JP4532962B2 - 出入管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、ID カードのデータやバイオメトリクス情報を用いて、人または物品のエリア間の移動を管理する出入管理システムに関する。
従来、ビルや複数の建物群におけるエリア間の移動を規制するために、社員証等のID力―ドや指紋等のバイオメトリクス情報を用いて個人認証または物品認証を行い、正当な権限を持つものだけが、エリア間を移動できるようにした出入管理システムが実用化されている。
例えば、特開平5-79231には、各エリア間の仕切りに設置される複数のゲート装置と集中管理装置とをネットワークで接続し、ゲート装置から入力されたIDカードデータに基づき、カード所持者の各エリアへの出入を管理する出入管理システムが開示されている。
かかる従来の出入管理システムは、ゲート装置から入力されたIDカードデータが集中管理装置に送信される。この送信されたIDカードデータが予め登録されているか、送信してきたゲート装置の設置場所からIDカード所持者の通行履歴が正当か否かによって、所持者の通行を許可するか不許可とするかを判定していた。
ここで、通行履歴が正当であるか否かの判断は、集中管理装置に予め登録されているゲート装置のエリア対応テーブルを参照して行う。エリア対応テーブルは、各ゲート装置が設置されているエリアと当該エリアから直接移動可能なエリアとを登録したテーブルである。また、集中管理装置は、IDカードデータを受信すると、IDカードデータを送信したゲート装置を特定して、IDカード所持者の所在エリアを通行履歴情報として随時記憶している。そして、通行履歴が正当か否かの判断は、IDカードデータを送信してきたゲート装置の所属エリアが、通行履歴情報と矛盾が生じていなければ正当通行と判断し、矛盾が生じていれば不正通行と判断する。
更に、不正通行と判断した場合は、当該IDカードを繰り返し使用して同一ゲートを複数人が不正に通行する行為(パスバック)が行われている可能性がある為、当該IDカードに対して使用禁止状態を設定し、以降の通行を許可しない。これにより、セキュリティ性の高い不正通行の検定を行っていた。
また、自分のIDカードを操作せずに他人のカード操作に便乗して通行してしまうと、通行路暦を正確に記録することができなくなるので、必ずカード操作を行わせる為に、カード操作を忘れて通行した場合に、IDカードを使用禁止にしてペナルティを科すようにしている。
特開平5−79231号公報
従来の出入管理システムでは 使用禁止状態となったID力―ドの復旧は、セキュリティ性を確保するため、IDカードの所持者だけでは行うことができず、集中管理装置の管理者が復旧作業をすることになる。
すなわち、カード所持者が管理者に電話等を利用して行った復旧要請に基づいて、正当なカード所持者であることを管理者が確認した場合に限り、管理者が集中管理装置を操作してIDカードを使用許可状態に復旧させている。
このため、使用禁止状態となったIDカードの復旧作業を行うためには、常に管理者への連絡できる体制を整えておく必要があるため、管理者にとって過大な負担となっている。また、管理者が不在の状況下において使用禁止状態が発生してしまうと、正当なカード所持者であったとしても、使用禁止状態から復旧となるまで移動ができず、使い勝手が悪くなるという問題が生じていた。
他方、容易にIDカードの復旧作業を行えるようにした場合には、IDカード所持者の行動管理を正確に行うことが困難になる上、IDカードの不正利用行為を防ぐことができなくなるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、IDカード所持者等の行動管理を正確に行い、また、人または物品のエリア間の移動における不正通行行為を防止するとともに、正当なIDカード所持者にとって使い勝手のよい出入管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明は、管理領域における複数のエリアを仕切る場所に設置される複数の端末とこれらを集中管理する管理装置とをネットワークを介して接続した出入管理システムにおいて、端末は、管理対象を識別できる対象識別コードを読み取る読取部と、各端末を識別できる端末識別コードを記憶している記憶部と、管理装置と通信を行う通信部と、読取部にて対象識別コードを読み取ると対象識別コードおよび前記端末識別コードを少なくとも含む照合要請信号を管理装置へ送信させる制御部とを有し、管理装置は、対象識別コードごとに禁止状態か許可状態かを示す使用禁止情報および端末識別コードを少なくとも記憶する記憶部と、端末から照合要請信号を受信する通信部と、使用禁止情報にて禁止状態となっている対象識別コードについて所定の端末からの照合要請を受けると、使用禁止情報を許可状態に変更させる制御手段とを有する出入管理システムを提供する。
