JP2011087016A - 所在管理システム - Google Patents

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秀生 鍋嶋
Toshiyuki Miyake
敏之 三宅
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    • G05B15/02Systems controlled by a computer electric
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/56Remote control

Abstract

【課題】設備制御システムだけが備えつけられたビル等に、テナントが新たに所在管理システムを導入することがある。テナントが導入した所在管理システムが、ビル側が備えつけた設備制御システムの設備制御サーバと通信を行うためには、設備制御システムの仕様に基づいて所在管理システムが設計されている必要がある。所在管理システムが設備制御システムとは異なる製造業者により提供される場合には、一般に互換性が確保されず、両システムは整合しない。このため、所在管理システムが、設備制御システムの設備制御サーバと通信を行うことは困難となる。
【解決手段】本発明の所在管理システム 100は、ビルに備え付けられた照明 L および空調 A といった設備を直接制御する設備制御装置 C を設置し、タグリーダ T から設備制御装置 C に直接信号伝送することにより、所在管理システム 100が管理する利用者の所在状況に基づいた設備制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、所在管理システムに関し、特に、所在管理システムにより管理される利用者の所在状況に応じた設備制御に関する。
ビル等において設置される照明器具や空調機器などの設備は、省エネルギー化することが望まれる。設備の省エネルギー化を実現するために、設備制御システムを所在管理システムと連携することが行われている。すなわち、所在管理システムにより、利用者の所在状況がわかるので、利用者のいない場所で無駄に電力を消費している設備の電源を切ることで、省エネルギー化を図ることが行われているといえる。
特許文献1 には、入退管理を行う入退管理サーバから、入退管理情報を中央監視装置に送信し、中央監視装置が入退管理情報に基づいて、照明器具や空調機器などの設備を制御することが開示されている。
すなわち、入退管理サーバと入退管理サーバに読み取った識別情報を送信するカードリーダ等を含むシステムを1つの所在管理システムとみなし、中央監視装置と中央監視装置により制御される設備等を含むシステムを1つの設備制御システムとみなすと、中央監視装置に相当する設備制御サーバに、所在管理システムから情報を送信し、設備制御サーバがその情報を解釈して設備を制御することが行われている。
また、非特許文献1 には、所在管理情報に基づいた設備制御を行い、利用者のいないところでは設備の電源をオフにすることで、消費電力を抑制することができるという省エネルギーシステムの評価実験の結果が示されている。
特開 2008-192095 号公報
三菱電機技報 2009年 7月号「動態情報や環境データを用いた照明・空調省エネルギーシステムの評価」
しかしながら、設備制御システムだけが備えつけられたビル等に、テナントが新たに所在管理システムを導入することがある。テナントが導入した所在管理システムが、ビル側が備えつけた設備制御システムの設備制御サーバと通信を行うためには、設備制御システムの仕様に基づいて所在管理システムが設計されている必要がある。所在管理システムと設備制御システムとが同一の製造業者により提供されている場合には問題ないが、所在管理システムが設備制御システムとは異なる製造業者により提供される場合には、一般に互換性が確保されず、両システムは整合しない。このため、所在管理システムが、設備制御システムの設備制御サーバと通信を行うことは困難となる。
本発明は、既存の設備制御システムと、当該設備制御システムを提供する製造業者とは異なる製造業者により提供される所在管理システムとを組み合わせる場合に、設備制御システムの仕様に依存することなく、所在管理システムにより管理される利用者の所在状況に応じた設備制御を行うことのできる所在管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の所在管理システムは、設備機器の負荷を設備制御サーバによって制御する設備制御システムと併存される所在管理システムであって、管理対象エリアに媒体が存在する場合に、当該媒体の識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段における前記識別情報の取得状況に応じて、前記管理対象エリアに媒体を所持する利用者が存在するか否かを判定する判定手段と、前記設備制御サーバと並行して前記設備機器の負荷を制御するための制御信号を送信可能に接続された制御手段と、前記判定手段による判定結果に応じて、前記設備機器の負荷を制御するように、前記制御手段に指示する指示手段とを備えることを特徴とする。
上記の本発明によると、媒体からの識別情報の取得状況に応じて判定される利用者の所在状況に基づいて設備機器の負荷を制御する際に、制御手段に指示を送信することで、設備機器を制御することができる。設備機器は照明や空調といった一般的に制御インターフェースが公開されている機器なので、制御手段は、受信した指示に基づいて、設備機器を制御するための制御信号を送信することができる。制御手段は、設備機器に対して直接制御信号を送信するので、設備制御システムの仕様を知る必要がない。
従って、設備機器がビル側の設備制御システムで制御され、ビル側の設備制御システムとは異なる製造業者の所在管理システムをテナント側が導入する場合であっても、利用者の所在状況に応じて所在管理システムから容易に設備機器を制御することができる。
ここで、前記所在管理システムは、更に、前記取得手段が取得した識別情報に基づいて認証する認証手段を備え、前記判定手段は、更に、前記認証手段による認証結果に基づいて、前記判定を行う としてもよい。
媒体を所持する利用者が所在するかどうかを認証に基づいて行うので、所在を許可された利用者に対してのみ設備機器の使用させることができる。
ここで、前記指示手段は、前記判定結果を前記制御手段に送信することで、前記指示を行い、前記制御手段は、前記指示手段から送信された判定結果に基づき負荷を制御する制御信号を生成し、生成した制御信号を前記設備機器に送信することで、当該設備機器の負荷を制御する としてもよい。
利用者の所在状況の判定結果を制御手段に送信することで、制御手段が利用者の所在状況の判定結果に基づいて直接制御信号を生成することができるので、指示手段は、制御手段にどのような制御信号を生成させるかを判定する必要がなくなる。
ここで、前記指示手段は、前記判定結果に基づき負荷の制御内容を示すコマンドを生成し、生成したコマンドを前記制御手段に送信することで、前記指示を行い、前記制御手段は、前記指示手段から送信されたコマンドに基づき負荷を制御する制御信号を生成し、生成した制御信号を前記設備機器に送信することで、当該設備機器の負荷を制御する としてもよい。
指示手段が、利用者の所在状況の判定結果に基づいて制御内容を示すコマンドを生成し、生成したコマンドを制御手段に送信するので、制御手段は、どのような制御信号を生成すべきかを判定する必要がなくなる。
