JP4643230B2 - 電源管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、電源管理システムに係り、特にビルおよびマンション等の建築物内の居室の出入り口を通過する対象者または物を検出する入退室管理システムと連動して、操作対象となる電子機器の電源制御を行う電源管理システムに関するものである。
近年、建築物の居室への入退出を管理するために入退室管理システムが実現されている。建築物の各室毎又は各扉毎に錠制御監視端末装置が設けられ、各室の扉はこの錠制御監視端末装置からの電気信号により開/閉又は錠の解錠/施錠の制御が行われている。
通常、錠制御監視端末装置には、IDカード等の個人情報入力部が設けられており、この個人情報入力部でカード媒体や他のメディア等の物理媒体を用いて、個人情報を読み出し、個人情報をチェックした上で扉の開閉又は解施錠の制御が行なわれ、入退室が可能となる。
例えば、錠制御監視端末装置においては、個人情報入力部によりユーザの認証情報が読み込まれ、認証情報はネットワークを介して上位装置であるセキュリティホスト装置に供給される。セキュリティホスト装置では個人情報に対してセキュリティチェックを行い、セキュリティチェックの結果に応じてネットワークを介して個人情報が供給された錠制御監視端末装置に対して錠制御情報を供給する。錠制御監視端末装置ではセキュリティホスト装置から供給された錠制御情報に応じた解錠/施錠制御信号を供給し、開閉装置又は解錠/施錠装置を制御し、扉の開閉又は解錠/施錠を行う。
また、錠制御監視端末装置にその部屋に入室する権利のある個人の認証情報をキャッシュしておき、セキュリティチェックや錠制御判断をセキュリティホスト装置ではなく、錠制御監視端末装置で行うものも存在する。
部屋内にある個人が使用する電子機器の制御に関しては、例えばPC(パーソナルコンピュータ)のログイン時、錠制御監視端末装置あるいはセキュリティホスト装置に蓄積された入退室ログを参照し、PCの持ち主が入室していない場合には、ログイン処理を行わないという例がある。
また、従来の入退室管理システムにおける電子機器の省エネルギー制御に関しては、赤外線センサーや光センサー、磁気センサー等を用い、部屋の照明など共通で用いられる機器の電源をオン/オフさせることにより、不必要な電力の消費を防ぐ例が知られている。
また、例えば特開2000−91964(特許文献1)には、徘徊老人等の特定者を対象にした入退室管理システムにおける携帯用送受信機の電池寿命を延伸する技術が開示されている。すなわち、特定者に送受信機を携帯させ、通常の決められた屋内等の空間を行動するときは、携帯用送受信機の電源をオフにし、指定された出入口から退室する時には、携帯用送受信機の電源をオンにして、携帯用送受信機の電源である電池寿命を延伸させている。
特開2000−91964号公報
しかし、赤外線センサーや光センサー、磁気センサー等を使用した入退室管理システムは、出入口を通過するものであれば、どんなものにでも反応してしまう。このため、室内の電灯や全体空調など全員で使用するもの以外の設備を制御することができないという問題点がある。したがって、例えば、個人のブースで使用するテーブルライトの制御や、退室時にPCの画面あるいは装置本体の電源を切るといった省エネルギー制御はできない。
また、特許文献1に記載の技術は、徘徊老人等のような特定者のみを検知するためのものであり、電子機器制御向けのシステムではないため、やはり個人で使用する機器の個別制御や省エネルギー制御といった観点には配慮されていない。
さらに、現在実用化されている入退室管理システムでは個人用のPCなどユーザ機器ローカルに保存されたデータは管理対象外となっており、例えばある個人のPCを他の者が電源を入れ、オフラインパスワードアタックを掛けたり、自動的に共有されるフォルダの中身を見ることができるという問題があった。
本発明の目的は、使用される電子機器の電源の制御を、利用者の入退場の管理と連携して行い、電子機器の省電力化を図ることにある。
また、本発明は、認証されない機器の電源をオンすることができないように制御することにある。
本発明に係る電源管理システムは、所定の場所に設置された電子機器に対する電源の供給を制御する電源管理システムにおいて、所定の場所へ出入りする利用者を監視し、該利用者を特定する個人情報、及び利用者の個人情報と該利用者にその使用を許可された電子機器の関係を登録する錠制御監視端末装置と、電子機器を接続するプラグと、該プラグに電源を供給する電源スイッチと、該プラグに接続される電子機器から該電子機器の突入電流波形を該電子機器を特定するための識別情報として取得する入力部と、接続が許可された電子機器の突入電流波形を格納する記憶部と、該入力部から得られた識別情報、及び該錠制御監視端末装置からインターフェースを介して得られた情報とに基づいて、該電子機器が該利用者に使用を許可された電子機器であるかを判定する制御部と、を含む電源装置を有し、該錠制御