かかる構成によれば、管理対象が既に禁止状態であった場合に、照合要請信号が所定の端末からの照合要請であれば禁止状態を復旧して許可状態に変更させる。これにより、管理対象の禁止状態を管理者に負担を強いることなく、復旧させることができる。また、所定の端末での照合要請の場合に復旧できるようにしたため、復旧可能な端末を知っている者のみが本復旧を行えるので、例えばIDカードを拾った者が復旧させることが困難となり、セキュリティ性の維持を図っている。
また、好ましい態様は、管理装置の記憶部に、端末識別コード・端末の所属エリア・端末の移動先エリアを対応させた端末エリア情報、および対象識別コードごとに移動したエリアの履歴をさらに記憶させ、管理装置の制御部にて、通信部から受信した端末識別コードに対応する端末エリア情報における端末の所属エリアと、受信した対象識別コードに対応する履歴として記憶されている現所在エリアとを照合するエリア照合手段を設け、使用禁止情報が許可状態の場合に、前記エリア照合手段にて端末の所属エリアと現所在エリアとが不一致であれば許可状態の使用禁止情報を禁止状態とする出入管理システムを提供する。
かかる構成によれば、管理対象がエリアを移動するにあたって、必ず端末に対象識別コードを読み込ませないと禁止状態にする。これにより、管理対象のエリア間における移動が不適切な場合に禁止状態とすることができ、更に厳格な出入管理を行うことができる。
また、好ましい態様は、管理装置の制御部は、端末から受信した対象識別コードが予め登録されており、且つエリア照合手段にて、端末の所属エリアと現所在エリアとが一致すれば当該端末に通行許可信号を送信させ、端末の制御部は、管理装置から通行許可信号を受信すると、エリア間の移動を物理的に規制するゲートを通行可能に制御する出入管理システムを提供する。
かかる構成によれば、出入管理システムにおいて、ゲートによるエリア間移動の物理的な規制を組み合わせることにより、禁止状態となったエリアからの移動を単独で行えないので、所定の端末の所属するエリアまで移動するのに正当な人とともに移動することが条件となる。これによって、禁止状態の人が単独で禁止状態を復旧させることを防止できる。
また、好ましい態様は、所定の端末は、前記履歴情報における最新に通行許可されたときの移動先エリアに所属する端末とした出入管理システムを提供する。
かかる構成により、当該対象識別コードの正当な利用者であれば、自ら知覚している行動履歴を思い出すことで、禁止状態を復旧させることができる。このため、正当な利用者以外の者は、禁止状態を復旧させることができず、例えばIDカードを拾った者が復旧させることができないなど厳格な出入管理を実現できる。
また、他の好ましい態様は、管理領域における複数のエリアを仕切る場所に設置される複数の端末とこれらを集中管理する管理装置とをネットワークを介して接続した出入管理システムにおいて、前記端末は、管理対象を識別できる対象識別コードを読み取る読取部と、各端末を識別できる端末識別コードを記憶している記憶部と、前記管理装置と通信を行う通信部と、前記読取部にて対象識別コードを読み取ると当該対象識別コードおよび前記端末識別コードを少なくとも含む照合要請信号を前記管理装置へ送信させる制御部とを有し、前記管理装置は、前記端末識別コード・端末の所属エリア・端末の移動先エリアを対応させた端末エリア情報と、前記対象識別コードごとに管理対象の移動したエリアである現所在エリアと、予め設定された1または複数の復旧用端末識別コードと、前記対象識別コードごとに禁止状態か許可状態かを示す使用禁止情報を少なくとも記憶する記憶部と、前記端末から照合要請信号を受信する通信部と、前記端末の通信部から受信した端末識別コードに対応する前記端末エリア情報における端末の所属エリアと、受信した対象識別コードに対応する前記現所在エリアとを照合するエリア照合手段と、前記エリア照合手段にて端末の所属エリアと現所在エリアとが不一致であれば予め許可状態に設定されている前記使用禁止情報を禁止状態に変更し、前記端末から前記使用禁止情報にて禁止状態となっている対象識別コードと、前記復旧用端末識別コードと一致する前記端末識別コードを少なくとも含む照合要請信号を受信すると、当該使用禁止情報を禁止状態から許可状態に変更させる制御部とを有する出入管理システムを提供する。
かかる構成によれば、管理領域の正当な利用者であれば、復旧できる端末を予め知っているので、容易に復旧できる。他方、管理領域の正当な利用者以外の者は、禁止状態を復旧させることができず、例えば外部の者がIDカードを拾っても復旧させることができないので、厳格な出入管理が実現できる。
