JP4642261B2 - 自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子およびその製造方法 - Google Patents

自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子およびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子およびその製造方法に係り、特にビットラインを形成した後にキャパシタを形成するキャパシタオーバービットライン(Capacitor Over Bitline;COB)構造でビットラインとゲート電極に同時に自己整合されるストレージ電極用コンタクトを具備する半導体メモリ素子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、半導体素子の高集積化により単位面積当りメモリセルが占めるセルサイズも急激に小型化しており、特に半導体メモリ素子のDRAMの場合、セルサイズが1.5(m2以下に小さくなっている。このような小さなセルサイズはセルを構成する導電層間の間隔を縮めることによって可能になることであって、DRAMでは高い集積度のためにゲート電極間の間隔がデザインルールによる最小フィーチャサイズ(minimum feature size)になっている。
【0003】
一方、半導体素子が高集積化されるにつれて下部配線層と上部配線層とを連結するコンタクトホールも小さくなり、コンタクトホールのアスペクト比が増加し、コンタクトコール間の間隔も縮まる。したがって、多層配線構造を採用する高集積半導体素子で写真蝕刻工程を用いてコンタクトホールを形成する時に希望の工程を再現性あるように実現することが益々難しくなって、ある程度の限界に至るようになった。
【0004】
一方、DRAMにおいて集積度向上のためにビットラインを形成した後にキャパシタを形成するキャパシタオーバービットライン(Capacitor Over Bitline;COB)構造が開発され、このようなCOB構造ではビットラインと半導体基板の表面近辺に形成された活性領域のドレーン領域とを電気的に接続するコンタクト(以下、"ビットライン用コンタクト"またはDC(Direct Contact;DC)と称する)と、半導体キャパシタの下部電極のストレージ電極とソース領域とを電気的に接続するコンタクト(以下、"ストレージ電極用コンタクト"または埋込みコンタクト(Buried Contact;BC)と称する)を形成しなければならない。
【0005】
このようなビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトを通常のスモールコンタクトタイプで形成する場合、0.2(m以下のデザインルールではストレージ電極用コンタクトとビットライン用コンタクトとの短絡は避けられなくなる。したがって、前記のようなCOB構造では前記ビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトを円滑に形成するために半導体基板のソース領域とドレーン領域と直接接続されたビットライン用パッドおよびストレージ電極用パッドを同時にあらかじめ形成した後、これらパッドとそれぞれ接続されるビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトを形成する。
【0006】
しかし、0.15(m以下のデザインルールでは、これらビットライン用パッドとストレージ電極用パッドとの間隔が狭くて現在の写真技術としてはビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの短絡を避けられなくなるという問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの短絡を防止する自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子を提供するところにある。
【0008】
本発明の他の目的は、ビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの間隔を最大化するように配置することによってこれら間の短絡が防止され、工程マージンが増加した自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子を提供することにある。
【0009】
本発明のさらに他の目的は、ビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの短絡を防止し、工程が単純化された自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子の製造方法を提供することにある。
【0010】