監視端末装置は、所定の場所へ入退場する利用者の個人に関する情報と、該電源装置のネットワーク上のアドレスと、該電源装置に含まれるプラグに接続される電子機器を識別するための情報を保持するフィールドと、を関連付けて登録したユーザ機器管理テーブルを有し、該電源装置は、該ユーザ機器管理テーブルの情報に基づいて該プラグへの電源供給の要否を判断し、該プラグを介して該プラグに接続された電子機器に電源が供給された場合には、前記入力部から得られた該電子機器の突入電流波形と、該記憶部に予め登録された突入電流波形を照合することにより、該制御部が該プラグに接続されている電子機器が許可されたものか否かを判定し、該制御部による判定に応じて該電源スイッチによる電源の供給又は遮断を行う
好ましい例では、ユーザ機器管理テーブルには、電源装置の入力部から得られる電子機器の識別情報を登録し、テーブルを参照することによりユーザ毎に使用が許可される電子機器の判別を行う。
また一例では、錠制御監視端末装置は、所定の場所へ入退場する利用者の個人に関する情報と、場所への利用者の入退場状態を示す情報を登録する入退場管理テーブルを有し、入退場管理テーブルを参照して得られた個人情報を基に、ユーザ機器管理テーブルを参照して、利用者に利用許可された電子機器に関する情報を取得する。
また、上記電源管理システムにおいて使用される錠制御監視端末装置も新規な構成として把握される。
本発明に係る電源装置は、接続される電子機器に対する電源の供給を制御する電源装置において、電子機器を接続するプラグと、該プラグに電源を供給する電源スイッチと、該プラグに接続される電子機器から該電子機器を特定するための識別情報を取得する入力部と、該入力部から得られた識別情報に関連して、接続が許可された電子機器であるかを判定する制御部と、を有し、該制御部による判定に応じて、許可されたもの以外の電子機器が接続された場合には該電源スイッチをオフして電源を供給しないように制御し、所定の場所へ入退場する利用者の個人に関する情報と、前記電源装置のネットワーク上のアドレスと、前記電源装置に含まれるプラグに接続される電子機器を識別するための情報を保持するフィールドと、を関連付けて登録したユーザ機器管理テーブルをインタフェースを介して外部から受信し、前記ユーザ機器管理テーブル及び前記入力部から得られた識別情報に基づいて、前記電子機器が接続が許可されたものか否かを判定する。
好ましくは、上記入力部は、接続される電子機器の突入電流波形を検出して入力し、かつ接続が許可された電子機器の突入電流波形を格納する記憶部を有し、制御部は、入力部から得られた電子機器の突入電流波形と、記憶部に予め登録された突入電流波形とを照合することによりプラグに接続されている電子機器が許可されたものか否かを判定する。
また一例では、電源装置は、それぞれ固有の識別情報が付与された複数の電源プラグを有し、各電源プラグは、プラグ、入力部及び電源スイッチを含み、かつ各電源プラグは、制御部の各固有の入出力ポートに接続される。
更に一例では、電源プラグは、自らの通電状態及び又は動作モードを識別して表示するインジケータを有する。
更に一例では、電源装置は、更に、プラグに接続され又は接続が解除された電子機器の識別情報を登録又は抹消するための、制御部に接続されたモードスイッチを有する
本発明はまた、電源制御方法として把握され得る。即ち、所定の場所に設置された電子機器に対する電源の供給を制御する電源制御方法において、錠制御監視端末装置が、所定の場所へ出入りする利用者を特定する個人情報を取得して記憶手段に格納するステップと、錠制御監視端末装置が、所定の場所へ入退場する利用者の個人に関する情報と、前記電源装置のネットワーク上のアドレスと、前記電源装置に含まれるプラグに接続される電子機器を識別するための情報を保持するフィールドと、をユーザ機器管理テーブルとして関連付けて記憶手段に登録するステップと、電源装置が、電源のプラグに接続される電子機器から該電子機器の突入電流波形を該電子機器を特定するための識別情報として取得するステップと、電源装置が、該ユーザ機器管理テーブルの情報に基づいて該プラグへの電源供給の要否を判断し、該プラグを介して該プラグに接続された電子機器に電源が供給された場合には、前記入力部から得られた該電子ききの突入電流波形と、該電源装置の記憶部に予め登録された接続を許可された電子機器の突入電流波形を照合することにより、該取得された識別情報が示す該電子機器が、該ユーザ機器管理テーブルに登録されている電子機器かを、計算手段を用いて判断するステップと、電源装置が、該判断の結果、該利用者に使用が許可されていない電子機器である場合、該電源のプラグへ電源の供給を行わないステップと、を有する電源制御方法である。
好ましい例では、前記電源装置は、利用者が該場所に入退場するときに、該ユーザ機器管理テーブルを参照して、該利用者用として登録された該プラグへの電源の供給又は遮断を制御する。
[発明の効果]