また、他の好ましい態様は、前記管理装置の記憶部は、前記復旧用端末識別コードと対応づけた復旧時所在エリアを予め記憶し、前記管理装置の制御部は、前記禁止状態を許可状態へ変更させたとき、前記受信した対象識別コードに対応する現所在エリアを前記受信した復旧用端末識別コードに対応する前記復旧時所在エリアとする出入管理システムを提供する。
かかる構成によれば、禁止状態から復旧させた場合に、通常時の移動可能エリアと異なるエリアへの移動を許容するので、フレキシブルな運用が可能となる。
以下、図を参照して、本発明にかかる出入管理システムを、IDカードを用いた出入管理システムに適用した実施の形態にて説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態に係る出入管理システム構成を示す図である。同図に示すように、出入管理システムは、外部領域であるエリアA、管理領域の内部領域のエリアB、エリアC、エリアD、エリアEの計5エリアに分割している。このエリア分割は、本システムを導入する管理領域において、使いやすいように利用者が任意に決定するものであり、本実施の形態にかぎられるものではない。
また、各エリアの仕切りには、管理領域に出入りする利用者が所持するIDカードの識別情報であるIDコードを読み込むカードリーダCR1〜CR10が設置されている。
具体的には、エリアAとエリアBとの仕切りである電気錠付き扉D1にカードリーダCR1とカードリーダCR2、エリアBとエリアCとの仕切りである電気錠付き扉D2にカードリーダCR3とカードリーダCR4、エリアBとエリアDとの仕切りである電気錠付き扉D4にカードリーダCR8とCR7、エリアBとエリアEとの仕切りである電気錠付き扉D5にカードリーダCR9とカードリーダCR10、エリアCとエリアDとの仕切りである電気錠付き扉D3にカードリーダCR5とカードリーダCR6とがそれぞれ設置されている。
ここで、電気錠付き扉D1〜D5は、通常時は施錠状態に維持されており、カードリーダからの解錠信号を受けた場合に所定時間だけ解錠される。これによって、利用者は、カードリーダCR1〜CR10に所持しているIDカードに記憶されているIDコード(対象識別コード)を読み込ませないと、エリア間を移動できないようになっている。
次に、カードリーダCR1〜CR10について、図11を参照して詳細に説明する。
力―ドリーダは、マイクロコンピュータ等である制御部41、処理プログラム・各カードリーダを識別するアドレスコード等の端末識別コード、各種パラメータ、データなどを記憶する記憶部42、集中管理装置1とLANを介して通信する通信インタフェース43、IDカードから利用者の個人識別情報であるIDコード(対象識別コード)を読み取る読取部44、扉に設置されている電気錠を施錠/解錠制御させる電気錠制御部45、液晶モニタである表示部46、各部に電源を供給する電源47から構成されている。
読取部44は、ID力―ドが操作されると、ID力―ドに記録されたID力―ド所持者の個人識別情報であるIDコードが読み取られる。なお、ID力―ドは 磁気力―ド、IC力―ドまたは無線力―ド(送信機)の何れでもよいが、システム利用上非接触式の力―ドであることが好ましい。また、読取部44は ID力―ドの代わりに個人の指紋、掌紋、声紋等のバイオメトリクス情報を読み取るものでもよい。
次に、図2を参照して、集中管理装置1について説明する。図2は、集中管理装置1の概略の機能構成を示した図である。
集中管理装置1は、ワークステーションで構成されており、CPU等から構成される制御部11と、ROM・RAM等にて構成され処理プログラムや各種パラメータ、データ等を記憶する記憶部12と、LANを介してカードリーダCR1〜CR10と通信を行う通信インタフェース13と、キーボード・マウス等である操作部14と、液晶ディスプレイ・スピーカなどから構成される表示部15と、現在時刻を計時する時計部16と、各部に電源を供給する電源17とを具備している。
記憶部12には、カード管理情報、カードリーダ・エリア情報、移動履歴情報、禁止状態情報、および各種プログラムなどが記憶されている。
カード管理情報は、図3に示すように、各カードに記憶されているIDコード(対象識別コード)と当該カード利用者の氏名とを対応させた情報である。図3には、カードのIDコードが「ID01」には利用者甲、「ID02」には利用者乙、「ID03」には利用者丙、・・・が対応付けられて記憶している例を示している。このように、カード管理情報を使用することにより、IDカードのIDコードが判明すれば、IDカードの所持者を特定できる。
カードリーダ・エリア情報は、各カードリーダのアドレスコード(端末識別コード)と当該カードリーダが設置されているエリアである所属エリア、および当該カードリーダを操作した後の移動先エリアを予め対応付けた情報である。カードリーダ・エリア情報は、IDカード所持者の行動管理を行う上で基本となる情報であって、IDカードが操作されたカードリーダのアドレスコードに基づいて、操作時の所在エリアとその後の移動先エリアを判定するための基礎情報となる。