前記本発明の目的を達成するための本発明の第1態様に係る自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子は、半導体基板の表面近辺でそれぞれ横方向に一定の長さだけ延びた形状をし、横列に一定の間隔をおいて相互分離されており、隣接した列とは半周期だけシフトされるように配置されている複数個の活性領域と、半導体基板上に平行に配置された複数個のゲート電極パターンと、前記ゲート電極パターンの側壁に沿って形成された複数個の第1スぺーサと、前記第1スぺーサが形成された結果物の全面に形成された第1層間絶縁膜と、前記第1層間絶縁膜上で前記ゲート電極パターンと直交する方向に平行に配置された複数個のビットラインパターンと、前記半導体基板の表面近辺に形成される半導体素子の活性領域と前記ビットラインパターンを電気的に接続させ、前記第1スぺーサに自己整合的に形成された複数個のビットライン用コンタクトと、前記ビットラインの側壁に沿って形成された複数個の第2スぺーサと、前記第2スぺーサが形成された結果物の全面に形成された第2層間絶縁膜と、前記半導体基板の表面近辺に形成される半導体素子の活性領域とキャパシタのストレージ電極を電気的に接続させ、前記第2および第1スぺーサに同時に自己整合的に形成された複数個のストレージ電極用コンタクトとを含み、前記各活性領域に対して、前記ビットライン用コンタクトと一対のストレージ電極用コンタクトとの隔離距離を広げるために、前記ストレージ電極用コンタクトの位置が活性領域の外側に最大限偏向するように配置され、前記複数個のゲート電極パターン中で前記ストレージ電極用コンタクトは同じゲート電極パターン間に位置し、前記同じゲート電極パターン間に位置する前記ストレージ電極用コンタクトの中心が縦方向に沿ってジグザグ状に配置されることを特徴とする
【0011】
前記ゲート電極パターンの最上層には絶縁性の第1マスク層がさらに形成され、前記第1マスク層と前記第1スぺーサは前記第1層間絶縁膜に対して蝕刻選択性を有する、望ましくは前記第1マスク層と前記第1スぺーサはシリコン窒化膜で形成され、前記第1層間絶縁膜はシリコン酸化膜で形成される。
【0012】
また、前記ビットラインパターン上には絶縁性の第2マスク層がさらに形成され、前記第2マスク層と前記第2スぺーサは前記第1層間絶縁膜および第2層間絶縁膜に対して蝕刻選択性を有する、望ましくは前記第2マスク層と前記第2スぺーサはシリコン窒化膜で形成され、前記第1層間絶縁膜および第2層間絶縁膜はシリコン酸化膜で形成される。
【0013】
一方、前記ビットライン用コンタクトは、前記ゲート電極パターンの表面から上方向に一定高さだけ突出し、前記ビットライン用コンタクトの表面高さは、前記ゲート電極パターンの表面高さ以下になる。
【0014】
一方、前記ストレージ電極用コンタクトと接続するストレージ電極が前記第2層間絶縁膜上にさらに備わる。
【0015】
一方、前記本発明の目的を達成するための本発明の第2態様に係る自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子は、半導体基板の表面近辺でそれぞれ横方向に一定の長さだけ延びた形状をし、横列に一定の間隔をおいて相互分離されており、隣接した列とは半周期だけシフトされるように配置されている複数個の活性領域と、前記半導体基板上で前記各活性領域に対してその長さ方向と直交する形態で一対ずつ平行に配置されており、その側壁に沿って第1スぺーサが形成されている複数個のゲート電極パターンと、前記第1スぺーサが形成された結果物の全面に形成された第1層間絶縁膜と、前記第1層間絶縁膜上で前記ゲート電極パターンと直交する方向に平行に配置され、側壁に沿って第2スぺーサが形成された複数個のビットラインパターンと、前記各活性領域に対して前記一対のゲート電極パターン間に位置して前記活性領域と前記ビットラインパターンを電気的に接続させ、前記第1スぺーサに自己整合的に形成された複数個のビットライン用コンタクトと、前記複数個のビットラインパターンが形成された前記第1層間絶縁膜上の全面に形成された第2層間絶縁膜と、前記各活性領域に対して前記一対のゲート電極パターンの各外側の端に位置して前記活性領域とキャパシタのストレージ電極を電気的に接続させ、前記第2および第1スぺーサに同時に自己整合的に形成された複数個のストレージ電極用コンタクトとを含む。
【0016】
前記ビットライン用コンタクトは、前記ゲート電極パターンの表面から上方向に一定高さだけ突出し、前記ビットライン用コンタクトの表面高さは、前記ゲート電極パターンの表面高さ以下になる。
【0017】
また、前記各活性領域に対して、前記ビットライン用コンタクトと一対のストレージ電極用コンタクトとの隔離距離を広げるために、前記ストレージ電極用コンタクトの位置を活性領域の外側に最大限偏向するように配置され、前記複数個のゲート電極パターン中で前記ストレージ電極用コンタクトは同じゲート電極パターン間に位置し、前記同じゲート電極パターン間に位置する前記ストレージ電極用コンタクトの中心が縦方向に沿ってジグザグ状に配置される。
【0018】
一方、前記本発明の他の目的を達成するための本発明に係る自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子の製造方法は、活性領域が形成された半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して平行に配置された複数個のゲート電極パターンを形成する段階と、前記各ゲート電極パターンの側壁に第1スぺーサを形成する段階と、前記第1スぺーサが形成された結果物上に第1層間絶縁膜を形成する段階と、前記第1スぺーサに自己整合されるように前記第1層間絶縁膜を蝕刻した後、導電性物質で埋込んで前記半導体基板の活性領域と接続されたビットライン用コンタクトを形成する段階と、前記ビットライン用コンタクトの表面と接続しながら前記第1層間絶縁膜上で前記ゲート電極パターンと直交する方向に複数個のビットラインパターンを形成する段階と、前記ビットラインパターンの側壁に第2スぺーサを形成する段階と、前記第2スぺーサが形成された結果物上に第2層間絶縁膜を形成する段階と、前記第2スぺーサおよび第1スぺーサに同時に自己整合されるように前記第2層間絶縁膜および第1層間絶縁膜を蝕刻した後、導電性物質で埋込んで前記半導体基板の活性領域と接続されたストレージ電極用コンタクトを形成する段階とを含む。