本発明によれば、電源に接続される電子機器の認証を行い、認証されない機器には電源を供給しないように制御する。これにより、ある者の電子機器を他の者が利用する場所へ持参して電源へのセットを行っても、その電子機器には電源が供給されず、不正使用されることを防ぐことができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
本実施形態によれば、電源に接続される電子機器の認証機能を持ち、ネットワークに接続された機器識別型の電源装置を用いて遠隔で電源スイッチの操作を行うことができる。またネットワークに接続された錠制御監視端末装置によりこの電源装置から情報を取得し、及びその電源装置へのスイッチング制御情報を送ることにより、入退室と連動した電子機器の個別電源制御を行うことができる。尚、ここで電子機器とは、電源の供給を必要とする電気機械、器具等を含む機器を意味する。
図1は一実施形態による電源管理システムの構成を示す。
居室101のドアは、錠制御監視端末装置103によってユーザの入退室管理が行われる。居室101内には共用で使用する設備やスペースの他、個人が使用するスペース(例えばブース等)102があり、個人のブースごとに電源装置104が設置されている。電源装置104はAC電源をとるための電源プラグ105を1つ又は複数備えており、各々の電源プラグにテーブルライトやPCなどの電子機器106のAC電源コンセントが差し込まれ、ここからそれぞれの機器に電源が供給される。なお、電源装置104の詳細な構成については、図2を参照して後述する。
電源が持つ機器の識別機能は、電源投入時の突入電流波形などその機器が持つ固有の情報をメモリに保持しておき、これを用いることで実現できる。即ち、突入電流波形は電子機器により固有の値を持ち、同一の機種であってもその個体差により波形の形は変わる。このため、この波形をメモリに記憶しておき、実際に電源プラグに接続された電子機器の波形と、予めメモリに保持されている波形とを照合することにより機器を識別することができる。尚、他の手段として、電子機器ごとに異なる無線IDタグなど識別用の識別用デバイスを用いてもよい。
電源プラグ105は、そのプラグ205を使用する電子機器106の突入電流波形のような識別用のデータを、例えば制御部202内のメモリに登録しておくことにより、そのプラグはある電子機器を接続するための専用の電源プラグとなる。従って、メモリに登録されていない、即ち許可されていない電子機器がそのプラグに接続された場合には、識別データの照合の結果、否となるので、その機器には電源が供給されず、その機器は動作しない。これにより、あるユーザの機器を他のユーザのブースへ持って行って電源プラグに接続したとしても、その機器には電源が供給されず、その機器が不正に使用されることが防止される。
複数の電源装置104は、それぞれLAN107を介して錠制御監視端末装置103に接続されており、錠制御監視端末装置103からそのブースを使用する正規のユーザが入室した場合に、機器の起動が許可される旨の信号を受ける。従って、本人が正規の場所に入室していなければその利用者の電子機器106には電源が供給されず、勝手に電源を投入して共有ディレクトリを見ることや、パスワードアタックをかけるといった行為を防ぐことができる。
錠制御監視端末装置103は、また電源装置104内の電源プラグ105それぞれの機器登録情報を保持しており、ユーザの所在を表す入退室管理情報に従ってそれぞれ個別に電源プラグの制御を行う。これにより、一時的に居室101を退室した場合にライトなどのオフにして良い電源を切ることで省電力化を図ることができる。
セキュリティホスト装置109および管理端末108は、入退室管理システムの上位装置であり、セキュリティホスト装置109にはユーザの個人情報が保持されている。管理端末はセキュリティホスト装置109に個人情報を登録したり、メンテナンスを行うためのマンマシンインターフェースである。
図2は電源装置104の構成例を示す。
電源装置104は、プログラムを実行するプロセッサ2022、及び各種の情報及びプログラムを記憶するメモリ2024を有し、デバイスへの入出力ポートを持つ制御部202と、この制御部202の入出力ポート及びAC電源線に接続された複数の電源プラグ105を有して構成される。更に、制御部202とLAN107とを接続し、通信可能とするEther(登録商標)デバイスで構成されるネットワークインターフェース201と、制御部202からスイッチング可能なメインAC電源スイッチ209、及び制御部用電源回路208を備える。
なお、制御部202は、例えばプロセッサ2022及びメモリ2024を有するワンチップマイコンの構成が好ましいが、同等の機能を有していればこの制御部202はワンチップマイコンでなくとも、CPUとRAM、ROM、I/Oデバイスを別個に備えた構成でもよい。またネットワークインターフェース201はLANの仕様に合わせてEther以外のデバイスを用いても良い。