図4は、本実施の形態におけるカードリーダ・エリア情報の例を示している。カードリーダCR1のアドレスコード「CR01」は、カードリーダCR1が設置されているエリアである所属エリアAで、カードリーダCR1を操作した後に移動するエリアである移動先エリアBが設定されている。同様にカードリーダCR2のアドレスコード「CR02」では、カードリーダCR2が設置されているエリアである所属エリアBで、カードリーダCR2を操作した後に移動するエリアである移動先エリアAが設定されている。以下、同様にして総てのカードリーダについて設定している。
移動履歴情報は、IDカードの所持者の移動管理を行うため、IDコードごとにエリア間を移動した履歴を示す情報として、時計部16から取得する時刻、カードリーダ・エリア情報を参照して得られる移動先エリア、通行の許可/不許可の結果、および現所在エリアを記憶した情報である。
図5は、移動履歴情報の一例を示している。移動履歴情報の詳細については、集中管理装置1の処理において後述する。
次に、禁止状態情報は、IDコードごとに、禁止状態に設定されているか、許可状態に設定されているかを示す情報である。また、禁止状態に設定されている場合は、最後に通行を許可されて移動したエリアを正当所在エリアとして記憶している。
ここで、禁止状態とは、カードリーダへIDカードを操作したときに、カードリーダの所属エリアが、現所在エリアと一致しないときに設定され、該当IDカードの使用を禁止する状態をいう。禁止状態は、正当所在エリアに属するカードリーダにてIDカードを操作するまでこの状態が保持され、正当所在エリアに属するカードリーダにてIDカードを操作することにより、許可状態に復旧される。
次に、図10を参照して、集中管理装置1における通行の許可または不許可を判定する処理を説明する。
先ず、利用者が所持しているIDカードをカードリーダの読取部44に操作する。この操作により、カードリーダでは、読取部44からIDカードに記憶されているIDコードを読み出す。そして、カードリーダでは、記憶部42に記憶しているカードリーダの識別コード(端末識別コード)であるアドレスコードを読み出し、通信インタフェース43からLANを介して、IDコードおよびアドレスコードを含む、照合要請信号を集中管理装置1に対して送信する。
この照合要請信号を集中管理装置1が受信することにより、図10の処理が開始される。
集中管理装置1は、照合要請信号を受信すると、IDコードおよびアドレスコードを受信した照合要請信号から読み込む(S101)。次に、受信したIDコードが、カード管理情報に記憶されているか否かを照合する(S102)。ここで、IDコードが記憶されていれば、ステップS103に進む。他方、IDコードが記憶されていなければ、照合要請信号を送信したカードリーダに通行不許可信号を送信する(S111)。
ステップS103では、禁止状態情報を参照し、該当IDコードが禁止状態か許可状態かを判定する。ここで、禁止状態であればステップS104に進み、許可状態であればステップS108に進む。
ステップS104では、受信したアドレスコードからカードリーダ・エリア情報を参照して、当該カードリーダの所属エリアを読み出す。次に、禁止状態情報に記憶されている正当所在エリアと、所属エリアが一致するか否かを判定する。ここで、一致と判定すると、ステップS105にて、禁止状態情報の禁止状態を許可状態に変更するとともに、正当所在エリアを削除して、禁止状態から復旧する。
この処理により、利用者は、管理者を介することなく、自ら禁止状態を許可状態に復旧できるので、管理者の負担が軽減されるとともに利用者の使い勝手がよくなる。また、利用者は、自らの記憶に基づいて、エリア間の移動を最後に許可されたエリアに戻ることとなるので、正当利用者だけが復旧でき、厳格な出入管理を維持できる。
続いて、ステップS106において、移動履歴情報の該当するIDコードの履歴として、時計部16から時刻情報、カードリーダ・エリア情報からの移動先エリア、および通行を許可された旨の許可を記憶させる。
そして、ステップS107において、照合要請信号を送信したカードリーダに通行許可信号を送信し、本処理を終了する。なお、かかる通行許可信号を受信した端末では、電気錠制御部45から接続されている扉の電気錠に対して解錠制御を行う。本実施の形態の解錠制御は、電気錠に対してエリア間を移動するのに十分な時間だけ電気錠を解錠状態とし、その後に自動的に施錠状態に戻す。これによって、エリア間の移動を物理的に規制している。