ここで、前記所在管理システムは、前記取得手段、前記判定手段、及び前記指示手段を備える読取装置と、前記制御手段を備える設備制御装置と、前記認証手段を備える認証サーバとから構成される としてもよい。
タグリーダと認証サーバとを別装置にすることで、タグリーダが複数ある場合でも、認証処理を認証サーバで一元的に行うことができる。
ここで、前記読取装置の指示手段による前記設備制御装置の前記制御手段への前記送信は、無線により行われる としてもよい。
タグリーダの指示手段から制御手段への指示の送信を無線で行うことにより、制御手段の位置に制限されることなく、タグリーダを設置することができる。
ここで、前記設備制御装置は、前記設備機器に対して負荷制御する操作スイッチである としてもよい。
タグリーダの指示手段は、設備機器に対して負荷制御する操作スイッチに指示を送信し、設備機器をオンまたはオフにすることができる。
ここで、前記操作スイッチは、直接または遠隔で操作可能であり、造営材に取り付けられている としてもよい。
操作スイッチを造営材に取り付けておくことで、タグリーダと操作スイッチとの位置関係が固定されるので、タグリーダの指示手段から操作スイッチへの指示の送信が確実に行われるように配置することができる。
ここで、前記操作スイッチが負荷を制御する設備機器は、照明器具、および/または、空調機器である としてもよい。
制御手段が制御する設備機器を照明器具とすることで、管理対象エリアに媒体を所持する利用者が存在するに場合に照明器具をオンにし、存在しない場合に照明器具をオフにすることができる。
また、制御手段が制御する設備機器を空調機器とすることで、管理対象エリアに媒体を所持する利用者が存在するに場合に空調機器をオンにし、存在しない場合に空調機器をオフにすることができる。
ビル内のある部屋における設備および装置の配置を示す図 設備制御システムおよび所在管理システムの接続を示す図 ID管理サーバおよび入退ID管理装置と所在ID管理装置の構成図 設備制御装置の構成図 タグリーダおよびタグの構成図 ハイブリッドリーダおよびカードの構成図 所在ID管理テーブルと設備使用ID管理テーブルとを示す図 制御対象テーブルと設備制御テーブルとを示す図 タグリーダが生成するコマンドの例を示す図 タグリーダによる設備制御の動作を示すフローチャート 所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルの更新動作を示すフローチャート タグリーダによる設備制御の動作例を示す図
《実施形態》
本実施形態では、ビル内のある部屋において、照明や空調といった設備を制御するために設備制御システムが稼働しており、テナントによって、その設備制御システムと併存する形で導入された所在管理システムの例を説明する。所在管理システムは、タグリーダにより予め利用者に配布したタグからID情報を読み取り、ビル側の設備を制御するために設置した設備制御装置に対して、タグリーダから無線で直接コマンドを送信することで、利用者の所在状況に応じたビルの設備の制御を行う。
〈全体構成〉
まず、ビル内のある部屋において、ビル側に備えつけられた設備と、テナント側が設置した所在管理システムを構成する装置との配置を図1に示す。
図1に示すように、部屋には、照明 L1〜L8、空調 A1〜A4、計測器 M1〜M4、設備制御装置 C1〜C8、タグリーダ T1〜T8、ハイブリッドリーダ H1 が配置されている。各設備および装置を示す符号に付けた数字は、同じ設備または装置の別の個体を示すだけであるので、以下では、必要がなければ、数字を除いたアルファベットのみで設備および装置を示す。
図1において、照明 L、空調 A、計測器 M は、ビル側に備えつけられた設備であり、ビル側の設備制御システムで制御されている。一方、設備制御装置 C、タグリーダ T、ハイブリッドリーダ H は、テナント側によって導入された所在管理システムを構成する装置である。
設備制御装置 C1,C3,C5,C7 は、それぞれ、照明 L1 と照明 L2、照明 L3 と照明 L4、照明 L5 と照明 L6、照明 L7 と照明 L8 に接続され、これらの各設備制御装置 C は、接続された照明 L の制御を行う。設備制御装置 C2,C4,C6,C8 は、それぞれ、空調 A1,A2,A3,A4 に接続され、これらの各設備制御装置 C は、接続された空調 A の制御を行う。
図1において、鎖線で示した照明 L および空調 A は、部屋の天井に設置されている。タグリーダ T は、机の上や、足元の邪魔にならない箇所に設置されている。計測器 M および設備制御装置 C は、壁に設置されている。
次に、図1で示した各装置の接続関係を図2に示す。ビル側に備えつけられた設備は、ビル側の設備制御システム 200とテナント側の所在管理システム 100との両方によって制御され、両システムが併存している。
〈設備制御システム 200の構成〉
ここでは、ビル側の設備制御システム 200について説明する。
ビル側の設備制御システム 200は、設備制御サーバ 210、照明制御装置 211、空調制御装置 212、計測器制御装置 213、照明 L、空調 A、計測器 M を含む構成となっている。
照明制御装置 211および空調制御装置 212は、それぞれ、照明 L および空調 A をオンまたはオフにしたり、照明 L の明るさを変更したり、空調 A の設定温度を変更するなどの制御を行う機能を有する。
計測器制御装置 213は、計測器 M で測定した測定値を取得し、取得した測定値を、設備制御サーバ 210に送信する機能を有する。計測器 M は、例えば、温度計であり、測定温度に基づいて空調の温度を調整する等に利用される。
設備制御サーバ 210は、時間帯によって照明 L の明るさを変更するように、照明制御装置 211に指示するなどの設備制御を行う機能を有する。また、計測器制御装置 213から受信した温度をログに記録し、ログに基づいて空調 A の設定温度を変更するように空調制御装置 212に指示するなどに設備制御を行う機能も有する。
〈所在管理システム 100の構成〉
ここでは、テナント側の所在管理システム 100について説明する。
テナント側の所在管理システム 100は、ID管理サーバ 110、入退ID管理装置 111、所在ID管理装置 112、ハイブリッドリーダ H、タグリーダ T、設備制御装置 C を含む構成となっている。
ハイブリッドリーダ H は入退管理のためにタグまたはカードから ID情報を読み取り、タグリーダ T は所在管理のためにタグから ID情報を読み取る。ID管理サーバ 110 は、ハイブリッドリーダ H およびタグリーダ T が読み取った ID情報の認証を行う。入退ID管理装置 111 および 所在ID管理装置 112 は、ID管理サーバ 110における ID情報の認証結果に基づいて、それぞれ入退管理および所在管理を行う。タグリーダ T は、所在ID管理装置 112 における所在管理に基づいて、ビル側の設備を制御するためのコマンドを設備制御装置 C に送信し、設備制御装置 C は、タグリーダ T から受信したコマンドに基づいて、ビル側の設備を制御する。
以下、各構成要素について説明する。
・ID管理サーバ 110
ID管理サーバ 110の構成を図3(a)に示す。
ID管理サーバ 110は、入退ID管理装置 111および所在ID管理装置 112が読み取ったID情報を受信し、受信したID情報の認証を行い、認証結果を入退ID管理装置 111および所在ID管理装置 112に送信する機能を有し、制御部 1101、認証部 1102、有線通信部 1103、記憶部 1104を含む構成となっている。