【0019】
前記ストレージ電極用コンタクトを形成する段階で、前記第2層間絶縁膜および第1層間絶縁膜は連続して蝕刻される。
【0020】
一方、前記半導体基板の表面近辺に形成された半導体素子の活性領域は、横方向に一定の長さだけ延びた形状をし、横列に一定の間隔をおいて相互分離されており、隣接した列とは半周期だけシフトされるように複数個が配置されており、前記各活性領域に対してその長さ方向と直交する形態で一対ずつ前記ゲート電極パターンを平行に配置されるように形成し、前記ビットライン用コンタクトは前記各活性領域に対して前記一対のゲート電極パターン間に位置するように形成し、前記ストレージ電極用コンタクトは前記各活性領域に対して前記一対のゲート電極パターンの各外側の端に位置するように形成する。
【0021】
また、前記第1層間絶縁膜内に前記ビットライン用コンタクトを形成する段階で、除去された第1層間絶縁膜を導電性物質で埋込んだ後、前記ビットライン用コンタクトの表面高さは前記ゲート電極パターンの表面高さ以下になるようにエッチバックまたは化学機械的研磨工程をさらに行う。
【0022】
本発明によれば、ストレージ電極用コンタクトをビットラインパターンとゲート電極パターンに自己整合的に形成するためにビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの短絡が防止される。また、ビットライン用コンタクトの表面高さをゲート電極パターンの表面高さ以下に形成できるために、ビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの距離が遠ざかってこれら間の短絡が防止され、さらにビットライン用コンタクトに対するストレージ電極コンタクトの相対的な位置を最大限遠く配置できるために、これら間の短絡を防止できると同時にコンタクトホール位置選定時に充分な工程マージンを確保できる。
【0023】
また、従来にビットライン用パッドおよびストレージ電極用パッドを予め形成した後にビットライン用コンタクトおよびストレージ電極用コンタクトを形成したことに比べて、これらパッドをあらかじめ形成させないために工程が非常に単純化される。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例をより詳細に説明する。
【0025】
本発明は、以下で開示される実施例に限定されるものではなく相異なる多様な形態で具現でき、単に本実施例は本発明の開示を完全にし、通常の知識を有する者に本発明の範ちゅうを完全に知らせるために提供されるものである。添付した図面でいろいろな膜と領域の厚さは明瞭性のために強調されたものである。
【0026】
<第1実施例>
図1A乃至図6は、本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するために工程順序に従って示す図面であり、図7は前記本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の水平領域を拡張して示すレイアウト図である。
【0027】
図1Aはゲート電極パターンを形成する段階を示す平面図であり、図1Bは図1Aの1B−1B’線を切った断面図である。
【0028】
図1Aおよび図1Bを参照すれば、第1導電型、例えばP型の半導体基板1の表面近辺に第2導電型、例えばN型の埋込み不純物層3とNMOSトランジスタを形成するためのP型ウェル5を通常の方法、例えばイオン注入方法で不純物イオンを注入して順に形成する。次に、前記P型ウェル5の表面領域に通常の素子分離工程、例えばLOCOS法またはトレンチ法を用いて素子分離領域7を形成して半導体基板1を活性領域10と非活性領域の素子分離領域7とに分離する。図1Bで、半導体基板を示す参照番号"1"は最下層にだけ表示されたが、通常の半導体基板は前記活性領域10が形成されたウェル5および埋込み不純物層3を含むことはもちろんである。
【0029】
本実施例で、前記素子分離領域7は、通常の浅いトレンチ素子分離(Shallow Trench Isolation;STI)工程を用いて次のように形成できる。まず、埋込み不純物層3およびウェル5が形成された半導体基板1上にバッファ用酸化膜(図示せず)、マスク用窒化膜(図示せず)およびフォトレジスト層(図示せず)を順に形成し、写真工程を用いて非活性領域を限定するフォトレジストパターンを形成する。次に前記フォトレジストパターンを用いて前記マスク用窒化膜とバッファ用酸化膜を異方性蝕刻して非活性領域の半導体基板を露出させる。次いで、前記マスク用窒化膜およびバッファ用酸化膜を蝕刻マスクとして露出された半導体基板を約3,000〜5,000Å程度の深度で異方性蝕刻してトレンチを形成し、このトレンチに、例えば化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition;CVD)方法を用いて酸化膜を蒸着した後、エッチバックまたは化学機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing;CMP)工程を進行して表面を平坦化させ、半導体基板1上に残留する前記窒化膜およびバッファ用酸化膜を除去することによって半導体基板1の表面に平坦化された素子分離領域7を形成できる。