次に、ステップS103において、禁止状態でなく許可状態であれば、ステップS108に進み、エリア間の移動が正しいか判定する。すなわち、ステップS108では、カードリーダ・エリア情報に基づき受信したカードリーダのアドレスコードに対応する所属エリアを読み出す。また、移動履歴情報に基づき受信したIDコードにおける所在エリアを読み出す。そして、両方のエリアが一致していれば、エリア間の移動が正当であると判定し、ステップS106に進み、前述した処理を実行する。
他方、両方のエリアが不一致であれば、エリア間の移動が不当であると判定し、ステップS109に進む。ステップS109では、禁止状態情報を許可状態から禁止状態に変更するとともに、禁止状態情報の正当所在エリアに移動履歴情報から読み出した所在エリアを設定する。
続いて、ステップS110において、移動履歴情報の該当するIDコードの履歴として、時計部16から時刻情報、カードリーダ・エリア情報からの所属エリア、および通行を不許可とされた旨の不可を記憶させる。
そして、ステップS111において、照合要請信号を送信したカードリーダに通行不許可信号を送信し、本処理を終了する。なお、かかる通行不許可信号を受信した端末では、電気錠制御部45から電気錠を制御することなく、表示部46に通行不許可である旨の表示を行う。このため、エリア間の移動が不当であれば、電気錠が解錠されることがないので、不正なエリア間の移動を物理的に規制することができる。
なお、この場合の通行不許可信号に禁止状態になった旨を含めて送信し、カードリーダでの通行不許可の旨の表示において、禁止状態となった旨を表示するようにしてもよい。このようにすると、利用者は、この表示を見て、禁止状態から復旧する必要性を認識することができる。
次に、S104にて、正当所在エリアでないと判定した場合は、移動履歴情報を更新する(S112)。すなわち、移動履歴情報の該当するIDコードの履歴として、時計部16から時刻情報、カードリーダ・エリア情報からの所属エリア、および通行を不許可とされた旨の不可を記憶させる。
そして、ステップS113において、照合要請信号を送信したカードリーダに通行不許可信号を送信し、本処理を終了する。なお、かかる通行不許可信号を受信した端末では、電気錠制御部45から電気錠を制御することなく、表示部46に通行不許可である旨の表示を行う。このため、エリア間の移動が不当であれば、電気錠が解錠されることがないので、不正なエリア間の移動を物理的に規制することができる。
したがって、一度、禁止状態情報に禁止状態が設定されると、禁止状態を復旧させて許可状態にしなければ、該当IDコードでのエリア間移動は行えなくなり、厳格な出入管理を実現できる。
次に、出入管理システムの全体動作について、具体的な人の動きを用いて説明する。
今、図3に示すように、IDコードが「ID01」のIDカードを利用者甲が所持し、「ID02」のIDカードを利用者乙が所持し、「ID03」のIDカードを利用者丙が所持しているとする。また、禁止状態情報は3人とも、許可状態・移動履歴情報における現在の所在エリアがエリアAになっているとする。
先ず、利用者甲がIDカードをカードリーダCR1へ操作すると、カードリーダCR1の制御部41は、読取部44にてIDカードからIDコード「ID01」を読み取る。カードリーダCR1の制御部41では、記憶部42に記憶している端末識別コードであるアドレスコード「CR01」を読み出し、IDコードとともに、通信インタフェース43から照合要請信号を集中管理装置1に送信する。
集中管理装置1の制御部11では、通信インタフェース13から照合要請信号を受信すると、図10にて説明した処理を実行する。
具体的には、S101にて、照合要請信号からIDコードとして「ID01」、アドレスコードとして「CR01」を読み出す。S102では、記憶部12に記憶されている図3に示すカード管理情報を参照し、IDコード「ID01」が登録されているので、S103に進む。そして、S103では、記憶部12に記憶されている禁止状態情報を参照し、IDコード「ID01」は、許可状態となっていると判定されるので、S108に進む。
次に、S108では、照合要請信号を送信したカードリーダCR1のアドレスコード「CR01」に基づき、図4に示すカードリーダ・エリア情報から所属エリアである「A」を読み出す。また、受信したIDコードに基づいて、移動履歴情報から所在エリア「A」を読み出す。そして、今回の場合は、読み出した所属エリアと所在エリアとが一致しているので、ステップS106に進む。ステップS106では、時計部16が計時している時刻「9:10」と、カードリーダ・エリア情報からアドレスコードに基づいて抽出した移動先エリア「B」と、通行を許可した旨の「許可」を移動履歴情報に書き込んで、移動履歴情報を更新する。ここで、移動先エリア「B」は、新たな所在エリアとして更新される。
そして、ステップS107にて、カードリーダCR1に対して、通行許可信号を通信インタフェース13から送信する。