有線通信部 1103は、入退ID管理装置 111および所在ID管理装置 112からのID情報の受信、および、入退ID管理装置 111および所在ID管理装置 112への認証結果を送信する機能を有する。
記憶部 1104は、所在管理システム 100の利用者として登録されているID情報を記憶する記憶媒体である。
制御部 1101は、有線通信部 1103が受信したID情報の認証を行うように、認証部 1102に指示し、認証結果を有線通信部 1103を介して送信するという制御を行う機能を有する。
認証部 1102は、制御部 1101に含まれ、記憶部 1104に記憶されているID情報と比較することで認証を行う機能を有する。
・入退ID管理装置 111
入退ID管理装置 111の構成を図3(b)に示す。
入退ID管理装置 111は、ハイブリッドリーダ H から受信した ID情報に基づいて、どのIDを割り当てられた利用者が、どの部屋にいるかという入退管理を行う機能を有し、制御部 1111、更新部 1112、有線通信部 1113、記憶部 1114を含む構成となっている。
有線通信部 1113は、ハイブリッドリーダ H が読み取ったID情報の受信、および、受信したID情報をID管理サーバ 110に送信して、ID管理サーバ 110における認証結果を受信する機能を有する。
記憶部 1114は、どのIDを割り当てられた利用者が、どの部屋にいるかを示す入退ID管理テーブルを記憶する記憶媒体である。
制御部 1111は、有線通信部 1113が受信した認証結果に基づいて、記憶部 1114に記憶される入退ID管理テーブルを更新するように、更新部 1112に指示する機能を有する。
更新部 1112は、制御部 1111に含まれ、有線通信部 1113が受信した認証結果に基づいて、記憶部 1114に記憶される入退ID管理テーブルを更新する。
・所在ID管理装置 112
所在ID管理装置 112の構成を図3(c)に示す。
所在ID管理装置 112は、タグリーダ T から受信した ID情報に基づいて、どのIDを割り当てられた利用者が、部屋のどの位置にいるかという所在管理を行う機能を有し、制御部 1121、更新部 1122、有線通信部 1123、記憶部 1124を含む構成となっている。
有線通信部 1123は、タグリーダ T が読み取ったID情報の受信、および、受信したID情報をID管理サーバ 110に送信して、ID管理サーバ 110における認証結果を受信する機能を有する。
記憶部 1124は、いい所在ID管理テーブル、設備使用ID管理テーブル、制御対象テーブル、設備制御テーブルを記憶する記憶媒体である。
所在ID管理テーブルは、どのIDを割り当てられた利用者が、部屋のどの位置にいるかを示すテーブルである。部屋のどの位置かは、利用者が所有するタグをどのタグリーダ T が検出したかにより識別できるが、タグリーダ T と設備との位置関係は、図1に示すように固定されているので、所在ID管理テーブルにより、利用者がどの設備の近くにいるかを識別することができる。
設備使用ID管理テーブルは、どのIDを割り当てられた利用者が、どの設備を使用しているかを示すテーブルである。
制御対象テーブルは、タグリーダ T が、利用者の所在状況に基づいて、設備制御装置 C にコマンドを送信し、照明 L および空調 A の設備を制御する際に、どのタグリーダがどの設備を制御対象にするかを示すテーブルである。
設備制御テーブルは、ある設備を制御するために、どの設備制御装置 C に対してコマンドを送信すればよいかを示すテーブルである。
各テーブルの詳細については後述する。
制御部 1121は、有線通信部 1123が受信した認証結果に基づいて、記憶部 1124に記憶される所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルを更新するように、更新部 1122に指示する機能を有する。
更新部 1122は、制御部 1121に含まれ、有線通信部 1123が受信した認証結果に基づいて、記憶部 1124に記憶される所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルを更新する。
・設備制御装置 C
設備制御装置 C は、照明 L および空調 A と有線で接続されており、タグリーダ T が送信するコマンドを受信し、受信したコマンドに基づいて、これらの設備の電源のオンやオフといった制御を行う制御コマンドを生成し、生成した制御コマンドを設備に送信する機能を有する。
以下、設備制御装置 C の構成を図4を用いて説明する。
設備制御装置 C は、制御部 610、UHF無線受信部 620、有線通信部 640、表示部 641、操作部 642 を含む構成となっている。設備制御装置 C は、電源 643 により駆動される。
UHF無線受信部 620は、タグリーダ T から RF帯の信号にのせて送信されるコマンドを受信する機能を有する。
制御部 610は、UHF無線受信部 620が受信したコマンドに基づいて設備を制御する制御コマンドを生成する機能を有する。制御部 610は、生成した制御コマンドを有線通信部 640を介して設備に送信することで、設備を制御する。
有線通信部 640は、ビルの設備に有線で接続されており、制御部 610が生成した制御コマンドを設備に送信する機能を有する。
表示部 641は、設備制御装置 C が制御する設備の状態を表示するディスプレイ等である。例えば、設備制御装置 C が照明 L を制御するなら、照明 L がオンなのかオフなのかを表示する。あるいは、設備制御装置 C が空調 A を制御するなら、空調 A がオンなのかオフなのか、あるいは、設備制御装置 C が設備に対して最後に指示した設定温度がいくらなのかなどを表示する。
操作部 642は、設備制御装置 C が制御する設備を手動で制御するためのボタン等である。設備制御装置 C は、タグリーダ T から受信したコマンドに基づいて生成した制御コマンドを設備に送信するだけでなく、操作部 642によるボタン操作に基づいて生成した制御コマンドを設備に送信することでも設備を制御することができる。
・タグリーダ T
タグリーダ T は、部屋の中に複数の箇所に設置されており、利用者に配布したタグからID情報を読み取る機能を有する。タグリーダ T は受信した ID情報に基づいて、設備管理装置 C に対して照明 L あるいは空調 A を制御することを指示するコマンドを生成し、生成したコマンドを送信する機能を有する。
以下、タグリーダ T の構成を図5(a)を用いて説明する。
タグリーダ T は、制御部 710、UHF無線受信部 720、UHF無線送信部 721、LF帯送信部 730、有線通信部 740、LED 741、操作部 742 を含む構成となっている。タグリーダ T は、電源 743により駆動される。
LF帯送信部 730は、タグを検知するための所在確認信号 Q をLF帯信号として定期的に送信する機能を有する。
UHF無線受信部 720は、所在確認信号 Q を受信いたタグから RF帯信号として送信される所在確認応答信号 R を受信する機能を有する。
制御部 710は、UHF無線受信部 720で受信した所在確認応答信号 R に基づいて、所在管理を行い、利用者の所在状況に応じて、設備制御装置 C に対して設備を制御するコマンドを送信する機能を有する。