【0030】
次いで、素子分離領域7が形成された前記半導体基板1上に酸化膜または窒化膜のような所定の絶縁膜を蒸着してゲート絶縁膜9を形成する。このゲート絶縁膜9上に不純物がドープされたポリシリコン膜11とシリサイド膜13を通常の方法で順に形成した後、その上に例えば低圧化学気相蒸着法(Low Pressure CVD;LPCVD)またはプラズマ化学気相蒸着法(Plasma Enhanced CVD;PECVD)を用いて窒化膜よりなった第1マスク層15を蒸着する。次いで、所定の写真蝕刻工程を実施してゲート電極パターン17を形成する。次いで、前記ゲート電極パターン17をイオン注入マスクとして前記半導体基板1の全面に不純物をイオン注入して、前記活性領域10が形成されたウェル5の表面近辺に前記ゲート電極パターン17に自己整合された不純物領域(図示せず)を形成する。前記不純物領域は後続工程によりトランジスタのソース領域またはドレーン領域になる所である。
【0031】
図1Aに示したように、半導体基板1の表面は活性領域10とこれらを限定する素子分離領域7とに区分され、各活性領域10は横方向に一定の長さだけ延びた同じ形状をし、隣接した活性領域10の列とは半周期だけシフトされるように形成される。また各活性領域10に対しては一対のゲート電極パターン17が平行に配置される。
【0032】
図2Aは、ビットライン用コンタクトを形成する段階の平面図であり、図2Bは図2Aの2B−2B’方向の断面図である。
【0033】
図2Aおよび図2Bを参照すれば、ゲート電極パターン17が形成された結果物上に、例えばプラズマ化学気相蒸着方法または低圧化学気相蒸着方法を使用して窒化膜を所定厚さに蒸着した後、全面エッチバックしてゲート電極パターン17の側壁に第1スぺーサ19を形成する。前記第1スぺーサ19は、後続するビットライン用コンタクト形成のための蝕刻工程でゲート電極パターンの蝕刻を防止してビットライン用コンタクトを自己整合的に形成させる蝕刻障壁層の役割をする。
【0034】
次に、通常の化学気相蒸着方法を使用して5,000〜8,000Å程度の厚い絶縁膜、例えば前記第1マスク層15および第1スぺーサ19に対して蝕刻選択性を有するボロン-燐を含むシリコン酸化膜のBPSG(Boro-Phosphosilicate Glass)膜を蒸着して第1スぺーサ19間を埋込む第1層間絶縁膜23を形成する。次に、CMPのような通常の平坦化工程を実施して前記第1層間絶縁膜23の表面を平坦化する。
【0035】
次に、所定の写真蝕刻工程を実施して第1層間絶縁膜23を蝕刻することによって、半導体基板の活性領域10を露出させるコンタクトホールを形成する。このコンタクトホールは図2Aに示したように、各活性領域10に対してその中心部の一対のゲート電極パターン17の側壁に形成された第1スぺーサ19間で前記第1スぺーサ19に自己整合的に形成される。
【0036】
次いで、半導体基板の活性領域10を露出させるコンタクトホールが形成された前記の結果物上に導電物質、例えば不純物がドープされたポリシリコン膜を所定厚さで蒸着した後、エッチバックまたはCMP工程を実施して前記コンタクトホール内部を埋込んでビットライン用コンタクト25を形成する。前記ビットラインコンタクト25は後続工程で形成されるビットラインと半導体基板の活性領域10を電気的に接続するためのものである。
【0037】
図3Aはビットラインパターンを形成する段階の平面図であり、図3Bは前記平面図の3B−3B’方向の断面図であり、図4は3C−3C’方向の断面図である。
【0038】
詳細には、ビットライン用コンタクト25が形成された結果物の全面に導電物質、例えばタングステン膜、チタン膜、タングステン膜またはチタン窒化膜を順に所定厚さに蒸着してビットライン用導電層を形成した後、引続き前記ビットライン用導電層上にプラズマ化学気相蒸着(PECVD)方法または低圧化学気相蒸着方法で所定厚さの窒化膜を蒸着して第2マスク層29を形成する。
【0039】
次に、所定の写真蝕刻工程を実施してビットラインが形成される領域を限定した後、前記第2マスク層29とビットライン用導電層27を順に蝕刻することによって、第2マスク層29とビットライン導電層27とよりなされたビットラインパターンを形成する。前記ビットラインパターンは図3Aに示したように、各活性領域10が形成された間に前記ゲート電極パターン17と直交する方向に形成され、前記ビットライン用コンタクト25が前記ビットラインパターンの下部とオーバーラップされるように形成されるために、前記ビットライン27はゲート電極パターン17の側壁に形成された第1スぺーサ19に自己整合的に形成されたビットライン用コンタクト25により半導体基板の活性領域10と接続される。
【0040】
一方、前記ビットライン用導電層を第1層間絶縁膜23上に形成する前に前記第1層間絶縁膜23上に他の層間絶縁膜(図示せず)をさらに形成した後、前記ビットライン用コンタクト25を露出させるコンタクトホールを形成し、さらにその後、前記コンタクトホールを埋込みながら前記他の層間絶縁膜上の全面にビットライン用導電層を形成する場合もある。
【0041】