かかる通行許可信号を通信インタフェース43から受信したカードリーダCR1では、電気錠制御部45から電気錠付き扉D1の電気錠に対して、解錠信号を送出する。なお、電気錠では、解錠信号を受けると電気錠を解錠し、利用者甲が扉D1から入館可能になる。
これによって、利用者甲は、扉D1からエリアBに移動する。その後、利用者甲は、IDカードをカードリーダCR3へ操作する。この場合も、前述と同様な処理がなされ、利用者甲は「9:11」にエリアCへ移動する。
また、利用者乙は、IDカード「ID02」を使用し、「9:11」にカードリーダCR1を操作してエリアBに移動し、9:13にカードリーダCR9を操作しエリアEに移動している。
利用者丙は、IDカード「ID03」を使用し、「9:12」にカードリーダCR1を操作してエリアBに移動し、「9:13」にカードリーダCR8を操作しエリアDに入り、更に「9:18」にカードリーダCR6を操作し、エリアCに移動している。ここで、利用者甲と利用者丙とが一緒になる。
その後、利用者丙は、9:20にIDカード「ID03」をカードリーダCR4に操作して、扉D2からエリアBに移動し、9:21にカードリーダCR9を操作して扉D5からエリアEに移動した。このとき、利用者甲は、IDカードを操作することなく利用者丙とともにエリアEまで移動していた。
次に、利用者甲は、エリアEからエリアBへ移動するために、カードリーダCR10を操作すると、IDカード「ID01」が使用禁止状態に設定される。
具体的には、利用者甲がIDカード「ID01」をカードリーダCR10に操作すると、カードリーダCR10は、IDコード「ID01」とアドレスコード「CR10」が含まれる照合要請信号を集中管理装置1に送信する。
集中管理装置1の制御部11では、通信インタフェース13から照合要請信号を受信すると、図10にて説明した処理を実行する。
具体的には、S101にて、照合要請信号からIDコードとして「ID01」、アドレスコードとして「CR10」を読み出す。S102では、記憶部12に記憶されている図3に示すカード管理情報を参照し、IDコード「ID01」が登録されているので、S103に進む。そして、S103では、記憶部12に記憶されている禁止状態情報を参照し、IDコード「ID01」が許可状態となっていると判定されるので、S108に進む。
次に、S108では、照合要請信号を送信したカードリーダCR10のアドレスコード「CR10」に基づき、図4に示すカードリーダ・エリア情報から所属エリアである「E」を読み出す。また、受信したIDコードに基づいて、移動履歴情報から所在エリア「C」を読み出す。そして、今回の場合は、読み出した所属エリアと所在エリアとが不一致なので、ステップS109に進む。ステップS109では、禁止状態情報における「ID01」の状態を許可状態から禁止状態に変更するとともに、移動履歴情報として記憶されている現所在エリアである「C」を正当所在エリアに設定する。
そして、ステップS110では、時計部16が計時している時刻「9:30」と、カードリーダ・エリア情報からアドレスコードに基づいて抽出した所属エリア「E」と、通行を不許可にした旨の「不可」を移動履歴情報に書き込んで、移動履歴情報を更新する。
ステップS111において、照合要請信号を送信したカードリーダCR10に通行不許可信号を送信する。通行不許可信号を受信したカードリーダCR10では、電気錠制御部45から電気錠を制御することなく、表示部46に禁止状態のため、通行不許可である旨の表示を行い、扉D5の電気錠を解錠させない。
そこで、利用者甲は、この表示を見て、禁止状態から復旧させないと、エリアEから移動できないので、エリアEに居る利用者乙に依頼して、正当所在エリアであるエリアCまで一緒に連れて行ってもらうことになる。ここで、正当所在エリアがエリアCであることは、利用者甲がIDカードを操作せずに移動したことを思い出すようにしている。したがって、利用者甲以外の者では正当所在エリアを知ることができず、利用者甲のIDカードを拾った第三者が禁止状態を復旧することができないので、不正使用を防止できる。
そこで、利用者乙は、カードリーダCR10にIDカード「ID03」を操作して扉D5の電気錠が解錠され、利用者甲と連れ立ってエリアBに移動する。同様にして、利用者甲と乙はエリアCに移動する。
利用者甲は、カードリーダCR4にIDカード「ID01」を操作する。
利用者甲がIDカードをカードリーダCR4に操作すると、カードリーダCR4の制御部41は、読取部44にてIDカードからIDコード「ID01」を読み取る。カードリーダCR4の制御部41では、記憶部42に記憶している端末識別コードであるアドレスコード「CR04」を読み出し、IDコードとともに、通信インタフェース43から照合要請信号を集中管理装置1に送信する。
集中管理装置1の制御部11では、通信インタフェース13から照合要請信号を受信すると、図10にて説明した処理を実行する。