電源プラグ105は少なくともACコンセントを差し込むためのプラグ205と、制御部202からスイッチング可能なプラグ用電源スイッチ204と、制御部202機器認識情報を入力する機器認識用情報入力部203とを備える。尚、複数の電源プラグ105は同様の構成を有しており、図2においてプラグID2以降の内部の図示は省略してある。
電源プラグ105において、機器認識用情報入力部203はどのような情報で機器を認識するかによって構成が変わる。例えば、無線IDタグを利用する場合はアンテナとRFリーダなどから構成され、また突入電流データを利用する場合は電流系およびADコンバータ等を用いて構成される。ここで、機器認証時の制御部202の負荷を軽減するため、機器認識用情報入力部203内にDSP(Digital Signal Processor)等を用いてアナログデータを解析するデータ解析部を設け、制御部202へはOK/NGなどより簡単な情報を送る構成にすることもできる。
電源プラグ105には、更に現在の動作状況を示す、例えばLEDあるいは液晶表示機で構成されるインジケータ206が備えられる。制御部202からの指示によりインジケータ206の表示状態を変更することにより、通電状態や動作モードを識別することができる。なおここで動作モードには、例えば機器の登録モードや機器の削除・取消モードなどがある。
同様の構成を成す複数の電源装置104の電源スイッチ204、機器認識用情報入力部203、インジケータ206はそれぞれ制御部202の入出力ポートと接続される。
電源装置104はまた、機器認識情報の登録、抹消などを行うためのモードスイッチ207を有している。このモードスイッチ207によって制御部202に動作モードを通知する。また各電源プラグの動作モードを切り替える。モードスイッチ207は必要な状態をとることができるビット数を持つスイッチ、例えばDIPスイッチや、制御部202へ状態変更を通知できる押しボタンスイッチなどで構成される。
制御部202、ネットワークインターフェース201、電源プラグ内の機器認識用情報入力部203やインジケータ205の動作用電源は常に通電されている208の制御部用電源回路から供給される。
図3は錠制御監視端末装置103のブロック図を示す。
錠制御監視端末装置103は、入退室管理を行う制御部301と、制御部301とLAN107とを接続し、通信可能とするEtherデバイスで構成されるネットワークインターフェース303と、入退室管理に使用されるユーザ機器管理テーブル307、及びあるブース又は部屋への人の出入りを管理する入退室管理テーブル308を保存する外部記憶装置302と、IDカードや生体認証などユーザの認証用データを入力する認証デバイス304と、電子錠とのインターフェース305を有して構成される。電子錠インターフェース305はそれに接続された電子錠306の開錠、施錠処理を行う。
ここで、図8を参照してユーザ機器管理テーブル307の構成について説明する。
図8において、ユーザ機器管理テーブル307はそのフィールド値として、少なくとも個人の入退室管理データとのキー値に相当するデータ(ユーザID)801と、そのユーザが使用する機器識別型電源のネットワークアドレス802と、その機器識別型電源の各電源プラグの機器データ803、及び各電源プラグの機器データ803の退出時における電源の状態(即ちオンかオフか)を示すデータを有する。
電源プラグ機器データ803の値は、新規登録時シーケンス(図4参照)における機器識別情報登録プロセス409で追加更新され、登録解除シーケンス(図7参照)における登録解除要求プロセス705で削除更新される。
この例では、ユーザ機器管理テーブル307は錠制御監視端末装置103内に形成されているが、他の例としてはこのテーブルをセキュリティホスト装置109に保持し、管理端末108からの操作によってセキュリティホスト装置109から錠制御監視装置端末103にダウンロードすることでそのデータの更新、登録を行っても良い。
尚、図3において、入退室管理テーブル308の構成については、特に図示していないが、この管理テーブル308は、部屋等への人の出入りを管理するために、入退室管理データとして、入退室する人のユーザID、及びそのIDを持つ者が入室したか退室したかを示すフラグ情報を保持している。
本実施例で特徴的なことは、このユーザ機器管理テーブル307の情報と電源装置104とを関連付けて入室者に対応したブースごとの電源制御を行うことにある。以下、一連の動作について説明する。
図4は電源装置104へユーザが電子機器を新規に登録する場合の動作シーケンスを示す。
まず、ユーザは錠制御監視端末装置103の認証デバイスへIDカードをかざす等の認証情報を入力する入室手続きを行う(401)。
これを受け、錠制御監視端末装置103は認証デバイス304から情報を読み取り、それが正しいものであれば開錠処理を行い、入退室管理テーブル308に入室者のIDデータを格納し、ドアを開ける(402)。開錠処理後、ネットワークインターフェース303よりLAN107を通してそのユーザの電源装置104へ通電許可を出す(403)。