一方、前記ビットラインパターンが形成された後、第1層間絶縁膜23上の全面に、例えば低圧化学気相蒸着(LPCVD)方法またはプラズマ化学気相蒸着方法で窒化膜を蒸着した後、エッチバックして前記ビットライン27パターンの側壁に第2スぺーサ31を形成する。
【0042】
図5Aはストレージ電極用コンタクトを形成する段階の平面図であり、図5B及び図6は各々4B−4B’方向および4C−4C’方向の断面図である。
【0043】
詳細には、前記ビットラインパターンの側壁に第2スぺーサ31を形成した後、結果物上に第2マスク層29および第2スぺーサ31に蝕刻選択性を有するシリコン酸化膜、例えばボロン-燐を含むシリコン膜(Boro-Phosphosilicate Glass;BPSG)を蒸着して第2スぺーサ31間を埋込む第2層間絶縁膜33を形成する。前記第2層間絶縁膜33および第1層間絶縁膜23としては、後続するストレージ電極用コンタクト形成のための蝕刻工程時に前記第2マスク層29、第2スぺーサ31、第1マスク層15及び第1スぺーサ19に対して蝕刻選択性を有する物質を選択して使用できる。
【0044】
次に、写真蝕刻工程を実施して前記第2層間絶縁膜33上に、半導体基板の活性領域10、特にトランジスタのソース領域上部の第2層間絶縁膜33を露出させる形態のフォトレジストパターン(図示せず)を形成する。このフォトレジストパターンを蝕刻マスクとして使用して第2層間絶縁膜33および第1層間絶縁膜23を順に蝕刻することによって、半導体基板のソース領域を露出させるコンタクトホールを形成する。この時、前記コンタクトホールは、ビットラインパターンの側壁に沿って形成された第2スぺーサ31と同時に前記ゲート電極パターン17の側壁に沿って形成された第1スぺーサ19に自己整合されるように形成される。
【0045】
次いで、コンタクトホールが形成された結果物上に導電物質、例えば不純物がドープされたポリシリコン膜を蒸着した後、エッチバックまたは化学機械的研磨工程を行うことによって前記コンタクトホールを埋込みながら半導体基板の活性領域10と接続されたストレージ電極用コンタクト35を形成する。この時、前記エッチバック工程は被蝕刻物質が上側から均一な速度で蝕刻されることをいい、化学機械的研磨工程は被蝕刻物質が形成された基板の上側から同じ高さで蝕刻されることを意味する。
【0046】
引き続き、通常の方法でストレージ電極用コンタクトが形成された結果物上にストレージ電極、誘電体膜およびプレート電極を形成して半導体メモリ素子のキャパシタを製造する。前記ストレージ電極はスタック型またはセルキャパシタンスを増加させるためのシリンダー型およびその他の色々な形態で形成できることはもちろんである。
【0047】
図7は、図5Aに示した平面図を拡張した図面であり、図7を参照すれば、横方向に一定の長さを有する活性領域10が一定の間隔をおいて相互分離され複数個形成されており、縦方向には前記活性領域10が隣接した列とはおのおの半周期だけシフトされるように配置される。各活性領域10に対しては縦方向に一対のゲート電極パターン17が一定の間隔をおいて平行に複数個が形成される。
【0048】
一方、前記ゲート電極パターン17上には第1層間絶縁膜により絶縁されながら、前記ゲート電極パターン17と直交する方向に複数個のビットラインパターンが形成され、前記ビットラインパターンは前記活性領域10間に形成される。前記ビットライン用コンタクト25とストレージ電極用コンタクト35は前記ゲート電極パターン17間に相互区別される位置に形成される。すなわち、前記ビットライン用コンタクト25とストレージ電極用コンタクト35は一個おきに前記ゲート電極パターン17間に形成され、前記ストレージ電極用コンタクト35はゲート電極パターン17とビットラインパターンで取り囲まれた領域ごとに一個ずつ形成されるが、前記ビットライン用コンタクト25はゲート電極パターン17とビットラインパターンで取り囲まれた領域ごとに一個置きに形成されることが分かる。第1実施例では前記ストレージ電極用コンタクト35の中心位置が縦方向に沿って一列に配列されていることが分かる。
【0049】
以上の前記本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法によれば、ストレージ電極用コンタクトをビットライン側壁に形成された第2スぺーサとゲート電極パターンの側壁に形成された第1スぺーサに同時に自己整合されるように形成することによって単純な工程でビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの短絡が防止され、工程マージンが向上した半導体メモリ素子を製造できる。
【0050】
<第2実施例>
第2実施例は、第1実施例の図5Bに示したように、ビットライン用コンタクト25とストレージ電極用コンタクト35は第1層間絶縁膜23に分離されているが、その距離L0が非常に近いためにミスアラインに対する工程マージンが非常に小さい。したがって、ビットライン用コンタクト25が形成された状態でストレージ電極用コンタクト35を形成するための写真工程でミスアラインが発生する場合にも二つのコンタクト間に短絡を防止できる方法を提示する。
【0051】
図8は本発明の第2実施例に係る半導体メモリ素子のレイアウト図であり、図9は図8の6B−6B’方向の断面図であり、第1実施例と同じ参照番号は同一部材を示す。
【0052】