具体的には、S101にて、照合要請信号からIDコードとして「ID01」、アドレスコードとして「CR04」を読み出す。S102では、記憶部12に記憶されている図3に示すカード管理情報を参照し、IDコード「ID01」が登録されているので、S103に進む。そして、S103では、記憶部12に記憶されている禁止状態情報を参照し、IDコード「ID01」が禁止状態となっていると判定されるので、S104に進む。
次に、S104では、照合要請信号を送信したカードリーダCR4のアドレスコード「CR04」に基づき、図4に示すカードリーダ・エリア情報から所属エリアである「C」を読み出す。また図6に示す使用禁止状態情報を参照し、受信したIDコードに基づいて、正当所在エリア「C」を読み出す。そして、今回の場合は、読み出した所属エリアと正当所在エリアとが一致しているので、ステップS105に進む。
ステップS105では、禁止状態情報の禁止状態を許可状態に変更するとともに、正当所在エリアを削除して、禁止状態から復旧する。
この処理により、利用者甲は、管理者を介することなく、自ら禁止状態を許可状態に復旧できるので、管理者の負担が軽減されるとともに利用者の使い勝手がよくなる。また、利用者甲は、自らの記憶に基づいて、エリア間の移動を最後に許可されたエリアに戻ることとなるので、正当利用者だけが復旧できることとなり、厳格な出入管理を維持できる。また、利用者甲は、利用者乙の協力を得なければエリアCまでたどり着くことができないので、この点においても不正使用を防止できる。
ステップS106では、時計部16が計時している時刻「9:35」と、カードリーダ・エリア情報からアドレスコード「CR04」に基づいて抽出した移動先エリア「B」と、通行を許可した旨の「許可」を移動履歴情報に書き込んで、移動履歴情報を更新する。
そして、ステップS107にて、カードリーダCR4に対して、通行許可信号を通信インタフェース13から送信する。
かかる通行許可信号を通信インタフェース43から受信したカードリーダCR4では、電気錠制御部45から電気錠付き扉D2の電気錠に対して、解錠信号を送出する。
これによって、利用者甲は、扉D2からエリアBに移動できるようになる。
以上説明した動作の記録は、図5に示す移動履歴情報として記憶部12に記憶されている。
次に、本実施形態では、禁止状態情報において、禁止状態から許可状態に復旧する際に、正当所在エリアに属するカードリーダにおいてIDカードを操作することを条件としていたがこれに限られるものではなく、復旧できるカードリーダを予め1または複数台に設定しておいてもよい。
すなわち、復旧させるカードリーダのアドレスコードを、禁止状態情報に記憶させておき、図10で説明したステップS104の処理を次のように変更する。具体的には、受信したアドレスコードと、禁止状態情報に記憶されているアドレスコードとが一致するか否かを判定し、一致していればステップS105へ進み、一致していなければステップS112に進む。
このように処理することで、利用者が移動した経路を覚えていなくても、復旧可能なカードリーダさえ覚えていれば禁止状態を復旧できるので、利用者の使い勝手が向上する。なお、この場合であっても、復旧可能なカードリーダを知っている正当な管理領域の利用者に限って禁止状態を復旧できるので、IDカードを拾った第三者が復旧させることができない。
また、本実施形態では、ステップS106において、復旧した場合であっても、カードリーダ・エリア情報を参照して移動先エリアを所在エリアとするが、これに限られるものではなく、復旧時には所在エリアとするエリアを任意に設定できるようにしてもよい。具体的には、図7に示す復旧時に所在エリアとして設定するエリアと復旧可能なカードリーダのアドレスコードとを対応つけた復旧時所在エリア情報を予め記憶部12に記憶させておく。図7に示す例では、カードリーダCR2を操作して禁止状態を復旧すると、所在エリアがエリアBおよびエリアCに設定される。このように設定をした上で、図10で説明したステップS106の処理を次のように変更する。すなわち、移動履歴情報における所在エリアとして、図7に示すような復旧時所在エリア情報を参照し、復旧時の所在エリアを移動履歴情報の所在エリアに書き込む。
これによって、例えば、禁止状態を復旧するためだけに、カードリーダを操作した場合において、復旧させたカードリーダの所属エリアにとどまることが可能となる。
また、復旧時所在エリア情報として、具体的なエリアでなく特別コードとすることもできる。かかる場合は、カードリーダ・エリア情報において、所属エリアに特別コードを設定しておく必要がある。図9では、特別コードとして、「Z」を記憶している。また、図8において、カードリーダ・エリア情報の所属エリアの「CR02」「CR03」「CR04」「CR05」「CR08」に特別コード「Z」を設定している。