電源装置104はこれを受信し、メインACスイッチ209および各プラグ用電源スイッチ204の全てをオンにする(404)。ユーザが自席へと移動し、電源装置104のモードスイッチ207を登録モードに設定する(405)。すると、電源装置104はモード変化通知を錠制御監視端末装置103へ送信する(412)。
錠制御監視端末装置103はそのユーザが現在在席になっているので、登録許可を電源装置104へ返し(413)、電源装置104は登録モードに移行する。登録モード移行時、インジケータにはその旨を表示してユーザに知らせる。
その後、ユーザは機器のACコンセントを登録モードになった電源プラグへ挿入し、機器のスイッチを入れる(406)。ステップ404にてメインAC電源スイッチおよび全ての電源プラグはオンになっているので、新たに接続された電子機器106は登録モードになった電源プラグからAC電源の供給を受ける(407)。
ここで、電源装置104は機器認識用情報入力部203を用いて機器認識用の情報を読み取る(408)。突入電流データを認識情報とする例の場合、ステップ407で発生する突入電流そのものが入力データとなるので、これをメモリ2024に保存し、その電源プラグの機器識別情報として登録した後、錠制御監視端末装置103へ登録したプラグが何番であるかタップID(電源認識型電源アドレス)を通知する(409)。
錠制御監視端末装置103は、ステップ409で取得された電源プラグの機器識別情報及び電源認識型電源アドレスを受信して、ユーザ機器管理テーブル307の電源認識型電源アドレス802及び電源プラグ機器データ803を更新する(410)。尚、ユーザは418〜410の登録シーケンスは意識することなく、起動した機器を使用することができる(411)。
尚、図4に示す登録動作の例において、上記412〜413の処理はそのオフィスのセキュリティポリシーに従い、処理を省いてスイッチのみで登録モードに移行するような構成としてもよく、また逆により厳しく管理者が設定しないと登録できないようにしてもよい。
次に、図5を参照して、電子機器の通常使用時における動作シーケンスについて説明する。この動作は、電子機器が登録された後、通常使用時にユーザが入室してから電子機器を使用するまでの動作である。
ユーザが入室手続きを行う過程(ステップ501)から電源装置104がメインACスイッチ209および各プラグ用電源スイッチ204の全てをオンにするまでの過程(ステップ504)の動作は、図4におけるステップ401〜404と同様である。
その後、ユーザは自席へと移動し、機器のスイッチを入れると(505)、機器は登録済みの電源プラグ205からAC電源の供給を受ける(506)。電源装置104は機器認識用情報入力部203と制御部202を用いて、この時に流れる突入電流を計測する(507)。計測された電流値は、予めメモリ2024に登録しておいた突入電流値のデータと合致するかどうかを判定する(508)。判定の結果、合致(OK)すれば、そのまま何もせず、通電した状態でユーザは起動した機器を通常通り使用できる(510)。
一方、判定の結果、合致しない場合には、プラグ用電源スイッチ204をオフにして電源を遮断する(509)。尚、機器は電源供給を急に遮断されることになるが、通常突入電流が流れる過渡状態では機器が安定して動作し始める前の状態であり、非常に短い時間であるため、特に問題はない。PC等のコンピュータ機器を接続した場合でもROMからIPLを読み出す前の状態であるから、不正なシャットダウン処理といった状態にはならない。
次に、図6を参照して、ユーザが一時的に退室し再入室する場合の動作について説明する。
ユーザが錠制御監視端末装置103の認証デバイスへIDカードをかざす等の認証情報を提示し、退室手続きを行うと(601)、錠制御監視端末装置103は開錠処理を行い、入退室管理テーブル308の退室者のデータを更新し、ドアを開ける(602)。その後、ユーザ機器管理テーブル307を検索し(603)、退室手続きを取ったユーザIDに対応して登録された機器のうち、電源をオフにできるものがあれば、電源装置104へその機器が登録されている電源プラグのタップID(電源プラグ機器データ803)を通知する(604)。電源装置104は電源オフタップIDの通知を受信すると、該当する電源プラグのスイッチ204をオフする(605)。その結果、退室時に電源をオフすべきユーザの機器は電源を遮断される(606)。
次に、ユーザが再入室した場合、入室手続きを行う動作(ステップ607)から電源装置104がドアを開ける(ステップ608)までの動作は、上述の図4の場合と同様である。
錠制御監視端末装置103はドアを開けた後、ユーザ機器管理テーブル307を検索する(609)。その検索の結果、一時退室時に電源をオフにしていたものがあれば、電源装置104へその機器が登録されている電源プラグのタップIDを通知する(610)。電源装置104は電源オンタップIDの通知を受信すると、該当する電源プラグのスイッチをオンにする(611)。その結果、電源を遮断されていたユーザの機器は再び電源供給を受け動作を再開する(612)。