図8を参照すれば、第1実施例のレイアウト図を示す図7と比較して、各活性領域10に対して一対のゲート電極パターン17間の中央に配置されたビットライン用コンタクト25を中心として各ゲート電極パターン17の外側端に形成されるストレージ電極用コンタクト35の中心が最大限外側に偏向されるように配置されていて、ストレージ電極用コンタクト35が縦方向に沿って全体的にジグザグ形態をなすように配置されていることが分かる。これはビットライン用コンタクト25の中心は変わらないが、各活性領域10において各ゲート電極パターン17の両外側端に位置するストレージ電極用コンタクト35の位置が許容する範囲でできるだけ外側に偏向されるために、縦方向に隣接する活性領域10間におのおの半周期だけシフトされることとあいまって全体的にジグザグ形態になることである。
【0053】
一方、前記ストレージ電極用コンタクト35の中心位置が外側に偏向されうる範囲は、前記ストレージ電極用コンタクト35の中心位置が少なくとも前記ゲート電極パターン17間に位置し、ゲート電極パターン17の側壁に沿って形成された第1スぺーサ19に自己整合されるようにし、さらに少なくとも前記ストレージ電極用コンタクト35の底面が前記隣る第1スぺーサ19により露出される半導体基板の活性領域10の表面の全体と接触するようにして接触面積の減少を防止しなければならない。
【0054】
図9を参照すれば、ビットライン用コンタクト25の側壁とゲート電極パターン17の側壁が一直線になるように示したが、本実施例はこれに限定されるものではない。一方、図9に示したようにビットライン用コンタクト25とストレージ電極用コンタクト35との距離L1が図5Bに示した距離L0に比べて延びたことが分かり、したがって、ストレージ電極用コンタクト35の形成のための写真工程時にミスアラインに対する工程マージンをふやせる。
【0055】
<第3実施例>
本発明の第3実施例は、ビットライン用コンタクト25とストレージ電極用コンタクト35との短絡を防止するための他の方法を示すことであって、図10A及び図10Bは第3実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図であって、図8Aの6B−6B’を切ったものに対応する断面図である。
【0056】
詳細には、本発明の第1実施例の図2Bに示したように、ビットライン用コンタクトホールを形成し、基板の全面に導電膜、例えばドープされたポリシリコン膜を蒸着した状態で化学機械的研磨工程またはエッチバック工程を進行し、この時にゲート電極パターン17の最上層に位置した第1マスク層15が露出される時まで行う。この時、前記第1マスク層15の一部が過蝕刻される場合もあるが、ゲート電極(11+13)と後続するストレージ電極用コンタクト35との絶縁特性を確保するためには、図10Aに示したように前記第1マスク層15は少なくともその高さの中間程度までは残留させることが望ましい。前記第1マスク層15とビットライン用コンタクト25の形成物質間の蝕刻選択性によって残留する前記ビットライン用コンタクト25の表面高さは、前記残留する第1マスク層15の表面高さより大きいか、または同一かそれ以下である場合もある。
【0057】
次いで、第2層間絶縁膜33とストレージ電極用コンタクト35を形成する後続工程は第1実施例と同じ方法で行う。図10Bに示したように、図5Bと比較してビットライン用コンタクト25とストレージ電極用コンタクト35との距離L2は第1実施例のようにビットライン用コンタクト25の突出部分(すなわち、第1マスク層15から上方に突出すると同時に側面に一定長さだけ延設された部分)が除去されるために非常に広がる。したがって、ビットライン用コンタクト25とストレージ電極用コンタクト35との短絡を容易に防止でき、ストレージ電極用コンタクト35の形成のための写真蝕刻工程時にミスアラインに対する工程マージンも非常に向上することが分かる。
【0058】
<第4実施例>
第4実施例は本発明の第2実施例と第3実施例を結合したものであって、図11は第4実施例の方法を示す断面図である。図11は図8のレイアウト図で6B−6B’線に対応した断面図である。
【0059】
図11を参照すれば、ストレージ電極用コンタクト35の中心位置を活性領域10の量外側端に最大限移すと同時にビットライン用コンタクト25の表面高さをゲート電極パターン17の高さ水準に低められ、ビットライン用コンタクト25とストレージ電極用コンタクト35との距離L3がさらに広がってこれらの間の短絡をさらに効果的に防止できる。
【0060】
【発明の効果】
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明は前記の実施例に限定されず、本発明が属する技術的思想内で当業者により多くの変形および改良が可能である。
【0061】
本発明によれば、ストレージ電極用コンタクトをビットラインとゲート電極パターンの側壁に形成されたスぺーサに同時に自己整合されるように形成することによって、単純な工程でビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの短絡がなくて工程マージンが向上した半導体メモリ素子を製造できる。
【0062】
また、ストレージ電極用コンタクトを形成する時、各活性領域の外側にできるだけ最大限偏向するようにジグザグに配置することによって、ビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの間隔を広げてストレージ電極用コンタクト形成のための写真工程時にミスアラインマージンをふやせる。
【0063】