かかる設定をすると、例えばCR2にて、復旧がされると、移動履歴情報における所在エリアとして特別コード「Z」が設定される。すると、図10におけるステップS108におけるエリア照合の際に、カードリーダCR2、カードリーダCR3、カードリーダCR4、カードリーダCR5、カードリーダCR8のいずれのカードリーダを操作しても、禁止状態となることなく、エリア間の移動が可能となる。他方、カードリーダCR9には、「Z」が設定されていないので、エリアEには移動できない。このように、禁止状態から復旧した場合において、直接移動させたくないエリアを設定し、あるいは直接移動できるエリアを任意に特定できる。
すなわち、特別コードを用いることにより、カードリーダの所属をエリア単位に限ることなく、カードリーダ単位で任意に設定できるので、フレキシブルな出入管理が可能になる。
本発明の実施の形態におけるシステムのレイアウトを示す図である。 本発明の実施の形態における集中管理装置1のブロック図である。 本発明の実施の形態における集中管理装置1の記憶部12に記憶されるカード管理情報を示す図である。 本発明の実施の形態における集中管理装置1の記憶部12に記憶されるカードリーダ・エリア情報を示す図である。 本発明の実施の形態における集中管理装置1の記憶部12に記憶される移動履歴情報を示す図である。 本発明の実施の形態における集中管理装置1の記憶部12に記憶される禁止状態情報を示す図である。 本発明の他の形態における集中管理装置1の記憶部12に記憶される復旧時所在エリア情報を示す図である。 本発明の他の形態における集中管理装置1の記憶部12に記憶されるカードリーダ・エリア情報を示す図である。 本発明の他の形態における集中管理装置1の記憶部12に記憶される復旧時所在エリア情報を示す図である。 本発明の実施の形態における集中管理装置1の照合処理のフローを示す図である。 本発明の実施の形態におけるカードリーダのブロックを示す図である。
符号の説明
1 集中管理装置
A〜E エリア
CR1〜CR10 力―ドリーダ
D1〜D5 電気錠付き扉

Claims (3)

  1. 管理領域における複数のエリアを仕切る場所に設置される複数の端末とこれらを集中管理する管理装置とをネットワークを介して接続した出入管理システムにおいて、
    前記端末は、
    管理対象を識別できる対象識別コードを読み取る読取部と、
    各端末を識別できる端末識別コードを記憶している記憶部と、
    前記管理装置と通信を行う通信部と、
    前記読取部にて対象識別コードを読み取ると当該対象識別コードおよび前記端末識別コードを少なくとも含む照合要請信号を前記管理装置へ送信させる制御部とを有し、
    前記管理装置は、
    前記端末識別コード・端末の所属エリア・端末の移動先エリアを対応させた端末エリア情報と、前記対象識別コードごとに管理対象の移動したエリアである現所在エリアと、予め設定された1または複数の復旧用端末識別コードと、前記対象識別コードごとに禁止状態か許可状態かを示す使用禁止情報を少なくとも記憶する記憶部と、
    前記端末から照合要請信号を受信する通信部と、
    前記端末の通信部から受信した端末識別コードに対応する前記端末エリア情報における端末の所属エリアと、受信した対象識別コードに対応する前記現所在エリアとを照合するエリア照合手段と、
    前記エリア照合手段にて端末の所属エリアと現所在エリアとが不一致であれば予め許可状態に設定されている前記使用禁止情報を禁止状態に変更し、前記端末から前記使用禁止情報にて禁止状態となっている対象識別コードと、前記復旧用端末識別コードと一致する前記端末識別コードを少なくとも含む照合要請信号を受信すると、当該使用禁止情報を禁止状態から許可状態に変更させる制御部とを有することを特徴とした出入管理システム。
  2. 前記管理装置の制御部は、前記端末から受信した対象識別コードが予め記憶されており、且つ前記エリア照合手段にて、端末の所属エリアと現所在エリアとが一致すれば当該端末に通行許可信号を送信させ、
    前記端末の制御部は、前記管理装置から通行許可信号を受信すると、エリア間の移動を物理的に規制するゲートを通行可能に制御する請求項に記載の出入管理システム。
  3. 前記管理装置の記憶部は、前記復旧用端末識別コードと対応づけた復旧時所在エリアを予め記憶し、
    前記管理装置の制御部は、前記禁止状態を許可状態へ変更させたとき、前記受信した対象識別コードに対応する現所在エリアを前記受信した復旧用端末識別コードに対応する前記復旧時所在エリアとする請求項1又は請求項2の何れか1項に記載の出入管理システム。
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