次に、図7を参照して、電源装置104からユーザが登録機器を削除する場合、および通常使用時の最終退室時の動作について説明する。
まず、ユーザは電源装置104のモードスイッチ207を登録解除モードに設定すると(701)、電源装置104はモード変化の通知を、錠制御監視端末装置103へ送信する(702)。
錠制御監視端末装置103は、登録解除許可を電源装置104へ返し(703)、電源装置104は登録解除モードに移行する。
登録解除モード移行した時、インジケータ206にその旨を表示してユーザに知らせる。登録解除モードになった後、電源装置104のメモリ2024に保存されていた機器認識情報を削除し(704)、錠制御監視端末装置103へ登録解除要求を出す(705)。
錠制御監視端末装置103は登録解除要求を受け、ユーザ機器管理テーブル307に登録されていたその電源装置104に対応する機器データ803を、テーブル307から削除する(706)。
なお、ユーザが電源タップから機器のAC電源を抜くか、あるいは電源を切ることで、機器認識用情報入力部203により、電流測定データが0になることを確認した電源プラグの機器認識データを削除するようにし、一度に全部の電源装置104の全ての電源プラグ分の登録データを削除せず、1つずつ削除するようにしてもよい。
電源装置104に機器を再登録する場合はこの登録削除シーケンスを実行した後、新規登録シーケンスを再び実行することで可能となる。
通常使用時の最終退室時の動作では、ユーザが退室手続きを行うステップ707から錠制御監視端末装置103が開錠処理を行い、ドアを開けるステップ708までは図6の場合と同様である。その後、錠制御監視端末装置103は電源装置104に通電禁止命令を通知し(709)、これを受けた電源装置104はメインAC電源スイッチ、全てのプラグ用電源スイッチをオフにし、機器への電源供給を遮断する。
尚、上記ステップ701〜704の処理は、そのオフィスのセキュリティポリシーに従って省略して、スイッチのみで登録モードに移行するような構成としてもよい。逆に、より厳しく管理者が設定しないと登録できないようにしてもよい。
次に、図9のフローチャートを参照して、各動作シーケンスを実現するための電源装置104における制御について説明する。この制御は、制御部202のメモリ2024に格納されている制御プログラムをプロセッサ2022で実行することにより行われる。
最初に各部の初期化とメインAC電源スイッチ209および各電源プラグのスイッチ204をオフに設定した後(ST901)、通信受付待ちに入る(ST902)。錠制御監視装置端末装置103から通電許可が入ると(ST903)、メインAC電源スイッチ209及び各電源スイッチ204をオンにして通電状態にした後(ST904)、割り込み待ち状態となる(ST905)。割り込み処理にはモード変更、機器認識、通信の3つがあり、何らかの要因でエラー状態になった場合はST917でエラー処理を行い再び割り込み待ち状態となる。
機器認識割り込み(ST908)への分岐はユーザ機器の電源が投入され、突入電流発生時に機器認識用情報入力部203から入力信号が発生した場合に分岐する。どのポートから入力があったかにより電源プラグIDを決定し、入力された情報が保存してあるその電源プラグIDの認証情報と一致しているかを判断する(ST901)。その結果、一致していれば何もせず、割り込み待ちへ復帰する(ST905)。これに対して一致していなければ、これは登録されていたユーザ機器ではないので、その電源プラグのスイッチをオフ、電力供給を遮断した後(ST911)に、ST905の割り込み待ちへ復帰する。
通信割り込みは錠制御監視装置端末装置103から何らかの制御通信を受信した場合に分岐する。通電禁止(ST913)の場合はST901の状態まで戻る。電源オフプラグIDであった場合(ST914)には、ST911へ分岐し、対象電源プラグのスイッチをオフ、電力供給を遮断した後ST905の割り込み待ちへ復帰する。次に電源オンプラグIDであった場合(ST915)には、逆に対象電源プラグのスイッチをオンし(ST916)、電力を供給開始した後ST905の割り込み待ちへ復帰する。
モード変更割り込み(ST906)への分岐はモードスイッチがユーザにより操作された場合に分岐し、ST907で各モードの処理に入る。
図10を参照して各モードにおける処理の詳細について説明する。
登録モードの場合(ST1001)には、まず錠制御監視装置端末装置103にモード変更を通知し(ST1002)、許可がなかった場合には処理を終了し、図9のフローへ戻る。
許可通知を受け取った場合には、ST1004へ分岐し、登録モードになった旨をインジケータへ表示する。ユーザが登録したい機器の電源を入れると、機器認識用情報入力部203から得られた突入電流測定値を、入力ポートナンバから決定した電源プラグIDを対象とする認識情報として保存する(ST1004〜ST1005)。その後、錠制御監視装置端末装置103へ登録した電源プラグIDの機器情報を送信し(ST1006)、処理を終了して図9のフローへ戻る。
