材料及びセラミックス粉末を含む抵抗体組成物が焼成されることで形成され、前記中心電極及び前記端子電極を電気的に接続する抵抗体とを備え、
    前記軸孔のうち前記抵抗体が配設される位置の最大内径が2.9mm以下のスパークプラグの製造方法であって、
    前記軸孔内に前記中心電極を配置する配置工程と、
    前記軸孔内にガラス粉末を含んでなるガラス粉末混合物を充填するガラス充填工程と、
    前記軸孔内に前記抵抗体組成物を充填する抵抗体充填工程と、
    前記軸孔に棒状のプレスピンを挿入するプレスピン挿入工程と、
    熱間において、前記プレスピンを圧入し、前記ガラス粉末混合物及び前記抵抗体組成物を圧縮する熱間圧入工程と、
    前記熱間圧入工程の後、前記端子電極を前記軸孔の後端側に設ける端子電極配置工程とを含み、
    前記プレスピンのうち少なくとも前記軸孔内に挿入される部位がセラミックスで構成されることを特徴とするスパークプラグの製造方法。
  2. 前記端子電極配置工程は、
    前記軸孔内において、前記抵抗体の後端側に前記ガラス粉末混合物を充填する後端側ガラス充填工程と、
    前記軸孔内に前記端子電極を挿入する端子電極挿入工程と、
    熱間において、前記端子電極を圧入し、前記抵抗体の後端側に充填されたガラス粉末混合物を圧縮する二次熱間圧入工程とを含むことを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグの製造方法。
  3. 前記抵抗体充填工程の後、前記プレスピンの挿入工程の前において、前記軸孔内に円柱状をなす金属部材を配置する金属部材配置工程を含み、
    前記熱間圧入工程において、前記プレスピンにより前記金属部材を押圧し、前記ガラス粉末混合物及び前記抵抗体組成物を圧縮するとともに、
    前記端子電極配置工程において、前記金属部材及び前記端子電極を電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグの製造方法。
  4. 前記軸線に沿った前記金属部材の長さが10mm以下であることを特徴とする請求項3に記載のスパークプラグの製造方法。
  5. 前記熱間圧入工程の後、前記端子電極配置工程の前において、
    前記金属部材及び前記端子電極の間に、前記軸線方向に沿って弾性変形可能な導通部材を配置する導電部材配置工程を含み、
    前記導通部材によって、前記金属部材及び前記端子電極が電気的に接続されることを特徴とする請求項3又は4に記載のスパークプラグの製造方法。
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