制御部 710は、UHF無線受信部 720で受信した所在確認応答信号 R からタグを所有している利用者の ID情報を抽出し、抽出した ID情報を有線通信部 740から所在ID管理装置 112に送信し、所在ID管理装置 112は受信した ID情報をID管理サーバ 110に送信し、ID管理サーバ 110は受信した ID情報を認証し、その結果を所在ID管理装置 112に送信し、所在ID管理装置 112は受信した認証結果をタグリーダ T に送信し、タグリーダ T は認証結果を受信する。
制御部 710は、有線通信部 740で受信した認証結果が成功を示していれば、所在ID管理リストを更新する。所在ID管理リストとは、当該タグリーダ T の周辺に所在するタグから読み取った ID情報のリストであり、当該タグリーダ T の周辺にどのIDを割り当てられた利用者が所在するかを示すリストである。制御部 710は、更新した所在ID管理リストを有線通信部 740から所在ID管理装置 112に送信し、所在ID管理装置 112は受信した所在ID管理リストに基づいて、所在ID管理テーブルと設備使用ID管理テーブルを更新する。
制御部 710は、判定部 712を含む構成となっており、判定部 712は、有線通信部 740で受信した設備使用ID管理テーブルに基づいて、どの設備に対してどのような制御を行うべきかを判定する。例えば、設備使用IDテーブルの当該タグリーダ T が制御対象とする照明 L の項目に、IDが登録されていれば、当該照明 L をオンにするようなコマンドを生成し、IDが登録されていなければ、当該照明 L をオフにするようなコマンドを生成するように判定する。
有線通信部 740は、所在ID管理装置 112と通信するためのインターフェースである。有線通信部 740は、有線LAN直接所在ID管理装置 112に接続するようにしてもよいし、USBで接続したPCなどを介して所在ID管理装置 112に接続するようにしてもよい。
LED 741は、タグリーダ T が駆動していることを示すLEDである。
操作部 742は、タグリーダ T を起動するためのスイッチである。
・タグ 750
次に、タグ 750の構成を図5(b)を用いて説明する。
タグ 750は、制御部 760、UHF無線送信部 770、LF帯受信部 780、記憶部 790、LED 791、操作部 792、電池 793 を含む構成となっている。タグ 750は、電池 793により駆動される。
LF帯受信部 780は、タグリーダ T が LF帯信号として送信する所在確認信号 Q を受信する機能を有する。
制御部 760 は、LF帯受信部 780が受信した所在確認信号 Q に対して所在確認応答信号 R を生成し、生成した所在確認応答信号 R を送信するようにUHF無線送信部 770に指示する機能を有する。制御部 760 は、記憶部 790に記憶されている当該タグ 750を所有している利用者に割り当てられた ID情報を含んだ所在確認応答信号 R を生成する。
記憶部 790は、不揮発性のメモリであり、当該タグ 750を所有している利用者に割り当てられた ID情報を記憶している。
LED 791は、タグ 750の駆動状態を示すLEDである。例えば、タグ 750が起動していればLEDを点灯し、LEDを点滅することで、所在確認信号 Q の受信あるいは所在確認応答信号 R の送信を行っていることを示す。
操作部 792は、タグ 750を起動するためのスイッチである。通常はタグ 750は起動したまま使用されるが、所在管理の対象となるエリアから離れたときなどには、省電力のために、手動でスイッチを切ることができるようになっている。
・ハイブリッドリーダ H
ハイブリッドリーダ H は、部屋の出入口付近に設置され、利用者に配布したカードおよびタグからID情報を読み取る機能を有する。ハイブリッドリーダ H は読み取った ID情報に基づいて、扉の錠を解錠する。
ハイブリッドリーダ H は、読み取ったID情報を入退ID管理装置 111に送信し、入退ID管理装置 111は受信したID情報をID管理サーバ 110に送信し、ID管理サーバ 110は受信したID情報を認証し、その結果を入退ID管理装置 111は送信し、入退ID管理装置 111は受信した認証結果をハイブリッドリーダ H に送信し、ハイブリッドリーダ H は受信した認証結果に基づいて、扉の錠を解錠する。
以下、ハイブリッドリーダ H の構成を図6(a)を用いて説明する。
ハイブリッドリーダ H は、制御部 810、UHF無線受信部 820、LF帯送信部 830、HF帯送受信部 831、有線通信部 840、LED 841、操作部 842、を含む構成となっている。ハイブリッドリーダ H は、電源 843 により駆動される。
ハイブリッドリーダ H は、タグリーダ T に、タグ以外にカードでも認証可能とする機能を追加したものである。従って、制御部 810、UHF無線受信部 820、LF帯送信部 830、有線通信部 840、LED 841、操作部 842 は、それぞれ、タグリーダ T の対応する構成要素と同様の機能を有する。但し、タグリーダ T が所在ID管理装置 112に ID情報を送信するのに対して、ハイブリッドリーダ H は入退ID管理装置 111に ID情報を送信する。また、タグリーダ T が、利用者の所在状況に応じて設備制御装置 C に設備を制御するためのコマンドを送信するのに対して、ハイブリッドリーダ H は、扉の錠を解錠するように指示するコマンドを出力する。
次に、ハイブリッドリーダ H のタグリーダ T にはない構成要素について説明する。
HF帯送受信部 831は、カードでの認証を行うための HF帯信号を送受信する機能を有する。HF帯送受信部 831がHF帯で送信する要求信号をカードが受信し、カードからHF帯の応答信号が送信されると、HF帯送受信部 831は、応答信号を受信する。
制御部 810は、HF帯送受信部 831が受信した応答信号から、カードを所有している利用者の ID情報を抽出し、抽出した ID情報を有線通信部 840から入退ID管理装置 111に送信する。制御部 810は、有線通信部 840で受信した認証結果が認証成功を示していれば、扉の錠を解錠するように指示する信号を扉の制御装置に出力する。
・カード 850
次に、カード 850の構成を図6(b)を用いて説明する。
カード 850は、制御部 860、HF帯送受信部 880、記憶部 890 を含む構成となっている。カード 850は、HF帯送受信部 880で受信したHF帯信号による誘導起電力により駆動する。
HF帯送受信部 880は、ハイブリッドリーダ H からHF帯で送信される要求信号を受信し、制御部 860で生成された応答信号を送信する機能を有する。
制御部 860は、HF帯送受信部 880が要求信号を受信すると、記憶部 890に記憶されているカード 850を所有する利用者に割り当てられた ID情報を読み出し、ID情報を含んだ応答信号を生成する。制御部 860は、生成した応答信号をHF帯送受信部 880を介して送信する。
記憶部 890は、不揮発性のメモリであり、カード 850を所有する利用者に割り当てられた ID情報を記憶している。
〈データ〉
ここでは、所在管理システム 100で用いられるデータについて説明する。
まず、所在ID管理装置 112の記憶部 1124に記憶される所在ID管理テーブル、設備使用ID管理テーブル、制御対象テーブル、設備制御テーブルについて説明する。