登録解除モード(ST1007)の場合には、錠制御監視装置端末装置103にモード変更を通知し(ST1008)、許可がなかった場合には処理を終了して、図9のフローへ戻る。これに対して、許可通知を受け取った場合には、ST1009に分岐して、保存してあった機器認識情報を削除(ST1010)後、錠制御監視装置端末へ登録削除情報を送信し(ST1011)、処理を終了、図9のフローへ戻る。
何れのモードでも無い場合には、通常のモードとして何も処理せずに終了、図9のフローへ戻る。
次に、図11を参照して、錠制御監視装置端末装置103における入退室電源管理処理動作について説明する。
割り込み待ち状態(ST1101)で、ユーザが入退室する場合はユーザが提示した認証情報入力による割り込みが発生し、YES側に分岐する(ST1102)。入室、一時退室、再入室、最終退室の各処理(ST1104〜1107)において、通常の入退室処理における開錠処理およびドアオープン後、ユーザ機器管理テーブル307を検索してユーザIDが一致するレコードからそのユーザの機器認識型電源アドレス802を認識する。
その後、認識したアドレス先へそれぞれ入室ならば通電許可(ST1113)、一時退室ならばレコード中にある電源オフプラグID(ST1115)、再入室ならばレコード中にある電源オンプラグID(ST1117)、最終退室ならば通電禁止(ST1119)を通知する。
機器認識型電源104からの通信による割り込み発生ならば、通信割り込み(ST1109)でYES側に分岐して、通信処理を開始する。それ以外のエラーあるいは入退室時ユーザの提示した認証情報が誤っている場合はST1111にてエラー処理後、ST1101の割り込み待ちへ戻る。
次に、図12を参照して、通錠制御監視端末装置103で実行される電源104に対する通信処理の動作について説明する。
登録モード通知(ST1201)であった場合、通知の来た機器認識型電源アドレスのヒットするレコードからユーザIDを決定し、そのユーザが入室しているかどうかを確認する(ST1202)。入室していなければ本人ではないとして、エラー処理後(ST1203)、通信処理を終了する。入室していれば、対応する電源アドレス先の電源104の制御部202へ登録モード許可通知を送信して(ST1204)、終了する。
登録解除モード通知の場合には(ST1205)、上記と同様に入室確認後、登録解除モード許可通知を送信して(ST1207)、終了する。
登録情報通知の場合(ST1209)は、送信されてきた電源プラグIDの機器情報を送信元アドレスがヒットするレコード内の電源プラグ機器データとして、ユーザ機器管理テーブル307に登録更新する(ST1210)。これに対して、登録解除情報通知の場合(ST1211)には、送信元アドレスがヒットするレコード内の電源プラグ機器データをユーザ機器管理テーブル307から削除して更新する(ST1212)。
以上のように、上記の実施形態によれば、電子機器の認証を行い、ユーザ機器を個別に入退室と連動して制御し、認証されない機器には電源が入らないようにすることが可能となる。これにより、自分の機器を他のユーザのブースへ持って行った場合、その機器には電源が供給されず、不正に使用することを防ぐことができる効果がある。
また、勝手に電源を投入して共有ディレクトリ参照やオフラインパスワードアタック行為を防ぐことができ、一時退出時等にオフにしてもよい電源はオフにし、省電力化を図るという効果がある。
さらに、個人のブースで使用するテーブルライトの制御や、退室時にPCの画面あるいは本体の電源を切るといったことが可能となり、ユーザ毎、機器個別による省電力化とローカル機器のセキュリティ性の向上をも同時に図る入退室電源管理システムを構築することが可能となる。
一実施形態による電源管理システムの構成例を示す図。 一実施形態における電源装置104の一例を示すブロック図。 一実施形態における錠制御監視端末装置103の一例を示すブロック図。 電源装置104への新規機器の登録動作の例を示す動作シーケンス図。 ユーザによる電子機器の通常使用時における動作シーケンス図。 ユーザの一時的退室、再入室時の動作シーケンス図。 電源装置104から登録機器を削除、および通常使用時の最終退室時の動作シーケンス図。 ユーザ機器管理テーブル301の一例を示す図。 電源装置104で実行されるプログラムの実行動作フローチャート。 電源装置104で実行されるプログラムの登録モード、登録解除モードを示すフローチャート。 錠制御監視端末装置103で実行される入退室電源管理処理の動作を示すフローチャート。 通錠制御監視端末装置103で実行される電源104に対する通信処理の動作を示すフローチャート。
符号の説明
101:居室 102:個人スペース
103:錠制御監視端末装置 104:電源装置