また、ビットライン用コンタクトを形成し、全面に導電膜を蒸着した状態でCMPまたはエッチバックを進行する時にマスク層の高さまでビットライン用コンタクトを蝕刻することによって、ビットライン用コンタクトとストレージ電極用コンタクトとの距離を広げられてこれら間の短絡をさらに効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A、Bは、本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す図面である。
【図2】A、Bは、本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す図面である。
【図3】A、Bは、本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す図面である。
【図4】本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す図面である。
【図5】A、Bは、本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す図面である。
【図6】本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するために工程順序によって示す図面である。
【図7】本発明の第1実施例に係る半導体メモリ素子の水平領域を拡張して示すレイアウト図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る半導体メモリ素子のレイアウト図である。
【図9】図8の6b−6b’方向の断面図である。
【図10】A、Bは、本発明の第3実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するための図8の6B−6B’方向に対応する断面図である。
【図11】本発明の第4実施例に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するための図8の6B−6B’方向に対応する断面図である。
【符号の説明】
1…半導体基板
3…埋込み不純物層
5…ウェル
7…素子分離領域
9…ゲート絶縁膜
10…活性領域
11、13…ゲート電極
15…第1マスク層
17…ゲート電極パターン
19…第1スぺーサ
23…第1層間絶縁膜
25…ビットライン用コンタクト
27…ビットライン
29…第2マスク層
31…第2スぺーサ
33…第2層間絶縁膜
35…ストレージ電極用コンタクト

Claims (14)

  1. 半導体基板の表面近辺でそれぞれ横方向に一定の長さだけ延びた形状をし、横列に一定の間隔をおいて相互分離されており、隣接した列とは半周期だけシフトされるように配置されている複数個の活性領域と、
    半導体基板上に平行に配置された複数個のゲート電極パターンと、
    前記ゲート電極パターンの側壁に沿って形成された複数個の第1スぺーサと、
    前記第1スぺーサが形成された結果物の全面に形成された第1層間絶縁膜と、
    前記第1層間絶縁膜上で前記ゲート電極パターンと直交する方向に平行に配置された複数個のビットラインパターンと、
    前記半導体基板の表面近辺に形成される半導体素子の活性領域と前記ビットラインパターンを電気的に接続させ、前記第1スぺーサに自己整合的に形成された複数個のビットライン用コンタクトと、
    前記ビットラインの側壁に沿って形成された複数個の第2スぺーサと、
    前記第2スぺーサが形成された結果物の全面に形成された第2層間絶縁膜と、
    前記半導体基板の表面近辺に形成される半導体素子の活性領域とキャパシタのストレージ電極を電気的に接続させ、前記第2および第1スぺーサに同時に自己整合的に形成された複数個のストレージ電極用コンタクトとを含み、
    前記各活性領域に対して、前記ビットライン用コンタクトと一対のストレージ電極用コンタクトとの隔離距離を広げるために、前記ストレージ電極用コンタクトの位置が活性領域の外側に最大限偏向するように配置され、
    前記複数個のゲート電極パターン中で前記ストレージ電極用コンタクトは同じゲート電極パターン間に位置し、前記同じゲート電極パターン間に位置する前記ストレージ電極用コンタクトの中心が縦方向に沿ってジグザグ状に配置されることを特徴とする、自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子。
  2. 前記ゲート電極パターンの最上層には絶縁性の第1マスク層がさらに形成され、前記第1マスク層と前記第1スぺーサは前記第1層間絶縁膜に対して蝕刻選択性を有することを特徴とする請求項1に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子。
  3. 前記第1マスク層と前記第1スぺーサはシリコン窒化膜で形成され、前記第1層間絶縁膜はシリコン酸化膜で形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子。
  4. 前記ビットラインパターン上には絶縁性の第2マスク層がさらに形成され、前記第2マスク層と前記第2スぺーサは前記第1層間絶縁膜および第2層間絶縁膜に対して蝕刻選択性を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子。