所在ID管理テーブルは、図7(a) に示すように、どのIDを割り当てられた利用者が、部屋のどの位置にいるかを示すテーブルである。図7(a) は、タグリーダ T1 の周辺には、ID001 の利用者が所在し、タグリーダ T2 の周辺には、ID002 の利用者と ID003 の利用者とが所在し、というような対応関係を示している。空欄は、そのタグリーダの周辺に利用者がいないことを示す。所在ID管理テーブルは、各タグリーダ T が、定期的にタグを検知し、検知されたID情報に基づいて更新される。ここで、タグリーダ T の周辺とは、タグリーダ T が送信する所在確認信号 Q を受信できる範囲である。
設備使用ID管理テーブルは、図7(b) に示すように、どのIDを割り当てられた利用者が、どの設備を使用しているかを示すテーブルである。図7(b) は、照明 L1 は、ID001 の利用者が使用し、照明 L2 は、ID002 の利用者と ID003 の利用者とが使用し、空調 A1 は、ID001 の利用者と ID002 の利用者と ID003 の利用者とが使用し、というような対応関係を示している。空欄は、その設備を使用している利用者がいないことを示す。設備使用ID管理テーブルも、所在ID管理テーブルと同様に、定期的にタグを検知し、検知されたID情報に基づいて更新される。
制御対象テーブルは、図8(a) に示すように、タグリーダ T が、利用者の所在状況に基づいて、設備制御装置 C にコマンドを送信し、照明 L および空調 A の設備を制御する際に、どのタグリーダがどの設備を制御対象にするかの対応関係を示したテーブルである。図8(a) は、タグリーダ T1 は、照明 L1 と空調 A1 を制御対象とし、タグリーダ T2 は、照明 L2 と空調 A1 を制御対象とし、というような対応関係を示している。この対応関係は、図1に示すように、タグリーダ T は、その周辺の設備を制御対象とするという関係にある。制御対象テーブルは、タグリーダ T と設備との配置関係に基づいて予め決められる。
設備制御テーブルは、図8(b) に示すように、ある設備を制御するために、どの設備制御装置 C に対してコマンドを送信すればよいかの対応関係を示したテーブルである。図8(b) は、照明 L1 と L2 とは、設備制御装置 C1 が制御し、空調 A1 は、設備制御装置 C1 が制御し、というような対応関係を示している。この対応関係は、図2に示すように、設備制御装置 C が、どの設備と接続されているかという関係にある。設備制御テーブルは、設備制御装置 T と設備との接続関係に基づいて予め決められる。
次に、タグリーダ T が生成し、設備制御装置 C に送信するコマンドについて図9を用いて説明する。
図9(a) は、タグリーダ T1 から送信された、設備制御装置 C1 に対して、照明 L1 をオンにするように指示するコマンドである。
図9(b) は、タグリーダ T1 から送信された、設備制御装置 C2 に対して、空調 A1 をオンにするように指示するコマンドである。
図9(c) は、タグリーダ T2 から送信された、設備制御装置 C1 に対して、照明 L2 をオフにするように指示するコマンドである。
図9(d) は、タグリーダ T2 から送信された、設備制御装置 C2 に対して、空調 A1 をオフにするように指示するコマンドである。
タグリーダ T は、所在ID管理装置 112の記憶部 1124が保持する制御対象テーブルに従って、当該タグリーダ T が制御対象となる設備を判定し、所在ID管理装置 112の記憶部 1124が保持する設備制御テーブルに従って、制御対象となる設備を制御するためには、どの設備制御装置 C にコマンドを送信すべきか判定する。更に、タグリーダ T は、所在ID管理装置 112の記憶部 1124が保持する設備使用ID管理テーブルに従って、どの設備をどのように制御すべきか判定し、コマンドを生成する。このようにしてタグリーダ T により生成されるコマンドには、図9 に示すように、そのコマンド処理すべき設備制御装置 C を示す識別子が含まれており、設備制御装置 C は、自機を示す識別子が含まれたコマンドのみを処理する。
〈設備制御動作〉
ここでは、タグリーダ T が、周辺に所在するタグを検知し、検知したタグのID情報を所在ID管理装置 112に送信し、所在ID管理装置 112において更新された設備使用ID管理テーブルに基づいて、設備制御を行う動作を、図10を用いて説明する。
まず、タグリーダ T は、所在ID管理リストを空にする(S902)。
次に、タグリーダ T は、所在確認信号 Q を送信する(S903)。タグリーダ T は、所在確認信号 Q を受信したタグから送信される所在確認応答信号 R を受信すると(S904 Y)、受信した所在確認信号 Q の個数を N とし(S905)、N 個の所在確認応答信号 R の番号を示す変数 n を 1 に初期化する(S906)。
次に、n番目の所在確認応答信号 R から、ID(n) を抽出し(S907)、ID(n) が、所在ID管理装置 112の所在ID管理テーブルの当該タグリーダ T の項目に登録されていなければ(S908 N)、所在ID管理装置 112に ID(n) を送信する(S909)。所在ID管理装置 112は、受信した ID(n) をID管理サーバ 110に送信し、ID管理サーバ 110における認証結果をを受信する。所在ID管理装置 112は受信した認証結果を、当該タグリーダ T に送信する。当該タグリーダ T は、ID(n) が認証に成功していれば(S910 Y)、所在ID管理リストにID(n) を追加する(S911)。
また、ID(n) が、所在ID管理装置 112の所在ID管理テーブルの当該タグリーダ T の項目に登録されていれば(S908 Y)、認証処理を省略して、所在ID管理リストにID(n) を追加する(S911)。
認証に成功していなければ(S910 N)、所在ID管理リストにID(n) を追加しない。
以上の処理を、変数 n が N になるまで(S912 N)、変数 n をインクリメントしながら繰り返す(S913)。
変数 n が N になれば(S912 Y)、所在ID管理リストには、当該タグリーダ T の周辺に所在する利用者の ID だけが登録された状態となる。
この所在ID管理リストを所在ID管理装置 112に送信すると(S940)、所在ID管理装置 112は受信した所在ID管理リストに基づいて、所在ID管理装置 112の所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルを更新する。
続いて、タグリーダ T は、所在ID管理装置 112から更新された設備使用ID管理テーブルを取得し、設備使用ID管理テーブルに基づいて、各設備にコマンドを送信する処理を行う。
まず、タグリーダ T は、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する照明 L の項目に登録されているID の数 N(L) を数える(S920)。N(L) = 0 ならば(S921 Y)、当該照明 L をオフにするコマンドを生成し、これを S(L) とする(S922)。N(L) = 0 でなければ(S921 N)、当該照明 L をオンにするコマンドを生成し、これを S(L) とする(S923)。タグリーダ T は、生成したコマンド S(L) を、当該照明 L を制御する設備制御装置 C(L) に送信する(S924)。
次に、タグリーダ T は、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する空調 A の項目に登録されているID の数 N(A) を数える(S925)。N(A) = 0 ならば(S926 Y)、当該空調 A をオフにするコマンドを生成し、これを S(A) とする(S927)。N(A) = 0 でなければ(S926 N)、当該空調 A をオンにするコマンドを生成し、これを S(A) とする(S928)。タグリーダ T は、生成したコマンド S(A) を、当該空調 A を制御する設備制御装置 C(A) に送信する(S929)。