105:機器識別型電源の電源プラグ 106:電子機器
107:ネットワーク 108:管理端末
105:セキュリティホスト装置
201:ネットワークインターフェース
202:制御部 203:機器認識用情報入力部
204:プラグ用電源スイッチ 205:電源プラグ
206:インジケータ 207:モードスイッチ
208:制御部用電源回路 209:メインAC電源スイッチ
301:制御部 302:外部記憶装置
303:ネットワークインターフェース
304:個人情報入力部
305:電子錠インターフェース 306:電子錠
307:ユーザ機器管理テーブル 308:入退室管理テーブル。

Claims (6)

  1. 所定の場所に設置された電子機器に対する電源の供給を制御する電源管理システムにおいて、
    所定の場所へ出入りする利用者を監視し、該利用者を特定する個人情報、及び利用者の個人情報と該利用者にその使用を許可された電子機器の関係を登録する錠制御監視端末装置と、
    電子機器を接続するプラグと、該プラグに電源を供給する電源スイッチと、該プラグに接続される電子機器から該電子機器の突入電流波形を該電子機器を特定するための識別情報として取得する入力部と、接続が許可された電子機器の突入電流波形を格納する記憶部と、該入力部から得られた識別情報、及び該錠制御監視端末装置からインターフェースを介して得られた情報とに基づいて、該電子機器が該利用者に使用を許可された電子機器であるかを判定する制御部と、を含む電源装置を有し、
    該錠制御監視端末装置は、所定の場所へ入退場する利用者の個人に関する情報と、該電源装置のネットワーク上のアドレスと、該電源装置に含まれるプラグに接続される電子機器を識別するための情報を保持するフィールドと、を関連付けて登録したユーザ機器管理テーブルを有し、
    該電源装置は、該ユーザ機器管理テーブルの情報に基づいて該プラグへの電源供給の要否を判断し、該プラグを介して該プラグに接続された電子機器に電源が供給された場合には、前記入力部から得られた該電子機器の突入電流波形と、該記憶部に予め登録された突入電流波形を照合することにより、該制御部が該プラグに接続されている電子機器が許可されたものか否かを判定し、該制御部による判定に応じて該電源スイッチによる電源の供給又は遮断を行うことを特徴とする電源管理システム。
  2. 該ユーザ機器管理テーブルには、該電源装置の該入力部から得られる電子機器の識別情報を登録し、該テーブルを参照することによりユーザ毎に使用が許可される電子機器の判別を行うことを特徴とする請求項1の電源管理システム。
  3. 該錠制御監視端末装置は、更に、所定の場所へ入退場する利用者の個人に関する情報と、該場所への該利用者の入退場状態を示す情報を登録する入退場管理テーブルを有し、
    該入退場管理テーブルを参照して得られた個人情報を基に、該ユーザ機器管理テーブルを参照して、該利用者に利用許可された電子機器に関する情報を取得することを特徴とする請求項2の電源管理システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの電源管理システムにおいて使用される該錠制御監視端末装置。
  5. 所定の場所に設置された電子機器に対する電源の供給を制御する電源制御方法において、
    錠制御監視端末装置が、所定の場所へ出入りする利用者を特定する個人情報を取得して記憶手段に格納するステップと、
    錠制御監視端末装置が、所定の場所へ入退場する利用者の個人に関する情報と、前記電源装置のネットワーク上のアドレスと、前記電源装置に含まれるプラグに接続される電子機器を識別するための情報を保持するフィールドと、をユーザ機器管理テーブルとして関連付けて記憶手段に登録するステップと、
    電源装置が、電源のプラグに接続される電子機器から該電子機器の突入電流波形を該電子機器を特定するための識別情報として取得するステップと、
    電源装置が、該ユーザ機器管理テーブルの情報に基づいて該プラグへの電源供給の要否を判断し、該プラグを介して該プラグに接続された電子機器に電源が供給された場合には、前記入力部から得られた該電子ききの突入電流波形と、該電源装置の記憶部に予め登録された接続を許可された電子機器の突入電流波形を照合することにより、該取得された識別情報が示す該電子機器が、該ユーザ機器管理テーブルに登録されている電子機器かを、計算手段を用いて判断するステップと、
    電源装置が、該判断の結果、該利用者に使用が許可されていない電子機器である場合、該電源のプラグへ電源の供給を行わないステップと、
    を有することを特徴とする電源制御方法。
  6. 前記電源装置は、利用者が該場所に入退場するときに、該ユーザ機器管理テーブルを参照して、該利用者用として登録された該プラグへの電源の供給又は遮断を制御することを特徴とする請求項5の電源制御方法。
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