  5. 前記第2マスク層と前記第2スぺーサはシリコン窒化膜で形成され、前記第1層間絶縁膜および第2層間絶縁膜はシリコン酸化膜で形成されたことを特徴とする求項4に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子。
  6. 前記ビットラインパターンは、タングステン膜、チタン膜またはタングステン膜/チタン窒化膜の二重膜で形成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子。
  7. 前記ビットライン用コンタクトは、前記ゲート電極パターンの表面から上方向に一定高さだけ突出したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子。
  8. 前記ビットライン用コンタクトの表面高さは、前記ゲート電極パターンの表面高さ以下になることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子。
  9. 活性領域が形成された半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して平行に配置された複数個のゲート電極パターンを形成する段階と、
    前記各ゲート電極パターンの側壁に第1スぺーサを形成する段階と、
    前記第1スぺーサが形成された結果物上に第1層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記第1スぺーサに自己整合されるように前記第1層間絶縁膜を蝕刻した後、導電性物質で埋込んで前記半導体基板の活性領域と接続されたビットライン用コンタクトを形成する段階と、
    前記ビットライン用コンタクトの表面と接続しながら前記第1層間絶縁膜上で前記ゲート電極パターンと直交する方向に複数個のビットラインパターンを形成する段階と、
    前記ビットラインパターンの側壁に第2スぺーサを形成する段階と、
    前記第2スぺーサが形成された結果物上に第2層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記第2スぺーサおよび第1スぺーサに同時に自己整合されるように前記第2層間絶縁膜および第1層間絶縁膜を蝕刻した後、その蝕刻した部分を導電性物質で埋込んで前記半導体基板の活性領域と接続されたストレージ電極用コンタクトを形成し、前記各活性領域に対して、前記ビットライン用コンタクトと一対のストレージ電極用コンタクトとの隔離距離を広げるために、前記ストレージ電極用コンタクトの位置が活性領域の外側に最大限偏向するように配置すると同時に、同じゲート電極パターン間に位置させ、前記同じゲート電極パターン間に位置する前記ストレージ電極用コンタクトの中心が縦方向に沿ってジグザグ状に配置する段階と、
    を含む自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子の製造方法
  10. 前記ゲート電極パターンおよびビットラインパターンの最上層には絶縁性の第1マスク層および第2マスク層がそれぞれ形成され、前記第1マスク層、第2マスク層、第1スぺーサおよび第2スぺーサは前記第1層間絶縁膜および第2層間絶縁膜に対して蝕刻選択性を有することを特徴とする請求項9に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子の製造方法
  11. 前記第1マスク層、第2マスク層、第1スぺーサおよび第2スぺーサはシリコン窒化膜で形成し、前記第1層間絶縁膜および第2層間絶縁膜はシリコン酸化膜で形成することを特徴とする請求項10に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子の製造方法
  12. 前記ストレージ電極用コンタクトを形成する段階で、前記第2層間絶縁膜および第1層間絶縁膜は連続して蝕刻されることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子の製造方法
  13. 前記半導体基板の表面近辺に形成された半導体素子の活性領域は、横方向に一定の長さだけ延びた形状をし、横列に一定の間隔をおいて相互分離されており、隣接した列とは半周期だけシフトされるように複数個が配置されており、前記各活性領域に対してその長さ方向と直交する形態で一対ずつ前記ゲート電極パターンを平行に配置されるように形成し、前記ビットライン用コンタクトは前記各活性領域に対して前記一対のゲート電極パターン間に位置するように形成し、前記ストレージ電極用コンタクトは前記各活性領域に対して前記一対のゲート電極パターンの各外側の端に位置するように形成することを特徴とする請求項9〜12のいずれか一項に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子の製造方法
  14. 前記第1層間絶縁膜内に前記ビットライン用コンタクトを形成する段階で、除去された第1層間絶縁膜を導電性物質で埋込んだ後、前記ビットライン用コンタクトの表面高さは前記ゲート電極パターンの表面高さ以下になるようにエッチバックまたは化学機械的研磨工程をさらに行うことを特徴とする請求項9〜13のいずれか一項に記載の自己整合コンタクトを有する半導体メモリ素子の製造方法
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