上記の処理を終えると、タグリーダ T は、所定時間だけ待機し(S930)、ステップ S902 に戻る。すなわち、タグリーダ T は、ステップ S902〜S929 の処理を定期的に繰り返す。
〈所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルの更新動作〉
ここでは、所在ID管理装置 112が、タグリーダ T から受信した所在ID管理リストに基づいて、所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルを更新する動作を、図11を用いて説明する。
まず、所在ID管理装置 112は、タグリーダ T から所在ID管理リストを取得する(S950)。
続いて、所在ID管理装置 112は、所在ID管理テーブルの当該タグリーダ T の項目を更新する。すなわち、まず、所在ID管理装置 112は、所在ID管理テーブルの当該タグリーダ T の項目から、所在ID管理リストにない ID を削除する(S914)。更に、所在ID管理装置 112は、所在ID管理テーブルの当該タグリーダ T の項目に、所在ID管理リストにある ID を追加する(S915)。こうすることで、所在ID管理テーブルの当該タグリーダ T の項目は、当該タグリーダ T の周辺に所在する利用者の ID だけが登録された状態となる。
同様にして、所在ID管理装置 112は、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する照明 L の項目を更新する。すなわち、まず、所在ID管理装置 112は、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する照明 L の項目から、所在ID管理リストにない ID を削除する(S916)。更に、所在ID管理装置 112は、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する照明 L の項目に、所在ID管理リストにある ID を追加する(S917)。こうすることで、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する照明 L の項目は、当該照明 L を使用している利用者の ID だけが登録された状態となる。
同様にして、所在ID管理装置 112は、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する空調 A の項目を更新する。すなわち、まず、所在ID管理装置 112は、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する空調 A の項目から、所在ID管理リストにない ID を削除する(S918)。更に、所在ID管理装置 112は、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する空調 A の項目に、所在ID管理リストにある ID を追加する(S919)。こうすることで、設備使用ID管理テーブルの当該タグリーダ T が制御する空調 A の項目は、当該空調 A を使用している利用者の ID だけが登録された状態となる。
以上で、所在ID管理装置 112による所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルの更新動作は終了である。
〈設備制御動作例〉
ここでは、タグリーダ T による設備制御動作の具体例を図12を用いて説明する。
図12には、タグリーダ T が、タグ1 とタグ2 とを検知し、当該タグリーダ T の制御対象となる照明 L を制御する設備制御装置 C(L) にコマンドを送信する例を示している。簡単のため、照明 L は他のタグリーダの制御対象にはなっていないものとする。
まず、時刻 t = t1 において、タグリーダ T が、所在確認信号 Q を送信したとする(S903)。このとき、タグリーダ T の周辺に、タグ1 をもった ID001 の利用者と、タグ2 をもった ID002 の利用者とが所在していたとすると、タグ1 および タグ2 は、所在確認信号 Q 受信して所在確認応答信号 R1 および R2 をそれぞれ送信する。
タグリーダ T は、所在確認応答信号 R1 および R2 をそれぞれ受信すると(S904,S905 N=2)、所在ID管理リストを更新し、所在ID管理リストには、ID001 と ID002 とが登録された状態となる(S905〜S913)。タグリーダ T は、所在ID管理リストを所在ID管理装置 112に送信して(S940)、所在ID管理装置 112は、所在ID管理リストに基づいて、所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルを更新する(S914〜S919)。
タグリーダ T は、所在ID管理装置 112の設備使用ID管理テーブルの当該照明 L の項目には、ID001 と ID002 とが登録されているので(S921 N(L)=2)、タグリーダ T は、設備制御装置 C(L) に対して、当該照明 L をオンにするようにコマンドを送信する(S923,S924)。
次に、時刻 t = t2 において、再び、タグリーダ T が、所在確認信号 Q を送信したとする(S903)。このとき、タグリーダ T の周辺に、タグ1 をもった ID001 の利用者だけが所在し、タグ2 をもった ID002 の利用者は別の場所に移動していたとすると、タグ1 だけが、所在確認信号 Q 受信して所在確認応答信号 R1 送信する。
タグリーダ T は、所在確認応答信号 R1 を受信すると(S904,S905 N=1)、所在ID管理リストを更新し、ID001 だけが登録された状態となる(S905〜S913)。タグリーダ T は、所在ID管理リストを所在ID管理装置 112に送信して(S940)、所在ID管理装置 112は、所在ID管理リストに基づいて、所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルを更新する(S914〜S919)。
タグリーダ T は、所在ID管理装置 112の設備使用ID管理テーブルの当該照明 L の項目には、ID001 が登録されているので(S921 N(L)=1)、タグリーダ T は、設備制御装置 C(L) に対して、当該照明 L をオンにするようにコマンドを送信する(S923,S924)。
更に、時刻 t = t3 において、再び、タグリーダ T が、所在確認信号 Q を送信したとする(S903)。このとき、タグリーダ T の周辺には、タグをもった利用者が所在していなかったとすると、タグリーダ T は、所在確認応答信号を受信しない(S904)。
よって、所在ID管理リストは空になる。タグリーダ T は、所在ID管理リストを所在ID管理装置 112に送信して(S940)、所在ID管理装置 112は、所在ID管理リストに基づいて、所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルを更新する(S914〜S919)。
タグリーダ T は、所在ID管理装置 112の設備使用ID管理テーブルの当該照明 L の項目は空になるので(S921 N(L)=0)、タグリーダ T は、設備制御装置 C(L) に対して、当該照明 L をオフにするようにコマンドを送信する(S922,S924)。
タグリーダ T は、以上のようにして、利用者の所在状況に基づいた設備の制御を行う。
《補足》
上述の実施形態を以下のように変形してもよい。
(1) 上述の実施形態では、タグリーダ T の制御部 710に判定部 712において、どの設備に対してどのような制御を行うべきか判定するとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、判定部を設備制御装置 C の制御部 610に設け、設備制御装置 C が、設備に対してどのような制御を行うべきか判定するようにしてもよい。これは、所在ID管理装置 112が保持する設備使用ID管理テーブルに代わって、設備制御装置 C が、どの設備をどの IDが割り当てられてた利用者が使用しているかを記憶しておくことで実現できる。
(2) 上述の実施形態では、タグリーダ T は、送信した所在確認信号 Q に対して、所在確認応答信号 R を 1回受信しなければその所在確認応答信号 R に含まれる ID に割り当てられた利用者は、当該タグリーダ T の周辺に所在しないとしたが、所在確認応答信号 R を数回連続で受信しなかった場合に、その所在確認応答信号 R に含まれる ID に割り当てられた利用者は、当該タグリーダ T の周辺に所在しないとしてもよい。
これは、上述の実施形態で、所在ID管理テーブルからIDを削除する際に、削除の代わりに、所在確認応答信号 R を受信しなった回数を数えるようにし、その回数が所定の回数以上になった場合に削除し、所在確認応答信号 R を受信すれば、その回数を 0 にすることで実現できる。
このようにすることで、通信エラーなどで所在確認信号 R を受信できなかった場合に、通信エラーを起こしたタグを所有する利用者が所在していないと認識されてしまうことを防止できる。
また、所在ID管理テーブルからIDを削除する場合だけでなく、所在ID管理テーブルからIDを追加する場合も同様に、所在確認応答信号を数回受信した後で、追加するようにしてもよい。
これは、上述の実施形態で、所在ID管理テーブルからIDを追加する際に、追加の代わりに、所在確認応答信号 R を受信した回数を数えるようにし、その回数が所定の回数以上になった場合に追加し、所在確認応答信号 R を受信しなければ、その回数を 0 にすることで実現できる。
このようにすることで、所在確認応答信号 R を送信したタグを所有する利用者が、タグリーダ T の周辺を通過するような場合にも所在していると認識されてしまうことを防止できる。
(3) 上述の実施形態では、タグリーダ T が所在確認信号 Q を送信し、所在確認信号 Q を受信したタグが所在確認応答信号 R を送信するというポーリング型のタグ検知を行うようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、イベントドリブン型のタグ検知を行うようにしてもよい。この場合、タグリーダ T が所在確認信号 Q を定期的に発信する代わりに、タグが自身の所在を通知する信号を定期的に発信し、タグリーダ T がその信号を受信することでタグを検知する。
(4) 上述の実施形態では、設備制御装置 C は、タグリーダ T から、設備を制御するコマンドを受信すると、それを制御コマンドに変換して、設備に送信するとしたが、制御コマンドを設備に送信しない場合があってもよい。例えば、制御コマンドにより設備の状態が変化しない場合は、制御コマンドを設備に送信する必要はない。
これは、設備の状態が変化するごとに、設備制御装置 C がそれを検知し、設備制御装置 C において設備の状態を管理しておくことで実現できる。
こうすることで、タグリーダ T から設備をオンにするコマンドを受信した場合に、既に設備がオンになっていれば、制御コマンドを送信せずに済む。
(5) 上述の実施形態では、所在ID管理装置 112が、タグリーダ T ごとに、所在ID管理テーブルおよび設備使用ID管理テーブルにIDを記憶するとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、設備を使用している人数だけを記憶するようにし、設備を使用している人数が 1 以上ならば設備をオンにし、設備を使用している人数が 0 ならば設備をオフにするように設備を制御してもよい。
(6) 上述の実施形態では、設備に対してオンまたはオフにする制御を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、タグリーダの周辺に所在する利用者の ID に応じて、空調の温度を調整するようにしてもよい。これは、利用者に割り当てられた ID ごとに、その利用者が快適と感じる温度を登録しておき、タグリーダ T は、設備制御装置 C に、その空調を使用している利用者がその利用者だけである場合には、登録された温度に設定温度を変更するコマンドを送信することで実現できる。
あるいは、タグリーダの周辺に所在する利用者の人数に応じて、照明の照度を調整するようにしてもよい。これは、タグリーダ T が、設備使用ID管理テーブルに登録されている利用者の人数を数え、人数が多ければ明るくし、少なければ暗くするように設備制御装置 C にコマンドを送信することで実現できる。
(7) 上述の実施形態では、タグリーダ T において所在IDリストを生成し、所在IDリストを所在ID管理装置 112に送信することで、所在ID管理装置 112の所在IDテーブルおよび設備使用ID管理テーブルを更新するとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、所在管理リストを所在ID管理装置 112で生成するようにしてもよい。これは、タグリーダ T から 所在ID管理装置 112に ID情報を送信し、所在ID管理装置 112において、所在IDテーブルおよび設備使用ID管理テーブルを更新する前に、一旦、所在IDリストを生成するようにすることで実現できる。
(8) 上述の実施形態では、タグリーダ T により ID情報を読み取り、読み取った ID情報に基づいて所在管理を行うとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、タグリーダ T でなくても、ID情報を読み取ることができる読取装置なら何を用いてもよい。例えば、カードリーダや生体情報読取装置、あるいは、テンキー操作により ID情報を入力するようにしてもよい。
タグリーダのように、UHF無線送信部 721 をもたない読取装置を用いる場合は、設備制御装置 C にコマンドを無線で送信するためには、別途用意したUHF無線送信器と読取装置とを接続しておく必要がある。UHF無線送信器は、読取装置に内蔵するタイプであっても、外付けするタイプであってもよい。また、複数の読取装置で 1つのUHF無線送信器を共有するようにしてもよい。
(9) 上述の実施形態では、扉の解錠および施錠のための ID情報の読み取りは、ハイブリッドリーダ H で行うとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、ハイブリッドリーダ H でなくても、ID情報を読み取ることができる読取装置なら何を用いてもよい。例えば、タグリーダ T、カードリーダ、生体情報読取装置、あるいは、テンキー操作により ID情報を入力するようにしてもよい。
(10) 上述の実施形態では、タグリーダ T の制御部 710に判定部 712において、どの設備に対してどのような制御を行う信号を、どの設備制御装置 C に送信すべきか判定するとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、判定部を所在ID管理装置 112 の制御部 1121に設け、所在ID管理装置 112が、どの設備に対してどのような制御を行う信号を、どの設備制御装置 C に送信すべきか判定するようにしてもよい。これは、タグリーダ T は、所在ID管理装置 112における判定結果を受信して、判定結果に基づいてコマンドを送信するようにすることで実現できる。
(11) 上述の実施形態では、ハイブリドリーダ H が、読み取った ID情報を入退ID管理装置 111に送信し、入退ID管理装置 111から認証成功の結果を受信した場合に、扉の錠を解錠するように指示するコマンドを出力するとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、入退ID管理装置 111が、扉の錠を解錠するように指示するコマンドを出力するようにしてもよい。これは、入退ID管理装置 111が直接、扉の錠の解錠および施錠を制御するようにすることで実現できる。
(12) 上述の実施形態では、ID管理サーバ 110における制御部 1101の認証部 1102において認証処理を行うとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、入退ID管理装置 111の制御部 1111、および、所在ID管理装置 112の制御部 1121がそれぞれ認証部を含み、入退管理の認証処理を入退ID管理装置 111が行い、所在管理の認証処理を所在ID管理装置 112が行うようにしてもよい。この場合、ID管理サーバ 110の記憶部 1104が記憶している所在管理システム 100の利用者として登録されているID情報に相当するものが入退ID管理装置 111の記憶部 1114、および、所在ID管理装置 112の記憶部 1124にそれぞれ記憶されることになる。また、ID管理サーバ 110は、入退ID管理装置 111および所在ID管理装置 112における認証結果の表示、所在管理システム 100の利用者として登録されているID情報の登録および削除の操作を行うために用いられる。
100:所在管理システム
110:ID管理サーバ
1101:制御部
1102:認証部
1103:有線通信部
1104:記憶部
1106:表示部
1107:操作部
111:入退ID管理装置
1111:制御部
1112:更新部
1113:有線通信部
1114:記憶部
1115:認証部
112:所在ID管理装置
1121:制御部
1122:更新部
1123:有線通信部
1124:記憶部
1125:認証部
200:設備制御システム
210:設備制御サーバ
211:照明制御装置
212:空調制御装置
213:計測器制御装置
600:設備制御装置
610:制御部
611:設備制御部
620:UHF無線受信部
640:有線通信部
641:表示部
642:操作部
643:電源
700:タグリーダ
710:制御部
711:認証部
712:判定部
720:UHF無線受信部
721:UHF無線送信部
730:LF帯送信部
740:有線通信部
741:LED
742:操作部
743:電源
750:タグ
760:制御部
770:UHF無線送信部
780:LF帯受信部
790:記憶部
791:LED
792:操作部
793:電池
800:ハイブリッドリーダ
810:制御部
811:認証部
820:UHF無線受信部
830:LF帯送信部
831:HF帯送受信部
840:有線通信部
841:LED
842:操作部
843:電源
850:カード
860:制御部
880:HF帯送受信部
890:記憶部

Claims (9)

  1. 設備機器の負荷を設備制御サーバによって制御する設備制御システムと併存される所在管理システムであって、
    管理対象エリアに媒体が存在する場合に、当該媒体の識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段における前記識別情報の取得状況に応じて、前記管理対象エリアに媒体を所持する利用者が存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記設備制御サーバと並行して前記設備機器の負荷を制御するための制御信号を送信可能に接続された制御手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて、前記設備機器の負荷を制御するように、前記制御手段に指示する指示手段とを備える
    ことを特徴とする所在管理システム。
  2. 前記所在管理システムは、更に、
    前記取得手段が取得した識別情報に基づいて認証する認証手段を備え、
    前記判定手段は、更に、
    前記認証手段による認証結果に基づいて、前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の所在管理システム。
  3. 前記指示手段は、
    前記判定結果を前記制御手段に送信することで、前記指示を行い、
    前記制御手段は、
    前記指示手段から送信された判定結果に基づき負荷を制御する制御信号を生成し、生成した制御信号を前記設備機器に送信することで、当該設備機器の負荷を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の所在管理システム。
  4. 前記指示手段は、
    前記判定結果に基づき負荷の制御内容を示すコマンドを生成し、生成したコマンドを前記制御手段に送信することで、前記指示を行い、
    前記制御手段は、前記指示手段から送信されたコマンドに基づき負荷を制御する制御信号を生成し、生成した制御信号を前記設備機器に送信することで、当該設備機器の負荷を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の所在管理システム。
  5. 前記所在管理システムは、
    前記取得手段、前記判定手段、及び前記指示手段を備える読取装置と、
    前記制御手段を備える設備制御装置と、
    前記認証手段を備える認証サーバとから構成される
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の所在管理システム。
  6. 前記読取装置の指示手段による前記設備制御装置の前記制御手段への前記送信は、無線により行われる
    ことを特徴とする請求項5に記載の所在管理システム。
  7. 前記設備制御装置は、前記設備機器に対して負荷制御する操作スイッチである
    ことを特徴とする請求項6に記載の所在管理システム。
  8. 前記操作スイッチは、直接または遠隔で操作可能であり、造営材に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項7に記載の所在管理システム。
  9. 前記操作スイッチが負荷を制御する設備機器は、照明器具、および/または、空調機器である
    ことを特徴とする請求項8に記載の所在管理システム。
JP2009236627A 2009-10-13 2009-10-13 所在管理システム Withdrawn JP2011087016A (ja)

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